さて、本日はマスコミ関連時事問題を扱っていきます。
本日の投稿動画
www.nicovideo.jp
youtu.be
元記事
マスコミの一般的な誤魔化し方法
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-399.html
「論点のすり替え」「隠蔽」が日常化している朝日新聞
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-400.html
日経の記事に見る、マスコミが信用されない理由
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-401.html
関連動画
【日韓問題】韓国の侮辱文化
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32360130
https://youtu.be/aWPliylpXf0
【ゆっくり解説】マスコミの言う「輸出規制」の顛末
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40101641
https://youtu.be/B2NaXhKOOQg
以下は動画のテキスト版です
お品書き
・誤魔化し
・隠蔽
・捏造
注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています・「マスコミ問題」であり右派・左派等の陣営論争は本題ではありません
・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
・リクエストは原則受け付けていません
・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります
・毎週土曜日更新
レイム マリサ
ゆっくりしていってね。
マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。
レイム
というか、今回はずいぶんとストレートな表現ね。
マリサ
今回紹介するのは久々に時事関連なんだが、これが一番問題を表現するのに適しているんだぜ。
レイム
なるほど。
そして今回の事例って、問題になっているのは韓国関連なのよね。
マリサ
そうだぜ。
ただまあ、「韓国だから」というより、マスコミの問題体質が韓国関連だと表出しやすいってだけなんだがな。
レイム
つまり、「韓国だから」問題が起きるわけではないって事ね。
マリサ
そうだぜ。
それはこれまでのこの動画シリーズで扱った事例を見てもらえば、韓国関連以外でも山のように問題があることからもわかるだろうがな。
レイム
なるほどね。
マリサ
そんなわけで本編へ行くぜ。
誤魔化し
レイム
で、今回はまず何からやるの?
マリサ
最近さ、マスコミ報道では「韓国で政権が変わったのだから関係改善へ日本から動くべき」って論調の記事多いよな。
レイム
ああ、そういえばそうらしいわね。
でも、日本から動こうにも、韓国側が「自分達は何も変わらない、日本が譲歩しろ」という態度を取っていて、自分達の過ちを一切認めないから、問題が先に進まないのが現状なのよね。
マリサ
そうなんだよな。
そのうえで次の記事を見てくれ。
「日米豪印プラス韓国」で中国けん制? 実現可能性はあるか
毎日新聞 2022年4月17日
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20220416/pol/00m/010/010000cやはり、外交も感情のある人間同士が行うものだと改めて感じさせられる。日本と韓国の話である。日韓関係改善を掲げた保守系の尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が3月の大統領選で勝利し、双方に一定の期待はあるものの、積み重なった不信感は特に日本側で拭えないようだ。
というのは、日米豪印4カ国(クアッド)の韓国参加をどう考えるか、と複数の日本政府関係者に尋ねると、一様に冷淡だったためだ。尹氏はクアッドへの段階的な参加に意欲を示すものの、日本では「クアッドは対中ヘッジのための枠組みなのに、本当に中国より日本を選べるのか」と疑念が消えない。韓国がクアッドに参加する日は来るだろうか。
クアッド参加に前向きな韓国
「クアッド傘下の(新型コロナウイルス感染症の)ワクチン、気候変動、新技術のワーキンググループへの参加及び今後の正式加入を模索する漸進的アプローチを追求」
「クアッドについて、米国が中国けん制より、さまざまな分野における域内協力を強調したことで、韓国が選択的な参加をためらう理由はほとんどなくなった」
3月29日、慶応大と韓国・グローバル戦略協力研究院の主催で、日韓関係に関するセミナーが開かれた。参考資料として出席者が提出した文書を見ると、韓国側の9人の識者のうち、実に7人が韓国のクアッド参加について言及した。正式参加の可否はいったん脇に置き、まず個別の協力案件から参加すべきだという方向性で一致していた。5月下旬に東京で開かれる見通しのクアッド首脳会議に尹氏がオブザーバー参加すれば、自然な形で日米韓や日韓の首脳会談を開催できるのではないか、との見方もあった。
4月上旬に訪米した尹氏の外交ブレーン団によると、米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)でインド太平洋調整官を務めるキャンベル氏は、「韓国のワーキンググループ参加を歓迎する」と述べたという。これに呼応するように尹氏は14日付の米紙インタビューで、クアッドのワクチンや気候変動などの実務グループに協力する意向を示した。
韓国の段階的な参加に向けて水面下で協議が始まっているのではないか。そんな私の推測は早合点だったようだ。
「中国との間で揺れている」 不信感根強い日本
「韓国は中国との間で揺れており、クアッドで何ができるのか。それより、インドをどう根付かせるかが重要だ」
「米国が言えばどうぞ(参加を)、なんていう簡単な話ではない。4カ国でも調整が大変なのに、韓国が入ってきたらどうなるのか」
クアッドの現状をよく知る複数の日本政府関係者は、私の問いに苦笑するばかりだった。最も印象的だったのは、この言葉だった。
「今、日本の中で韓国をクアッドに入れようと考えている人はいない。クアッドは日本が作り上げてきた枠組みだ。感情的に、韓国が入ることを歓迎する雰囲気はない」
中国の台頭に対し、日本が日米豪印の枠組みを提唱したのは第1次安倍政権の時だ。当時、中国への関与や協調を重視していた米国、豪州、インドはいずれも冷ややかだった。地道に育ててきた自負のある日本としては、突然韓国が参加に意欲を示しても素直に喜べない、というのである。
◇韓国の対中世論は年々悪化
日韓両国の対照的な姿勢は、世論を反映している側面もある。非営利団体「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」が2021年9月に発表した共同世論調査で、中国に良い印象を持つと答えた韓国人は10・7%にとどまった。20年は16・3%、19年は22・2%で年々悪化している。要因は「終末高高度防衛(THAAD)ミサイルの配備による報復など中国の強圧的な行動」(65・2%)や、「韓国を尊重しない」(43・8%)などが上位を占め、中国に軍事的脅威を感じるとの回答は前年比17・5ポイント増の61・8%に上った。
韓国のクアッド参加については、韓国人の51・1%がすべきだと答えており、同研究院は、中国への警戒感の高まりが背景にあると分析する。一方、日本人はわずか11・4%で、「参加する必要はない」が39・4%だった。
◇韓国引き込みは日本にもメリット
韓国と対中けん制で足並みをそろえるのは難しい、と日本側が考えるのはこれまでの経緯からも理解できる。同じく保守系の朴槿恵大統領(当時)は15年、日米両国の懸念をよそに、抗日戦争勝利70周年記念式典に出席し、天安門広場で行われた軍事パレードを習近平国家主席とともに観覧した。
尹氏がクアッドの正式参加ではなく、個別分野での協力からと慎重姿勢を示しているのは、依然として対中バランスに苦慮していることの表れだ。5月のクアッド首脳会議に尹氏が出席するのは、オブザーバーであっても可能性は極めて低い。
とはいえ、韓国を西側陣営に引き込むことは日本にも大きなメリットがある。韓国をメンバーに加えた新たな枠組みを作れれば、中国をはじめ内外に大きなインパクトを与える。
感情論を口にした先述の政府関係者も、韓国の対中世論の変化は注目に値するとみていた。尹氏は当選直後、バイデン米大統領の次に岸田文雄首相と電話協議したほか、米国に続いて24日から訪日特使団を派遣すると発表した。中国より日米との関係強化を目指しているのは明らかだ。
まずは、既存の日米韓の枠組みで一歩ずつ信頼関係を築く。そのうえで、クアッド+1という名称に抵抗があるなら、「自由で開かれたインド太平洋」実現のため、新たなグループ作りを検討してみるのはどうだろうか。【大貫智子】
マリサ
毎日新聞の2022年4月17日の記事なんだが、この中で記者が政府関係者にインタビューした内容として「今、日本の中で韓国をクアッドに入れようと考えている人はいない。クアッドは日本が作り上げてきた枠組みだ。感情的に、韓国が入ることを歓迎する雰囲気はない」という内容を紹介しているぜ。
マリサ
そのうえで記事では、問題は感情的な対立であるとしたうえで、「韓国を西側陣営に引き込むことは日本にも大きなメリットがある」と書いているな。
レイム
日韓問題での日本側の懸案は感情的対立?
マリサ
そう、色々突っ込みどころの多い記事だが、そこが一番問題なんだぜ。
レイム
そうよね。
問題は韓国側が、国家間で正式に取り決めた協定や合意を「感情的に気に入らない」という理由で一方的に反故にしてしまっていることで、日本側の「感情的に、韓国が入ることを歓迎する雰囲気はない」は、「約束を守れない韓国」という前提での事なのに。
マリサ
そう、問題は「感情論で国家間の正式な合意を破ってしまう国とは何も決められない」という問題なのに、この毎日の記事はその部分を誤魔化しているわけだ。
しかも韓国側は
「韓国、ウクライナ戦争よりタラバガニに高い関心」…露の教授がため息
朝鮮日報 2022/04/14
https://web.archive.org/web/20220414093705/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/14/2022041480213.htmlゼレンスキー大統領のオンライン演説、国会議員300人のうち出席わずか50人
一部議員は居眠りやスマホ操作ロシアの大学で国際関係を教える教授が、ウクライナのゼレンスキー大統領による韓国国会での演説で空席が目立った点を指摘し「アジアはウクライナに関心がない」と嘆いた。
ロシア・ウラジオストクにある極東連邦大学で国際関係を教えるアルチョム・ルーキン教授は12日(現地時間)、ツイッターで「ジョン・リー」と名乗るユーザーが投稿したゼレンスキー大統領の韓国国会での演説の写真をリツイート(共有)した。ジョン・リーさんはツイッターで「韓国国会は最少出席者数を記録した。がらんとした議席を見よ」と書き込んだ。
ルーキン教授はこのツイートを共有し「アジアがウクライナに関心を持っていないというもう一つの証拠」とした上で「日本は例外」と書いた。
ルーキン教授は11日にも、ウクライナへの武器支援を拒否する韓国政府の立場をツイッターで共有し「韓国は米国の圧力によって反ロシア制裁に参加し、ゼレンスキーが議会で演説することを認めた。それにもかかわらず韓国はウクライナに武器を供給する意思がない」と書き込んだ。
10日には、韓国でロシア産のタラバガニの価格が下落して人気が高まっているという記事を共有し「一般の韓国人にとって、おいしい海産物のほうが東欧の戦争よりずっと重要だ」と皮肉った。
ゼレンスキー大統領のオンライン演説は韓国時間の11日、国会図書館の地下講堂で約15分にわたって行われた。しかし出席したのは議員300人のうち50人前後にとどまった。講堂は空席が目立ち、一部の議員は居眠りをしたり、携帯電話を操作したりしていたという。演説が終わっても、起立・拍手もなかった。
ゼレンスキー大統領は世界23か国の議会でオンライン演説を行った。どの国の議員もゼレンスキー大統領の演説が終わると起立して拍手を送った。米国や日本でも同じだった。米国ではナンシー・ペロシ下院議長をはじめとする議員たちが講堂を埋め尽くし、日本の国会での演説でも岸田首相を含む約500人の国会議員が出席した。
イ・ヨンソン記者
マリサ
この記事が出る数日前にゼレンスキー大統領が韓国でビデオ演説をしているんだが、その演説自体が「日本でやったのに韓国でやっていない」といういつもの対抗意識で「依頼」したものなうえに、記事でも書かれているように、国会議員300人のうち50人しか出席せず、その50人のなかでさえ、居眠りをしたり携帯をいじっていたりしているひとがいて、演説後に起立や拍手をした議員さえいなくて、ロシアの教授から「韓国人はウクライナ戦争よりタラバガニに高い関心」とか言われている有様だったんだぜ。
レイム
こんな態度では、日本を含め各国から「韓国は本当にこちら側なのか?」と疑われても仕方がないわよね。
そのうえクアッドにしても、毎日の記事ではあたかも韓国側が乗り気であるかのように書かれているけど、実際には中国からの報復を恐れて尹政権は加入に及び腰なのよね。
マリサ
そうだぜ。
つまりだ、毎日の記事ではあたかも日米韓の連携を日本政府が感情的な理由でごねて妨害しているだけであるかのように書かれているけど、実態は韓国側が国家間の約束を守らないうえに「コウモリ的」な態度を取り続けているから、日本政府は韓国の態度に不信感を募らせているだけなのに、そういう背景を毎日の記事では全て「感情的対立」と誤魔化しているわけだ。
レイム
つまり、原因は明らかに韓国側の態度にあるのに、毎日の記事では原因を無視しているって事ね。
隠蔽
マリサ
お待たせ、次はみんな大好き朝日新聞の登場だぜ。
レイム
ああ、韓国関連なら当然朝日新聞はあるわよねぇ…。
マリサ
早速次の記事を見てくれ
(社説)韓国新政権 首相訪韓で関係改善を
朝日新聞 2022年4月27日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15278416.html長く冷え切ったままの韓国との関係を正常な軌道に戻さねばならない。来月にある尹錫悦(ユンソクヨル)・新大統領の就任式は、その好機である。岸田首相が出席し、両首脳で協調して関係を刷新する姿勢を示すべきだ。
岸田首相はきのう、尹氏が派遣した外交顧問らの代表団と面会した。その際、尹氏からの親書も手渡されたという。
尹氏は大統領選で勝利する前から、対日関係を改善させる必要性を重ねて訴えてきた。
トップ同士が互いに往来する日韓シャトル外交は、10年以上も止まったままだ。着任して1年以上になる韓国の駐日大使は、いまだに首相だけでなく外相にも面会できていない。
こんな異常な隣国関係を正すのは両政府の責務だ。
尹氏側は公式には言及していないが、日本との外交を滞らせた文在寅(ムンジェイン)現政権との違いを示すためにも、首相の就任式出席を望んでいる。
就任式には、これまでも小泉純一郎氏、福田康夫氏ら現役の首相が出席し、早々に首脳会談を開いてきた前例がある。課題が山積するからこそ自然に初顔合わせできる機会を逃さず、対話を起動させてほしい。
自民党内に反対の声があるほか、外務省も慎重な構えだ。最大の支障の一つは、徴用工訴訟で賠償を命じられた日本企業の資産が、今夏にも現金化される可能性があることだ。
日本側は夏の参院選もにらみ、歴史問題の進展が見えないなかでの首相訪韓は政治的リスクが高いとの懸念がある。
そんな憂慮に応えるためにも尹氏はまず、現金化は望ましくないとの考えを鮮明にし、外交的解決を図るのだという意欲を明示してもらいたい。
歴史問題は、ナショナリズムの高揚につながりかねない難題である。だからこそ市民レベルでの相互理解が不可欠であり、その環境を整えることは政治の重要な役割だ。
米国のバイデン政権は2月に公表した「インド太平洋戦略」で、日韓関係の強化促進を掲げた。バイデン大統領は、来月に東京で開催予定の日米豪印首脳会合に出席する前に訪韓する方針で、日米韓3国の足並みを整えたい意向だ。
米中対立の行方は見通せず、ロシアによる侵略も起きて、第2次大戦後の国際秩序は大きく揺らいでいる。北朝鮮はまたも大規模な軍事パレードを行い、金正恩(キムジョンウン)総書記は核開発の強化に言及した。
混迷する世界情勢のなかで、自由主義の価値観を共有する日韓が外交対話を正常化させ、地域の諸問題に協調して取り組むことが、時代の要請である。
マリサ
この記事も色々と突っ込みどころだらけで、前提の異なる事例をあたかも同一の問題であるかのように印象操作する詭弁論法「偽りのバランス」が使われているんだが、それ以外に明らかな事実関係の隠蔽があってな。
マリサ
記事では「着任して1年以上になる韓国の駐日大使は、いまだに首相だけでなく外相にも面会できていない」「こんな異常な隣国関係を正すのは両政府の責務だ」という部分が、詭弁であると同時に事実関係の隠蔽なんだぜ。
レイム
ああ、日本に喧嘩を売りに来たとしか思えない態度を取り続けた姜昌一(カン・チャンイル)駐日大使の件ね。
マリサ
そうだぜ。
朝日の記事では、あたかも「双方に問題がある」かのように書かれているけど、実際には次の記事にあるように
国後訪問の韓国議員、日本の独島領有権主張をけん制
聯合ニュース 2011.05.25
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20110525003000882国後訪問の韓国議員、日本の独島領有権主張をけん制
【永宗島25日聯合ニュース】日本とロシアが領有権を争っている北方領土の国後島を訪問していた韓国の国会議員3人が25日に帰国した。3議員は日本が独島の領有権を主張していることについて、あらためてけん制した。
訪問していたのは韓国国会の独島領土守護対策特別委員会に所属する最大野党・民主党の国会議員3人。 22日に出国し、24日に国後島を訪問した。
帰国後、仁川国際空港でメディア取材に応じた3人は、同じ領土問題でも北方領土と独島は背景が違うと前置きしながらも、「日本はこれ以上、独島の領有権で問題を起こさないことを望む」などと述べた。
同委員会委員長を務める姜昌一(カン・チャンイル)議員は、今回の国後島訪問に日本政府が遺憾の意を表明したことについてと反発した。
また来月に活動を終えることになっている独島領土守護対策特別委員会については、教科書検定問題が再燃することを念頭に「常設化のための法案を提出する」と述べた。
マリサ
この人物は2011年、竹島問題で日本が領有権を主張し続ける事への抗議を示唆したうえで、ロシアの呼びかけで北方領土の国後島を公式訪問していて、外交問題化して日本側から公式抗議を受けると「日本側の一方的な論理」と居直った過去があるんだぜ。
レイム
要するに、意図して外交問題の新たな火種を作った人物という事ね。
マリサ
さらにそれだけではなくて、次の記事にあるように
韓日議連会長「日本の外相こそ無礼」 天皇謝罪発言への反発に
聨合ニュース 2019.02.14
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190214001700882【ソウル聯合ニュース】超党派でつくる韓日議員連盟の姜昌一(カン・チャンイル)会長(与党・共に民主党)は14日、旧日本軍の慰安婦問題で「天皇の謝罪が必要」とした韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長の発言を巡り日本の河野太郎外相が「無礼」と反発したことに対し、「(外相が)逆に非常に無礼な発言をした」と指摘した。他国の国会議長に「無礼」という言葉を使えるのかと問いただし、河野氏が「失礼を犯した」と強調した。ラジオ番組で語った。
姜氏は、天皇の謝罪を求めた文氏の発言は「極めて常識的」だと述べた。また、「韓日関係は良好であるべきだ」とし、「日本の政治家は長い目で見て自重してほしい」と述べた。
マリサ
2019年2月には、文喜相(ムン・ヒサン)韓国国会議長が「(慰安婦問題で)天皇の謝罪が必要」と発言し外交問題化した件で、当時の河野太郎外相が「無礼」と反発した件を、「他国の国会議長に「無礼」という言葉を使えるのか」(「河野氏)失礼を犯した」とか言いだした人物でもあるぜ。
レイム
これは典型的な「ネロナムブル(ダブルスタンダードの意味)」よね。
なら日本の象徴に対して「謝罪しろ」と要求するのは外交上の欠礼ではないのかって事になるし。
マリサ
そしてさらに次の事例では
大使人事公表で韓国に抗議
REUTERS/共同通信 2021年6月3日
https://jp.reuters.com/article/idJP2021020301002025外務省の吉田朋之外務報道官は3日の記者会見で、新駐日韓国大使の人事を巡り、日本政府が同意(アグレマン)を出す前に韓国側が発表したとして、昨年、韓国政府に抗議していたと明らかにした。「国際慣習上、派遣国は接受国側のアグレマンを得た上で公表するのが一般原則だ」と述べた。
韓国政府は昨年11月、駐日大使に韓日議員連盟会長を務めた姜昌一氏を充てる人事を内定した。その直後に日本外務省の海部篤儀典長が在日韓国大使館側に「通常の国際慣行から大きく逸脱して極めて遺憾だ」と申し入れていた。姜氏は1月22日に来日した。
マリサ
2021年6月の事なんだが、この人物が駐日大使として就任することになった際、本来は国際慣例上「派遣国は接受国側の同意(アグレマン)を得た上で公表するのが一般原則」にも関わらず、韓国側はその手続きを経る前に勝手に人事を公表して、これも外交問題になっているんだぜ。
レイム
つまり、姜昌一(カン・チャンイル)氏は大使になる前から日本に対して数々の外交上の欠礼を繰り返し、外交問題を引き起こしてきた人物なうえに、大使着任自体でも外交上の問題を引き起こしていたと。
マリサ
そう、こんな有様だから「首相だけでなく外相にも面会できていない」という状態であったにも関わらず、朝日の記事では事実関係を隠蔽して「こんな異常な隣国関係を正すのは両政府の責務だ」とか書いていたわけだ。
※動画説明欄に関連リンクがあります。
レイム
これって過去動画の「韓国の侮辱文化」で紹介したように、「他者を侮辱的に扱える」と「自分達の方が地位が上だ」と認識する、韓国独特の価値観が引き起こした事例なのよね。
そして朝日はこういう経緯を「無かったこと」にして「どっちもどっちだ」と記事にしたと。
マリサ
ちなみにこの朝日のやった隠蔽、全く同じ言及が西日本新聞
の記事にもあるぜ。
韓国に新政権 日韓関係を改善する好機
西日本新聞 2022/5/10
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/920081/韓国の新大統領に保守政党「国民の力」の尹錫悦(ユンソンニョル)元検事総長がきょう就任する。尹氏は文在寅(ムンジェイン)政権下で極度に冷え込んだ日本との関係改善が必要だと訴えている。
世界は混迷を深める。政権交代を好機と捉え、岸田文雄首相と尹氏は2国間の利益だけでなく、大局観を持って関係の正常化に努めてほしい。
尹政権の外相や駐日大使には日米韓の連携を重視する人物の名前が挙がっている。日本に先月派遣された政策協議代表団には、元慰安婦問題を巡る2015年の合意で韓国側の実務責任者だった元外務省局長も参加していた。
米国との同盟関係を強化し対日関係を立て直す方針と意気込みは歓迎したい。
尹氏は政治経験がない。少数与党の国会で政権運営を安定させ、日本との懸案で国内世論を説得できるのか、実行力は未知数だ。
元徴用工問題では、韓国の裁判所で賠償を命じられた日本企業の資産売却手続きが進む。売却はさらなる関係悪化を招く。政治的な収拾を急ぐべきだろう。
15年に最終決着したはずの元慰安婦問題は文政権が合意をほごにし、日本は不信感を持っている。外相時代に合意を主導した岸田氏が尹氏の就任式に出席せず、林芳正外相を送ったのは新政権の姿勢を見極めたいからだ。
日本にも省みる点がある。歴史認識問題で「ボールは韓国側にある」と突き放すような態度を取ってきた。現在の駐日韓国大使は着任以来、外相に面会できないままだ。
こうした異常な関係に終止符を打つ時だ。信頼回復には対話を重ねるしかあるまい。岸田氏が「関係改善は待ったなし」と考えるのなら、尹氏とできるだけ早期に対面での会談を模索すべきだ。
朝鮮半島の日本統治に起因する歴史認識問題はナショナリズムと絡み、双方の国民感情を刺激する難題だ。
この取り扱いが経済活動や安全保障など日韓が協調して取り組むべき課題に悪影響を及ぼしてはならない。両首脳はまずそれを確認することが肝要だ。やがて再開される国民の相互訪問への環境づくりにもなる。
関係改善はロシアのウクライナ侵略など国際情勢の変化を鑑みても急がねばならない。北東アジアを見ると、北朝鮮が弾道ミサイルの相次ぐ発射実験に加え、核実験に踏み切るとの観測がある。中国とロシアの接近も警戒材料だ。
これらへの対処には米国とのそれぞれの同盟関係に加え日韓の連携が欠かせない。尹氏は文政権の融和的な北朝鮮政策を転換させる方針で、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」への参加に前向きという。
新政権の外交・安全保障政策の方向性は日本と重なる。半面、北朝鮮や中国の反発が懸念される。日中韓サミットなどの開催を通じ、緊張を高めない努力も必要だ。
マリサ
「日本にも省みる点がある。歴史認識問題で「ボールは韓国側にある」と突き放すような態度を取ってきた。現在の駐日韓国大使は着任以来、外相に面会できないままだ。」とな。
レイム
なんかここまでくると、業界で口裏合わせをして事実関係の改竄を行おうとしているんじゃないかと疑いたくなるわね。
捏造
マリサ
そして今回ラストはこちらの日経新聞の記事だぜ
対韓輸出規制という黒歴史
日経新聞 2022年5月20日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60945290Z10C22A5EN8000/間もなくバイデン米大統領が訪日する。先に韓国ソウルを訪れ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領との会談を済ませてからとなる。北朝鮮の脅威が高まる中で、「日韓関係の改善」は米国の北東アジア政策の中でも優先順位が高いことは言をまたない。
日韓間の争点は多々あれど、この機会に確認しておきたいことがある。3年前に実施した半導体材料の輸出規制は失敗だったということだ。
2019年7月、経済産業省はレジスト(感光材)など3種類の半導体材料の韓国向け輸出を制限した。表向きは「輸出管理に不適切な事案があったから」、簡略化していた手続きを以前の状態に戻すという決定であった。
当時の安倍晋三首相は「元徴用工訴訟で対応を示さない韓国政府への事実上の対抗措置」との認識を示していた。また「半導体材料という500億円程度の輸出を規制して、15兆円規模の韓国半導体産業全体に打撃を与えるレバレッジの高い制裁手段」との評価もあった。直後に参議院選挙が控えており、有権者の「反韓感情」に訴える狙いもあったことは想像に難くない。
しかるに韓国の半導体産業が受けた被害はさほどではなかった。それどころか、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は5月9日の退任演説において、「日本の不当な輸出規制による危機を克服した」とアピールしている。輸出規制が「効かなかった」ことよりも、相手国に道義的な優位性を与えたことを恥じるべきであろう。日本の通商政策の歴史における「黒歴史」というべきではなかろうか。
近ごろは「エコノミック・ステーツクラフト」なる言葉が幅を利かせている。経済活動を利用して他国に影響力を行使するものだが、対ロシア制裁が思ったほど効果を上げていないことをみても、簡単でない。複雑な経済の動きを単純な政治の意図に従わせることには土台、無理がある。
「ビジネスを使って他国に圧力をかける」という発想は元来、わが国にはなかった。国連安全保障理事会や主要7カ国(G7)の制裁に足並みをそろえるが2国間ベースでは行わない。「意地悪をされても仕返しはしない国」であった。自由貿易体制こそがこの国の核心的利益である。経済安全保障においても「専守防衛」であるべきだと考えるがいかがだろうか。
マリサ
こちらの2022年5月20日の「対韓輸出規制という黒歴史」というコラムなんだが、そのなかで「当時の安倍晋三首相は「元徴用工訴訟で対応を示さない韓国政府への事実上の対抗措置」との認識を示していた」という言及があるんだが、これ捏造なんだぜ。
レイム
というと?
youtu.be
0:37頃から1:歴史問題ではなく、韓国が国と国との約束を守れないという問題
2:韓国は「ワッセナー・アレンジメント」に基づく輸出入管理義務を果たしていない
※元動画へのリンクが動画説明欄にあります。
マリサ
この件な、2019年7月3日に日本記者クラブ主催で行われた党首討論会での記者会見で安倍元首相が受けた質問が元ネタなんだが、そのなかで彼は「1:歴史問題ではなく、韓国が国と国との約束を守れないという問題」「2:韓国は「ワッセナー・アレンジメント」に基づく輸出入管理義務を果たしていない」という趣旨の発言をしているんだぜ。
レイム
要するに、一連の輸出管理強化措置は、韓国側がワッセナー・アレンジメントに基く輸出入管理義務を果たしていない」という、この動画シリーズでも何度も説明している内容を説明していて、かつ「歴史問題」ではなく「国家間の約束を守れないという問題」と、問題の論点が「歴史観ではない」という話をしているのね。
マリサ
そうだぜ。
この件は、ワッセナー・アレンジメントという、兵器転用可能な物資に関して、テロ組織や北朝鮮などのテロ支援国家にそうした技術や物資がわたらないよう、国家間で輸出入の管理をするという取り決めで、日本ではこれをキャッチオール規制によって法的に規制し、日本政府が求める「安全基準」をクリアした国家のみ、兵器転用可能な物資を個別許可ではなく包括許可で輸出するという制度なんだよな。
※詳しい説明の関連リンクは同時掲載のブログ記事にあります。
通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメント
外務省 令和2年11月26日
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/wa/index.html
補完的輸出規制(キャッチオール規制)
経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/anpo/anpo03.html
レイム
そして韓国は、この日本の求める基準が満たせていなくて、その件で2018年6月に定期対話を開こうとしたら対話を拒否するようになったので、1年後の2019年7月1日に「包括許可の期限か切れた」というのが真相なのよね。
マリサ
そう、そしてこのことは次の記事にもあるように
韓国閣僚「日本が挙げた理由を全て解消」 輸出規制強化の撤回促す
聯合ニュース 2020.03.06
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200306001400882【ソウル聯合ニュース】韓国の成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は6日、日本が韓国に対する輸出規制強化の理由として挙げた事項を全て解消したとし、日本に規制強化措置を撤回するよう促した。対外経済閣僚会議を兼ねた日本の輸出規制に関する関係閣僚会議の冒頭で発言した。
日本政府は昨年7月に半導体・ディスプレー材料であるフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト(感光材)の3品目の韓国への輸出規制を強化し、同8月には輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から韓国を除外した。日本側はその理由として▼両国間の政策対話が約3年間開かれておらず、信頼関係が損なわれたこと▼通常兵器に転用される可能性がある物資の輸出を管理するキャッチオール規制の法的根拠の不備▼輸出管理体制、人員の脆弱(ぜいじゃく)性――を挙げた。
成氏は「この5カ月間、両国の輸出管理当局は課長級会議や局長級の政策対話などを通じて韓国の輸出管理に関する法規定、組織、人員、制度などについて十分に説明し、両国の輸出管理に対する理解を深めて十分な信頼を構築した」と説明した。
また「韓国のキャッチオール規制は正常に作動しているが、これに対する法的根拠をより明確にし、輸出管理の実効性を高めるための対外貿易法改正案がきょう、国会本会議で成立する予定だ」と述べた。
輸出管理体制、人員に関しては、昨年に産業通商資源部傘下の専門機関・戦略物資管理院の人員を14人(25%)増員した。同部の貿易安全保障に関する組織も「貿易安保課」から「局」単位の正規組織に拡大再編し、人員を拡充する計画だ。
成氏は「日本政府に対し(対韓輸出規制強化を発表した)昨年7月1日以前の水準に戻すための措置を取ることを改めて促す」と述べ、「今後の輸出管理政策対話で実質的な進展と成果が導き出されるよう期待する」と強調した。
マリサ
韓国政府自身が「日本が韓国に対する輸出規制強化の理由として挙げた事項を全て解消した」と発言している事から、安倍元首相の記者会見での発言は、韓国政府の発言によっても裏付けられているというわけだ。
レイム
というか、じゃあ日経コラムの「当時の安倍晋三首相は「元徴用工訴訟で対応を示さない韓国政府への事実上の対抗措置と認識」って何なの?
マリサ
それな、当時の「記者の質問内容」だぜ。
レイム
は?
ちょっとまって、それってこの日経コラムでは、記者の質問内容をあたかも安倍元首相の発言であるかのようにすり替えているって事?
マリサ
そうだぜ。
なんともわかりやすい「捏造」だよな。
この日経のコラム「大機小機」は、外部の人間が執筆しているそうだが、誰もまともに裏取りせずにそのまま掲載したってことだよな。
レイム
うわぁ…。
今回のまとめ
・毎日新聞は日韓の問題が「ただの感情対立」であるかのように問題を誤魔化す
・朝日新聞は駐日韓国大使が日本の総理や大臣と面会できない理由を隠蔽
・日経新聞はコラムで安倍元首相の発言内容を捏造
マリサ
でな、こんなことになるのは「知っていて嘘を書いている」か、或いは「何も調べずにその場の思い付きでいい加減なことを書いている」かのどちらかしかないんだぜ。
レイム
たしかに、でも全国紙でこんなあからさまな事例が罷り通っているっていうのもかなり異常よね。
マリサ
それなんだが、こういう事自体は、意図的であれ単純ミスの結果の偶発的なものであれ、誰にでも起きる事ではあるんだぜ。
レイム
じゃあ問題は何なの?
マリサ
問題はな、こういう事って本来は「間違えれば問題視されるかもしれない」とか「叩かれるかもしれない」とか「自身の評価にマイナスになるかもしれない」などがブレーキになって、問題発生の抑止に繋がるんだが、マスコミ業界にはそれがないんだぜ。
レイム
ああ、そういえば前から言ってたわね。
マスコミは「業界への不利益にならない限り同業を批判しない」って。
マリサ
あとは「最終的な責任を外部へ持っていける問題」や「捨てやすい人材のトカゲのしっぽ切」で済ませられる問題では批判するけど、そうでない場合は基本的に犯罪以外は無視する場合が多いぜ。
レイム
ああそうか、そういう業界だから「いい加減なことをすればペナルティーがある」というストッパーが働かないわけね。
マリサ
そういう事だぜ。
業界内で「なあなあの関係」でやっているものだから、他業種だったら大問題になるようなことでも平気でやれてしまうわけだな。
レイム
その結果、今回みたいなあからさまな記事すら平然と掲載できてしまうと。
マリサ
そういう事だぜ。
だから今回の問題というのは、実際には引用した3社の問題ではなくて、業界全体の問題というわけだぜ。
レイム
なるほどね。
マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。
レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。
大口
おつかれ~
大口
今回は長くなりすぎたのでおまけはないよ。
レイム マリサ 大口
またらいしゅ~
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