日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

「Japan Expoに寄生しないで独自のコリアエキスポやればいいのに」→過去にやった事があります




(画像はKorean ConnectionにあったA.S.C.A.M Nin-Jutsuのページより)


さて、今回は前回のJapan Expoへの韓国の寄生行為への反応で、「日本に寄生しないで独自のコリアエキスポやれよ」という反応がいくつもありました。
そこで、今回は2011年と2012年にフランスで開催されたKorean Connectionという日本文化イベントへの寄生ではない、独自開催の韓国文化イベントについてとなります。


※今回Korean Connectionのウェブアーカイブのリンクもいくつか貼りますが、運営団体が既に解散しておりページもその時に完全に消された影響なのか、表示がかなりおかしいです。
そこで、当時個人的に記録していたSSの画像をいくつか貼る事にします。


この問題、過去にも書いたことがあるのですが、Korean Connectionのみを扱ったものではなかったことや、無駄に長く詰め込みすぎでまとまっておらず今読み返してみると非常に解り難いです、そこであらためてこのイベントに限定して書こうという趣旨となります。


2011年4月と2012年4月、フランスのパリでKorean Connectionと呼ばれるイベントが開催されました。
このイベント、建前上はフランスの韓国ファン達が自主開催したイベントという事となっていましたが、実態は駐仏韓国文化院がお膳立てをし、韓国コンテンツ振興院や韓国政府観光局、ヒュンダイ・フランスなどが支援をして開催された事実上の韓国による半官半民のイベントでした。


Korean Connectionスポンサー一覧


http://web.archive.org/web/20120421211700/http://festival.koreanconnection.org/partenaires(ウェブアーカイブ
aT Korea Agro-Fisheries & Food Trade Corp.韓国農水産物貿易株式会社
Centre Culturel Coréen             韓国文化センター
Centre Pompidou               
DramaPassion
Elephant Films
Gong TV
Hyundai France             ヒュンダイ・フランス
Kaze TV
KOCCA                 韓国コンテンツ振興院
KOFICE                韓国文化産業交流財団
KOTRA                 大韓貿易投資振興公社
Kpop FM
Librairie « Le Phénix »
Office National du Tourisme Coréen 韓国政府観光局
Orient Extrême
Sai Comics
Soompi France




恐らく、Japan Expoが日本のアニメ・マンガファンのフランス人による開催というルーツを持つので、そこを真似てフランスの韓流ファンによる独自開催という体を取ったのでしょうが、まあそこはいいです。
問題はその中身でした。


2011年には偽剣道団体である海東剣道と偽忍者団体であるA.S.C.A.M-Nin-Jutsuが参加、また茶道や花札の起源も主張していました。
そして2012年になると更にエスカレート、これらに加え大東流合気柔術の“自称”正統後継者を名乗るハプキドーや自称テコンドーの起源としているテッキョン、テコンドー団体のうち空手の起源を主唱している団体などが参加しており、実質的には韓国文化イベントという名の日本文化の窃盗イベントでした。

海東剣道

Haidong Gumdo
http://web.archive.org/web/20120309162028/http://festival.koreanconnection.org/exposants/arts-martiaux/haidong-gumdo/
(ウェブアーカイブ

A.S.C.A.M-Nin-Jutsu

Nin-Jutsu
http://web.archive.org/web/20120320182349/http://festival.koreanconnection.org/exposants/arts-martiaux/ninjutsu/(ウェブアーカイブ

ハプキドー

Hapkido
http://web.archive.org/web/20120312234039/http://festival.koreanconnection.org/exposants/arts-martiaux/hapkido/

テッキョン


http://web.archive.org/web/20120320121525/http://festival.koreanconnection.org/exposants/arts-martiaux/taekkyon/(ウェブアーカイブ


まず海東剣道なのですが、イベントページでも紹介されていたこちらの公式サイトへ行き、上のほうにあるArt martial→Histoireと移動してもらうと、彼らの主張する海東剣道の歴史が出てきます。
そこでは高句麗の勇士によって創設された伝統的な武道と紹介されているのですが、これ全くの嘘です。
そもそも高句麗の記録にそんなものはありません。


挙句、この詐欺団体は日本人から嘘を指摘されるたびに次々と主張を変えており、過去には高麗新羅の将軍であった金庾信(キン・ユシン)という、韓国の歴史書である三国史記に記録のある実在の人物が創設したとも主張していたのですが、当然そんな記録もありません。


2014年6月30日訂正
金庾信は高麗ではなく新羅の将軍です、すみません。
なにかこの手の変なミス多いですね、チェックはしているつもりなのですが、以後注意します。


そもそもこの団体は、1970年代に韓国のもう一つの偽剣道団体である大韓剣道会内での内紛の結果、分派して出来た組織であり、80年代には偽者同士で「どちらが本物か」を韓国で裁判を起し争い負けています。
そういうところです。


また過去にはこんな主張もしています。

ブレーキニュース(韓国語) <キム・ホンイルの剣道話>躍動的な海東剣道を捜して
http://breaknews.com/sub_read.html?uid=115069§ion=sc11
私たちの先祖は六片で作られた竹刀で剣術競技をしたが、矮小な日本人たちは自分たちの体格に合わせて四片の竹刀を作って使った。これが今日、逆に普及して剣道の真髄のように見え、今日に日本武術が伝統武術であるかのように化けたこともある。

島国日本が聞けば気分が悪いだろうが、日本の南部地域で剣術より竹刀術を一層発展させると剣術を正しく知らない当時の倭人らが今日の竹刀術をあたかも剣の総てであるかのように勘違いさせた。短くて直刀の形式を簡便に多く使い、技術を習った日本人は長剣を使い始めた。

朝鮮にきて数多くの武術人と才能者など朝鮮の宝物を持っていったのがすでに知っているように壬辰倭乱だ。さらに深く見るならば、茶器戦争ということができる。こういう文化破壊にあった私たちの先祖は真にすごい生命力を持っていたようで偉大だ。
<キム・ホンイル大韓海東剣道釜山協会支部長-釜山、東莱海東剣道長>


よくもまあこんな嘘を平然とつけるなと思うのですが、彼らは日本刀の歴史が蕨手刀から毛抜型太刀(衛府太刀)、太刀、打刀と変化して行った歴史や、太刀の時代には大太刀・野太刀と呼ばれる刃長90cmを超えるような長刀があったことも知りません、結果こんなデタラメを世界中で吹聴して周っているわけです。


ちなみに、海東剣道公式ページHistoireの最後に両手持ちの彎刀の絵が何の説明も無しに貼られていますが、これは朝鮮で18世紀に書かれた武芸図譜通志という武芸書にある絵です。
そしてこの武芸図譜通志は、「朝鮮には弓以外に武術が無いので、日本と中国の武術を取り入れて新たに武術を創設しよう」と言った趣旨で書かれたものです。
そして、当時何かしらの剣術を創設してはいたようですが、その後には継承されていません。
当然海東剣道の主張する伝統剣術とは何の関係もなりません。


次にA.S.C.A.M-Nin-Jutsuなのですが、最早名称からして突っ込みどころしかありません。
ちなみにこの団体、こちらからこの3つのページhistoriqueclan-takedales-ecoles-de-combatへ行き機械翻訳で読んで貰うと解るのですが、あたかも大東流合気柔術武田信玄の武田家と関わりがあるように書いてあったり、その起源が新羅にあり新羅から日本へ伝わったと書いているのですが、これも当然デタラメです。


次にハプキドー、ハプキドーは崔龍述という人物が創設したとされているのですが、この人物は合気道の原型となった大東流合気柔術創設者、武田惣角の直弟子であり唯一の正統後継者と名乗って世界中でハプキドーを広めました。
しかし、そもそも惣角の弟子に崔龍述という人物がいたという記録がないのです。
挙句に、惣角の直弟子達どころか息子すら崔龍述という人物の事を知らないそうなのです。
一説には惣角家の使用人だった説や惣角の直弟子の弟子だったという説もありますが、どれも間接的推定でしかありません。


ちなみに何となく察しが付くと思いますが、A.S.C.A.M-Nin-Jutsuは明らかにハプキドーから分派した組織で根っこは同じです。
それと余談になりますが、ニコ動でも一部で有名なアメリカの朝鮮忍者グレッグも恐らくここの関係者です。


いい加減疲れてきましたが次に行きます。
最後にテッキョンなのですが、これはそもそも本来格闘技ですらありませんし、当然テコンドーの原型でもありません。
ではなんなのか、恐らく中国武術を真似たただの「ダンス」です。
そもそもテッキョンに関しては、19世紀に描かれた大快圖という絵と「漢城(現ソウル)周辺で流行っていた子供の遊び」という記録しかありません、格闘技であったという記録自体が一切ないのです。


と、ここまで書いて解ると思いますが、このイベントは事実上韓国政府が主催し、日本文化を韓国起源と広めるための文化窃盗イベントだったのです。
政府機関がこんな事をするのが韓国という国であり、この行いに対して韓国内からは当時一切の批判がありませんでした。


最後に、このKorean Connectionなのですが、2012年7月に解散しており現在は存在しません。
なぜなのでしょうか、韓国人が自浄作用を発揮し、この政府ぐるみの日本文化窃盗イベントをやめさせたのでしょうか?
違います。


理由は以下の通り

http://news.sbs.co.kr/section_news/news_read.jsp?news_id=N1001258513
ヨーロッパで韓流の拡散を引っ張ってきた一団体が内部不正の問題に自主的に解散しました。 さらに、この団体に会場は韓国旅行商品を販売してジャムジョクヘしまいました。
去る5月、欧州、韓流同好団体コリアンコネクションは韓国訪問の観光商品にたった600ユーロ、我々のお金87万ウォをもらって228人を募集しました。

しかし、航空会社側から座席を確保できないと、出発前の、一方的に日程をキャンセルしました。
そして会長と会計責任者は、潜伏しました。
[デボラ/韓国訪問の観光商品購入者:どのような事前情報またはその後の説明もなかったし、メールや電話も連絡がなかったです。]

まだ返金されていない人も20人、このうち2人は訴訟まで提起しました。

先週末開催されたコリアン·コネクションの総会では、昨年と今年、この団体が主管した韓国文化フェスティバルの不透明な会計問題まで提起されました。
お金の問題が相次ぎ、会員は自主的に解散を決意しました。
[エルロディ/韓国訪問の観光商品購入者:未来の別の犠牲者を防ぐために解体することですよね。]

コリアン·コネクションは、2010年に結成され、韓流同好会で、昨年のパリでK POP公演を誘致するなど、フランス国内で韓流拡散に大きな役割を果たしてきました。
純粋な同好会でありながら、韓流ブームを利用して金儲けに出うとした会議の解散はもちろん、せっかく吹いているプラ​​ンスネ韓流にも水をキオンゲました。
パリ、イジュサン特派員です。


要するに、運営委員会の経理と韓国系フランス人の会長が、不正経理と詐欺事件を起し逃亡、事実上運営が不可能になり解散しただけなのです。
しかもニュース記事の通り、韓国ではこのイベントそのものは好意的に扱われていました。
蔑視ありきの自民族中心主義教育を子供の頃から受けて育った多くの韓国人にとって、日本文化の韓国起源説というのは、それだけ「当たり前の事」ということです。


以上となります。