日韓問題(初心者向け)

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韓国人が日本人から嫌われる根本的原因




(画像は韓国の新聞社が掲載した、スマトラ島沖地震に対する日本の支援を風刺した絵)


さて、今回は韓国人が嫌われる最大の原因である、独特な価値観に基く韓国の自民族中心主義について書いていく事となります。


まずそのうえで、自民族中心主義そのものについて少し書きます。
自民族中心主義とは、要するに自己の国や民族などの優越性を強調し、結果的にその副産物として他の国や文化に対する軽視・蔑視が生まれる価値観や思想のことなのですが、これは多かれ少なかれ日本人も含めどの国の人達でも普通に持っている価値観です。


たとえば、「日本は治安が良い」とか「日本食は美味しい」とか「日本人は礼儀正しい」などなど、ネット上でも外国人の反応としてよく見られる内容ですが、これを日本人が自画自賛的に使えばそれは広い意味での自民族中心主義となります。
結局これらの基準は相対値なので、第三者から見た場合相対的に「他が劣っている事」とも取られるからです。


ただし、これが何が何でもいけないというわけではないです。
自国の文化や社会を誇ることは別に悪ではないですし、それが結果的に「良い部分を知る事で良い部分を引き継いでいく事」に繋がる場合もあるからです。
要するに、自画自賛のあまり他者に不快感を与えたり、他国の文化や習慣などへの蔑視感情に繋がるような「副産物」がなければ良い訳です。


以前も書きましたが、「日本食は美味しい」と言うだけならいいですが、「他国の料理を日本がアレンジするとより美味しくなる」というような表現や考えはダメです、それは裏を返せば他国の料理は日本がアレンジした料理より劣っているという意味であり、これは自国の料理の優越性を強調するあまり他国の料理を軽視・蔑視する自民族中心主義となります。


この「自国の優越性に拘るあまり他国を蔑視する」という考えが行き過ぎた状態がどんなものか、それは最近の例で言えば中国がそうでしょう。
中国は最近の経済的発展や古くからある中華思想によって周辺国を蔑視し敵視する傾向にあり、それが最近ベトナムやフィリピンとの小競り合いに発展しており、中国はこれ等国に対して「小国が大国に逆らうな」という尊大な態度を取り続けています。
「自己の優越性」が肥大化した結果がこの有様というわけです。


ここまでが一般的に言われる自民族中心主義の解釈となるわけですが、韓国人が嫌われる原因となっている自民族中心主義はこの定義とは少し違います。
まず韓国の教科書の記述を見てください。

韓国国定教科書より

日本に渡った我が国の文化
三国文化
4世紀に阿直岐は日本の太子に漢字を教え、ついで日本に渡っていった王仁は『千字分』と『論語』を伝え、教えた。6世紀にはノリサチゲが仏教の経典と仏像を伝えた。
このように伝来した百済文化を土台に、日本の世界的傑作である広隆寺弥勒菩薩半跏思惟像や法隆寺百済観音像がつくられた。
この他にも、五経博士、医博士、歴博士や天文博士、採薬士、そして画家や工芸技術者も渡っていったが、彼らによって木塔が建てられ、さらに百済伽藍様式が生まれたりした。



朝鮮通信使について
壬辰倭乱をきっかけに朝鮮と日本の外交関係は断絶していた。したがって、日本は経済的に困難に陥ったために戦乱後成立した日本の徳川幕府は先進文物を受け入れるために、対馬島主を通して交渉を許可するように朝鮮に懇請した。朝鮮 では日本が犯した誤りを恨みながらも建国以来の交隣政策の原則に照ら し、制限された範囲内での交渉を許した。そうして富山浦に再び倭館が設置され、そこで日本人は米、木綿、人参などを求めていった。
また日本は朝鮮を文化の先進国と考え、使節を派遣するよう要請してきた。これに対し朝鮮では通信使を派遣したが、その一行はおよそ400余人になり、国賓として待遇を受けた。日本は通信使の一行をとおして先進学問と技術を学ぼうと懸命であった。したがって通信使は外交使節としてだけでなく、朝鮮の先進文化を倭奴(日本)に伝播する役割も果たした。


まず「日本に渡った我が国の文化」では、そもそもそこで紹介されているのは中国やインド、またはその周辺で発展した文化で「百済文化」ではありません。
また朝鮮通信使に関しては、そもそもどんなものを「教えた」のかが書いてありません。
しかし、文章全体では明らかに自民族中心主義の傾向が見られます。


次にこちらを見てください


初等教科書、高麗の時‘23万帰化’言及もしない
京郷新聞(韓国語)
http://news.empas.com/show.tsp/cp_kh/20070821n11817/?kw=%C0%CF%BA%BB%20%3Cb%3E%26%3C%2Fb%3E
小学四年生2学期の道徳教科書66~67ページには記者と外国人がキムチの味について話し合う場面が出てくる。キムチの味を問う記者の質問に外国人は「はい、よく食べます。韓国のキムチはとてもおいしいです。日本のキムチは比較にもならないですね」と記述されている。韓国の代表食であるキムチの優秀性を紹介するのは良いが、日本のキムチを見下すことは、他文化を無視すると同時に他文化に対する偏見を助長しやすい。

小学校社会と道徳の教科書にはこのような単一民族主義と自民族中心主義的記載が明らかに現われる。六年生1学期の社会教科書で「一つに団結した同胞」の部分は「私たちの同胞は最初の国・古朝鮮を建てて、高句麗百済新羅に続いて統一新羅へと発展して来た」と始まる。これは当たり前の内容のようだが、単一民族主義の理念が盛られている。
(中略)
民族の優秀性を強調するために他民族を貶める事例もある。「一民族は強靭な所があります。中国歴代王朝、日本など周辺の国々がしつこく侵略を試みましたが、結局はすべて失敗してしまいました....(中略)例えば韓半島韓民族ではなく日本や他の民族がいたらす
ぐに亡びたはずです。」(四年生2学期、道徳教科書89ページ)これは韓民族を優越に描くた
めに他民族を侮辱した代表的な事例だと言える。

朴教授は「文化に対する態度が幼児期に形成されるほど、幼児期に文化に対する正しい観点を確立すること重要だ。多元化、世界化の流れに照らしてみる時、単一民族主義と自民族中心主義を基礎にした教科書の記載は再考されなければならない。」と強調した。


これで大方の人は察しがつくと思いますが、通常自民族中心主義とは自己の文化や社会を優越するあまり、他の国の文化や社会を相対的に蔑視するから問題なのですが、韓国の場合には「他の劣等さ」が自己の優越性の担保となっているわけです。
自己の優越さから来る蔑視ではなく、蔑視から来る自己の優越さなので、上で挙げた教科書のように、本来ならばこの歴史観なら中国の文化の通り道でしかないはずが、「劣等な日本に教えた」という部分が担保となって自己の優越性に繋がってしまっているわけです。


現実には百済新羅は日本に服属して来た歴史があり、朝鮮通信使徳川幕府への朝貢使節団としての要素が強かったので、韓国人の歴史観としての「劣等な日本に~」と現実はだいぶ違うのですが、韓国人の価値観では蔑視する相手がいなければ自己の優越性の証明が出来ないので、こういった歴史観になるというわけです。


韓国人の行いに日本人が不快感を感じる最大の原因がここにあります。
自民族中心主義はただでさえ行き過ぎれば不快に感じるものにも拘らず、韓国人は自己の優越性を他者の劣等性で証明しようとするために、自画自賛をすると多くの場合「他者への蔑視」が前提となるわけです。


そして教育によって「他者の劣等さが自分達の優越性の根拠」となった結果、以下のような発想となります。

[寄稿]日本に正面対抗する道を探してみよう
独島(トクト)領有権問題提起
愛国民族愛の道考えてこそ
イ・ジェス(水原地域犯罪予防協議会)
京畿新聞(韓国語) 2010年04月06日(火)電子新聞| 13面
http://www.kgnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=230054
(前略)
そのように離れていった人々が日本に上陸して居住することになったし、それによって今日に日本があることになったことはまさに現在の日本国民らは誤ちを犯した犯罪者の子孫で、今までその血が流れて近代史でも見られるようによその国を侵奪植民地化して数多くの略奪を日常行ったし、常識なく吠えて生きてきた民族で、犯罪者の人面獣心を保持したことは慰安婦問題だけ見ても道理と常識に合わない弁明の破廉恥さは今でも私たちの民族の悔しさを収まらなくさせている。

私たちも中、高等学校の教科書に上で述べた通り日本民族の元祖祖先はわが民族だったが、その中でも質が悪くて犯罪者として誤った人々をおぼれ死ねと丸太に縛って海に流したところ、彼らが生きて日本の土地に上陸して生きることになったのが今日の低質日本民族だと歴史教科書に収録して歪曲してさげすんで学生たちに教えてみよう。それで今日までも日本の人々は犯罪者の血と根性を持っているから今でも話にもならない独島領有権を主張している。
(後略)


NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20120927_144663.html
(前略)
日本でも一時期、“じゃぱゆきさん”として問題になったが、韓国人と日本人が違う点は、韓国人は日本人の悪口を言って回り、それに比べて自らがいかに素晴らしいか自画自賛することです。それだけに騙された時の怒りは大きい」

日本人の悪態をつきながら、自画自賛してモテようとする言動はいかにも韓国人らしい。韓国人は、他国の人間を低く見て、自分たちの価値観を外国人に押しつける傾向が強い。
そのため、「韓国人に侮辱されている」と感じる東南アジアの人々に嫌韓感情が強まっているのだ。



これは例えば韓流などでも良く見られる傾向でした。
韓国人は自画自賛が大好きなので、韓流でも多数の自画自賛を行ったわけですが、彼らは上でも書いたように自己の優越性を「他者の劣等性」を担保に証明しようとします。
結果として「日本の○○より韓国の○○のほうが優れている」という表現になったり、「キム・ヨナを持ち上げるための浅田真央いじめ」として表現されたりした結果、多くの日本人がそれを不快に感じたわけです。


そしてこの独特な自民族中心主義教育は何も対日本人だけではありません。
韓国人は有色人種ほぼ全てを蔑視する教育を子供の頃から学校でも社会でも日常的に教えられ、それを当たり前の事として育ちます。なので多くの韓国人は異文化や異民族・異人種への蔑視の何がいけないのか、批判されてもそこがまず理解できません。
むしろ自分達の行っている事が蔑視であるという自覚すらない場合が殆どです、彼らからしてみれば、ただ単に「自分達がいかに優秀か」を表現しているだけだからです。


また、例えばここに書いてある事を韓国人が見た場合、韓国人にとって「他者の問題点の指摘」は自己の優越性を証明する行為と等しいので、ここに書いてある事も(自民族中心主義が問題にされていると気付いた場合)彼らから見ると「同じ事をしている(=ブーメラン)」ように見えます。


ここでは要するに「日本人と韓国人は価値観が違いすぎて、その結果嫌韓が発生した」という事を説明しているだけで優劣の問題を語っているわけではないのですが、韓国人の価値観からすると「韓国人の欠点をあげつらって日本人の優秀さを自慢している」と感じてしまうわけです。
だから韓国人とはまるで話がかみ合わない事が多いのです。


長々と書きましたが、例えば日本人でもこういった「他者の欠点をあげつらう事=自己の評価」という発想の人はいます、そしてそういった人は日本的な価値観では「嫌なやつ」と定義され嫌われます。
要するに韓国人は、日本人に対して韓国人的な価値観で接した結果「嫌なやつ」と定義され嫌われたと、ただそれだけな事なわけですが。


価値観の違いとは、このように場合によっては絶対に相容れない、分かり合えない場合もあるということです。



関連動画
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youtube
韓国が日本人から嫌われる原因は何?
https://www.youtube.com/watch?v=StPglNFdHxE
https://www.youtube.com/watch?v=dTmLe5EfOzM
https://www.youtube.com/watch?v=0fFJLcDPs94


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