日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

初心者でも解る韓国対策


さて、本日は特に最近問題が山積みの日韓問題ですが、日本と韓国の価値観の違いから来るトラブルにどのように対応すべきか、最も対応を間違い易い部分の解説をして行きます。

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。


1:記録を必ず取る


まず最初にこれは「必須」の対策です、これを怠った場合問題は確実に悪化します。
どういうことかというと、例えば以下の記事を見てください

「独島エビ」でトランプ氏をもてなした文大統領側近「日本の猛抗議は想定外」
朝鮮日報 2019/05/22
https://web.archive.org/web/20190522124839/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/22/2019052280019.html

タク元行政官「金正恩委員長訪韓、具体的なシナリオ・イベント準備」

 タク・ヒョンミン大統領行事企画諮問委員は21日、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の訪韓について、「さまざまな具体的なシナリオを用意し、既に準備をいろいろしてあった」と語った。タク委員は同日、ラジオ番組のインタビューで、「来るかどうかは分からないが、来るという可能性があるなら行事の準備をしなければならない」と述べた。

 タク委員はドナルド・トランプ米大統領訪韓時に騒動となった国賓晩さん会の「独島(日本名:竹島)エビ」メニューについては「企画したものだ。トランプ大統領が日本・中国・韓国を訪問する日程だったので、料理の一つ一つに意味付けをして気を使った」と語った。2017年11月にトランプ大統領訪韓した時、タク委員は大統領府儀典秘書官室上級行政官だった。日本を刺激する可能性があると分かっていて、わざと国賓晩さん会のメニューに独島エビを出したということだ。事実、日本は韓国側に対して、この問題について抗議したことで韓日関係が悪化した。これについてタク委員は「(日本が)あれほどヒステリックに反応するとは思わなかった」と言った。

 タク委員は、自身が与党・共に民主党の広報委員長に取りざたされていることについて「あえて私がやるべき理由はない」と言いながらも、「(共に民主党から)提案があればその時、考える」と言った。タク委員はチョ国(チョ・グク)民情首席秘書官の総選挙出馬と柳時敏(ユ・シミン)「盧武鉉ノ・ムヒョン)財団」理事長の政界復帰の可能性については「2人とも個人の性格的にはやりたくないと思っているだろう」としながらも、「個人の意思でどうにかなることではないので、見守ってみる」と答えた。

崔燕真(チェ・ヨンジン)記者


2017年、アメリカのトランプ大統領が韓国を訪問した際、晩餐会で「独島エビ」なる、日本と韓国の間で領土問題になっている竹島の韓国名を入れたエビ料理を出し、露骨に政治的なアピールの場にしたという問題が発生しました。


記事では、この件を当時の責任者が「企画したものだ。トランプ大統領が日本・中国・韓国を訪問する日程だったので、料理の一つ一つに意味付けをして気を使った」と語っており、朝鮮日報も「日本を刺激する可能性があると分かっていて、わざと国賓晩さん会のメニューに独島エビを出したということだ」と指摘しています。


しかし当時韓国は何と言っていたかと言うと、以下の記事で韓国の大統領府は


「独島エビアレルギー」の日本政府 朝鮮日報 2017/11/09


「独島エビだけでなく、巨済島産カレイ、高敞韓牛(全羅北道高敞郡の韓国伝統牛)など夕食会に出された食材のほとんどに産地名がついていた」「日本を刺激するために独島という名前を使ったわけではない」と、単に産地の名前をつけただけと説明していました。


要するに韓国大統領府は当時嘘をついていたという事です。


このように、韓国では「言っている事が途中で変わる」「矛盾する事を平気で言う」が頻繁に発生するのですが、これは彼らの社会には「自身の発した言葉に責任を負う」という発想がないからです。


そのため彼らは「その場さえ取り繕えればそれでいい」という発想で、特に意識することなく適当な言葉を発してしまう傾向にあります。
だから政府の公式見解すら簡単に覆り言っている事が変わるというわけです。


関連記事
日本と韓国で異なる「責任」の概念


これがあるため、韓国関連では少しでも問題が発生した場合、やり取りとそこで彼らが断定的に発した言葉の記録が必須になります。
彼らは簡単にその場の都合で言葉を翻すため、記録をしておかないと言った言わないの水掛け論になるうえに、そうした本題からそれた論争は彼らの得意分野であるため、こちらが不利になってしまうからです。


ですから例えば旭日旗問題では過去に以下のような動画を投稿しましたが


youtube
https://youtu.be/wjX2xT7306M


彼らは現在旭日旗問題で「旭日旗ハーケンクロイツと同じ、公的に掲げる事は許されない」と主張していますが、この動画でもわかるように1990年代には自衛隊の艦船が旭日旗を掲げて釜山港に入港しても一切問題にしていなかったという記録がちゃんとあり、こうした記録が重要になります。


そしてもう一つ重要な事として、彼ら自身にはこうした記録の提示は無意味であるという事も覚えておかないといけません。


以前「韓国人が日本人から嫌われる根本的原因」の記事で言及しましたが、彼らは根拠を重視せず自身の正しさや優越性を「他者の劣等性」から導き出すという特徴があるため、問題点を指摘された場合、この件と全く関係なかろうと、単なる曲解でも論点のすり替えでも、それどころか捏造であってもいいので、「日本の劣等性」を指摘してきます。

関連記事
韓国人が日本人から嫌われる根本的原因

関連動画

youtube
https://youtu.be/StPglNFdHxE


彼らの認識では、矛盾点の指摘は「日本人が韓国人の劣等性を指摘して自らが正しいとアピールしてきた」という認識であるため、別の劣等性で反撃しようという発想にしかならず、それ以上の意味にはならないからです。


ではなぜこうした「記録を取る」という作業が重要であるかというと、それは問題を第三者や事情を知らない人に伝える場合に重要だからです。
そうする事で、変な同情論や誤った認識で問題に横槍を入れてくる人を防ぐと同時に、「何が問題になっているのか」を周知することに役立つからです。


これが「記録を取る」ことが重要な理由です。
まあ、記録の重要性は日韓問題に限った話では無いのですが、対韓国ではその意味と重要性が大きく異なるという事です。

2:「約束は破られる」が大前提


次は過去記事や動画でも紹介した日韓の約束の概念の違いについてです。

関連記事
日本人と韓国人とでは「約束・契約」の概念が全く違う

関連動画

youtube
https://youtu.be/xTENgO_9VjE


過去記事や動画でも解説したように、日本と韓国では約束という概念に対する考え方に大きな違いがあり、韓国では約束とは「後ほど都合が悪くなったら守らなくともいい」程度の認識です。


この考え方の根底には儒教朱子学に根ざした「この世には最初から正解が存在しており、自分は常にその正解を選択している」という考え方があるわけですが、これがあるので彼らは約束を軽視するわけです。


そして同時に、上記のように「自分はこの世の絶対普遍の正解を選択している」という前提で約束を破ってもいいという発想であるため、彼らは他者が約束を破ればそれを批判します、あくまで「自分は常に正しさを選択している」という前提での約束破りなのです。


このため、彼らとは原則的に約束をしない事が推奨されるわけですが、必ずしもそれで全てが通るというわけではありません。


ではどうするかというと、破られても問題ないという前提で約束をするか、破った場合に重いペナルティーがある状況にしておくか、第三者を立ち合わせて彼らが安易に約束破りを出来ない状況にしておくか、そうした事前策が必要になります。


そしてそれが上手く行った事例が2015年末の慰安婦合意です。


この事例は、日本側は明らかに破られても日本側にダメージがなく、韓国側にダメージがあるような事前策をしているうえに、アメリカという第三者を間に立たせる事で、韓国側が破った場合に「韓国に味方がいなくなる」という状況を作り出しました。


実際、韓国側は一連の慰安婦合意破りの件でアメリカ側から事実上の懸念を表明されています。


【時視各角】米下院議長は日本の味方だと? 中央日報 2019年02月20日


韓国とのやり取りでは、それがどんな事であれ「トラブルが起きる事前提」で事前策をとっておくこと、韓国社会ではその独特の価値観から約束破りが日常化している事を常に頭の片隅に置いておかないといけません。


そしてこの件ではもう一つ重要な事があります。
それは、彼らは「自分達は他者から厚遇され支援や特別措置をとられて当然だ」と考えているという事です。


これも先ほどの「自分は常に正しさを選択している」という独特の考え方が根底にあるのですが、これがあるため彼らはより一層「自分は約束を守らなくてもいい」と考える傾向にある上に、どんな事をしても自分は厚遇されると考える傾向にあります。


なぜなら、「常に正しさを選択しているウリ(自分達)は道徳的にも優れている」と考えているため、周囲の人々はその道徳的正しさを理解しているはずと考えるからです。
そして、韓国を厚遇しなかったり批判的な態度を取られると「きっと相手は自分達に嫉妬しているのだ」とか「道徳的な劣等性から負い目があるのだ」と考えます。


そのため、彼らは度々以下のような問題を指摘されています。


<取材日記>けち臭いコリア 中央日報 2007年12月18日
スマホ
https://s.japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=93937

「韓国外交官は米国を教化しようとし、日本は自分たちにできることはないかと聞く」 中央日報 2019年03月25日


最初の事例では、2007年に世界博覧会機構で韓国の代表が麗水での開催を支持して欲しいと訴えた際、複数の国から「韓国はひどすぎる。必要な時は哀願するが、それが終わってしまえば知らん振りだ」と拒否されたという事例です。


次の事例では、アメリカの国務省関係者から「韓国の外交官は会うとすぐにわれわれを教化しようとする。それから何々してほしいとお願いする。要請を聞き入れるとその後しばらく連絡が途切れる。少しするとまた連絡が来るが、会うとまた要請だ。」と、とにかく自分達の要求ばかりで一切こちらに協力しようとしない事を批判されています。


これも先ほどの事例が原因で、彼らは「自分は常に正しい」という前提で思考するため、自分達の利益になる事は他者が協力して当たり前だと考える傾向にあり、「お互い様」とか「恩を感じる」という発想が無いのです。


こうした考え方が前提にあるため、彼らはどんなに約束破りをしても「自分達が信用を失う」という発想に至りません。


道徳的に正しい事をしている自分達は信用されて当たり前であり、相手がこちらを信用しないのは相手に落ち度があるからだと考えるわけです。


最近韓国の文大統領が以下のように


「日本との関係発展させるべき」 歴史問題の政治利用は「残念」=文大統領 聨合ニュース 2019.05.02


「両国関係の根幹が揺るがないよう、互いに知恵を集めなければならないが、最近は日本がそのような問題を国内政治に利用し、問題を増幅させている傾向があるようで非常に残念だ」と演説していました。


これは要するに、徴用工問題に関連し韓国が1965年に締結された日韓請求権関連協定を守らないため、日本側が「ちゃんと国際法を守るべき」と当たり前の事を言っているだけなのですが、彼らは見え方が違います。


彼らの考え方では、「自分は道徳的に正しい選択をしているのであり、国際法を破っているわけではない」という考え方であるため、「正しい事をしている韓国に、日本が国内の支持率稼ぎのために難癖をつけている」という発想なのです。


関連記事
日韓問題基礎知識簡易版まとめ 前編
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こういうところからも、日本と韓国では約束に関する考え方や発想が根本から異なっている事がわかります。
そしてだからこそ、日本人同士の感覚で韓国人と約束を交わすと問題が起きやすいわけです。


3:民族主義を刺激してはいけない


これも日本人が陥り易い間違いに深く関わっています。


このブログでも過去何度か指摘していますが、韓国は非常に過激な民族主義教育が行われている社会であり、特に2000年代以降年々若い世代を中心に先鋭化してきており、韓国人の多くは日本人では想像もつかないほど過激な民族主義者です。


これがあるため、日本人の何気ないリップサービス的な一言が韓国人の民族主義を刺激し、問題を引き起こす事例が多数あります。


例えば、2001年の以下の事例


天皇陛下お誕生日に際し(平成13年) 宮内庁


上皇が韓国に対して「桓武天皇の生母が百済武寧王の子孫であると,続日本紀に記されていることに,韓国とのゆかりを感じています。」と発言したところ、韓国はこれで民族主義を刺激され、「日本の天皇百済が起源であると認めた」と曲解し、現在もそれがまかり通っている状態です。


実際には、桓武天皇の生母となった高野新笠は、百済が滅び日本に亡命した武寧王から数えて10代目にあたる人物なうえに、そもそも高野氏は武寧王がやってくる前から存在したため、実は武寧王とは無関係ではないかという説もあります。


つまり、はっきりした学術的根拠が無いため「ゆかりがある」と発言しただけのものが、彼らの民族主義を刺激し「天皇韓国起源説」にまで曲解され、今でも政治的に利用されているわけです。


また他にも、以下の事例では


日韓歴史研究報告書の要旨 四国新聞 2010/03/23
インターネットアーカイブ(上記リンクが見れない方向け)
https://web.archive.org/web/20170724181248/http://www.shikoku-np.co.jp/national/detailed_report/article.aspx?id=20100323000314
スマホで閲覧の方へ
一応インターネットアーカイブへ行かなくとも、スマホの方は四国新聞のページ内の「デスクトップ用サイトを表示」でPC版のページへ行ってもらえれば一応閲覧は可能なようです。


日韓の共同歴史研究会において、日本側が「当時はまだ「日本」という国号ではなかったため、「任那日本府」という呼び名はあたらめた方がいい」と提案し、韓国側は「倭の任那支配説は間違いだ」と強固に主張しました。


どういう事かというと、以下を見ると解り易いですが

広開土王碑
百殘・新羅舊是屬民、由来朝貢
而倭、以辛卯年[391]來、渡毎破百殘、更□新羅、以爲臣民。

百済新羅高句麗の属国だったが、391年に日本が海を渡って攻めてきて百済を打ち破り、さらに新羅も打ち破って属国にした。

隋書 巻八十一 東夷伝 倭国
隋書 原文
新羅百済皆以倭為大国多珍物並敬仰之恒通使往来」

新羅百済は日本を大国で珍しい物が多い国だとしており、ともに日本を敬い仰ぎ、つねに使いを送り、往来している 」

宋書 巻九十七 夷蛮伝 倭国
興死弟武立 自稱使持節都督倭百濟新羅任那加羅秦韓慕韓七國諸軍事安東大將軍倭國王(中略)…詔除武使持節都督倭新羅任那加羅秦韓慕韓六國諸軍事安東大將軍倭王

倭王武の時代に宋から使持節郡督倭・新羅任那加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事安東大将軍倭王の称号を受ける。

三国史記 新羅本紀
倭国と好誼を通じ、奈勿王の子未斯欣を人質とした。
均貞に大阿滄を授け、仮に王子として倭国に人質として送ろうとした。

百済本紀
(阿宰)王は、倭国と好誼を結び、太子の腆支を人質とした。
太子であった扶余豊は、かつて倭国に人質となっていた。

(※1)
「梁職貢図」から新羅・高句麗題起が発見 聨合ニュース(韓国語) 2011-08-23



実は広開土王碑や隋書 巻八十一 東夷伝 倭国宋書 巻九十七 夷蛮伝 倭国三国史記 新羅本紀、新羅本記、古代中国の職貢図において、百済新羅が「倭に服属していた」という記録が多数あるのです。


しかし、民族主義の高まりから「日本の起源は我々韓国人である、未開な原始人であった倭人に対して、文明を齎した百済人は神のように扱われた」と韓国では子供の頃から家庭や学校で繰り返し教わります。


そのため、百済新羅が日本に服属していたという記録が感情的に受け入れられず、これら記録を裏付ける任那の存在を決して認めることが出来ないので、反発し続けているわけです。


そして更に韓国側はこうした民族主義の高まりから歴史上の資料を否定するだけでは事足りず、その後現在まで以下のように主張しています。


日本教科書、また歴史わい曲 「新羅が日本に朝貢?」=韓国・東北アジア歴史財団 中央日報 2016年05月09日


記事では「日本の学界でも廃棄されたも同様の「任那日本府説」〔日本が加耶地域に機関を置いて韓半島朝鮮半島)南部を支配したという説〕を再び掘り返したものだ」と主張していますが、これは先ほど紹介した2010年の日韓歴史共同研究において、「当時はまだ「日本」という国号ではなかったため、「任那日本府」という呼び名はあたらめた方がいい」と提案したものを、都合よく曲解しているのです。


このように彼らは、年々先鋭化していく民族主義によって現在の自分達にとって都合の悪い歴史や気に入らない歴史を政治的な動機や感情的な動機で全否定し、この事例のように日本側の主張を捏造したりも平気で行います、現在の韓国はそういう状態なのです。


またこうした過激な民族主義は韓国在住の外国人達からも指摘されています。


「韓国には浅はかな民族主義があふれている」 朝鮮日報 2007/04/22


韓国の民族主義の先鋭化は韓国在住の外国人からもかなり懸念されている現象なのです。


このような状態であるので、こと韓国に対する時は実際問題かなり慎重にならないといけません。
普通なら問題にならないようなちょっとした言動が、韓国人の民族主義を刺激し問題を悪化させたり新たな問題を作り出したりしてしまうからです。


実際、最近も韓国人の民族主義を刺激してしまい、日韓の間にある諸問題に悪影響を与えてしまった人がいます。


「令和」考案の中西教授「万葉集は半島系渡来人の影響受けた」 朝鮮日報 2019/04/05
「日本の新元号の典拠となった古代和歌集は百済から大きな影響を受けた」 東亜日報 April. 05, 2019
「令和」元号を考案した日本の教授…「朝鮮半島の歌が日本の詩歌に影響」信じる知韓派 中央日報 2019年04月04日


最近日本のマスコミが「令和の考案者」として煽っている中西進教授、恐らく中西教授は他国に接するのと同じような軽い気持ちで「(三国時代の末)朝鮮半島百済高句麗が滅亡し、多くの人たちが日本に渡ってきた。その当時(渡ってきた)渡来人が万葉集に大きな影響を及ぼした」とコメントしたそうです。


結果、彼らの民族主義を刺激し上記の歴史論争にかなりの悪影響を与えた上に、記事を読む限りでは安倍首相批判にまで話が飛躍しており、これは非常に権威主義の傾向が強い韓国社会において「令和の考案者である人物も韓国の道徳的正しさを支持している」という認識に繋がるため、確実に今後の日韓の政治問題にも悪影響を与えます。


特に今回の件は、韓国の三大紙がこぞってニュースにしているため事態はかなり深刻です。


このように、韓国社会はその独特な民族主義の先鋭化から、他の国なら問題にならないような事でも簡単に問題化したり、既存の問題を悪化させる可能性があり、発言力のある人ほど韓国に対する言動は極めて慎重にならないといけません。


すこし状況が違いますが、「気の使い方」はイスラム圏の国家に対する言動と同じかそれ以上に「言葉に注意し発言は選ばないといけない」と考えてもらったほうがいいです。


とにかく韓国とかかわる場合は、「韓国は先鋭的な民族主義国家であり、特に日本と関わる歴史に関する好意的な内容は簡単に彼らの民族主義を刺激し、古代史を含む歴史問題や、現在の政治問題に多大な影響を与える」これを常に頭の片隅に置いておかないといけません。



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番外編マイリスト







(※1)
「梁職貢図」から新羅高句麗題起が発見
聨合ニュース(韓国語) 2011-08-23
https://www.yna.co.kr/view/AKR20110823082800005

青黛文集から捜し出して..ユン・ヨング博士公開
新羅は倭の属国」論議予告

(ソウル=聯合ニュース)キム・テシク記者=韓国古代史研究の第1級資料の中の一つと見なされる梁職貢図から永遠に消えたと見なされた新羅高句麗に対する簡略な説明の題記が最近発見された。

特に今回発見された新羅に対する題記には新羅が倭の属国という一節があっていわゆる任那日本府説とかみ合わさって論議がおきる展望だ。

韓国古代社専攻の仁川(インチョン)都市開発公社ユン・ヨング博士は去る20日西江(ソガン)大茶山館で行われた新羅史学会(フェチャン、キム・チャンギョム)第107回学術発表会を通じて中国で最近発見報告された梁職貢図題起を分析、紹介した。

ユン博士は今回公開された梁職貢図題記を南京博物館旧蔵本の梁職貢図版本と比較した結果、「新羅高句麗を含んだ7ヶ国の題起は完全に新しく出現した資料で、合わせて百済倭国をはじめとして既に知らされた9ヶ国の題起も内容で差が小さくない」と話した。
(中略)

ユン博士はこの内容中でも新羅倭国に属したりもしたという言及が新しく現れた大きな課題であり、これをどのように受け入れるかによって歴史学界で論議が広がることがありうると付け加えた。
(後略)