日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

韓流は政治利用が前提

さて、本日は韓国の政権交代に伴って、韓流の政治的な利用が活発化しているため、その件について書いていきます。

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け)

注意
・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


韓国では現在、「日本との関係改善」が頻繁に話題となっており、日本での韓流人気が特にクローズアップされ、関係改善の象徴のように扱われており、同時に韓国企業による日本との経済交流や観光誘致なども活発化している。


しかしよくよく調べてみると、全てが政治的な意図を持っており、むしろ韓流や経済交流をしているのだから、日本側もそれにこたえて関係改善に動くべきという、数々の政治的懸案を韓流などの交流で帳消しにすべきという論調になっている。


こうした彼らの考え方は「K-〇〇」と様々な事柄にKを付ける傾向に表れており、最近は防疫関連や政治関連にとどまらず軍事関連でも使われており、彼らにとっての韓流がどのような立ち位置なのかがよく分かる事例となっている。


※本文中のリンクは引用の元記事、或いはウェブアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。


1:政権交代で活発化し始めた韓流売り込み




まずはこちらの記事から

「3年を待った」、韓流フェス「KCON」を思う存分楽しんだ日本
東亜日報 May. 16, 2022
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220516/3385081/1

記事にもあるように、コロナ禍による規制が徐々に解除されてきた事で「日本のアーティストだけで行われた」韓流イベントが韓国文化を体験できる「KCONコンベンション」と同時に行われ、盛況だったという事を伝える記事です。


また次の事例では

原宿が明洞と見紛うほど…「最近の韓流は次元が違う」という日本人
中央日報/中央日報日本語版2022.05.16 08:11
https://japanese.joins.com/JArticle/291057

先ほどのイベントを紹介したうえで、「政治と文化の区分がますますはっきりしてきているようだ。韓国に対する好き嫌いとは関係なく韓国文化を楽しむ人が多い。もちろん嫌いな人もいて政治的に関係が良くないので新聞や放送など主流メディアでは韓国ブームをあまり扱わない。だが、メディアなどで見えるものよりもはるかに深く韓国が日本人たちの生活の中に入り込んできている状態だ」と書かれています。


このように、韓国は「政治が対立していても文化では交流していこう」という態度を取っており、この記事もその前提で書かれているわけです。


また次の記事では

日本のZ世代、「韓国風商品」に財布のヒモ緩める
朝鮮日報 2022/05/16
https://web.archive.org/web/20220517150431/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/16/2022051680131.html


「日本のZ世代(10-20代)を中心に韓国文化が大きな人気を集めている」としたうえで、企業なども「韓国自体」をブランドとした売り込みを最近活発化させてきているという事が書かれています。


そしてこうした最近の動きは以下の記事にあるように、

崔泰源「訪日推進」、孫京植「関係回復」…韓日経済協力再び糸口開く
中央日報/中央日報日本語版2022.05.12 06:52
https://japanese.joins.com/JArticle/290941

「新政権発足に合わせて財界レベルの韓日交流行事が相次いで開かれ」と書かれているように、政権交代に伴い、政府による関係改善への期待から経済交流も活発になってきている事と連動している事がわかります。


そしてここまでならば、元々経済と政治は不可分なのですから、政治的な対立の解消を期待して経済界が動いたというだけですので、自然な流れとして受け取ることができます。


2:韓流を全力で政治に活用



しかし実際には、調べてみると「政治と文化は別」という彼らや日韓友好を訴える人々の主張とは矛盾する主張が同時に繰り返されています。


例えばこちらの事例

<社説>韓国新政権発足 日韓改善へ首脳会談を
東京新聞 2022年5月12日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/176837

こちらの東京新聞の記事で「韓国の大衆文化は、若者を中心に日本に広く浸透している。コロナ禍前、多くの韓国人観光客が日本を訪れた。隣国との関係正常化は、双方の政治家の責務でもある」と書かれています。


また次の朝日の記事でも

韓国で5年ぶり保守政権へ 「日韓関係改善を」在日社会の期待と不安
朝日新聞 2022年3月10日
https://www.asahi.com/articles/ASQ3B3FPTQ39PTIL029.html

「韓流ブームで韓国に関心を持つ若者は増えている。外交関係の悪化が民間交流を萎縮させることがあってはならない。対話を重視し、首脳レベルで歴史問題などで合意をつくる環境を整えてと郭さんは望む」と書かれています。


文面通りに読めば、単に「交流をしていくうえで政治対立が邪魔になってはならない」という意味にとれるのですが、以前にも何度か韓流関連で引用した以下の記事にあるように

【社説】国家的課題に浮上した「韓国嫌い」解消
朝鮮日報 2008/08/16
http://web.archive.org/web/20080828034009/http://www.chosunonline.com/article/20080816000012


韓流広がる国への管理行うべき、外交問題大討論会
中央日報 2005.11.25
https://japanese.joins.com/JArticle/70031

元々韓流には、韓国政府が政府主導で「韓国への否定的なイメージを肯定的なイメージで上書きする」という意図がある事が書かれています。


そのうえで、先ほど挙げた朝日と東京新聞の記事を読み返してみると、政治的な問題を「韓流で覆い隠して誤魔化す」という意図が見えてきます。


韓国や朝日などのメディアでは、「双方に問題がある」という前提で、韓流が(日本で)人気なのだから政治対立を解消しようという論調になっていますが、実際には韓国側が問題を起こして政治対立が発生しているという事です。


文政権では、2015年の慰安婦合意や1965年の請求権協定を一方的に反故にし、そのうえでただ口で「反故にしていない」と強弁していますし、2018年の韓国海軍によるレーダー照射問題も結局韓国側は誤魔化して逃げています。


更には、2019年の日本による韓国への輸出優遇解除の件では「韓国による兵器転用可能な物資に対する輸出入管理が杜撰」であったことが原因にも関わらず、未だ「日本による不当な輸出規制」と強弁し続けており、こうしたことが関係悪化の原因です。


そしてここで重要なのは、実のところ韓国による韓流の売り込みが活発になるのは、大抵が「新政権発足直後」という事です。
もう少し具体的に書くと、政権末期に韓国政府が原因で悪化した日韓関係を、韓流で誤魔化すという事です。


最もそれが顕著だったのは、廬武鉉政権で悪化した日韓関係をK-POPの売り込み攻勢で誤魔化した李明博政権ですが、次の朴槿恵政権でも、実のところ李明博政権末期の行いで日韓関係が悪化しており、朴槿恵政権発後、2014年初めに日本への売り込み攻勢をかけ始めたグループがBTSなどの、現在日本でもメディアでの露出度の高いグループ群です。


BTSに関しては、いわゆる「原爆Tシャツ」の件で一時期日本でのイメージが悪くなり、ジャスティンビーバー関係者と組んでアメリカへの売り込みにシフトしましたが。


また文在寅政権でも、上記2者よりは規模が小さかったですが、現在の尹政権でやっている事と同じように

大阪韓国文化院 「KOREA MONTH」開催へ
聯合ニュース 2017.06.22
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20170622002000882


政府主導でのK-POPの売り込み攻勢を行っています。


要するに、廬武鉉政権で作られた枠組みをもとに、李明博政権で構築された「否定的イメージを肯定的イメージで上書きする」、つまり問題を解決するのではなく、別のイメージで問題を隠してしまうという、韓流の意図通りの事が行われているわけです。


3:「K-〇〇」からわかる韓国の意図



そしてこうしたK-POPと政治的な意図に関しては、韓国でよくみられる、なんにでも「K-〇〇」と付けたがる傾向から解ります。


次の記事では

【コラム】何にでも付けたがる「K」マーク
朝鮮日報 2021/05/16
https://web.archive.org/web/20210515224106/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/14/2021051480119.html

韓国で韓国の成功に何にでも「K」を付けたがる傾向があるという事に苦言を呈しています。
「韓国の大衆文化成功を民間の自然な成果ではなく、国家主導の人為的な結果物におとしめようということです」という部分への突っ込みは置いておくとしても、韓国では「K」とつける行為が「民族主義(記事にあるような愛国ではない)」と密接な関係にある事がわかります。


また次の事例では

【コラム】K独裁の登場か=韓国
中央日報/中央日報日本語版2021.08.27 08:35
https://japanese.joins.com/JArticle/282328

こちらの記事では、文政権がさらに露骨に「今ではもう何にでもKを付ける。もともとKoreaのKはK-POP、K-フード、K-ビューティーのように世界的な競争力を確保し、大韓民国の地位をさらに高めた分野に対する一種の献詞だった」と、露骨な政治的利用を行っている事が書かれています。


そしてこれが文政権だけの特異な現象なのかといえばそうではなく、上記のような記事を書いた当の中央日報にしても

【コラム】K防衛産業、米国市場参入は難しく…バイデン大統領が署名したこの措置(1)
中央日報/中央日報日本語版2022.05.17 14:23
https://japanese.joins.com/JArticle/291137


防衛産業に「K」を付け、アメリカの兵器産業への売り込みを「K防衛産業」と呼び、またこれを貿易や外交などともつなげており、韓国における「K」が単なる文化を表す言葉ではなくなっている事がわかります


そしてこうした事例から解るのは、彼らにとって文化活動と政治活動に「区別がない」という事です。
だから「K-POP」からはじまった「K」を同一の流れで防衛産業に付けることもできるのです。
「政治と文化は別」と言っている人達の「K」への定義付けとして極めて不自然なのです。


では、こうした背景があるという事は、彼らのいう「政治と文化は別」とは何かといえば、単に彼らにとってそれは「都合の悪い事を誤魔化す口実」でしかないという事です。


実際、日本に対して韓国が韓流を前面に出して「政治と文化は別」と主張するときは、韓国にとって政治的に都合の悪い事が起きているときです。
なので、「都合の良い事」の場合には、上記の記事にあるように、なんにでも「Kを付ける」という政治的行為にほとんど抵抗がないわけです。


またこれは日本で韓国の側に立つ人々も同じです。
自分達にとって都合の悪い事を封殺し、韓国のイメージ悪化を抑え込む目的で使っているわけです。


なので、現在のように韓国の行いで政治的な対立が悪化すると、ひたすら韓流を全面に押し出し、政治的な対立を韓流で上書きし誤魔化そうとするというわけです。
このように「韓流は元々政治利用が前提」なのです。



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