日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【ゆっくり解説】誤魔化し続ける朝日と毎日

さて、本日は未だに慰安婦問題で誤魔化しをし続ける朝日新聞毎日新聞の問題について扱っていきます。


本日の投稿動画
www.nicovideo.jp

youtu.be


元記事
慰安婦問題を誤魔化し続ける朝日新聞
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-470.html
未だに慰安婦の定義を誤魔化す毎日新聞
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-475.html


関連動画
【ゆっくり解説】朝日新聞の慰安婦報道検証 part1/2 - ニコニコ動画
【ゆっくり解説】朝日新聞の慰安婦報道検証 part1/2 - YouTube

【ゆっくり解説】朝日新聞の慰安婦報道検証 part2/2 - ニコニコ動画
【ゆっくり解説】朝日新聞の慰安婦報道検証 part2/2 - YouTube


お品書き

朝日新聞

毎日新聞

・変わっていない

注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

・「マスコミ問題」であり右派・左派等の陣営論争は本題ではありません

・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります

・毎週土曜日更新


※以下は動画のテキスト版です





レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。


レイム
今回の朝日と毎日という「いつものセット」が誤魔化しているって何を?


マリサ
レイムもよく知っている、韓国との慰安婦問題関連だぜ。


レイム
え?この期に及んでまだ何か誤魔化しているの?


マリサ
あれだけ色々あって、ネットで実態が知られてきているのに、未だに「定義の誤魔化し」をやっているんだぜ。


レイム
というか、ここまでくると誤魔化しというより「居直り」に見えるわね。


マリサ
ある意味ではそうかもな。
そんなわけでそろそろ本編へ行くぜ。


朝日新聞


レイム
それで、まずは「朝日」から?


マリサ
そうだぜ、朝日新聞はみんな大好きだしな

(社説)「慰安婦」判決 学問の自由 守られた
朝日新聞 2023年10月30日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15779366.html

 史実の探求に、公権力の介入はあってはならない。民主主義の根幹をなす、学問の自由、表現の自由の重要性を説いた韓国大法院(最高裁)の判断を歓迎したい。

 朴裕河(パクユハ)・世宗大名誉教授の著書「帝国の慰安婦」をめぐる刑事裁判で、朴氏が元慰安婦らの名誉を傷つけたとして有罪としたソウル高裁の判決について、大法院は「無罪の趣旨」により破棄し、差し戻すとした。

 大法院は、慰安婦の集め方に関する記述など、控訴審で有罪とされた表現は「学問的な主張や意見の表明とみるのが妥当」として、名誉毀損(きそん)にはあたらないと判断した。

 朴氏は著書で、時代や場所により様々な過程をたどって女性が慰安婦にさせられていた実態を指摘した。その背景にあった、日本の帝国主義による植民地支配や、女性への抑圧といった構造的な問題に切り込んだ。

 日本の官憲が少女を暴力的に連れ去ったという、韓国内での一面的なイメージに疑問を投げかけ、むしろ物理的な連行の必要すらないほどまでに女性たちが追い込まれていた状況を指摘した。

 だが、これらをめぐる記述のいくつかは、韓国社会に浸透していた被害者像とは一致しなかった。元慰安婦や支援団体の反発を招き、検察による在宅起訴に至った。

 歴史的事象については、様々な見方や解釈がありうるだろう。朴氏の見解や主張に疑問を投げかける意見もあって当然だ。

 しかし、特定の個人をおとしめたりするものでない限り、公権力が入り込んで真否や解釈を決めることは、自由で幅広い探求を阻害し、史実の究明を遠ざけることにつながるのは確実だ。
(後略)

マリサ
2023年10月の朝日の社説なんだが、韓国の朴裕河世宗大名誉教授の著書「帝国の慰安婦」が、「慰安婦の名誉を傷つけた」として告訴された件で、韓国大法院が「「無罪の趣旨」により破棄し、高裁に差し戻す」という判決を出した件について書いているぜ。

※2024年4月にソウル高裁で差し戻し無罪判決が出ています。

韓国「帝国の慰安婦」著者に無罪判決 ソウル高裁、名誉毀損認めず
朝日新聞 2024年4月12日
https://www.asahi.com/articles/ASS4D2ST3S4DUHBI00HM.html

マリサ
記事ではこの裁判を評価し、「歴史的事象については、様々な見方や解釈がありうるだろう。朴氏の見解や主張に疑問を投げかける意見もあって当然だ」「特定の個人をおとしめたりするものでない限り、公権力が入り込んで真否や解釈を決めることは、自由で幅広い探求を阻害し、史実の究明を遠ざけることにつながるのは確実だ」と指摘しているぜ。


レイム
ああ、これどういう事かわかったわ。
まず、朴教授の著書では「日本の官憲が少女を暴力的に連れ去ったという、韓国内での一面的なイメージに疑問を投げかけ、むしろ物理的な連行の必要すらないほどまでに女性たちが追い込まれていた状況を指摘」と書かれているけど、これ中央大学の吉見教授などの「直接の連行はしていないが、軍には強制の意図自体はあった」という主張と概ね同じなのよね。


マリサ
そうだぜ。
つまり、言論の自由を守るという名分になっているが、実際は朴教授が有罪と認められてしまうと、吉見教授らの主張まで否定されてしまうからこう書いているだけなんだよな。


レイム
しかも、過去動画「朝日新聞慰安婦報道検証」で指摘したように、「本人の意思に反して軍の慰安婦になった」という大前提自体が、当時の一次資料と照らし合わせると成り立たない可能性が極めて高いのよね、そもそも証言自体まるで検証されていないし。


※動画説明欄に関連リンクがあります。


マリサ
あと、この件って一連のラムザイヤー教授の論文を巡る騒動との二重基準っぷりも酷いんだよな。
こちらの朝日新聞論座の記事を見ると

【1】歪められた「朝鮮人虐殺」の史実
論座/朝日新聞 2021年07月05日
https://web.archive.org/web/20210705003718/https://webronza.asahi.com/national/articles/2021061100004.html

(一部抜粋)
ラムザイヤー・スキャンダル」の始まり

 ラムザイヤーが書いた論文"Contracting for sex in the Pacific War"(「太平洋戦争における性行為契約」)が国際的な学術誌のオンライン版に掲載されたのは2020年末のことだ。内容は、経済学の「ゲーム理論」を公娼制度の下での娼妓や日本軍「慰安婦」に当てはめ、一般にその多くが人身売買の犠牲者と考えられている彼女たちが、実は業者との間でゲーム理論でいう「信頼性のあるコミットメント」を成立させていた、つまり自発的に対等な契約を結んでいたと主張するものだ。

 この論文を今年1月に産経新聞が好意的に取り上げ、それを韓国のメディアが報じたことで、こうした歴史問題に関心をもつアメリカ、韓国、日本の人々の間で大きな波紋が広がっている。「事実に反した内容だ」「学術論文の要件を満たしておらず、学術誌に掲載されるべきではない」とする声が韓国や欧米のアカデミズムの世界から上がる一方で、日本国内からは「慰安婦の強制連行がなかったことを証明してくれた」という歓迎の声が聞こえる。歓迎する人々が描き出す構図は、2月25日付の「夕刊フジ」の「『慰安婦』完全否定/米ハーバード大教授/韓国半狂乱」という見出しが象徴しているように、おおむね「韓国」がラムザイヤーを総攻撃しているといったもののようだ。

 だが様々な報道を読むと、それは的外れに思える。むしろ、ラムザイヤーとその論文に関わる歴史学や経済学を中心に、欧米のアカデミズムの中から広範に抗議の声が上がっていることが、この問題の特徴ではないだろうか。

 たとえばハーバード大学東アジア言語文化学科のカーター・エッカート教授と歴史学科のアンドルー・ゴードン教授がラムザイヤー論文を「最悪な学問的真実性の違反だ」と批判し、掲載撤回を求める共同声明を発している。

 ゴードンと言えば、世界的に知られた日本近現代史研究者である。ハーバード大学歴史学部部長やライシャワー日本研究所所長を務め、『日本の200年――徳川時代から現代まで』(翻訳は、みすず書房)は、日本近現代史の通史としてアメリカの多くの大学で教科書として使われている。2014年には旭日中綬章を受章した。

 エッカートは、ハーバード大学コリアン・インスティチュート所長を務めた朝鮮史学者で、著書『日本帝国の申し子――高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源』(同、草思社)では韓国の経済成長の起源を日本の植民地統治に求めたことで議論を呼んだ。同書のレビューをアマゾンで確認すれば、彼が日本でどのように歓迎されてきたか、一目で分かるだろう。

 要するに二人とも、「反日」とか「韓国の手先」といった安っぽいレッテル貼りで済む人々ではないのである。他にもテッサ・モーリス=スズキをはじめ、多くの日本史学者が抗議の声を上げている。


マリサ
本来であれば、論文には論文で反論するべきなのに、記事では国内外の研究者などが「論文の撤回」を要求していて、この記事はそれを支持する内容になっているんだよな。
朴教授の件では「歴史的事象については、様々な見方や解釈がありうるだろう。朴氏の見解や主張に疑問を投げかける意見もあって当然だ」とか書いているのに。


レイム
こういうのも、目的は「言論の自由の保護」ではなく、自分達の支持する論調を守りたいだけという意図と指摘される原因なのよね。


マリサ
というか、記事では「資料の恣意的引用」とか言っているが、ならなおさら撤回要求ではなく、論文でそれを指摘すればいいだけなんだぜ。
方や「異論は保証されるべき」としながら、方や「論文は撤回されるべき」という主張を支持する、朴教授とラムザイヤー教授、2人への態度の違いを比較すれば、朝日の「言論の自由」がどんなものかがよく分かるよな。


毎日新聞


レイム
次は毎日新聞


マリサ
そうだぜ。
この新聞社も慰安婦関連が無茶苦茶だからな。
まずはこの記事から

慰安婦」にされた故・宋神道さん 親交深めた2人が対談イベント
毎日新聞 2023/12/1
https://mainichi.jp/articles/20231130/k00/00m/040/224000c

 旧日本軍の「慰安婦」にされ、日本政府に公式謝罪と賠償を求めて闘った在日韓国人の宋神道(ソン・シンド)さん(1922~2017年)について語り合うイベントが12月2日、オンラインで開かれる。宋さんと親交を深めた在日韓国人の梁澄子(ヤン・チンジャ)さんと辛淑玉(シン・スゴ)さんが対談する。

 宋さんは16歳のとき、故郷の韓国忠清南道から中国の慰安所に連れて行かれ、日本の敗戦後は宮城県に長く住んでいた。国に謝罪を求めて93年、東京地裁に提訴。10年に及ぶ闘いを経て最高裁は03年に上告を棄却し、敗訴が確定したが、以後も「二度と戦争をしてはならない」と声を上げ続けた。

 今回の対談は、フリー編集者の市川はるみさんが中心となって企画した。「『慰安婦』問題ってなんだろう?」(平凡社)の著者で、一般社団法人「希望のたね基金」の代表理事を務める梁さんは、宋さんが亡くなるまで寄り添った。人材育成コンサルタントの辛さんは、宋さんにとって「遠くに住む孫のような存在」だったという。市川さんは「この二人の話を通じて素顔の宋さんに触れてもらえれば」と話す。

 当日は午後1時半から。参加費1500円。学生無料。視聴方法など問い合わせは事務局(chugakushitsumon@gmail.com)。【明珍美紀】

マリサ
記事では、日本軍の慰安婦被害者とされる在日韓国人の宋神道(ソン・シンド)という人物について扱っているんだが、経歴について「宋さんは16歳のとき、故郷の韓国忠清南道から中国の慰安所に連れて行かれ、日本の敗戦後は宮城県に長く住んでいた」となっているぜ。


レイム
これ、典型的な「いつ」「誰が」「何のために」「どのようにして」がはぐらかされた記事ね。


マリサ
そうなんだぜ。
で、実際の証言についてみてみると

証言未来への記憶 アジア「慰安婦」証言集I (証言未来への記憶 アジア「慰安婦」証言集) 単行本 – 2006/6/23
西野 瑠美子 (編集), 金 富子 (編集), アクティブミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」 (編集)
https://www.amazon.co.jp/dp/4750323209
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008238639
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010876812

(一部抜粋)
大田(テジョン)で、四十二、三ぐらいのばあさんが、無理して嫁御に行く必要ない、戦地さ行けば国のために働くにもいいし、とにかく結婚なんかしなくてもよし、心配ないと。なんだとかかんだとかうまいこと言ったから、その口車に乗ってそのババアにくっついて行ったわけだ。国のためって言われても分からないから。戦地と言っても分からないから。手任し足任せ。今考えたら、それが「慰安婦」になるってことだったんだよね


マリサ
2006年に出版された「証言未来への記憶 アジア「慰安婦」証言集」という本の中では、「四十二、三ぐらいのばあさんが、無理して嫁御に行く必要ない、戦地さ行けば国のために働くにもいいし、とにかく結婚なんかしなくてもよし、心配ないと。なんだとかかんだとかうまいこと言ったから、その口車に乗ってそのババアにくっついて行ったわけだ」となっているぜ。


レイム
そもそも「口車に乗せた人物」がどんな属性かが不明なので、軍と話が繋がっていないわね。
というかこの人物って、過去動画「朝日新聞慰安婦報道検証」で言及した「蝎甫(カルボ)」や「妓生(キーセン)」のスカウトっぽいのよね。


マリサ
また次の証言では

皇軍慰安所の女たち 単行本 – 1993/8/1
川田 文子 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480813373
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002276421
(一部抜粋)
初老の“人間ブローカー”は神道平壌に連れて行った。平壌には大勢の若い娘が集められていた。神道は自分と同じ年頃の娘たちを見た時、こんなに大勢戦地に行くのだもの、なにも怖がることはないのだと少し気が楽になった。
 その建物は、その後の経験で分かったのだが、娘たちを売り買いするいわば市場となっていた。戦地から軍の要請を受けてやって来た慰安所経営者やその雇用者である帳場と、各村や町で娘を集めた“人間ブローカー”との間で取引きがなされたのだ。人間ブローカーは、そこまで娘たちを連れて来るのにかかった経費にて手数料を上乗せした額を慰安所経営者あるいは帳場から受け取り、娘たちを引き渡す。その時慰安所経営者や帳場が支払った額は、そのまま娘たち一人一人の借金になった。娘たちは、前借金を一銭も受け取らなくても否応なしに借金を負わされてしまうのだ。神道黄海道出身のコウさんという男に買われた。
 数日後、娘たちは平壌を発ち、北上して満州に入り、さらに天津へと連れて行かれた。
 戦地へ行って御国のために働けば金になると人間ブローカーから聞かされていたが、仕事の内容は知らされなかった。(P.104~105)

マリサ
さっきのスカウトについて「人間ブローカー」としたうえで、大勢の女性が平壌に集められ、「娘たちを売り買いするいわば市場」に連れていかれたとしたうえで、「黄海道出身のコウさんという男に買われた」としていて、この時に前借金を背負ったとしているぜ。


レイム
これも、過去動画で説明した「妓生や蝎甫の身元引受人」っぽいわね。
日本で慰安婦問題を支援する人達は、日本の公娼制度における「下請け」としているけど、この人物ややり取りを見る限りでは、元々朝鮮にあった「蝎甫」や「妓生」の延長にしか見えないのよね。


マリサ
というか、いくら調べても「当時の蝎甫や妓生との比較」がどこでもされていないんだよな。
過去動画「朝日新聞慰安婦報道検証」で引用した京都大学の論文だと、日本がやったのは彼らの伝統的な蝎甫や妓生の風習を改善し、女性の取れる選択肢を増やしたわけだけど、彼らの主張通りだと日本の公娼制度のせいで選択肢が狭まったことになっているのに、その根拠が証言だけだし。


レイム
これは慰安婦関連だけではなくて、徴用工問題でも同じなのだけど、彼らの「証言」には2パターンあって、根本的に証言が一貫しないパターンと、今回の毎日の事例のように「誰の意思で慰安婦になったか」がはぐらかされているパターンとがあって、その検証が一切されていないのよね。


変わっていない


マリサ
でな、今回の朝日と毎日、両方で行われている誤魔化しとして、朝日の方では「日本の官憲が少女を暴力的に連れ去ったという、韓国内での一面的なイメージに疑問を投げかけ」となっていて、あたかも「そういう事例」自体はあったかのような印象を受ける書き方になっているんだよな。



マリサ
で、毎日の方では「故郷の韓国忠清南道から中国の慰安所に連れて行かれ」となっていて、「誰にどういった理由で連れていかれたか」がないから、これもさっきの朝日の事例と同じような事があったという印象を受けるようになっているんだぜ。


レイム
実際には「そんな事例が客観的に証明された事はない」し、日本側では否定されているけど、韓国側では慰安婦といえば「軍や国の命令で軍人や官憲が直接的に行った動員や拉致」となっているから、意図的に「どうとでも取れる書き方」をしているのよね。


マリサ
でな、韓国で慰安婦問題といえばレイムがさっき説明していた定義の事で、最近も次の記事にあるように


韓国政府が日本の教科書検定に遺憾表明 日本大使呼び抗議
聯合ニュース 2024.03.22
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240322004200882
(一部抜粋)
 声明は「歴史的・地理的・国際法的に明白な韓国固有の領土である独島に対する不当な主張が盛り込まれた教科書を日本政府が再び検定通過させたことに強く抗議し、独島に対する日本のいかなる主張も受け入れられないことを明確にする」と強調。「日本軍慰安婦被害者問題や強制徴用問題に関する表現と記述が強制性を表さない方向に変更された」とし、日本政府が自ら明らかにしてきた過去の歴史に関する謝罪と反省の精神に基づいた歴史教育を真摯(しんし)に実践していくよう促した。

マリサ
2024年3月に韓国政府の公式声明として、「日本軍慰安婦被害者問題や強制徴用問題に関する表現と記述が強制性を表さない方向に変更された」という事に抗議しているんだが、日本の教科書は「軍や国の命令で軍人や官憲が直接的に行った動員や拉致」という意味での強制性を否定しただけだから、韓国は国の「公式の見解」として、これに抗議している事になるぜ。


レイム
この辺りの事、朝日や毎日は「抗議している事」は伝えても、絶対に詳細を伝えないわよね。


マリサ
それだけじゃなく、慰安婦問題で朝日も毎日も何度も韓国の政府の公式発表や団体の主張に触れているから、それを知らないなんてことがあるわけがなく、知っていて「誤魔化している」のがはっきりしているんだぜ。


マリサ
あとな、20年以上前から指摘されている事だけど、今でも朝鮮半島には「妓生制度」が残っているんだぜ。
次を見てくれ

「かわいい女子生徒を見つけたらまず最初にやることは…」 2回「喜び組」に選ばれそうになった脱北女性
朝鮮日報 2024/05/09
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/05/08/2024050880146.html
(一部抜粋)
 「喜び組」は三つのグループからなるという。一つ目のグループはマッサージの訓練を受け、二つ目のグループは金正恩総書記と側近たちのために歌やダンスを専門に学び公演を行う。また「牡丹峰楽団」などの名称で表舞台に登場することもあるという。実際に牡丹峰楽団は身長165センチ以上、体重50キロ以下の美人歌手と演奏者10人ほどで構成され、「平壌版少女時代」とも呼ばれている。現在金正恩総書記が関係する行事や儀典を総括する玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏は牡丹峰楽団の元団長だ。

 パクさんによると、三つめのグループは性行為を担当するという。中でも特に魅力的な少女は金正恩総書記のために、それ以外の少女たちは下級将校や政治家を満足させるために選抜されるようだ。パクさんは「男性を喜ばせる方法を学ぶことが彼女たちの唯一の目標」と説明する。

 北朝鮮の「喜び組」は1970年代に金日成(キム・イルソン)主席のために最初に立ち上げられた。パクさんは「金日成金正日キム・ジョンイル)、金正恩はいずれも好みの女性が違っていたので、その時代ごとに『喜び組』の顔触れも変わった」「金正日は背が低かったので身長が160センチ以上の女性を好み、丸形の顔が多かった」「金正恩は妻も元々喜び組所属だったといううわさがある」などと伝えた。

マリサ
北朝鮮の「喜び組」について、脱北者からもたらされた情報なんだが、喜び組には3つのグループがあり、「一つ目のグループはマッサージの訓練を受け、二つ目のグループは金正恩総書記と側近たちのために歌やダンスを専門に学び公演を行う(中略)三つめのグループは性〇為を担当するという。中でも特に魅力的な少女は金正恩総書記のために、それ以外の少女たちは下級将校や政治家を満足させるために選抜されるようだ」となっているぜ。

関連記事
〈朝鮮歴史民俗の旅〉 妓生(1)
朝鮮新報 2004.10.30
https://web.archive.org/web/20070421182844/http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2004/06/0406j1030-00001.htm


レイム
これ、過去動画「朝日新聞慰安婦報道検証」のパート2で引用した、朝鮮大学校文学歴史学部の非常勤講師が説明していた妓生制度と殆ど同じなのよね。


マリサ
で、この件って昔から指摘されてきていたのに、慰安婦問題で日本政府を批判する人達は、この件を無視するか、無視できないと「妓生は歌や踊りを踊る芸者のような存在、喜び組も同じ」とメディア等を使ってごり押した挙句、異論をイデオロギー問題や差別問題にすり替えて封じてきたんだよな。


レイム
慰安婦問題の結論に都合が悪いからと、現在の北朝鮮の人権問題すらごり押しで無視するという事をやっているのよね、これ。

今回のまとめ

朝日新聞が朴教授とラムザイヤー教授の件で二重基準
毎日新聞が検証されていない証言で印象操作
・韓国は今でも「強制性」に拘る


マリサ
こういう事例から解るのは、朝日も毎日も実際には人権も言論の自由も全く重視していないって事なんだよな。


レイム
そうね、今更「韓国側が実際に何を言っているのか知りません、証言の詳細も知りません、取材不足です」なんて通じるわけもないし、全部分かっていてこういう事をやっているわけだから、朝日や毎日にとっては人権や言論の自由よりも、「イデオロギー的正しさ」の方が重要という事になるわね。


マリサ
しかもそういう事をしている人間ほど人権や言論の自由を声高に主張したがるから、余計に問題なんだよな。


レイム
というより、本人たちには自覚無いわよねこれ。


マリサ
これもいわゆる「党派性の先鋭化」の影響だよな。
党派性が先鋭化すると、自分達の意見と対立する異論が「悪」に見えてくるから、どんなに批判されても「極右の差別主義者が日本の過去を美化しようとしている」としか考えられなくなって、自分達の問題に気付けなくなるんだぜ。


レイム
故意にやっているのに、それを矛盾と自覚できないって、いわゆる「二重思考」というやつよね。
私たちもこうならないよう、「これは誰にでも起こり得る」という自覚をもって、常に自身を客観視できるようにしておかないとね。


マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました


大口
おつかれ~。
今回ちょっと前回のオマケの補足を。


マリサ
なんかあったのか?


大口
ウォンバットについてなんですが、あれはいわゆる「有袋類」で、近い種としてはカンガルーやコアラがいます。


大口
有袋類は、古代に繁栄した種なのですが、今はオーストラリア大陸南北アメリカ大陸のオポッサム以外絶滅しているグループで、ウォンバットはオーストラリアで生き残った有袋類が独自に進化した種というわけです。


レイム
コアラやカンガルーの親戚ってこと?


大口
そういうわけではなくて、有袋類は現生哺乳類の主流である有胎盤類より前に登場したグループで、有袋類と有胎盤類の分岐は1億6000万年前から1億4000万年前頃に起きたとされているから、歴史も古く色んな種がいて、今オーストラリアにいるのはその生き残りが進化した種なので、直接的なつながりは薄いんだよ。


レイム
なるほど。


マリサ
そんなわけで今回はここで終わるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~




もしよかったらクリックをお願いします。

blog.with2.net


お知らせ。
転載について
・個人の利用であれば、一般的に「引用」とされる範囲での転載は自由にしてもらってかまいません、報告も必要ありません。
・企業・団体等が「転載」する場合は私の方へ事前連絡いただき、許可を取ってから行ってください。
イデオロギー色の強い団体等に関しては、理由の如何に関わらず「転載は原則禁止」とさいただきます。


以下は当ブログのお勧め記事です、もしよかったらこちらもどうぞ。

韓国人が日本人から嫌われる根本的原因 - 日韓問題(初心者向け)

【韓国起源説】日本人の反論は韓国人に通じない - 日韓問題(初心者向け)

日本人と韓国人とでは「約束・契約」の概念が全く違う - 日韓問題(初心者向け)

日韓問題(初心者向け)の方針について色々 - 日韓問題(初心者向け)

【河野談話】韓国政府が自爆しました - 日韓問題(初心者向け)

フランスのJapan Expoから韓国がいなくならない原因 - 日韓問題(初心者向け)

「Japan Expoに寄生しないで独自のコリアエキスポやればいいのに」→過去にやった事があります - 日韓問題(初心者向け)

韓国人の差別意識の特徴とタイの嫌韓 - 日韓問題(初心者向け)

嫌韓の出発点、2002年日韓共催ワールドカップで何が起きたのか - 日韓問題(初心者向け)

嫌韓を「排外主義者=ネトウヨ」と考える人達に対する考察をしてみた - 日韓問題(初心者向け)

「韓国に対して謝罪すれば解決する」は大きな間違い - 日韓問題(初心者向け)

韓国視点から見たヘイトスピーチ - 日韓問題(初心者向け)

メアリー・スーとネトウヨ論 - 日韓問題(初心者向け)

日韓問題とイデオロギー論争 - 日韓問題(初心者向け)

韓国では異論が徹底的に排除される - 日韓問題(初心者向け)

日韓問題基礎知識簡易版まとめ 前編 - 日韓問題(初心者向け)

日韓問題基礎知識簡易版まとめ 後編 - 日韓問題(初心者向け)

初心者でも解る韓国対策 - 日韓問題(初心者向け)

韓国社会では「記憶の改変」が起きているわけではない? - 日韓問題(初心者向け)

【再現】2002年日韓ワールドカップ Public Viewing in 国立競技場 - 日韓問題(初心者向け)

徴用工裁判問題まとめ - 日韓問題(初心者向け)

慰安婦問題で重要な事 - 日韓問題(初心者向け)



動画版マイリスト



番外編マイリスト