さて、本日は韓国人の態度で日本人が勘違いしやすい、「矛盾」に対する考え方について扱っていきます。
※2023年6月15日22時15分
タイトルを「韓国人派矛盾を認識できているが…」から変更しました。
初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。
ブログ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け)
注意
・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています
・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです
・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらどう思うか」という客観性を常に持ちましょう
・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
少し前より日本に入国する場合の税関チェックが厳しくなり、金製品の持ち込みに制限がかかるようになっているが、観光などで不便を感じる韓国人達から不満の声が挙がり、それを韓国の各メディアが取り上げるという状況になっている。
こうなった背景には、韓国からの金の密輸が2014年頃から頻発するようになり、状況的に韓国側が国としての対策をほとんどとっていない事から、日本側が韓国からの金製品の持ち込みを一律で制限をする措置を取ったという経緯が見えてくる。
この事例のように、日本関連に限らず韓国では因果関係を無視し、原因を把握しながら原因が存在していないかのような矛盾した言動が度々みられるため、一見すると矛盾を理解していないかのように見えるが、実際には私たちと同じように矛盾を認識しており、そのうえでそれを無視した態度をとっているという実態がある。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはウェブアーカイブやウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。
以下から本文
1:韓国からのクレーム
まずはこちらの記事から
「日本に行くときは金のネックレスをするな」 韓国で注意喚起…その理由とは
朝鮮日報 2023/06/13
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/06/13/2023061380240.html
日本の税関が審査を強化、韓国人を長時間調査するケースが続出
【NEWSIS】旅行で日本に行ったら、金のネックレスをしていたせいでひどい目に遭った-こんなケースが韓国人旅行者の間で相次いでいる。ネイバーの日本旅行関連コミュニティーサイトには、金製品を身に着けていたせいで大変な目に遭ったという報告が続出している。
Aさんは「先月31日、札幌を訪れ、『Visit Japan』(入国手続きオンラインサービス)で金のネックレスを申告した。税関では別のスペースに連れていかれ、全身を触られて検査され、バッグの中まで全部検査された」と書き込んだ。さらに「犯罪者扱いされたかのようにトイレまでついてくるので気分が悪かった」と続けた。このとき日本の税関職員は「日本に金を持ち込んだので税金を払わなければならない」と繰り返すだけだったという。Aさんは税関職員と言い争った末、税金を払う代わりに保管手数料を払って空港に金のネックレスを預けた。
また、熊本に温泉旅行に行った際に、身に着けていた金のネックレスを申告しなかった韓国人が、日本の関税法違反の容疑で拘禁され、7時間にわたって調査を受けたというケースもあった。問題になったネックレスは75グラムの純金製で、時価600万ウォン(約60万円)相当だった。
韓国外交部(省に相当)は海外安全旅行サイトで「最近、日本の税関が審査を強化しており、我が国の国民が日本に入国する際に不便を強いられるケースが頻発している」として「高価な金製品は韓国に置いていくように」と注意を促した。
日本は金の純度、重量、使用の有無に関係なく、金または金製品を携帯して搬入する場合「携帯品・別送品申告書」にその物品に関する情報を必ず記載しなければならない。特に、免税範囲の20万円を超える場合はその物品に消費税などが課税される。
純度90%以上の金または金製品の重量が1キログラムを越える場合、税関に「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」を別途提出しなければならない。指輪やネックレスなどの金製品を申告せずに持ち込んだ場合、日本の関税法上の虚偽申告で処罰されるか、品物を押収される可能性がある。
パク・チュヨン記者
先日の朝鮮日報の記事なのですが、最近日本の税関が審査を強化したため、韓国人旅行者が「ひどい目にあった」とクレームを入れる事例が増えたとしている記事で、手荷物や身体検査をされ保管料を支払わないといけなくなったケースや、長時間の取り調べをうけたというケースが報告されています。
また次の記事を読むと
韓国人観光客、金のネックレスをして日本に行ったら…「かばんをくまなく捜して犯罪者扱い」
ⓒ 中央日報日本語版2023.06.14 10:12
https://japanese.joins.com/JArticle/305506
日本入国の際に着用していた金製品によって不便を強いられる韓国人旅行客が増えていることが分かった。
日本の関税当局が金密輸対策の強化の一環として金、または金製品の搬入関連審査を徹底するためで、外交部も「普段着用する高価な金製品は韓国に保管して行くことを勧める」と呼びかけた。
韓国の日本旅行投稿サイトには最近、金製品着用関連の質問に関連事例が投稿されている。作成者のAさんは「先月31日札幌に行く時、Visit Japan Webサービスを通じて着用していた金のネックレスを申告した」とし「すると税関から別の空間に連れて行かれ、全身をタッチしながら確認し、カバンを一つひとつ開けて検査した」と主張した。
さらに「犯罪者扱いのようにトイレまでついてくるのに気分を害した」として「税関職員は『金を持ってきたので日本に税金を払わなければならない』と繰り返した」と話した。Aさんはいざこざの末に税金を払わず、その代わりに保管手数料を払って空港に金のネックレスを預けることにした。
Aさんは「領事館職員も最近になって福岡などから同じ事例で問い合わせの電話がたくさん来ていると言った」とし「過去にはそれほどでなかったが、今年初めからこのような事例が多くなったという。旅行に来てストレスを受けないように高価な金製品は家に保管してきた方が精神健康に良い」と話した。
これに先立って、日本の熊本に温泉旅行に行った韓国国民が金のネックレスを申告しなかったという理由で、日本関税法違反の疑いで拘禁され、約7時間ほど取り調べを受けたというニュースも伝えられた。当時着用していた装身具は75グラム程度の純金で、時価600万ウォン(約65万円)相当と知られた。
日本は金の純度や重量、使用の有無と関係なく、金または金製品を持ち込む際、「携帯品・別送品申告書」に該当物品に対する情報の申告が義務付けられる。免税範囲である20万円を超えると、該当物品に消費税なども課税される。
外交部は海外安全旅行サイトで「最近、韓国国民が日本に入国する過程で日本税関の強化された審査で不便を被る事例が頻繁に発生している」とし「普段着用していた高価な金製品は韓国に保管していくようお願いする」と呼びかけた。
記事で書かれている「苦情」が朝鮮日報の事例と同じことから、同一人物へのインタビューなのでしょうが、これが「一部の事例」という事ではない事が、韓国外交部(日本の外務省に相当)から「最近、韓国国民が日本に入国する過程で日本税関の強化された審査で不便を被る事例が頻繁に発生している」「普段着用していた高価な金製品は韓国に保管していくようお願いする」という呼びかけが行われている事からわかります。
ここで疑問になるのが、なぜコロナ規制が終わり韓国人観光客が増えた状況で日本の税関が審査を強化したのかという事で、次の記事では
「日本旅行に金製品を持っていかないで」 密輸対策で日本税関の審査強化=韓国外交部
聯合ニュース 2023.06.13
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230613003600882
【ソウル
聯合ニュース】韓国外交部は13日、このところ日本の税関当局が金製品の持ち込みに対する審査を厳しくしているとして、日本を旅行する際は高価な金製品を持っていかないよう同部の海外安全旅行ホームページで呼びかけた。
貴金属の密輸対策が強化されたため、金や金製品の持ち込みに対し審査が厳格に行われていると説明。韓国の旅行客が日本に入国する際に「不便を被るケースが頻発している」とし、訪日の際は注意するよう呼びかけた。
「貴金属の密輸対策が強化された」という事を、韓国の外交部は説明しているようですが、「なぜ強化されたのか」についての説明はありません。
ただ「貴金属の密輸対策が強化されたため」という説明があるのみで、「日本の対策強化で韓国人が不便を被っている」と、被害を受けたと受け取れる内容が、これら記事に限らず現在韓国で多数観察できます。
2023年6月25日追記
金の密輸対策の件ですが、コメントでもご指摘があった通り、2017年から2018年にかけて対策強化が行われ、2018年4月より罰則も強化されています。
ただし、2019年後半からの韓国によるNO JAPAN運動と、2020年からのコロナ禍により、韓国から日本への入国者が激減し、その結果騒がれていなかったのが、最近の入国者増加で騒がれるようになったという経緯のようです。
「ストップ金密輸」緊急対策
税関 平成29年11月7日
https://www.customs.go.jp/mizugiwa/gold/index.htm
金地金密輸の現状とその対策について
内閣府 平成30年10月24日
https://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/noukan/20181024/pdf/30noukan1kai4.pdf
2:問題の原因
ここで重要になるのが、この「密輸対策強化」は何も韓国からの入国に限った件ではないにも関わらず、ニュースになるほどクレームが起きているのは韓国のみという事です。
その原因は何かというと、次の2017年の記事を読むとわかります。
韓国経由の"金塊密輸"簡単に稼げる仕組み
PRESIDENT Online 2017/10/01
https://president.jp/articles/-/23244?page=1
盗難事件の裏にある"ヤミの
錬金術"
2016年7月、博多駅前で白昼堂々、7億5000万円相当の金塊が警察官を装った男たちに盗まれた。そのほかにも、最近、現金や金塊の強奪事件、密輸事件が相次いでいる。なにが起きているのか。元東京国税局主査の佐藤弘幸氏によれば、事件の背景には、悪人たちが生み出した“ヤミの錬金術”があるという。その手口とは――。
金塊はなぜ日本に持ち込まれるのか?
近年、空港や港でインゴッド(金地金、金塊)を日本へ持ち込もうとして摘発される事例が急増している。
2016年7月に転売目的で福岡に持ち込まれた160キロ、7億5000万円相当もの金塊が博多駅前で盗まれた。2017年4月にも天神のど真ん中で会社員が持ち歩いていた3億8000万円もの現金が何者かに強奪されたが、その現金は金塊を買いつけるための資金だったという。
2017年6月にも、約1億3000万円相当の金塊約30キロを服の下に隠して韓国から密輸したとして、愛知県岡崎市などに住む40~70代の主婦ら女5人が逮捕された。5人は2016年12月、金塊をタンクトップの内側に縫い付けたポケットに入れるなどして隠し、韓国・仁川空港から中部国際空港に密輸していた。密輸を手助けした運び屋と見られている。
なぜ金塊が日本に持ち込まれるかをみなさんはご存じだろうか? その理由は日本の「消費税」にある。
消費税が平成元年に導入されて早いもので30年近くがたつ。当初の税率は3%、その後5%、8%、そして2019年10月からは10%になる予定だ。税関での摘発件数は2014年に急増しているが、同年は税率が8%になった年であり、税率アップと密輸の増加は密接に関係している。
消費税は商品の販売、資産の貸し付け、サービスの提供などが課税対象とされている。国内から国内の取引だけでなく「輸入(個人輸入を含む)」も対象だ。インゴットも例外ではなく、購入時にはもちろん消費税がとられる。日本の消費税のように、諸外国にも似たような付加価値税や小売税がある。ただし、すべての国に消費税のような販売金額に課税する税金が導入されているわけではない。つまり、インゴットを買っても、国によって消費税が課税されないことがある。
インゴットに信用(本物かどうか)があり、金融インフラが整っていて、治安が悪くなく、そして消費税のない国・地域の代表例が「香港」である。日本では消費税8%がかかるのに、その近隣にある香港では消費税がかからない。この点に着目したのが密輸でひと儲けしてやろうという輩たちだ。
https://president.jp/articles/-/23244?page=2
手法は単純である。香港などの消費税が課税されない国・地域でインゴッドを買って、消費税が課税される日本で売りさばくのだ。香港でインゴットを購入、日本でまったく同じレートでさばくことができれば、ザックリ8%(消費税分)の粗利益である。インゴッド取引は国と国とをまたぐ税関をスルーできるかが勝負の肝となる。日本に持ち込むことができさえすれば、あとは表の市場で取引するだけだ。インゴッド取引は密輸さえうまくいけば、うまみのある取引である。
まず密輸業者のAが香港で1億円分のインゴットを購入する(1)。次にAは、香港から直接に日本へ行くと税関に怪しまれるため、韓国を経由し観光客のふりをして日本に持ち込む(2)。韓国経由では韓国の空港トランジット(乗り換え)エリア内で、別の運び屋にインゴットを引き継ぐケースがほとんどだ。下着を加工するという初歩的な隠蔽から、肛門から腸に押し込むというプロの手口までさまざまだが、日本の空港にある税関をパスするのは難しくないようだ。税関をパスした後、運び屋から密輸業者がインゴットを受け取って仕事が完了したことになる。
Aは日本の金買い取り業者Bに消費税を含めた1億800万円で売却する(3)。このとき密輸の成功によりAの利益800万円が確定する。Bは正規の手続きで、再び1億円分のインゴッドを香港のAの支配下にある金買い取り業者Cに輸出する(4)。このとき消費税は免除される。BはCへの売却差額またはAからの協力コミッションにより、確実に利益を獲得する。
最後に、Bは日本国内にて税務署へ消費税申告をする。その際に、Aからの仕入れにかかった800万円を税額控除できる。またはBは消費税分の還付を受けることができる(5)。つまり金買い取り業者Bは消費税800万円分をAに支払っても損失がでないことになる。これで一回りの取引は終了だ。
このスキームを概観すると、一見、AとBが独立した関係だと見えなくもない。しかしAとBが継続して取引しているとなれば、立派なスキームとしてビジネスが成り立っていると見たほうがいい。つまりは、AとBがグルだという見方をすべきだろう。
こういった取引をループさせるとどうなるか。(1)から(6)までをグルグルと取引し、10回実行するだけで8000万円、100回実行すればなんと8億円の粗利を手にすることができる。1回あたりの密輸額を10倍にすれば手にする利益も10倍だ。もともと国民から徴収した税金をAとBがグルになって搾取するのだ。ボロ儲けの部類に入るだろう。
https://president.jp/articles/-/23244?page=3
https://web.archive.org/web/20180225211522/https://president.jp/articles/-/23244?page=3
ツケを払うのは国民一人ひとり
こうした取引にリスクはあるだろうか? 香港から日本へインゴッドを持ち込む際に金の相場が下がっても、取引関係にあるAとBの間でグルグル回すだけなので相場の変動はまったく問題はない。あくまで「日本の消費税」を搾取することが目的だからだ。そう考えていくと、あえてリスクを挙げるなら、インゴットの現物を関係者が持ち逃げすること、税関で摘発後に判決により没収されることくらいだろう。
粗利は8%だが、経費はいくらかかるだろうか。日本への持ち込みには、LCCなど格安航空チケットを利用する。福岡から香港間ならば、バーゲンセールで片道1万円を切るなど近さもあり格安だ。インゴッド密輸業者の仲間内では、福岡か沖縄の税関が問題なくスルーしやすいというのが定評らしい。
このスキームで損をするのは誰か? それは消費税を税関で徴収できなかった日本ということになる。日本の消費税相当額を、密輸者が搾取していく。しかも、何回でも繰り返して行える。まさに「ヤミの錬金術」である。奪われた消費税はもちろん、もとはといえば私たちが払った税金だ。つまり、そのツケを払うのは国民一人ひとりである。こんなイカサマがまかり通る現実を許すわけにはいかない。だからこそ、みなさんにはこうした現状を広く知っていただきたいと思う。
新刊『富裕層のバレない脱税』では、今回の記事で書いたような税金を巧妙に搾取する手法、風俗店などの現金商売から、宗教法人、富裕層の脱税まで、元国税局員としての経験をもとにさまざまな脱税手法を取り上げている。特に私が所属した国税局資料調査課(通称「リョウチョウ」)は、マルサを超える最強部隊とも称される部署であり、ターゲットは「大口」「悪質」「宗教」「政治家」「国際取引」「富裕層」など調査するのが困難な案件を多く担当した。その経験に基づいた本なので、脱税手法や税務調査に興味のある方は参考にしていただければ幸いだ。
どうも2014年に日本の消費税がアップしたころより、香港などの消費税がかからない地域から金を仕入れ、それを日本に密輸して売り払い、「消費税の差額分」をだまし取るという詐欺が横行しており、韓国からの入国者がこの密輸を行っているケースが非常に多いようなのです。
また次の記事によると
「お手伝い」「大目に見て」 金塊密輸の舞台ソウル、罪悪感ない業者
withnews 2017/08/13
https://withnews.jp/article/f0170813000qq000000000000000G00110101qq000015531A
日本で相次ぐ金塊の密輸事件。香港、韓国、日本の
「トライアングル」を中心に金塊が蠢いています。税関を管轄する
財務省によると、韓国人が関わる事件は2割を超えます。記者がソウルの貴金属店街を訪ねると「この街の人の密輸はお手伝い程度だ」「生計のための人は大目に見てほしい」と話す業者たちがいました。本来、日本に納められるはずの消費税が奪われ、犯罪組織の資金源になっている可能性も指摘されていますが、罪の意識が薄い実態が見えてきました。(
朝日新聞西部報道センター記者、一條優太)
貴金属業者「韓国人ばかりチェックされる」
ソウルの貴金属店街・鍾路(チョンノ)。曲がりくねった路地に二千~三千もの貴金属店がひしめく。金塊の売買をする店や貴金属を加工する作業所も多い。
日本への金塊密輸の取材で聞き込みをすると、Tシャツ姿の貴金属業の男性(52)に「取材の報酬はあるのか」と聞かれた。支払えないと答えると「代わりに『あまり韓国人を捕まえないで』と書いてくれ」「2~3年前、この辺の知り合いの貴金属業者らのグループはたくさん密輸をしていた」とまくし立てた。
この男性によると、金塊の元値を100とした場合、航空機で密輸した金塊を日本で106で販売し、6が粗利となった。「難しいことではなかった。以前は日本の税関のチェックが甘く、10回、20回密輸しても捕まらなかった」
最近は韓国人へのチェックが厳しくなり、5回ほどで発覚するようになった。信用できる運搬役の手配も容易ではなく、金塊の持ち逃げも起きた。収支が合わず、多くの人が撤退。「韓国人ばかりチェックされ、中国人やタイ人の密輸は素通りだ」と不満を言う。
「全容を語れる人は表に出ない」
語り口からは全く罪悪感がない。「生計を立てるために密輸をする人もいる。大きな組織の密輸は捕まえてもいいが、生計のための人は大目に見てもらいたい」。「密輸に関わっていたんですか」と聞くと「やっていない」と否定した。
今年5月、韓国で話題になった事件があった。福岡空港に運ばれる予定だった金塊29個(29キロ、1億3千万円相当)を関西空港に持ち逃げしたとして、韓国人の男ら9人が逮捕された。仁川空港警察隊によると、容疑者らは「暴力団に1億円で売った」と供述した。
各国の組織の影がちらつく金塊の密輸。韓国大手の金取引業者も「密輸には日本の巨大資金がかかわっている」という見方を示す。貴金属関連業の男性(59)は「この街の人が密輸すると言っても、せいぜいお手伝い程度の規模でしかない。大きな組織に属し、密輸の全容を正確に語れる立場の人物は、決して表には出てこない」と語った。
韓国の貴金属業者などが、日本のチェックが甘い事を利用して何度も密輸を行ってきたという背景があり、その結果韓国人へのチェックばかりが厳しくなり、そこに不満を持っているという事が書かれています。
また、自分達が犯罪をやっているという自覚が薄いうえに「この街の人が密輸すると言っても、せいぜいお手伝い程度の規模でしかない。大きな組織に属し、密輸の全容を正確に語れる立場の人物は、決して表には出てこない」と証言しているようです。
また次の記事によると
肛門に金塊を隠して2300㎏密輸、女性含む51人摘発
朝鮮日報 2017/05/23
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/23/2017052303500.html
運搬役の大半は女性
肛門の中に金塊を隠すという手口で2年にわたり1000億ウォン(約100億円)相当の金を密輸していた51人のグループが摘発された。関税庁が23日、明らかにした。
関税庁によると、摘発されたのは韓国国内の4組織・総勢51人で、金塊2348キログラム(時価総額1135億ウォン=約112億円相当)を密輸していた。組織員6人を検察に告発して拘束し、運搬役の45人については検挙して調査中だという。
今回摘発された金塊の密輸は、韓国の金塊密輸事件では最大規模。密輸グループは2015年3月から今年4月にかけ、中国・煙台と日本・東京を何度も訪れ、金塊を密輸入・密輸出した疑いが持たれている。
関税庁による調査の結果、グループは空港の金属探知機に探知されないよう金塊をサイコロ状にして肛門の奥深くに隠して運搬していた。
金塊は縦3センチ、横3センチ、厚さ2センチサイズで特別に作られ、アルコールで消毒した上で1度に5-6個(約1キロ)を肛門の奥に押し込んでいた。金塊が出てこないようネジ状の栓で肛門をふさぎ、体にフィットするタイツを履いていた。
運搬役のメンバーは40-60代で、45人のうち40人が女性だった。金塊の運搬1回ごとに往復の航空代と宿泊費、食費のほか、30万-40万ウォン(約3-4万円)の運搬報酬を受け取っていたことが分かった。
関税庁の関係者は「金塊1キログラムを中国で4500万-4600万ウォン(約450万-460万円)で入手し、4800万―5000万ウォン(480万―500万円)ほどで売っていた。運搬費用などを除けば1キロ当たり150万ウォン(約15万円)ほど利益を得ていたようだ」と話した。
チェ・ジョンソク記者
韓国の密輸グループが摘発された事例で、マークされにくい40代から60代の女性を運び屋として雇い、100億円以上の金の密輸を行っていたという事例です。
また次の事例では
空港カートで金塊密輸か 韓国籍のピアニストら6人逮捕
NHK 2020年1月30日
https://web.archive.org/web/20200130134352/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266131000.html
成田空港の手荷物用のカートに、金塊を隠した金属製のケースを取り付けて密輸したなどとして、
韓国籍のピアニストら男女6人が逮捕されました。6人はいずれも容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、都内に住むピアニストで韓国籍のパク・ミョンウ容疑者(55)と、知人で埼玉県の無職、石井操容疑者(58)など、男女合わせて6人です。
税関や警察によりますと、パク容疑者らは平成29年10月、成田空港で手荷物用のカート3台に、金塊合わせておよそ18キロ、8200万円分を隠した金属製のケースを取り付け密輸したなどとして、関税法違反などの疑いが持たれています。
ケースは、厚さが1センチほどで、表面には本物のカートと似たデザインのシールが貼り付けられ、磁石でカートに取り付けられていたということです。
税関の職員が、金塊が隠されているのを見つけて調査を進め、29日に警察が逮捕したということで、調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。
税関は過去の渡航歴などから、これまでにおよそ24億円分の金塊の密輸に関わった疑いがあるとみて、詳しく調べています。
金密輸容疑で6人逮捕 1年で24億円相当分を密輸か
朝日新聞 2020年1月30日
https://www.asahi.com/articles/ASN1Z6JDCN1ZUDCB008.html
(一部抜粋)
発表によると、逮捕されたのは韓国籍で東京都新宿区のピアニスト大山明広容疑者(55)と、さいたま市北区の無職石井操容疑者(58)のほか、同市と都内の男4人。このうち3人は韓国籍という。
カート細工し金密輸 韓国人ピアニストら6人摘発 成田税関
千葉日報 2020年1月31日
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/663615
(一部抜粋)
空港内で手荷物運搬に使うカートに細工をして金塊計24キロ(約11億円相当)を隠し、香港から韓国経由で成田空港に密輸したなどとして、東京税関成田支署は30日、消費税法違反と関税法違反(無許可輸入)などの疑いで、密輸グループの主犯格で韓国籍のピアニスト、朴明祐容疑者(55)=東京都新宿区=ら男女6人を警視庁と合同で逮捕したと発表した。
2020年に、在日韓国人を主犯とする密輸グループが逮捕されており、「どこか特定の組織が」というよりも、多数の韓国人がこの方法で韓国経由の密輸を行っていたという背景が見えてきます。
また次の事例では
日本に金塊4900個密輸 韓国人に115億円の罰金刑=韓国地裁
聯合ニュース 2023.01.26
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230126001700882
【仁川
聯合ニュース】韓国の仁川地裁は26日、香港で購入した金塊を
仁川国際空港経由で日本に密輸したとして
関税法違反の罪で起訴された40代の韓国人に対し、罰金1101億ウォン(約115億5000万円)と追徴金2470億ウォンの支払いを命じる判決を言い渡した。
この韓国人は2016年8月から17年4月にかけ、時価2243億ウォン相当の金塊4952個を115回にわたって日本に密輸したとされる。
韓国から到着する旅行客に対する日本の税関の検査が緩和されたことに乗じ、香港で購入した金塊を仁川国際空港の乗り継ぎエリアで「運び屋」に渡し、日本に持ち込ませる手口だった。
地裁は判決について、韓国通関の国際的な信頼を損ね、不必要な行政の浪費を招いたとする一方、被告が犯行を認めており、金塊は国内の保税区域を通過するだけで国内の関税収入とは関連がない点などを考慮したと説明した。
今年1月に韓国でも密輸犯グループの主犯が逮捕されており、犯行は「韓国から到着する旅行客に対する日本の税関の検査が緩和された」ことが原因の一つであるとしています。
ここまでで大体わかるでしょうが、関税のチェックが強化されたのは、韓国の個人や犯罪グループが「消費税の差額」を利用した詐欺をおこなうために、韓国経由で金の密輸を行っていた事が原因であり、2014年から現在に至るまで、問題に改善が見られなかったことが背景にある事がわかります。
また運び屋も、「日本旅行がてらアルバイト感覚」でやっていたようだという事も、これら事例から見えてきます。
そして重要なのは、この「犯罪」を度々報じてきた韓国メディアが、原因を「貴金属の密輸対策が強化されたため」としか報じず、あたかも韓国側は日本側の突然の措置で被害があったかのように報じ、韓国外交部も肝心の原因を伝えていない事です。
(※2023年6月15日22時25分追記)
この件は2016年頃から日本でも度々問題になり、韓国でも2017年ころから現在に至るまで頻繁に問題が報じられ、しかも観光客がアルバイト感覚で「運び屋」をやっており韓国内で手口が広く知られていた可能性が高い事、更に2023年1月には、韓国で金密輸の大物元締めに有罪判決が出され、100億円以上の罰金が科されるなど、少なくともメディアや政府は状況を正確に把握していないとおかしいからです。
3:矛盾は理解している
ここまでですと、彼ら独特の正しさの価値観や、ウリとナムの概念により、そもそも「原因が金の密輸事件にある」という自分達の問題点(劣等性)を認められないので、あたかも「何の落ち度もないのにいきなり日本が関税のチェックを強化してきた」と実態とかけ離れた反応をし、因果関係に矛盾があると認識していないだけのように見えます。
※ウリとナム
ウリ(自分達)ナム(それ以外)
自他の境界が非常に曖昧な概念であり、彼らはウリである場合自身と全く同じ正しさと感情を共有しており、「ナム」はそれ以外、或いは正しさを理解しない劣等な相手と認識される。
また、このウリの範囲はその時の都合で自身を中心に拡大縮小する。
韓国人独特の「ウリ」と「ナム」という概念 - 日韓問題(初心者向け)
【日韓問題】韓国独特の「ウリ」と「ナム」の概念 前編 - ニコニコ動画
【日韓問題】韓国独特の「ウリ」と「ナム」の概念 前編 - YouTube
※独特の正しさの概念
彼らの正しさの概念は独特であり、根拠を必要としない。
また「この世には最初から一つの正しさが存在する」と考えられており、自分はその正しさを常に選択していると考える傾向にある。
そして正しさ同士がぶつかった場合には、(曲解でも捏造でもその件と全く関係なくともなんでもいいので)相手の劣等性を指摘する事でそれを自己の正しさの担保とする。
また相手の劣等性を指摘した時点で自身が指摘された問題は相手の問題にすり替わる。
【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 前編 - ニコニコ動画
【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 前編 - YouTube
関連記事
韓国社会では「記憶の改変」が起きているわけではない? - 日韓問題(初心者向け)
勿論、そうした事例も韓国では珍しくもなく、「認識できていない」という事例があるにはあるのですが、今回の事例ではこの「金の密輸」という犯罪が過去何度も韓国メディアで取り上げられており、韓国の外交部や韓国メディアが「問題を認識できていない」という事があり得ない事です。
今回の事例では「原因を明確に知っていながら被害を受けているかのように報じている」というのが実態です。
どういうことかというと、別件ですが次の記事がわかりやすいです。
韓国与党「日本汚染水『文政府のときは異常ない』と言っていたのに…野党、狂牛病事態のような怪談扇動」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.07 14:17
https://japanese.joins.com/JArticle/305247
韓国最大野党「共に
民主党」が
福島原発汚染水放流反対嶺南(ヨンナム)圏糾弾大会を開催したことについて、与党「国民の力」は7日、「
狂牛病(BSE、
牛海綿状脳症)事態のような怪談扇動」としながら「
民主党は
文在寅(
ムン・ジェイン)政府の時には異常がなく、なぜ今は
放射能問題があるなどと騒ぐのか」と批判した。
国民の力はこの日午前、国会で党と政府が参加する「我々の海を守る検証タスクフォース(TF)」拡大会議を開き、民主党の場外集会を批判した。
尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表は「野党は科学的根拠を無視して相変らず検証されていない内容で国民を欺いている」とし「先週末も民主党指導部は釜山(プサン)で場外闘争を行って福島汚染水特別委のせいで韓国の漁民が皆死ぬと言って証明さえされていない怪談を主張した」と話した。
続いて「まるで米国産牛肉を食べるとすぐにでもBSEにかかって全員死ぬという狂牛病事態と同じような騒ぎ」としながら「魚や海産物を食べれば危険で、塩の価格も上昇するという民主党の主張のどこに科学的根拠があるのか」と反問した。
尹院内代表は「さらに(ソ・ギュンリョル)ソウル大学原子核工学科名誉教授という人も汚染水放流が大韓民国を危険にさらすという主張を根拠もなく繰り返している」とし「最大漁民団体の韓国沿岸漁業人中央連合会は検証されていない発言で漁民が大きな損害を受けたとしてこの人を名誉毀損などの容疑で告発した。怪談扇動が果たして誰のためのものなのか疑わしい」と話した。
続いて「ソ教授の根拠もない扇動に政府は数ページに達する反論資料を発表した。一文章の怪談扇動は水を飲むより簡単だが、これを反論するためには数多くの検証と証拠が必要だということを悪用する扇動政治の被害は結局国民に返ってくる」と主張した。
同TFの成一鍾(ソン・イルジョン)委員長も民主党に対して「文在寅政府ではなぜ何の問題も提起しなかったのに、まだ放流もされていないのに問題を提起するのか」とし「文在寅政府で国際原子力機関(IAEA)に韓国の科学者を派遣して多核種除去設備(ALPS)には問題がないという内容がまとめられた報告書まで出した。鄭義溶(チョン・ウィヨン)前外交部長官が国会で答弁までしたが、民主党はなぜその時は異常がなく、なぜ今は放射能問題があると騒ぐのか」と尋ねた。
あわせて「北朝鮮平山(ピョンサン)で採取したウラン原石に化工薬品を注いだときに出てくる汚染水および核物質が礼成江(イェソンガン)を通じて西海(ソヘ、黄海)に流入することを一度でも指摘したことはあるか」とし「(中国)延辺原子炉から出る固体と液状の核廃棄物に対して問題を提起したことはあるか。三重水素(トリチウム)が問題になるなら、西海に建てられている中国の原子力発電所に対しては今までなぜ何の問題提起もしなかったのか」と厳しく指摘した。
党と政府はこの日の拡大会議を通じて科学的根拠に基づいて国民の安全を徹底的に守るという約束を確認し、福島汚染水放出に対するより徹底した対策を用意することに最善を尽くすと確認した。同会議には、党側からは尹院内代表と朴大出(パク・デチュル)政策委議長、成委員長およびTF委員などが出席した。政府側からは朴振(パク・ジン)外交部長官と李宗昊(イ・ジョンホ)科学技術情報通信部長官、韓和眞(ハン・ファジン)環境部長官、趙承煥(チョ・スンファン)海洋水産部長官ら関係部署長官と朴購然(パク・グヨン)国務調整室第1次長などが位置した。あわせて今回の福島汚染水専門家視察団の団長を務めた劉国熙(ユ・グクヒ)原子力安全委員長も同席した。
一方、民主党は3日に釜山で開かれた福島原発汚染水放流反対嶺南圏糾弾大会に参加して党と政府を批判した。李在明(イ・ジェミョン)代表は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は汚染水放出は絶対できないと明らかにせよ」とし「核放射性物質が海に混ざっているなら誰が海雲台(ヘウンデ)の海に来ようとして、誰が香りの良いホヤを探そうとするか」と話した。民主党の要人は「言うことを聞かない者は引きずり降ろさなければならない」「我々が尹錫悦を審判しよう」と発言した。5日にも民主党は尹錫悦政府の福島原発汚染水放流検証のための院内対策団を発足させて国会常任委レベルの聴聞会開催などを求めた。
現韓国与党の「国民の力」の議員が、福島原発処理水問題に関連し「文在寅政府で国際原子力機関(IAEA)に韓国の科学者を派遣して多核種除去設備(ALPS)には問題がないという内容がまとめられた報告書まで出した。鄭義溶(チョン・ウィヨン)前外交部長官が国会で答弁までしたが、民主党はなぜその時は異常がなく、なぜ今は放射能問題があると騒ぐのか」と、「共に民主党」が政権与党だった頃と言っている事が矛盾している事を指摘しています。
また北朝鮮の核実験等で放射性物資(セシウム137やストロンチウム90等)に汚染された水の件や、中国の原発から排出されているトリチウムの件なども指摘し、矛盾を指摘しているわけですが、「共に民主党」側はそうした件を全て無視し、現在も「日本の報道官役」等の批判を行い続けています。
参考記事
韓国野党代表「日本汚染水飲むという韓首相…日本の報道官役」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.14 14:09
https://japanese.joins.com/JArticle/305526
つまり、以前との態度の違いを矛盾として指摘され、その自覚があるにも関わらず、それを無視して持論をごり押しし続けているのです。
またさらに、問題を指摘している与党の「国民の力」や、与党寄りのメディアである朝鮮日報などは、「日本は汚染された水をそのまま流すのではなく、汚染を除去した処理水を流す予定」という認識があるにも関わらず、未だ「汚染水」という単語を使っています。
これまでも説明してきたように、韓国関連ではこうした事例が非常に多く、歴史問題や竹島問題、旭日旗問題などでも、同様の矛盾を指摘され「矛盾を認識」しても、同じ主張を繰り返したり、矛盾を自覚させてもそれを無視するといった事例が多数あります。
彼らにとって「自己の正しさ」が前提であり、理由が必要ないという事も関係していますが、もう一つ重要な要素として自身の過ちを認める「習慣がない」からです。
また、韓国には「約束」の概念が定着しておらず、その代わりとして「序列で正しさが決まる」という特徴があり、また「他者を信用する社会的土壌」が存在しないため、「正直者がバカを見る」社会です。
そのため、少しでも自身の過ちを認めてしまうと、問題の全責任を負わされて潰されてしまうという背景があります。
なので、矛盾を指摘されてもそれがどんなに明白であっても絶対に認めなかったり、或いはありとあらゆる手段を使って「相手の責任」へと転嫁してしまったりすることを、以前から指摘してきました。
ここで問題なのが、こうした「韓国的価値観」を知っていれば、彼らにどんなに矛盾を指摘しても、それを認めることは無いとわかるわけですが、こうした事前知識が無いと、矛盾を彼らが「自覚」できた時点で、「問題が改善に向かう」と、私たちの常識で考えてしまう事です。
結果、「問題意識の共有ができたのに問題がまるで解決しない」という事態が、韓国関連では度々発生するわけです。
恐らく今回の金の密輸の件でも、日本側は韓国側に「どんな問題が起きているか」を伝えたので、韓国側が問題を認識し予防措置を取るだろうと考えたのでしょう。
しかし韓国側が水際対策をほとんどしないため、一向に問題が解決せず、しびれを切らして「貴金属の密輸対策強化」を行ったところ、韓国側からクレームが来たというのが現状です。
韓国の場合、その独特の価値観から、問題を自覚させたとしても問題を解決に向かわせるとは限らないのです。
なぜなら「自分は正しい」という前提でしか思考しないので、「外部(ナム)」から指摘された問題点を認める事がないからです。
ある意味で、今回の日本の措置は「遅い」という問題はあるにせよ、措置自体は正解なのです。
韓国側の措置に一切期待せず、日本側で完結できる対策を講じているからです。
(できれば、「韓国側の何が問題なのか」の共通認識を広範囲で作っておけばなお良いですが)
このことが解らないと、韓国関連では大抵問題が起きます。
お知らせ。
転載について
・個人の利用であれば、一般的に「引用」とされる範囲での転載は自由にしてもらってかまいません、報告も必要ありません。
・企業・団体等が「転載」する場合は私の方へ事前連絡いただき、許可を取ってから行ってください。
・イデオロギー色の強い団体等に関しては、理由の如何に関わらず「転載は原則禁止」とさせていただきます。
もしよかったらクリックをお願いします。
blog.with2.net
以下は当ブロマガのお勧め記事です、もしよかったらこちらもどうぞ。
韓国人が日本人から嫌われる根本的原因 - 日韓問題(初心者向け)
【韓国起源説】日本人の反論は韓国人に通じない - 日韓問題(初心者向け)
日本人と韓国人とでは「約束・契約」の概念が全く違う - 日韓問題(初心者向け)
日韓問題(初心者向け)の方針について色々 - 日韓問題(初心者向け)
【河野談話】韓国政府が自爆しました - 日韓問題(初心者向け)
フランスのJapan Expoから韓国がいなくならない原因 - 日韓問題(初心者向け)
「Japan Expoに寄生しないで独自のコリアエキスポやればいいのに」→過去にやった事があります - 日韓問題(初心者向け)
韓国人の差別意識の特徴とタイの嫌韓 - 日韓問題(初心者向け)
嫌韓の出発点、2002年日韓共催ワールドカップで何が起きたのか - 日韓問題(初心者向け)
嫌韓を「排外主義者=ネトウヨ」と考える人達に対する考察をしてみた - 日韓問題(初心者向け)
「韓国に対して謝罪すれば解決する」は大きな間違い - 日韓問題(初心者向け)
韓国視点から見たヘイトスピーチ - 日韓問題(初心者向け)
メアリー・スーとネトウヨ論 - 日韓問題(初心者向け)
日韓問題とイデオロギー論争 - 日韓問題(初心者向け)
韓国では異論が徹底的に排除される - 日韓問題(初心者向け)
日韓問題基礎知識簡易版まとめ 前編 - 日韓問題(初心者向け)
日韓問題基礎知識簡易版まとめ 後編 - 日韓問題(初心者向け)
初心者でも解る韓国対策 - 日韓問題(初心者向け)
韓国社会では「記憶の改変」が起きているわけではない? - 日韓問題(初心者向け)
【再現】2002年日韓ワールドカップ Public Viewing in 国立競技場 - 日韓問題(初心者向け)
徴用工裁判問題まとめ - 日韓問題(初心者向け)
慰安婦問題で重要な事 - 日韓問題(初心者向け)
動画版マイリスト
番外編マイリスト