日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【ゆっくり解説】何かがおかしい共同通信

さて、本日は一連の共同通信による不祥事関連の内容を扱っていきます。


本日の投稿動画
www.nicovideo.jp
youtu.be


問題の記者会見の動画
H3ロケット試験機1号機に関する記者会見
JAXA | 宇宙航空研究開発機構
https://www.youtube.com/live/CZRB4MdJSuw?feature=share
31:00から

関連動画
【マスコミ問題】2006年のオーマイニュース騒動 前編 - ニコニコ動画
【マスコミ問題】2006年のオーマイニュース騒動 前編 - YouTube


注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

・「マスコミ問題」であり右派・左派等の陣営論争は本題ではありません

・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります

・毎週日曜日更新

お品書き

・不祥事発生

・以前から問題

・何かがおかしい


※以下は動画のテキスト版です




レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。


レイム
ねえ、前回マスコミ問題だったのだから、今回は日韓問題では?


マリサ
それがな、知っている人も多いだろうが、業界きっての武闘派である共同通信がまた色々とやらかしてな、以前からやろうと考えていた共同通信特集を今回やることにしたんだぜ。


レイム
つまり、時事問題だから急遽やることにしたってことね。


マリサ
そうだぜ。
あとな、まあこれは今回の動画を見てもらうとわかるが、共同通信ってな、他のマスコミとは色々と「違う」んだぜ。


レイム
どういうこと?


マリサ
他とやらかしの空気が違うというか毛色が違うというか、まあとにかく見てもらえばわかるぜ。


レイム
なるほど。


マリサ
そんなわけでそろそろ本編へ行くぜ。


不祥事発生


レイム
で、最初は最近起きた事例の紹介って事でいいの?


マリサ
そうだぜ。
じゃあまず2023年2月17日のこちらから


打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは
ITmedia 2023年02月17日
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/17/news183.html

 2月17日の午前10時37分に打ち上げ予定だった、JAXAの次世代主力ロケット「H3」の試験1号機が、発射直前に突然打ち上げ中止となった。ライブ配信では、補助ブースター「SRB-3」が点火しなかったためとのアナウンスがあったが、その後、異常を検知してシステムがSRB-3への着火信号を送出しなかったことが判明している。

 午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し、経緯を説明。同氏によると、ロケットの自動カウントダウンシーケンスは予定通り開始され、メインエンジン「LE-9」が着火し正常に立ち上がったあと、ロケット下部(エンジン上部)に設置された1段制御用機器が異常を検知。SRB-3への着火信号を送らなかったことから、打ち上げ中止となった。なお、SRB-3側にも異常はなく、制御用機器が検知した異常そのものについては原因究明中という。

会見はJAXAの公式チャネルで配信されていたが、話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出し、岡田氏に中止と失敗の違いについて質問した。以下はその一問一答だ。

共同 中止という言葉は、みなさんの業界でどう使われているかは別として、一般に意図的に止める、計画を途中で意図してやめる時に中止といいます。今回はカウントダウンも続いているし、飛ぶはずの機体が飛ばないなという状況に見えますが、正体不明の異常が起きて、システムが正常に作動して止まったのかもしれませんが、意図しない異常による中断、中止ということだったのでは。意図的ではなく止まっちゃったよということは一般に言う失敗ではないかと思うのですが、どうですか?

岡田 こういった事象が時々ロケットにはあるのですが、その時に自分たちは失敗と言ったことがありませんので。やはり、われわれが非常識かもしれませんが。

共同 それを失敗と呼ばれたからと言って、何か著しく不具合があるわけではないですよね。みなさんの中では失敗と捉えてないけれども、失敗と呼ばれてしまうことも甘受せざるを得ないという状況ではないですか。どうですか?

岡田 どのような解釈をされるのかは、受け止めた方、受け止められ方はもちろんあると思いますので、そうではないですとは言い難いですけれども、ロケットというものは基本安全に止まる状態でいつも設計しているので、その設計の範囲の中で止まっている、つまり意図しないというのはその設計の範囲を超えて、そうじゃない状態になることは大変なことになると思いますが、ある種想定している中の話なので、そこに照らし合わせますと失敗とは言い難いと思います。

共同 わかりました。確認ですが、つまりシステムで対応できる範囲の異常だったけれども、考えていなかった異常が起きて打ち上げが止まった。こういうことですね。

岡田 ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です。

共同 わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます。

岡田 ありがとうございます。

 今回のH3ロケットは、メインエンジンは着火したものの発射はしておらず、打ち上げが見送られた状態といえる。岡田氏は他の記者からの質問に対し、「失敗というのはいろんな定義もあると思うが、打ち上げにおいてカウントダウンシーケンスで止まったものは打ち上げ中止と思っている」と説明している。

 誘導ともいえる質問に対し、YouTubeのコメントだけでなくそれを視聴していたTwitterユーザーも記者に対し苦言を呈した。特に最後の「それは一般に失敗といいます」という文言に言及するユーザーが後を絶たず、「ひどい質疑だった」「捨て台詞を投げてびっくりした」といったコメントが多く投稿された。また、共同通信が初報で「発射失敗」と報じてTwitter上で批判を浴びたことと質問を関連付けるユーザーも見られた。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/17/news183_2.html

「フェールセーフ」という考え方

 機械には、いざという時のために「フェールセーフ」という概念がある。装置が故障した場合を想定し、安全に動作を止めることで周辺の被害を最小限に抑える設計手法だ。今回の場合は、異常は発生したものの、それを検知してシステムが正常に停止した。異常時でもロケットをコントローラブルな状態で維持できたのは、補助ブースターに着火信号を送らないという機構が正常に働いたためだ。

 岡田氏も「ロケットがスタートして打ち上げるときは常に安全な状態を確保することが第一優先。そういう意味では安全に止まったということ。非安全な状態で止まったわけではない。異常を検知して安全に止まるシーケンスが正常に働いて安全に停止している状況。直前にLE-9エンジンも正常に立ち上がっているし、異常の検知も正常に行われていると理解している」と述べ、異常状態が制御下にあったと説明している。

 「成功か失敗か」だけでいえば、正常な打ち上げ自体には失敗し、異常を検知して打ち上げ前に止めるシステムの稼働は成功したといえそうだ。部分を見れば成功も失敗もあるわけで、全体をまとめるのならばJAXAの言う通り「中止」が近いように感じる。いずれにせよ、最も大事なのは、機体や搭載していた衛星が損傷することなく、次に打ち上げられる機体が安全な状態で残っていることだ。岡田氏は「ものすごく悔しい」と会見で涙する場面もあったが、原因究明に努めつつ次の打ち上げに向けて挑むとしている。


H3ロケット試験機1号機に関する記者会見
JAXA | 宇宙航空研究開発機構
https://www.youtube.com/live/CZRB4MdJSuw?feature=share
31:00から

マリサ
記事によると、2023年2月17日にJAXAH3ロケットの打ち上げを中止した件に関する記者会見のなかで、共同通信が「それは失敗というのではないか」としつこく質問し、JAXAのチームプロダクトマネージャさんが丁寧に「失敗ではない理由」を説明したら、この記者は反論できなくなって「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」と捨て台詞を残して逃げ、炎上したという事例だぜ。


レイム
これ、記者会見動画のリンクを動画説明欄に貼っておくから見てほしいのだけど、共同の記者はずっとよく分からない理屈で食い下がっているのよね。


マリサ
それ自体がおかしいんだよな。
失敗というのは一般的に「次がない」あるいは計画を立て直ししないといけないような致命的な問題が発覚した場合の事で、今回のは「問題を見つけて再打ち上げできる」のだから、一般的に見ても「中止」だしな。


レイム
「失敗というスクープが欲しい」からそう誘導しようとしたのが見え見えね。


マリサ
そして次がこちらだぜ。

《右派論客に過激発言》「Twitterで懲戒処分されたのは『桜ういろう』だけじゃなかった!」共同通信社で相次ぐ“記者ツイート問題”の実態とは
文春オンライン 2023/02/22
https://bunshun.jp/articles/-/60874

 Twitterで過激な発言を繰り返していた「桜ういろう」。このアカウントの持ち主が共同通信社の記者であるとインターネット上で特定され、話題となっている。

 桜ういろうのフォロワーは1.6万人超え。現在は削除されているが、以前は作家の百田尚樹氏や有本香氏などの右派論客らに執拗に絡んでいた。

 その発言がTwitterで炎上したのは、昨年7月にさかのぼる。

「6時間の聞き取り調査で自ら認めた」炎上アカウントの正体

 在日ウクライナ人政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏が<人類史上、最も人を殺したカルトは「共産主義」という>と投稿したところ、桜ういろうは次のようにリプライを送った。

 <日本人は満州や朝鮮で、ソ連人に強姦され虐殺されました。日本人にとってナザレンコ・アンドリーさんの祖国ウクライナもまた加害者なんですよ>

 <お金が欲しいのは仕方ないかもしれませんが、どうかインチキ宗教のお金目当てで日本人を扇動するのはやめてください>

 加えて、ナザレンコ氏の住所などの個人情報を拡散するなど、明らかに度を超えていた。

 このほかにも、櫻井よしこ氏について「侵略国ロシアの広告塔」と揶揄したり、「ネトウヨネット右翼の略称)は知識が足りない」と一般ユーザーを手厳しく批判したりしていた。

 良識に欠けた発言の数々――。桜ういろうは果たして本当に共同通信社の記者なのだろうか。にわかには信じがたいが、同社関係者はこう明かす。

「桜ういろうは、名古屋支社編集部の40代デスクX氏です。2日間計6時間にわたる上司からの聞き取りで、本人も桜ういろうは自分のアカウントだと最終的に認めたそうです。

 2月16日には緊急の会議が開かれ、X氏には10日間の自宅待機が命じられました。代わりに本社からデスクが2名、名古屋に呼び寄せられました。ツイートの内容などを精査し、正式な処分が下されるとみられます」

 X氏とは一体どんな人物なのか。

https://bunshun.jp/articles/-/60874?page=2

NY生まれでエリート志向「“田舎をいじる”ことも」

「X氏の前職は毎日新聞の元愛知県警担当でした。2009年に共同通信社に入社しました。名古屋への愛着から“ういろう”をアカウント名に使ったのではないかと社内では囁かれています」(同前)

 複数の共同通信記者はX氏について、「物腰が柔らかい」「優しい」と口を揃える。X氏と同じ部署で働いたことのある記者はこう話す。

「穏やかで優しい先輩でした。常に笑顔で、いい印象しかありません……。正直、Twitterで執拗に攻撃するような人には見えませんでした」

 だが、X氏をよく知る別の同社関係者は桜ういろうの“片鱗”を見たと振り返るのだ。

「X氏はニューヨーク生まれで、エリート意識が強いんです。名古屋ではない別の地方にいたころ、田舎をいじるような悪口を周囲に聞こえるように言っていました。取材先はもちろん、会社内にも地方出身者は多い。いかがなものかと思っていましたが……」

桜ういろう以外に処分された“共同通信記者”

 穏やかな表情に隠された“本当の顔”がTwitterに漏れ出てしまったということだろうか。社会の木鐸たる通信社の記者がヘイト投稿で処分されるなど異例のトラブル、と思いきや、実はそう珍しいことでもないようだ。

 桜ういろうが社内で問題になるなか、X氏とは別の記者がSNSをめぐるトラブルで懲戒処分を受けているというのだ。

「2月中旬頃に懲戒処分について社内で発表がありました。てっきり同じ頃に話題にあがっていた桜ういろうのことだと思い、『ずいぶん処分が早いな』と感じたのですが、実は別のYという記者だったのです。

 Y氏はTwitter共同通信の所属であることは記していませんでしたが、外部の一個人を根拠もなく誹謗中傷する内容を投稿したとして、けん責の懲戒処分を受けました。ツイートを読めば共同通信の記者であることは明白で、過去にも複数回SNSが関係した問題で注意を受けていました」(他の同社記者)

 共同通信社以外でも、主にTwitterで「匿名記者」のアカウントによる発信内容が炎上することも少なくない。匿名記者とは、プロフィール欄などに「記者」であると書いているものの、本名や所属する会社名などは明らかにしていないアカウントのことだ。

https://bunshun.jp/articles/-/60874?page=3

“匿名記者アカウント”の深刻な問題点

 Twitter上でも、匿名記者とみられる複数のアカウントが存在する。新聞業界の未来を憂える内容のほか、仕事上の悩みや社内の人間関係について発信しているものもある。

 しかしながら匿名記者アカウントについては「記者は実名で発信するべきだ」という批判もある。記者と名乗っている以上、情報の公平性や公益性が求められている節もあるだろうし、いたずらに“情報の信頼度”が上がってしまうこともある。

「記者を名乗るのであれば実名での発信にこだわるべきですよ。フェイクニュースが問題になっている昨今、その情報に関する責任の所在をはっきりしないといけない。誰が取材をして、どこの社が報じているのか。情報が溢れる現代だからこそ、必要なことではないでしょうか」(全国紙記者)
記者を名乗って他人を貶めるアカウントも

 一方で、大手メディアに勤める記者Aさんは匿名記者アカウントの有用性をこう語るのだ。

「私は主に匿名記者アカウント同士で、取材のコツや記者ならではの悩みに対するアドバイスなどを共有しています。匿名だと、ざっくばらんに会社の垣根を超えて交流できるので、自社内で話しづらいことも話せるんです。記者の仕事は他の業界の友人に話をしてもなかなか伝わるものではないので、こうして情報共有できるのは本当にありがたい。

 ただ、業務上で知り得た情報を私的なアカウントで発信することは、どんな会社でも基本的に認められていませんから、記者は一層注意をしないといけない。また、記者と名乗って他人を貶めるアカウントがあるのも事実です。炎上すると、記者全体のイメージが悪くなるだけなので、やめてほしいです」

 桜ういろうのアカウントの持ち主である人物に電話したが、出ることはなかった。

 共同通信に事実確認をしたところ、桜ういろうと2月中旬頃に懲戒処分した社員について「回答は控えさせていただきます」とし、職員によるSNSの運用についてはこう回答した。

「『ソーシャルメディアの利用に関する指針』を定め、内容を職員に周知しています。研修の機会などを通じて、引き続き、適正な利用について指導をしてまいります」

 ナザレンコ氏は、桜ういろうのアカウントに対し、情報開示請求の手続きを始めているという。SNSで執拗に他人を攻撃したために、その正体が暴かれることになってしまった桜ういろう。10日間の自宅待機で自身の行動を振り返っているのだろうか。

https://bunshun.jp/articles/photo/60874


マリサ
ツイッターで「桜ういろう」というアカウント名の人物が、以前から誹謗中傷や人格攻撃を繰り返していて問題になっており、最近は在日ウクライナ人政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏に対して誹謗中傷を繰り返して問題になっていたんだが、Colabo問題で暇空茜氏に噛みついたことで注目され、過去のツイートなどから個人情報が発覚、共同通信の名古屋支社編集部デスクと発覚したという事例だぜ。


マリサ
で、現在彼は問題が会社にみつかり10日間の自宅待機処分となっているそうなんだが、ネット以外では週刊誌しかこの問題を取り上げていなくて、テレビや新聞は「だんまり」みたいだな。


レイム
普段「ネットの匿名性が~」とか記事を書いたりテレビで特集を組んだりしているのに、同業が匿名で問題を起こした場合には「だんまり」なのね。


マリサ
しかもこの件、文春の記事にも少し書かれているが、どうやらツイッターで問題を起こして社内で問題化している事例がもう一つあるようで

共同通信で「桜ういろう」とは別記者がSNSトラブルで懲戒処分 社内で「まさかもう一人いたとは…」と騒ぎに
デイリー新潮 2023年02月23日
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02231103/?all=1

記者が身分を隠して「桜ういろう」と名乗り、過激な左翼アカウントを運用していたことが発覚した共同通信で、もう一人別の記者がSNS上のトラブルを起こしていたことがわかった。2月17日に、ある記者に対し〈外部の1個人を根拠もなく誹謗中傷する内容を投稿した〉として「けん責」の懲戒処分が出ていたのだ。タイミングが重なったため、社内では「桜ういろう」への処分と混同する職員が続出しているという。

 ***

 2月14日ころ、フォロワーが1・6万人もいる好戦的なリベラル系アカウント「桜ういろう」(現在はアカウントを削除)の正体が共同通信記者だったとネット上で特定され、ネット界は大騒ぎになった。

 桜ういろうは、作家の百田尚樹氏や有本香氏を《サイコパス》と挑発。在日ウクライナ人政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏に対しては、《日本人は満州や朝鮮で、ソ連人に強姦され虐殺されました。日本人にとってナザレンコ・アンドリーさんの祖国ウクライナもまた加害者なんですよ》《インチキ宗教のお金目当てで日本人を扇動するのはやめてください》などといった過激な表現を用いて批判をしていた。

 最近ネット界を騒がせている「Colabo」問題では、フェミニスト活動家の仁藤夢乃氏サイドを擁護。そのため、同問題を追及する暇空茜氏らの“攻撃対象”になり、身元が特定されたのだった。2月18日には「NEWSポストセブン」が、桜ういろうは共同通信の名古屋支社編集部のデスクで、すでに10日間の自宅待機処分を受けていると報道した。

 共同通信の社内で、別のSNSトラブルの話が持ち上がったのは、ちょうど騒動が佳境を迎えていた2月17日のことである。

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02231103/?all=1&page=2

ほとんどの記者が「桜ういろう」だと勘違いした

 社内イントラネットに、処分対処者を匿名にした「懲戒処分の件」と題する文書があがった。

《昨年12月、職員がSNSツイッターに開設した個人アカウントから、外部の1個人を根拠もなく誹謗中傷する内容を投稿したとして、社は職員就業規則第73条に基づき懲戒委員会を設置。懲戒委は重大な問題行為だと結論付け、答申を受けた水谷亨社長はこの職員をけん責とする懲戒処分を決定しました。

 職員のツイッターのプロフィール欄に共同通信の所属であることは記載されていませんでしたが、ツイートを読めば共同の職員であることは容易に分かる状態でした。この職員は過去にも複数回、SNSが関係したトラブルで口頭注意を受け、適正利用を約束していました。

 職員就業規則第73条は、職員が社の「ソーシャルメディアの利用に関する指針」に反する利用をしたときは懲戒処分の対象になると規定しています。職員の皆さんは指針や職員就業規則を踏まえ、公私に関わりなくSNSの適正利用に努めてください》

 これを見たほとんどの記者が、桜ういろうの件での処分だと思い込んだという。だが、一部の記者は文書のおかしな点に気づいた。
タイミングがおかしい

 ある若手記者が語る。

「桜ういろうへの処分ならば、まだ自宅待機中のはずで処分が早すぎる。同アカウントには身バレするような記載はなく、ネット民たちの解析で判明したはずなのに、処分理由に〈ツイートを読めば共同の職員であることは容易に分かる状態〉だったと書かれていた点も違和感があった。当初、桜は、彼の前職である毎日新聞記者と間違えて伝えられていたくらいなのです。だから、別の記者ではないかという話になった」(若手記者)

 それではいったい、この「第二の桜ういろう」は何者なのか。

「社内では関西に勤務している記者だと噂されていますが、詳細は不明です」

 とはいえ、処分理由には〈外部の1個人を根拠もなく誹謗中傷する内容を投稿した〉とあり、桜ういろう同様、悪質な使い方をしていたことがうかがえる。

 共同通信をめぐっては、17日、新型ロケット「H3」初号機の打ち上げ中止を発表したJAXAの記者会見で、「失敗ではない」と説明したプロジェクトマネージャーに対し、科学部次長が「それは一般に失敗といいまーす」と捨てゼリフを吐いたことでも批判を集めたばかりだ。

 桜ういろうに執拗に攻撃を受けていたザレンコ・アンドリー氏の怒りも収まる様子がない。アカウントの情報開示請求を行うためのカンパもネット上で募っており、16日には1時間で20万円も集まったと報告。桜ういろうのツイートが午前8時から午後7時までの時間帯に集中していたことを示すデータをTwitterにアップし、《勤務時間中に3年も私に粘着と嫌がらせしていたってこと?!》《来週、データをまとめて、問い合わせさせてたいただきます。貴社の社員による名誉毀損、印象操作と住所を含む個人情報拡散に会社として加担してないと期待しています》などと、会社対しても責任を追及していく構えを見せている。

 共同通信に、桜ういろう氏と懲戒処分が出た記者について問い合わせたが、「ご質問の内容については、回答を控えさせていただきます」(総務局)との回答だった。

 悪いことは重なるというが……。

マリサ
共同の社内イントラネットで「個人アカウントから、外部の1個人を根拠もなく誹謗中傷する内容を投稿した」として懲戒処分を受けた人物がいるようで、桜ういろうの件とは別件で「何かやらかした」記者がいるようなんだぜ。


マリサ
ちなみにこの人物「過去にも複数回、SNSが関係したトラブルで口頭注意を受け、適正利用を約束していた」そうで、前科持ちみたいなんだぜ。


レイム
この件も初耳なんだけど、テレビや新聞ではこれも「ネットの匿名性の問題」として取り上げるつもりはないみたいね。


マリサ
マスコミ業界の「庇いあい体質」の典型例だよな。
ちなみに、「桜ういろう」はさっき出てきたウクライナ人政治評論家を3年間もツイッター上で粘着し続けていたみたいで、この件をきっかけに法的対応を取られているみたいだな。


レイム
うわぁ…。


以前から問題


マリサ
でな、問題は共同通信は「そういう人がいた」とか「最近こうなった」というわけではないって事が一番問題なんだぜ。


レイム
どういうこと?


マリサ
つまりな、今回はたまたま二つ事例が重なって「目立った」というだけで、似たようなことは以前から起きているんだぜ。
例えばこの事例

F2後継機予算の無駄点検へ
共同通信 2020/11/3
https://archive.md/iJ7TT#selection-91.0-103.10

行政レビュー、河野氏方針

F2後継機を巡る主な経過と予定
 政府は、予算執行の無駄を外部有識者がチェックする「秋の行政事業レビュー」の公開点検作業で、航空自衛隊F2戦闘機の後継機の関連費用を検証する方針を固めた。政府関係者が3日、明らかにした。前防衛相の河野太郎行政改革担当相が高コストを問題視した。行革姿勢をアピールする狙いだが、削減が決まれば、開発プロセスに影響する可能性もある。
 点検対象とするのは、次期戦闘機の開発費と関連経費。政府関係者によると、配備予定の2035年度までの総額は少なくとも1兆2千億円に上ると試算される。


マリサ
2020年の事例なんだが、共同通信が次世代戦闘機開発に関連して「F2後継機予算の無駄点検へ」というタイトルの記事を掲載したんだが、これ当初から「なんでまだ検討段階で無駄点検なんだ?」という疑問の声が挙がったんだぜ。


レイム
まあ、それはそうね。
まず開発をある程度進めなきゃ、何が無駄かなんてわかるわけがないし。


マリサ
そしてその件で、

河野太郎
@konotarogomame
https://twitter.com/konotarogomame/status/1323607969615941638?s=21

開発が始まってもいないのに、無駄の点検をできるわけがない。
午後9:48 · 2020年11月3日


マリサ
河野太郎防衛大臣から「開発が始まってもいないのに、無駄の点検をできるわけがない。」と、当たり前の突っ込みを入れられているんだぜ。


レイム
何この…、何?


マリサ
そして次は2016年の事例なんだが

共同通信公式
@kyodo_official
https://mobile.twitter.com/kyodo_official/status/808207596624560129?lang=gl
【東大わいせつ事件で退学処分】事件の被害者や家族の心情を考えると当然の処分ですが、退学になった学生の親御さんもつらいことでしょう。
http://47news.jp/news/2016/12/post_20161212133505.html
午後4:11 · 2016年12月12日

マリサ
東大で発生した集団わいせつ事件に関連して、共同通信の公式がツイッターで「事件の被害者や家族の心情を考えると当然の処分ですが、退学になった学生の親御さんもつらいことでしょう」というコメントを掲載、炎上しているぜ。


レイム
どんな「意見」を持とうと個人の自由ではあるし、この件も「意見そのもの」は全くダメってわけではなく賛否があって当然でしょうけど、これ、公式でコメントする事?


マリサ
そうなんだぜ。
個人的に表明しておけばそれで済むようなことを、わざわざ共同の公式ツイッターで表明したうえに、それが少なくとも2023年2月時点でまだ残っていて、会社として一切問題視されていないのが問題なんだぜ。


マリサ
他にも

共同通信公式
@kyodo_official
https://twitter.com/kyodo_official/status/799440865198379008?lang=ja

トランプ流の「金ピカ」会談。こんな人に庶民の気持ちが分かるのか?なんでヒラリーばかりが悪者になった?(ま)
午前11:35 · 2016年11月18日


安倍首相「信頼構築を確信」 トランプ氏と初会談 ほか
共同通信 2016/11/18
https://web.archive.org/web/20161209195126/http://this.kiji.is/172168421494489092?c=39550187727945729

11時トップ5ニュース
1. 安倍首相「信頼構築を確信」 トランプ氏と初会談

【ニューヨーク共同】安倍晋三首相は17日夕(日本時間18日朝)、トランプ次期米大統領とニューヨークで約1時間半にわたり会談した。会談後、首相は記者団に「2人で胸襟を開いて率直な話ができた。ともに信頼関係を築く確信を持てる会談だった」と述べた。会談内容についての言及は避けたが、アジア太平洋地域における強固な日米同盟の重要性を確認し、環太平洋連携協定(TPP)を含めた自由貿易推進の意義も強調したとみられる。

 大統領選直後の異例の早期訪米で、トランプ氏と個人的な信頼関係の構築を狙った。


マリサ
同じく2016年に「安倍首相「信頼構築を確信」 トランプ氏と初会談」という自社記事をツイートした際に、「トランプ流の「金ピカ」会談。こんな人に庶民の気持ちが分かるのか?なんでヒラリーばかりが悪者になった?」とコメントしているんだが、これも明らかに通信社の公式ツイッターで表明するような意見ではないよな。


レイム
たしかマスコミって一応建前上はどこも「公正・中立」を謳っているし、共同はそういう前提でマスコミ各社に記事を配信しているはずよね?


マリサ
「本来は」な。
そしてここまでで「共同通信は何かおかしい」と表現した意味がわかるだろ?


レイム
たしかに。
マスコミ業界って色々と暴走して炎上する事例多いけど、なんか共同通信の場合そういうのが「突き抜けて」いるというか、ストッパーが働いていないように見えるわね。


マリサ
共同通信からは「ネットで炎上する人の特徴」が会社全体から感じ取れるというかなんというか、そんな印象を受けるんだぜ。


何かがおかしい


レイム
これまででも十分「共同通信のおかしさ」はわかったけど、他にも何かあるの?


マリサ
共同通信といえばさ、以前動画でも紹介したことがあるが、2007年の「愛知長久手立てこもり事件」の際に、共同通信(含む多数)の記者が白昼堂々タバコのポイ捨てをして動画で撮影された事例とか


愛知長久手立てこもり事件外伝~マスゴミ喫煙マナー・ノーカット編~ - ニコニコ動画
愛知長久手立てこもり外伝~マスゴミ喫煙マナーノーカット編~ - YouTube



マリサ
2017年に千葉県我孫子市で発生した殺人事件の際に、周辺の住宅で取材を断られて門柱を蹴り、その動画を撮影された件とかあっただろ?


共同通信社記者が民家の壁を蹴る動画 - YouTube


レイム
ああ、あったわね。
詳しくは同時掲載のブログの方に動画のリンクを貼っておくので、そっちを参照して欲しいわ。


マリサ
なんか共同通信ってこんなのが色々あるんだが、この会社の社内がどんな状態なのかをよく表す事例があってな。

総選挙予測大外れで共同通信社長に“異例の処分” 直撃に「役員報酬を返上した」
デイリー新潮 2022年01月13日
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/01130556/?all=1

政界、一寸先は闇――。“寝業師”の異名をとる川島正次郎・元自民党副総裁の言葉通り、令和初の総選挙では思わぬ結果に涙した者も。それは選挙報道に携わるメディアも同じ。議席予測を大きくハズした共同通信社では、“社長”に異例の処分が下されていた。

 ***

【写真2枚】役員報酬返上となった「水谷社長」

 共同通信関係者によると、

「昨年の総選挙の予測が難しかったのは事実ですが、うちの場合は多くの加盟社を抱えていますからね……。何よりもマズかったのは、投票終了直後の午後8時に、加盟社に向けて“自民は大幅議席減”という速報を打ってしまったこと。これをそのまま報じた地方紙も少なくありませんでした」

 共同通信社は自ら取材・編集したニュースを地方紙などの加盟社に配信している。ロイターやAP通信とならび世界的な知名度を誇る同社は、しかし、今回の選挙予測を大きく外してしまう。自民党追加公認を含めて261議席を獲得。〈大幅議席減〉どころか、単独で絶対安定多数を確保することとなった。

「開票が進んで自民党議席数を伸ばす一方、うちの見出しは日付が変わる頃まで差し替わらず、後手後手の対応に終始していた。軌道修正の遅れに加え、うちが運用するシステムの障害によって、加盟社が集票データを参照できなくなるトラブルまで発生。当然ながら、加盟社からの猛抗議に晒されたのです」(同)

 今回の総選挙では各社とも予測に苦慮していたが、地方紙デスクに言わせると、

「共同は朝日などと合同で出口調査を実施し、同じ調査データを手にしていました。にもかかわらず、朝日は独自の分析を加味して〈自民、単独過半数を確保の勢い〉と予測を的中させた。共同の間違いが目立った格好です」

 これでは加盟社が怒るのも無理はあるまい。

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/01130556/?all=1&page=2

役員報酬返上

 こうした事態を受けて、共同通信は昨年12月、社内向けに異例の“処分”を通達している。

 概説すると、先の総選挙において同社の報道に判断ミスやトラブルが相次ぎ、〈共同通信の選挙報道に対する信頼が損なわれる事態となった〉ため、〈関係役員を処分した〉というもの。水谷亨社長は〈役員報酬返上100分の15 1カ月〉、選挙報道に関わった他の幹部3人にも同じく処分が下された。しかし、先の共同関係者によれば、

「加盟社の選挙担当からは“形だけの処分で逃げ切るつもりか”“この体制で参院選は大丈夫なのか”と非難の声が上がっています」

 さらには、怪文書まで出回り、そこには水谷社長が〈ゴルフ仲間やメル友を優遇する「お友達人事」〉で社内を混乱させ、〈個人ロッカーはエロビデオで一杯〉などと、真偽不明の情報が書き連ねられている。

 水谷社長に話を伺うと、

「たしかに調査データは朝日と一緒ですから、そこはうちの取材が至らなかったということ。実際、複数の加盟社が“自民大幅減”という見出しを刷ってしまった。うちを信頼して下さる加盟社の皆さんに迷惑をかけたので、役員報酬を返上する決断に至りました。人事については、個々の能力にふさわしいポジションを選んでいるつもりです。エロビデオ? 個人ロッカーなんてないし、何のことだか分かりませんね」

 半年後に迫った参院選で、“大幅減”した信頼を取り戻すことはできるか。

マリサ
2022年1月の新潮の記事なんだが、記事の前半は2021年の衆議院議員選挙の予想を大幅に外して共同通信内で責任問題が発生したという内容で、社長が役員報酬を返上したという記事なんだが、後半でこの件に関連して社長に対して「ゴルフ仲間やメル友を優遇する「お友達人事」」とか「個人ロッカーはエロビデオで一杯」なんて怪文書が社内を飛び交っていたって事が書かれているぜ。


レイム
これ、会社として色々とどうなの?


マリサ
これが日本を代表する大手通信社の社風だぜ。
なんかもう色々突き抜けすぎだし、今回紹介したような事例
が起きるのも納得だろ?


マリサ
思っていたってこんな怪文書を実際に出回らせるか?普通。


レイム
ああ、要するに元々社内がこんな状態だから、JAXAの記者会見であんな捨て台詞を吐いたり、「デスク」という記者の記事内容をチェックする管理職クラスの人物が、匿名で誹謗中傷を繰り返すなんてことをやる状態になっていたわけね。


マリサ
そういう事だぜ。

今回のまとめ

・記者会見で捨て台詞、SNSで暴言連発
共同通信は以前から問題行動を繰り返していた
・元々会社の雰囲気が悪い

レイム
こんな会社が日本を代表する通信社ってのがもう色々とアレ過ぎるわね。



マリサ
でな、実のところ近年は共同通信の「アレさ」が目立っているが、あの業界って最近はネットで晒されるのをおそれて大人しくなっているが、以前は全体があんな感じだったかもしれないんだぜ。


レイム
どういうこと?


マリサ
2000年代初頭頃って、マスコミ関係者とか大学教授とかが「そう名乗って」ブログを運営していたり、個人の掲示板とかに書き込んでいたりしている事が結構あったんだが、「記者と名乗っている」人物は高確率で「炎上系」みたいな状態だったんだぜ


レイム
というと?

マリサ
そもそもな、マスコミがネットで嫌われていくようになった背景として、そういう「アレな人」がネット上で大暴れしたことも大きく関係しているんだぜ。


レイム
でもそれ、成りすましとかの可能性もあるのでは?


マリサ
それが恐ろしい事に、「ブログ」というものがネット上で広まりだした初期頃までは、「そういう記者」が実名で大暴れしていたり、過去動画の「2006年のオーマイニュース騒動」の事例みたいに、ダイレクトに「やらかす」人が結構いたんだぜ。


レイム
ああ、その結果信用を失っていったのもあると。


マリサ
でな、今回最初に紹介した共同通信の二つの事例から、その当時の臭いがプンプンしてくるんだぜ。


レイム
ああ、なるほど。
共同通信の一連の問題は、ネット黎明期によく見られたマスコミ業界の人達の態度と類似しているって事ね。


マリサ
そういう事だぜ。
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


大口
ところで、またまた世界最大繋がりの話題を。


マリサ
またかよ。


レイム
なんでそんなに世界最大ばかり紹介しているの?


大口
まあなんというか、手短に紹介しやすいから。
でね、今回紹介するのは、世界最大の「細菌」で、フランス領グアドループマングローブ林で発見され、チオマルガリータ・マグニフィカと名付けられているんだけど、その大きさは既存の巨大細菌の50倍、2センチメートルもあるそうなんだよ。


解説:定説覆す2cmの巨大細菌を発見、とにかく異色
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/062600289/


マリサ
ちょっと待つんだぜ。
細菌って単細胞生物だよな?


レイム
普通は顕微鏡じゃないと見えないサイズよね?


大口
普通はね。
でもこの細菌は、一つの細胞の中で複数の区画分けをすることで機能を分散させていて、それで大きくなっているそうなんだよ。


マリサ
それって細菌ではないのでは?


大口
なんか、あくまで一つの細胞の中で区画分けをしているだけなので、定義としては細菌なんだそうな。


レイム
なんかそのあたり難しそうね。


大口
ああ、それと最後に。
前回のBPO関連の動画に関して、訂正と補足動画を投稿予定なので、そちらもよかったら見てください。


マリサ
そんなわけで今回はここで終わるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~



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