さて、本日は一連の慰安婦報道訂正後の朝日新聞の問題について扱っていきます。
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何一つ自浄作用の無かった朝日新聞 - 暇つぶしにどうぞ
それでも問題を起こし続けた朝日新聞とテレビ朝日 - 暇つぶしにどうぞ
朝日新聞の事例にみるマスコミと一般人の致命的な齟齬 - 暇つぶしにどうぞ
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※以下は動画のテキスト版です
日韓
注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています・うp主のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです
・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
・リクエストは原則受け付けていません
・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります
・毎週日曜日更新
お品書き
・次々と問題噴出
・アカウント停止
・非常識行為
レイム マリサ
ゆっくりしていってね。
マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。
レイム
ところで、今回また朝日新聞なの?
マリサ
またとはなんだまたとは。
ネットの人気者の朝日新聞特集が多くなるのは当然だろ。
みんなそれを期待しているんだぜ。
そして今回は朝日新聞単体で豪華二本立て!来週も朝日新聞だぜ!
レイム
で、今回の「それでも問題を起こし続けた」ってどういう意味?
マリサ
ああ、それな。
過去動画の「朝日新聞の慰安婦報道検証」で扱ったが、2014年に朝日新聞は慰安婦報道を訂正したが、その時に一応反省文のような記事を掲載して、第三者の声を入れ改善させていくとしていたけど、実際には真逆の態度を取り続けたんだぜ。
レイム
まあ、過去動画の方は動画説明欄に関連リンクを貼っておくので、そっちを参照してもらうとして、朝日新聞は訂正報道後に「信頼回復と再生のための行動計画」というのを提示したけど、何一つ改善されなかったって事?
マリサ
本編を見てもらえばわかるが「それどころじゃなかった」んだぜ。
というわけでさっそく本編へ行くぜ。
次々と問題噴出
レイム
で、最初からなんか全力疾走っぽいけど、この動画2パートあるのよね?
マリサ
何を言っているんだレイム、朝日新聞は常に全力疾走だぜ!
マリサ
で、過去動画でも説明したように、朝日新聞は2014年8月に慰安婦報道に誤りがあったとして、訂正報道などを行ったが、その内容が本当に問題のある部分には一切触れていないうえに、誤魔化しと論点のすり替えばかりという酷い有様と説明したよな。
それを踏まえて、まずはこちらの記事からだぜ
朝日新聞「慰安婦問題」誤報訂正の波紋
東スポ 2014年8月7日
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/93586朝日新聞が5、6日付の紙面で「慰安婦問題を考える」との大特集を組み、過去に同紙で取り上げた韓国・済州島での強制連行があったとした男性の証言を虚偽とし、記事を取り消した。従軍慰安婦問題で国際世論をミスリードしてきた非を認める大英断のようにも見えるが、その中身は言い訳がましい。“明確な謝罪なき検証”の先には、強烈なしっぺ返しが待ち受けている――。
朝日新聞は、5日付紙面で1面を含めた3ページで慰安婦問題を取り上げ、異例となる“釈明”に打って出た。
同紙は1980年代から90年代初めにかけ、日本人男性の吉田清治氏(故人)が済州島で「女性を慰安婦として、無理やり連行した」という証言を何度となく掲載。強制連行があったとするキャンペーンを張っていたが「再取材したが、証言を裏付ける話は得られませんでした」とし、記事を取り消した。
また90年代初めに女学生らを労働力とした「女子挺身隊」が慰安婦と同一扱いされた件も同紙は「当時、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、誤用した」と間違いを認めた。
吉田証言は約20年前に吉田氏自身が創作と証言し、デタラメと判明。挺身隊と慰安婦の同一視問題も20年以上前に明らかとなっていたが、朝日新聞は訂正に応じていなかっただけに、今回の特集は異例ともいえるわけだ。ただ、保守論客で「マスコミと政治家が隠蔽する中国」などの著書がある前衆院議員の長尾敬氏(51)は「遅きに失するし、訂正はあっても謝罪がない。誰も責任を取らない。捏造(ねつぞう)を確信犯で報じていながら、謝れない。朝日新聞の体質は全く変わっていない」と断罪する。
確かに特集では、慰安婦問題に火をつけたとされる91年に掲載した植村隆氏(当時記者)による元従軍慰安婦の金学順さんの証言は、うそや隠蔽があったとされてきたが、同紙は「意図的な事実のねじ曲げはありません」と擁護すれば、女子挺身隊と慰安婦の混同は、他紙でも見受けられたと責任逃れ。1面では「慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質」と問題をすり替えてもいる。
もっとも、吉田証言のうそ発覚から約20年にわたって、非を認めてこなかった朝日新聞が今回、わずかながらも訂正報道に踏み切った背景には社を取り巻く厳しい環境にあるようだ。
安倍晋三首相(59)は、一昨年の政権就任前に「朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男がつくった本がまるで事実かのように日本中に伝わって問題が大きくなった」と言及。朝日関係者によれば、政権発足後は朝日バッシングが加速し、苦情や抗議活動、不買運動が連日展開され、部数を大幅に落とした。明々白々なうそと分かっている慰安婦問題の過去報道を隠し切れなくなったというのが実情で、同紙は「一部の論壇やネット上に朝日の捏造といういわれなき批判が起きている。読者への説明責任を果たしたい」と言及している。
自民党の石破茂幹事長(57)は「検証を議会の場で行うことが必要かもしれない」と朝日新聞関係者の国会招致の可能性もにおわせた。保守陣営やネット上では「朝日の報道でどれだけの国益を損なったか。吉田証言がウソまみれと認めた以上、国は損害賠償請求するべき」などと、朝日バッシングはやむどころか火に油を注ぐ事態となっている。
他紙の受け止め方も厳しい。かねてこの問題で朝日と論戦を繰り広げてきた産経新聞は、6日付朝刊で「明確な謝罪 避ける」との見出しを掲げて「自社報道を慰安婦問題全体にすり替えてはいないか」と検証記事の“検証”を行った。読売新聞も同日、記者の見解として「証言が疑問視されてから20年以上、放置したことになる」。朝日記事が「慰安婦問題の本質」に言及したことは「論点のすり替え」だと批判した。
マリサ
記事では、一連の朝日新聞への批判に対し、朝日側が「一部の論壇やネット上に朝日の捏造といういわれなき批判が起きている。読者への説明責任を果たしたい」とか書いていた事や、「女子挺身隊と慰安婦の混同は、他紙でも見受けられた」と責任逃れをしたり、「慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質」と論点をすり替えたと批判しているぜ。
マリサ
東スポがな!
マリサ
東スポにぐうの音も出ない正論パンチされるクオリティーペーパーって…。
マリサ
そしてそんな状態でさらなる問題が発覚するぜ。
次の記事を読むと
【高橋昌之のとっておき】朝日の慰安婦記事訂正 幕引きへ逃げる朝日に慰安婦問題語る資格なし
産経新聞 2014.8.16
https://web.archive.org/web/20140820004847/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140816/plc14081618000002-n6.htm(前略)
一方、朝日の記事訂正をいまだに報道していない新聞やテレビ局もありますが、その感覚も疑います。とくに朝日の論説委員が解説者として出演しているテレビ朝日の「報道ステーション」は、いつもは朝日の報道内容を紹介したり、主張を展開したりしているのに、今回の朝日の記事訂正について一切触れないのは奇異に映りますし、ひいては視聴者を無視していることにならないでしょうか。他のメディアも、国会で問題になったらその時に取り上げようというつもりなのかもしれません。しかし、それでは朝日と同様、慰安婦問題も「国民の知る権利」も語る資格はありません。私はマスコミこそ、“聖域”ではなく、他から批判を受け、それが正当であれば誤りを認め、必要なら謝罪もすべきだと思います。そうであってこそ、読者、視聴者から報道内容への信頼が得られます。日本のマスコミにいまだに多く見られる「権力を批判していればいい」という従来の報道姿勢からはもう卒業しましょう。国民からは「マスコミこそ最大の権力」と見られているのですから、報道内容が社会にどのような影響を与えているか、常に自ら検証していく姿勢が求められているのではないでしょうか。
マリサ
この産経新聞の記事では、「朝日の記事訂正をいまだに報道していない新聞やテレビ局もありますが、その感覚も疑います」と前置きしたうえで、「とくに朝日の論説委員が解説者として出演しているテレビ朝日の「報道ステーション」は、いつもは朝日の報道内容を紹介したり、主張を展開したりしているのに、今回の朝日の記事訂正について一切触れないのは奇異に映ります」と批判しているぜ。
レイム
え?
系列のテレビ朝日のしかも看板番組の報道ステーションって、この問題扱ってなかったの?
マリサ
そうだぜ。
ちなみに、この件は朝日新聞の訂正報道のあった当日や翌日からネット上で批判されていたが、テレビ朝日は無視し続けたぜ。
レイム
それは流石にどうなの?
マリサ
更に次の記事を読むとな
朝日新聞、誤報記事に法的措置匂わせる「抗議書」 フリージャーナリストらに何度も送りつけていた
J-CAST 2014年09月12日
https://www.j-cast.com/2014/09/12215845.html?p=all朝日新聞の「吉田調書」をめぐる報道で特異だったのは、異論を唱える報道に対して、謝罪や訂正をしなければ「法的措置」を視野に入れるといった抗議書を次々に送りつけていたことだ。
2014年9月11日の会見では、記事の取り消しにともなって「抗議の前提となる事実が覆った」として抗議を撤回し抗議書を送った相手には別途謝罪する意向が示された。朝日新聞から複数回にわたって抗議を受けたジャーナリストの門田隆将さんは謝罪を受け入れた上で、同紙報道の論評や検証を続けていく考えを明らかにした。
ポスト記事には「法的措置検討」、産経記事には「取材拒否」
朝日新聞が取り消した記事は5月20日朝刊の1面トップ記事として掲載されたが、門田さんは5月末の段階で報道の信ぴょう性に疑問符をつけていた。門田さんはブログで朝日新聞批判を展開したのに加えて、週刊誌に寄稿したりインタビューに応じたりする形でも自らの見解を明らかにしてきた。
だが、朝日新聞はこれらの記事に次々に抗議するという手段に出た。朝日新聞が抗議の対象にしたのは以下の3本。朝日新聞は、これらの記事について抗議書を出した事実を自社の紙面でも報じている。
「朝日新聞『吉田調書』スクープは従軍慰安婦虚報と同じだ」(週刊ポスト、6月20日号)
「『東電フクシマ所員9割逃亡』朝日新聞1面スクープのウソ」(FLASH 、6月24日号)
「朝日は事実曲げてまで日本人おとしめたいのか」(産経新聞、8月18日)ポスト、産経記事に対する抗議書は門田さんと編集部宛て、FLASH記事への抗議書は編集部宛てだった。ポスト記事に対する抗議書では
「厳重に抗議するとともに、週刊ポスト誌上での訂正と謝罪の記事の掲載を求めます。誠実な対応をとらない場合は、法的措置をとることも検討します」
と訴訟を示唆し、産経記事に対する抗議書では
「以上、厳重に抗議するとともに、産経新聞紙上での訂正と謝罪の記事の掲載を強く求めます。なお納得のいく回答が得られるまで、貴社の取材には応じられません」
と取材拒否の姿勢を打ち出した。実際、この抗議書では、産経新聞記者が送った取材申し込みへの回答について「保留させていただきます」とある。
「『乱発』と受け取られるかどうかは、皆さんのお感じになることで、コメントしない」記者会見では、抗議書についても話題になった。抗議書の宛先のひとつでもある週刊ポストの記者が質すと、喜園(よしぞの)尚史執行役員(知的財産・広報・ブランド推進・環境担当)が抗議を撤回し、謝罪する意向を明らかにした。
「これまでに出した抗議は、誤った事実に基づいた抗議だということで、そこは率直に認めてその部分については撤回、お詫びしたい。実際にこちらから抗議書を出したメディアの方、ジャーナリストの方については、この後別途きちんと誠実にご説明し、対応を検討したいと思っている」
ただ、ポスト記者が、
「抗議書を乱発していることに対して、雑誌メディアの方がちょっと敏感になっている部分がある」
と、抗議書を送るという姿勢そのものに疑問を呈した点については、喜園氏は
「十分な取材をした事実だったということを書いた事実に対して、『違う』『誤報だ』ということがあれば、我々としては、そういうときにはきちっと(抗議書を)出すということをしていることは事実。それを『乱発』と受け取られるかどうかは、皆さんのお感じになることで、我々としてはコメントしない」
と述べ、朝日新聞が「事実に基づかない反論」だとみなした記事には抗議書を送るという姿勢は維持する構えだ。
門田さん「従軍慰安婦問題で追い詰められて会見開いた」門田さんはこの件についてJ-CASTニュースにコメントを寄せ、朝日新聞の謝罪を受け入れた上で同紙報道の論評や検証を続けていく考えを明らかにした。
(以下、コメント全文)
本日(9月12日)午前中に朝日新聞の広報部から事務所に電話が入り、抗議書の撤回の意思を伝えられ、謝罪の言葉を受けました。撤回の文書を発送した上で、直接、面会もすることになりました。当方の時間が、いろいろな締切のため、なかなかとれないので、実際にお会いするのは少し先になると思います。
私は、朝日新聞が記事を撤回し、謝罪するという意思を示しているので、そのこと自体は受け入れようと思います。しかし、今回の一連の出来事は、朝日新聞がこれまでやって来た、自分たちのイデオロギーや主張に基づく恣意的な報道が、「真実」というものから厳しい鉄槌を受けたものであり、そのことへの論評は、これからも続けさせてもらうつもりです。
あの会見を見て、いかに朝日新聞が追い詰められているかが、よくわかりました。これまでの朝日新聞では考えられないことです。自分のおこなった報道に対する異論は絶対に許さないという、非常に独善的な体質を朝日は持っています。それに基づいて、「法的措置を検討する」という抗議書を私のもとに送ってきたのです。
そこには、「言論」というものに対する尊重も、その存在意義への思いも、かけらも感じられませんでした。そして、従軍慰安婦問題で追い詰められると、途端に今回のような謝罪会見を開いたのです。
私は、今回の会見で、「日本人にとって朝日新聞とは何なのか」という本当の問題が解明されていくことを望んでいます。朝日新聞は、なぜ生と死をかけた踏ん張った原発事故現場の人間を貶めようとするのか、そして、従軍慰安婦問題でも、ありもしない「強制連行」を、どうして事実を捻じ曲げてまで報道しつづけ、「日本人は性奴隷(sex slaves)を弄んだ民族だ」と、日本人全体が国際的に指弾されるような状況をつくりだしたのか。
朝日の報道によって日韓関係は完全に破壊され、そして日中関係も破壊されています。こんな報道をつづける媒体を国民がどう検証していくのか。自分たちの「名誉と信用」を守る意味でも、「日本人にとって朝日新聞とはいったい何なのか」ということを突き詰め、恣意的に日本人を貶めようとする朝日新聞の手法の解明を徹底的にはからなければならないと思っています。
マリサ
記事によると、慰安婦報道の件と一緒に訂正報道を行った原発の「吉田調書」問題に関連し、訂正前に記事への疑問を呈する内容を書いた個人や出版社に対し、「反論」ではなく「抗議書」を乱発したうえに、その中には「法的措置匂わせる」内容まであったそうだぜ。
マリサ
そして、吉田調書報道に捏造があったことを認めると、「抗議の前提となる事実が覆った」といって抗議を撤回したが、問題は言論機関を名乗っている朝日新聞が、異論記事に「再反論」をするのではなくて、「訴訟をちらつかせる抗議書」を送っていた事だぜ。
レイム
なんというか、「クオリティーペーパー」を名乗るなら、論には論で返そうとか思わないのかしら。
マリサ
まあ、この辺りは他の大手メディアも大差ないけどな。
特にネット発の批判は、内容に関わらず「自分達の不幸や不満をマスコミに八つ当たりしているだけ」程度にしか今でも認識していないようだし。
レイム
そしてさらに嫌われて行くというわけね。
アカウント停止
レイム
というか、タイトルがさらに「アレ」になったのだけど?
マリサ
朝日クオリティーを舐めてもらっちゃ困るぜ。
この時期の朝日新聞は超新星爆発のごとく輝いていたからな。
レイム
それってろうそくの最後のかがや…
マリサ
で、今回の事例は系列のテレビ朝日関連だぜ。
次の記事を見てくれ
テレビ朝日「報道ステーション」のイスラム国(ISIL)特集に批判殺到
AOL News 2015年01月29日
https://web.archive.org/web/20150131013210/http://news.aol.jp/2015/01/28/hst_isil/このところ緊迫した状況が続く、ISIL(いわゆるイスラム国)による邦人拉致事件だが、そうした中、テレビ朝日系の『報道ステーション』が先日放送した内容に、多くの批判が相次いでいる。
これは1月27日夜に放送された同番組で、一連の騒動を振り返りまとめたもので、この中で同番組はISIL側が「広報用」に制作し、公開し続けてきたプロモーション映像をふんだんに使用。海外メディアがこぞってこうしたプロモーション映像を報じることを自粛し続ける流れの中での逆行に、多くの視聴者から痛烈なコメントが殺到した。
同武装組織の主張に同調する内容はもちろんのこと、最近では人質救出交渉の邪魔になるという懸念から、ISILに関して報じること自体に、自主的な規制を強く行っている大手メディア。マスコミ各社も慎重なスタンスで足並みを揃えつつある中だっただけに、衝撃が大きかったようだ。
マリサ
朝日新聞の訂正報道から数か月後の2015年1月の事なんだが、テレビ朝日の報道ステーションが、他のメディアが自粛していた「イスラム国の広報用映像」を修正もなしに放送、ネットで批判されまくったという事例だぜ。
レイム
確かこれって、事実上の民兵募集として機能していて、映像を見た人たちが考えもなしに募集に参加して様々な人権問題が発生、各国で社会問題化していたから、「自粛」していたのに、報道ステーションはそんななかで堂々と映像を放送したって事?
マリサ
そうだぜ。
しかも次の記事にあるように
テレビ朝日のYouTubeチャンネルがアカウント停止に 「暴力に関するポリシー違反」
ITmedia 2015年02月04日
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/04/news118.htmlテレビ朝日がYouTube上に開設しているニュース動画配信チャンネル「ANNnewsCH」が2月4日時点でアカウント停止処分になっている。アクセスすると、「暴力に関するYouTubeのポリシーに複数回のまたは重大な違反をしたため、このアカウントを停止しました」と表示されるだけだ。
【Update】午後5時50分現在、アカウントは復旧している。
同チャンネルは、テレビ朝日系放送局26局によるニュースを配信している。具体的にどのようなポリシー違反があったと判定されたのかは不明だ。
マリサ
2015年2月4日の事なんだが、テレビ朝日がYouTubeに開設しているチャンネルが、「暴力に関するYouTubeのポリシーに複数回のまたは重大な違反をした」としてアカウント停止になったんだぜ。
マリサ
その後しばらくしてチャンネルは復旧したそうで、記事では「具体的にどのようなポリシー違反があったと判定されたのかは不明だ」と書かれているけど、どう考えてもさっきのイスラム国関連の動画をYouTubeで流し続けたことが原因だぜ。
レイム
というか、問題の放送があったのが2015年1月27日で、アカウント停止が2015年2月4日ってことは、一週間以上も批判のあった動画を放置し続けていたって事よね?
いくら何でも非常識すぎるでしょ。
マリサ
そしてさらに問題なのが、朝日新聞どころかほぼすべての大手メディアがこの件を無視したことだぜ。
これが日本を代表するメディアの忖度力だぜ。
非常識行為
レイム
ちょっと待って、もう不祥事かなりいろいろあったわよね?
マリサ
レイムお前は何を言っているんだ?
まだ前後編の前編の3分の2が終わっただけだぞ?
朝日新聞の実力を侮るな!
マリサ
というわけで次の事例はこれだぜ
結城さんが手記 朝日記者の怒声に「ショック…」 国際報道部長が謝罪「重く受け止めおわびします」
産経新聞 2015.3.23
https://web.archive.org/web/20150322162511/http://www.sankei.com/affairs/news/150323/afr1503230002-n1.htmlチュニジアの博物館襲撃テロで負傷し、首都チュニスのシャルル・ニコル病院に入院中で陸上自衛隊3等陸佐の結城法子さん(35)=東京都豊島区=は20日、共同通信など一部メディアに手記を寄せ、「現実のこととは思えませんでした」と事件当時の恐怖を振り返った。
また、結城さんは手記で、朝日新聞記者と日本大使館員の取材をめぐるやりとりについて「『取材をさせてください。あなたに断る権利はない』と日本語で怒鳴っている声が聞こえ、ショックでした」と記した。
これを受け、朝日新聞の石合力・国際報道部長は朝日新聞デジタルのホームページ(HP)に「取材の経緯、説明します」と題した見解を掲載し、「記者には大声を出したつもりはありませんでしたが、手記で記されていることを重く受け止め、結城さんにおわびします」と謝罪した。
HPによると、朝日新聞記者は取材のため、発生翌日の19日午後(日本時間同日夜)、チュニス市内の病院を訪問。救急部門の責任者の医師に取材したところ、結城さんについて「軽傷なので病室に行くといい。インタビューできると思う」との説明を受けたという。
病室前まで警備担当者の先導を受けたが、病室前で「大使館です」と名乗る日本人男性に取材の申し出を「できない」「だめだ」と断られたと聞いたが、「私は邦人を保護するのが仕事です」との返答だったため、しばらくやりとりを続けた末、病棟を退出したという。
結城さんの手記の全文は次の通り
◇
日本の皆さまには多大なるご迷惑、ご心配をおかけしていることと思います。申し訳ありません、そしてありがとうございます。事件後、ネットやテレビを見ることができず、あそこで何が起きたのか、どのような報道がされているのか、全く分かっていません。今はとても人前に出られる状態ではありませんので、文章で失礼させていただきます。
私と母は3月14日に日本を出発し、3月15日にイタリアのジェノバから7泊8日の予定でMSCスプレンディダに乗り、クルーズに出発しました。3月18日の朝8時ごろチュニジアに到着し、ガイドツアーに参加しました。英語とフランス語のガイドでしたので、話をあまり理解できていなかったかもしれません。
11時30分ごろ、現場となったモザイク博物館に到着しました。2階を見学している時に、ツアーの参加者が「窓の外に銃を持った人がいる」と言い、何人もがのぞいていました。ガイドは、「チュニジアではよくあることだ」と言ったように思います。あまり緊迫感はなく、まさか発砲されるとは思いませんでした。その後、ガイドに部屋を移動するように言われ、移動している途中で銃声が聞こえました。皆走りだしました。しかし、入ろうとした部屋で発砲され、人が血を流して倒れるのが見えました。前の人々が立ち止まったので、私は後ろへ倒れました。その時、後方から銃声がし、耳に痛みを感じました。部屋の入り口を振り向くと、男が銃を持って立っていました。顔は見ていません。すぐに頭を手で覆って床に伏せました。かなり長い間銃が乱射されていました。身体中に痛みがあり、私は死ぬのだと思いましたが、とても現実のこととは思えませんでした。
しばらくして男が去り、起き上がると部屋には約10人の人々が倒れていました。無傷の人々もいましたが、動かない人もいました。
私は左手、左耳、首に痛みがあり、血が流れていましたが、大きな問題はなさそうでした。母は私の隣で倒れていました。首から出血し、頭の下に血だまりができていました。呼び掛けると、「首が痛い」と言い、手足を動かしたので少し安心しましたが、自力で動くことはできませんでした。その後も遠くから銃声や爆発音が聞こえ、また犯人が戻ってくるかもしれない、と思うと生きた心地がしませんでした。私が母を旅行に誘ったので、本当に母に申し訳ないと思いました。
銃を持った警察が助けに来てくれた時には安心して号泣してしまいました。母を助けるようにお願いしましたが、歩ける人が先と言われ、私は母と別れ救急車へ連れて行かれました。
病院へ着くと、パスポートなどが入ったバッグはとられて、携帯もなくなってしまいました。診察を受け、処置を受けた後、全身麻酔が必要なので移動する、と言われ、また救急車で移動しました。外でも、救急室でも、多くの人がいて写真やビデオを向けられ、とても不快でした。
新しい病院に移ると、すぐに病室へ通され、まず局所麻酔で耳の処置をされました。かなりの痛みがあり、それを伝えると、手と背中の処置はもっと痛いので、全身麻酔でする、と言われました。
その後、部屋に大勢の人々が入ってきました。チュニジアの首相や、政府の方々に、母を見つけてほしいとお願いしました。その後、NHKやニューヨーク・タイムズを名乗る人々も来て質問に答えるように言われました。そうしなくてはならないのだ、と思い答えましたが、何を話したのか正直なところ覚えていません。
日本大使館の方がいらして、日本の家族の連絡先を聞かれましたが、携帯がなかったので実家の固定電話しか分からず、なかなか連絡がつかなかったようです。
夕方になり、母は他の病院で手術を受けていて無事だ、ということが分かり、安心しました。しかし、私も手術が必要だと言われ、手術室へ移動しました。全身麻酔だったので起きたら全て終わっていたのですが、手術前と比べ激しい痛みがあり、お願いして痛み止めを使ってもらいました。しかし、母は全く英語が話せないので、話が通じているのだろうか、痛みはないか、と不安になりました。手術は3時間ほどで、夜10時を過ぎていたようです。
病室へ帰ると、大使館の方と日本人の現地のコーディネーター、という方がいました。私は一日中泣いていたせいで目が腫れ上がって開けることができず、その方の顔は見ていません。大使館の方は母に電話をかけてくださり、母の声を聞いて安心しました。コーディネーターの方は電話をして、日本テレビのインタビューを受けるように言いました。言われるがまま質問に答えましたが、ボーッとしていて恥ずかしかったので、インタビューをそのままテレビで流していいですか、と言われ断りました。すると、既にNHKのインタビューがテレビで流れていて、名前も顔も出ているからいいでしょう、と言われました。その時初めてそのことを知り、ショックを受けました。
翌日の朝にはパスポートなどが入ったバッグが戻り、大使館の方を通じて日本の家族と話すことができました。母も、私のいる病院に転院してきて、一緒の病室に入ることができました。
部屋を移った後、部屋の前で「取材をさせてください。あなたに断る権利はない」と日本語で怒鳴っている声が聞こえ、ショックでしたが、それは私にではなく、大使館の方に言っているようでした。大使館の方は、「朝日新聞の記者の方がインタビューをさせてほしいと言っているが、受ける必要はない。体調も良くないし、インタビューがどう使われるかわからないし、あなたには断る権利があります」と言われました。今まで、義務だと思いインタビューを受けていたので、涙が出るほどうれしかったです。
昨日、フジテレビの方にも取材を申し込まれました。お断りしようと思いましたが、今の自分の気持ちを伝え、今後の取材をお断りする代わりにこの文章を書いています。母は今日また手術を受け、その結果によっては日本に帰ることができるようです。私も母も無事ですが、体調は悪く、早く日本に帰りたいです。チュニジアの方々や日本大使館の方々には大変感謝しています。こちらには情報が入ってこないので、何が起きているのかは正確には分かっておらず、誤解もあるかとは思いますが、どうか私たちを静かに見守っていてほしいと思います。
マリサ
2015年3月に休暇でチェニジアを訪れ博物館でテロにあい、銃撃された自衛官の事例なんだが、手術が終わり病室で寝ていると、外務省の職員と朝日新聞の記者が口論をしているのが聞こえ、朝日の記者が「取材をさせてください。あなたに断る権利はない」と怒鳴っていたという事例だぜ。
マリサ
この件少し補足説明をしておくと、本来取材は断れるのだが、まず手術前の混乱している状況で、「取材を断れること」を伝えないままNHKとニューヨークタイムズの記者が取材を行い、何が何だかわからないまま取材を受けたそうだぜ。
マリサ
更に、手術後に現地コーディネーターが「日本テレビのインタビューを受けるように」と言ってきて、これも断れることを知らないまま受けたそうだぜ。
そしてその後大使館職員が来て「取材を断れること」を知らされ、その後に起きたのがこの騒動だぜ。
レイム
つまり、朝日以前にNHKとニューヨークタイムズと日テレが、「取材を断れること」を伝えずに負傷して混乱状態にある人物に取材を行い、後になって大使館職員から「断れること」を教えられ、その後に起きたのがこの騒動って事ね。
マリサ
まあ要するに、朝日からしてみれば「なんで自分達は取材できないんだ」ってことなんだろうが、この件から解るのは業界全体の人権意識の無さだよな。
テロにあって負傷し、しかも家族の安否も解らない状態の相手に、状況を利用して取材をごり押したわけだし。
レイム
朝日の記者は要するに、「本人の意向なんて関係ない、他が取材したのだから自分達にも取材させろ」という態度を取ったって事よね。
マリサ
そうだぜ。
もちろんNHKやニューヨークタイムズや日テレも問題だが、本人の自由意思すら無視して取材を強要しようとした朝日はなんかもう色々と突き抜けすぎなんだぜ。
レイム
というか、慰安婦と原発報道の訂正があったのが2014年8月で、その後「組織の体質改善をする」と宣言してこの有様って事よね?
マリサ
流石朝日新聞としか言いようがないぜ。
更に2015年2月にはこんなこともあったぜ
2月2日放送 テレビ朝日「報道ステーション」の報道(総理中東訪問関連)に関する申し入れ
外務省 平成27年2月3日
https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/prs/page4_000955.html2月3日午後5時頃,テレビ朝日に対し,同社が2日に報道ステーションにおいて,総理の中東訪問やエジプトにおいて行われた政策スピーチが外務省の意に反して行われたかのごとく報じられたことにつき,外務報道官及び中東局長の連名で,以下の内容につき,文書及び口頭で申し入れを行いました。
【文書による申し入れ】
貴社は,平成27年2月2日放送の「報道ステーション」において,シリアにおける邦人人質殺害事件につき報じる中で,総理の中東訪問に関し,「そもそも外務省関係者によれば,パリのテロ事件もあり,外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」旨報じ,また,エジプトで行われた総理の政策スピーチに関し,「外務省幹部によると,この内容についても総理官邸が主導して作成されたという」と報じるなど,あたかも外務省の意に反して,中東訪問が行われ,スピーチの当該部分が作成されたかのような報道がありました。
この報道内容は事実と全く異なるものです。
総理の中東訪問については,同2日の参議院予算委員会で総理も述べられているとおり,様々な観点を総合的に判断して決めたものであり,貴社のように社会的に影響力の大きい報道機関が,このように事実に反する報道を行うことは,国民に無用の誤解を与えるのみならず,テロリストを利することにもつながりかねないものであり,極めて遺憾と言わざるを得ません。
当該報道に関し強く抗議するとともに,本日の番組の中で速やかに訂正されるよう強く求めます。
なお,同番組のその他の部分については,申し入れの対象としておりませんが,外務省としてそれらの内容について確認したものではありませんので,念のため申し添えます。
マリサ
外務省からテレビ朝日への公式抗議文なんだが、2015年2月
2日の報道ステーションで「総理の中東訪問やエジプトにおいて行われた政策スピーチが外務省の意に反して行われた」かのような捏造報道があったらしく、公式抗議を受けているんだぜ。
マリサ
そして抗議文では、どうもその問題は2日の予算員会で説明しているらしく、報道ステーションはこの予算員会での質疑結果を無視して捏造報道したことになるぜ。
レイム
というか、抗議書では「このように事実に反する報道を行うことは,国民に無用の誤解を与えるのみならず,テロリストを利することにもつながりかねないものであり,極めて遺憾と言わざるを得ません」とも書かれているし、もうなんか無茶苦茶ね。
マリサ
というかな、テレビ朝日は朝日新聞と資本も経営も繋がっている朝日新聞傘下の企業なのに、本体の朝日新聞が捏造報道で批判されているさなかにこれって色々あり得ないんだぜ。
レイム
本体が不祥事をして批判を受けているのに、傘下企業がそのさなかに問題連発って、他業種じゃ早々ありえないわよね。
本来ならそれこそマスコミに「スクープされる」内容よね。
マリサ
あの業界はそういう意味でも色々おかしいからな。
今回のまとめ
・慰安婦・原発報道訂正後、様々な問題噴出
・テレビ朝日YouTubeアカウント停止事件
・人権無視の横暴取材や、政府関連の捏造報道
レイム
というか、これまでの流れでわかるのは、朝日新聞は「反省し変わります」と「言っただけ」で何も変わる気が無かったって事よね。
マリサ
まあ、そういう事だな。
そしてさらにな、今回紹介したのはまだ序の口で、次回は更に様々な「やらかし」が発覚した事例を紹介するぜ。
レイム
これが序の口って…。
普通の会社ならもうこの時点で経営刷新、幹部総入れ替え、社長を外部人材から受け入れとかになっているわよね。
マリサ
それができたら朝日新聞、というかマスコミじゃないぜ。
あの業界の人達はプライドが火星のオリンポス山※並みに高くて、自分達の縄張りに外部から口を出されるのを極端に嫌う閉鎖社会だからな、そんな事できるわけがないんだぜ。
※現在観測されている中で、太陽系で最も高い山 高度約25000メートル
レイム
それは以前から動画で紹介されているから知ってはいたけど、閉鎖的でカルテル化して談合と忖度が日常ってすごい業界よね。
マリサ
そしてそれを体現するのが朝日新聞って事だぜ。
マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。
レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。
大口
おつかれ~
大口
今回は前後編の前編なのでおまけはないよ。
レイム マリサ 大口
またらいしゅ~
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