日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【ゆっくり解説】NHK紅白歌合戦とK-POP

さて、本日は歴代最低視聴率を更新したNHK紅白歌合戦について扱っていきます。


本日の投稿動画
www.nicovideo.jp
youtu.be


補足回
www.nicovideo.jp
youtu.be


元記事
NHK「紅白」とマスコミ報道
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-479.html


注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

・「マスコミ問題」であり右派・左派等の陣営論争は本題ではありません

・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります

・毎週土曜日更新

お品書き

・歴代最低視聴率

・・10代20代は見ていたか?

・数字からわかる事

※以下は動画のテキスト版です





レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。


レイム
ねえマリサ、NHKの紅白ってテレビ局の問題ではあるけどマスコミ問題ではないのでは?
タイトルにK-POPまであるし。


マリサ
それなんだが、今回の問題は紅白で「起きるべくして起きた問題」に、どのマスコミも全く触れようとしないから、その件について突っ込みを入れていくんだぜ。


レイム
どういうこと?
とはいえ、まあおおよそのオチは予想がつくけど。


マリサ
まあなんだ、多分レイムも視聴者さんも考えている事は一緒だろうが、人によっては予想を上回っているかもしれないぜ。


レイム
どういうこと?


マリサ
まあそれは本編でな。


歴代最低視聴率



レイム
で、最初は何を扱うの?


マリサ
まずは2023年のNHK紅白歌合戦がどうなったかを説明していくぜ。


NHK紅白の視聴率31.9% 第2部、89年以降で過去最低
共同通信 2024/01/02
https://nordot.app/1114768881158783049

2023年の大みそかに放送された第74回NHK紅白歌合戦で、トリを含むヤマ場の第2部(午後9時から2時間45分)の関東地区平均視聴率(総合テレビ)は、前年比3.4ポイント減の31.9%で、2部制となった1989年以降で過去最低だった。ビデオリサーチが2日発表した。

 2部制となってから最低だった2021年の34.3%を更新した。関西地区の第2部平均視聴率は32.5%(前年比4.2ポイント減)。午後7時20分からの第1部は関東地区が29.0%(同2.2ポイント減)、関西が27.5%(同2.7ポイント減)。

マリサ
こちらの2024年1月2日の共同通信の記事にあるように、2023年の紅白は前年比3.4ポイント減の31.9パーセントで、二部構成になった1989年以降で最低の視聴率になったそうなんだぜ。


マリサ
しかも記事によると、これまで最低視聴率だったのは2021年の34.3パーセントで、2022年はそこから少し持ち直して35パーセント台だったので、そこから大幅に下落したことになるぜ。


レイム
これって何が原因なの?


マリサ
まあジャニーズ系が出演しなかったこととか、原因はいろいろあるんだが、その辺りも後で説明するとして、次にこちらを見てくれ

New JeansがNHK紅白に出場 ヒット曲のメドレーを披露
朝日新聞 2023年12月29日
https://www.asahi.com/articles/ASRDY6TL2RDYUCVL010.html

 NHKは29日、第74回NHK紅白歌合戦に、韓国の人気女性グループ「New Jeans」が出場すると発表した。ヒット曲をメドレーで披露するという。

 New Jeansは昨年デビュー。7月のミニアルバム「Get Up」が米ビルボードのチャートで1位を獲得するなど、国際的に人気を集めている。8月には国内3大フェスの一つ「サマーソニック」や、米国の大型フェスにも出演した。

マリサ
2023年12月29日の朝日新聞の記事では、国際的な人気を集めている韓国の女性グループ「New Jeans」が出演するとしていて、各メディアともK-POPグループの出演を大々的に取り上げていたぜ。


マリサ
他にも次の記事にあるように

「K―POP偏重」指摘される紅白歌合戦 NHKがイメージ修正へ交渉続ける〝隠し玉〟
東京スポーツ 2023年11月21日
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/283441
「第74回紅白歌合戦」の〝隠し玉〟として、NHKがある大物歌手に狙いを定めているという。

 すでに発表されている出場者は紅白合わせて44組。例年5~6組が出場している旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)のタレントがゼロになった代わりに、SEVENTEENや「Stray Kids」などのK―POP勢が目立った。

 ある音楽関係者は「SEVENTEENは日本でも若い層にかなり人気があるので、若年層を取り込みたい紅白が白羽の矢を立ててもおかしくはありません。ただ、K―POPに偏りがあるとして、ネット上では物議を醸しています」。
(後略)

マリサ
東スポがある音楽関係者の話としてジャニーズタレントがゼロになった代わりとしてK-POP税が多数出演しており「「SEVENTEENは日本でも若い層にかなり人気があるので、若年層を取り込みたい紅白が白羽の矢を立ててもおかしくはありません」と、K-POPによる若い世代取り込みなどが期待されていると書かれていたぜ。


レイム
でも実態は歴代最低視聴率だったわけだし、K-POPも原因として挙げられてもおかしくないわよね。


マリサ
それがな

歴代ワースト「紅白歌合戦」視聴率31%の衝撃 業界人が番組中に見た「有吉弘行」の“異変”
AERA/朝日新聞 2024/01/07
https://dot.asahi.com/articles/-/210724?page=1

(一部抜粋)
 芸能リポーター城下尊之氏はこうみる。

「収録中心でやっていると、つい余計なことをしゃべってしまうものなんです。収録だと危ない発言はカットできるけど、生放送だとそうはいかない。有吉さんは生放送で発言に細心の注意を払いながら、かつ番組全体をまわさなきゃいけないので、焦りもあったと思います」

 前出のディレクターによると、紅白は「秒単位で進行が決まっており、司会へのプレッシャーはすごい」という。そのうえで、城下氏はこう続ける。

「紅白の司会者は、極度の緊張感を強いられると聞きます。なぜなら、番組が始まるとすぐに“巻き”が入るから。過去には『オープニングから巻きってどういうこと』と、後で怒った女性司会者がいたというほど。少しでも時間が押してはダメという雰囲気のなかで、秒単位での進行を求められるので、司会者や出演歌手を含めて、慌てたりするハプニングが多いんです」
(中略)
コンセプト自体がもう厳しい

 結局、3人の司会者の奮闘もむなしく、視聴率は歴代ワーストという結果となった。この要因について、石川氏は“ジャニーズ問題”を指摘する。

「旧ジャニーズのタレントが出ないことがわかった段階で、ジャニーズファンの間では『今年は紅白を見ないように』という“通達”のようなものが出まわっていたようです。それが数字に出てしまったのでしょう」

一方、城下氏はこう話した。

「旧ジャニーズ勢がいようがいまいが、紅白に関しては、もう視聴率が下がっていくのは必然なんです。『紅白歌合戦』というコンセプト自体がもう厳しい。地方ではまだ家族が大みそかにそろっているので、何となく『紅白』をつけっぱなしにしているだけ。それも含めてあの数字なんです」

 過去には、視聴率81.4%をたたき出したこともある「紅白歌合戦」。再び“国民的行事”として復活する未来はあるのか。

マリサ
朝日新聞系のAERAの記事では、この原因として有吉氏が生放送に慣れておらず、進行に支障が出ていた事や、ジャニーズファンの間で『今年は紅白を見ないように』という通達のようなものが出ていた事、また番組自体のコンセプトが古いことなどが挙げられているな。


レイム
それはまああるとしても、K-POPはどうだったの?
視聴率が低くても、若い世代の取り込みに成功したなら希望はあるように見えるけど。


マリサ
まあ、実際にそうならこんな「司会とジャニーズファンに責任を押し付ける」ような記事書かないだろうな。


10代20代は見ていたか?


マリサ
それでな、面白いのは歴代最低視聴率が判明して以来、いくつかのメディアなどでは「元々紅白は高齢層が見るものだから、若い世代に人気のK-POPはミスマッチだった等の意見が出ていたんだぜ。


レイム
まあそれはそうなのでは?
出演者の半数以上が50代以降を意識した人選だったようだし。


マリサ
それがな、次を見てもらうと

紅白視聴率31.9%を“史上最低”と評価するのはやめたほうがいい 視聴率上位歌手・楽曲から見えてくる「NHKの作戦」
NEWSポストセブン 2024.01.19
https://www.news-postseven.com/archives/20240119_1935476.html?DETAIL

“史上最低視聴率”をどう評価すべきなのか──。NHKの稲葉延雄会長が1月17日、定例会見で昨年末の『紅白歌合戦』に言及。31.9%(2部。ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)と歴代最低を記録した世帯視聴率について、「指標ではあるけれども、すべてを表しているものではないなという感じはします」とコメントを残している。

 昭和や平成中期までであれば、「視聴率が全てを表しているものではない」という発言は言い訳と取られてもおかしくない。

 だが、“世帯”を基準とした視聴率報道はもはや限界に達している。少子高齢化の日本では相対的に人口の多い50歳以上に照準を絞れば、世帯視聴率は狙いやすい。逆に、若い世代を取り込もうとすると、その数字は伸びなくなりがちだ。

 2023年「紅白歌手別の世帯視聴率ベスト10」を見ると、ある傾向が読み取れる(カッコ内は出場時の年齢)。

【2023年『紅白歌合戦』歌手別の世帯視聴率ベスト10】

1位:34.8% MISIA(45)
2位:34.3% ブラックビスケッツ(48、58、53)
3位:34.2% YOASOBI(29、23)
4位:34.1% Ado(21)
5位:33.6% 伊藤蘭(68)
6位:33.5% 藤井フミヤ(61)×有吉弘行(49)
7位:33.4% 寺尾聡(76)
8位:33.2% 石川さゆり(65)
9位:33.1% 福山雅治(54)
10位タイ:32.9% YOSHIKI(58)
10位タイ:32.9% ポケットビスケッツ(52、59、53)
10位タイ:32.9% 薬師丸ひろ子(59)

【※ランキングは2024年1月5日配信の日刊スポーツを参照。YOASOBIはAyase、ikura、ブラックビスケッツビビアン・スー南原清隆天野ひろゆきポケットビスケッツは千秋、内村光良ウド鈴木の順で年齢を表記】

 全て2部の登場歌手であり、いずれも22時以降だった。歌唱順でいえば、伊藤蘭(紅組22組中17番目)以降になる。なぜ、この時間帯から“世帯視聴率”が上昇したのか。その要因の1つとして、五木ひろし美川憲一小林幸子などかつての紅白常連歌手が多数出演し、高齢者に人気の高い『年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系/7.6%)が22時に終わったからだと推測できる。

 その直後、紅白が伊藤蘭の『キャンディーズ50周年 紅白SPメドレー』、薬師丸ひろ子セーラー服と機関銃』、寺尾聡『ルビーの指環』という昭和のヒット曲を畳み掛けたため、世帯視聴率が上昇した面もあるのではないか。NHKは人口の多い50歳以上がチャンネルを合わせると考え、これらの曲を22時台に持ってきたのかもしれない。

 テレ東で昭和歌謡を聞き終わった視聴者を取り込む作戦は功を奏した。以降も、主に平成初期のヒット曲が歌われ、世帯視聴率維持に役立ったようだ。ちなみに、上記18人の平均年齢は51.7歳。YOASOBI、Adoという20代の3人を除けば、57.2歳に跳ね上がる。

https://www.news-postseven.com/archives/20240119_1935476.html/2

昭和や平成初期の曲を並べれば、“世帯”の数字は上がる

 世帯視聴率ベスト10に入った歌手の歌唱曲をリリース年順に並べてみよう(複数曲を歌った場合、歌唱中の最高視聴率到達曲は基本的に1つだが、ここでは全て列挙する)。

【1970年代/4曲】
1975年 伊藤蘭『年下の男の子』、『ハートのエースが出てこない』
1976年 伊藤蘭春一番
1977年 石川さゆり津軽海峡・冬景色

【1980年代/3曲】
1981年 寺尾聡『ルビーの指環』、薬師丸ひろ子セーラー服と機関銃
1989年 YOSHIKI『ENDLESS RAIN』

【1990年代/6曲】
1993年 藤井フミヤ『TRUE LOVE』
1994年 YOSHIKI『Rusty Nail』
1995年 福山雅治『HELLO』
1996年 藤井フミヤ×有吉弘行『白い雲のように』、ポケットビスケッツYELLOW YELLOW HAPPY
1998年 ブラックビスケッツ『Timing』

【2000年以降/6曲】
2018年 MISIA『アイノカタチ』
2023年 MISIA『愛をありがとう』『傷だらけの王者』、YOASOBI『アイドル』、Ado『唱』、福山雅治『想望』

 20世紀の曲が13曲、21世紀の曲は6曲だった。NHKは“世帯視聴率”の狙い方を心得ている。昭和や平成初期の曲を並べれば、“世帯”の数字は上がるのだ。つまり、“史上最低”を免れたければ、“世帯だけ”に目を向けて、50歳以上の好む歌手ばかりを出演させればいい。しかし、そうすれば“国民的番組”の称号は外れる。今以上に若者のテレビ離れが進み、紅白の未来はなくなるだろう。だから、上辺だけの“世帯視聴率”だけを狙う作戦は取らなかったと考えられる。
(後略)

マリサ
こちらのポストの記事も、全体としては「紅白は50歳以上を意識した番組である」としていて、人選をそうしなかったのはそれでは若い層のテレビ離れが進んでしまうので、目先の視聴率に拘らずあえてこの構成にしたのだという論調になっているんだが、興味深いのはアーティスト別の視聴率が掲載されていて、それを見ると3位が34.2パーセントのYOASOBI、4位が34.1パーセントのAdoなんだぜ。


マリサ
ここで注目すべきは、YOASOBI、Ado共にメインのファン層は20代で、次が10代と30代という構成になっている事だぜ。


レイム
ああ、1位から4位までの視聴率に0.8パーセントの差しかない事から考えると、結構な数の10代から30代の人も見ていたという事になるわね。
で、何組か出ていたK-POPグループは?


マリサ
調べても歌手別世帯視聴率を一番詳しく報じているのがここしかないので、上位10位までしかわからんが、その中にK-POPグループは一つも入っていないぜ。


レイム
「若い人に人気」な「はず」なのでは?


マリサ
「人気のはず」なのに10位圏内に入れなかったというのが現実なんだぜ。
で、次の記事を読むと

過去最低の視聴率30%割れ…『紅白歌合戦』惨敗要因と旧ジャニーズ勢が仕掛けた無料生配信の脅威
FRIDAY 2024年01月05日
https://friday.kodansha.co.jp/article/352042
https://friday.kodansha.co.jp/article/352042?page=2
(後略)
惨敗となった紅白歌合戦。前出の関係者二人が語るように、その理由はさまざま考えられる。しかし、低迷の原因として語らざるを得ないのが「旧ジャニーズタレント出演ゼロ」の影響だろう。今年の紅白は、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題で、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)からの出場が44年ぶりに「ゼロ組」だった。

一方で、旧ジャニーズ勢が仕掛けた無料生配信は大成功した。数々の人気グループがSNSなどで生ライブを配信。なかでもSnow Manは公式YouTubeチャンネルで約1時間半にわたりライブを披露し、同時接続数は133万人にまで膨れ上がった。これは同時接数における日本歴代1位の記録だ。民放キー局社員はため息混じりに明かす。

「創意工夫を凝らした企画などで『脱・ジャニーズ』を図ったNHK。しかし、結果だけを見れば旧ジャニーズタレントの抜けた穴を埋められなかった。それどころか、Snow Manをはじめ旧ジャニーズ勢が無料生配信で驚異的な数字を叩き出したことで、関係者の間では『結局ジャニーズに頼らないと視聴率が取れない』という思いが強まっています。

もちろん旧ジャニーズの各グループのパフォーマンスは素晴らしかった。多くの人に閲覧されたのは彼らの努力の賜物です。ですが、再び事務所への依存が強まることは別問題です。今回の結果を受け、旧ジャニーズ事務所と各局の悪しき関係が、断ちきれないのではないかと懸念しています。また、紅白の存在自体も見直す時に差し掛かっているのかもしれません。視聴者の期待にNHKが応えられるか否か……。難しい判断に迫られたことだけは間違いありません」

業界関係者も大いに注目した今回の紅白歌合戦。「最低視聴率」という結果を、NHKは、民法キー局はどのように受け止めていくのだろうか。

マリサ
記事では、中高年をうまく取り込んだ裏番組が多かったことなどを前半に書いたうえで、紅白と同時間帯に旧ジャニーズ勢が仕掛けたネットの無料生配信が大成功を収めたという事が書かれているぜ。


マリサ
どうやら各グループごとに様々な場所で生配信をしていたそうなんだが、多い所はYouTubeの生配信で同時接続130万越えという所もあったようで、記事では「NHKはジャニーズが抜けた穴を埋められなかった」と書いているな。


レイム
そのために呼んだのがK-POPグループでは?


マリサ
それに関しても、間接的なデータではあるが、面白い数字が出ているぜ。
次を見てくれ。

2023年「NHK紅白歌合戦」良かった出場歌手ランキングTOP30! 第1位は「すとぷり」【2024年最新投票結果】
ねとらぼ  2024/01/23
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/2204118/
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/2204118/6

(一部抜粋)
2023年12月31日から2024年1月7日までの間、ねとらぼ調査隊では「『2023年NHK紅白歌合戦』の出場歌手で良かったのは?」というアンケートを実施していました。

 大みそかに放送される毎年恒例の番組「NHK紅白歌合戦」。2023年は「ボーダレス―超えてつながる大みそか―」というテーマのもと、豪華なアーティストたちが華やかなパフォーマンスを披露しました。

今回のアンケートでは計7万4671票もの投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます! 豪華な面々が顔をそろえた中、2023年の紅白で良かったと支持を集めたのは誰だったのでしょうか。それでは結果を発表します。
(中略)

投票結果(票数)
順位 2023年「NHK紅白歌合戦」出場歌手名 票数
1 すとぷり 8685
2 Mrs. GREEN APPLE 7148
3 YOASOBI 5449
4 エレファントカシマシ 2890
5 クイーン+アダム・ランバート 2588
6 藤井フミヤ 2506
7 Ado 2467
8 10-FEET 2358
9 MISIA 2133
10 寺尾聰 1949
11 YOSHIKI HYDE PATA(X JAPAN難波章浩Hi-STANDARD清春 松岡充SOPHIA) 明希(シド) 海(vistlip) KAMIJO(Versailles) George(LADIESROOM) ナカヤマアキラPlastic Tree) HIROTO(アリス九號.) 1907
12 あいみょん 1819
13 大泉洋 大森元貴Mrs. GREEN APPLE) LE SSERAFIM 1700
14 福山雅治 1670
15 ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ 1584
16 有吉弘行×藤井フミヤ 1535
17 郷ひろみ 1514
18 Stray Kids 1495   韓
19 伊藤蘭 1474
20 NiziU 1350        韓
21 Official髭男dism 1193
22 新しい学校のリーダーズ 1160
23 大泉洋 1081
24 BE:FIRST 1035
25 MISAMO 1025   韓
26 薬師丸ひろ子 957
27 SEVENTEEN 929    韓
28 星野源 866
29 MAN WITH A MISSION 850
30 山内惠介 803
31 Perfume 801
32 LE SSERAFIM 604    韓
33 椎名林檎 591
34 NewJeans 570    韓
35 キタニタツヤ 522
橋本環奈 浜辺美波 522
37 Superfly 516
38 JO1 515
39 さだまさし 464
40 ano 416
41 milet 414
42 純烈 387
43 櫻坂46 386
44 乃木坂46 347
45 ゆず 341
46 生田絵梨花 326
47 ハマいく 317
48 ミッキーマウス&ミニーマウス 292
49 鈴木雅之 263
50 山寺宏一 櫻坂46 Stray Kids 262
51 緑黄色社会 258
52 坂本冬美 255
53 紅白有志の皆さん 243
54 水森かおり 236
55 石川さゆり 220
56 JUJU 215
57 三山ひろし 136
58 天童よしみ

マリサ
記事では、ねとらぼが「『2023年NHK紅白歌合戦』の出場歌手で良かったのは?」というアンケートを実施していて、その結果を掲載しているんだが、計7万4671票の回答があり、その内訳をみると、1位「すとぷり」、」2位が「Mrs. GREEN APPLE」、3位が「YOASOBI」、4位が「エレファントカシマシ」、5位が「クイーン+アダム・ランバート」、6位が「藤井フミヤ」、7位が「Ado」と続いているぜ。


マリサ
で、調べてみると「すとぷり」のファン層は主に小学生から中学生、「Mrs. GREEN APPLE」のファン層は10代から20代、「YOASOBI」のファン層が主に20代、また3位と4位の間の得票差が倍ひらいていることからみても、10代20代の回答が多く、実際の歌手別視聴率と違いが出ている事が分かるぜ。


レイム
というか、K-POPは?
同じく10代20代に人気なら、上位に食い込んでいてもいいはずだけど。


マリサ
それなんだが、見てみるとこうなっているぜ。

投票結果(票数)
順位 2023年「NHK紅白歌合戦」出場歌手名 票数

18 Stray Kids 1495
20 NiziU 1350
25 MISAMO 1025
27 SEVENTEEN 929
32 LE SSERAFIM 604
34 NewJeans 570

マリサ
ギリギリ20位以内に1グループ入っているだけで、ほぼ全員20位から30位台という、かなり微妙な位置にいるんだぜ。


レイム
というか、NewJeansに至っては、世界的に人気だからデビュー前に出場したとか宣伝していなかったっけ?
K-POPが10代20代に人気って話はどこへ?


マリサ
ランキングの順位的に、4桁の得票を得ているグループは全く相手にされていないってわけでもなさそうではあるが、実際の歌手別視聴率と合わせて、どう見てもポストジャニーズとかそういうレベルではないって事がはっきりしているんだぜ。


数字からわかる事


マリサ
でな、こういう結果になっている原因の一つとして、次を見てほしいぜ。

[韓流]BTS「MIC Drop」リミックスMV 再生14億回突破
聯合ニュース 2024.01.26
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240126000900882

【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループ、BTS(防弾少年団)の楽曲「MIC Drop(マイク・ドロップ)」リミックスバージョンのミュージックビデオ(MV)が26日午前、動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数14億回を突破した。所属事務所のビッグヒットミュージックが伝えた。

 再生14億回を突破したBTSのMVはこれで4作目。

 この曲は、2017年に発売されたミニアルバム「LOVE YOURSELF 承 'Her'」の収録曲「MIC Drop」を日系米国人の人気DJスティーブ・アオキがリミックスしたバージョン。MVではBTSが取調室とみられる部屋と炎が上がる野外を行き来しながらダンスを披露する。

 BTSのMVは「MIC Drop」を含め計39作が再生1億回以上を記録しており、なかでも「Dynamite」「Boy With Luv」はそれぞれ再生17億回を超えた。

マリサ
2024年1月26日の記事で、BTSのミュージックビデオのYouTube再生数が14億回を突破したという内容なんだが、ここで問題になるのがBTSのファンというのは14億人もいるのかって事だぜ。


レイム
まあいるわけないわね。
そんなにいたらBTSや所属事務所の経営陣はイーロン・マスクジェフ・ベゾスと肩を並べる大金持ちになっているでしょうしね。


マリサ
じゃあなんでこんな数字が出ているかといえば、

大好きなアーティストを1位に ストリーミング回数を操作する熱狂的ファンたち
BuzzFeed News 2018年10月25日
https://www.buzzfeed.com/jp/blakemontgomery/spotify-billboard-charts-1

(一部抜粋)
BTSアーミー」と呼ばれるファンたちの戦略を大まかに説明しよう。まず、米国のファンが音楽ストリーミングサービスのアカウントをつくり、Twitterや電子メール、インスタントメッセージプラットフォーム「Slack」で、他国のファンたちにログイン情報を送る。そして、ログイン情報を受け取ったファンが、BTSの曲をストリーミングし続ける。

多くの場合は2つ以上のデバイスを使い、バーチャルプライベートネットワーク(VPN)を利用することもある。VPNを利用すれば、世界中に散らばる複数のサーバーを経由させることで、トラフィックのルートを変更し、位置情報を「偽造」できる。米国のファンが有料アカウントの料金を支払うことができるよう、募金活動を主催するファンもいる。

デジタルメディア分析会社MIDiAリサーチのマネージングディレクター、マーク・マリガンは、「ポップミュージシャンのスーパーファンたちは長年、このようなことを行っています」と話す。

「しかし、スーパーファンが1つの曲をノンストップで聴くことにしたからといって、それが偽造と言えるのでしょうか? もしそうだとしたら、1つの曲を何回連続で聴けば“偽造”と見なされるのでしょう?」

あるBTSのファングループは、Spotifyのログイン情報を1000以上ばらまいたと主張している。実際よりも多くの人が米国でBTSの曲をストリーミングしているように見せかけ、Spotifyチャートで、BTSのアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」の順位を押し上げることが目的だ。Spotifyチャートは、ビルボード・チャートで考慮される。

ビルボードは2012年、ストリーミング音楽をチャートに加算し始めた。そして2018年5月、「Hot 100」(シングルチャート)と「Billboard 200」(アルバムチャート)におけるストリーミングの比重を変更したと発表した。

Spotify Premium」や「Apple Music」のような有料サービスの場合、約1250回のストリーミングが、アルバム1枚の販売と同等になる。無料サービスの場合は通常、約3750回のストリーミングが必要だ。

BTSビルボード・チャート1位を目標に掲げており、5月に「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」がリリース1週目で「Hot 200」を制し、9月には「LOVE YOURSELF 結 'Answer'」が同じ偉業を成し遂げた。

「事態をまとめると、こういうことです。『@BTS_tw』のファンたちは、クリス・ウーのファンたちがボットやVPNを使っていると非難していました。彼がiTunesチャートで1位になったことが気にくわないためです。

いっぽうでBTSのファンは、米国Spotifyアカウントを米国外のファンのためにつくり、ボットを使ってYouTubeでストリーミングを行い(YouTubeによって暴露されている)、他人が曲を購入するための費用を出しています」

ストリーミング回数の操作はどんどん拡大しているが、ドレイク級のアーティストにどれくらい影響を与えることができるかは不明だ。しかしこうした不正は、たとえ影響はごくわずかであっても、高い評価を受けているビルボード・チャートの信頼性を損なう恐れがある。ファンによるキャンペーンが高度化すればなおさらだ。

マリサ
以前も紹介した記事なんだが、アメリカ在住のBTSのファンが複数のアカウントをつくり、それを国外のファンに3桁から4桁単位でくばり、あたかもアメリカ国内で動画や曲が多数再生されているかのように偽装したり、VPNを操作してトラフィックルートを変更し、位置情報を偽装したり、募金活動を行って海外ファンのために米国のファンが有料アカウントの料金を支払うことができるようにしたりしているそうだぜ。


マリサ
他にも、単純に1人のファンがミュート状態で楽曲を再生し続けてアクセス数を稼ぐなんて手法も頻繁に行われていて、「ファンの実数」が分からない状態になっているんだぜ。


レイム
これだと、再生数や売り上げがファンの多さを知る指標として機能しなくなるのよね。


マリサ
そうなんだぜ。
しかもこんな情報も出てきているぜ

応募券欲しさにK-POPアイドルのCDを大量購入、捨てられるごみは年800トン超
朝鮮日報 2023/12/23
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/12/19/2023121980114.html

(一部抜粋)
購買力のない10代たちもCDの複数買いをしている。Aさんの高校2年生のいとこは最近、男性アイドルグループNCT(エヌシーティー)のアルバム20枚を購入するため、お小遣いを50万ウォン使ったそうだ。Aさんは「フォトカードのためにアルバムを50万ウォン分買ったといういとこの話にショックを受けた。写真はインターネット上で見せてもいいのに、紙のフォトカードだけでしか見られない写真を封入してCDを買わせるのは行き過ぎた商法だ」と言った。

 K-POPファンたちのCD複数買い・大量廃棄をあおっているのは芸能事務所だという見方が多い。各芸能事務所はCD大量廃棄の元凶とされるフォトカードをさまざまな方式で販売している。特定のCD販売先でしか入手できないフォトカードを作ったり、同じCDが入っているアルバムをさまざまなバージョンで作ったりして複数買いを誘導しているということだ。

 K-POP人気で「アルバム・カン」がさらに広がった側面もある。イ・ハウンさん(25)は「新型コロナ流行前はCDを20-30枚ほど買えばサイン会に当選できたが、最近は海外ファンも加わり、わずか数年でK-POPファンが数倍は増えた。名前が少しでも知られているアイドルの場合、CDを100枚以上買わなければサイン会は行けないと考えていい」と語った。

マリサ
韓国での事例なんだが、ファン達がフォトカード欲しさに同じCDを数十枚購入したり、同じ楽曲の入ったCDのバージョン違いを次々と出して全て買わせたり、サイン会の抽選券をCDに入れて、数十枚単位でファンに買わせるなんてこともしているそうだぜ。


レイム
これ、典型的なAKB商法では?


マリサ
その通りだぜ。
で、どうもこういう方法って程度の差こそあれ日本も含め複数の国で行われている疑惑があるようで、さっきの件と合わせてこうした事例がK-POPのファンの実数をわからなくしているんだぜ。


レイム
という事は、K-POPは少数のファンが支えているだけで、実際には人気がないって事?


マリサ
そこがちょっと微妙でな。
メディア等で大々的に宣伝して注目を集めると、それだけで一定数のファンが増えるし、さっきのような手法で再生数や売り上げの水増しをすると、いわゆる「バンドワゴン効果」で実際にファンが増えていくから、この影響で一定の人気があったのは確かだぜ。

バンドワゴン効果とは? 心理を用いたビジネステクニック
ELEMINST 2023.06.20
https://eleminist.com/article/753

(一部抜粋)
バンドワゴン効果とは、多数の人が支持している物事に対して、よりいっそう支持が高くなる現象である。アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインの提唱が始まりだ。時流に乗る、勝ち馬に乗る、多数を支持するという意味を持つ。

マリサ
でもテレビ視聴率の場合、基本的に視聴率の測定器はランダムに選ばれた各家庭に1台だけであるうえに、その設置情報は非公開だから、K-POPの水増し手法とは相性が悪いんだぜ。


レイム
結果、日本の10代20代に人気のアーティストたちは低視聴率ながらも結果を出したのに、K-POPは主催側の思惑以下の結果しか出せなかったと。
ある程度の人気はあったとしても、世間で言われているほどの人気ではなかったので。


マリサ
さらに、この手の手法は瞬間最大風速は大きいが、陳腐化も早くて、韓流ドラマや韓流映画も同じ手法が数年しか続かなかったという経緯があるぜ。
今回の件は恐らくK-POP自体が陳腐化し始めてピークが過ぎたって事も関係しているぜ。


レイム
なるほどね。

今回のまとめ

NHK紅白歌合戦が歴代最低視聴率
・意外と10代20代が視聴していた
K-POPは水増しがあるのでファン数の実態が不明

マリサ
それでな、一般人のうp主ですらネット等に出回っている情報からこの程度の事がわかるのに、マスコミ関係者がこのことをわからないはずないだろ?


レイム
そういえばそうね。
所詮うp主は「片手間」レベルだし。


マリサ
でもさ、今回の紅白最低視聴率更新に関連して、K-POPが本当に10代20代に圧倒的な人気かについて言及したメディアって、確認できる限りないんだぜ。


レイム
そりゃそうでしょうね。
韓国人達は「自分達は常に正しい事をしている」という認識だから、否定的な意見を出されると相手を「悪」認定するし、日韓友好を訴える人達は人達で、韓国に否定的な意見をすると極右とか差別主義者とか言い出して、イデオロギー問題にすり替えるから、韓国にネガティブな問題って面倒すぎるのよね。


マリサ
結果、NHKは歴代最低視聴率を出しながら、K-POPには言及すらできない、つまり原因の検証すらできない状態にあるし、各マスコミも論点のすり替えと「生贄探し」に必死になっているんだが、これとある童話を思い出さないか?


レイム
どんな?


マリサ
アンデルセン童話の「裸の王様」だぜ。
K-POPは数字を見ればどう見てもジャニーズの代わりにも、ましてや10代20代の視聴率増加にも貢献していないのに、誰もそのことに触れることができず腫物を触るような扱いになっているというな。


レイム
原作では王様の衣装が見えないのは「自分の地位にふさわしくない者や、手におえないばか者」とされ、だからみんな「見える演技」をしているとなっていたけど、今回の紅白の事例では「K-POPの人気に疑問を持つのは極右か差別主義者」とされてしまうから、みんな必死になって「他の原因」を探そうとしていると。


マリサ
この件って、マスコミ業界が神聖視している「表現の自由」の実態がどんなものかをよく表しているんだぜ。


レイム
なるほどね。


マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~。
今回時間があるので、ちょっとペンギンの話でも。


マリサ
いきなりなんだ?


大口
ペンギンって、大体どれくらいの大きさかわかる?


レイム
よく分からないけど、動物園とかで見かけるペンギンは飼育員さんの膝くらいだから、60センチくらい?


大口
ペンギンファクトリーさんというページにサイズが乗っていたのだけど、現生ペンギン18種の身長は最小がハネジロペンギンの40センチで、最大がエンペラーペンギンの120センチだそうな。

ペンギンファクトリー
http://hams.web.fc2.com/penguin/body.html

マリサ
エンペラーでっか!


大口
そう思うよね。
でも絶滅種の中にはもっと凄いのがいて、カイルクが130センチ、イカディプテスが150センチ、ジャイアントペンギンが140から160センチ、クミマヌが160センチから170センチと、超巨大サイズがいっぱいいたんですよ。


レイム
人間サイズのペンギン…。


大口
更にね、このクラスの大型ペンギンって、すらっとしていて嘴が細長くて、現生のペンギンと見た目もかなり違って海鳥に近いフォルムだったっぽいね。


マリサ
よし!捕獲しに行くぞ。
私の新たなペットにするぜ。


大口
いや、もう絶滅しているからね?


レイム
仮にいたとして、毎日の餌代だけで凄いことになりそうね。


マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~



【ゆっくり解説】NHK紅白歌合戦K-POP 補足回


お品書き
過去の事例からわかる事

レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回は「NHK紅白歌合戦K-POP」に関して、ちょっと思い出したことがあるので、その件を補足していくぜ。


レイム
どんなことを思い出したの?


マリサ
実はな、今回の紅白の流れって、過去にも似たようなことが起きているんだぜ。

レイム
どんな事?


マリサ
まずはこちらを見てくれ

<面白かったシーン>

1.マツケンサンバ
2.特になし
3.波田陽区青木さやか
4.氣志團 
5.平井堅    
6.浜崎あゆみ      
7.ドリームズ・カム・トゥルー
7.小林幸子
9.平原綾香      
9.旗上げゲーム

<つまらなかったシーン>

1.旗上げゲーム
2.演歌全般
3.特になし
4.小林幸子
5.応援合戦(MC含む)
6.韓流スター出演
7.決着シーン(紅白勝利結果発表)
7.歌手の人選
9.全体
10.面白いシーンしか見ていないので不明


マリサ
2004年の紅白に関して、文春が「「面白かったシーン」「つまらなかったシーン」のベスト10・ワースト10」の1000人アンケートというものをやったんだが、その結果がこれだぜ。


マリサ
で、注目すべきはワーストの6位に韓流スター出演があるのと、「つまらなかったシーン」に入っている「旗上げゲーム」や「小林幸子」は「おもしろかったシーン」でもランクインしているが、「韓流スター出演」は総じて印象が悪かったって事が分かるぜ。


レイム
ああ、この頃はまだK-POPという名称が無くて、「韓流アイドル」とか呼ばれていた時代ね。
当時も「大人気」だったはずなのにこれと。


マリサ
でだ、更に次を見てもらうと

'08紅白歌手別視聴率
紅白歌合戦完全マニュアル
http://www1.plala.or.jp/nakaatsu/08sityou.htm

第1部平均 35.7%(前年比 +2.9%)
順 歌手・グル-プ名 視聴率(%)
1 浜崎あゆみ 31.8
2 布施明 32.1
3 GIRL NEXT DOOR 34.3
4 美川憲一 35.1
5 伍代夏子 37.0
6 北山たけし 35.5
7 藤岡藤巻と大橋のぞみ 40.5
8 東方神起 39.1
9 水森かおり 33.6
10 Aqua Timez 38.0
11 木山裕策 36.5
12 秋元順子 37.5

マリサ
2008年の紅白の歌手別視聴率を見てみると、東方神起は39.1パーセントの視聴率を出しているだろ?


レイム
ということは、この頃は本当ににんきがあったってこと?


マリサ
それがな、実はこの当時テレビで歌手別視聴率を時系列のグラフにしていたんだが、それがこれだぜ。


マリサ
7時59分に東方神起が紹介され、8時から歌いだし、8時2分30秒に歌い終わっているぜ。


レイム
ちょっとまって、前の人が「藤岡藤巻と大橋のぞみ」で40パーセント台ってことは、ものすごい急落していない?


マリサ
そう、時系列でみると「崖の上のポニョ」効果で高かった視聴率が、東方神起になると急落しだし、次の人で下げ止まり、その次の人にかけて上がりだすって挙動をしているんだぜ。


レイム
ああ、39.1パーセントってのは「歌いだし前の数字」って事ね。


マリサ
そして2009年も

'09紅白歌手別視聴率
紅白歌合戦完全マニュアル
http://www1.plala.or.jp/nakaatsu/09sityou.htm

後半平均 40.8%
順 歌手・グル-プ名 視聴率(%)
☆ 第60回紅白テーマソング「歌の力」 37.2
スーザン・ボイル 42.2
1 遊助 41.2
2 aiko 41.0
3 徳永英明 39.2
4 平原綾香 39.9
5 TOKIO 38.5
6 秋元順子 38.4
7 Perfume 43.0
8 東方神起 39.7
9 水森かおり 38.0
10 五木ひろし 36.7
マイケル・ジャクソン スペシャルステージ 44.6
11 木村カエラ 39.9
12 アリス 39.0
13 中島美嘉 39.7
14 ゆず 41.5

マリサ
一見高いように見えるんだが、パヒュームから東方神起に変わったあたりから急落しているんだぜ。


マリサ
そして更にな

紅白歌手別視聴率発表! 果たしてK-POP人気は?
リアルライブ 2012年01月05日
https://npn.co.jp/article/detail/62754219

(一部抜粋)
 「前半の視聴率は35.2%、後半が41.6%。他局では日テレの『ガキの使い晦日年越しSP!! 絶対に笑ってはいけない空港24時!!』以外の視聴率はまったく振るわなかったので、前半・後半に出場した歌手は平均をどのぐらい上回るか、またどのぐらい下回るかが事実上人気の基準と思われる」(音楽関係者)

 そこで、注目されるのが東方神起、少女時代、KARAの3組が出演したK-POP勢。
 昨年から飛ぶ鳥を落とす勢いのK-POP人気だけに、3組とも高視聴率を獲得しそうだったが…。

 「後半のトップを飾ったKARAは38.4%、少女時代は39.9%でいずれも後半の視聴率を下回った。東方神起は42.6%で後半の視聴率を上回り高い人気を伺わせた。ただ、東方神起が分裂して2人になったことにより、現在はJYJとしてユニットを組む元メンバー3人のファンが離れたので、5人だったらもっと視聴率がアップしただろう」(芸能記者)

 結果、日本での活動が一番長い東方神起がトップに立ったが、紅白という大きな枠の中ではK-POPの人気ぶりをアピールできなかったようだ。

マリサ
2011年の紅白では、東方神起は何度も出場していた事と、倖田來未と、東日本大震災被災者への応援歌を歌った「嵐」に挟まれているので、流石に急落はなかったが、KARAと少女時代は平均以下という、やはり大人気というのには微妙な結果になっているぜ。

2011紅白歌手別視聴率
紅白歌合戦完全マニュアル
http://www1.plala.or.jp/nakaatsu/11sityou.htm

後半平均 41.6%
1 KARA 38.4
2 徳永英明 37.6
3 Perfume 35.7
4 TOKIO 36.9
5 少女時代 39.9
6 郷ひろみ 40.7
7 aiko 39.2
8 ゆず 43.1
9 倖田來未 42.7
10 東方神起 42.6
☆ あしたを歌おう。~ニッポンの嵐「ふるさと」~ 41.7
11 平原綾香 42.1
12 千昌夫

レイム
ああ、要するにそこまで人気でもないのに、大人気という事にしようとして、結果バレてしまい失敗したのに何度もごり押しというのは、NHKは紅白で何度もやっているのに、全く学習していないって事ね。


マリサ
どうも結論に不都合な情報の一切を排除して、都合のいい情報のみで韓国系出演者の選定をしているっぽいんだよな。


マリサ
あとそれだけじゃないぜ。
当時から「水増し」疑惑があってな、YouTubeって2011年ころから暫く、今はチャンネル管理者にしか見えない、国別のアクセス数を世界地図で誰でも見ることができていた時期があったんだが、いわゆる韓流アイドルのYouTubeのアクセス数が当時から極端に多くて、そのアクセス先の多くが中東や北アフリカ地域の国々だったんだぜ。


レイム
当時って、韓国はその地域で韓流の売り込みなんて一切やっていなかったわよね。
たしか日本以外では台湾や中国、東南アジア地域の一部と、いわゆる西側欧米諸国だけだったはず。


マリサ
で、当時「中東や北アフリカの、ネットの不法行為取り締まりが厳しくない国々に、再生数稼ぎ基地がいくつかあるんじゃないか」と言われていたんだぜ。


レイム
ああ、なるほど。
今のようにファンを煽って公然とやるのではなくて、何者かがこっそりと再生数稼ぎをしていたって事ね。


マリサ
そうだぜ。
その結果、現在と同じで殆ど視聴率や実際の人気に貢献していないのに、NHKは「韓流は大人気」とごり押した結果、今回紹介したように「数字であまり人気がない事がバレる」という事態になっていたんだぜ。


レイム
つまり、当時の失敗から何も学ばず、また同じような状況で同じような失敗をした結果、本来の目的である10代20代の取り込みに失敗したって事ね。


マリサ
そういう事だぜ。
そもそも、水増しがひどすぎてファンの実数不明のK-POPを、客寄せの要にする時点でおかしいんだぜ。
そして最大の問題は、今回の紅白で明確な結果が出たのにメディアが未だにK-POPを腫物扱いにして触れようとしない事だぜ。


レイム
なるほどね。


マリサ
そんなわけで今回の補足はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。




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