日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

韓国から見た日本の弱点 (ブロマガでの最後の記事です)


さて、本日は本来更新日ではないのですが、7日にブロマガが閉鎖されることと、7日の「いつ頃」閉鎖されるのかがはっきりしないため、今回は本日更新することにしました。


また、今回は先日投稿した動画「【ゆっくり解説】韓国に盗まれる日本の知的財産」の実質的な続きとなる内容になっています。



お知らせ
2021年10月からは以下のはてなブログへお引越しします。

日韓問題(初心者向け)
https://oogchib.hateblo.jp/

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由
はてなブロブ
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar892003


注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください



前回の動画「【ゆっくり解説】韓国に盗まれる日本の知的財産」で解説したような、知的財産侵害は農産物だけで起きているわけではなく、日本のかなりの数の知的財産が韓国に侵害されているという背景がある。


またこうした事例を観察してみると、韓国はただ無暗に日本のものをコピーしているのではなく、かなり念入りに盗作目的のリサーチと、外国で「日本の何が注目されているか」の市場調査を行っており、ある意味で「日本以上に日本産に詳しい」という状況になっている。


ここで重要なのが、これはただ単に「韓国はけしからん」という話ではなく、韓国は明らかに日本よりもリサーチと市場調査が上手く、裏を返せば日本の製品やコンテンツはこの2つができないからこそ、「チャンスを逃している」ともいえる。


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。

1:日本のものをひたすらコピー


まずはこちらの記事から

韓国エンタメなぜ強い
日経新聞 2021年5月10日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71654340X00C21A5TCS000/

海外展開へ協業と競争 CJエンターテインメント常務 徐章豪氏

韓国発エンターテインメントの勢いが止まらない。音楽グループ「BTS防弾少年団)」が2020年の世界音楽市場で首位を獲得。米アカデミー賞では昨年の「パラサイト」の作品賞に続き、今年は韓国人俳優が助演女優賞を受賞した。アジアで文化の先端といえば日本だったが、なぜ逆転したのか。

韓国の音楽や映画、ドラマが世界で健闘している大きな要因は自国市場の小ささにある。日本と比べてCDやDVDの市場は圧倒的に小さく、人口5200万人の内需を狙うだけでは高収益は望めない。制作側が望むクオリティーを実現しながら収益を確保するためには、海外展開が不可欠だった。

人気ドラマ「愛の不時着」を制作したスタジオドラゴンは2016年にCJエンターテインメントから独立した。ドラマ制作会社として世界に挑む狙いもあった。ここ数年でネットフリックスなどの動画配信が急速に普及し、ドラマの売り先は韓国内の放送局だけではなく世界に広がった。

韓国のドラマや映画の制作費は日本の2~3倍の水準に上昇している。優良コンテンツの争奪戦が起きているためだ。優秀なクリエーターを集めて創作、拡販の好循環が生まれている。日本の映像制作会社も変化が必要だろう。

日本では、ソニーミュージックと韓国JYPエンターテインメントが手掛けた「NiziU(ニジュー)」が人気だ。背景の異なる企業が組むことで新たな価値を生み出せる好例だ。国境をまたいだ協業は他国で成功するために必要な要素を教えてくれる。

正直に話せば、映画「パラサイト」がアカデミー賞の作品賞に輝いた時は、私も仰天した。欧米市場で成功するには、言語や人種といった「見えない壁」を感じていた。それを打ち破ったのがパラサイトであり、男性グループ「BTS」だった。

BTSの成功の裏には厳しい育成システムがある。歌やダンスなどアピールポイントについて訓練を続け、競争を勝ち抜いてようやくデビューできる。その完成されたパフォーマンスに世界が熱狂する。SNS(交流サイト)での多言語発信も世界にファン層を広げられた要因だろう。

デジタル配信の発展で韓国のエンタメ業界は恩恵を受けた。急速な変化に対応しなければ淘汰されてしまうという危機感のもと、競争と協業を続けてきたことが成功の底流にある。



記事ではコンテンツ販売で韓国と日本が逆転した背景として、韓国は基本的に外国への販売を前提としたコンテンツ制作をしていることや、製作費をケチることなく日本の2から3倍もかけている事、非常に競争が盛んであることなどが挙げられています。


この記事なのですが、一応あたってはいます。
ただし、これが全てではありません。


どういう事かというと、たとえばこちらの記事にもありますが


韓国ドラマ『イカゲーム』…22カ国で1位 中央日報 2021.09.23
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最近ネットフリックスで話題となっている韓国の「イカゲーム」というドラマ作品なのですが、実は韓国内で「日本の作品の盗作疑惑」が出てきており、日本の別冊少年マガジンで2011年から2013年まで連載し、2014年に映画化した「神さまの言うとおり」という作品との類似性が指摘されているのです。


色々と調べてみましたが、少なくとも物語上のギミックや演出などが「そのまま流用されている」のは間違いないようです。
(例として「だるまさんが転んだ」等)


また週刊ヤングマガジンで現在も連載中の「賭博黙示録カイジ」との類似性も指摘されています。


つまり、かなりの部分が日本の作品から「オマージュレベルを超えたコピー」になっている作品が、ネットフリックスで世界的なレベルでの人気となっているというわけです。


[韓流]ドラマ「イカゲーム」 ネトフリ配信全地域で1位 聯合ニュース 2021.10.03


また次の記事にもあるように


米NBC「『イカゲーム』ネット上の口コミでヒット…K-ドラマも世界敵流行」 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.05 16:05
「『パラサイト』のような問題意識見せた」…ル・モンドも『イカゲーム』絶賛 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.05 08:46
世界の投資家『イカゲーム』の成功に韓国エンタメ株探し ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.30 16:58
Netflix CEO「『イカゲーム』、歴代で最も大きな作品になるかも」 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.28 13:42
米ブルームバーグ、『イカゲーム』ブームに「韓流コンテンツはハリウッドにとって深刻な脅威」 朝鮮日報 2021/09/28
[韓流]ネットフリックスドラマ「イカゲーム」 世界的な人気  聯合ニュース 2021.09.23


イカゲームは外国メディアでも非常に好意的に扱われており、「韓国のロビー活動の結果だ」「組織的にアクセス数稼ぎをしている」というだけでは説明のつかないレベルで「ヒットしている」ことがわかります。


こうした記事が書かれているという事は、実際にビジネスになっているからであることと、いくら韓国が資金をつぎ込んで「底上げ」したところで限度があるため、実際に「ネットフリックスで大きな利益を出している」とみる方が現実的だからです。


またこうした事例とは少し異なりますが、例えばこちらの事例


[韓流]米チャート操作主張にBTSが反論 「ファンの忠誠心が標的に」 聯合ニュース 2021.08.27


このチャート操作疑惑という行為が実際にどんなことをしているかといえば、BTSなどのK-POPグループは、ファンに「ランキングをあげるため」に同一CDや音楽コンテンツ、或いはグッズなどの複数購入を推奨しており、それが不正として告発されているのです。


またこれ以外にも、YouTubeでの再生数を稼ぐためにファンに対して何度も同一の動画を再生することを推奨していたり、「寄付」と称してファンに資金を出させ、各地で「ファン広告」を出したりしており、これらを総称し「ファンの忠誠心」と呼んでいます。


これなのですが、気付く人は気付くでしょうが、要するにAKB商法を大規模にした手法であり、これも「日本の模倣」という事がわかります。


つまり、韓国のヒットコンテンツと呼ばれるものは、(その是非は置いておくとして)かなりの部分で何らかの形で日本のコピーを行っているという事がわかります。

2:コピーが日常化


こうした事例なのですが、実は韓国では上記のような世界的なヒットをしたような作品以外でも、かなりの数の「日本のコピー」が行われており、例えば次の事例のように



日本製品パクリ疑惑、食品大手ピングレの「二つの顔」 朝鮮日報 2018/04/18


こちらの2018年の記事では、韓国の大手食品メーカーが日本のお菓子メーカー等の製品の「パクリ」を何度も行っていたという内容が書かれています。


「Baby Shark」や「鬼滅の刃」に見る韓国のパクリ精神 JB press 2021.9.25
(※長文の有料記事なため、後半リンクはあえて掲載していません)


またこちらの記事によると、韓国で日本の人気漫画「鬼滅の刃」がブームとなると、「鬼殺の剣」というコピーゲームが登場したという事例が紹介されています。


また、これは日本関連ではないですが、米国の作曲家ジョニー・オンリー氏が伝統音楽「Baby Shark(サメのかぞく」)をアレンジし2011年に発表した曲を、振り付けなどまで丸々コピーし韓国企業のスマートスタディーという会社がYouTubeで発表、大ヒットしたという事例が紹介されています。


他にもスタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」をコピーした「月光宮殿」という作品の事例が紹介されています。


また次の記事によると、韓国のASTROというK-POPグループがジャニーズの「嵐」メンバーが行ったマリオネットパフォーマンスを盗作したとして問題化した事例が紹介されています。


「ASTRO」、授賞式で見せたパフォーマンスが「嵐」のライブステージに似すぎているとネットユーザーから批判 wowkorea 2021/10/04


(※1)
ASTROのムンビンが、嵐・大野智のパフォーマンスを盗作? エクスポーツ(韓国語) 2021.10.03


また次のこちらの記事では


韓国ガールズグループAespa、今度はアルバムティーザー盗作疑惑…「日本のイラストと類似」 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.01 07:07


AespaというK-POPグループが、イラストレーターの空山基氏の作品をコピーしミュージックビデオで使用したとして問題化しています。


他にも変わったところでは


新海誠監督の作品場面に酷似…韓国の正義党、広報映像盗用問題を謝罪 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.31 06:51


韓国の左派系野党である正義党が、広報用の党公式紹介映像として発表した作品の中で、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』をトレースした映像を複数使用、問題化した事例もあります。


こうしたことから解ることとして、韓国ではそれがヒットしているかどうかに関わらず、「作品としての完成度が高い」あるいは「ヒットしそうなもの」を常に探しており、それを「正解」としてコピーする事が日常化しているという事です。

3:日本の弱点


そして重要なのはコピーが批判される場合もあるにはありますが、次の記事にあるように


(※2)
フランスはなぜ日本文化に熱狂するのか[海外メディアは今] メディアトゥデー(韓国語)  2009/10/22


「おおむね日本漫画を見た青少年らが日本ドラマと日本ポップを消費している途中、日本より「もっとうまく作られた」韓国ドラマと韓国ポップを発見する傾向が主と見られる。」という事が書かれています。


これが非常に重要で、このことから解るのは、彼らは常に「外国のいい作品」を観察し、それを「正解」として模倣しており、そのコピーの過程で「何が人気が出るか」をリサーチして、「韓流作品」を作成しているという事です。


そしてそのターゲットになり易いのが日本であり、彼らはその行為を「日本よりもっとうまく作られた」と表現しています。


最初に紹介したイカゲームなどもそうですが、彼らは常に日本の作品をリサーチし、それをどう加工すれば売れるかの市場調査をしているということで、裏を返せば日本はこうした「外国における日本文化コンテンツの売り込み」が非常に下手であり、その部分で韓国に出し抜かれているのです。


つまり、単に「パクリをする韓国が悪い」というわけではなく、外国での市場調査やリサーチを怠り、「日本国内で売れればそれでいい」という態度に終始しているために、「収益のチャンスを逃している」ということで、これは紛れもなく「損失」であり「日本の落ち度」です。


最初に紹介した過去動画での農産物の事例も同じです、「外国に日本の何が売れるか」という市場調査を怠った結果、日本の開発した農産物が韓国によって販売され数百億円もの利益を失うという事態になっているのですから。


そして更に問題なのが、農産物の事例では「日本への流入」を阻止することができましたが、今回紹介した他の事例では日本でもヒットしているわけですから、結局のところ「日本国内で売れればいい」という態度では、日本国内ですら結果的に利益の機会を失ってしまうという事です。


そして裏を返せば、しっかりと外国への市場展開を考慮したうえで、リサーチと市場調査を行えば、結果的に日本の知的財産やコンテンツを守り育成する機会も増えるという事でもあります。


また今回のこの韓国の行為から解るのは、「日本の知的財産は適切な措置をとれば世界で通用する」という事であり、「国内で売れればいい」はもう通用しないという事です。


この件を「誰が悪い」や「国内向けだから」「質は良いから」で終わらせることなく、ここから「ピンチをチャンスに変える」方法を探せばいいのです。
すでに「グローバル化」が始まって長いこと経ち、韓国の行っている事もあり、もはや否応なく外国に目を向けなければいけない時代になっているわけですから。



最後に
こでれニコニコのブロマガでの更新は最後となり、来週からははてなブログでの更新となるわけですが、以前もどこかで書きましたが、元々このブログは数か月でやめるつもりで始めたものであり、ここまで続いたのは、ブロマガの担当に方に動画のヘッドラインで紹介していただき、劇的に閲覧者がが増えたことがきっかけでした。


元々は、それまで個人的にため込んでいた資料のいくつかと、そこからわかった事ををまとめた記事を書きたかったというだけでしたので、何年も続けるような意図はなかったのです。


ですのでヘッドラインでの紹介が無ければ、予定通り2014年の5月か6月ころで終わっていたでしょうし、当然動画を始める事もなかったでしょう。
ですので、ブロマガの担当の方には本当に感謝しております。
本当に長い間ありがとうございました。


また移転するだけですのでまだまだブログは続いていくわけですが、これまでブログを支えてくださったユーザーの方々にもここで感謝をさせていただきます、特に記事の誤字等の指摘を毎回していただいているアンドリューさんには本当に感謝してもしきれません。


それでは、移転先でもまた記事を読んでいただければ嬉しいです。



お知らせ。
転載について
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番外編マイリスト






(※1)
ASTROのムンビンが、嵐・大野智のパフォーマンスを盗作?
エクスポーツ(韓国語) 2021.10.03
https://www.xportsnews.com/?ac=article_view&entry_id=1481955

ASTRO(アストゥロ)が『2021 The Fact Music Awards(トペクトゥ ミュヂク オワドゥ)』で披露したステージが、日本の代表的なアイドルであるアラシ(嵐=ARASHI)の過去のステージを盗作したという疑惑が浮上した。

去る2日に開催された『2021 The Fact Music Awards』でASTROは、今年のアーティスト賞を受賞した。数多くの人々が祝う中、メンバーのムンビンが祝賀のステージを飾った。

ムンビンは大型スクリーンに映し出された映像の手に身を任せ、いわゆる『マリオネット(マリオネトゥ=操り人形)』のパフォーマンスを披露したが、このステージを巡ってネチズンの指摘が相次いでいる。

過去に嵐のリーダーである大野智(オノ・サトシ)が、『2017~2018ライブツアー “Untitled”』で披露したパフォーマンスと類似する点が多かったからである。マリオネットのコンセプト自体は容易に探すことができるのだが、ムンビンのステージは大野智と映像から音楽まで酷似していた。

このためネチズンは、「どうしてよりにもよって嵐なんだ」、「ソロダンスの時の音楽まで似ているけど」、「これは少なくとも参考にはしたようだ」、「日本でまた大騒ぎになるだろう」などの反応を見せている。

これに対する立場を聞くため、エクスポーツニュースはASTROの所属事務所であるFantagio(パンタヂオに連絡を取ってみたが、連絡は取れなかった。

一方、2016年にデビューしたASTROは去る8月、8枚目のミニアルバム『SWITCH ON』を発売して、デビュー以来初の地上波音楽番組1位を獲得した。


(※2)
フランスはなぜ日本文化に熱狂するのか[海外メディアは今]
メディアトゥデー(韓国語)  2009/10/22
http://www.mediatoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=83641

フランスの政論紙ルモンドは10月17日雑誌版別冊の看板記事で「ジャパンマニア。どのように、日本の大衆文化がフランスを征服したのか?」というタイトルの分析記事を掲載した。

アジア文化代弁する日本文化

この記事は、パリ近郊で、7月に開かれた第10回ジャパンエキスポの現場で撮影された日本のアニメやマンガの主人公人物に変装した日本の大衆文化の熱狂ファンたちの写真を先頭に、フランスでの日本文化ファンが単純な青少年期のTKOとアニメの消費水準を超えていることを示している。ルモンドの記者は、これらのフランスの若い世代の日本文化に対する熱狂が、米国の大衆文化スーパーマンに飽き代替を探しているのか、それとも米国の大衆文化に熱狂していた親の世代との差別化を追求する若い世代の文化的趣向なのかを疑問視しているが、私の見解は、これが単なる思春期の好みではなく、グローバル文化化された東アジア文化の影響力の次元で理解するというものである。フランスで大量に消費されている日本文化の内容は、実際にリストを推理機にも手にあまるほどである。漫画、映画、ビデオゲーム、日本のポップミュージック、ファッションなど。二重フランスの日本文化消費の一番桁は何よりも漫画と料理と武術と考えられる。これは、フランスが漫画の伝統が深く美食文化が位置しており、伝統的に西洋武術の宗主国であるという点で探っことができる。

フランスは、独自の漫画の伝統が深い国で、現在の日本の漫画の第一の海外市場である。2008年一年だけでも、日本マンガが1250万部売れた程度である。日本の漫画映画は、80年代末「ドラゴンボール」の暴力性の問題で一度停滞したが、デジタル地上波でチャンネルが増えた後、多くのチャンネルで大量に放送されており、劇場用長編アニメ映画も大成功を収めている。フランスが世界柔道の強国という点は誘導を含む空手、合気道など日本産武術を学んだことのある人口の量がすばらしいという事実を物語るものであり、これはフランス人と少し親しくなると、簡単に確認されているという事実である。フランスでは、米国とは異なり、東洋人のコミュニティがあり、これらを介して伝播されるのではなく、フランス人有段者が教える塗装が圧倒的である。様々なスポーツ施設がよくされている、フランスの日本レストランは並ぶ中華レストランも数は少ないながらも、より高級なレストランで桁つかみ、パリ地域だけ使い切る見つけるのは難しい韓国食堂に代わって地方都市では、日本のレストランで焼肉とキムチなど韓国料理のメニューを一部提供したりする。日本レストランの焼肉味はあまりだが、既存の日本文化の疎通には韓国文化が利用しているということは、現在進行中の韓国大衆文化のフランスとヨーロッパ内のコミュニケーションを説明してくれるという点で興味深い現象である。
日本文化に熱狂するファンたちの実質的な文化的嗜好を垣間見ることができる、インターネットフォーラムを観察してみると、これらは単に日本文化を享有しているのではなく、日本文化の消費の過程で、韓国、中国、香港、台湾を網羅東アジアの大衆文化一般に接しするように誘導されているという事実が発見される。

■ 日本文化熱狂の中の韓国文化ファンたち

フランスの東アジア文化享有者個人の消費の歴史をまとめることは難しいが、おおむね日本漫画を見た青少年らが日本ドラマと日本ポップを消費している途中、日本より「もっとうまく作られた」韓国ドラマと韓国ポップを発見する傾向が主と見られる。

インターネットで大量に発見されるフランスのドラマ・ブログの大多数は、日本ドラマサイトという看板を掲げているが、実際には韓国ドラマをより多く所蔵している場合が多く、彼らが自主的に付けるドラマの人気ランキングでは断然、韓国ドラマが頭角を現わしている。このような東アジア文化の享有が今後、どのように東西間の文化的想像力の地形を変えることになるのか注目される。

ホン・ソクギョン、仏ボルドー大新聞放送学科副教授