さて、本日は一連の五輪における韓国関連の騒動を例に出しながら、彼らの特殊な思考方法について書いていきます。
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2021年10月からは以下のはてなブログへお引越しします。
日韓問題(初心者向け)
https://oogchib.hateblo.jp/
初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。
ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由
はてなブロブ版
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar892003
注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています
・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです
・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう
・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
東京五輪開催後、サッカーの韓国人選手が相手選手の握手を拒否、韓国公共放送の一つであるMBCが、各国選手団を侮辱するような画像で紹介、問題化しチームや社長が謝罪するなど韓国内でもかなりの大騒ぎになっている。
また同様の行為は日本に対しても行われているが、前者には謝罪したが日本に対しては謝罪をしておらず、このことから解るのは彼らは「侮辱表現」を問題視したのではなく、国際的に批判されて「面子が傷つく」事を恐れただけである事がわかる。
これは彼らが「他者の劣等性」から自己の優越性を導き出すという独特の価値観で思考し、「相手の劣等性」を基準として判断しているため、どれも「同一の問題」という認識がない事が原因であり、私達とは根本的な発想そのものが異なっている事がわかる。
※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブやウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。
1:五輪での問題行動
まずはこちらの記事から
「笑顔で断ればよかった…」ウッドの握手を拒否した“韓国10番”が緊急釈明!「負けて落胆していた」【東京五輪】
サッカーダイジェスト 2021年07月24日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=94790
批判の矢面に立たされている“韓国10番”が、釈明のコメントを発表した。
目を疑うハプニングは、木曜日にカシマスタジアムで行なわれた東京五輪・グループリーグ第1節、韓国vsニュージーランド戦の試合後に起きた。攻めあぐねた末、終盤に手痛い一発を食らって0-1で敗れた韓国。格下と思われた相手との大事な初戦を落とし、選手たちは茫然自失でピッチに立ち尽くしていた。
そんななか、決勝点を挙げたニュージーランド代表のFWクリス・ウッドが、韓国代表のMFイ・ドンギョンの元に歩み寄る。健闘を称えあうべく右手を差し伸べて握手を求めたところ、24歳のプレーメーカーはなんとウッドと目も合わさず、その右手を軽くはたいて立ち去ってしまったのである。
まさかの握手拒否に苦笑を浮かべるウッド。韓国国内でも「さすがにマナー違反だ」「無礼がすぎる」と批判的な声が噴出し、ニュージーランドのメディアも母国の英雄に対するあるまじき振る舞いに激怒。大きな波紋を呼ぶことになった。
そして翌金曜日になって、韓国代表チームの団長であるイ・ジャチョル氏が緊急会見に臨んだ。まずはイ・ドンギョンが託したメッセージを次のように読み上げたのである。
「このような問題に発展すると分かっていたなら、もっと理性的に反応するべきでした。試合に敗れてひどく落胆していて、そこまで気が周らなかったのです。あのときの僕は、笑みを浮かべて(握手を)断れませんでした」
東京五輪の大会組織委員会が配布したプレーブックでは、試合後に選手同士が握手やハグ、ハイタッチをすることは禁じられている。イ・ジャチョル団長は大会前、選手たちにそのルールの徹底を厳命していたと説明し、「イ・ドンギョンも守ろうとしたのは確かだ」と擁護。それでも、「あの態度はやはり失望感と怒りを感じさせて然りだろう。私も無礼であるとは思う」と私見を付け加えた。
一方、当事者のウッドはメディアのインタビューに応え、「あの場面の前も後も、まあ僕は(韓国の選手と)握手をしたけどね。彼(イ・ドンギョン)は負けてガッカリしていたんだろうし、僕はさほど気にしていないよ。Covidのこともあるからね」と大人の対応を見せた。
韓国側からは会見を通して、謝罪の言葉はいっさい聞かれなかった。これを是とするのか、否とするのか。事態の終息には程遠い対応だったと言わざるをえない。
五輪サッカーのグループリーグにおいて、ニュージーランドに負けた韓国選手が試合後握手を求めてきたニュージーランド選手の手を振り払うようなしぐさをして拒否、問題化したという事例です。
こうした相手を尊重しない態度を韓国は過去サッカーの試合で何度も起こしており、そのたびに問題化しており、たとえば有名なのは2002年の日韓共催ワールドカップ全般、2011年1月開催のアジアカップにおける奇誠庸(キ・ソンヨン)韓国代表のサルパフォーマンスや、2017年5月のACL決勝トーナメントでの済州選手による暴行事件、2019年5月の中国パンダ・カップにおけるトロフィー踏み付け事件などが挙げられます。
嫌韓の出発点、2002年日韓共催ワールドカップで何が起きたのか
はてなブログ版
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar685279
『旭日旗問題』に見る韓国人独特の考え方
はてなブログ版
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar437128
ACL乱闘騒ぎの原因は? 済州監督「浦和の選手が刺激」 槙野「殺されるかと思った」 Football ZONE 2017.06.01
韓国のトロフィー踏みつけに怒りの中国メディア、日本にも言及「彼らは恐ろしいほど…」 ゲキサカ 19/5/31
また今回はそれ以外に
東京五輪:ウクライナの紹介になぜチェルノブイリ原発? 韓国MBC、五輪中継で放送事故 朝鮮日報 2021/07/24
東京五輪中継で物議のMBCが謝罪…「配慮が足りず、チェック不十分」 朝鮮日報 2021/07/24
選手の事例ではないですが、韓国の公共放送の一つであるMBC(韓国にはKBSとMBC2つの公共放送があります)が、東京オリンピック開会式でウクライナやハイチ、エルサルバドルの入場シーンにステレオタイプ的な侮辱表現の画像を入れ問題化したという事例です。
また他にも
<東京五輪>不適切な写真めぐる議論に韓国放送局MBC社長、国民向け謝罪会見へ ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.26 17:21
東京五輪中継の失態で海外からも批判 韓国MBC社長が謝罪 聯合ニュース 2021.07.26
サッカーのルーマニア戦でルーマニアの選手がオウンゴールを決めてしまうと、MBSは「ありがとうマリン」というテロップを入れ、ルーマニアサッカー協会から「韓国公営放送MBCが字幕でマリンの恥ずかしい瞬間を笑いものにした」と公式抗議を受けています。
そして国際的な批判を受けると、MBCは「該当国の国民と視聴者に丁重に謝罪する。今回の事案の深刻性を認識し、徹底的に調査した上で厳正な後続措置を取る」と国内放送で謝罪しました。
(※あくまで「(韓国の)国民向け」ということがポイントです)
またサッカーの事例の方では、韓国代表チームの団長が「当人のメッセージを読み上げる」という形で「釈明」するだけにとどまりました。
普段何かあれば彼らは他者に謝罪を求めますが、自身が謝罪を求められると、彼らはこのようになんだかんだと理由を付けて限定的な謝罪の形にしたり、中途半端な対応でお茶を濁したりします。
ただ、これが「問題行為だった」という認識が韓国内で主流になっているのは間違いないです。
2:「どう問題か」が重要
謝罪に関して、そもそも彼らは私達とは概念そのものが異なっていると以前書きましたが、実は今回の件でも「どう問題と考えているか」で大きな違いがあります。
韓国社会における「謝罪」の意味
はてなブログ版
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1031276
どういうことかというと、たとえばこちらの事例
初めてでない、韓国テレビ局の五輪中継での不適切表現...北京五輪の際にも「弱小国卑下」字幕=韓国 wowKorea 2021/07/24
実は過去北京オリンピックの入場式でも、「キリバス選手団の紹介で「地球温暖化で島が沈んでいる」とし、ジンバブエ選手団の紹介では「殺人的なインフレーション」、チャド選手団の紹介では「アフリカの死んだ心臓」」等と侮辱的なコメントをしていた事が発覚しており、これで2度目なのです。
またこちらの記事を見ると
<東京五輪>日本人審判、ビデオ判定結果に逆らい韓国女子バレー代表チームに不可解な判定 ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.28 17:04
中央日報が女子バレーボールで対戦相手のケニアの事を「最弱のケニアを相手に勝利を得た」と表現しており、相手国への尊重がまるでありません。
ではなぜ彼らが「問題だ」と大騒ぎしたかといえば、「欧米メディアから批判された」からです。
つまり、外部の権威から批判を受けて「面子を潰された」ため問題化したのであって、「行為そのもの」を問題化したわけではないため、同じことが繰り返されているのです。
このことは日本の事例を見れば非常にわかりやすく、例えば以下の事例では
韓国メディアがメダリストに贈られるビクトリーブーケを「放射能への懸念」と言いがかり、「日本政府はIOCに抗議すべき」の声 AERA.dot/朝日新聞 2021.7.26
単に福島県産のトルコギキョウとナルコラン、宮城県産のヒマワリ、岩手県産のリンドウ、東京産のハランをビクトリーブーケに使用したというだけで、一切根拠もなく「放射能への懸念がある」と韓国の中堅紙「国民日報」が報じていたという事例です。
更にこの朝日の記事に対し
東京五輪:「韓国選手には渡すな」 放射能花束への懸念に日本憤慨 朝鮮日報 2021/07/27
韓国最大手紙である朝鮮日報が「韓国選手には渡すなと日本が憤慨している」と、批判的に記事にしています。
また他にも次の事例では
東京五輪:平昌冬季五輪開会式の再生数急増「ドローンショー、キム・ヨナ最高」 朝鮮日報 2021/07/27
同じく朝鮮日報が、「東京五輪の開会式が不評であったため、2018年の平昌五輪の開会式が再評価され「東京よりはるかにまし(Way better than Tokyo)」「歴代オリンピックで最も美しい場面」等とコメントされYoutubeの再生数も上がっているとしています。
しかし実際にグーグルトレンドを調べてみたところ
Opening ceremony Pyeongchang ,Opening ceremony tokyo
https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=Opening+Ceremony+Pyeongchang,Opening+Ceremony+Tokyo
(クリックで拡大します)
平昌は全く注目されておらず、更に開会式ではなく「平昌」と「東京」の単語比較でも
Pyeongchang,tokyo
https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=Pyeongchang,tokyo
平昌はほとんど注目されておらず、「YouTube版の平昌五輪開会式動画のみ」で朝鮮日報が指摘したような現象が起きるという、非常に不自然な結果になっています。
また次の事例では
<東京五輪>韓国ウエイトリフティング選手、破れた段ボール製ベッドSNSに投稿…「あと1週間だけ耐えてくれ」 ⓒ 中央日報日本語版2021.07.28 10:25
同じく韓国の大手紙である中央日報が、韓国のウエイトリフティング選手のベッドが壊れ、インスタグラムに「あと1週間だけ耐えてくれ…試合までだけ」と画像付きでコメントしたとしています。
しかし同日の朝鮮日報の記事で
東京五輪:「性関係防止用」と茶化された段ボールベッド、9人乗ってジャンプするとぐしゃり 朝鮮日報 2021/07/28
同じく「ベッドに耐久性がないかのように書いていた内容で、「イスラエルの野球代表選手9人が乗ってジャンプすると壊れた」と書かれており、耐荷重200kgとされていたベッドが1トン近い荷重に耐えたことをむしろ証明してしまっているのです。
さらにこちらのJ-CASTの記事によると
五輪イスラエル代表、選手村ベッドを「破壊」 TikTok動画に批判...投稿は削除 J-CAST 2021年07月28日
この選手たちは「やりすぎ」「恥ずかしくないのかな」と批判されていたうえに、twitterでもかなり批判されている事がわかります。
כאן חדשות@kann_news
https://twitter.com/kann_news/status/1420058236640706564
さらにこちらの事例では
(※1)
‘開幕式選手移動経路で超大型旭日旗形象化’疑惑提起 中央日報 (韓国語) 2021.07.24
「東京オリンピック開幕式に「旭日旗コード」が隠れている、韓国への嫌がらせだ」と韓国内で騒動になっているとしています。
(※2)
トップ歌手ミーシャ、オリンピック開幕式で'日帝国主義象徴'君が代呼ぶ MBNニュース(韓国語) 2021-07-23
更にこちらの事例では、開会式の君が代斉唱そのものを「戦犯の象徴」と呼んで批判しており、相手国に対する尊重の概念が希薄であり、更には彼らが竹島表記の件で「政治とスポーツは別」としていた主張も一切守られていないことがわかります。
参考記事
韓国元首相 東京五輪HPの独島表示巡りIOC会長に書簡=「規定違反」 聯合ニュース 2021.06.04
平昌五輪組織委 HP独島記載への日本反発に「対応価値なし」 聯合ニュース 2017.01.20
こうした事例から見ても、彼らはろくに検証もせず「ただ相手の劣等性が指摘できればいい」という態度であり、他者への尊重という概念そのものが希薄である事がわかります。
一応彼らの社会にも「相手を尊重する」という発想そのものはあるのですが、「ウリは常に正しい」ため、主観で相手の劣等性さえ導き出せれば尊重しなくともいくらでも正当化できてしまうのです。
3:発想が根本から違う
彼らが他者に対して侮辱的な態度を取ったり、あるいは他者への尊重を著しく欠く態度を取る事そのものに対してまるで抵抗がないのは、過去記事の「韓国の侮辱文化」でも説明したように、他者を侮辱したり尊重を欠く態度ができるほど「自身の序列の高さの証明」となっているからなのですが、そこから興味深い事がわかります。
韓国の侮辱文化
はてなブログ版
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1097758
それは何かというと、私たちの発想ならば今回挙げた問題はどれも「同種の問題」であるため、一つ問題を指摘されれば「他の事例も同じ問題意識」を持つことになり、「こういう事は控えよう」という声がどこかしらから出てくるわけですが、彼らはそういった発想になりにくいという事です。
なぜかといえば、以前から指摘しているように彼らは常に「自身は常に正しい」という前提で発想するため、「なぜ自身が正しいのか」と思考する発想自体が育たず、自己の優越性を証明するために「他者の劣等性を必要としている」からです。
※蔑視ありきの自民族中心主義
韓国の自民族中心主義(エスノセントリズム)は非常に特殊であり、通常の自民族中心主義が自己の優越性の肥大化から異民族や異人種を蔑視するようになるのに対し、彼らの価値観では「他者を蔑視する事で自己の優越性を証明する」通常とは逆のプロセスになっている。
韓国人が日本人から嫌われる根本的原因
youtube版
https://youtu.be/StPglNFdHxE
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はてなブログ版
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1777164
その結果、外部の「権威」から批判を受けた場合は「自身の劣等性を指摘される(面子を傷つけられる)」のを恐れ問題を解決しようとしますが、行為そのものを問題であるとは考えていないため、最初の韓国サッカー代表の事例やMBCのような態度になります。
また日本に対しても、「自己の優越性」を証明するために日本の劣等性を必要とするため、今回紹介したように強引に「劣等性の創造」をしたりもします。
つまり、外部から批判されたのは「他者への尊重の欠如」が原因なのですが、彼らはそのことを根本的に理解しておらず、だから欧米メディアから批判されたのと「同種の行為」を日本に対して行っても、それを問題であるとは気づけないわけです。
結局のところ、こうした事例があるため彼らは例えばウクライナの紹介にチェルノブイリを使う事と、日本のビクトリーブーケに対して「放射能の懸念」という表現を使うのは「同じ問題」という発想に決してたどり着けず、だからこそ何度も何度も同じような「不適切行為」がスポーツの場で繰り返されるわけです。
今回の騒動は、「彼らは私達と物事を判断する発想そのものが大きく異なっている」という事がよくわかる典型的な事例なのです。
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【再現】2002年日韓ワールドカップ Public Viewing in 国立競技場
動画版マイリスト
番外編マイリスト
(※1)
‘開幕式選手移動経路で超大型旭日旗形象化’疑惑提起
中央日報 (韓国語) 2021.07.24
https://news.joins.com/article/24112816
東京オリンピック開幕式に「旭日旗コード」が隠れているという疑惑が提起された。選手たちの移動経路に超大型旭日旗を形象化したという疑惑だ。全世界の選手1人1人を集めて大型旭日旗の形を作ったという意味だ。
インターネット コミュニティ・クルリアンに24日、「オリンピック開幕式に戦犯旗なんて」というタイトルの掲示物がアップされた。
該当掲示物は東京オリンピック開幕式のうち、選手団入場を空中から捉えた画面を活用した。選手たちの入場経路を誘導する案内員の配置が旭日旗の形を帯びている、というのが掲示者の主張だ。
掲示者は理解を助けるために案内導線を赤い色で表示した。掲示者はグラフィックを付けた写真と共に「わざわざ案内要員の配置をこのようにしたという。その中に選手たちが入る/これは実際にXXXXと同じだ」という文を残した。
日本はパラリンピック メダルと女子ゴルフなど一部種目のユニフォーム デザインにも旭日旗のパターンが表現されて論議をかもした。
日本は旭日旗を使う行為を止めずにいる。日本極右団体は韓国選手団が留まる選手村で旭日旗をふってデモをしたが警察の制止を受けなかった。
一方、ソ・ギョンドク誠信(ソンシン)女子大教授は23日、東京オリンピック開幕日に合わせてトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長に「日本の旭日旗応援を禁止した国際サッカー連盟(FIFA)を見習え」と要求する抗議メールを送ったと明らかにした。
ソ教授はメールで2018年ロシア ワールドカップ開催当時のFIFAの対応を紹介した。公式インスタグラムに旭日旗の扮装をした応援団の写真がアップされ、韓国インターネットユーザーの抗議が続くと直ちにFIFAは他の写真に差し替えた。
イ・ヘジュン記者
(※2)
トップ歌手ミーシャ、オリンピック開幕式で'日帝国主義象徴'君が代呼ぶ
MBNニュース(韓国語) 2021-07-23
https://www.mbn.co.kr/news/world/4557861
日本を代表するトップ歌手ミーシャ(MISIA・43)が東京オリンピックで日本帝国主義の象徴である「君が代」を歌う。
今日(23日)、スポーツ報知など多数の現地メディアは歌手ミーシャがオリンピック開幕式で君が代を歌うと報道しました。君が代は日帝時代から今日まで使われている日本の国歌で、「天皇の統治時代は千年万年続くだろう。石が大きな岩になり、その岩にコケが生える時まで」という歌詞を含んでいます。
君が代は1945年、第2次世界大戦敗戦後廃止されましたが、1999年、日本政府が国旗・国歌に関する法律を通じて国歌に法制化されました。
しかし、旭日旗が問題視される理由と同様、君が代は戦犯の象徴および天皇に対する礼賛歌と解釈できるので、日本国内でも論議を起こしたことがあります。日帝強制占領期、挑戦総督府は朝鮮人を日本の臣民にするために君が代を一日に1回以上歌う様にし、現代は日本極右団体が靖国神社を参拝する時、主に歌うからです。
このような理由で日本トップ歌手、安室奈美恵は1999年、アキヒト天皇即位10周年記念祝宴と2000年、沖縄で開かれたG8首脳会談で君が代提唱を拒否しました。当時、安室奈美恵は「私は沖縄出身だ。沖縄では君が代を教えない学校が多い」と明らかにしました。沖縄は19世紀、日本に吸収統合された「琉球王国」にルーツを置いています。
一方、1998年デビューしたミーシャは去る2004年、女性ソロ歌手で初めて5大ドーム ツアーに成功するなど現在、日本を代表する歌手です。2008年9月にはソウル・オリンピック公園フェンシング競技場で初めての来韓公演をしました。
[チャ・ユジェ、デジタルニュース記者]