日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

韓国は「盗む」が日常化した社会


 さて、本日は韓国関連でよく問題になる、韓国によるパクリ、剽窃、窃盗などの「盗む」という行為に関する内容となります。


 まずは要約


 韓国社会では非常に頻繁に「他人のものを盗む」が発生するが、その行為は韓国社会独特の、他者の劣等性があれば自己の優越性(正当性)が証明されるとする価値観や、自他の境界が曖昧な「ウリ」という概念によって正当化されている。


 こうした価値観の違いを、日本人の多くは知ろうとすらしないため、過去に実害が発生しているにも関わらず、未だ同じ過ちを繰り返そうとする人々がいる。


※一部を除き引用記事は文末にまとめて掲載しています。

1:「盗む」が日常化した社会


 例の靖国神社への爆弾テロ未遂事件で影が薄くなっていますが、実はつい最近、韓国でこんな事件が発生していました。


他人の著書を少しだけ手直しして…「表紙すり替え」大学教授200人摘発=韓国
2015年11月25日09時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/833/208833.html

他人の本の表紙だけを変える、いわゆる「表紙すり替え」手口で専攻書籍を出版したりこれを黙認していた大学教授が検察に大挙摘発された。

議政府(ウィジョンブ)地検刑事5部は24日、著作権法違反や業務妨害などの容疑で全国60校余りの大学教授約200人を不拘束立件したと明らかにした。検察は事件に関わった教授とこれに加担した出版社3社の役職員4人もあわせて立件した。今回摘発された大学教授の有罪が確定した場合、各大学の再任用審査に反映されて大規模な教授退任事態につながる可能性も排除できなくなった。

該当の大学教授らは専攻書籍の表紙に書かれた原著者名を自身の名前に変えたり、1、2文字だけ追加して本の題名を少し変えたりする手口で新しい本を出版した容疑がもたれている。これらの中には地方国公立大やソウル私立大の教授をはじめ、学会長や人気講師も含まれていることが確認された。また、原著の著者(教授)は自身の本が表紙すり替えを通じて不正に製作・流通している事実を知りながらも出版社や同僚教授との関係を考慮して黙認していた容疑がもたれている。

事件に関わっていたのはほとんどが理工系の教授で、大学再任用審査を控えて研究実績を残すためにこのような手口を使っていたことが分かった。出版社は、人気のない専攻書籍の在庫処理のために表紙すり替えを積極的に活用した。一部の教授は教え子に自身が表紙すり替えで出版した専攻書籍を売って印税を得ているケースもあった。

検察は最近、ソウルと坡州(パジュ)地域の出版社3者を家宅捜索して電子メールや研究資料など関連証拠を確保し、来月初めにはこのうち約150人を起訴する方針だ。議政府地検のキム・ヨンジョン検事補は「1980年代から大学界-出版業界で公然と行われてきた表紙すり替えがこのように大規模に摘発されたのは今回が初めて」としながら「他の大学に捜査を拡大する方針」と話した。


 他人の論文を盗用し表紙やタイトルを変えて出版する行為が日常化していたことが発覚、大学教授の大量摘発に繋がったというニュースです。日本で発生したらそれこそ国をひっくり返すような大スキャンダルとなるわけですが、韓国では殆ど続報もなくあまり話題になっていませんでした。


 なぜあまり韓国で騒がれなかったのかといえば、それは記事中に「1980年代から大学界-出版業界で公然と行われてきた」とあるように、韓国ではこの行為が日常であり、元々問題にされていなかったからです。


 今回一斉摘発に繋がったのは、韓国で天才少年とよばれ、米国APJ(The Astrophysical Journal)に論文を掲載し、博士号を得たソン・ユグンという少年の論文盗作が発覚、博士号の拾得が取り消された事が問題になったからです。
つまり、国際的なスキャンダルに発展しなければ、今でもこの盗用は問題にされなかったという事です。


 またこの件の他にも、日本も被害にあっている文化財盗難問題では、韓国内の著名人や芸術家などが日常的に隠しもせず盗品を購入・展示していた事が発覚した事件や。盗品が堂々と美術館に展示されていたり、美術館などのオーナーがオークションに出品したりといった事件も発覚しています(※1)。


 韓国においては、それだけ「盗む」という行為が日常なのです。


2:「他の方が悪い」が正当化の口実に


 上で書いたように、韓国において「他人のものを盗む」という行為に至るまでのハードルが低く、その行為が世間で広く日常化していることがわかるわけです。これには、以前から書いている「蔑視ありきの自民族中心主義」に関連した、「他者の劣等性があれば自己の優越性が証明される」という価値観が関係しています。


 要するに、例え自身が他人のものを盗んでも、「他もやっている」とか「他の方がもっと悪い」と盗んだ人物が感じれば、その時点で罪の意識が消え「盗む」という行為が正当化されてしまうのです。


 2007年、韓国の現代重工元会長が韓国メディアから受けたインタビューで、当時韓国の技術者が中国へ技術を売り渡している問題がテーマに挙がったのですが、そこで「韓国も以前は日本の技術を盗んで経済発展したのではないか」との問いに対し、この元会長が非常に典型的な「他のほうが悪い」という自己正当化をしていました。


 彼は『(韓国もかつて技術を盗んでいたと)韓国人が行う反論は決して良くありません。 30数年前、私たちは、日本で「技術盗難」をするとき、私たちにお金をもらって技術を渡した「日本人」は決してなかったから』『(現在の中国への技術流出問題は)韓国人たちによって自発的に強行されているという事実である。 最小限の「民族共同体意識」さえ破壊されている』と答えています(※2)。


 要するに彼は、「かつて韓国も日本の技術を盗んでいた」という窃盗行為への問題提起を、「今の韓国人は金のために自ら売り渡している」という共同体意識の倫理問題に摩り替えているのです。そしてそのうえで、実質的に自分達の行った行為を正当化し、今の韓国人の行為より「道徳的に優越だ」としていたのです。


本来これは、問題の前提が異なるので比較にすらなっていないのですが、彼らはこうした相対化による論点のすり替え(燻製ニシンの虚偽)による詭弁を非常に頻繁に使います。そして、こうなった時点で彼らは相手の劣等さを「みつけた」ので、相手よりも優越した事になり、当初自身にむけられていた批判が存在しない事になってしまいます。


 重要なのは、こうなった時点で彼らは自身の問題を「棚に上げる」のではなく、問題そのものが「消えてなくなり」相手の問題だけが残るという事です。


 だから韓国社会では、「盗む」という行為に至るまでのハードルが非常に低いのです。
 「他もやっている」「他のほうが悪い」が事実上の免罪符として機能するからです。


3:「ウリ」という概念によって自他の成果が曖昧に


 以前から何度か書いている韓国独特の「ウリとナム」という概念なのですが、この事も今回の内容と非常に深く関わっています。


 ウリとは、「我々」という概念よりもより自他の境界が曖昧になった概念なのですが、実はこの概念は他者の成果と自己の成果の混同を度々起こします。


 2013年10月、イギリスのピーター・ヒッグスとベルギーのフランソワ・アングレールが「ヒッグス粒子の発見」によってノーベル物理学賞を受賞したのですが、このとき韓国では「本来ならば韓国人も受賞しているはずだった」と大騒ぎになっていました(※3)。


 ヒッグス粒子の発見に韓国人は一切関わっていないのですが、実はヒッグス粒子の発見後暫らくはその名前で呼ばれておらず、発見後に研究に関わった韓国系アメリカ人の物理学者ベンジャミン・フィソ・リー(韓国名:イ・フィソ)がそう命名したという背景があります。


 イ・フィソ博士は真っ当な物理学者であり、物理学の世界に相応の貢献もしており、また「ヒッグス粒子命名した」という功績もありますが、だからといってヒッグス粒子の発見に貢献したわけではありません。


 しかし韓国人的価値観では、「ヒッグス粒子命名した」「ヒッグス粒子の研究に関わった」という時点で、彼らの中ではこの時の受賞者の「ウリ」の範囲にイ・フィソも含まれるため、「本来韓国人も受賞しているはず」と考えるわけです。


 こうして韓国的価値観によって、少しでも「関わり」があればウリに組みこまれ、他者の成果と自己の成果の混同が発生するため、彼らは窃盗や剽窃という意識なく他者の成果を「盗む」場合があるわけです。彼らのなかでは自己の成果のはずですから、当然罪の意識もありません。


4:既に発生している実害


 他もやっている・他のほうが悪いが事実上の免罪符になる。
 自他の成果の混同が発生する。


 この2つによって韓国人は「他人のものを盗む」までのハードルが低くなる傾向にあるわけですが、実は既に目に見える形で、日本の研究結果が盗まれるという実害が、客観的に観察できる事例があります。
 それはいわゆる「近大マグロ」と呼ばれている、人工孵化による完全養殖マグロの技術です。


 これは近畿大学が30年ほど前から研究してきた技術で、2002年に人工孵化に初成功し、近年はこの技術で誕生した完全養殖マグロが徐々に市場に出回りだしている状態ですが、最近になって韓国が「独自技術でマグロの完全養殖に成功した」と発表しました(※4)。


 これなのですが、近畿大学は2007年に韓国の海洋水産部の視察を受け入れており、2008年からは養殖マグロの学術交流も行っています(※5)。それまで韓国は養殖マグロの技術が一切ありませんでしから、韓国は公式発表で「純国産技術で成功した」と発表していますが、実態は近大の技術で成功したわけです。


しかも彼らは、この成功の過程で日本からの技術指導を受けてきた事を隠し、「日本が韓国の研究の妨害をしてきた」等と宣伝しているうえに、彼らはこの技術を使って養殖マグロを輸出産業にしようと計画しており(※6)、元々近大が日本の漁業を活性化させようと始めた研究で、日本の漁業がダメージを受ける可能性すら出てきたのです。


日本と韓国の価値観や常識の違いを知ろうとしないまま、安易な交流をした結果がこの有様です。


5:過ちから学ぼうとしない人々


こうして、既に韓国社会の価値観を知らないままの学術交流が、現実に実害まで引き起こしているにも関わらず、最近また同じ過ちを犯そうとする人々がいます。


韓日の科学技術協力が始動…韓国基礎科学研究院と理研が業務協約を締結
2015年11月26日11時26分
[ⓒ 中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/913/208913.html

韓国基礎科学研究院(IBS)は25日、日本の理化学研究所(RIEKEN)と共同研究や研究人材交流など協力のための業務協約を締結したと明らかにした。

この協約により、両機関は加速器分野をはじめとしてナノ科学、免疫学など幅広い分野で共同研究を進めることになる。IBSが特に関心を持っている協力分野は加速器関連事業だ。加速器関連の研究で業績をあげた物理学者の仁科芳雄氏の名前を取った仁科加速器研究センターを運営中の理研と共同研究に入る予定だとIBS側は明らかにした。

IBS院長のキム・ドゥチョル氏は「韓国と日本を代表する基礎科学研究所間の協力ということに大きな意味がある」とし「2つの機関が共に良い研究成果を出すことができると期待している」と明らかにした。



 今年の10月、韓国で「なぜ韓国はノーベル賞を取れないのか」が盛んに議論されていた頃、議題の中心は「韓国の基礎科学研究分野の未熟さ」でした。つまり、この分野の研究は韓国の苦手分野であり、なんの蓄積もないわけです。


 韓国が接近してきた背景が近大マグロの時と全く同じです。また近大が今回紹介したような事例に陥ったのは、日韓の価値観の違いを知ろうとしなかったからです。
 またこれは価値観の問題ですから、「韓国の一部のおかしな人がやった」のではなく、今回紹介した彼ら独特の


 他もやっている・他のほうが悪いが事実上の免罪符になる。
 自他の成果の混同が発生する。


 が関係した結果であり、稀な事例でも例外的事例でもありません。韓国では「盗む」という行為へのハードルが低く、日常だからです。


 日本と韓国は根本から価値観が違うのですから、本来はその事を理解したうえで交流しなければいけないはずですが、理研は近大の犯した過ちと全く同じ過ちを犯そうとしています。
 

 日本人と概ね価値観を共有できる国の人々と共同研究をするのならば、相手がその分野で何の成果もない場合でも良いですが、韓国は私達とは全く異なる価値観の中で生きる人々なのです。私達の常識や価値観は一切通用しません、にも拘らず安易な交流をするのは、自らトラブルを呼び込むようなものです。


こんな事はもう終らせないといけません。



以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。







(※1)
盗難文化財を買入れ、堂々と展示
東亜日報 OCTOBER 19, 2006
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006101902628

全国のお寺や古宅、書院などで盗難にあった文化財を購入し、個人的に保管するか、私説博物館に展示して来た博物官長、人間国宝書道家、画家などが警察に摘発された。

ソウル警察庁広域捜査隊は18日、盗難文化財を取得した後隠匿した疑い(文化財保護法違反)で、クォン某(65)H博物館館長と朴某(58)M博物館館長兼人間国宝、ムン某(51)書道家、ホ某(42)幀画専門画家など6人を非拘束立件し、516点の文化財を押収したと発表した。

警察によれば、クォン氏などは1990年代初めから最近まで、全国で盗難にあった計252点の重要文化財を、専門窃盗犯、美術品売買商などを通じて購入した後、保管して来た疑いだ。

これら文化財の中には、1741年製作され慶尚南道昌寧郡觀龍寺(キョンサンナムド・チャンニョングン・クァンリョンサ)が所有していた霊山会相図、全羅南道長城郡白羊寺(チョンラナムド・チャンソングン・ペクヤンサ)所有の阿彌陀極樂会上図など幀画と、全南羅州市仏会寺(ナジュシ・ブルフェサ)所有の梵鍾、統一新羅(シンラ)時代の石塔基壇石6点、勉庵・崔益鉉(ミョンアム、チェ・イクヒョン)先生の勉庵集、朝鮮(チョソン)時代の木版と古書などが含まれている。

警察は、「正式鑑定価格は出ていないが、盗難被害者たちの供述を土台で計算した時、この文化財の値うちは50億ウォンに達する」と説明した。

警察の調査で、クォン氏などは、「家の前に捨てられていたものを拾っただけだ」「盗難品であるとは知らないで買った」と疑いを否認した。

一方、押収品には、先月、ソウル東大門区(トンデムング)のMキャバレー駐車場で発見された全羅南道有形文化財213号「綱鑑会要木版」(02年盗難)264点も含まれた。



「韓国美術博物館」の倉庫から盗品ザクザク
朝鮮日報 2014/10/23
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/23/2014102301605.html(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20141023070102/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/23/2014102301605.html(ウェブアーカイブ

今年5月、ソウル市鍾路区にある曹渓寺の関係者が「盗難に遭った仏教文化財がオークションに出品されているようだ」と警察に届け出た。同区内のオークション会場を訪れた警察は、盗難に遭った文化財であることが確認された仏像1体と仏画4点を発見した。1689年に作られた高さ46センチの木製観音菩薩座像は、忠清北道堤川市の浄芳寺で2004年に盗まれた。オークションでの予想価格は4億ウォン(約4100万円)を超えていた。この仏像をオークションに出品したのは、鍾路区にある私設博物館の「韓国美術博物館」の館長(73)だった。警察は同博物館の倉庫や館長宅の個人用収蔵庫から、17-18世紀の仏画11点など、盗難に遭った仏教文化財48点を押収した。

 ソウル地方警察庁広域捜査隊は、全国の寺院20カ所から盗まれた朝鮮王朝時代の仏教文化財を購入し、個人用収蔵庫などに隠したとして、韓国美術博物館の館長を書類送検するとともに、これらの文化財の売買をあっせんしたオークション会社の社長(53)も書類送検した、と22日発表した。

 警察によると、韓国美術博物館の館長は1989年5月から2012年11月にかけ、慶尚北道清道郡の湧泉寺にあった「霊山会上図」や、忠清南道礼山郡の修徳寺にあった「地蔵十王図」などを買い取り隠してきた。警察は「これらの文化財は、盗品であることを隠すため故意に傷つけられた状態だった」と説明した。江原道三陟市の霊隠寺にあった「霊山会上図」や、慶尚北道青松郡の大典寺にあった「神衆図」などは、仏画の制作者や奉安場所などを記録した「画記」が切り取られていた。また、全羅北道全州市の西固寺にあった「羅漢像」は、オークションに出品するため色を塗り替えられていた。



(※2)
30年前鄭周永の技術盗難と今
ビューズ&ニュース(韓国語) 2007-05-21
http://www.viewsnnews.com/article/view.jsp?code=NBB&seq=16144

<ビューズコラム>その後、日本は金を受け取って技術を渡した日本人はなかった
(一部抜粋)
連日の”技術盗み”に国民が衝撃を抱いている。この間は現代起亜車の前・現職員達が22兆ウェン相当の価値がある自動車の核心技術を中国自動公司へ密かに渡した疑いで拘束されたことに衝撃を抱かされたと思ったら、今度は15兆ウォン相当の価値がある最先端ワイブの技術を抜き取ってアメリカに売ろうとしていた一党が拘束された。
(中略)
・30年前の鄭周永会長の”技術盗み”
”技術を盗む”のは事実上国際的慣行だ。とても有名な国際多国籍企業たちも、今も休まずに試みているし、経済大国の夢を見ている新興国家たちも同様だ。私たちも同じだった。
(中略)
30数年前、日本には金を受け取って技術抜き取った「日本人」はなかった

ある人は反問するかもしれない。 「私たちも技術盗難をして、今日の桁に上がったが、中国などが技術盗難をすること何ともない境遇がないされているではないか」と。 そう言うこともできる。 しかし、このような反論は、私たちの技術を盗む中国人などができる反問で、「韓国人」が行う反論は決して良くありません。 30数年前、私たちは、日本で「技術盗難」をするとき、私たちにお金をもらって技術を渡した「日本人」は決してなかったからである。

今、私たちが連日目撃する「技術盗難」の最も深刻な点は、「韓国人」たちによって自発的に強行されているという事実である。 最小限の「民族共同体意識」さえ破壊されているという事実である。 もちろん、その責任は個人だけでなく、、当該企業にもあるだろう。 従業員の企業帰属意識が希薄だという話にもなるからである。 研究開発の成果をオーナーが独占するシステムがその一因でもある。

(※3)
”ヒクスノーベル物理学賞、発見半世紀ぶりに受賞...韓国人は無し”
アジア経済(韓国語)  2013-10-09
http://stoo.asiae.co.kr/news/stview.htm?idxno=2013100912151664538(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20131013033104/http://stoo.asiae.co.kr/news/stview.htm?idxno=2013100912151664538(ウェブアーカイブ

(一部抜粋)
2013年ノーベル物理学賞受賞者に英国の理論物理学者、ピーター・ヒッグスとベルギーのフランソワ・アングレールが発見から半世紀ぶりに選ばれた。

今年3月ヨーロッパ原子核共同研究所がこの粒子の存在を公式に確認した。
ヒッグス粒子の存在はアインシュタイン相対性理論を越える科学界の革命的な研究成果と評価されており、ヒッグス粒子という名前を付けたのは、悲運の韓国人天才物理学者イ・フィソ博士であった。

パク・インギュ、ソウル市立大教授とチェ・スヨン高麗大教授など韓国人学者20人余りもヒッグス粒子研究論文に名前を上げており、今回のノーベル物理学賞に韓国人を含むかどうか関心事だったが、ついになされなかった。

ヒックスノーベル物理学賞ニュースにネチズンたちは「ヒックスノーベル物理学賞、すごいね」「ヒックスノーベル物理学賞、物理すごく難しい」「ヒックスノーベル物理学賞、天才だ天才」などの反応を見せた。


(※4)
黒マグロの国内養殖が本格化、海洋水産部[農水]
NNA.ASIA(韓国語)  2014/07/24
http://nna.jp/free/news/20140724krw012A.html

海洋水産部傘下の国立水産科学院未来養殖センターが、人工ふ化した黒マグロの稚魚2万匹を26日まで民間に無償で分譲する。ニューデイリー経済などが伝えた。

同部は、養殖のための飼育管理技術を漁師に提供する。特に、養殖漁師は協約を通じて、分譲された稚魚が海洋の環境変化や低水温に耐えられる養殖用稚魚(3キログラム程度)に成長するまで、継続的に飼育管理技術を受けることができる。

政府は今回の分譲を通じて、政府の水産分野における10の輸出戦略品目の1つに選定された、黒マグロ養殖の成功に弾みがつくと期待している。

同部関係者は、「2~3年後に純粋な国産技術で養殖された、鮮度の高い黒マグロ(30キログラム以上)が国民の食卓の上に並ぶだろう」と話した。




韓国、クロマグロの受精卵採集に成功…日本に続き世界で2番目

2015年08月24日17時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/801/204801.html

韓国が日本に続き世界で2番目にクロマグロの受精卵採集に成功した。受精卵採集の成功は完全養殖段階に入ったことを意味し、2018年には養殖クロマグロが韓国の食卓に上るものと予想される。

韓国海洋水産部は全羅南道麗水市巨文島(チュンチョンナムド・ヨスシ・コムンド)近隣の養殖場クロマグロの親魚から韓国で初めて受精卵採集に成功したと24日、明らかにした。海洋水産部は2013年にクロマグロを10大養殖戦略品目に選定して本格的な養殖研究を推進してきた。

クロマグロ養の殖は▼受精卵の生産▼孵化▼越冬▼親魚の管理など4段階に分けることができる。親魚用大型クロマグロを近隣で簡単に捕まられる日本やオーストラリアとは違い、韓国は小型クロマグロだけが捕獲されるため、受精卵を生産するために親魚用大型クロマグロを育てなければならない。これまで地中海地域のクロマグロ受精卵を導入して孵化から親魚段階まで養殖を進めてきた。

稚魚を海で捉えて親魚に育てたクロマグロから受精卵を産卵させることに成功したのは世界で日本に続いて2番目だ。日本は2002年に完全養殖に成功した。

海洋水産部養殖産業課のチェ・ヨンソク課長は「国内養殖産のクロマグロから優良の受精卵が生産されることによって、今後は大量の種子生産も可能だと見込まれる」と話した。今回の研究をベースに国内受精卵を大量確保して安定的に民間養殖場に普及させることができれば、2018年以降は30キロ以上の養殖クロマグロの生産が可能だ。海洋水産部は1キロ当たり10万ウォン(約1万円)に相当する養殖クロマグロを10万本供給することができれば、生産誘発効果が2100億ウォンに達すると推定した。


(※5)
韓国から養殖場視察
紀伊民報 2007年05月17日
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=124927(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20111212170003/http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=124927(ウェブアーカイブ

日本の水産庁に当たる韓国の海洋水産部の職員や養殖業者ら16人が16日、白浜町近畿大学水産研究所白浜実験場を視察した。魚の養殖技術の説明を聞いたり、いけすを見学したりした。

 一行は、和歌山市の県庁水産振興課を訪問した後、白浜町を訪れた。実験場では、家戸敬太郎准教授(39)らに養殖魚のウイルス対策や、天然魚との値段の違いなどについて質問。いけすでは養殖魚を見ながら、興味深くメモを取ったり写真を撮ったりした。

 韓国水産業経営人連合会のリン・チョン・スー事務総長は「韓国ではまだマグロの養殖技術がなく、技術が進んでいる和歌山県を視察場所に選んだ」と話した。

 一行は17日に串本町の県水産試験場、18日に串本漁協などを訪れる。

 県観光交流課では外国人客誘致のため、視察団の受け入れに協力している。昨年度は韓国から水産関係で1件、農業関係で11件を受け入れた。
近畿大学水産研究所白浜実験場のいけすを見学する(16日、白浜町で)】


クロマグロ 韓国で完全養殖へ 近大水産研が学術協定(和歌山)
読売新聞 2008年8月7日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080806-OYT1T00923.htm(リンク切れ

韓国でのクロマグロの完全養殖実現を目指し、近畿大水産研究所(白浜町)と、韓国水産科学院済州水産研究所は6日、学術交流協定を締結した。近畿大は、韓国の国立全南大、マレーシアの国立サバ大と交雑種などの養殖の交流協定を締結しているが、クロマグロを対象にした海外研究施設との学術交流は初めて。

済州水産研究所は、済州島にある国立の研究施設で、海洋資源の減少に対応した養殖技術の研究や地球温暖化による生態系の変化のモニター調査などを進めている。

養殖では、外洋での回遊魚、特にクロマグロを対象にした技術の導入を目指しており、クロマグロの完全養殖技術を確立して国際教育研究の拠点化を目指す近畿大に、学術交流を要請していた。

済州水産研究所の韓碩重所長は「交流は韓国の養殖産業にとって、大きな希望だった。近畿大の優秀な技術を学びたい」といい、近畿大の村田修所長は「われわれの技術が韓国の外洋でも可能かという課題を乗り越え、開発を支援したい」と話した。


(※6)
[取材ファイル]日本の妨害を勝ち抜いたクロマグロ養殖
SBSニュース(韓国語)  2015.09.07
http://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1003157662
麗水金烏島近海で漁民が設置した定置網に体重3キロ程度の若いクロマグロ118匹が捕えられた。ニュースはすぐ国立水産科学院に知らされ、研究員らが急行した。網にかかったクロマグロは慎重に、巨文島(コムンド)養殖場に移された。移動だけで37時間がかかった。敏感ながらも乱暴な性格のこの魚を刺激しないためであった。それで最大限に速度を遅らせた。5年前の2011年のことだ。
(中略)
国内初で世界では日本に続き2番目にクロマグロ受精卵を収集した瞬間だった。このように収集された受精卵は済州道(チェジュド)の未来養殖研究センターに移された。水産科学院傘下の機関だ。受精卵30万のうち95%が孵化した。驚くべき孵化率だ。あとは孵化した幼いマグロを体重1キロ以上まで育てることだ。その程度まで育てば死ぬ危険が少なくなるからだ。
(中略)
自然からマグロ稚魚を捉えて育てた後、市場に出すのは'不完全養殖'という。ヨーロッパはそのように養殖する。稚魚を育てて親マグロに育てた後、受精卵を得てその受精卵を孵化させて大きくなったマグロを育てるのがいわゆる'完全養殖'だ。日本は半世紀近い研究を通じてこの完全養殖に成功した。

韓国がマグロ養殖研究を始めるとすぐに日本はすべての情報を遮断した。受精卵や稚魚の搬出も厳格に禁じた。近い日本がこのように汚いことをしたせいで飛行時間だけで20時間を越えるヨーロッパまで行って受精卵を輸入しなければならなかった。そのため、私たちのクロマグロ養殖研究は自然から稚魚を捉えて育てることから始まった。
(中略)
カン・ジュンソク国立水産科学院長は「クロマグロの完全養殖成功で一年に5千億ウォンの経済創出効果を期待する」と話した。最大消費国、日本に輸出することができる。肉を売ったり受精卵や稚魚を輸出することもできる。「マグロ消費が急増する中国の食生活変化にも留意しなければならない」とカン院長は話した。