さて、本日は記事を書く日ではないのですが、先ほど典型的な韓国的価値観の発想が観察できる記事を発見したので、そのことについて手短に書きます。
まずはその該当する記事を
〈スクープ速報〉「佳子さまを慰安婦に」暴言の韓国人教師を現地で直撃!
週刊文春デジタル 2015-05-27
http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar799738
(一部抜粋)
「佳子姫のことを書く際には自分なりに苦悶しました。悪に対し悪で対処することは非常に恥ずかしいと思っているし、日本で大きな反響があるのも知っています。それでも横暴な日本の態度と歴史認識の問題を考えると、あのように書くしかなかったのです」
この記事なのですが、コメント欄を見るとこの部分の意味が解らず困惑している人が結構見受けられました。
そして、「韓国を知っている人」から見ると、この教師の言葉は「非常に韓国らしい」と感じる内容です。
どういう事かと言えば、韓国では以前から書いているように問題が起きたらまず他者のせいにするのが一般的です。また「自分は被害者である」と考えるのも一般的です。
そしてこの考え方から、常に「自分は正しい事をしており、自分が(批判されるような)問題のある言動をしたのは、相手がそうさせたのだ」と考えるのは一般的なのです。
つまりこの教師の発想としては、日本が韓国の歴史観を認めない、慰安婦が日本軍によって拉致された被害者だという事を認めない、そういう「劣等さ(悪)」があるから、自分はこう書かざるを得なかったのだという発想です。
そして重要なのは、彼は「苦悩した結果出した結論」としていますが、実際はそんな事はありません。
韓国的発想では先ほどのようになるので、元々「正しい事をしている」という前提で自然とこのような発想が出てきているのです。
つまり、「苦悩した」というのは、「自分はこんな気持ちで“書かざるを得なかった”のだから、相手はその事を理解しなければいけない」「そうさせた日本人はその事を反省しなければいけない」という発想からの言葉というわけです。
以前書いたリッパート米大使襲撃事件後の韓国人達の態度と、行動原理は一緒です。
このように、韓国的価値観では「相手がそうさせた、自分は悪くない」と考えるのが一般的です。
こういった面からも、日本人と韓国人は価値観が違うことが解りますし、だからこそ全くかみ合わず関われば関わるほど問題が起きるわけです。
「自分は常に正しい」これが彼らの行動原理の基本姿勢なのです。
この事が解ると、彼らの不可解さがある程度解消できるのではないでしょうか。