さて、本日は私が韓国に関わるようになり一番最初に気付いた韓国社会の特徴に関連した内容となります。
初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。
ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由
注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています
・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです
・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう
・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
韓国を観察していると、ある一つの一貫した特徴に気付く事がある。それは彼らが度々「自分は何も変わらない、相手は無条件に変わり受け入れよ」という態度を取っていることで、多くの場合で一貫性の無い韓国人達の反応の中で、これだけは大抵の場合一貫している。
これには以前も紹介した韓国独特の易地思之(ヨクチサジ)の概念が関わっており、問題が起きた場合、彼らは「自分は正しい」という前提で話を進めるため、「問題を解決する責任は相手にある」と考え相手に変化を求める事に起因している。
これがあるため、彼らは常に「要求だけ」行い自身は何一つ問題解決の努力をしない場合が多く、韓国との対話を行う場合、「問題がどこにあるか」「論点は何か」を常に定義付けし、はっきりさせておく必要がある。
※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブやウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。
1:「要求」しかしない
まずはこちらの記事から
「韓国外交官は米国を教化しようとし、日本は自分たちにできることはないかと聞く」
2019年03月25日06時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/617/251617.html
ワシントン外交界では、現在の韓米同盟の危機が2人の指導者間の政策や価値観の違いだけでは説明することはできないという指摘が少なくない。
米国務省のある関係者は、ワシントン内の韓日外交の違いを次のように説明する。
「韓国の外交官は会うとすぐにわれわれを教化しようとする。それから何々してほしいとお願いする。要請を聞き入れるとその後しばらく連絡が途切れる。少しするとまた連絡が来るが、会うとまた要請だ。日本の外交官は会うと先に『私はあなたのために何ができるか』と聞く。助けようとしてくれる。だからこちらも『われわれのほうでは何を助られるだろうか』ということになる」
先月、韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長と与野党代表がナンシー・ペロシ下院議長と会談した後、ワシントン外交界では微妙な波紋を呼んだ。
北朝鮮の非核化意志に対する論争が起こったこの日の会談に対し、文議長と与党主要人物は「ペロシ議長は『(北朝鮮の非核化意志が確実だという)皆さんの希望通りになったらとても良いだろう』という言葉を使った。ペロシ議長が(韓国側の説得で)十分理解したと解釈できる」と話したためだ。
米議会関係者は「その話を聞いた瞬間、われわれは皆、『oh my God(まさか)!』を叫んだ。『皆さんの希望通りになったらとても良いだろう』という言い回しは、まったく話が通じないときに話を打ち切る表現だということを知らないのだろうか。どうしたら確認もせずに、そのような天地ほどの違いの曲解をなんとも思わずにするのか」と問い返した。この関係者は「ペロシ議長も相当な不快感をあらわにして、『今後、韓国要人との面談の時に参考にせよ』という指示を与えた」とも伝えた。当時のハプニングは、韓米両国だけでなく第三国の外交官の間でもしばらく話題になった。
トランプ行政府でアジア地域を担当するある高位要人は「韓国は外交官や官僚、政治家に関係なくパターンが同じだ。論理や根拠が不足すれば『われわれを理解してほしい』という。以前は同盟だけを信じて聞き入れたが、今はわれわれ(米国)の国益を優先して考えるほかない」と話した。
ワシントンのシンクタンク関係者は「北核問題の核心である『非核化意志』に対して、韓国はただ『過去とは違う。今回はわれわれが正しい』とだけ主張する」とし「これはうまく事が運んでいるときは特に問題にならないが、(米朝交渉が)つまづけば責任問題に広がることになる」と指摘した。この要人はまた「韓国の主張を聞くと、どっちつかずの曖昧な立場が多く、米国役人たちが鼻白む傾向もある」とし「いっそ『われわれの国益はこれだ。われわれはわれわれの道を行かなければならない』と強い意志を主張してくれたほうがいい」と話した。
こちらの記事では、アメリカの外交関係者が「韓国の外交官は会うとすぐにわれわれを教化しようとする。それから何々してほしいとお願いする。要請を聞き入れるとその後しばらく連絡が途切れる。少しするとまた連絡が来るが、会うとまた要請だ」と苦言を呈しているという記事です。
これなのですが、何もアメリカに対してだけでは無いですし、それどころか国と国との関係に限定された事でもなく、韓国人の多くは大抵の場合「自身の要求」を相手に行う事ばかりに集中する傾向にあります。
更に記事では、例の「天皇謝罪発言」をした韓国の文喜相国会議長がアメリカのナンシー・ペロシ下院議長と会談後、ペロシ氏の『皆さんの希望通りになったらとても良いだろう』という発言を、「韓国の要求を受け入れた」と発表したが、実際は話が噛み合わない時に話を打ち切るための皮肉として使う言葉であったと指摘しています。
つまり、ペロシ氏は単に文氏の主張を「受け入れるつもりは無い」という事を外交儀礼的に主張しただけだが、文氏はそれを「ペロシ氏が自分の主張を受け入れた」と内容を改竄し、それが外交問題になったという事例です。
これも韓国関連ではよくある事で、特に非公開の場での会話の場合、彼らはどんなに意見が噛み合わなくとも相手の話を都合よく歪め、自身に都合の良い結果になったと既成事実作りをする傾向にあります。
この事例で解り易いのは、ソメイヨシノの韓国起源説関連で、韓国のKBS(日本のNHKに相当)が森林総合研究所の勝木氏にインタビューを行い発言内容を改竄、今現在に至るまでソメイヨシノ韓国起源説の根拠に利用している事例が典型的です。
更に桜の季節なのでソメイヨシノの韓国起源説についt(ry
最新のソメイヨシノ韓国起源説に突っ込みを入れてみる
この件なのですが、記事ではアメリカの外交関係者の話として(韓国側が)「いっそ『われわれの国益はこれだ。われわれはわれわれの道を行かなければならない』と強い意志を主張してくれたほうがいい」と書かれていますが、彼らにこれを指摘しても無意味です。
なぜなら彼らは「自分は正しい事をしている」という認識であり、その「正しい」とは実態としては単なる個人の願望であったとしても、彼らの主観的認識では「この世の普遍的正しさ」であるからです。
※独特の正しさの概念
彼らの正しさの概念は独特であり、根拠を必要としない。
また「この世には最初から一つの正しさが存在する」と考えられており、自分はその正しさを常に選択していると考える傾向にある。
そして正しさ同士がぶつかった場合には、(曲解でも捏造でもその件と全く関係なくともなんでもいいので)相手の劣等性を指摘する事でそれを自己の正しさの担保とする。
また相手の劣等性を指摘した時点で自身が指摘された問題は相手の問題にすり替わる。
youtube版
https://youtu.be/PvEa1FjkkEw
自身は常に「この世の普遍的正しさ」を選択しているという前提で、他者の劣等性からいくらでも自身の正しさを導き出せる彼らにとって、自身の要求とはこの世に存在する「正解」のことであり、他者はその正解に至るために「努力しなければならない」からです。
だからこそ、自分は何一つ間違いがないのだから「自分は何も変わらない、相手は無条件に変わり受け入れよ」という態度になるわけです。
文氏とペロシ氏の事例の場合にも、文氏は「自分はこの世の普遍的正しさに基いた要求をしているのだから、ペロシ氏はそれに応えなければならない」という思考からあのようなトラブルになったわけです。
ちなみに韓国人同士の場合には、この「正しさの決定基準」として「序列」が存在するため、通常は序列の上位者の主張に無条件に従いますが、同時に従った側には「恨(ハン)」の蓄積が発生します。
「自分は正しいはず」なのに他者に無条件に従わないといけないからです。
その典型例が韓国の前大統領と前々大統領の朴槿恵氏と李明博氏の事例で、2人が大統領だった時代には序列の最上位者として序列の下位者を無条件に従わせていましたが、李明博氏は任期終了後に、朴槿恵氏は任期終盤に野党の扇動で世論から劣等性を指摘されます。
結果、「他者の劣等性から自身の優越性や正しさを導き出す」という独特の価値観により、2人とも世論から序列の下位者認定され、恨の蓄積が解消行動へとつながり、「序列の下位者にはなにをしてもいい」という考え方に基き、「報復」を受け逮捕されました。
また現在の文在寅大統領も「序列の上位者」としてふるまっているため、序列下位者による恨の蓄積が発生しており、場合によっては任期終了後に逮捕される可能性が充分にあります。
※恨(ハン)とは。
あくまで個人的な見解となるが、「主観的な正しさ」を絶対視する韓国社会において、この主観的正しさが相手や社会から受け入れられない場合に、彼らが感じる理不尽さを根底として、そこから派生する様々な感情の総称。
また恨には「解消」という概念があるが、これは完全に恨が消失するものではなく、「一過性」のものでしかない。
韓国人の中にある「主観的正しさ」と「恨(ハン)」
youtube版
https://youtu.be/Rfk2R4lLOuw
ちなみに、「こんな記事が書かれたという事は、韓国でもその考えがおかしいと考えている人が多いのではないか」と考える人もいるかもしれませんが、それは考えが甘いです。
なぜなら、彼らには多くの場合客観的視点が存在しないため、こうした記事を見た場合「だからあいつらは間違っているのだ」とは考えても、「自分もそうかもしれない」とは考えないため、結局同じ問題が繰り返されるだけだからです。
2:法則性が存在する
この韓国社会の特徴を知ると、韓国人達の「不可解さ」に対する疑問がある程度解消されるようになり、問題に対処し易くなります。
例えば以下の事例のように
(※1)
李総理「日本への強硬発言は指導者らに自制要求する時だけ」 news1 (韓国語) 2019-03-31
記事では、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)国務総理が額賀福志郎日韓議員連盟会長と面会した際、文喜相国会議長の数々の問題発言を日本側から指摘された件で「日本自体に向けたものではなく、指導者らが無かったことを有ったように話すなど自制を要求する時だけ強く言うだろう」と返したとしています。
この件、日本人の殆どの人は「原因を作っておいて何を言っているのだ」と思うでしょうし、反応が支離滅裂すぎて意味不明にしか見えないでしょう。
しかし、先ほども書いた彼らの思考を知ったうえで見ると、「自分は常にこの世に存在している正しさを選択している」という前提で、「(問題解決のため)相手に変化を要求している」態度であるとわかります。
つまり、どんなに外交上失礼な態度であろうと、どんなに約束を破ろうと、「自分は常に正しい」という前提で思考をしているうえに、他者の劣等性を指摘できればいくらでも自身の正しさを導き出せるため、「むしろ失礼なのは日本の指導者だ、問題を解決するのは日本だ」となるわけです。
また自身が「失礼な態度」を取った場合も、相手が余程強硬に出ないと意に介さない場合が多く、例えば以下の事例では
マナー違反相次ぐ文在寅外交、見た目重視で専門性・責任感が欠如 朝鮮日報 2019/03/21 (1/3ページ) (2/3ページ) (3/3ページ)
マレーシアを国賓訪問した文在寅大統領が、マレーシアと政治的に対立関係にあるインドネシア語で誤って挨拶をしてしまったり、禁酒国であるブルネイを訪問した際に国王に乾杯
を促そうとしたりと、外交上失礼な態度を取り続けたのですが、「相手国から問題提起はなかった」としてそれで済ましてしまっています。
視点が常に「主観」であり、以前も紹介した「易地思之」という独特の概念があるため、「相手は自分の気持ちを察して受け入れないといけない」と考えているからです。
※易地思之
韓国独特の概念であり、「相手の気持ちになって考えましょう」という意味だが、「常に自分は正しい」という前提で思考する場合が多い韓国では「相手はこちらの気持ちを知り受け入れろ」という意味で使われる。
戦後70年談話と韓国人の易地思之という概念
youtube版
https://youtu.be/rRJUDbGJhbk
一見すると韓国の態度は支離滅裂に見えますが、このように彼ら独特の法則性が存在しており、「場当たり的」というよりも彼らの常識で判断しているだけという事が解ります。
ちなみに、彼らのこうした傾向を熟知している中国にはこの態度が通用せず、
【コラム】四面楚歌の文在寅大統領 朝鮮日報 2019/03/17 (1/3ページ) (2/3ページ) (3/3ページ)
大気汚染の件で中国の責任を指摘したところ(実際のところ韓国も大気汚染物質を垂れ流しています)、逆に中国の外務省報道局長から恫喝されて文大統領の方が黙ってしまいました。
中国の方針を見習えとまでは書きませんが、「安易に韓国の気持ちを察したり同調したりしない」という態度は参考にした方がいいでしょう。
彼らが何か「要求」をしてきたら一切要求に応えず相手の気持ちも汲まず「事務的な冷たい態度」を取るのが正解なのです。
3:常に相手にだけ変化を望む
また他の事例として、最近韓国は日本に対して以下のような態度を取っていますが、これも今回の件が関係しています。
韓国政府「未来志向の韓日関係発展に期待」 日本の新元号発表に 聨合ニュース 2019.04.02
文大統領「経済交流と政治は別」 懇談会で日本企業関係者に 聨合ニュース 2019.03.28
どちらの事例も、日本人の感覚ですと「相互に問題解決に向けた取り組みをするという宣言」と受け取れそうですが、実態は大きく異なっており、今回紹介した事例のようにこれは日本が「そうすべき」と宣言しているだけです。
ですから、未来志向とは韓国の望む歴史観を受け入れ関係を正常化せよという意味であり、「経済と政治とは別」とは自分達は徴用工裁判問題などで経済と政治を同一に扱うが、日本はどんなに政治が問題になっても「韓国への投資や経済支援は積極的に行うべき」という意味です。
なので韓国側がこう言って来たからと徴用工裁判問題で韓国による条約違反の状態が解消されるわけでは無いですし、当然慰安婦問題で韓国側が「軍や国の命令で軍人や官憲が直接的に行った奴隷狩り」という慰安婦の定義を撤回するわけでもありません。
参考記事
徴用工問題と韓国の司法
参考動画
youtube版
https://youtu.be/095qK7m6P0Y
「自分は常に正しい」という前提で、日本に「こちらの要求を受け入れなければならない」と言っているに過ぎないのです。
単に日本に対して「問題解決のためには日本が変わらないといけない」と言っているだけなのですから。
また他にも、以下のような事例があります。
スピードスケート李相花と小平に「韓日友情賞」 7日に授与式 聨合ニュース 2019.04.02
スピードスケートの日本代表選手と韓国代表選手に「日韓友情賞」というよくわからない賞を授与するという事を伝える記事なのですが、一見政治問題と関係なさそうなこれもタイミング的に今回の事例と関係しています。
どういう事かというと、これだけ韓国が日韓友好に寄与したのだから、「あとは日本が問題解決に取り組むだけだ」という政治的なパフォーマンスなのです。
日本人の感覚からすると「何も関係ないじゃないか」とか「ごまかしにもなっていない」と思うかもしれませんが、これは「自分は常に正しい」と考える韓国人達からしてみれば、「何も間違いをしていないのにこれだけの事をしたのだから、日本はそれに応えるべき」と考えるわけです。
そして日本側がこれに応えなければ、彼らは「こちらが誠意を見せたのになんて失礼なやつらなんだ」と、日本の劣等性の指摘を行い、そこから自身の「正しさ」を確認します。
また、日本のいくつかのメディアや日韓友好論者なども「韓国からバトンを渡されたのだから後は日本次第」といった主張をしてくるでしょう。
過去日韓関係が悪化した際に似たような事例が何度もあったため、これも注意しないといけません。
そして重要なのは、こうした韓国側の態度に対して、日本側は一つ一つ問題点を具体的かつ明確に提示し、「これこれこういう理由で韓国側に問題があり、これが解決しない限り何も前に進まない」と、厳密かつ詳細に問題点のリスト化と定義付けを行ったうえで、「第三者にもわかる形で」韓国に訴えていく事です。
そうする事で、韓国側の「自分は何も変わらない、相手は無条件に変わり受け入れよ」という態度を封じる事ができますし、最初の記事にあるようなアメリカのナンシー・ペロシ下院議長や森林総合研究所の勝木氏の発言を都合よく曲解して既成事実化をしようとしたような「不意打ち」も防ぐ事ができます。
長々と書いてしまいましたが、要は単に「韓国的考え方の特徴を知れば対策は難しくない」というだけの事なのですが。
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メアリー・スーとネトウヨ論
日韓問題とイデオロギー論争
韓国では異論が徹底的に排除される
動画版マイリスト
番外編マイリスト
(※1)
李総理「日本への強硬発言は指導者らに自制要求する時だけ」
news1 (韓国語) 2019-03-31
http://www.news1.kr/articles/?3584952
イ・ナギョン国務総理は最近、日本に向けた強硬発言について「日本自体に向けたものではなく、指導者らが無かったことを有ったように話すなど自制を要求する時だけ強く言うだろう」と明らかにした。
イ総理は28日、中国重慶歴訪当時、記者らとの懇談会でこのように話した。
額賀福志郎、日韓議員連盟会長は先月、現地メディアに「日王が慰安婦問題について謝罪しなければならない」というムン・ヒサン国会議長の発言と関連、「耳を疑うような発言」とし、「ちゃんと反省して韓日関係のために仕事をしてくれることを願う」とイ総理に会って抗議した、と発言した。
これにイ総理は国政懸案点検調停会議で「最近、韓日関係に困難ができるとすぐに日本の一部政治家と前職外交官などが自国内の嫌韓気流に迎合しようとしているのか信頼に外れる言動をする」として「本人がしない話をしたと伝えたり、本人の立場でむやみに言ってはいけない言葉を言う場合もある」と指摘したことがある。
しかし、今回の歴訪では日本について多少緩和された表現をした。イ総理は光復軍総司令部復元記念演説で「50年に及ばない日本との不幸な歴史を賢く克服し、1500年に及ぶ韓日間交流と協力の歴史を未来指向的に発展させて行こうと思う」と話した。
イ総理は懇談会で訪日計画について「来る6月、大阪で開かれる主要20カ国(G20)首脳会議、10月には日王即位行事があり、自然な機会を活かせればよい。G20会議は私の仕事ではないようで、その次は分からない。できれば東京の路地裏のようなところで一杯飲んで東京市民に「アンニョンハセヨ(こんにちは)」と挨拶する雰囲気になったら良いと思う」と説明した。
(後略)