日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【マスコミ問題】毎日新聞waiwai問題 後編


本日も毎日新聞の信用が落ちるところまで落ちる原因となった、毎日新聞waiwai問題について解説する動画の後編となります。

元記事
2008年、マスコミ不信問題に大きな影響を与えた毎日新聞waiwai問題 (前編)

2008年、マスコミ不信問題に大きな影響を与えた毎日新聞waiwai問題 (後編)

以下のまとめwikiを参照させていただきました。

毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki
https://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/
毎日新聞問題の情報集積wiki
https://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/

注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

・「マスコミ問題」ですので、イデオロギーや属性等は一切関係ありません

・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・キャラ崩壊あり

・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします



youtube
https://youtu.be/HhuJ_VBiLjs


以下は動画のテキスト版になります。

レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回も前回に引き続き毎日新聞waiwai問題を解説していくぜ。


レイム
ねえマリサ、これだけやってまだ何か解説することあるの?


マリサ
ありまくるぜ。
「現在まで語り継がれる」のには相応の理由があるんだぜ。


レイム
なんだか良く解らないけど凄い事になりそうね…


マリサ
そこで視聴者の皆さんに注意があるんだぜ。
今回、とにかく「頭に血が上り易い」内容が多いから、思考をフラットにしてみて欲しいんだぜ。


レイム
ああ、それね。
下手に感情的になると、「なぜ怒っているか」を省略されて「過激な言動部分だけ」を抽出して印象操作される可能性があるからよね。


マリサ
そうだぜ。
マスコミってその手の「前科」が山のようにあるからな、この点だけ充分に注意して欲しいぜ。


マリサ
そんなわけで本編へ行くぜ。


非常識記事


レイム
ところで、本編やる前に聞いておきたいんだけど、この件でちょっとした事件があったのよね。


マリサ
そうだぜ。
前編と中編で「「セクシーなアニータ 蜂蜜を盗んで捕まる(売春手配容疑で逮捕)」 という、文春の記事を改変したライアン・コネルの記事を紹介して、この記事が米州機構で日本の人身売買の証拠のソースとして引用されていたって紹介しただろ?


レイム
あったわね。
文春の記事からかなり内容が改変されていたのよね。


マリサ
その記事な、うp主がインターネットアーカイブで探して記事の引用とスクリーンショットを撮ったんだが、それが2018年10月25日の22時25分なのな。


マリサ
それが、先週中編動画を作るときにもう一度確認しようとしたら、インターネットアーカイブからキャッシュが消されていたんだぜ。


レイム
それってもしかして…


マリサ
そのもしかしてだぜ。
あの記事って毎日にとって余程都合が悪かったと同時に、この動画を「インターネットアーカイブに”毎日新聞社として”クレームを入れて削除させる」権限を持っている人間が把握しているって事だぜ。


レイム
あそこって、アメリカで裁判でも有効な証拠として引用できた判決がある信用のあるサイトだから、それを削除できるのは「当事者だけ」なのよね。


マリサ
この一件だけを見ても、毎日新聞がどういう会社なのかが良く解るよな。
10年も前の問題を、こんなネットの片隅の、しかも他の問題より再生数の少ない動画で紹介しただけでこの反応だからな。


レイム
他に「今」この問題を扱っているところは無いしね。
何より「ジャーナリストとしてどうなの?」と疑問を持たざるを得ないわよねぇ…。


マリサ
これはまあ閑話休題として本題へ行くぜ。
それで今回なんだが、発覚した問題はこれだけじゃなくてな、前回の毎日小学生新聞に続いて、同じく英字版とは関係ない場所で非常識なページが発見されたんだぜ。


レイム
まだあるの?


マリサ
毎日は自社ページで「英語クイズ」というのを当時連載していたんだがな、その内容をまず見てくれ。

秋葉原通り魔事件で、7人が死亡した。「通り魔」を英語で?
http://mainichi.jp/life/weekly/quiz/news/20080613wek00m040011000c.html
https://megalodon.jp/2008-0621-2143-12/mainichi.jp/life/weekly/quiz/news/20080613wek00m040011000c.html

硫化水素による自殺が多発し、世間を騒がせている。「自殺」を英語で?
http://mainichi.jp/life/weekly/quiz/archive/news/2008/06/20080531wek00m040005000c.html
https://megalodon.jp/2008-0622-0829-29/mainichi.jp/life/weekly/quiz/archive/news/2008/06/20080531wek00m040005000c.html

アメリカでは銃乱射事件が頻発しているが、「銃乱射」を英語で言うと?  http://mainichi.jp/life/weekly/quiz/archive/news/2007/10/20071026wek00m040001000c.html
https://megalodon.jp/2008-0622-0830-04/mainichi.jp/life/weekly/quiz/archive/news/2007/10/20071026wek00m040001000c.html

サイクロン犠牲者の子供達は「人身売買」の危険にさらされている。これを英語で言うと?
http://mainichi.jp/life/weekly/quiz/archive/news/2008/05/20080523wek00m040012000c.html
https://megalodon.jp/2008-0621-2331-05/mainichi.jp/life/weekly/quiz/archive/news/2008/05/20080523wek00m040012000c.html


マリサ
尺の関係でこれで全部じゃないんだが、「秋葉原通り魔事件で、7人が死亡した。「通り魔」を英語で? 」とか「硫化水素による自殺が多発し、世間を騒がせている。「自殺」を英語で? 」とか「アメリカでは銃乱射事件が頻発しているが、「銃乱射」を英語で言うと?  」とか、「そのテーマでやる意味は?」と疑問に感じざるを得ない内容ばかりだったんだぜ。


レイム
え?これ毎日の公式ページにあったの?
こんなの普通やる?どういう会社なのよ。


マリサ
毎日で取り上げたニュースを題材にするにしてもさ、大勢の死者がでた事件ばっか抽出してクイズにするとか、ちょっと常識を疑うよな。
しかもこの件、発覚するとまた毎日は何の釈明もなくページだけ消してだんまりを決め込んだんだぜ。


レイム
うわぁ…


マリサ
さらにな、毎日のwaiwaiには「未成年との売春手引き」と読めるような記事まであったんだぜ。

Inside tips to avoid being screwed by teens turning tricks
Mainichi Daily News January 23, 2008
https://web.archive.org/web/20080124054012/http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/news/20080123p2g00m0dm002000c.html

By Ryann Connell

訳:少女美人局に引っかからないための秘密情報

多くの日本人男性は、罠にはめようとする若い女性による詐欺の被害者となっているが、『SPA!(1月22月号)』によるとそうならなくて済むのだという。

もちろん、トラップにひっかからない最も良い方法は、女子学生や他の援助交際(文字通り"報酬を伴ったデート"と言う意味で、売春の婉曲表現の用語)に従事する女性と交際するのを避けることである。

しかしその男性週刊誌は、簡単に自身を抑えられない男性に対し、安全でありながら確実にそれをするたくさんの方法があると言う。

「少女があなたをわざと罠にはめようとするのが嫌で、ただセックスをしたいのだというのなら、未成年を避けることだ。
メジャーな出会い系サイトで18歳か19歳だと謳っている、彼女たちのサービスを宣伝しているものの大半は確実に未成年です」とただI氏とだけ名乗る、自称・若い売春婦をひっかける専門家はSpa!に言う。
「そしてメールの中でたくさんの絵文字や顔文字を使っているかどうか見るんです、なぜならそれらは若者の間の共通言語だからです。
確実に彼女に、あなたに年齢を教えるように言い、それから彼女が18歳以上だとはっきり記載したメールを送らせるようにしてください。
そのメールを命に代えても守ってください」

I氏は、自分自身を守る上で外見もまた重要な面だと主張する。

「未成年の少女に関して言えば、とてもケバケバしい服に身を包んだ少女はたぶんあなたを安心させます」と彼は言う。
「この遊びにおいて、未成年にとってもっとも恐ろしいのは、警察に捕まってしまうことです。なので、彼女たちは、外見を人ごみの中で目立たたせることは、一切しないでしょう」

そしてまた、I氏は周到な準備の重要性も強調する。

少女に売春で詐欺に確実にはめられないために、決められた時間よりも早く待ち合わせ場所に必ず到着するようにしてください。
その少女が未成年かどうか吟味するのに時間を使うことができます。
もし彼女がまだ未成年だった場合はたいてい、 近くでうろついて彼女が終わるのを待っている、友達の集団のそばに姿を現すでしょう。
もし彼女が詐欺に手を染めていれば、付近に男もまたいるかもしれません」とI氏は言う。
彼女に会う前に、隠れる場所を見つけて彼女があなたのタイプかどうか、そして彼女が何をしているか調べてください。
また念のため、その場所に慣れて、逃走ルートを見つけておいて下さい。
詐欺師たちはたいてい集団でファミレスやコンビニでたむろっているので、不審なことはないかどうかそれらの場所を調べてください。
もしあなたがホテルに入るのなら、確実に分かれて入り、できるのであれば事が済んだら彼女とは別の出口から 退出するようにしてください(見張り人に待ち伏せされるのを避けるため)。
もしあなたがそこに来るまできたのなら、彼女に車のナンバーを教え悪用されないように、どこか離れた場所に駐車してください。

I氏は、男が自分自身の身をいかに守るのかという困難な方法を懸命に習得した、とその男性週刊誌はいう -- 彼は過去に1度未成年買春で逮捕されたことがあり、
事が済んだ後に売春婦たちに詐欺にかけられた前歴が何回かあった。
彼の自衛手段すべてを実践した客を、それでもまだ少女がゆすろうとした場合の、彼の助言には続きがあるが、最後の障害ではつまづいているのでは?

「警察にいき、未成年売春したと言って、彼女が自分をゆすろうとしていると言ってください。
もしあなたがすぐに何もかも話せば、あなたは罰金を科せられるでしょうが、彼らがそのことを家族や会社に話す理由などありはしませんし、誰もそれを知る必要もありません」と、I氏はSPA!にいう。
「警察に調査されることと同じではありませんが、もしあなたが嘘をつくつもりなら、彼女は女子高生だと思ったが女子中学生とは思わなかった、と絶対に言うようにしてください。」(by ライアン・コネル


※本編では尺の関係で省略しましたが、これが日本での未成年者売春の手引書としてあちこちに引用されていたようです。

毎日新聞に学ぶ「売春で捕まらないための11の方法」
デジタルマガジン/Livedoor news 2008年06月29日
https://web.archive.org/web/20080701015315/http://news.livedoor.com/article/detail/3705775/

 読者から驚きのタレ込みを頂いた。日本やアジアの国のおもしろおかしい情報を扱っている海外の大規模なサイトが、毎日新聞のHENTAI記事を元に「少女売春による美人局にひっかからないための秘密情報」を提供していたのだ。

 このサイト、「Japundit」というのだが、ページの評価を示すGoogleページランクは5であり(日本ではネタフル、GIGAZINEなどがページランク5である)、かなり大きな媒体であることが分かる。下記にその内容を翻訳したものを示す。

1.未成年は避ける。
2.メールで顔文字や絵文字を多く使う少女は避ける。
3.少女に年齢を教えてくれるようにし向け、18歳以上であると明記したメールを送って貰う。
4.待ち合わせ場所には、待ち合わせ時間よりも早く行く。
5.少女があなたの好みかどうかを隠れた場所からチェックし、少女があなたがいない間に何をしているかを観察する。
6.待ち合わせの場所を前もって訪れておき、逃走ルートを確保しておく。
7.少女が未成年だった場合、友達が近くにいて彼女がそれを終えて帰ってくるのを待っている場合があるので気をつける。
8.少女が美人局の場合は、男が近くにいる場合がある。
9.美人局は、近くのファミレスやコンビニで待っていることが多いので、疑わしいと感じたらその場所をチェックしろ。
10.ホテルに行く時はかならず別々に入り、できれば出る時も別々に出た方が良い。
11.車で行く時はナンバーを覚えられないように、離れた場所に駐車せよ。

 「Japundit」の記事はこれで終わっているが、毎日新聞のHENTAI記事の方は「もしこれで捕まっても、正直に話せば少額の罰金で済む。それに家族や恋人、会社にもバレないよ」と書いてある。まったくとんでもない新聞社だ。

 肝心のHENTAI記事の引用先だが、「Spa!」と書いてある。「Spa!」の原文を読めないのが残念だが、読みたい人はMSNのキャッシュから読むことができるので、そちらから確認して欲しい。

 海外の人に対して、まるで少女の売春を進めるかのようなニュースを発信する毎日新聞社。新聞社が報じているニュースは信頼性が高いと思われ、このようにあちこちのブログやWebサイトで話題を呼ぶ。このニュースでもし1人でも被害にあった女性が増えていたとしたら、あの処分内容は妥当なものだったろうか


マリサ
例のライアンコネルってやつが書いた記事なんだが、「少女美人局に引っかからないための秘密情報」ってタイトルで、SPA!の記事を改変して、「確実に彼女に、あなたに年齢を教えるように言い、それから彼女が18歳以上だとはっきり記載したメールを送らせるようにしてください。そのメールを命に代えても守ってください」とか「警察に調査されることと同じではありませんが、もしあなたが嘘をつくつもりなら、彼女は女子高生だと思ったが女子中学生とは思わなかった、と絶対に言うようにしてください。」とか書いているんだぜ。


レイム
これアウトじゃないの?というかこんな内容を毎日は「英語版公式ページ」に掲載していたの?明らかに犯罪の斡旋じゃないの。


マリサ
当然この件でも毎日は何の釈明もしていないぜ。


毎日新聞のスタンス


マリサ
それでだ、こんな事ばっかやってたら当然毎日は叩かれるよな。


レイム
まあそりゃそうよね。


マリサ
んで、前回ちょっと紹介したけど、毎日のwaiwaiで元記事を改竄して掲載していた内容の中には、「母親が子供の性処理をしている」とか「ファストフードで女子高生が性的淫乱状態」とか、色々酷いのがあっただろ?


レイム
あったわね、思い出したくもないけど。


マリサ
これを知った一部の2ちゃんねらーがな、「これはきっと毎日新聞社員の実体験の事だな」とか「毎日の社内で起きている事だろ」とか批判したらな

役員・記者ら処分 英文サイトに不適切コラム
毎日新聞 2008年6月28日
https://web.archive.org/web/20080723084146/https://www.mainichi.co.jp/20080720/0628.html

 毎日新聞社は27日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載された問題で、コラムを担当していた英文毎日編集部記者を懲戒休職3カ月にした。また、監督責任を問い高橋弘司英文毎日編集部長を役職停止2カ月、当時のデジタルメディア局次長の磯野彰彦デジタルメディア局長を役職停止1カ月の懲戒処分とした。このほか、当時のデジタルメディア局長の長谷川篤取締役デジタルメディア担当が役員報酬の20%(1カ月)、当時の常務デジタルメディア担当の朝比奈豊社長が役員報酬10%(1カ月)を返上する処分とした。

 本社は、担当記者が国内の雑誌に掲載された風俗記事を英文サイトに引用する際、不適切な描写のまま英文に翻訳した結果、多くの読者に不快感を与え、インターネット上で批判を受けるなど信頼を損なったと判断した。上司については、記事のチェックを怠るなどの監督責任を問うた。WaiWaiは今月21日に閉鎖している。
 ◇信頼を損ない、おわびします--長谷川篤取締役デジタルメディア担当の話

 読者の皆様の信頼を損ない、誠に申し訳ありませんでした。今回の問題を真摯(しんし)に反省し、信頼されるウェブサイトの編集、制作に全力を挙げます。
 ◇英文サイト問題の経緯説明します

 「WaiWai」コラムの前身は1989年10月、紙の新聞の「毎日デイリーニューズ」上で連載を開始した。その後、紙の新聞の休刊に伴い、2001年4月19日からはウェブサイト上の「WaiWai」として再スタートした。

 英文毎日編集部に籍を置く日本在住の外国人記者と外部のライターが執筆し、日本国内で発行されている雑誌の記事の一部を引用しながら、社会や風俗の一端を英語で紹介した。どのような記事を選択するかは主に外国人記者が行った。

 5月下旬、過去の掲載記事について「内容が低俗すぎる」「日本人が海外で誤解される」などの指摘・批判が寄せられ、調査した結果、不適切な記事が判明し、削除した。それ以外の記事についてもアクセスできない措置を取り、チェックを続けていた。

 6月中旬、削除した記事がネット上で紹介され、改めて批判・抗議が寄せられた。

 さらに調べた結果、元記事にはない内容を記者が加えていたケースも1件確認された。品性を欠く情報発信となったことを反省し、全面的に閉鎖することにした。

 その後、今回の問題についての経緯とおわびを日本語と英語でウェブサイトに掲載。25日付朝刊本紙にもおわびを載せた。

 社内調査に対し、記者は「風俗の一端と考え、雑誌記事を引用し紹介したが、引用する記事の選択が不適切だった。申し訳なかった」と話している。同コラムの執筆を記者に委ね編集部内での原稿のチェックが不十分で、編集部に対する上司の監督にも不備があった。

 インターネット上には、今回の処分とは全く関係のない複数の女性記者、社員個人の人格を著しく誹謗(ひぼう)・中傷する映像や書き込みが相次いでいる。毎日新聞はこうした名誉を棄損するなど明らかな違法行為に対しては、法的措置を取る方針でいる。
 ◇有識者委員会の議題に

 毎日新聞は今回の対応が妥当だったか、社外の有識者でつくる第三者機関「『開かれた新聞』委員会」に見解を求めることにしている。


マリサ
6月28日に社員の処分と「お詫び」をした記事の中で、「インターネット上には、今回の処分とは全く関係のない複数の女性記者、社員個人の人格を著しく誹謗(ひぼう)・中傷する映像や書き込みが相次いでいる。毎日新聞はこうした名誉を棄損するなど明らかな違法行為に対しては、法的措置を取る方針でいる。」と「反撃」してきたんだぜ。


レイム
ちょっとまって。
たしかにまあ誹謗中傷かもしれないけど、それを長年やってきたのが毎日新聞だし、何より問題を指摘されるとその場しのぎの嘘をついてきたのも毎日新聞だし、これって実質毎日新聞が「日本人女性の誹謗中傷をしてきた」と認めている事になるわよね。


マリサ
そうだぜ。
社員を守るために抗議するのはかまわんが、だったら本来は自分達のやったことをちゃんと認めて事実関係を明確にして謝罪しないといけないのに、毎日は「外国人がやった、社や上司は関係ない、知らなかった」で逃げたからな。
この対応が更に毎日への批判を高める原因になったんだぜ。


マリサ
そして毎日は更に批判側を煽り続けたんだぜ。

「開かれた新聞」委員会委員に聞く(3)
毎日新聞 2008年7月20日
https://web.archive.org/web/20080723005407/http://www.mainichi.co.jp/20080720/0720_09.html

◇デスク機能ないまま放置――フリージャーナリスト・玉木明
 このような内容の記事が載ることは新聞本体ではありえないだろう。こうしたことが起きたのは、ネット新聞だったからではないか。

 ネットには「情報の情報化」をもたらす機能がある。新聞も週刊誌も個人ブログもその個別性を奪われ、ただ情報として並列に並べられる。このコラムの筆者はそういうネットの感覚に陥り、アングラでわいせつな雑誌記事を引用して一般紙である毎日新聞のメディアに載せてしまった。ここでの記者の仕事は、原稿を書くというより、情報を処理する作業に近い。

 こうしたことをやってしまう記者個人の資質はどうなのか。訓練を受けたことのあるジャーナリストとは思えない。日本のメディアに対して十分な知識があったのだろうか。彼が翻訳していた雑誌の中には、きちんとした裏付けを取らない記事もある。そもそも雑誌の記事を引き写して新聞メディアに載せる感覚は、普通の新聞記者ならば持ち合わせない。

 ネットでの配信が始まって以来、問題が見過ごされてきた社内のシステムにも問題がある。編集長とはいえ、一人の記者に書くことからチェックすることまで一任していたのは解せない。

 新聞社では記者を指導し記事をチェックするデスク機能が最も重要だ。記者が何をどこでどのように取材しているのかを把握し、必要ならば追加取材もさせる。その機能がないまま、なぜ長い間、放置されたのか、そういう組織の在り方を見直さねばならない。

 また、新聞社では毎日、新聞を作るために、定時に何度も各部の関係者が集まって、その日の紙面をどう作るか話し合う会議がある。それもチェックシステムになっている。一人一人が孤立するのではなく、組織で動くことで有機的に、自動的にチェックができるスタイルを、新聞社は長年の経験で構築しているのだから、それを生かしてほしい。


マリサ
フリージャーナリストという名の「自分達を擁護してくれる人物」を呼んでな、「ネットには「情報の情報化」をもたらす機能がある。新聞も週刊誌も個人ブログもその個別性を奪われ、ただ情報として並列に並べられる。このコラムの筆者はそういうネットの感覚に陥り、アングラでわいせつな雑誌記事を引用して一般紙である毎日新聞のメディアに載せてしまった。ここでの記者の仕事は、原稿を書くというより、情報を処理する作業に近い。」とやったんだぜ。


レイム
これ要するに、「ネットが悪い」「外国人社員個人が悪い」「ネットに感化されただけ」と責任転嫁しているだけよね。


マリサ
そうだぜ。
しかもこの記事が出たころには、中編で紹介したような「ネット移行前から問題記事が掲載されていた」って事が発覚していたんだぜ。
それでこれだぞ。


レイム
なんかこう、「訴えるぞ」と批判者を恫喝したり、事実関係無視して強引に問題を矮小化して煽ったり、これだけで毎日新聞がどういうスタンスの会社か良く解るわね。


懲罰昇進


マリサ
んで、これだけ問題が発覚したので、毎日は「関係者の処分をする」と発表したんだが、そこでも問題があったんだぜ。


レイム
まだあるの?


マリサ
あるぜ。
問題発覚後に毎日は社員人事を発表したんだが

毎日新聞社株主総会 役員人事など可決・承認
毎日新聞 2008年6月26日
https://megalodon.jp/2008-0626-1333-19/mainichi.jp/select/person/news/20080626k0000m020142000c.html

 毎日新聞社は25日、第31回定時株主総会を開き、役員人事など5議案を原案通り可決・承認した。続いて開かれた取締役会、監査役会で、役員、執行役員の人事と担務を正式決定した。

<役員>

代表取締役会長(代表取締役社長)北村正任

代表取締役社長(常務取締役、主筆、編集担当、出版担当、デジタルメディア担当)朝比奈豊

取締役副社長、大阪本社代表(常務取締役、東京本社代表、グループ戦略担当)観堂義憲

専務取締役、販売担当、営業戦略本部長(専務取締役、営業戦略本部長)長崎和夫

専務取締役、東京本社代表、制作・技術担当(常務取締役、人事・総務本部長、資財本部長、制作・技術担当、本店管理担当)三島誠

常務取締役、広告事業本部長(取締役、広告事業本部長)渡辺良行

常務取締役、経理本部長、本店管理担当、グループ政策担当(取締役、経理本部長)高梨一夫

常務取締役、主筆、水と緑の地球環境本部担当(取締役、経営企画担当、コンプライアンス担当、事業担当、広報担当)菊池哲郎

取締役、西部本社代表(常務執行役員、社長室長)田中青史

取締役、社長室長、コンプライアンス担当、広報担当(常務執行役員、大阪本社副代表)山崎一夫

取締役、編集担当、東京本社編集局長(常務執行役員、東京本社編集局長)伊藤芳明

取締役、人事・総務本部長、資財本部長(執行役員、内部監査室長)羽田恒夫

取締役、デジタルメディア担当、出版担当、新規事業担当(常務執行役員、デジタルメディア局長)長谷川篤

取締役、事業担当、東京本社事業本部長(常務執行役員、東京本社事業本部長)常田照雄

取締役井上 弘

同山本雅弘

常勤監査役高尾義彦

同(専務執行役員、中部代表)岡部 仁

監査役志甫 溥

藤原作弥

補欠監査役緒方喜啓

顧問(取締役副社長、大阪本社代表)出口正作

顧問(常務取締役、西部本社代表)淵上忠之

顧問(常勤監査役)中村啓三

執行役員

常務執行役員、中部代表(常務執行役員、出版局長)森戸幸生

常務執行役員、東京本社販売局長有澤満紀

執行役員、大阪本社副代表、大阪本社代表室長(大阪本社代表室長)渡会文化

執行役員論説委員長潮田道夫

執行役員、内部監査室長(人事・総務本部次長)矢吹修一

執行役員、大阪本社販売局長上田薫

執行役員、西部本社販売局長宗弥治郎

執行役員、北海道支社長喜多照三

執行役員、グループ戦略本部長杉浦正明

執行役員、新規事業開発室長(新規事業開発室長)増田耕一

 毎日新聞社(20日)

【東京】制作技術局長兼務(技術本部長)清水忠

【大阪】制作技術局長(代表室次長)山崎一樹▽代表室次長(編集局次長)中村秀明▽編集局次長兼社会部長兼科学環境部長(社会部長兼科学環境部長)若菜英晴

(25日)【東京】編集局総務(編集局次長)河野俊史▽出版局長(同)大川勇▽デジタルメディア局長(デジタルメディア局次長)磯野彰彦▽人事・総務本部次長兼人事部長(人事部長)西川光昭▽編集局次長兼外信部長(外信部長)吉田弘


マリサ
waiwaiを管轄していたデジタルメディア局最高責任者の常務デジタルメディア担当だった、朝比奈豊氏が社長に昇進、デジタルメディア局長だった長谷川篤氏が取締役デジタルメディア担当に、デジタルメディア局次長だった磯野彰彦氏が局長に昇進したんだぜ。


レイム
でもこれ一応問題を毎日が公に認める前よね?抗議は前年からあったのだし、批判も5月末からあった事を考えるとおかしいけど、それでも公に認める前だと批判としては弱くない?


マリサ
それは「その後ちゃんと対応していれば」だな。
最初のほうで引用した「恫喝釈明」で

役員・記者ら処分 英文サイトに不適切コラム
毎日新聞 2008年6月28日
https://web.archive.org/web/20080723084146/https://www.mainichi.co.jp/20080720/0628.html

(一部抜粋)
 毎日新聞社は27日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載された問題で、コラムを担当していた英文毎日編集部記者を懲戒休職3カ月にした。また、監督責任を問い高橋弘司英文毎日編集部長を役職停止2カ月、当時のデジタルメディア局次長の磯野彰彦デジタルメディア局長を役職停止1カ月の懲戒処分とした。このほか、当時のデジタルメディア局長の長谷川篤取締役デジタルメディア担当が役員報酬の20%(1カ月)、当時の常務デジタルメディア担当の朝比奈豊社長が役員報酬10%(1カ月)を返上する処分とした。


マリサ
見てのようにトカゲの尻尾きりのライアン・コネル(文中の英文毎日編集部記者)が懲戒休職3ヶ月で、残り役職停止1ヶ月から2ヶ月とか、「役員報酬(給料全体ではない)の10から20パーセントカット」とか、そんなんばっかだったんだぜ。


レイム
ちょっとまって、これ実質処分受けたのライアン・コネルだけじゃない?
管理職のほぼ全員がそのまま昇進したってこと?


マリサ
そうだぜ。
毎日の言い分は一貫して「外人記者が暴走しただけ、上司は知らなかった」でゴリ押して、事実関係の検証とかは無視したからな。


マリサ
しかもそれだけじゃなくてな

Doll's diddling in dentist's chair keeps male patients coming back for more
Mainichi Daily News waiwai January 2, 2008
https://web.archive.org/web/20080102233618/http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/news/20080102p2g00m0dm003000c.html

私たち女の子の間でだけで−−射精産業で飛び交う秘密のスラング

「今日私は朝から晩まで『突貫工事』でした。そのせいで、背中が死ぬほど痛みます。」
上記の言い回しが、東京の吉原一帯のソープランドで働く女性達の間で使われれているかもしれない。
週刊実話(6/30)の読者に最新の仕事中の俗語を教えるため、ナミ(23)は池袋のコーヒー店で雑誌の記者に会い、そこで彼女は、『突貫工事』は、客の上にのって腰を激しくすばやい動きで動かして客をより早く射精させることを意味すると、打ち明けてくれた。
このようなやっつけ仕事は、彼女達が『リアルファイト』、すなわち、本物の優しく心のこもった行為に似たゆっくりで官能的な性交を行うこと、を省きたい気分のときに行われやすい。

高級ソープランドで使われている他の用語に、少しもぐずぐずせず客に迅速な対応することを意味する、「即々々」がある。
まず、彼が個室に入るや否や、フェラチオをし(即尺)、その後に性交が続き(即ベッド)、さらに彼女はアナル舐めをする(即アナル)。

頭文字NSは「ノースキン」すなわちコンドームを使わないことを表す。
コンドームをつけずにまたがることはまた「サッポロ」と言い表される。サッポロは、ご存知のように、ビールの銘柄である。
日本語で『ドラフト』は、『ドラフトビール』で使われるように『生(なま)』を意味し、これは"raw"すなわち保護物なしの意味もある。

ところで、ソープ嬢は、大抵『恋人派』(愛情深い恋人タイプ)と『仕事派』(テクニシャン)に分類される。

ファッションヘルス』のヘルス嬢・サキ(24)によると、客が勃起できなかった場合、風俗嬢は彼のぐにゃりとした生殖器を『蛇口』(蛇口)という。

男の包皮は『天然ゴム』(天然ゴム)といわれる。
どんなに刺激しても勃起しようとしないペニスは『煙』(煙)と呼ばれる。

「というのも、それをあまりに激しくぐいとひくと、火がつきそうだからです」と、サキはクスクス笑いながらいう。

一方、実質的に何の刺激もなしに種をまく客は、ただ軽くボタンを押すだけで水を出す家庭で使われる電気魔法瓶になぞらえて、『ポット』(ポット)と呼ばれる。

上述のことに加えて、週刊実話は、今流行っている仲間ことばの驚くほど詳細な一覧を提供する。
乳首牧場(乳首牧場) -- ピンクサロン
じょそ子 -- 女性の衣装を着ることが好きな男。
オマル -- 浣腸フェチの男。
ヤッチン -- 通常のセックスで満足する男。

ブラックナイト -- そのご愛顧がクラブの経営の維持を助けるが、嫌なやつで女の子に嫌われている常連客。
お寿司 -- 客と進んで寝たいと思っているホステスが彼に尋ねるときに言う口頭の合図で、「店が終わったあと、私をお寿司に連れて行ってくれる?」魚をたっぷり食べた後、かれらはラブホテルに赴く。

動物園(動物園) -- 女性を動物と同程度に扱うクラブ。

DP -- ポルノ映画で、二重貫通、すなわち一度に二つの穴、を意味する。
イラマチオ -- 機嫌の悪さや怒りっぽさを意味する『イラ』とフェラチオを組み合わせたもので、カメラの前で女性にオーラルセックスを行うよう強要すること。
駅弁 -- 鉄道の駅のプラットフォームでトレイから積み重なった弁当を売る売り子がするように、女性の臀部の下を両手を支えて、たったままアレをすること。
キシロ -- 隙間にものを突っ込みながらセックスすることで、そのときにはゼリーが通り道を滑らかにするために使用される。

かぶりモノ(頭にかぶるもの) -- 真性包茎のペニス。

打つ -- 病室内でのセックス。『打つ』は『点滴を打つ(点滴を投与する)』に由来する。
今夜はサッサで(今夜は早く帰りたい) -- 残業を避けて客と会えるようにするためにいわれる。

お得意様のご来店(特別なお客様がご来店してくださいました) -- 万引きする疑いがある客が来店したときに、店員がこういう。

(By Masuo Kamiyama, People's Pick WaiWai Writer)

(ピープルズピックWaiwaiライター カミヤママスオ記)


マリサ
この事例みたいに、問題のある記事を書いていた人物はライアン・コネルだけじゃなくて複数人いて、特に「カミヤママスオ」って名前の人物が頻繁に署名記事を書いていたんだが、これ明らかにペンネームで本名じゃないよな。


レイム
まあ「紙の山が増える」って意味だしね。


マリサ
当然この人物も名前を出して処分されないといけないはずなんだが、毎日はこの人物の処分をしなかったうえに、実名公開もしなかったんだぜ。


レイム
たしか毎日って、どの記事も「実名での署名入り」である事を他紙との違いとして自慢していたわよね?


マリサ
そうだぜ。
しかも以前動画にした「ネット君臨」では、ネットは匿名だから信用できない、新聞やテレビは実名でニュースを伝えているから信用できるとやっていたよな。


※詳しくは動画説明欄にある過去動画「【マスコミ問題】毎日新聞転落の始まりと最近の大量BAN問題」を参照



youtube
https://youtu.be/CnvX_S5oUCQ


レイム
それなのに「カミヤママスオ」が誰なのかを公表しなかったの?


マリサ
そうだぜ。
しかもそれだけじゃなくてな、そもそも当時マスコミ全体として「ネットは匿名だから信用できない」とキャンペーンを張っていたのに、カミヤママスオの件を批判したテレビ局や新聞社は「皆無」だったんだぜ。


レイム
凄まじい言行不一致ね…


マリサ
ちなみにな、こんな事をしていて毎日に何の影響もなかったわけじゃなくてな、

毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る
日経ビジネス 2008年7月8日
https://web.archive.org/web/20110420062007/https://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20080708/164783/

 毎日新聞社のニュースサイト「毎日jp」で、先週末以降、広告スペースの大半が自社広告で埋め尽くされる事態が続いている(図1)。

 毎日新聞社は英文サイト「毎日デイリーニューズ」(Mainichi Daily News)上のコーナー「WaiWai」で、「日本の女子高生はファーストフードで性的狂乱状態」など低俗な記事を長年にわたって配信し、ネット上で批判の声が上がっていた。同社は6月23日、同コーナーを中止・削除し、監督責任者や担当者らを処分すると発表したが、25日の株主総会で、それまでの常務デジタルメディア担当が社長に、同デジタルメディア局長も取締役に昇格する人事を可決・承認(27日に役員報酬の一部返上を発表)。これがネット上の炎上に油を注ぐ格好となり、毎日新聞社のほか、毎日新聞および毎日jpに広告を載せている大口の広告主へも抗議、問い合わせが電話やメールで寄せられることとなった。

 毎日jpは、ヤフーのアド・ネットワークに加入して広告を配信している。アド・ネットワークとは、複数のメディアサイトをネットワークして広告受注を請け負い、広告を配信するサービスのこと。多数のアクセスを集めるメディアサイトをネットワーク化することで広告媒体としての価値を高めることができ、広告主にとっても、一つのアド・ネットワークに広告を発注するだけで多数のメディアサイトに広告を配信できるため、手続きがラクになるメリットがある。ヤフーのアド・ネットワークには、毎日.jpのほか、「YOMIURI ONLINE」(読売新聞社)、「ORICON STYLE」(オリコンDD)など、ニュース系、エンタテインメント系を中心に約50社のメディアが加入している。

 ヤフー広報は「個別のパートナー企業の広告配信状況について公にはコメントできない」と回答を避けたが、広告主企業がネットユーザーから抗議を受けていることをヤフーやメディアレップに伝えたことで、毎日jpへの広告配信を一時的に停止する判断を下したもようだ。


マリサ
毎日新聞の公式ページが記事にもあるように「自社広告だらけ」になったんだぜ。


レイム
当然と言えば当然よね。


マリサ
んでな、これもネットと無関係じゃないんだぜ。


レイム
どういうこと?


マリサ
記事でもあるよな、「毎日新聞および毎日jpに広告を載せている大口の広告主へも抗議、問い合わせが電話やメールで寄せられることとなった」って、2007年に「新聞社やテレビに抗議しても意味がない、スポンサーに抗議するべき」という動きがあったと紹介しただろ?


※詳しくは動画説明欄にある過去動画「【マスコミ問題】マスコミ不信の第二次転換期」を参照



youtube
https://youtu.be/VCbYxonL3_Y


レイム
あー、なるほど。
電凸が「結果を出した」のね。


庇い合い体質


マリサ
それでこの件な、実際のところテレビや新聞各社が報じてはいたんだ、尺の関係があるから本文は同時掲載のブロマガに引用しておくが、

毎日が英文サイト一部閉鎖 「低俗」と抗議3百件
共同通信/47news 2008/06/24
https://web.archive.org/web/20080701200039/https://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062401000847.html

 毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコーナーに掲載されていた英文記事に、「低俗すぎる」などと批判や抗議があったとして、同社は24日までに、このコーナーを閉鎖、監督責任者のデジタルメディア局長と担当部長ら数人を厳重に処分することを明らかにした。

 毎日新聞社によると、問題となったのは英文サイト上のコーナー「WaiWai」。2001年の英文サイト開設時から、国内の週刊誌などの報道を引用し、日本の社会や風俗の一端を紹介していたが、数年前から週刊誌の性的な話題なども英訳して掲載するようになった。

 電話やメールで「日本が誤解される内容を広めているのではないか」などと、23日までに約300件の抗議や意見が寄せられた。


毎日新聞英文サイト英訳コーナー廃止 「低俗」批判受け
朝日新聞 2008年6月24日
http://web.archive.org/web/20080702041738/http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY200806240055.html

 毎日新聞社は、同社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」のコーナー「WaiWai」に掲載した雑誌などの英訳記事に「低俗すぎる」「日本をおとしめた」などの批判があったため、21日に同コーナーを廃止した。

 同社は01年に同コーナーを設置。数年前から、国内の週刊誌の性的な話題などを英訳し、日本の風俗かのように紹介してきた。記事は、正社員に準ずる特別嘱託が訳していた。

 編集部に「日本が誤解される」などと抗議があり、同社はコーナー廃止を決め、記事も削除した。同社デジタルメディア局によれば、今後、責任者を処分する方針。同社によると、23日までにメールなどで約300件の抗議が寄せられた。

 同社は「不適切な内容の記事とのご指摘がありました。ご批判を受け、コーナーを廃止することにしました」というおわび文をサイトに掲載した。(小堀龍之)


みだらな表現に抗議受け、毎日新聞が英文サイト一部閉鎖
読売新聞 2008年6月24日
http://web.archive.org/web/20080709163639/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080624-OYT1T00418.htm

 毎日新聞社は24日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上に設けていた英文記事のコーナーについて、「内容が不適切だった」として閉鎖し、監督責任者の同社デジタルメディア局長と担当部長、コーナーを担当した嘱託記者の計数人を処分することを明らかにした。

 問題となったのは、同サイトの「WaiWai」と題するコーナー。同社の説明によると、「国内の週刊誌の報道を引用し、日本の社会や風俗の一端を紹介する」という趣旨だが、少なくとも6年前から「ファストフードで女子高生が性的狂乱状態」などのみだらな表現の記事が複数掲載された。

 同社によると、23日までに読者から「低俗過ぎる」「日本が誤解される内容を広めている」といった抗議や意見が電話やメールで約300件寄せられているという。

 同社は5月下旬以降、一部の記事を削除したが、「確かな編集体制を作るため、根本的な見直しを行う必要がある」として、21日にコーナーを廃止した。

 担当記者は、1997年から特別嘱託記者として同社に勤務。WaiWaiは2001年に設けられ、この記者はごく初期からかかわっていたという。

 毎日新聞社広報担当は「社内のチェック体制が甘かった。読者に不快な思いをさせて申し訳ない」と謝罪している。



英語版サイトに「低俗」な日本紹介記事を掲載 毎日新聞がおわび
産経新聞 2008.6.24
1/2ページ) (2/2ページ

■多数のわいせつな内容…読者から批判の声

 毎日新聞社は、自社の英語版サイト上の一部コーナーに、低俗な内容の記事を多数掲載していたとして、このコーナーを閉鎖するとともに「おわび」と、閉鎖について説明する記事を掲載した。このコーナーをめぐっては、日本の社会を紹介する記事として、多数のわいせつな内容を含んだ記事が海外向けに発信されているとしてインターネット上を中心に批判の声が上がっていた。

 閉鎖されたのは、毎日新聞の英語版サイト「Mainichi Daily News」のなかの「WaiWai」と題したコーナー。「国内の週刊誌などの報道を引用し、日本の社会や風俗の一端を紹介」するとして、「日本政府は、防衛政策の広報のために小児性愛者向けの少女キャラクターを用い、『オタク』たちをひきつけようとしている」「日本の女子生徒は性的に乱れており、その一因はファストフードの食べすぎ」「高校入試を控えた息子を持つ日本の母親は、勉強前に息子と性的な行為に及ぶ」といった内容の英文記事が掲載されていた。このコーナーは2001年4月に開設され、1997年から同社の特別嘱託社員として勤務する外国人記者が主に執筆していた。

 海外向けのこうした記事に対し、今年4月ごろからインターネット上のブログなどで批判の声が起こり、掲示板「2ちゃんねる」などに取り上げられたのをきっかけに批判の声が高まった。毎日新聞には「低俗すぎる」「誤解を与える内容を世界に配信し日本をおとしめた」など、23日までに電話やメールで約300件の抗議が寄せられたという。

 これを受けて毎日新聞社は、記事を削除するとともに同コーナーを閉鎖、23日付でサイトに「『WaiWai』についてのご説明とおわび」と題する記事を掲載した。同社は「内容についてのチェックが甘かった」(社長室広報担当)として、近く担当者を処分する方針。また、25日の朝刊紙面にもおわびを掲載し、チェック体制を強化の上、新しいコラムの開設を検討するという。

 ■「WaiWai」は毎月40万近いページビュー

 この問題を取り扱った大手ポータルサイト「ヤフー」の記事には、読者から1万3000件以上のコメントが殺到。「目茶苦茶かつ卑猥な内容の記事を公然と掲載していた毎日新聞の責任は重い」「なぜ影響力の大きい日本の新聞社が海外に対して国を貶(おとし)めるような記事を配信するのか」などと、報道機関としての品位を問う声が相次いだ。

 毎日新聞社によると、「Mainichi Daily News」の月間ページビューは260万にもおよび、そのうち「WaiWai」が15%前後を占める。「2ちゃんねる」上では、「(外国人の社員から)ここからの変態記事を引っ張り出してきてよくからかわれたものだ。新聞記事だから嘘じゃないだろって(言われ)しまいに否定するのも面倒くさくなってきた」と嘆く書き込みもみられた。海外から見た日本人のイメージに、少なからぬ影響を与えたのは間違いなさそうだ。

毎日新聞英文サイトで不適切記事 担当記者と社長ら処分
日経新聞 2008年6月27日
https://web.archive.org/web/20080702013855/http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080627AT1G2705N27062008.html

 毎日新聞社は27日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」のコラム記事に、読者に不快感を与える不適切な表現があったとして、英文毎日編集部の担当記者を懲戒休職(停職)3カ月とし、デジタルメディア担当の常務だった朝比奈豊社長ら4人を役員報酬返上などの懲戒処分とした。コラムは日本の週刊誌の性的な話題などを英訳して掲載。同社にはこれまでに約1000件の抗議などが寄せられ、コラムは既に閉鎖された。同社は「読者の信頼を損ない、誠に申し訳ない」とコメントしている。


英文コラム「不適切」、閉鎖=毎日新聞謝罪記事
時事通信 2008/06/25
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062500447 (リンク切れ)
毎日新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」の記事が不適切な内容だったとして、同社は25日までに、コラムを閉鎖するとともに、同日付の朝刊で謝罪記事を掲載した。監督責任を問い、デジタルメディア局長と担当部長ら数人を厳重に処分する方針。


毎日記者 不適切な記事で処分
NHK 2008年6月28日
https://web.archive.org/web/20080629003837/http://www3.nhk.or.jp/news/k10015547691000.html

毎日新聞社の記者がインターネット上の英語版ニュースで、雑誌の記事を不適切な表現のまま翻訳して掲載したとして、毎日新聞社はこの記者を休職3か月の懲戒処分にしました。

処分を受けたのは、毎日新聞社のデジタルメディア局英文毎日編集部に所属する嘱託記者です。毎日新聞社によりますと、この記者は先月下旬、インターネット上の英語版ニュースのサイト「毎日デイリーニューズ」のコラムで、風俗を取りあげた雑誌の記事を英文に翻訳して、不適切な表現のまま掲載したということです。コラムを読んだ人から「内容が低俗だ」といった抗議がこれまでに1000件ほど寄せられ、コラムは閉鎖されました。毎日新聞社は「読者の信頼を損なった」として、この記者を休職3か月の懲戒処分にしました。また、当時、担当の常務だった朝比奈豊社長を役員報酬返上10%・1か月、上司だった幹部3人を役職停止などの処分にしました。毎日新聞社は「問題をしんしに反省し、信頼されるニュースサイトの編集、制作に全力をあげます」とコメントしています。


マリサ
見ての通り、全国紙はどれも報じていて、NHKも報じているし日本テレビのお昼の番組「情報ライブ ミヤネ屋」はかなり大きく取り上げたぜ。


レイム
なんだ、庇い合いせずにちゃんと報じているんじゃない。


マリサ
それが違うんだぜ。
報じている内容は「下ネタ記事があった」という事と「関係者が処分された」というところまでで、処分が実質的な昇進人事だった事や、waiwai以外にも多数の問題があった事、批判者を恫喝した事、米州機構などで引用された事、ネット移行前から問題記事があったこと、あとカミヤママスオの件とかも一切報じられていないんだぜ。


レイム
ちょっとまって、それじゃ「何が問題なのか」とか「なんで批判されたのか」とかがまるでわからないじゃない。


マリサ
そう、結局は「報じた」というだけで問題の本質部分はどこも伝えていないんだぜ。


マリサ
しかもな、2008年の9月になると、この読売の記事みたいに

毎日新聞社、英文サイトで32社の記事無断転載し謝罪
読売新聞 2008年9月27日10時51分
http://web.archive.org/web/20080927154551/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080927-OYT1T00292.htm

毎日新聞社が英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコーナーに不適切な内容の記事を掲載していた問題に絡み、同社は27日朝刊で、このコーナーで一般記事などを無断利用・翻訳していた新聞社、出版社が32社に上ったとする調査結果を公表、「著作権に対する認識の不徹底を反省し、おわびする」と謝罪した。

同社によると、記事の無断使用があったのは、読売新聞東京本社が発行する「読売ウイークリー」など。同誌からは70本の記事や見出しが無断で英訳され、同サイトに転載された。2001年4月に同サイトが開設される前の英字紙時代にも、「週刊読売」など読売新聞社発行の複数の雑誌などから計約70本の記事が無断で紙面掲載されていた。

無断掲載された記事の中には、他社の出版物への転載を許可し、転載料を得ていたものもあるといい、毎日新聞社では現在返還の手続きを進めているという。

毎日新聞社社長室広報担当は「今後、著作権について社員教育を強化します」としている。


マリサ
「毎日が他紙の内容を無断使用した」という話に論点が摩り替えられて、「業界が」それで解決した事にしてしまったんだぜ。


レイム
ちょっと、問題はそこじゃないでしょ?
数々の疑惑や昇進人事の事は?ほんとになにもなし?


マリサ
何もないぜ。
ちなみに、この内容がマスコミ各社から一斉に報じられたのが2008年9月27日なんだが、その数日前に新聞協会の会合があってな、この会合で「無断転載問題という事で手打ちにしよう」って談合があったんじゃないかと当時噂されていたな。


レイム
「各社一斉に」無断転載問題として報じられたって事は、まあ「何かあった」と見られても仕方がないわよねぇ。

今回のまとめ
waiwai以外の毎日ページで次々と不祥事が発覚したが、毎日はページを消しただけで釈明もなし。
・批判されると恫喝や挑発、内輪による弁護を繰り返す。
・関係者は軒並み昇進
・マスコミ各社の庇い合いにより、「無断転載問題」にすり替えられる。


マリサ
結局な、この件ってこんな事があったから毎日はもとよりマスコミ業界全体の信用低下に繋がったって背景があるんだぜ。


レイム
まあ、普段他所が問題を起こすと徹底的に叩いて「任命責任」とか「説明責任」とか批判するのに、同業が問題を起こしたらこの有様じゃねぇ。


マリサ
そしてこの後マスコミ業界は、それまでにもまして「ネットがいかに悪質か、それに比べて新聞やテレビがいかに信用できるか」ってプロパガンダをしきりに行うようになっていったんだぜ。


レイム
まあ、「ネットが信用できる」とは言わないけど、この有様で「テレビや新聞はネットより信用できる」とか言われても、まるで説得力ないわよね。


マリサ
そうだぜ。
結局な、問題は「不祥事を起こした事」じゃないんだぜ。
不祥事を起こした後の対応が滅茶苦茶なうえに、業界ぐるみで庇うから、どんどん信用を失って行ったってことなんだぜ。


レイム
なるほどね。


マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


大口
今回も長くなりすぎたのでおまけはありません。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~



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