本日の動画なのですが、どうも動画中に少しでも芸能人の顔が映っていると削除になる可能性があるらしいため、該当部分を修正したうえで投稿しなおしました。
差し替えで元動画は削除しました。
宣伝・「いいね」等してくださった皆様申し訳ないです。
本日は不二家捏造報道事件以外で発覚した2007年のTBSの不祥事についてとなります。
元記事
2007年、TBSが「２ちゃんねる風」の掲示板画像をつくり自作自演を放送
2007年、相次いだTBSの不祥事に見るマスコミ不信の大きな変化
注意※削除しました。
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています
・「マスコミ問題」ですので、イデオロギーや属性等は一切関係ありません
・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。
・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
・キャラ崩壊あり
・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします
※再投稿
youtube版
https://youtu.be/-gaw4iG6XgI
以下は動画のテキスト版になります。
レイム マリサ
ゆっくりしていってね。
マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が解説していくぜ。
レイム
今回の「その後」ってどういうこと？
マリサ
これな、実は過去動画の「マスコミの行いが注目された年」と「TBS不二家捏造報道問題」とこの動画、本来は全部一つの流れの中で起きている事なんだぜ。
マリサ
要するに、「TBS不二家捏造報道問題」動画は「マスコミの行いが注目された年」のpart2で、今回の動画はpart3に該当するわけだ。
レイム
そんなにいろいろあったってこと？
マリサ
そうだぜ、何せこの年はマスコミ不信問題の第二次転換期になった年だからな。
レイム
第二次？第一次って紹介したっけ？
マリサ
したぜ、「マスコミ不信の大転換期」って動画あっただろ？あれで紹介した電凸現象がそれだぜ。
レイム
なるほどね。
マリサ
そんなわけで本編へいくぜ。
TBS書き込み捏造事件
マリサ
んで今回の前編なんだが、この年に大小あわせて50件以上「発覚」したTBSの不祥事について、その中で特に悪質な事例を紹介していくぜ。
他のテレビ局や新聞社の事例は後編な。
レイム
50件以上？？？？
マリサ
あくまで「公的に発覚」した事例で、この有様だと実際にはもっとあっただろうけどな。
レイム
凄まじい数ね…
普通の企業なら倒産確実よね。
マリサ
そしてこの件でテレビ業界ってのがいかにとんでもない組織なのかって事が解ったんだぜ。
レイム
で、この書き込み捏造事件って何？
マリサ
この件を説明するためには、2006年の大晦日にTBSで放映された「K-1 PREMIUM Dynamite」での桜庭和志対秋山成勲の試合を説明しないといけないな。
レイム
何があったの？
マリサ
要点を説明するとな、秋山選手が試合中にタックル回避のために全身にスキンクリームを塗ってな、そのことに気付いた桜庭選手が「すっごい滑るよ！」って抗議したんだが、それが審判によって無視されて負けてしまったって事件だぜ。
マリサ
その件で秋山選手やTBS、K-1の運営が猛抗議を受けて、結果秋山選手は失格、審判も処分され、スポンサー降板ってところまでいって、以後秋山選手は「ヌル山」とか「ヌルヌル秋山」と呼ばれるようになったって事件だな。
※ちなみに秋山選手（韓国名：チュ・ソンフン）は柔道時代に胴着に洗剤を塗って相手が掴み難いようにする工作を行っていた事も発覚している。
レイム
そのときにTBSが何かやったって事？
マリサ
まあこれはこれで問題なんだが、本題は2007年の3月にTBSが放送した「HERO'S 2007 開幕戦」だぜ。
“2ちゃんねるそっくり”掲示板放映 TBS「担当者が作成」
ITmedia 2007年03月13日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/13/news080.html
東京放送（TBS）は3月13日、格闘技番組で「ファンの声」などとして紹介したネット掲示板の映像について、「番組担当者が作成したもの」だったことを明らかにし、「紛らわしい映像で、視聴者に迷惑をかけた」と謝罪した。
「2ちゃんねる」（2ch）などでは、映像を見たユーザーから「実在しない掲示板では」などと疑問の声が相次いでいた。TBSは「ねつ造ではない」と否定し、今後は「イメージ映像であることを明確に表示するよう厳しく指導していく」としている。
映像は、12日に放送した「HERO'S 2007 開幕戦」で桜庭和志選手を紹介する際に流れた。昨年大晦日の試合が相手選手の反則で無効になった問題に絡み、「（桜庭選手が）ファンとともに築き上げてきた戦いの歴史に泥を塗られた」というナレーションとともに、掲示板サイトの書き込みを映した。
掲示板は2chにそっくりなデザインで、「昔は桜庭に夢中だったのにな。もう一度、夢を見させてほしいな」「秋山もひどいけど、そろそろ桜庭も試合がつまらなくなったね」「桜庭さん、がっかりです……メイン失格」といった書き込みがあった。
だがこれを見た視聴者が2chに疑問を書き込んだ。「ハンドルネームが『通販さん＠賛成です』となっているのに格闘技を語るのはおかしい」「『通販さん＠賛成です』でGoogle検索しても、1件もヒットしない」（3月13日現在）、「2ちゃんねるなら行間は等間隔に入るはずだが、画面の行間はバラバラ」「12月31日に行われた試合についての話なのに、書き込みはすべて1月13日。にも関わらずレスが数秒間隔というハイペースで付いている」「2ちゃんねるの書き込みではあまり見られない、句読点がしっかり入っている」──といった不自然な点を相次いで指摘し、「TBSによるねつ造では」と“祭り”になっていた。
TBS広報部はITmediaの取材に対し、「映像は、桜庭選手に対するファンの声がインターネットの掲示板に掲載されたイメージを伝えるために、番組担当者が作成したもの」と実在の掲示板でないことを認めた。その上で「視聴者の方々に、実在する掲示板であるとの誤解を与えかねない表現だったと考えているが、ねつ造したものではない」と釈明した。
さらに「紛らわしい映像で、視聴者の方々及び関係者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びする」と謝罪し、「今後はイメージ映像であることを明確に表示するよう、厳しく指導する」とコメントしている。
マリサ
記事にもあるように、このとき桜庭選手の紹介映像で「２ちゃんねるっぽい」デザインの掲示板が映し出されて、「（桜庭選手が）ファンとともに築き上げてきた戦いの歴史に泥を塗られた」というナレーションとともに、「昔は桜庭に夢中だったのにな。もう一度、夢を見させてほしいな」「秋山もひどいけど、そろそろ桜庭も試合がつまらなくなったね」「桜庭さん、がっかりです……メイン失格」という書き込み内容が紹介されたんだぜ。
レイム
なんで桜庭選手が叩かれてるの？問題を起こしたのは秋山選手でしょ？
マリサ
そう、なんかおかしかったんだぜ。
そもそも当時桜庭選手をネット上でバッシングしている人なんて殆どいなかった上に、掲示板デフォルトハンドルネームが「通販さん＠賛成です」となっていたんだが、そもそも当時２ちゃんねるにも「２ちゃんねる風掲示板」にもそんなネームのところはし存在しなかったんだぜ。
マリサ
で、当時２ちゃんねるにはこんな疑惑まとめが書かれていたんだぜ。
684 名前： タレント(子役)[] 投稿日：2007/03/12(月) 22:43:20
まとめ
・通販さんという名前に関わらず、格闘技を語る皆さん
・全レスが行間が開いていて、テレビ的に読み易いレスをする皆さん
・律儀にも句読点はしっかりしてる皆さん
・試合は12/31なのに、1/13になっても数十秒の感覚というペースで桜庭を語る皆さん
・302の「桜庭」と303の「桜庭」の開始位置がズレている
(全角文字の空文字なら明らかにズレる。半角文字の空文字なら詰められるはず)
レイム
これ、もしかしてTBSによる捏造じゃないの？
マリサ
もしかしなくても明らかに捏造だぜ。
そもそも、当時この問題のまとめwikiまで出来てTBSと秋山選手、K-1の疑惑が追及されていた最中にこれだからな、当時TBSが「双方バッシングされていた」という事にして火消しをしようとしたんじゃないかと噂されていたな。
TBS作成捏造掲示板の件 - すっごい滑るよ！ - アットウィキ
マリサ
しかもだ、TBSはこの件を追求されると
“2ちゃんねるそっくり”掲示板放映 TBS「担当者が作成」
ITmedia 2007年03月13日
TBS広報部はITmediaの取材に対し、「映像は、桜庭選手に対するファンの声がインターネットの掲示板に掲載されたイメージを伝えるために、番組担当者が作成したもの」と実在の掲示板でないことを認めた。その上で「視聴者の方々に、実在する掲示板であるとの誤解を与えかねない表現だったと考えているが、ねつ造したものではない」と釈明した。
さらに「紛らわしい映像で、視聴者の方々及び関係者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びする」と謝罪し、「今後はイメージ映像であることを明確に表示するよう、厳しく指導する」とコメントしている。
マリサ
要するに、実際のファンの声の書き込みを元に、「掲示板風にして再現した」と言い訳したんだが、さっきも言ったように当時のネット上の論調としてそれはありえないうえに、検索しても「類似する書き込みすら発見できなかった」からな、どう見ても捏造だぜ。
レイム
呆れた、これバレないとても思ったの？
検索すれば誰でも実在を確認できるのに。
マリサ
本人達はばれないとおもったんじゃないか？
んで不二家の件の最中だったこともあってな、TBSの信用は不二家の件に注目していなかった人達の間でも地に落ちたんだぜ。
ちなみにな、当時この件は珍しくNHKでも「少しだけ」ニュースになったぜ。
ＴＢＳ、架空のネット掲示板を制作
NHK 2007/03/14
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/14/d20070314000169.html （リンク切れ）
この番組は、ＴＢＳが１２日午後９時から放送した「ＨＥＲＯ’Ｓ２００７開幕戦」です。
格闘技の選手について、「もう一度、夢を見させてほしいな」などと書かれたインターネットの掲示板のような映像を放送しましたが、実際はディレクター自身がパソコンで作って撮影したものでした。ディレクターは、上司のプロデューサーから選手の評判を書いたネットの掲示板を撮影するよう指示されましたが、見つからなかったので自分で作ったということです。
これについて、ＴＢＳは「どこかに実在する掲示板だという誤解を与えかねない表現であり視聴者におわびします。放送倫理上の問題を厳しく徹底するよう指導します」と謝罪しました。
ＴＢＳは、先月も情報バラエティー番組で過剰な演出などがあったとして謝罪しています。
レイム
NHKが？ほんと珍しいわね。
マリサ
この当時NHKって世界遺産を紹介するTBSの番組とかぶる番組を放送してちょっと対立しててな、それが関係しているんじゃないかと言われていたな。
やらせインタビュー事件
マリサ
次はTBSのサンデージャポンによるやらせインタビュー事件だぜ。
レイム
やらせインタビューって？
マリサ
TBSから依頼された「出演者」が、さも無作為に街頭インタビューを受けたかのように装って、局側の台本通りのコメントをしたって事例だな。
レイム
それ、要するに「世間の声」を捏造したって事でしょ？
とんでもないわね。
マリサ
問題のインタビュー映像はこれだぜ。
マリサ
2006年12月に、同年10月に秋葉原でメイドが襲われた事件での「（犯人は）もう処刑です！処刑！」という発言。
2007年2月の「果たして柳沢大臣は辞任するべきなのか。我々は街行く人たちに聞いてみた」での「そうですよね～やっぱりね、やっぱり辞めてもらったほうがいいと思いますね、僕は う～ん辞めてほしいですね。辞めるべきじゃないかな。ンハハハ」 という発言。
2007年4月の「加護亜依 喫煙で解雇！」というタイトルでの「なんでやっちゃったのかなって、ほんとに。1回目でほんとに、う～ん更生してほしかった！」 という発言。
あと時期が曖昧だがMicrosoft Windows Vista発売、ホワイトカラーエグゼンプション問題でもインタビューを受けているな。
レイム
これも凄いわね、こんな短期間に同一人物を4回も使って、それでバレないとでも思っていたのかしら。
マリサ
更に問題なのがな、この件に関してTBSは「3回目以降は取材日を伝えてインタビューを行った」としていたんだが、
フラッシュ２００７年５月１日号よりの抜粋
「なぜＴＢＳがあんな嘘をつくのか、まったく理解できません。」
語るのはＴＢＳサンデージャポンの仕込み街頭インタビューに４回も出演していた都内の専門学校学生、市原寛之氏（２３）。
ＴＢＳ発表「インタビューの１回目と２回目は偶然にマイクを向けたもの。３回目以降は取材日時を伝えた。『やらせ』はおこなっていない。『仕込み』にもあたらない。」
市原氏「最初はたしかに偶然に取材を受けたものですが、２回目以降はすべてディレクターさんからの連絡を受けて秋葉原まで行ったんです。なんで３回目以降、という嘘を発表するのか・・・」
「３回目は柳沢大臣の『２人以上子供を持つことは健全』という発言についてだったんですが、『オタクは女性と関係が持てないわけだから、大臣の言うとおりなら私だった不健全じゃないか』ということを言ってほしいと言われました。４回目は、『加護さん』と言っていたら『「あいぽん」と言ってください』と言われました。」これこそ発言内容を誘導したり意図的に言わせる『やらせ』である。
事実確認を求めたフラッシュに１３日夕方ＴＢＳは次のように回答。
「再度担当者に確認したところ、記憶は曖昧で、１回目の取材後連絡先を聞いていた可能性も否定できない。」
しかし、ここにもＴＢＳの嘘がある。
市原氏「１１日にＴＢＳのコンプライアンス室の方から「調査したい」と連絡があって、１２日には秋葉原のホテルの喫茶店で会ってすべてを正直に話しました。」つまりＴＢＳは１３日には事実を把握していたのだ。
嘘に嘘を重ねるＴＢＳはもはや救いようがない。
マリサ
この件を週刊誌のフラッシュが追跡取材してインタビューを受けた専門学校生を特定して取材をしたら、1回目（メイドの件）以降はTBSのディレクターから依頼を受けたって証言していたんだぜ。
レイム
つまり、1回目の秋葉原のメイドが襲撃された事件の件のみがこの人の「実際の言葉」で、以降はTBSの台本通りに喋っていただけなのに、「2回目も偶然でした」と嘘を言っていたのね。
マリサ
フラッシュが調べたのはそれだけじゃないぜ。
この件でTBSに問い合わせると、担当者が「再度担当者に確認したところ、記憶は曖昧で、１回目の取材後連絡先を聞いていた可能性も否定できない。」と曖昧な返事をしていたんだが、実はフラッシュの問い合わせの前日までにTBS側からこの専門学校生に調査したいという連絡があってな、フラッシュが聞いていた事と同じ事を全部TBS側は把握していたそうなんだぜ。
レイム
呆れた、要するにやらせの事実関係を事前に全部把握していたのに、フラッシュの取材に対してさも「まだ何も解っていない」かのようにしらばっくれていたのね。
マリサ
そう、この件は単なるヤラセ事件じゃなくてな、問題を起こした後にTBSが嘘に嘘を重ねていたうえに、その件を批判する新聞社もテレビ局も存在しなかったって事件なんだぜ。
レイム
こんな事を他の企業や政治家がしたら、それこそマスコミは大バッシングするでしょうに、ほんと同業にはとことん甘いのね。
マリサ
それでだ、この件、これだけだと思うか？
レイム
え？この有様でまだ何かやってるの？
マリサ
J-CASTってネットメディアが不二家の件でTBSを徹底追及していたって前に動画にしたよな？
レイム
ああ、あったわね。
かなりとんでもない事件なのに、既存のテレビ局や新聞社は無視し続けて、続報が一番豊富だったのがネットメディアのJ-CASTだったのよね。
マリサ
実はな、今回のやらせの件でもJ-CASTはTBSを追求していたんだがな、それに対してTBSは
TBSの街頭インタビュー いつも同一人物出演の怪
J-CAST 2007/4/ 2
https://www.j-cast.com/2007/04/02006554.html?p=all
TBS系のバラエティ番組「サンデージャポン」で放送された街頭インタビューの映像がネット上で話題になっている。街頭インタビューのはずなのに、同じ人物と思われる人が同じ番組で何度も出演しているようなのだ。「やらせではないか」と指摘する声が出ているが、番組制作側とすれば「演出」ということなのかもしれない。それとも「まったく偶然に」同じ人に街頭で出会ったなんて？？
問題となっているのは2007年4月1日に放送された「サンジャポ」。未成年にもかかわらず喫煙行為をして所属事務所から解雇された加護亜依さんについてのVTRが放送された。このコーナーのなかで、TBS側の「街頭インタビュー」に答えた人が、どうやら「常連」のようなのだ。
出演者も「演出」を知っていた？
4月1日の放送では、「加護亜依 喫煙で解雇！」と題し、「アイドルに詳しいこの人たちはどう思っているんでしょうか」とナレーションが入り、次のように「街頭インタビュー」（VTR）が始まる。
「なんでやっちゃったのかなって、ほんとに。1回目でほんとに、う～ん更生してほしかった！」
冒頭でこのように答えた短髪・小太りの男性。実は、この人とそっくりの人が07年2月11日の同番組の「街頭インタビュー」でも登場している。
こちらの放送では、「果たして柳沢大臣は辞任するべきなのか。我々は街行く人たちに聞いてみた」とナレーションが入る。リポーターの「柳沢大臣は辞任すべきだと思いますか？」との質問に対し、
「そうですよね～やっぱりね、やっぱり辞めてもらったほうがいいと思いますね、僕は う～ん辞めほしいですね。辞めるべきじゃないかな。ンハハハ」
「生放送」のためか、「前インタビューした人と違う？同じだよね？」といぶかる出演者の声まで入っている。どうやら、さらに前の番組でも「出演」経験のある、いわば「常連」の「街行く人」のようなのだ。出演者もそれを知っていたらしい。バラエティだから少々の演出はOKとTBSは考えているのかもしれない。
ユーチューブに次々アップされ、ネット上で騒ぎに
これらの映像は、4月1日の放送後から、動画投稿サイト「YouTube（ユーチューブ）」にも次々アップされ、ネット上で騒ぎになっている。
「街頭インタビューと言ったところで、しょせんは、『劇団員をエキストラとして、事前に仕込んでいるやらせに過ぎないのでは…』という疑いが濃厚になってきました」「こういうやり方で世間をミスリードしているという典型例ですね」「しかも、芸能界に関するインタビューならまだしも政治家批判でこの捏造インタビューをやっちゃいました」
ブログなどでは、さっそくこのように書く人が散見されるようになり、ネット上の掲示板2ちゃんねるでも「『イメージ映像』ってテロップの入れ忘れだろ？」など「やらせ」を指摘する声が相次いで上がっている。
TBS広報はJ-CASTニュースに対し、「そちらには対応しないことに決めましたので、一切お答えしません」と、またしても取材を拒否。結局、TBS側がこれらの「街頭インタビュー」について「やらせ」だと思っているのか、「演出」だと思っているのかは「謎」のままだ。ひょっとしたら同じ人に街頭インタビューの度に「偶然」何度も会ってしまい、毎度の「出演」になってしまったとか…
マリサ
記事にもあるように「そちらには対応しないことに決めましたので、一切お答えしません」と堂々と取材拒否をして何も答えていないんだぜ。
レイム
相変わらずほんと傲慢ね。
他の業界がこんな対応をしたらそれこそ大バッシングするでしょうに。
マリサ
まああれだ、こんなんだからテレビ局や新聞社は信用を失っていったんだぜ。
「マスコミ業界限定」でこんな事がまかり通っているわけだからな。
まさに「自業自得」ってやつだな。
石川遼盗聴未遂事件
マリサ
で、最後は石川遼盗聴未遂事件だぜ。
レイム
石川遼選手って、史上最年少でプロゴルフツアーに優勝して、2007年当時マスコミから「ハニカミ王子」とかのニックネームで呼ばれて人気だった人よね？
マリサ
そうだぜ。
んで、当時石川選手に対する報道が過熱していてな、色々問題になっていて報道自粛を求める声が挙がっていたんだが、そんななかでTBSがやらかしたんだぜ。
遼クンに盗聴工作、TBS非常識取材
日刊スポーツ 2007年6月6日
http://web.archive.org/web/20070609171812/http://www.nikkansports.com/sports/golf/p-sp-tp1-20070606-209308.html
（前略）
石川の貴重なプレー中の「ナマ声」をとるために、ＴＢＳが前代未聞の盗聴行為を画策していた。情報番組「ピンポン！」の番組ディレクターが３日、石川と同組でプレーする広田文雄（４３）の自宅に、こっそり電話をかけていた。
広田 ３日午後に電話で「石川君の声をとるためにピンマイクをつけて、こちらが想定する質問をしてほしい。謝礼も払います」と伝えられました。もちろん断りました。私も競技者です。ばかにするにも程があります。
関東アマは６０年以上の伝統を誇る公式戦。早大ゴルフ部ＯＢの広田はハンディキャップ９・９以内の規定をクリアして出場した。結果は予選落ちしたが、選手を愚弄する言動に怒りをあらわにした。「謝礼」は金銭の授受を禁じたアマ規定に抵触する可能性もあった。
番組ディレクターの暴走は開幕後も続いた。初日の４日、今度はキャディーバッグを運ぶカートにマイクをセットするようＫＧＡの加藤事務局長に要求した。「スタート直前に『これをカートに積んでほしい』と、マイクを手渡そうとしてきました。当然断りました」（加藤事務局長）。
ＴＢＳの暴挙は盗聴だけにとどまらなかった。報道番組「イブニング５」が、主催者に無断でプレー中のコース上空にヘリを飛ばした。この日、石川が１４番パー５で、２オン狙いのアドレスに入る直前、上空のヘリが低空飛行で急接近。爆音と風に石川はアドレスを外して「うるさいですね」と不満を訴えた。ゴルフのプレーをヘリから撮影することは前代未聞。
石川は会見で「ヘリはそんなに気になりませんでしたよ。周りに『上を見るな』と言われましたけどね」と笑った。しかし、プロツアー関係者は「風向きも変わる。ツアーでは中継局でもラウンド中は飛ばさない。あり得ない話」と激怒。加藤氏も「ＴＢＳは初日にもヘリを無断で飛ばし抗議したばかり」と憤りを隠せなかった。
マリサ
記事にもあるように、石川選手と同組でプレーする広田選手の自宅に電話をかけて、「石川君の声をとるためにピンマイクをつけて、こちらが想定する質問をしてほしい。謝礼も払います」と言ったそうなんだ、で広田選手が激怒して事実関係を公表したと。
レイム
うわぁ…、これ人としてどうなの？
普通こんな事依頼する？しかも日本ゴルフ協会のプロフィールによると、この人19歳のころからこの当時で20年以上ゴルフやってる大ベテランじゃない。
失礼すぎてありえないわね。
マリサ
無茶苦茶だろ？
どういう人生送ってきたら「こちらが想定する質問をしてほしい。謝礼も払います」とか平然と要求できるんだろうな。
レイム
しかもこれ、今回紹介した事例や不二家の件で追及されている最中に起きているわけでしょ？
マリサ
そうだぜ。
しかもだ、問題はこれだけじゃなくて、広田選手に盗聴を断られると、今度は関東ゴルフ連盟の加藤事務局長に「キャディーバッグを運ぶカートにこれをセットして欲しい」といって、スタート直前にマイクを手渡してきて、当然断られたそうなんだぜ。
レイム
は？？？
この人達なにしてるの？
マリサ
さらにだ、試合中にTBSの「イブニング５」が、主催者に無断でゴルフ場上空にヘリを飛ばして、石川選手のプレー中に機体を急接近させたそうだぜ。
レイム
ねえマリサ。
マリサ
なんだ？
レイム
TBSって、もしかして石川選手の事嫌いなの？
マリサ
まあ、傍からみたらそうも見えるよな。
でもな、今回の件はかなり特殊な事例にしても、テレビ局や新聞社が取材相手の事を『人格ある人間』と思っていない取材をするなんて良くある事なんだぜ。
「そういう業界」だからな。
レイム
ああ、そういえば、以前の動画でも日本テレビが新潟の被災地の避難所に盗聴マイクを仕掛けようとしたって事件があったわね。
マリサ
寡占業界で競争も批判もないうえに、新聞社とも株の持ち合いによるクロスオーナーシップでべったりという状況だから、何をしても許されると思い込んでいるんだぜ。
ちなみにTBSと毎日は資本関係こそないものの、役員の相互派遣などをしていてべったりだぜ。
レイム
なんかもう、ほんと問題は起きるべくして起きているようなものよね。
今回のまとめ
・TBSが「秋山ヌルヌル事件」火消しのために２ちゃんねる風掲示板を捏造
・サンデージャポンがやらせインタビューを行い、発覚すると嘘に嘘を重ね続け、更にネットメディアからの取材を拒否
・ゴルフの石川遼選手への盗聴未遂事件を起こし、更に試合も実質妨害
マリサ
こうして2007年という年は、不二家捏造報道問題から始まってTBSのとんでもなさが次々と発覚し、マスコミ業界の異常さが判明するという、非常に象徴的な年となったんだぜ。
レイム
でもこれ、この年に発覚したTBSの不祥事のほんの一部なうえに、他のテレビ局や新聞社の起こした不祥事がまだ次回にあるのよね。
マリサ
そうだぜ。
この年にどれだけマスコミへの信用が落ちたか良く解るだろ？
レイム
ネットを通じて大々的に広まったってのもあるんでしょうね。
マリサ
そうだな。
この頃からマスコミの不祥事のまとめも次々と登場したしな。
マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。
レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。
大口
おつかれ～
レイム
そういえば、次回の更新についてお知らせがあるんだって？
大口
そうそう、次回の更新なんですが、どうも15日の更新は諸事情で無理そうなので、恐らく16日の日曜日に更新となります。
マリサ
またサボりかっ！
大口
さ、さぼりじゃないし！
色々用事があるだけだしっ！
レイム
まあ、サボりでも用事でもなんでもいいけど、次回更新は日曜日って事でいいのね。
大口
サボりじゃないしっ！
マリサ
そんなわけで今回はここで終わるぜ。
レイム マリサ 大口
またらいしゅ～
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