日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

スポーツの日韓戦が荒れる原因


さて、本日はスポーツの国際試合において日韓戦がある場合、どちらが勝っても負けても、大抵の場合「荒れる」原因について書いて行きます。


要約


スポーツの日韓戦は荒れ易い傾向にあるが、そこには韓国人独特の主観的・絶対的正しさ、蔑視ありきの自民族中心主義に根ざした、他者の劣等性(落ち度)が自己の優越性の担保となる価値観などが深く関係している。
日本では彼らの価値観に基く言動が「嫌なやつ」と見られる傾向にあるのが荒れる直接的な原因である事から、これもある種の価値観(文化)の対立と表現できる。


また他にも、韓国人から良心的日本人と呼ばれている日韓友好論者も「荒れる」原因に関与しており、価値観の対立によって生じた日本側からの不快感を差別問題等にすり替え、あらゆる原因を日本側に求め批判を黙らせようとするため、余計に対立が激化し荒れやすくなるという原因もある。



※今回試験的に、一部を除き引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはウェブアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。


1:韓国独特の価値観によるスローガン


まずは最近話題になったこちらの記事から


大韓サッカー協会「日本は韓国の優勝自販機」
朝鮮日報 2016/01/30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/30/2016013000548.html (リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20160130091342/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/30/2016013000548.html (ウェブアーカイブ

U23勝戦は「宿命の韓日戦」
きょう夜11時45分キックオフ
(一部抜粋)
両国とも決勝進出した時点で既にリオデジャネイロ五輪本戦出場を決めているが、韓日戦は負けられない勝負だ。大韓サッカー協会は今回の日本戦での応援スローガンを「日本は韓国の優勝自販(JAPAN)機」に決めた(訳注:韓国語の自販〈=自動販売機、読み方はジャパン〉と英語で日本を意味するJAPANが同じ発音・表記になることをかけたもの)。


これなのですが、日本側から見ると喧嘩を売っているようにしか見えず、とてもスポーツマンシップに則った紳士的な試合をするような雰囲気のスローガンではありません。


なぜこんなスローガンを韓国が公式に掲げているかといえば、以前から書いているように韓国においては、自己の優越性を証明する最も一般的な手段が「他者の劣等性を提示すること」であり、自己を高く設定する事よりも、他者を自己より低く設定する事が彼らの一般的な表現方法だからです。


また、彼らは主観的・絶対的正しさに基き、大抵の場合客観的視点とか「相手の視点」で思考する発想がないため、「自分がそれを見てどう思うか」は考えても、「相手がそれを見てどう思うか」は殆どの場合考慮されません。


この事は今回の事例でも特に顕著に確認する事ができ、この試合において韓国は日本に負け、負けた後では韓国内でこのスローガンに対する批判がかなり高まっていましたが、試合前には「公式スローガンに問題がある」との声はほぼ皆無でした。


客観的視点が存在していれば試合結果に関係なく、つまり試合前から「このスローガンを見て日本人がどう思うか」という視点があるのですが、それが無いので負けた後に「こんなスローガンを掲げて負けたのは恥ずかしい」という主観的視点から批判が高まったというわけです。


2:独特の価値観が生み出すトラブル


上記で挙げた事例は特殊な事例というわけではなく、過去のスポーツの試合においても様々な事例が存在しており、日韓戦が荒れる原因はこの過去からの積み重ねによるものも大きいという背景があります。


たとえば、サッカーの試合においては過去にも記事に書いた2002年の日韓共催ワールドカップが有名ですし、2006年にドイツで開催されたワールドカップにおいても、韓国はスイス戦での敗北を「誤審が原因だ」として猛抗議、FIFAの公式ページに集団で負荷をかけダウンさせ、韓国IPを遮断されるというトラブルを引き起こしたり、対戦相手のホテルの前で大騒ぎをして「眠らせない」などの妨害もしています。
(参照:嫌韓の出発点、2002年日韓共催ワールドカップで何が起きたのか


(※1)
ネチズン、到来猛烈盛土... FIFAのホームページ一時ダウン ヘラルドbiz(韓国語) 2006.06.24

【サッカー】W杯、「音攻」で相手チームの睡眠を邪魔せよ! 朝鮮日報(日本語版) 2006/02/07


また同じく2006年には、野球のWBCにおいて日本が優勝すると「ルールが間違っている」とファンも選手も関連団体も猛抗議を行い顰蹙を買っています。


【WBC】イ・スンヨプ「ルールが間違っている」 朝鮮日報(日本語版) 2006/03/19
<WBC>「卑劣な手口の対戦カード」…日本だけ‘にやり’ 中央日報(日本語版) 2006年03月20日


(※2)
<漁夫の利、日本,きまり悪い初代優勝> KBSスポーツ(韓国語) 2006-03-21


これについても、彼らの言分では「WBCでの日韓の対戦は韓国のほうが日本に勝ちこしているのだから日本の優勝はおかしい」というものなのですが、試合のルールは総当たり戦の勝ち点方式であり、直接対決の試合の勝ち負けはあまり関係がありません。


そして、その事は試合前から解りきっていたにも関わらず、彼らは自身が優勝できずに日本が優勝した事に不満に持ちこのような抗議を行ったわけです。


これも彼ら独特の価値観です。
主観的視点のみしかないので、「自分達が優勝できずに日本が優勝したこと」という結果のみが判断基準であり、また他者の劣等性が自己の優越性の最も有力な根拠となるので、直接対決で負けていながら「ルールの結果優勝した日本」というのは、彼らの中では「日本の劣等性」だから抗議するわけです。


日本人の価値観からすると「試合後に文句を言うのならばなぜ試合前にルールにクレームをつけなかったのか」「そもそもルールに不満があったのならなぜWBCに参加したのか」という事になるのですが、彼らの価値観ではそうした事前の事柄は「現在の彼らの気持ち」の前では無意味なのです。


3:他者の劣等性(落ち度)が自己の正当性の根拠


また他にも事例があり、例えば現在も続く韓国による旭日旗へのクレームの原因となった、2010年のアジア杯における韓国代表奇誠庸による猿パフォーマンス事件では、当初奇誠庸は問題となった猿パフォーマンスについて、「観客席に旭日旗があったのを見て心の中で泣いた」「選手である前に韓国国民だ」と、「他者の劣等性」を根拠に自己の正当性を主張していました。


PK先制で猿の物まね「日本人蔑視」と物議 読売新聞 2011年1月27日


が、試合中の観客席に旭日旗は無かったようだという事が判明すると突然証言を覆し、「あのパフォーマンスは日本人に対してではない。(所属クラブの)セルティックでプレーしていて、相手のサポーターからサル呼ばわりされている。そういう差別発言をする人たちに向けてやった」と証言します。


日本、韓国に抗議せず 奇誠庸のサルのまねで 共同通信 /スポーツナビ 2011年1月27日


要するに、自己弁護のために「他の劣等性」を見つけてきてそれが原因としたわけです。


しかし、これは要するにスコットランドの人々が日常的に人種差別を行っていると主張しているのとおなじなため、スコットランドのサポーター達から猛抗議を受け、更にイギリスのサッカーにおける人種差別を監視しているSRTRCという団体から、奇誠庸のこの弁解に疑問の声が挙がります。


そしてその翌年になると、奇誠庸は更に前言を覆しまた「その時、当時の試合で(帝国主義の象徴である)旭日昇天旗があった。日本は見せてはいけないのにそれがあった。それを見て情けなかったし、思わず(カッとした心で)猿セレモニーが出てきた」と主張し始めました。


(※3)
キ・ソンヨン「韓日戦猿セレモニー、旭日旗見てカッとした」 Newsen(韓国語) 2012-08-21


また、この奇誠庸の「旭日旗があった」という弁解は、韓国人の「他者の劣等性(落ち度)が自己の優越性の有力な根拠となる」という独特の価値観から受け入れられやすく、「猿パフォーマンスも問題だったがそれならば旭日旗も禁止しろ」という世論を作り出し、現在も続く旭日旗への世界的な抗議行動へと発展して行きます。


(※4)
日本ネチズン… 「旭日旗を韓日戦に使ったのは間違ってる」 韓国経済新聞XPORTS/DAUM(韓国語) 2011.01.26


この事例は「蔑視ありきの自民族中心主義」に根ざした彼らの価値観から来る典型的な反応であり、自己(ウリ)が批判された(劣等性を指摘された)場合、彼らの価値観では相手の劣等性を指摘し返してバランスを取り、それと同時に「自分達(ウリ)も問題だったが、相手の劣等性のほうがはるかに問題だ」という構図を作り出さないといけません。


なぜなのかと言えば、相手への批判(劣等性の指摘)の声によって自己へ向けられた批判を打ち消し、問題を相手の問題に摩り替えなければ、「自己(ウリ)は劣等な存在」となってしまい、序列が絶対的な意味を持つ韓国社会の価値観においては、劣等性から下位の存在とみなされ「何をされても文句を言えない存在」となってしまうからです。


また更に、この事例では奇誠庸は日本人に対してこのパフォーマンスを行ったのですから、構図としては被害者の日本と加害者の韓国という構図が出来上がります。


これも韓国的な価値観では大問題であり、彼らの常識では「被害者は(道徳的に)絶対的に正しく偉い」という考えがあるので、なんとしてでもこの構図を覆さなければならず、こじ付けでも言いがかりでも曲解でも何でも良いので、ありとあらゆる手段を使って「日本が加害者、韓国が被害者」という構図を作り出さないといけません。


なぜなら彼らにとっては、自分達は常に道徳的に絶対正しい被害者であり、日本は常に道徳的に間違った加害者でなければならず、だからこそ旭日旗を大問題にしないといけないわけです。


対等の概念が希薄なため、「どちらが上か下か」というのは彼らにとってそれだけ重要であり、また「いかに自己が優れているか」よりも、「どちらが劣等か」という事が自己の道徳的優位性を決定付ける最も重要な要素なので、彼らにとってはこれがベストの選択肢となるという事です。


これと似たような事例は2011年にも発生しています。


2011年9月に韓国で行われたサッカーのアジアチャンピオンズリーグの日韓戦において、観客席に「日本の震災をお祝いします」との横断幕が掲げられるという事件が発生しており、日本側がその事に抗議、試合前半で横断幕が撤去されます。


そしてこの事件をスポーツニッポンが画像付きで報じると、韓国メディアが「観客たちの姿を隠すことなく、そのまま露出させ、もう一つの問題を引き起こしている」と抗議します。
これも上記事例と同じであり、相手の劣等性を指摘することで問題を相手の問題に作り変え、自己(ウリ)の道徳的優位性を保とうとしているわけです。


C大阪怒り心頭 スタンドの「大地震をお祝い」横断幕に抗議 スポニチ 2011年9月28日
「日本の大地震を祝福する」日韓で違う報道 日刊アメーバニュース 2011年09月28日


4:スポーツの日韓戦が荒れるのは必然


今回挙げた事例はあくまで氷山の一角であり、実際には今回用意した記事や事例だけでも、実際のところ半分程度しか引用していません。
もっと書けば、日韓戦があるたびに問題が発生するので引用しきれないのです。
(引用記事を選別する段階でかなり苦労しました)


当たり前の事ですが、日本人の一般的な価値観では今回あげたような韓国による言動は「嫌なやつ」と定義され嫌われる傾向にあるので、一つ一つの事例が年々積み重なった結果必然的に「荒れる」わけです。


そして重要なのは、韓国人の多くは彼らの一般的な価値観に沿って「当たり前の言動」をしているだけなので、外から批判された時に「恥をかいた」と感じる事はあっても、内側から「それはおかしい」と声が挙がる事はまずなく、むしろ「何が問題なのか解らない」という事です。


また、今回挙げたように彼らは彼らの価値観に基き「自己の劣等性を打ち消そう」とするため、その行いが日本人に更なる嫌悪感をもたらし、余計に荒れる上にその反応を見て韓国側も言動がエスカレートするという現象も多々見られます。


そしてこれは根本的な価値観やあり方の問題であるので、明確な解決策は無く「必要以上に関わらない」事くらいしか対処法はありません。
要するにどうにもならないのです。


しかし、実際のところ問題を更に悪化させないための方法はあるにはあります。
それは韓国人から良心的日本人と呼ばれている日韓友好論者の言動を何とかすることです。


これも以前から書いていますが、彼らは韓国に否定的な言動は何であれ差別問題等に摩り替えたり、「嫌韓は自己の不幸を韓国に八つ当たりしているのだ」と問題の論点を摩り替えるわけですが、例えば今回紹介したような事例に不快感を覚えたら、それは韓国人への差別なのでしょうか。


当たり前の事ですが違います。
これはあくまで根本的な価値観(文化)の違いからくる対立であり、一般的な日本人の価値観からは受け入れ難い行為が続くから嫌われ「荒れる」というのが問題の本質です。


しかし日韓友好論者は問題を差別問題等にすり替え、問題の原因を放置したうえで「日本人の言動の結果」のみを封じ込めようとするため、余計に反感を買い結果的に更に韓国は嫌われ、荒れやすい土壌をつくっているのです。


また、今回のサッカー日韓戦においても、韓国側は政治的な発言を公的に行っていたのですが、日韓友好論者はスポーツの日韓戦において往々にして「スポーツと政治は別、スポーツとして楽しもう」と主張します。


U23韓国代表FWが慰安婦問題言及 慰安婦のおばあさんのために日本を- デイリースポーツ  2016年1月27日


韓国人にとっては、スポーツの試合と言うのは民族主義国粋主義の発露の場なのですから、スポーツと政治を区別する事ができるわけもなく、スポーツの場でのこの手の主張が消える事はまずありません。
彼らは彼らの特異な価値観に基き「正しい事」をしているだけなので、「彼らはそういう人達なのだ」と割り切って距離を取るしかないわけです。


要するに、日韓友好論者は日本人が到底受け入れられないような、あからさまなダブルスタンダードの要求を日本人に強要し、受け入れられなければ差別問題に摩り替えているのです。
こんな事をしていれば荒れるのは必然です。


韓国人は彼らの特異な価値観における常識の範囲で行動しているだけですから、それを何とかするのは不可能ですが、少なくとも火に油を注いでいる日韓友好論者の言動は止めさせるべきでしょう。
スポーツをスポーツとして楽しみたいのならば、明らかに日韓友好論者は邪魔者でしかありません。



人気ブログランキングに参加中です、もしよかったらクリックをお願いします。


クリックで人気ブログランキングへ


以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。










(※1)
ネチズン、到来猛烈盛土... FIFAのホームページ一時ダウン
ヘラルドbiz(韓国語) 2006.06.24
http://www.heraldbiz.com/SITE/data/html_dir/2006/06/24/200606240015.asp (リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20070216191908/http://www.heraldbiz.com/SITE/data/html_dir/2006/06/24/200606240015.asp (ウェブアーカイブ

「主審エリソンドは、スイスの12番目の選手だった。 "

ドイツ・ハノーバーで開催された2006年ワールドカップ組別リーグG組最終戦の韓国とスイス戦終わるやいなやネチズンは一斉に審判の誤審について激しい批判を加えた。

試合が終わった直後の午前6時15分頃、ネイバー、次など各種インターネットポータルサイトには「スイス戦の審判」というフレーズと、この日の試合主審を務めた「ホラシオエリソンド「審判の名前が検索語順位1位に急上昇した。 ネチズンは一様に、審判の誤審を指摘し、「14(スイス選手11人と審判3人)の11で戦った」「懸念していた審判の不公平な判定が現実に明らかになった」などの文を相次いで掲載したためである。

インターネットポータルサイトネイバーマニア掲示板ID」jcis2005」のネチズンは、「国際的な審判が誤審をしたときに安全装置がない」とし「審判も退場をさせなければならない」と誤審を非難した。

ID「wjdvkseh」も「サッカーも外交戦である」とし「ブラッターFIFA会長が審判を買収した」と疑惑を提起した。

エリソンド審判は試合で決定的な誤審で太極戦士の士気を地面に落とした人物であるだけに、それに対する人身攻撃非難の文も絶えず上がってきた。 ID「kjss1115」は、「韓国は非常に良好であった。 しかし、審判のために敗北するしかなかった」と悔しさを爆発させた。

副審を務めたようなアルゼンチン出身ダリオ・ガルシアとロドルフォオテロ審判も非難のまな板の上に上がってネチズンの「コメント審判」を受けやすい同じ。 特にオフサイド宣言の旗を聞いておいてもないとぼけたガルシア腐心についてネチズンは露骨な悪口と非難が混ざったコメントをし腹いせをした。

しかし、一部のネチズンは、必死で取り返しのつかない試合結果について惜しい心を隠すことができなかった。 ID「tntkscj」は自暴自棄な心情で「明らかな誤審だが、今、私たちの試合は終わった」と太極戦士たちの16強進出の失敗を惜しんだ。 また他のネチズン(scuba982000)は、「(太極戦士たちが)早く整備して、今後の2010年南アフリカ共和国ワールドカップを準備しなければならない」と話した。

一方、試合が終わった直後、FIFA公式ホームページ(www.fifa.com)は、ネチズンの暴走に一瞬サーバーが停止された。

(※2)
<漁夫の利、日本,きまり悪い初代優勝>
KBSスポーツ(韓国語) 2006-03-21
http://sports.kbs.co.kr/article/-12537/-1253730.html (リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20060503170750/http://sports.kbs.co.kr/article/-12537/-1253730.html (ウェブアーカイブ

<アンカー>
我が国と三度戦って二回も負けた日本が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝を決めて、結局非正常的な大会運営方式の最大の受恵者になりました。一方、李承燁(イ・スンヨプ)、李鍾範(イ・ジョンボム)、朴賛浩パク・チャンホ)は、大会オールスターに名前をつらねました。
キム・ボンジン記者です。

<レポート>
8強脱落危機から起死回生の日本の運が決勝戦まで続きました。日本は、投球数制限規定でマウンドに底が見えたキューバに対し10対6で勝ちました。エースであるヤデル・マルティとラソを大会規定上投入することができなかったキューバを相手に気の抜けた勝利をおさめました。

奇形的な対戦方式で4強の幸運を得た日本が投球数制限規定でも得をしたのです。日本は5勝3敗というきまりが悪い成績で初代チャンピオンにのぼり、珍しい大会運営の最大受恵者になりました。

<インタビュー>王貞治[日本野球代表チーム監督]:「日本のファンの熱心な応援で優勝することができました」

3勝をおさめた松坂が大会最優秀選手に選定された中、試合数が少なくてもホームラン王と打点王に上がったイ・スンヨプは、オールスター1塁手に選ばれました。防御率0を誇るパク・チャンホと日本戦での英雄、イ・ジョンボムもオールスターに選定されました。

韓国の4強神話で熱かった3月の伝説ワールド・ベースボール・クラシックは来る2009年第2回大会を約束して幕を閉じました。

(※3)
キ・ソンヨン「韓日戦猿セレモニー、旭日旗見てカッとした」
Newsen(韓国語) 2012-08-21
http://www.newsen.com/news_view.php?uid=201208210554070510

奇誠庸キ・ソンヨン)が猿セレモニーをした理由を打ち明けた。

サッカー選手キ・ソンヨンは8月20日放送されたSBS『ヒーリングキャンプ――嬉しくないのか』で「今回のロンドン五輪、韓日戦の万歳三唱セレモニーは本来キ・ソンヨン選手が発案したと聞いた」という質問に「私がやろうと言った。すべての議論の中心は僕だ」と笑った。

キ・ソンヨンは「過去のセレモニーのせいで迷っていた。韓日戦の時、猿セレモニーをやったからだ。
それでもまた、セレモニーを準備した」と話した。キ・ソンヨンは「その時、当時の試合で(帝国主義の象徴である)旭日昇天旗があった。日本は見せてはいけないのにそれがあった。それを見て情けなかったし、思わず(カッとした心で)猿セレモニーが出てきた」と説明した。

これと共にキ・ソンヨンは「人々は猿セレモニーを見て“間違いだ。まだ幼い。未熟だ”と言ったが、私もやはり人間で感情があって表現が出てきた」と付け加えた。(写真= SBS「ヒーリングキャンプ、嬉しくないのか」キャプチャ)