日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

韓国社会は事実上テロを容認している


さて、本日はタイトルにもあるように韓国社会におけるテロ行為への考え方についてとなります。


要約


韓国社会において、テロ行為は一般論としては犯罪行為として否定されているが、韓国独特の「他者の劣等性を担保に自己の優越性が証明される」価値観、民族主義の先鋭化から来る「歴史の美化」と、併合時代のテロリストを英雄として賛美する社会的傾向によって、結果的にテロ行為が容認される風潮が存在している。


※一部を除き引用記事は文末にまとめて掲載しています。

1:靖国爆弾テロ未遂事件が不満な韓国



まずはこちらの記事を

今週、韓日関係に続く峠(1)(2)
2015年12月14日14時48分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/656/209656.html
http://japanese.joins.com/article/657/209657.html

この1週間、韓日関係に影響を及ぼしかねない状況が相次ぎ、外交当局の緊張も続いている。

靖国神社爆発音事件の容疑者として韓国人のチョン氏(27)が日本の警察の取り調べを受けている中で12日には在横浜韓国総領事館に日本の嫌韓団体が汚物を投げ入れる事件が発生した。この日午前、公館後方の駐車場で発見された横約35センチ・縦約25センチ・高さ5センチの箱には表面には「靖国爆破に対する報復だ」などと書かれていた。嫌韓団体である「在特会在日特権を許さない市民の会)」の名義だった。箱の中には乾燥した汚物が入っていた。

両国の外交当局はチョン氏の逮捕後、日本国内で反韓感情を助長しようとする一部勢力の突発的な行動を警戒してきたが、憂慮が現実になったのだ。政府は今回の事件が実際の韓国公館に害を加えるというよりは見せもの的な性格が濃いと見ているが、これによって韓国内で反日感情に火がつく可能性もあると心配している。外交部は日本国内の公館警戒を強化しながら韓国民に安全留意を求めた。

その上、靖国神社爆発音事件の捜査も尋常ではない流れ方だ。チョン氏が調査される過程で日本メディアは過度な身上情報と捜査状況を流して世論を刺激している。これに対し外交部が日本側に抗議するとすぐに日本政府の報道官である菅義偉官房長官は「政府が流したのではなくメディアが勝手に報道したこと」と正面から返した。

チョン氏が再犯行のために爆薬物質を持ち込んだという日本メディアの報道もあった。韓国の出国手続きが不十分だったという問題提起だった。これに対し金浦(キンポ)空港を管理・運営する韓国空港公社は「チョン氏が所持していたビニールバックに入っていた黒い粉を精密検索し、火薬成分の反応は全く出てこなかった」と反論した。いまだにチョン氏が真犯人なのか、それなら動機や事件の経緯がどうなるのか事件の転末も明らかになっていない状況で両国がことごとく正面対立している様子だ。
(後略)


この記事を読めば一目瞭然ですが、彼らは韓国人が犯人として逮捕された事が不満で仕方がないのが明白です。


また、引用では省略していますが、記事の後半ではこの問題を慰安婦問題や産経の元支局長起訴事件と関連付けて報じており、彼らの中ではあたかも「日本側が関係悪化を行っている」かのような論調です。


更にこれに関連して、先日日本の警視庁が韓国の警察に捜査協力要請をしましたが、それに対しても韓国の警察は、「法規などの手順に従いその内容を検討している」「原則的に国際捜査共助に関する法律に基づき協力できることは協力していく方針だ」と、非常に歯切れの悪い態度を取っており(※1)、捜査協力にすら不満なのが解ります。


この韓国警察の態度は、国交のない国や敵対している国に捜査協力の依頼をしたときのような態度であり、とても友好国からの捜査協力を受けたときの態度とはいえません。それくらい、韓国ではこの事件における日本側の態度が不満なのです。


2:独特の価値観によりあらゆる行為が正当化される


以前から書いているように、韓国社会は私達とは全く異なる価値観を有する社会であり、特に他者の劣等性を主観的に指摘できれば、自己の優越性や正当性が自動的に証明され、更に自己の問題点が相対化され打ち消される、「蔑視ありきの自民族中心主義」に根ざした価値観は、特に私達の社会常識からかけ離れた価値観です。


この価値観は今回の靖国爆弾テロ未遂事件にも深く関わっており、だからこそ彼らは「日本の劣等性」を見つけ出して自己の優越性や「正しさ」を証明しようと、報道姿勢に抗議をしたり、逮捕そのものに不満を持ったり、横浜韓国総領事館への汚物事件などを引き合いに出して、相対化することでテロ行為の犯罪性そのものを打ち消そうとしています。


そしてこの事が重要で、最初に引用した記事にあるように、既に彼らは「日本の劣等性(=落ち度)」をいくつも指摘していますから、最早彼らのなかで「テロ行為」の罪は相対化され消えてなくなっています。


また更に、12月15日の朝鮮日報の記事(※2)では、この問題を歴史問題と関連付け、2011年の中国人による靖国神社への放火未遂事件(犯人は韓国へ逃亡、韓国の裁判所は政治犯として日本への引渡しを拒否)を引き合いに出し、今回の犯人も政治的な正当性があったと印象付ける報道をしており、こうした歴史認識も彼らの「相対化」に拍車をかけます。


このようなロジックを経ることで、今回の靖国神社への爆弾テロ未遂事件は、韓国社会において「問題はあったが(相手のほうが悪いから)肯定されるべき行為」となり、既に彼らの中ではテロ行為どころか犯罪とすら認識されなくなっているのです。


そして現在の韓国はテロ行為への批判そっちのけで、国も民間も日本に対して「日本は関係改善のための努力をせよ」と要求し始めているわけです。


3:過去にも同様の事例が多数


こうした事例は、何も今回が初めてではない事を過去にも何度か書いていますが、他にも今まで言及していない同様の事例が多数ありますので、今回はそうした事例をいくつか紹介します。


2004年1月19日、ソウル市内にある日本人学校に通う園児が、斧を持った男に襲撃され、男児1名が重傷を負った事件があったのですが、この時犯人は「日本人3人に暴行を受け腹が立っていた」と犯行の動機を訴えていました(※3)。


その後、犯人に暴行された形跡などが一切ないことから、「日本人に暴行された」とする事件は犯人の虚言であった事が判明していますが、なぜ嘘をついたのかといえば、韓国社会に向けて犯人が「日本人に襲われた事が動機だ」と釈明すれば、韓国社会では同情を得られる事が解っていたから嘘をついたのです。


同じく2004年、日本の巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」が、多数の韓国人により「韓国を侮辱しているサイトがある」との口実で、DoS攻撃(サーバーに負荷をかけてアクセス不能にする攻撃)を受けます。


この攻撃は、サーバーを管理するアメリカの会社が損害を受け、2010年にFBIに捜査要請をするまで、毎年様々な口実をつくって、定期的かつ組織的に行われ続けました。


この行為そのものが、インターネットインフラへのテロなのですが、彼らは更に攻撃をするための配布用プログラムに「テロジャパン」との名前を付け、またいくつかの韓国の大手メディアがその行為をしきりに煽って攻撃を助長するという行為まで続けていたのです(※4)。


またこのネットテロ行為には更に続きがあり、韓国政府から資金援助などを受けて活動する韓国の民族主義団体(自称サイバー外交使節団)「VANK」が、この攻撃を煽り主導していたことが2010年に発覚(※5)、事実上テロ行為を政府が支援して行っていた事になります。


VANKの構成員は10代が中心、人数は総会員数が10万人超、会費を払って活動する会員が3万人存在している)


こうした自己正当化による犯罪行為の正当化は、何も反日だから起きるわけでは無く、例えば過去には、アメリカで政府の機密情報を盗んで韓国へ流していたとして、スパイ行為で逮捕されたロバート・キムという人物を、韓国人は「英雄」「愛国者」と呼び支援、刑期を終えて出所してくるとロバート・キム後援会を作り募金活動まで行っていました(※6)。


今回紹介した事例はあくまで氷山の一角に過ぎませんが、全てにおいて共通しているのは、今回の靖国神社へのテロ行為と同じで、(主観的な)口実さえあればありとあらゆる行為が正当化されてしまう、独特な価値観に基く韓国社会の姿です。


私達の社会の常識を当てはめる事が出来ない事が、この件からもよく解ります。


4:テロリストを英雄視する社会


上記のような動機のほかにも、韓国にはテロ行為を容認する土壌があります。
それは過去韓国人によって行われたテロ行為を、現在の韓国の教育界や政府、メディアなどが肯定し英雄視していることです。


このため韓国では、以前のフランスで発生したISによる同時多発テロと同等の行為が、英雄的行為として賞賛されており、韓国独特の価値観と相まって「正当な動機さえあればテロ行為は肯定される」という土壌が存在しています。


その代表的な事例は、1931年に「上海天長節爆弾事件」を引き起こした尹奉吉でしょう。
彼は、当時朝鮮の典型的民族主義者で、強盗殺人犯でもあった金九が組織した「韓人愛国団」という団体のメンバーで、ここは内部粛清や暗殺、テロ行為を繰り返していた非常に危険な組織であり、やっていた事は現代のISと殆ど違いがありません。


尹奉吉の引き起こした上海天長節爆弾事件では、群集に手榴弾を投げ込むという無差別テロが行われ、軍人・民間人に多数の死傷者を出した悪質で凶悪な事件です。


当然のことですが、「テロは社会悪である」との考えが存在すれば、こんな人物を肯定することなどとてもできないわけですが、韓国では教育で「英雄」とされており、また2014年に韓国軍で就役したドイツ製214型潜水艦の5番艦に、尹奉吉の名前をつけています(※7)。


彼らのやっている事は、パリの同時多発テロの主犯を英雄視し、兵器にその名前をつけるのと全く同じ行為です。これが韓国の実際の姿です。
ちなみに尹奉吉は犯行後に自爆しようとしましたが失敗しており、こんな所までISの犯行にそっくりです。


5:日本と韓国の価値観はまるで相容れない


このように、韓国では主観的動機さえあればテロ行為や犯罪行為が容易に肯定されるという土壌があり、中には彼らの考え方に同調できる日本人もいるのかもしれませんが、殆どの日本人にとっては到底受け入れる事のできる価値観ではありません。


ですから、個人対個人の付き合いはさて置き、集団としての韓国人との交流はトラブルしか生みません。


当然のことですが、日本人の価値観がこの世の絶対普遍の価値観ではないですから、国際交流をするということは、他の異なる価値観と交流するということになるわけですが、だからと言ってどんな相手とでも分け隔てなくというわけにもいきません。


主観的な動機さえあれば、テロ行為や犯罪行為を肯定する考えを常識とする社会と協調し、その考えを容認していく事は、明らかに日本人の一般的な常識では無理です。
見なかった事にして放置するのも不可能です。


ちなみに韓国人や一部の在日韓国人は、先ほど挙げた爆弾テロ犯の尹奉吉を英雄視する事を日本人に要求してきており、実際に彼らと支持者達が日本に尹奉吉の石碑を建てています。個人対個人はさておき、集団としての彼らと友好できるのは、本質的にこの行為を肯定できる人達だけなのです。





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以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。









(※1)
韓国警察 日本の捜査協力要請受け入れを検討=靖国事件
聯合ニュース  2015/12/15
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2015/12/15/0400000000AJP20151215001400882.HTML

【ソウル聯合ニュース】東京都内の靖国神社内の公衆トイレで爆発音がした事件で、韓国警察が日本の警察の捜査協力要請を受け入れる方向で検討していることが15日、分かった。

 韓国警察庁関係者は同日、「昨日の午後に日本から要請があり、法規などの手順に従いその内容を検討している」とした上で、「原則的に国際捜査共助に関する法律に基づき協力できることは協力していく方針だ」と伝えた。

 この日、日本メディアは警視庁公安部が事件発生前に靖国神社の敷地内に無断侵入した疑い(建造物侵入)で逮捕された韓国人男性(27)に対する捜査協力を国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、韓国に要請したと報じた。

 一部メディアは警視庁公安部が早ければ年内に韓国に捜査員を派遣する方向で検討していると報道したが、韓国警察庁は「(日本の)捜査員派遣は事実ではない」と否定した。

 警察庁関係者は「男性について韓国側が確認した事項を原則とこれまでの慣例に従い、書類でやり取りする方法になる」と説明した。また「日本の捜査員が韓国に来て直接捜査することはできない」とした。


関連記事
靖国爆発音>韓国警察、日本の捜査要請に「原則に従って協力」
2015年12月15日16時36分
[ⓒ 中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/716/209716.html

(※2)
靖国放火中国人、犯行時刻はなぜ「12月26日午前4時」だったのか
朝鮮日報 2015/12/15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121500866.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121500866_2.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121500866_3.html

(ウェブアーカイブ
http://web.archive.org/web/20151215131603/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121500866.html
http://web.archive.org/web/20151215131940/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121500866_2.html
http://web.archive.org/save/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/15/2015121500866_3.html

東京都千代田区靖国神社トイレで手製の爆発物が爆発したとされる事件で、容疑者とされている韓国人の男(27)は9日に再び日本を訪れて日本の警察に逮捕された。もしこの男が韓国国内にとどまっていたら、韓国の裁判所で「犯罪人引き渡し裁判」を受ける可能性があった。男が韓国の裁判所で引き渡し裁判を受けた場合、どうなっていただろうか。裁判所が男を日本に引き渡さなくても、韓国の捜査当局が日本の要請を受けて男を起訴し、処罰することは可能だ。

 4年前の2011年、中国人が靖国神社に放火した後、韓国に逃亡するという事件があった。韓国の裁判所は13年1月、靖国神社に火をつけた中国人の劉強・元被告(41)について「政治犯」として日本への引き渡しを拒否し、中国に送還した。
(中略)
劉・元被告は法廷で、自身の家族のことや靖国神社放火時の政治状況、犯行日時・時刻の象徴的な意味などを理由に、引き渡しに該当しない「政治的犯罪」だと主張した。

 劉・元被告は1974年に中国・上海で生まれ、幼いころから祖母と一緒に暮らしていたという。祖母は85年に死去する直前、元被告に自身の過去について語った。祖母は平壌出身で、大邱やソウルなどで暮らし、42年に木浦港から中国に連れて来られ、従軍慰安婦になったという話だった。第二次世界大戦後も中国にとどまって元被告の祖父となる男性と出会い、元被告の母が生まれたとのことだ。祖母はまた、母方の曽祖父が40年代初めにソウルのある中学校で教師をしていた時にハングル文字を隠れて教えたとして西大門刑務所で日本の拷問を受けて死亡したとも言った。

 劉・元被告は自身の祖父も抗日新四軍団長で抗日闘争をして戦死、中国政府から「革命烈士」の称号を受けたと主張した。このため、劉・元被告は日ごろからインターネット上で日本の軍国主義を批判し、05年にも靖国神社を訪れて日本帝国主義打倒のスローガンを叫んだと言った。06年に小泉首相靖国神社を参拝した際もデモをしたとされる。
(中略)
ソウル高裁は当時、「靖国神社の性格や被告の家族歴、この事件前後の政治状況、被告の放火前後の行動などを見ると、被告の犯行動機は、慰安婦など歴史的事実に対する日本政府の認識や関連政策に対する怒りにあると見られる。被告の犯行目的は個人的な利益を得るためではなく、政治的信念に基づくもので、これ独断的な見解と見ることはできず、被害の程度を見ると放火による危険性も大きくなかった。被告の犯行が日本政府に抗議し、政策変更を促すためのものと見られる点などを考慮すれば『政治的犯罪』に該当する」と判断した。

(※3)
ソウル日本人学校 園児襲われ大ケガ
中京テレビ 2004.01.29
http://www.ctv.co.jp/photocal/window/20040129.html

韓国・ソウルの日本人学校に保護者に紛れて35歳の男(写真)が侵入し、持っていた斧で登校した幼稚園児の頭を殴りつけた。
6歳の男の子が頭がい骨陥没の大ケガ。
男は「日本人に殴られ腹いせにやった」と話している。

(※4)

韓国ネチズン「12日夜に日本サイトを大攻撃」
朝鮮日報 2004.01.12
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/12/20040112000016.html(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20040209101140/http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/12/20040112000016.html(ウェブアーカイブ

 最近独(トク)島問題による韓日両国の葛藤が深化している中、日本で韓国を卑下するサイトが立ち上げられるなど両国のネチズンの誹謗とサイバー攻撃で触発された「サイバー壬辰倭乱(イムジンウェラン、豊臣秀吉が1592年に開始した朝鮮侵略戦争)」が12日夜、クライマックスを迎える見通しだ。

 12日、ネチズンによれば、今回のサイバーデモを主導している韓国ネチズンは、同日夜、2回にわたって日本のサイト「2CH(www.2ch.net)」と「K国の方式(Kanokuni.hp.infoseek.co.jp)」に対する大規模なサイバー攻撃を行う予定だ。

 今回の韓日ネチズンの衝突の日本側本拠地とされる2CHは、今月10日と11日、韓国ネチズンから集中的な攻撃を受け、部分的に速度が遅くなる障害が生じたものの、サイト管理者が韓国からの接続を遮断、全体の運営には支障がなかったと伝えられた。

(※5)

[韓日強制併合100年12部作HD企画】「反日感情」刺激するメディア? - 第3部
朝鮮日報 2010.07.02
http://video.chosun.com/site/data/html_dir/2010/07/02/2010070200911.html?(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20100705104709/http://video.chosun.com/site/data/html_dir/2010/07/02/2010070200911.html?(ウェブアーカイブ

(一部抜粋)
その事件はついに日本地上波ニュースに報道されている状況に達し、そのサイトのサーバーを管理している会社が、米国捜査機関に事件を依頼するという声明を発表した。

問題は、これらのサイバー攻撃が個人によるものではなく、「集団的」「組織」で行われたということである。 さらに、今回の事件は、韓国のサイバー外交使節団が攻撃を計画して進行したことが知られてさらに大きな衝撃を与えている。

このような報道傾向は、日本でも別段違わない。

反日デモが表示されたら、韓国人が日本の首相の写真を引き裂き日の丸を燃やす場面がニュースを介して日本全域に放映されて、インターネット上でも韓国を卑下する内容が沸き立つ。

特に最近では、北朝鮮と関連した良くないニュースの、例えば、日本人拉致事件核兵器の脅威などのニュースが一日も欠かさずに放送されており、朝鮮半島を眺める日本人の視線を「脅迫」に作っている。

実際に日本人の間では「最近の日本では、様々な「韓流」のコンテンツを中心に韓国ドラマや音楽などが大きな関心を集めてはいるが、ニュースを見ていれば、韓国はまだ日本に脅威的な存在として考えられる」との意見もあった。


(※6)
「愛国市民の力」 ロバート・キムに新宅提供
朝鮮日報 2004/08/24
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/24/20040824000076.html(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20040825102138/http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/24/20040824000076.html(ウェブアーカイブ

 ロバート・キム(64/韓国名キム・チェゴン)さんが韓国の国民の援助により新しい家を得た。

 キムさんは1996年、米国の国家機密を韓国に漏洩した疑いで7年半の獄中生活を送った後、今年7月27日に仮釈放され、現在は米バージニア州アッシュバーンにある娘の家で保護観察を受けている。

 新居はアッシュバーンから車で30〜40分離れたところにあり、関節炎で苦しんでいる妻のチャン・ミョンヒ(61)さんを配慮した1階建ての家だという。後援会はキムさんの安楽な老後のため、新居の住所は公開しないことにした。

 この家は韓国の国民の寄付で購入されたものだ。ロバート・キム後援会(イ・ウンジン会長)は今年7月からARSで支援金を集め、今月24日、これまで集めた支援金2億4000万ウォン余をキムさんに渡し、家を購入した。

 キムさんはこれまでの訴訟費用のため、完全な破産状態に陥っていた。従って新しい人生を送るにも、米国では金融取引もできない状態だった。また、米国の刑務所に収監された1996年以降、8万ドルにおよぶ年金も剥奪され、生計対策がまったくない状況だった。

 キムさんは故郷の韓国に永久帰国することを希望していたという。しかし保護観察の期間が終わる2007年まで、キムさんの居住地はバージニア州を離れることができず、「帰郷の夢」は当分の間実現できない立場に置かれている。妻のチャンさんは新居を見た後、「次はもっと大きい家に行きたい。天国に」と話し、余生をこの家で暮らしたいという思いを伝えた。

 キムさんが仮釈放され、新居を得たことによって、ロバート・キム後援会も今月31日を最後に解散する予定だ。

 会員十数人が少しずつカネを出し合ってキムさんに生活費を送るだけで、公式的な後援活動はこれ以上行わない。後援会は昨年7月に発足して以来、キムさんのための募金活動、朝食祈祷会、嘆願書提出など様々な活動を展開した。

 李雄鎭会長は「周りから、『ロバート・キムさんの訪韓も先送りされたのだから、もう少し活動してもいいではないか』という提案を受けているが、国民の皆さんからずいぶん助けられたと思っている」とし、「終えるタイミングを逃し、問題を誤る場合が多いということを肝に銘じている」と話した。

 キムさんも同じ考えだという。李会長が今年5月米国を訪れ、キムさんと後援会のことで話し合っていた最中、キムさんは李会長に「何よりも締めくくりが肝心だということはご存知ですよね」と話したということ。

 今月31日までARS(060-700-1996)を通じた後援会の募金活動は続けられる。


(※7)
潜水艦「尹奉吉」が進水=韓国
2014年07月04日07時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/307/187307.html

214級潜水艦「尹奉吉(ユン・ボンギル)」の進水式が3日、現代重工業蔚山本社で開かれた。

214級は水中排水量が1800トン級の潜水艦で、今回進水した「尹奉吉」は「孫元一(ソン・ウォンイル)」「鄭地(チョン・ジ)」「安重根(アン・ジュングン)」「金佐鎮(キム・ジャジン)」に続き5隻目の214級潜水艦。長さ65.3メートル、幅6.3メートルで最大時速は20ノット(約37キロ)。乗組員40人が搭乗できる。

韓国の海軍は209級(水中排水量1200トン級)、214級など潜水艦10余隻を運用中。