日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

まだまだ続く折り紙の韓国起源説



画像は江戸時代の折り紙本「秘傅千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた)」


さて、本日は過去にも何度か扱った事のある折り紙の韓国起源説の問題となります。
(過去記事:「どんどん酷くなる折り紙の韓国起源説」)


まずは記事の要約


韓国政府の後押しを受けた起源主張団体が、韓国の子どもや国内外の外国人に対して組織的にプロパガンダを繰り返しているが、最大の問題は多くの日本人がこの事実を知らない事。


※一部の記事等を除き、大部分の引用記事は文末にまとめて掲載しています。

1:問題の団体の主張と活動規模


まずは以前も取り扱った、折り紙の韓国起源説を主張する「紙文化財団」の現在の起源主張の内容から。

火がついた源流論争…韓国折り紙vs日本鴨加味
SBSニュース(韓国語)  2015.11.27
http://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1003288990



折り紙の源流として知られる頭巾を折る場面.(写真=聯合ニュース)

「国内外の同胞が力を結集してテコンドーをオリンピック正式種目にした様に、失われた折り紙の歴史を再び探して新しい韓流文化として再創造し世界化しなければなりません。」

28日から3日間、日本の東京韓国学校で'韓半島平和統一と世界平和祈願 折り紙祭りフォーラム'を開催するノ・ヨンヘ紙文化財団理事長が27日、日本に到着して同行した支部院長と講師らに言った言葉だ。

文化財団はテコンドー(Taekwondo)が空手(Karate)を押さえて国際社会が認める代表的な格闘技スポーツにそびえ立ったように韓国式折り紙(Jongie Jupgi)も日本の'オリガミ'(折紙・Origami)を抜いて全世界の人々の文化として根をおろすことを目標にしている。

しかし現実は容易ではない。すでに大部分の国で折り紙を'オリガミ'と呼んでいる。フランスやスペインなど自国の文化的伝統に自負心が強い一部の国だけが例外だ。英語では'Paper Folding'、ドイツ語では'Papierfalten'と言い、米国折り紙協会創始者リリアンオッペンハイマーが提案してオリガミが折り紙を称する国際用語として通用したという。

韓国から日本に伝播したが世界的には各々' Zen'、' Ginseng'、' Tofu'という日本語で呼ばれる'禅'、'高麗人参'、'豆腐'と似た境遇だ。単に名称だけではない。折り紙の記号も日本の折り紙作家、吉沢章(1911~2005)が使った図面表記法が国際標準になり、米国とヨーロッパなどの幼稚園と小学校ではオリガミという名前で日本式折り紙を教えている。千羽鶴を折って願いの成就を祈るのも日本が全世界にまき散らした習俗だ。

日本は第二次大戦後、日本国際交流基金(Japan Foundation)等を前面に出して着物、茶道とともに折り紙を積極的に世界に伝播してきたと分かった。これに対抗して折り紙宗主国としての地位を取り戻すそうとしたのが紙文化財団だ。ノ・ヨンヘ理事長は1987年、韓国折り紙・紙文化再創造運動を唱えて以来、韓国折り紙協会、紙国博物館、紙文化財団、世界折り紙聨合などを相次いで設立し韓国伝統折り紙の復元と現代化と普及に努めている。

高句麗僧侶曇懲が紙製造法日本に前年
それでは歴史的に折り紙の源流は果たしてどこの国だろうか。歴史学者らは紙が中国で発明され韓国を経て日本に渡っていったので折り紙もこの順序で発展し伝播したと推測するが具体的な記録は残っていない。'日本書紀'に"推古天皇18年(610年)高句麗王が送った僧侶、曇徴が絵が上手で紙と墨を作った」という記録があるだけに、この時、折り紙も一緒に韓半島から日本に伝えられたと見られる。

専門家は三国時代から巫俗信仰に使われた'頭巾'(※コカル)を我が国の折り紙の原形と見る。安東(アンドン)鳳停寺(ボンジョンサ)創建説話によれば統一新羅初期文武王12年(672年)義湘(ウィサン)大師が栄州浮石寺(プソクサ)から紙で鳳凰を折って飛ばし、それが落ちた場所に寺をたてて鳳停寺と名付けたという。朝鮮初期の宰相、河崙(ハリュン、1347~1416)が発明したと記録されている「陞卿図遊び」も、私たちの長年の 折り紙文化の証拠として挙げられる。
(中略)
ノ・ヨンヘ理事長は「折り紙を体系化して世界化するには日本が先んじたが、歴史的には我が国が先だったと確信する。我が国が日本と折り紙元祖競争を広げるように映るのは困る」と用心深い態度を見せた。実際に何年か前、我が国の某新聞がノ理事長の話を引用して「折り紙の宗主国は日本ではなく韓国」と報道するとすぐにこれを見た日本関係者たちがノ理事長に「根拠を見せろ」と荒々しく抗議したことがある。


彼らの主張は要約すると以下の通り


高句麗の僧侶曇懲が製紙技術とともに折り紙文化を日本へ伝えた
・朝鮮の折り紙文化の原型は三国時代から巫俗信仰に使われたコカル(頭巾)である
・折り紙の記録として、統一新羅の僧侶義湘が紙で折った鳳凰を飛ばしたという記録がある
李氏朝鮮の宰相河崙が発明した「陞卿図遊び」も折り紙文化が朝鮮に根付いていた証拠である


以上が紙文化財団の主張なのですが、はっきり書けば突っ込みどころしかありません。
一つ一つへの突っ込みは後ほど書くとして、今はまずこれが彼らの起源主張の根幹部分であるということだけ知っておいてください。


次に紙文化財団の活動規模なのですが、トップが韓国政府から国民勲章を受けたという背景もあり、組織自体がかなり大規模です。
彼らの活動規模については、紙文化財団の以下のページが解りやすいです。




(クリックで拡大します)
文化財団HPより
http://www.paperculture.or.kr/education/sub2_1.php?chk=6&area1=%BC%AD%BF%EF&addr=%B0%AD%B3%B2&pageNum=2&sub=1


見ての通り、韓国に全国規模で支部を持ち、人材も資金も豊富にある非常に規模の大きい組織である事が解ります。
つまり、「一部のおかしな人々が騒いでいるだけ」というものではないわけです。



2:子供や外国人をターゲットとした活動


次に彼らがどのような活動をしているのかなのですが、紙文化財団のHPを調べてみると、定期的に韓国全国で講習会などを開いており、独自の検定制度なども導入しているようです。


また特に子供に対しての活動が非常に活発であり、関連した様々なイベントも積極的に行っているようです(※1)。
更に、これは極めて韓国的であるのですが、竹島問題と絡めた折り紙イベントなども定期的に行っており、単なる起源主張を行う団体とは性質が異なることも解ります(※2)。


また更に、以前の記事では南米やオセアニア地域で活発に活動しているとの内容を書いたわけですが、今年に入り例えばタイ王国の子供達を福祉目的で韓国に呼び込み、組織の宣伝をするような活動を行っていたり、また外国在住の韓国語教師などを通じて組織の主張のアピール活動などを行っていること(※3)が判明しています。


そのうえ、こうした活動は日本国内でも行われており、日本においては在日韓国人系の団体である大韓民国民潭が積極的に関与している事(※4)が解るわけですが、特に日本国内での彼らの活動には注意が必要です。


以前から書いているように、彼らは日本で活動をした事を既成事実として使用し「日本も起源を認めた」と各国で宣伝して回る傾向があります。
要するに日本での活動を既成事実として利用するわけです。


勿論これも「一部の頭のおかしな人達」にできるようなことではありません。
この団体は韓国の国や自治体と非常に強い繋がりがあり、また在外韓国人などとも活発にコンタクトがとれるだけの組織力と人材を有した相応の規模のある団体です。


そして彼らは、その組織力と資金力を背景に、最初の記事にあるように折り紙文化を韓国文化に上書きしようと活発に活動しているわけです。



3:折り紙の韓国起源説の矛盾点と対応策


次に彼らの主張の矛盾点や彼らの起源主張への対応策なのですが、まずは最初の記事にある紙文化財団の主張の矛盾点から。


高句麗の僧侶曇懲が製紙技術とともに折り紙文化を日本へ伝えた」なのですが、そもそもまず高句麗の僧侶曇懲が紙を日本に伝えたという記録そのものがありません。


過去には、日本書紀の曇懲に関する記録以前に製紙の記述がなかったことから、曇懲が製紙技術を伝えたとする説もあったのですが、現在は西暦540年に「(欽明天皇が)渡来人である秦人・漢人に戸籍の編集をさせたと」との記録がある事から、この頃に日本に呼ばれた秦人が製紙を始めたのが最初ではないかといわれています。


またそもそも、製紙に関する件が以上の通りであると同時に、曇懲が折り紙を伝えたというのは、「曇懲が製紙を伝えたのだから折り紙も伝えたはずだ」という、仮定に仮定を積み重ねる形の間接的推定で成り立っていることから、紙文化財団の主張は根本的に説として成り立っていません。


次に「朝鮮の折り紙文化の原型は三国時代から巫俗信仰に使われたコカル(頭巾)である」なのですが、これは以前の記事でも書いたように、この頭巾は元々布製であり、紙で頭巾を作るという行為は恐らく李朝頃から始まった習慣であり、時系列があわないうえに、コカルからその後他の形のものを折るようになったとの記録も無いことから、コカルが折り紙の原型という説も成り立ちません。


次の「折り紙の記録として、統一新羅の僧侶義湘が紙で折った鳳凰を飛ばしたという記録がある」なのですが、これも確か以前も書きましたが、義湘は鳳凰を折ったのではなく、「紙を飛ばしたら鳳凰になった」という伝承があるだけです。
つまりこれは文章の曲解です。


最後の、「李氏朝鮮の宰相河崙が発明した「陞卿図遊び」も折り紙文化が朝鮮に根付いていた証拠である」なのですが、陞卿図遊びというのはそもそも李朝の宰相が発明した物ではありませんし、何より折り紙とは何の関係もありません。


陞卿図遊びというのは、元々は中国の唐の時代に始まったスゴロクゲーム「陞官図」の事です。




画像は陞官図
古典籍総合データベースより
早稲田大学図書館所蔵


当たり前の事ですが、スゴロクと折り紙は何の関係もありませんから、当然李朝時代に折り紙があった証拠としても成り立ちません。


そもそも、曇懲の件と義湘の件と陞卿図遊びの件に何ら相関性が無い上に、原型のはずのコカル(頭巾)との関連性も一切存在していません。
どれも曲解や仮定の積み重ねを行っただけです、世間一般ではこれを「デタラメ」と呼びます。


以上のようにそもそも彼らの主張は根本から論拠が破綻しているわけですが、こうしたデタラメの強みは、「記録が無いからこそ後付けで次々と仮定を積み重ねていける」という事です。
ですので、こうして彼らの主張に一つ一つ突っ込みを入れても、彼らはまた別の資料の曲解や仮定の積み重ねを行うだけであり、延々とイタチゴッコが続きます。


彼らは最初の記事にあるように、仮定の積み重ねや曲解を繰り返す事で、あたかもそれに根拠があるように振舞い、外国人に韓国起源説を信じ込ませようとします。
そして史料が少ないからこそ、反論する側より起源主張をする側のほうが有利になります。
反証史料もまた少ないからです。


一見彼らが圧倒的に有利に見えますが、彼らのこのやり方には弱点があり、対処法もあります。
どうすればいいのかというと、日本や中国の史料を使って反論するのです。


例えば今回の折り紙の韓国起源説の場合ならば、「折り紙の進化発展過程」の記録が日本側に存在しており、その史料には十分客観性があるので、そうした客観的史料との矛盾を指摘すれば良いのです。


記録を調べていくと、日本の折り紙文化は大きく分けて「儀礼折り紙」と「遊戯折り紙」に大別でき、遊戯折り紙は儀礼折り紙から後の時代に派生した物であることがわかります。


時期としては、平安時代頃より儀礼折り紙の文化が始まり、その後儀礼折り紙が武家文化と結びつき贈答品などに折り紙を添えて送る文化が発達、戦国時代頃に折り紙用の千代紙が登場、これを切っ掛けとして江戸時代にかけて遊戯折り紙が発達していった事が解ります。


そしてこの折り紙の進化発展の経緯を、韓国の紙文化財団の主張に当てはめると、大きな矛盾が生まれます。
まず、彼らの起源主張では遊戯折り紙と儀礼折り紙の区別がなく、彼らの主張通りならば7世紀の時点で儀礼折り紙も遊戯折り紙も最初から存在していた事になってしまい、儀礼折り紙から遊戯折り紙へと進化発展して行った歴史と矛盾します。


また、曇懲が日本にやってきたのは7世紀の飛鳥時代ですが、儀礼折り紙が発達したのは平安時代中期頃からであり、そこには数百年の開きがある事になります。
もし、曇懲が折り紙を日本に伝えたのならば、少なくとも飛鳥・奈良時代の時点で日本に儀礼折り紙、遊戯折り紙どちらの記録も存在していなければならず、「そこから始まった歴史」がないとおかしいのです。
これも矛盾です。


これ等は独特のロジックで思考する韓国人にはあまり効果が無いですが、韓国起源説を教えられた外国人には説得力のある根拠として伝わりますので非常に効果があります。


そのほか折り紙の歴史に関しては、折り紙クリエイターの羽鳥公士郎氏のページ「K's 折り紙 折り紙の歴史」が非常に参考になります、もしよかったらこちらもどうぞ。



4:日本人が知っておかなければいけないこと+その他


今回の件に限らないのですが、韓国起源説関連で重要な事は、韓国の官民挙げた世界規模の起源主張アピール活動よりも、日本においてこの問題の知名度が低すぎるということです。


韓国起源説関連では「韓国の行い」にばかり目が行きがちですが、韓国側は国と民間合同で豊富な資金力と人材を背景に活動しているのに対し、日本側は認知度の低さから数的に不利であり、危機感を持った日本人が対抗しても不利を覆せず、外国へ向けた対抗策が上手くいかなかった事例が、複数あります。


だからこそ、まずこの問題を何とかしたいのならば、日本国内で問題の周知を行うことを徹底しなければお話にならないのです。
問題を知る人数が増えれば、自ずとできる事も増えます。
もちろん、外国へ向けて問題提起をするのならばそれを同時進行でもいいですが、数の上での不利は覚悟しないといけません。


またもう一つの問題として、韓国人から良心的日本人と呼ばれる日韓友好論者が挙げられます。
彼らはよく韓国起源説への問題提起に関して「そんな事をしているのは一部の例外だけ」とか「韓国が起源主張をしても、個人には何の関係も無いのだから無闇に敵対すべきでない、放っておくべき」等と主張します。


前者に関しては、今回も含め起源主張をする人々が一部の例外的な人々では無い事を説明しました。
後者に関してなのですが、そもそも韓国起源説というのは、要するに「他人のものを盗む行為」ですから、日本人の一般的価値観では軽蔑すべき行為であり、多くの人が嫌悪感を覚える行為です。


ですから、自身に直接的な害や関係がなくとも、その行為を不快に思い否定的に接するようになるのは当たり前の反応です。
「放っておくべき」と主張する人々は、恐らく「他人のものを盗む行為」に不快感を覚えない人々なのでしょう。


勿論、日本は思想信条の自由が認められていますので、それが犯罪に結びつかない限りはどんな考えを持つのも自由です。
しかし、それと同時に思想信条の自由があるのですから、「他人のものを盗む行為」を不快に感じて批判する行為も、等しく犯罪に結びつかない限りは自由です。


ですから、本来は日韓友好論者には、韓国起源説を批判する行為を止めさせる権利は無いのです。
個人個人が韓国起源説を「直接関係無いのだから放っておけ」と考えるのは自由ですが、それならば同じように「韓国起源説を批判する行為」も等しく「放っておけばいい」のです、彼らには直接関係の無いことなのですから。


先ほども書いたように、日本人の一般的価値観では「他人のものを盗む行為」は嫌悪の対象になるのが一般的です、この行為に嫌悪感を持たない人がいるからと、そういった人達に合わせる必然性はどこにも無いですし、そうした人達が一般的な日本人の価値観を否定する資格もありません。



以下は当ブロマガのお勧めマイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。





最後の少々余談を。
HTML編集の件なのですが、結論を書いてしまうと引用リンク関連のHTMLタグはどれもニコニコのブロマガでは使用できませんでした。


そこで色々と調べてみたのですが、そもそもニコニコのブロマガは非常に簡単に記事を書けるようになっていると同時に、様々な機能に制限が付いているようです。
喩えるならば、通常のブログが自動車のマニュアル車だとすると、ニコニコのブロマガはオートマ車のようなものです。


ですので、引用の本文を通常隠していてクリックで展開させるような方式や、同ページ内リンク、別ページの任意箇所へのリンクのようなHTMLタグは、本来のブロマガの想定される使用用途から逸れているのでしょう。


というわけで、仕方が無いので暫定的ではありますが他の方法が見付かるまでですが、今後は今回のような方式でブロマガを書いて行きます。
いくつかご不便をかける部分もありますが、その点をご了承ください。




(※1)
文化財団HPより(韓国語)
講座のご案内
http://www.paperculture.or.kr/academy/sub3_2.php?pageNum=3&sub=2
子供の定期講座
分野指導者コース曜日教育時数
折り紙英才教室子供3級 - >2級 - >1級(英才)することができ、首、土、各12時間
北アート教室子供2級 - >1級(マスター)土、各12時間
英語折り紙教室子供2級 - >1級(マスター)土、各12時間
クレイ英才教室子供2級 - >1級(マスター)土、各12時間


ソウル冠岳教育院(バクミジャ院長)、第2回子ども折り紙作品展大盛況
文化財団(韓国語) 15-10-19
http://www.paperculture.or.kr/bbs/board.php?bo_table=news&wr_id=704&page=3&id=&sname=
文化財団及び世界折り紙連合吹奏楽紙文化教育院(院長バクミジャ)の子供の作家(小学生、幼稚園児)が「折り紙で作った私たちの夢の話」をテーマに第2回折り紙作品展示会を開催した。

去る9日、ソウル冠岳区落星に位置するオレンジ鉛筆ギャラリーで開かれた展示は11日まで展示されており、盛況のうちに終了しました。

この展覧会は、これまで教育院で折り紙を地図受けた40人の子供たちが手作り様々な作品を披露した。この日の行事には、子供の家族と祝賀客など200人余りが集まって大きな盛況を成した。
この日、特に「折り紙おじさん"紙文化財団生涯教育キム・ヨンマン院長が激励訪問、折り紙特講を設け、子供とお母さん、お父さんが一緒に楽しむことができる折り紙を導いた。

この日の行事は、ソウル冠岳紙文化教育院バクミジャ院長の司会で進行されており、財団キム・ヨンスン取締役、韓国キッズブックアート協会ギムジュンヒョク副会長、チョン・ミスク論山教育院長、イ・ウニ器興教育院長、紅ヘラン平沢教育院長、ジョンインシク恩平教育院長、キム・ギョンア金泉教育院長と財団イジュンソ事務局長などが参加した。

バクミジャ院長は「子供たちが過去数ヶ月間の展示会を熱心に準備している姿がとてもきれいだった。」と語った。また、バクウォンジャンは「この作品は、すべて今年大韓民国紙文化芸術作品公募に出品されている」と強調した

(※2)
2015独島文化大祭で「独島愛、独頭巾閉じる」
文化財団(韓国語) 15-11-10 
http://www.paperculture.or.kr/bbs/board.php?bo_table=news&wr_id=705&page=3&id=&sname=
慶尚北道大韓帝国勅令第41号頒布記念10月、独島の月を迎え、24日、ソウル漢江公園で「2015独島文化大祝祭」を開催した中で、紙文化財団、世界折り紙連合ソウル広津紙文化教育院(院長ジョンミョンスク)この日の行事に参加して折り紙体験ブースを運営した。

文化・芸術の島として再照明されている「平和の島独島」を全世界に知らせ、青少年たちの独島愛の精神を鼓吹するために用意された今回の行事は、伝統と現代が調和した、さまざまなジャンルの文化芸術行事が繰り広げられた。

「2015独島の文化大祝祭」は、独島財団が主催してバンク主観、慶尚北道、鬱陵、ソウル市が後援し、グローバル独文化大使の発足式、独島広報コンテスト、独島愛部隊体験や展示、独島の日のお祝い、独文化コンテンツ公演など多彩な行事で構成された。

この日の付帯行事としては、紙文化財団の独島愛独島コカルをはじめ、独島愛家族凧、独島愛タトゥー/フェイスペイント、独島愛チェギチャギ、独島愛ユンノリ、独島愛太極旗風車づくり、独島愛旗/風船分かち合い、独島愛ペンケース分割、独写真展、独島広報バスの運営などのイベントに参加した3000人の観客は、大韓民国の地、独島の文化大祭りを一緒に楽しんだ


(※3)
タイ韓国戦争参戦勇士村の子ども、韓国文化探訪プログラムで紙国博物館で折り紙体験教室参加
文化財団(韓国語) 15-10-19
http://www.paperculture.or.kr/bbs/board.php?bo_table=news&wr_id=703&page=3&id=&sname=
H2O助け合い運動本部(理事長李ギョンジェ)が主催する<Thank you from Korea - Thailand、Pumassi School>助け合い運動にタイ・バンコク韓国戦争参戦勇士町に住んでいる学生訪問団一行15人が10月10日韓国文化探訪プログラムの一環として、ソウル奨忠洞紙国博物館を訪問し、韓国の伝統紙文化遺産と紙の芸術作品を鑑賞し、直接折り紙を学ぶ機会を持った。

この日紙文化財団及び世界折り紙連合(理事長ノヨウンヒェ)の条約機関H2O助け合い運動本部の招請で韓国を訪問した人々のために韓国助け合い使節団ウォン学生10人余りも席を一緒にした。

タイの子供たちは、紙の文化財団ジョイ隊(委員長ソンヨソン)のチェヒェユン委員が導く折り紙体験教室で、これらは王冠とカタツムリ折り紙を学んだ。特に両国の学生は、大韓民国の折り紙(Korea Jongie Jupgi)の起源である三角をそれぞれ分けて折り、これずつ貼り付けて「象コカルモザイク」の作品を一緒に完成させた。タイ人に象は長寿と信頼の象徴動物として知られている。

折り紙体験に続いてソンドンミョン韓国風船文化協会長が直接指導する楽しいバルーン作成時間も大きな人気を集めた。

これら率いて訪問したパーキー牧師は「タイの退役軍人村は朝鮮戦争勃発当時参戦したタイ軍を称えるために造成された町で、現在退役軍人と子孫など70余世帯500人が居住しており、二重136人の韓国戦参戦勇士"と紹介しながら、「今回の韓国文化探訪プログラムを介して、韓国とタイの交流増進に資することを望む。」と述べた


デジタルソウル文化芸術大、韓国語教育体験手記公募展授賞式開催(紙文化財団理事長賞後援)
文化財団(韓国語) 15-11-19
http://www.paperculture.or.kr/bbs/board.php?bo_table=news&wr_id=710&page=1&id=&sname=
[大学経済ムンスビン記者]
デジタルソウル文化芸術大学(総長李東官、以下ソウル文化芸術大)が18日、第6回の国内および海外韓国語教育体験手記公募展授賞式を進行した。

ソウル文化芸術大会議室で開かれた公募展授賞式には、最優秀賞1名、在外同胞財団理事長賞1名、世宗学堂財団理事長賞1名、紙文化財団理事長賞1名、優秀賞2名をはじめとする奨励賞5人、入選10名の合計21人の受賞者が参加して席を輝かせた、受賞者には賞状と賞金が授与された。

今年で6回目を迎える公募展でハンガリーブダペスト韓国人学校の教師ナムソンミ氏の「ブダペストに蒔かれた種 - コレア」の作品が最優秀賞を受賞し、在外同胞財団理事長賞にユ素材氏(ドイツ・フランクフルト韓国学校の教師)、世宗学堂財団理事長賞ホンそらさん(フランスのジャンビル中学校韓国語講師)、紙文化財団理事長賞バクウンリョンさん(英国北東部ハングル学校教師)、優秀賞にはキム・ドンジュさん(ファボン小学校校長)、メンソンホンさん(容認江南学校特殊教師)の作品が受賞の栄誉に輝いた。

続いて奨励賞にはキム・ヨンミさん(カザフスタンアルマトイ考慮週末ハングル学校教師)と吉川久子さん(日本吉川学院代表兼講師)、イムフイオクシ(オーストラリア西オーストラリアハングル学校教師)をはじめ、韓国ギムオクジュさん(韓国是非八峰小学校特殊教師)、メンスクヨウンさん(韓国語講師)がそれぞれ受賞した。

この他にも入選には、米国、カナダ、ロシア、ベトナム、フランス、大韓民国など国内外の韓国語教師10人が受賞した。
(後略)

(※4)
韓国折り紙とメドゥプ紹介…「地球フェスタ」
民団新聞 2015.11.11
http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=0&newsid=21143
【宮城】さまざまな国の特色ある文化や習慣を紹介する「せんだい地球フェスタ2015」(同実行委員会主催)に今年も地元宮城の民団、婦人会、青年会が参加した。

 民団は来場者に韓国折り紙とメドゥプを紹介。婦人会が「オモニの味」を掲げて「地球屋台村」ブースで販売したチヂミ、ホットク、トッポキなどは早々に完売する人気ぶりだった。また、青年会はステージで農楽を発表した。

 今年のフェスタは「たくさんの平和」をテマーに10月25日、仙台国際センター展示棟で開催され、主催者発表で4000人が来場した。