日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

予想外の物を「パクリ」だした韓国


さて、今回は皆さんも良くご存知だろう韓国の「パクリ癖」に関してなのですが、恐らくこれをパクるというのは多くの人にとってあまりにも予想外ではないでしょうか、そんな内容です。


まずは現物を見てください。
(以前も書いた通り韓国人の記事は原則「感情表現の場」です、したがって非常に読みにくいので下に論点を抽出しておきます)


[国民論壇-パク・ジョンソン]日本のおかしな歴史認識
国民日報クッキーニュース(韓国語) 2014/07/18
http://news.kukinews.com/opinion/view.asp?page=&sec=1320&arcid=0922738684&code=11171320
パク・ジョンソン(放送通信大教授・国語国文学科)
この頃のように精神的に憂鬱な私たちの心に執拗に触れる事件がある。慰安婦強制動員不正などに関連する日本極右集団の姿だ。冷静に見れば日本極右集団が見せる姿はひとまず二種類にまとめられる。有るものを無いと言い、無いものを有ると言うのだ。

日本が起源や根源などに執着する習性を、神話を活用する彼らの歴史書から確認できる。神話は単なる想像の産物では決してなく、戦勝集団の長い歴史における政治イデオロギーや宗教、文学であり、戦勝民族の人生を具体的に反映する。それ自体や古代歴史書冒頭にある神話の記述方式は、特定民族の歴史認識に対する側面を理解する上でとても重要だ。

日本は相対的に完全な国家の成立が遅く、韓国と中国を意識した歴史記述が必要だった。その結果、人間の世界を創造した状況を伝える創世神話が日本の‘日本書紀’や‘古事記’の冒頭に登場することになった。創世神の来歴をルーツとすれば、自らの民族と国家の根源が非常に古いと誇れるために選んだ避けられない方策だ。

イザナギイザナミという創世神の登場に続き、天照大御神という太陽神を子孫として登場させ、これをまた日王家の直系の先祖神として自らの誇りをより高める戦略を駆使した。日本王室の長い来歴が人間世界を創造したその頃から始まっていることを密かに表す意図があるわけだ。

人間世界を創造した創世神から直系の先祖神を単一派閥として連結する神話的発想は完全な国家を建設した時期が隣りの民族より遅れたり完全な国家を建設した経験がない民族によく現れる現象だ。完全な体制を整えた国を建設した経緯自体古く、国祖の血統が歴史的事実と符合する客観的歴史の記述が残っていれば、あえて遠くへ行って創世神の後えいを王室の先祖神に牽引する無理な戦略は必要ない。

日本の場合は人間世界の創造過程を官撰歴史書の冒頭に置いたので真に独特の歴史認識になったわけだ。古いルーツを特に強調する日本の指向は韓国と中国を通じて古代と中世の文化を受け入れた歴史的事実が不都合だったからだ。自らの民族の起源を遡及する戦略が要領を得た
ため、一部効果を上げることができただろうが、結果的には日本民族自らのこのようなコンプレックスを対外的に広く知らしめる奇妙この上ない逆効果をもたらしたのはアイロニーに他ならない。
(後略)



指摘しているものは

・起源主張
・歴史の誇張
・純血主義・単一民族主義
・歴史コンプレックス


なのですが、おおよそ察しが付くと思いますがどれも韓国が外部から批判されている事柄そのものなのです。
つまり、「韓国が批判されている内容をパクって日本に転嫁している」んです。


起源主張などはもうご存知とも思いますが、これは日本以外からも相当批判されている上に、単一民族主義や純血主義に関しては、国連の人種差別撤廃委員会からも是正勧告を受けている有様です。
そして更に韓国の歴史に関しては、親韓のドイツ人からすらこんな苦言を言われる有様です。


2014年8月1日補足
親韓のドイツ人というのは、この韓国在住のドイツ人が親韓との意味で使ったわけですが、解り難かったですね、あらためて読み返してみるとたしかにドイツ全体が親韓と取れます、すみません。


「韓国人の行き過ぎた国粋主義は問題」
朝鮮日報 2013/10/13
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/13/2013101300058.html(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20131016003144/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/13/2013101300058.html(ウェブアーカイブ
(前略)
 ドイツ人韓国学者のサッセ元教授が『素顔がきれいなコリアン』という本を出版した。韓国とのゆかりは50年近くになるが、韓国大衆文化に関するエッセーは初めてだ。ご飯・キムチ・韓屋(韓国伝統家屋)・あずまやといった韓国の物質文化から、ソンビ(学識・礼節に優れた文人)・シャーマニズム・ハングルなどの精神文化まで、外国出身者の視点から見た韓国文化の素顔をまとめた。

 「外国人に15分間『ウリ(私たち、われわれ=韓国・韓国人を意味する韓国語)』とばかり言っていたら逃げられます。韓国の歴史を紹介するときに『ウリ』を強調し過ぎては駄目です。韓国料理・韓屋・ハングルなどどれも素晴らしいですが、『世界で唯一だ』と宣伝すれば国粋主義に傾倒しているように見えます。『韓国が一番』ではなく、韓国文化も東アジアや世界のほかの文化同様、その特性を持つ文化だということを認める必要があります」

 さらに、韓国を愛するが故に「韓国人の行き過ぎた国粋主義は問題です」と批判を口にした。「5000年の歴史と言えば魅力的な言葉に聞こえますが、科学的に証明しなければなりません。こうしたことを過度に自慢すれば、外国では笑いぐさになるかもしれませんよ。誇張せず、外国人に対し体系的に、事実に基づいて韓国の歴史を紹介した方がいいでしょう」


なぜこんな事になっているのでしょうか。
少々長くなりますがこういった思考に至った経緯を、個人的な推論を含め書きます。
実は大抵の韓国人が、起源主張をはじめこれ等問題が日本を含む外国から批判されている事を知っています。
ネットを通じてそういった情報も一般人が手に入れれるようになったため、特にここ10年くらいは批判を把握できるようになってきているのです。


しかし、韓国人は長年の教育によって自分達が絶対普遍の正義であり自分達の価値観は絶対的に正しいと考えているため、このような批判を素直に受け入れる事ができません。
むしろ問題が完全に自分達にある事を認めるような発言をすれば社会的に袋叩きにあいます、ですから問題を指摘するときは最終的に「誰かのせい」にしないといけないわけです。
当然それでは状況が一切改善しないので、余計に批判される事になります。


その結果、特に日本に対する韓国起源説などはここ数年認識が変化してきており、個別の起源については日本起源である事を認め、そのうえで「古代に日本を作ったのは我々だ」「日本に文化を教えてやったのだから、個別の起源は日本でもその大元や原型を作ったのは我々だ」という意見が主流となってきています。
要するに本質は何も変わっていないのですが、表面的には個別の起源そのものは認めているので、「起源主張を信じている韓国人は殆どいない」という結論に至る日本人がかなりいます。


まあそれはそれとして、結果Japan Expoにおいて偽剣道団体である海東剣道の出展が問題になり、日本でも大きく話題になった2011年頃から、韓国人による起源主張の活動は以下のようなものになってきています。


州下院の最初の関門を超えて
コリアタイムズ(韓国語)  2012-08-18
http://www.koreatimes.com/article/746801
カリフォルニアで韓国の歴史が大幅に反映された小・中・高校教科書を導入するための努力が結実をする可能性が高くなった。

州内の社会および歴史教科書に韓国史関連記載を載せる内容を今年3月、州議会で発議されたロニ・ハンコク州上院議員の「新しい教科書導入法案」(SB1540)が今月16日、州下院教育委員会で承認されて州下院通過のための最初の関門を越えたからだ。

この法案は去年、ハンコックによって推進され終盤に予算を理由に失敗に終わったSB300法案を補完するもので、カリフォルニア州で使われる公立教科書の歴史および社会科学の内容を改正して韓国の歴史も含まれるようにすることを目標にしている。

韓人教育専門家たちはこの法案が成立すれば

▲韓国の陶工が日本に渡って日本文化形成に寄与した。
▲東アジア思想と文物を韓国が日本に伝えた。
▲韓国は1980~90年代、大きな経済成長を成し遂げ、現在のインターネットおよび情報技術(IT)
産業の主導的な役割をする国家になった

という内容などが含まれると期待している。

「教育者のための韓国アカデミー財団」(KAFE)のメリー・コーナー会長は「非常に希望的なニュース」としながら「この後ある下院全体投票も該当法案の通過可能性が高く、結局、法案発効のための州知事署名も受けられると思う」と話した。

コーナー代表はこの法案の州議会を通過するためには韓人が乗り出して州議員らに支持を促す書簡を出したり電話をするのが重要だと強調した。


東大教授「日本語のルーツは韓国語にあり」
http://www.chosunonline.com/news/20110506000003(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20110509023953/http://www.chosunonline.com/news/20110506000003(ウェブアーカイブ
 AFP通信が5日に報じたところによると、現代の日本語が、2200年前に韓半島朝鮮半島)などアジアからの移住民によって大きな影響を受けたという主張を盛り込んだ論文が公開されたという。

 東京大学長谷川寿一教授とリー・ショーン氏は、イギリス王立学会報に論文を掲載し、その中でこのような主張を行った。研究陣は、長期にわたってほとんど変化がなかった日本語の動詞・数詞・名詞など210個の単語を選び、59種類の方言と比較するという方法で、日本語の起源を追跡した。その結果、現在の日本語は、韓半島から日本列島への移住が大々的に行われた紀元前200年ごろにルーツがあることが分かったという。

 今回の研究は、韓半島出身の移住民が日本の原住民の言語をかなり入れ替えたという学説(日本列島外部流入説)とも一致する。最近の考古学的・遺伝学的調査でも、紀元前200年前後に韓半島などから新たな農業技術や道具を持ち込んだ移住民が、原住民に対し農業など各種の生活だけでなく、言語の面でも影響を及ぼしたことが明らかになっている。一部では、日本語が韓半島の移住民による影響を受けていたため、滅亡した百済の遺民が日本に渡ったときも、意思疎通に大きな問題がなかったと主張している。

 日本の学界では、日本語の起源について、自生説と外部流入説が対立している。自生説は、日本では1万2000-3万年前から人が暮らしており、現代日本語は当時の原住民から直接伝わったという主張だ。紀元前200年前後に韓半島などユーラシア大陸から人の流入があったことは認めるものの、コメや農業技術を伝えただけで、言語には特に影響を及ぼさなかったと主張している。

東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員




ちなみに下の東大教授が~に関しては、そもそもリー・ショーンという人物の本名はSean Sangheon Lee(ショーン・サンギョン・イ)であり、韓国系移民のニュージーランド人であるうえに、長谷川寿一教授はこのイ・サンギョンの修士課程での卒論の指導教官でしかありません。


挙句、この教授は考古学でも言語学でもなく行動生態学の教授です。
しかもこのイ・サンギョンという人物、山口県の土井ヶ浜遺跡の調査結果を根拠の一つとしているのですが、後に行われた再調査で否定された古い学説を引用していたり、古代の朝鮮でどんな言語が話されていたか現在まで解っていないため、「現代の朝鮮語で比較」をしていたりと、もう滅茶苦茶です。


2014年7月31日0:31分訂正
土井ヶ浜遺跡は九州ではなく山口県の遺跡です。
何か変な勘違いしていました、すみません。


要するに、本来は韓国から日本へなのか日本から韓国へなのか判別できないようなしろものを、韓国から日本へ伝わったと断定しているのです。
しかし、それでもこのように権威付けされてしまえば既成事実化できるわけです。


少し話が逸れてしまいましたが、このように韓国起源説は個別のものを主張するのは既に少数派で、現在は「包括的に全て我々が教えてやったからその文化が始まったのだ」といった流れがトレンドというわけです。
これは日本以外の起源主張に関しても最近同じようになってきています。


しかし、当然の事ですがこんな蔑視ありきの自民族中心主義や民族主義丸出しの主張をしていては、韓国人への批判は無くなりませんし、韓国を嫌う人は減るどころか増え続けていきます。
そして韓国人は未だ批判され続けている事も勿論知っており、その結果非常に特徴的な反応をするようになってきました。


「東アジアの民族はみんな起源にばかり拘っている」「日本人も中国人も韓国人もみんな異民族に蔑視的だ」「東アジアの連中は皆歴史を誇張し他の国の人に自国の文化を押し付けている」といった具合です。
要するに間違いを正して行こうと動くのではなく、「他も皆同じだ」と相手を自分と同じところへ落す事で納得しようと、そういった流れになってきているのです。


この傾向は以前から多少はありましたし、韓国人は批判されて言い訳不能になるとこういった反応をすることが良くあったのですが、それがあらゆる自身への批判に適用され大勢となって来たというのが、現在の韓国の状態です。
要するに「赤信号、皆で渡れば怖くない」ですね。
根拠も無く一緒くたに「渡った事にされる」側としてはたまったものではないですが。


また、韓国人は非常に打たれ弱い部分があり、自身が有利なときは良いですが一端不利になると突然信じられないくらい悲観的になることがあります、「皆同じだ」という思考もそこから来ているものです。


そして、最初に引用した韓国の放送通信大教授の記事になるのですが、これはこの「皆同じだ」から更に発展し、自身が批判されている事柄をそのまま丸パクリで相手に転嫁して自身の批判を無かったことにしようと、そういった思考が働いた結果なのです。
自身が相手に対して行う批判すら他所からのコピーというわけです。


日本人の価値観からすると「そこまで面倒な事をするくらいなら過ちを認めてしまえば良いのに」と考えますが、韓国人は常に自分達は絶対的に正しいはずと思い込んでいるので、最終的にこういった思考に落ち着くしかないわけです。


現状、韓国のネット界隈の書き込みや記事などを観察していると、大勢は「東アジアは皆同じ事をしている」ですが、最近になって新聞報道でこういった論説が出てきたという事は、この丸パクリによる転嫁が今後韓国の大勢になっていく可能性が多少なりともあるという事です。


現在の韓国はいかにして日本のイメージを貶めるかを国策規模で行っているわけですが、それにこの考えが反映されると更に面倒な事になるでしょう。
特にアジア諸国以外では日本人と中国人と韓国人の区別がついていない人が多いですから、日本人が起源主張してるとか、日本人が民族主義に凝り固まっているとか、歴史コンプレックスをもっているとか、そういう宣伝をされると「韓国人がそうなのか日本人がそうなのか区別つかずに」信じてしまう可能性があるからです。