日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

在日韓国・朝鮮人が嫌われる根本的原因


さて、今回は在日韓国・朝鮮人の問題となるわけですが、問題の根幹は彼らやメディアなどが半世紀以上にわたってついてきた「強制連行の嘘」の問題に集約されます。
強制連行の嘘そのものについては、以前こちらで書いているので、詳しく知りたい方は読んでみて下さい。


今回問題とするのは、この「強制連行の嘘」に対する在日韓国・朝鮮人(以下在日)と日本のメディアなどの態度です。
まずはこちらの朝日新聞毎日新聞の記事から。

百田尚樹氏:強制連行説明でNHK番組を批判
毎日新聞 2014年07月25日 20時31分(最終更新 07月25日 21時03分)
http://mainichi.jp/select/news/20140726k0000m040050000c.html
 NHK経営委員で作家の百田尚樹氏が、NHKのニュース番組でキャスターが、在日コリアン1世について「1910年の韓国併合後に強制的に連れてこられた人もいる」と説明したことを「事実誤認だ」として22日の経営委員会で強く批判していたことが25日、関係者の話で分かった。

 百田氏が批判したのは、今月17日放送の「ニュースウオッチ9」での大越健介キャスターの発言。在日コリアン3世の結婚観を取り上げた後、大越キャスターは「在日コリアンの1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて、生活の基盤を築いてきた」とコメントした。

 委員会の出席者によると百田氏は、後日公表される議事録には記載しないよう求めた上で「韓国併合後に強制連行はなかった」などと発言した。放送法は経営委員に対し、個別の番組への干渉を禁じているため、上村達男委員長代行は放送法の条文を読み上げた上で「発言は単なる感想ですよね」と確認したという。

 百田氏はこれまでにも講演などで「南京大虐殺はなかった」などの発言を繰り返している。【望月麻紀】



百田尚樹氏、大越キャスター発言を批判
朝日新聞 2014年7月26日
http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cpettp01407260010.html
NHK経営委員で作家の百田尚樹氏(58)が22日の経営委員会で、番組批判を展開していた。同局のニュース番組でキャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」などと発言したことに対し、批判的な意見を述べていたことが25日、関係者の話で分かった。

 百田氏が問題視したのは、17日放送の「ニュースウオッチ9」。在日コリアン3世の結婚観などを取り上げた後、大越健介キャスター(52)が「在日コリアン1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきた」とコメントした。

 これに百田氏がかみついた。同氏は経営委で「日韓併合直後から強制連行があったように受け取られかねない」「誤ったイメージを視聴者に与えるのでは」などと異議を申し立てた。

 経営委の上村達男委員長代行は「委員による個別の番組への干渉は放送法で禁じられています。一般的な感想ということですね」と指摘したという。

 NHK経営委員事務局は、経営委員会でのやりとりの事実関係については、「議事の内容についてはお答えしていません」としている。百田氏はこれまでも、講演で「日教組は日本のがん」「南京大虐殺はなく、従軍慰安婦はうそ」などと発言し、物議を醸していた。

 ◆放送法と経営委員 第3条で「放送番組は(中略)何人からも干渉され、又(また)は規律されることがない」と定めた上で、第32条に経営委員の権限について「委員は、個別の放送番組の編集について、第3条の規定に抵触する行為をしてはならない」と定めている。



ここで重要となるのは、どちらも従軍慰安婦は嘘とか南京大虐殺は嘘と言っているから今度も同じ事を言っているのだと、歴史修正主義者なのだと、そうミスリードして間接的に強制連行を既成事実化していることです。
そもそもそれらは別々に考えないといけない問題ですし、以前から書いていますが日韓の間で問題になっている従軍慰安婦の問題というのは、「軍命令による組織としての強制・強要」があったかなかったかです。


百田氏がどのような発言を過去にしているのか知りませんが、問題の争点が「軍命令による強制・強要」ならば、それは無かったと言う意見は正しいです。
また南京大虐殺と呼ばれるものに関しても、日中で問題となっている争点は同じく軍命令による組織的な虐殺があったかなかったかです、これも軍命令の有無が争点なのですから、その視点に立っての「無かった」ならそれは正しいです。


このように、何か問題を論じるならばまず定義をはっきりさせ、お互いが前提となる情報を共有し共通認識を持った状態で論じなければいけないのですが、朝日も毎日もそこをボカして「どうとでも取れる」状態で記事を書いているわけです。
これは非常に卑怯な行為であり、本来プロの物書きなら守らなければいけない最低限の倫理すら逸脱しているとしか言えません。
彼らのやっている事は、これではただのミスリード・印象操作です。


さてそのうえで、「強制連行」とはなんなのでしょうか、その定義をまず考えなければいけません。
強制連行とは、アメリカなどの黒人奴隷のように無理矢理つれてこられて奴隷として働かされていた人のことなのでしょうか?
現在まで、在日達はこの定義で世界中に「我々は強制的に連れてこられた被害者だ」と宣伝してきましたが、それはありえないことが既に判明しています。
というより、給料が支払われていた記録が次々と発見されています。


例えば今年頭に問題となった三菱訴訟の件、これは実は過去に日本でも強制連行として裁判が行われたのですが、三菱側が被害者とされる人々の給料明細の記録を次々と提示したため、結局原告側は敗訴、その後韓国でまた裁判を起こしたという経緯があります。


では給料が払われてはいたが、本人の意思とは無関係に無理矢理連れてこられて労働に従事させられていた人々という定義はどうでしょうか。
これならば国民徴用令もそうと言えるのですが、この定義にも実は問題があります。


なぜかといえば、義務としての国民徴用令が強制連行ならば、同じく現在韓国が行っている徴兵も本人の意思とは無関係の強制なので、強制連行となるからです。
そもそも、現在の韓国では兵役逃れが社会問題化しており、韓国人はありとあらゆる手段を使って兵役から逃れようとしています、そこで韓国政府は兵役逃れには厳罰を行うよう法改正までしています。


また、兵役者は時に劣悪な環境におかれ、給料も休みも非常に少なく、隊内でのパワハラ・セクハラ(明確な性犯罪含む)も日常的に行われ、先日起きた韓国軍内での銃撃事件のようにイジメを苦にした事件・自殺も頻繁に起きています。
環境が劣悪だったから、本人の意思とは無関係だから、強制だから、という定義だと当然韓国の兵役も強制連行と定義できてしまいます。


要するに、国民徴用令が強制連行ならば、同じく強制連行の韓国軍による徴兵も人権侵害として廃止しないといけないとの議論にならないといけないわけです。


それ以外の検証に関しては先ほどリンクを貼ったページを見てもらうとして、結局のところこの強制連行という定義そのものが酷く曖昧でまともに定義付けできない代物なのです。
そして、そんな定義不明の物をあたかも事実であるかのように印象付け、在日は被害者であるとしてきたのが、日本のマスコミや在日達というわけです。
上で挙げた朝日と毎日の記事も、要するにその延長線上の代物です、だから問題なのです。


そして更に、問題はこれだけでは終りません。
ここからが在日問題の根幹です。
「強制連行などと言っているのは一部の人だけだ」「土地を奪われ仕方なく日本へやって来た、それが実質的な強制連行だ」こんな話を聞いたことのある人、結構いるのではないでしょうか。


まず「土地を奪われ~」なのですが、これも以前の検証でそれが嘘であるとはっきりしているので、ここでは説明を省略します。
そして次の「強制連行などと言っているのは一部の人だけだ」なのですが、これを在日達が言い出したのはいつ頃でしょうか?
実は2008年か2009年頃から、つまりつい最近なのです。


実際のところ、「強制連行は嘘だ」とする意見は、過去ほんの極僅かな在日達が主張しているものでしかありませんでした。
強制連行されて来たという主張が数々の資料から嘘と暴かれ、その事実がネット上で多くの人に広まりだした頃から、公にそう主張する在日が増えてきたのです。
これでは「嘘をつき続けるのが無理とわかったからそう言い訳している」と取られても仕方が無いでしょう。
結局のところ「後出しジャンケン」でしかないですから。


もし、本当に強制連行されてきたと言っている人々がごく一部の人だけだったのならば、なぜネットという誰でも広く意見を言える場で、つい最近になるまでこのような意見が殆ど出てこなかったのでしょうか。
要するに、言っている事が過去の流れとまるで合わず非常にチグハグなのです。


そしてもう一つ問題があります。
この朝日や毎日の記事、或いは問題の発端となったNHKのアナウンサーに対し、「そんな嘘をつくな」と批判している在日がこれもまたネット上に殆ど皆無に近いのです。
結局、「そんな事を言っているのはごく一部だ」という在日の意見は、「強制連行の嘘」を指摘している側にしか向けられない言葉なのです。


更に民潭や総連などの組織は、現状ですら日本国外に未だ「強制連行されてきた」という嘘をつき続けています。

盧武鉉大統領への文書…民団中央が提出
http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=4&newsid=6619 (リンク切れ)
https://web.archive.org/web/20150807103506/http://www.mindan.org/front/newsDetail.php?category=4&newsid=6619 (インターネットアーカイブ
(前略)
盧大統領閣下もよくご存知のとおり、在日同胞は他の海外同胞とは歴史的経緯が異なります。日本帝国主義の過酷な植民地支配により、みずからの意思ではな く、徴兵、徴用、炭鉱労働などにより強制的に連れてこられた者が大部分であり、解放後も祖国の政治状況のなかで帰国できず、そのまま日本に残った者とその 子孫であります。

 在日同胞は日本政府の差別政策と社会的蔑視の中でつらい生活を余儀なくされながらも、民族的自負心を持ちながらたくましく生きてきました。特に我々民団は一大国家行事と祖国が困難な時に、率先垂範して愛国愛族精神を発揮してきました。
(後略)


これも同じ事で、強制連行の嘘を指摘する日本人に文句を付けるのではなく、本来ならばこんな事をしている人々を批判しなければいけないにも関わらず、「多くの在日は強制連行が嘘と知っている」はずなのに、誰も本来すべき批判をしていないのです。


そして今でも在日達は「言い訳」をし続け、自らへの批判だけを止めさせようとしています。
要するに「自分達は何も変わらないし変わる気もない、しかし日本人は無条件に変わり受け入れろ」という態度なのです。


別に在日個人に全責任を押し付けようというつもりはないですが、在日社会として「何一つ問題解決のために動く意思が無い」のであれば、在日全体として嫌われてもそれは当然の結果という事です。
現状、「強制連行の嘘」は日本国内だけではなく、半世紀かけて世界中に広まっており、日本人は加害者扱いされているのですから、「自分達は何もする気は無い」「自分達は関係ない」では済まされないのです。


現在も続く「強制連行という風評被害」を何とかしない限り、在日は日本人から嫌われ続けるという事です。
在日批判は在日への差別意識からくるものでは無く、あまりにも自浄作用の無い在日の態度に対する日本人の意思表示と言うわけです。


勿論、在特会のようなやり方はだめですが、在特会が間違っているからと在日批判そのものが間違いとはならない、その事を十分に理解しておく必要があります。