日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

テコンVはマジンガーZの「パクリ」じゃない?


さて、本日は動画で予告していたように日本のマスコミと韓国的価値観の違いについて記事にする予定だったのですが、もう少し煮詰めることが出来そうな事と、テコンVは非常にタイムリーであり来週だとタイミングを逃してしまいそうなこと、いずれやりたかったテーマでもある事からこちらにしました。

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


先日韓国の裁判所が「テコンVマジンガーZの盗作ではなくオリジナル」という判決を出したが、その内容は何がオリジナルなのかも漠然としているうえに、そもそも大筋で韓国社会でも「盗作」という認識があるため、明らかに不自然だった。


これには韓国内でのテコンVの立ち位置が関係しており、現在の韓国の主流層である1960年代から70年代生まれの人々は、まさにこのテコンV世代であり、このロボットアニメを「韓国の代表的ロボットアニメ」と認識しているため、盗作と公に認めると自身を否定されたような感覚に陥ってしまう。


またもう一つの原因として、テコンVが日本のガンダムのように30代40代をターゲットとしたビジネスとして成功している事、更に以前記事にした「韓国は「名分」社会」で説明したように、表面的な結果が良ければ実態がどうであれ満足してしまう特徴などが関係している。



※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。



1:裁判所が「テコンVは盗作ではない」


まずこの問題を知る上で重要な事として、テコンVとは何かについて手短に書きます。
これは1976年に韓国で作成された劇場用ロボットアニメのシリーズで4作品が作られ、後に続編としてスーパーテコンVが作成され、当時の韓国の子供たちの間で大ヒットしました。



画像は聨合ニュースの該当記事裁判所「テコンVはマジンガーと区別される独立した著作物」」より


が、このテコンVはごらんのように見た目が日本のロボットアニメマジンガーZ(1972年)そっくりであり、また続編のスーパーテコンV(1982年7月)は「ザブングル(1982年2月)」そっくりという代物だったわけですが、当時韓国は表向き「日本文化の規制」を行っていたため、そのことに気付く韓国人は殆どいませんでした。



左が「スーパーテコンV(韓国)」右が「ザブングル(日本)
画像はIT朝鮮の「[ギムヒョンウォンのごとく話]⑩おじさんに夢と傷を与えた「テコンV」...国内盗作ロボット総まとめ」より


そして90年代に入り韓国で日本文化の部分開放があり、また2000年代に入るとインターネットの普及により日本のマンガやアニメの実情が知られるようになると、当時韓国の子供たちを熱狂させたこの作品が「盗作」であると知られるようになり、現在は韓国内でも盗作である事が知られています。


その上で先日の以下の記事を

テコンV、裁判で「マジンガーZのパクリ」の汚名晴らす
朝鮮日報 2018/07/31
https://web.archive.org/web/20180801021617/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/31/2018073103392.html

テコンVは独立した著作物」

 韓国の裁判所が、韓国のロボットキャラクター「ロボットテコンV」について、日本のアニメキャラクター「マジンガーZ」の模倣ではなく独立した著作物であると判断した。

 ソウル中央地裁は31日、株式会社ロボットテコンVが「著作権を侵害された」として玩具販売業者のJ氏を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、J氏に対し「ロボットテコンVに4000万ウォン(約400万円)を支払うように」と命じる原告勝訴の判決を下した。

 株式会社ロボットテコンVは、テコンVに関する著作権保有している。同社は、J氏がテコンVにそっくりな玩具を製造・販売して著作権を侵害したとして、J氏を提訴した。これに対しJ氏は「テコンV自体が日本のマジンガーZグレートマジンガーなどを模倣したキャラクターだ」と主張し「テコンV著作権法が保護する創作物と見なすことはできない」と反論した。「模倣したキャラクターをさらに模倣したものであるため、賠償責任はない」と主張したわけだ。

 「ロボットテコンV」は韓国で1976年にアニメ映画として制作され、4年早く日本で放映された「マジンガーZ」の盗作だと40年以上も疑われ続けてきた。「ロボットテコンV」のアニメ映画を制作したキム・チョンギ監督もかつて、マジンガーの影響を受けたことを認めている。

 しかし裁判では「テコンVマジンガーZとは外観上明らかな違いがある」として「テコンVマジンガーZとは区別される独立した著作物、またはこれに手を加えた2次的創作物に当たる」と判断した。判決はこうした判断に基づき「J氏が、登録された著作物であるテコンV著作権を侵害した事実が認められる」として、4000万ウォンの支払いをJ氏に命じる判決を下した。

韓慶珍(ハン・ギョンジン)記者


要するにこの記事では、とある玩具販売業者がテコンVの類似品を販売したところ、版権を持つ会社から訴えられ、この業者は「テコンV自体が日本のマジンガーZグレートマジンガーなどを模倣したキャラクターだ」と、訴えが不当であると主張しました。


しかし裁判所は「テコンVマジンガーZとは区別される独立した著作物、またはこれに手を加えた2次的創作物に当たる」と、テコンVマジンガーZとは別の独立した著作物であるとし、この業者に4000万ウォン(約400万円)の支払いを命じたというわけです。


もう色々と突っ込みどころだらけなわけですが、記事にもあるようにこのテコンVを作成した監督自体が、色々と言い訳をしながらも「影響を受けたこと」は認めています。
実際には「影響を受けた」どころではないですが。

2018年8月4日20時30分修正


(※1)
テコンV =マジンガーZ?... 金チョンギ監督「似ているしかなかった」 ノーカットニュース/NAVER(韓国語) 2006-06-01


このインタビューでは、監督が盗作疑惑に対して「当時韓国のアニメ製作の現場は日本の下請けを主な仕事としており、日本のマジンガーZの影響を受けないで作成する事が出来なかった、意図的な盗作ではない、似せないように苦労した」と主張しています。


まあ、それを世間一般では「盗作」というわけですが、それはそれとして、このインタビューからもわかるように監督自身も実質的に盗作である事を認めているうえに、他にも朝鮮日報自身が過去にこんな記事を書いています。

【コラム】韓国の道徳性は本当に日本より優れているのか
朝鮮日報 2015/06/26 (1/3ページ) (2/3ページ) (3/3ページ

(一部抜粋)
日本をまねするのにだんだんと慣れていったのは不幸だった。1980年代まで韓国のタレントたちはアイデアが尽きると釜山に行き、電波を受信できる日本の番組を見てまねた。そのようにして日本のアニメ『マジンガーZ』は韓国アニメ『テコンV』に、日本のドラマ『おしん』は韓国戦争(朝鮮戦争)後の貧しさを描いたドラマ『カンナニ』に、日本全国をめぐる視聴者参加番組『NHKのど自慢』はKBS放送の『全国歌自慢』になった。各大手企業グループの会長たちが日本に長期滞在した後、「日本構想」という名で新事業を展開し、学界を代表する権威ある学者たちでさえ、日本の書籍を自身の著作物だとして盗作した。もちろん、みんなそうだったというわけではない。だが、一部のごく少数の話でもない。少なくとも1980年代まで「日本」というキーワードなくして韓国経済史・韓国文化史を語るのは困難だ。今の40-50代たちにとって、子どものころの思い出は、かなりの部分で日本の子ども文化の思い出をそっくりコピーしたようなものだ。


要するに、朝鮮日報自体がテコンVが盗作である事を認めているのです。
韓国の裁判所の判決も、朝鮮日報の「汚名を晴らした」も明らかに実体を伴っていません。


2:韓国の「おじさん」の思い出


ではなぜこんな事になっているのかといえば、先ほども書いたように韓国において1970年代から80年代にかけて、テコンVは韓国の子供たちの間で大ヒットし、日本で言えばアトムや鉄人28号マジンガーZガンダムシリーズなどと同等に「当時の子供たち」の思い出なのです。


そのため、現在韓国では日本がガンダムシリーズなどで行っている「大人向け玩具」商法をテコンVで行っており、相応の市場を形成しています。


テコンVがやって来た! 朝鮮日報  2017/07/27
『テコンV』が韓国アニメ映画の興行成績歴代1位に WoWKorea 2007年2月1日
ソウル国際漫画・アニメフェス、COEXなどで開幕 WoWKorea 2009年7月22日
(※2)
ロッテマート、ロボットテコンVフィギュア発売「キダルト族キャッチ」 cnbニュース(韓国語) 2017.07.20


要するに、テコンVは日本における「ガンダム」のような需要の市場を形成しており、もしこれを「盗作」と認めてしまうと、当然この市場が崩壊しますし、韓国の「おじさん世代」にとっても大ダメージです。


そのため、元々韓国は企業や政治家と司法が癒着しやすい社会であることもあり、司法が企業や市場に「忖度」したといったところが実情でしょう。


2018年8月4日20時30分訂正
この裁判はあくまで二次創作でも著作権は存在するという判断の下に行われており、「テコンVはマジンガーZと違う部分もあるのでオリジナルか”或いは”マジンガーZの二次創作物であるため、いずれにせよ著作権は存在する」という判決です。


またもう一つ、このテコンVは韓国人の国粋主義民族主義と非常に密接に繋がっています。
たとえば以下の事例のように


ロボットテコンV、キム・ジャンフンともに独島の守り神に 中央日報 2011年10月24日
テコンVが国会議事堂ドームから出撃? 中央日報 2011年01月11日
韓国で相次ぐ日系金融機関バッシング、解決策は「良心」 朝鮮日報 2015/10/11


竹島問題の象徴のように扱われたり、国の象徴のように扱われたり、さらには以下のように、


テコンV、UNHCR韓国代表部の親善使節に任命 WoWKorea 2008年7月25日
ロボット太拳Vが国連難民機構の親善使節に() () 中央日報 2008年07月22日


政府が国連難民高等弁務官事務所の韓国代表部親善使節に任命したり、あるいは以下のように、


【コラム】世界の頂点に立った「テコンV世代」 朝鮮日報 2015/06/12 (1/2ページ) (2/2ページ
韓国の技術で開発した人体感応型ロボット「メソッド-2」() () 中央日報 2016年12月27日
ベゾスが惚れ込んだ「韓国製ロボット」 東亜日報 March. 23, 2017


日本のアトムやガンダムに相当する、韓国におけるロボット開発の象徴としての立ち位置を持っていたりと、この盗作ロボットアニメは韓国社会の根幹部分で重要な役割をしているわけです。


そのため、世間的には本音として盗作という認識があったとしても、「公的には」国を象徴する「オリジナルアニメでなければならない」というベクトルが働くわけです。


日本人の感覚からすると信じられない事でしょうが、こうした「国民情緒」によって韓国では司法が判断を下すのです。

国民情緒法
韓国では根拠や客観性よりも感情(情緒)が何より優先されるため、法や約束よりも「その時の感情」が上位に来る場合が多く、またこの「情緒」を全ての人が「等しく共有しているはず」という前提で話が進むため、この情緒に合わない態度を取ると社会的に迫害を受ける場合がある。
そのため韓国では裁判所などが法や憲法を無視した判決をする場合があり、それを韓国人自身が皮肉った言葉。

【日韓問題】韓国の国民情緒法

3:外華内貧


またもう一つ、この問題には過去記事「韓国は「名分」社会」で紹介した、「外華内貧」なども関係しています。


「外華内貧」がどういうものかというと、要するに「ボロを纏えど心は錦」の逆、どんなに実体が伴っていなくとも「外見だけは立派にしておく」という考え方で、表現を変えると「長期的な目線の利益より短期的な目線の利益が重視される」社会です。


これがあるため、韓国社会では実態よりも「名分」が重視される傾向にあり、たとえ実態が盗作であったとして、それを自身が認識していたとしても、表面的な「名分」では「違う」という事にしておかなければならない、韓国社会の一般的な考え方ではそういう思考が働きます。


そのため、テコンVに関しても監督が「似せないように努力した」とか「顔を李舜臣に似せた」等と、表面的な「名分」を繰り返し訴えていますし、韓国メディアでも「テコンVマジンガーZと違って格闘技がメイン」とか「世界初の脳派コントロールロボットだ」等と主張し、だからこそオリジナルだという名分を主張していました。


日本人の感覚では、そういった話があったとしても「外見がアレ」では盗作以外の何者でも無いのですが、それは日本人が「実態を重視する」傾向にあるからです。
それが実際に実行できているかいないかに関わらず、一般論として「重視される」という事に異論は無いでしょう。


しかし韓国は違うわけです。
実態がどうであれ、「盗作ではないという名分」だけあればいいわけです。


なので最初の朝鮮日報の記事のように、「裁判所が盗作ではないと判決を出した」となれば、その実態がどうであれ「名分ができた」ので満足するわけです。
だから「テコンV、裁判で「マジンガーZのパクリ」の汚名晴らす」というタイトルなわけです。


またこの件で興味深いのはハンギョレ新聞です。
ハンギョレ新聞はこの件、聨合ニュースの記事を転載する形で掲載していたのですが、聨合ニュースの該当記事ではこの記事の一番最初に紹介した画像のテコンVが掲載されていたにも関わらず、ハンギョレでは「スーパーテコンV」の画像を掲載していました。




裁判所「テコンVはマジンガーと区別される独立した著作物」 ハンギョレ新聞(韓国語) 2018-07-31


ちなみに書いておくと、韓国メディアが通信社である聨合ニュースの記事を転載する事はよくある事(日本の共同通信時事通信と同じ扱い)なのですが、その場合「転載元記事と同じ画像」が使われるのが一般的で、「まるで異なる画像」が使われる事例は少なくとも私は知りません。


そんな事をしたところで、「盗作」という事実が薄まるわけではないのですが、「外華内貧」が一般的な韓国では、「それでもいい」わけです。
表面上は「マジンガーZに似ていない」ように見えるからです。


このテコンVの事例一つとっても、日本と韓国は価値観や考え方に大きな違いがあるわけです。
この「違い」が日本のマスコミとの違いにも関わってくるわけですが。



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以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。




動画版マイリスト







(※1)
時間が無かったので機械翻訳そのままで手直ししていません。

テコンV =マジンガーZ?... 金チョンギ監督「似ているしかなかった」
ノーカットニュース/NAVER(韓国語) 2006-06-01
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LPOD&mid=sec&sid1=&oid=079&aid=0000092184 (リンク切れ)
http://archive.fo/TxlO (キャッシュ)

(一部抜粋)
-日本の漫画の影響はどの程度受けたんですか?

当時、韓国のアニメーションは、初期であり、TBCで日本のOEMたくさんいた人々がテコンVに多く参加したので、タッチとか姿で日本的な姿がついたりしている。 ひじきだけその時テコンVをどのようにすれば、日本においが出ないようにするかが課題でした。 結局実力がそれしかないされた子弾するしかありません。 マジンガーを似にせる考えは全くなかったし、むしろどのようにすれば避けられるかを悩んました。 ところで、当時の機械、ロボットが皆無たしそんな常識がありませんでした。 そうしたら、日本マジンガの影響を受けないことができませんでした。 文化とは上から下へ流れるようになっているでしょう。 テコンVはなく、マジンガーというタイトルで出て行った場合は、よりヒットすることができたと思います。 その時はいくらでも行うことができたんですよ。 日本のキャラクターをそのまま取ってタイトルもそのまま書いた作品が多かったです。 しかし、私はそのよう良心を売って作品をすることができないという信条がありました。 そして当時光化門交差点の李舜臣将軍の銅像を見ながら第キャラクターも李舜臣将軍のイメージを持っている必要という考えにかなりの研究をしました。 だからテコンV李舜臣将軍の銅像投球形をよく似ているという話もたくさん聞き。 -これまで盗作の話がたくさん出たんです?

意図的に盗作なければならないという考えは全くありませんでした。 どのようにすれば避けることができますかが宿題だった。 それだけマジンガーが強かったのは間違いありません。 二足の人間型ロボットを描くリョニカしきりにそんな形が出てくるんです。 それ脱出しようとしていた記憶が今も鮮やかです。

(※2)
(※2)
ロッテマート、ロボットテコンVフィギュア発売「キダルト族キャッチ」
cnbニュース(韓国語) 2017.07.20
http://www.cnbnews.com/news/article.html?no=353306

ロッテマートが1970~80年代の人気アニメーションのヒーローだったロボット・テコンVを、フィギュア(キャラクター模型)で提供する。

ロッテマートが運営するオンライン玩具モール・トイザラスモールは19日、24日から来月7日まで単独で『メガサイズ・ロボット・テコンV』のフィギュア事前予約注文を受けると明らかにした。

1人当りの購入数量の制限はなく予約を受けた後製作に入り、5ヶ月後人の12月中に配送される予定である。

今回、予約が行われるフィギュアは40cmの一般塗装色のロボット・テコンV単品と、一般塗装色のロボット・テコンV と金色で塗装されたスペシャル・ロボット・テコンVがセットになった二種類がある。

ロボット・テコンVのアニメーション監督だったキム・チョンギ氏が、フィギュア製作の監修を引き受けた。

ロッテマートは今回のロボットテコンVを皮切りに、1970~80年代の地元キャラクターを合理的な価格で製品化して、地元フィギュアの大衆化に率先する計画である。