日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

日本人から見ると理解しがたい韓国人の言動


さて、本日はタイトルにもあるように、日本人と韓国人の価値観の違い、特に今回は韓国独特の序列意識に関連した内容についてとなります。


要約


韓国社会では、約束を破ったり相手を侮辱したり、或いは騙したりといった行為が公的に頻繁に発生するが、他国の事例とは違いこれらには彼ら独特の価値観が関係している。


韓国社会においては、上記の行為は「自分は相手よりも(序列が)上位の存在なのだ」という確認作業のために行われる場合が多い。
要するに、相手との約束を破ったり、或いは侮辱できたり騙したりできる=法やルールを破るという行為が出来るのは、自分が上位の存在である事の証明であるという、独特の価値観が存在するという事。


※一部を除き、引用記事は文末にまとめて掲載しています。
※本文中の引用文のないリンクは、元記事や元記事のウェブアーカイブウェブ魚拓などへ飛びます。

1:「意図して約束を破る」が頻発する社会


以前より、韓国ではその独特の価値観から、徹底した上下関係に基く序列の概念が、私達の社会における「約束・契約」の概念の代わりをしており、そのため私達の考える約束の概念は彼らに通じないと書いてきました。


その結果彼らは、自身が相手よりも主観的に上位と感じると、簡単に約束を破ってしまうわけですが、実はそれだけではなく、もっと積極的に「自身が相手よりも上位の存在である」という事を確認するために、特に事情もなく意図して約束を破る場合があります。


以下の記事を


不参客:タイ観光業界、韓国人客の無断キャンセルにうんざり
朝鮮日報 2015/12/29
リンク切れ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122901671.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122901671_2.html

ウェブアーカイブ
http://web.archive.org/web/20151229110513/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122901671.html
http://web.archive.org/web/20151229110900/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122901671_2.html

タイ南部プーケット島西部でホテル、レストラン、バー、コーヒーショップなどが密集するパトンビーチは韓国人観光客には定番ルートだ。それだけに韓国人旅行客の「無断キャンセル」に対する不満が根強い場所でもある。本紙記者が出会った経営者らは「電話でキャンセルすると一言伝えるのはそれほど難しいことなのか」と疑問を投げかけた。

 タイ政府観光局によると、タイを訪れた韓国人は昨年だけで112万2500人に達する。保養地のプーケット島には26万2000人が訪れた。これまでは旅行会社が企画する団体観光客が多かったが、最近は宿泊先などを個人が直接予約する自由旅行客が増えた。その結果、予約キャンセルが急増しているのだという。

■韓国人への悪評

 11月17日の昼下がり、パトンビーチのレストラン店主(45)は、空いているテーブルを眺めながら、「韓国人は『ティントン』だ」と繰り返した。タイ語で「ちょっと頭がおかしい」という意味のスラングだ。

 韓国人団体客10人は予約時間が1時間過ぎても姿を見せていなかった。翌日確認してみると、結局連絡も全くなしに来店しなかったという。同店主は「今度こそは来るだろうと思って待っていて、韓国人にだまされたことは数回にとどまらない。韓国人は皆こうなのか」と不満をぶちまけた。

 翌日訪れた海辺のタイ料理店の経営者は「うちは予約の無断キャンセル率は3%にすぎない」と胸を張った。韓国料理店の平均無断キャンセル率(20%)の7分の1という低さだ。経営者のオーストラリア人女性(63)は「予約を受ける際に名前、国籍、宿泊先、部屋番号まで徹底的に聞くことが無断キャンセル防止の秘訣(ひけつ)だ」と話した。客が無断キャンセルをためらうからだ。

それでも韓国人にはお手上げだという。同経営者は「韓国人はだいたい予約時に連絡先を残さず、『なぜそんなことを根掘り葉掘り聞くのか』と怒ることが多い。なんとか連絡先を聞いても現れないケースは10件中2-3件はある」と語った。このため、同店では海がよく見える窓辺の席を韓国人予約客には提供していないという。

 パトンビーチ周辺のスパでは、旅行会社経由での韓国人の予約を受け付けていないという。元は受け付けていたが、無断キャンセルが多かったからだという。スパの女性マネジャー(50)は「10月にはオイルマッサージを予約した韓国人夫婦が1時間過ぎても現れないために他の客を入れたところ、2時間後に現れて『なぜ空きがないのか』と大声を上げた」と話した。

 何カ所も重複予約しておいて、旅行日が迫った段階で1カ所を選ぶケースも悪名高い。パトンビーチのホテル「ディーバナ・プラザ」関係者は「同じ名前で周辺のホテル3-4カ所にも予約を入れているのを周辺のホテルから聞くたびにため息が出る。キャンセル料がかかるぎりぎりまであちこち予約をキープしてから土壇場でキャンセルするのは韓国人だけだ」と語った。

 プーケットの韓国人経営の旅行会社関係者は「ある団体客はホテルの評判が良くないという理由で予約を17回も変更したあげく、結局何の連絡もなしに他の旅行会社が手配したホテルに泊まった。そのせいでうちの旅行会社がプーケットの業界内でブラックリストに上がったほどだ」と憤った。


上記の記事の事例はその典型例です。
以前も「韓国人の差別意識の特徴とタイの嫌韓」で書きましたが、彼らは経済規模や人種・民族・文化などで序列をつける傾向にあり、自分たちよりも下位と認定した相手に非常に侮辱的な態度を取る場合が多いです。


特に今回の事例では、元々韓国社会ではサービス業などが蔑視対象となりやすい傾向にある事から、韓国人が「自分はお前達よりも上位の存在なのだ」という事をアピールするために、特に意味もなく予約を無断キャンセルしたり、重複予約を繰り返したりするわけです。


彼らの価値観では、上位の存在は法やルールを積極的に破れるのが当たり前だからです。


また、上記記事でも書かれていますが、予約時間に大幅に遅刻して現れ、自分達がサービスを受けられないと知ると怒り出すというケースもあります。


これもこの独特の価値観から来るもので、彼らは自分は相手よりも上位の存在と考えている事から、遅刻を落ち度とは考えておらず、遅れてやってきてもサービスを受けられるのが当然と考えます。
そのため、下位の存在が自分達に従わないのは許されないと感じ、だから怒るわけです。


このような背景から、タイの観光警察の主な仕事として、韓国人観光客とのトラブル防止に非常に注意を払っているという現状があるそうです。


(※1 不参客:タイで韓流をぶちこわす韓国人観光客 朝鮮日報 2015/12/29


「約束を守れない」「時間厳守が出来ない」というのは、他国の事例でもありますが、序列意識により意図して守る意思がないというのは、韓国独特です。



2:「相手を侮辱する事」が序列の確認方法


上記のような事例のほかにも、韓国社会には独特な序列確認の慣習があります。
それは、意図して他者を侮辱する(相手の劣等さをアピールする)事で、相対的に自己の優越性などを証明する方法で、以前から書いている蔑視ありきの自民族中心主義に関係した概念です。


たとえば、今年の干支である「丙申(ひのえさる)」の韓国語読み「ビョンシン」が、韓国で障害者への蔑称「病身」と発音が同じ事から、それをもじった新年の挨拶や、そこに女性への蔑称である「ニョン」を同音の「年」組み合わせ、女性と障害者を蔑視する新年の挨拶が流行るという現象が現在起きています。


(※2 韓国の障害者や女性、2016年の年賀状に傷付く人も 朝鮮日報 2016/01/05


新年の挨拶等で他者を蔑視的に扱うというのは、日本人的な感覚ですと「縁起が悪い」ですから、全くもって理解不能な流行なのですが、韓国社会においては「相手を侮辱できるのは上位の存在の証明」という独特な価値観があるので、こうした行為が流行するわけです。


これと似たような事例として、外国人観光客へのボッタクリや、意図して客に不親切な態度を取る行為などがあります。
ボッタクリ被害や不親切に関しては、他の国の観光地でもあることなのですが、韓国の場合には上記と同じロジックで「下位のものなら騙してよい(侮辱してよい)」という発想に至ったり、特に日本人に対してはそれに加えて「恨(ハン)」を晴らすという口実で正当化される場合があります。


そのため、韓国ではもう10年以上前から、このぼったくり・不親切問題などの解決を官民挙げて行っているのですが、実際には現在に至るまでまるで効果を挙げておらず、現在でも外国人観光客の不満第一位になっています。


(※3 【コラム】韓国観光が再び日本を越えて立つには(1)(2) 韓国経済新聞/中央日報 2015年12月31日)

(※4 訪韓外国人観光客の苦情が増加、最も不満だったことは exciteニュース/FOCUS ASIA 2015年3月21日

(※5 韓国で外国人狙ったぼったくり相次ぐ、ソウル市が飲食店に外国語料金表を設置へ―韓国メディア Record China 2015年12月18日


元々の発想として、単純なボッタクリや不親切という行為ではなく、もっと根幹部分の価値観の問題なので、その行為のみを規制しても効果がないわけです。


3:「常識が異なる相手」という事を知る重要さ


このように、日本人的価値観から見ると非常識極まりない、場合によっては悪徳とされるような理解しがたい行為を、韓国社会は日常の常識としているわけですが、これが上下関係による序列を絶対とし、また他者の蔑視することで自己の優越性を確認する社会です。


当然のことですが、一般的な日本人の価値観との相性は最悪であり、個人の交流のレベルを超えた友好はトラブルの元にしかなりません。


また、これは根本的な価値観や常識の違いの問題ですから、私たちの常識を彼らに押し付けてもまるで意味がありません。
そもそも何事も序列で考える彼らは、外国人、特に日本人が「それは問題だ」と指摘すると、「日本人が韓国人の劣等性を指摘して差別している(侮辱している)」としか考えませんから、それはそれで更なるトラブルの元です。


そのうえ、これも以前書きましたが、彼らは自己の劣等性を指摘されたと感じると、こじ付けでも何でも良いので「相手にも同じ劣等さがある」と指摘することで、自身が指摘された問題点を相対化して打ち消してしまう傾向にあるので、何を言っても水掛け論にしかなりません。


また、今回引用した記事では韓国人自身が問題提起をしていますが、彼らの社会は「自らの行いすらも他者のせいにしてしまう」「責任は負うものではなく負わせるもの」という習慣があるので、今回取り上げたような問題提起は大抵が一過性のもので継続しません。


そもそも、問題提起というのは個人個人が当事者意識を持つ事で問題の解決へと向かうわけですが、彼らは上記のような理由からそもそも当事者意識をもてません、全て他者のせいにできるからです。


このような背景から、韓国人の価値観を無条件に受け入れることの出来る人々でなければ、集団としての友好は成り立たないわけですが、当然一般的な日本人にそんな事は無理です。
にも拘らず、韓国人から良心的日本人と呼ばれている「日韓友好論者」達は、集団としての友好を日本人に強要し、それに反発する人々を差別主義者とレッテル貼りを行うため、余計に嫌韓が広がります。


しかも殆どの日本人は、日本人と韓国人の間にここまで大きな価値観やあり方の違いがある事を知りませんから、韓国人の行いが単なる悪意にしか見えず、更に対立が激化し、お互いの印象が悪くなるという悪循環に陥っています。


だからこそ、こうした無意味な悪循環に歯止めをかけるためにも、日本人と韓国人の間には大きな価値観の隔たりがあり、根本的に集団対集団としては相容れない存在であるという事を知り、一定の距離をとって必要以上に干渉しない関係を構築していくことが重要なのです。




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(※1)
不参客:タイで韓流をぶちこわす韓国人観光客
朝鮮日報 2015/12/29
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122901674.html
http://web.archive.org/web/20151229073104/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/29/2015122901674.html

韓国人観光客による現地業者とのいさかいが増加

11月18日午後、観光地として知られるタイのプーケット県で、ある観光警察官がパトロールをしていた時のことだ。海沿いのとあるホテルの前を通り掛かったところ、突然ロビーから言い争うような声が聞こえたので急いで駆け付けた。すると一人の韓国人男性が観光バス会社のタイ人担当者の腕をつかみながら「たったの15分も待てないのか」「前払いした金を返せ」などと詰め寄っていた。観光警察官がそのいきさつを詳しく聞いてみると、この韓国人男性は観光地に向かうバスの出発時間に15分遅れてロビーに来たため、バスに乗り遅れたというのだ。このバス会社の担当者は「決められた時間に来て待っていた他の客はどうでもいいのか」「約束も守らないくせに態度だけはでかい韓国人は本当に頭が痛い」と語る。

 プーケットには45人の観光警察官がいて、記者はその中の7人から話を聞いたが、彼らが一様に語るのは韓国人観光客の予約キャンセルに伴う業者とのいさかいの問題だ。例えばホテルで車などの決められた時間を守らず言い争いが起こった場合、これに警察が介入することはできない。しかし被害を受ける業者からの相談は後を絶たないという。警察官たちは「言い争いが激しくなって本当のけんかにならないかいつも心配だ」と語る。

 別の観光警察官は「タイでは韓国のドラマが人気で、韓国は先進国というイメージが定着しつつある。しかし実際の韓国人に触れるホテルやタクシーなど観光業界では『韓国人は予約を守らない』『遅れてきたくせに席を譲れと怒る韓国人とのいさかいが絶えない』と訴える人たちが多い」と述べた。プーケット市街地の観光警察本部で取材に応じたある警察幹部は「韓国人観光客が予約を守らず、業者といさかいを起こしていないか常に注意を払っている。今ではこれが観光警察官たちの大きな仕事になった」と語った。

(※2)
韓国の障害者や女性、2016年の年賀状に傷付く人も
朝鮮日報 2016/01/05
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/05/2016010501143.html
http://web.archive.org/web/20160105071425/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/05/2016010501143.html

「さらばこの年(この女)! オレはもっといい年(いい女)を迎えるんだ! と言ったところで丙申年(病身女)」

 これは、元旦に女性会社員のファンさん(32)のスマートフォンに同僚から送られてきたモバイル年賀状の文面だ。この年賀状をもらったファンさんは正月休み中、ずっと気分が悪かったという。ファンさんは「冗談で送ったのだと思うが、新年早々にののしり言葉が入った年賀状をもらって嫌な気持ちになった。障害者を蔑視(べっし)する言葉『病身(ビョンシン)』や、女性をさげすむ言葉と同じ発音になる言葉『年(ニョン)』を冗談で使っているので不愉快に感じた」と語った。

 今年は「えと」で言えば「丙申(ひのえさる)」の年だ。「丙申」は韓国語で「ビョンシン」と読み、「病身」と同じ発音になるので、これをもじった新年のあいさつや冗談がインターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービスSNS)上に広まっている。中でも多いのが、障害者を差別したり、相手を見下す「病身」を「丙申」の代わりに使い、女性をさげすむ「ニョン」を「年」として、一緒に使うケースだ。

 このため、ネット上では「丙申年冗談ゼロ・キャンペーン」が展開されている。女性のイさん(22)は先週末、「2016年『丙申年』をもじって障害者や女性をバカにするようなことには賛同しません」と手書きした文をSNSにアップした。そして、知人3人を指名し、同じ写真を転載してほしいと頼んだ。筋委縮性側索硬化症(ALS)の患者を支援するためにネットで広がった「アイス・バケツ・チャレンジ」のように、指名された人は48時間以内にこの誓いを「自撮り証拠写真」と一緒にアップし、新たにそれぞれ3人を指名、キャンペーンを広めるというものだ。

 また、同じ趣旨で「丙申年をネタにした冗談は言わない」という歌を作り、ネットに投稿した人もいる。

 キャンペーンに賛同した視覚障害者は、「子どものころ、みんなに『目の病身』とののしられ、侮辱された記憶がよみがえる。誰かが『ビョンシンニョン』という表現に傷ついている」と訴えた。市民団体「障害者父母連帯」のユン・ジンチョル組織局長は「たとえ冗談だとしても、『病身』という言葉が障害者の弱い立場を攻撃するという本質には変わりがない」と言った。

 こうした冗談が流行していることについて、亜洲大学社会学科のノ・ミョンウ教授は「昨年、一部ネットユーザーの間で特にひどくなった、障害者・女性などの社会的弱者を嫌悪する攻撃的な傾向が一般の人々にも広まっている現象だろう」と説明した。

(※3)
【コラム】韓国観光が再び日本を越えて立つには(1)(2)
2015年12月31日11時41分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/252/210252.html
http://japanese.joins.com/article/253/210253.html

(一部抜粋)
これに対し韓国政府も日本・中国との競争で遅れをとらないように観光振興法を整備して多角的な政策支援案を用意している。ところで韓国が一層気を遣って大逆転を成し遂げなければならない分野がまだある。外国人観光客を迎える姿勢だ。韓国観光公社が発刊した「2014観光不便申告総合分析書」によれば計1060件の不便申告件数のうちショッピング、交通(タクシー・空港・航空・鉄道・船舶・バス・コールバン含む)、宿泊、飲食店など観光客を迎える接点で発生する観光不便件数が763件と全体の72%を占めた。

「韓国が笑えば世界が笑います」というスローガンの下で進行されるKスマイルキャンペーンは「2016~2018韓国訪問の年」と「2018平昌冬季オリンピック」を控えて国民の歓待意識を高め、汎国家的な親切文化を拡散・定着させるためのキャンペーンだ。何よりも交通、宿泊、食、ショッピングなどの観光客との接点で通常に行われるぼったくりや不親切など観光客の不便事項をまず正そうということだ。笑顔でお客さんを迎えようという次元を越えて、観光客の受け入れ条件を画期的に改善しようということでもある。

(※4)
訪韓外国人観光客の苦情が増加、最も不満だったことは
exciteニュース/FOCUS ASIA 2015年3月21日
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20150321/Xinhua_12710.html

韓国メディア・CBSノーカットニュースは20日、韓国観光公社に寄せられた外国人の不満の中で最も多かったのは「不親切、ぼったくり」などのショッピングに関する不満だったと報じた。
同公社が発行した2014年の観光苦情申告総合分析によると、昨年公社に寄せられた苦情は前年比4.2%増の1154件だった。そのうち外国人は888件を占めている。
外国人の苦情で最も多かったショッピングに対する不満は317件で、35.7%を占めた。2位は「不当料金徴収とメーターの使用拒否」などのタクシーに関する不満で128件だった。3位以下は宿泊先に対する不満が84件、空港や航空機関連が64件、旅行代理店関連が47件と続いた。

(※5)
韓国で外国人狙ったぼったくり相次ぐ、ソウル市が飲食店に外国語料金表を設置へ―韓国メディア
Record China 2015年12月18日
http://www.recordchina.co.jp/a125293.html

2015年12月16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・ソウルで明洞(ミョンドン)など観光地の飲食店が外国人観光客を狙って不当に割高な値段を請求している問題について、ソウル市中区が同日、外国語による料金表を作成するよう各飲食店に求めるなどの対策を発表した。環球時報(電子版)が伝えた。

外国語による料金表は、外国人観光客のよく行く明洞や北倉洞(プッチャンドン)、乙支路(ウルチロ)などで飲食店の入り口などに掲示するよう指示されている。

これに先立ち、中区では食品衛生法などの関連法規に従って店舗面積150平方メートル以上の飲食店218店でメニュー内容や価格を調査し、その中から優良店として200店舗を選出。16年2月までにそれら店舗に料金表示を整えることを計画している。

料金表に使われる言語は韓国語、英語、中国語、日本語で、夜間でも見やすいように照明も設ける予定だという。