さて、本日の内容は韓国ウォッチャーの間では結構有名な「韓国による日本への事大」についてとなります。
韓国の日本への態度に関して、以前から書いているように「恨(ハン)」を晴らすために積極的に関わってくる」という面もあるが、やたらと日本を比較対象にしたり、或いは外国旅行先として日本を選ぶ韓国人が多いなど、「それだけ」では説明できない部分もある。
これには華夷秩序における「事大主義」の習慣が関係しており、元々朝鮮は小中華思想によって清や満州人を密かに見下す傾向にあったが、それと同時に清から入ってくる文化を絶対視し崇めるという2つの異なる傾向を両立させていた過去があり、現在の日本への態度と「似た」部分がある。
また、当時の清への事大との相違点は、韓国特有の価値観である「他者の劣等性を指摘できれば自己の優越性や正当性が証明できる」という価値観や、「被害者が最も偉い」という価値観で説明が出来、要するに日本は韓国に「謝罪」したために劣等認定を受け、それと同時に継続して「事大」を受けるという特殊な状態にある。
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1:日本に「事大」する韓国
まず事大主義について、聞きなれない方もいるでしょうから簡単に説明します。
事大主義とは、小さな勢力などが大きな勢力などに付き従う行為のことで、語源は孟子の「以小事大」にあり、元は小国が大国に仕え生き残るための外交戦略という意味があったのですが、後の時代になると積極的に大国に迎合する態度やそれを肯定する風潮という意味になっていきます。
また近代史における朝鮮による日本、清、ロシアへの外交方針など、後に戦争の火種となっていく態度は典型的な事大主義と定義されており、朝鮮の歴史を説明する上で非常に重要な単語となっています。
以上を踏まえた上でまずは以下の記事から
【社説】韓国の学力低下は日本の「ゆとり教育」をまねた結果ではないのか
朝鮮日報 2016/12/08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/08/2016120800857.html
https://web.archive.org/web/20161208015111/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/08/2016120800857.html
経済協力開発機構(OECD)は加盟国を対象に「生徒の学習到達度調査(PISA)」を3年ごとに行っているが、2015年の調査において韓国はOECD加盟35カ国中「読解力」が3-8位、「数学的リテラシー」が1-4位、「科学的リテラシー」が5-8位という結果に終わった。前回(2012年)は「読解力」が1-2位、「数学的リテラシー」が1位、「科学的リテラシー」が2-4位だったことから、今回はどの分野も大きく順位を落としたことになる。ちなみに成績上位の生徒たちについては前回とほぼ同じ割合となったが、下位に属する生徒の割合は「読解力」が7.6%から13.6%、「数学的リテラシー」が9.1%から15.4%、「科学的リテラシー」が6.7%から14.4%と大きく増えていた。
韓国教育部(省に相当)が行っている学力調査でも、いわゆる「落ちこぼれ」の生徒が大きな問題となっている。中学と高校で「基礎学力が不十分」とされた生徒の割合は2012年には2.6%、14年には3.9%だったのが、今年は4.1%に増加した。試験の回数を減らすなど学力重視の方針を転換したのが大きな原因となっている可能性が高いだろう。李明博(イ・ミョンバク)政権の時は学校ごとに基礎学力が不十分な生徒の割合を公表し、校長や教師らに刺激を与えることで落ちこぼれを減らす効果があった。しかしこのような政策は今はさほど厳格に行われていない。
今回のPISAで日本は数学と科学において1位となった。日本は2002年から教育政策において創造性と自立性を重視する方針に転換し、授業時間を10%、学習内容を30%も減らして体験学習の時間を増やすという、いわゆる「ゆとり教育」を実施した。ところが06年のPISAでどの分野も10位以下にランクが落ち込み、日本社会全体に衝撃が走った。これをきっかけに日本は「教育の再生」を掲げ、学習内容と授業時間の双方を増やして学力向上に力を入れ、今回再び上位にランクインした。韓国における生徒たちの学力の低下が、日本の教育政策を踏襲したことに原因がなかったか改めて反省すべきだろう。
生徒の学力レベルが低下傾向にある現状については、これを教育分野における国家的な課題と認識し、早急に対策を立てていかねばならない。ところが今は政情があまりにも不安定で、今回生徒たちの学力が低下したというニュースもさほど注目を集めていないようだ。教育分野における競争力は10年、20年後の大韓民国の競争力をも左右する重大な問題であることを誰もが忘れてはならない。
韓国発の記事などを読んでいると、国内の問題点を日本へ転嫁する内容が頻繁に見られ、これによって韓国は自国の問題を日本が原因であるとする事で「解決した事」にしてしまうという事は以前書きました。
上記記事も基本的には同じロジックなのですがこの記事にはもう一つ別の要素があり、実際に韓国は日本の国内向け政策を「後追い」しています。
これはどういう事かといえば、以前「ポケモンGO」の件でも書きましたが、韓国では「一つの正しさ」を絶対視する傾向にある事から、他者や他国の成功事例を「正解」として積極的に模倣する事を正しさとする傾向があり、その模倣先として日本が選ばれることが多いからです。
またよく「韓国の町並みは日本に似ている」とか、或いは韓国の法律は日本の法律に似ていると指摘されることがありますが、これも韓国が経済発展の過程で日本の発展を「正解」として模倣したからなのですが、こうした事を韓国人に指摘すると怒り出す場合があるので注意が必要です。
そしてこの韓国の傾向を調べていくと、李氏朝鮮時代の清に対する態度との類似性が見られることが解ります。
これも以前何度か言及していますが、16世紀まで明に事大していた朝鮮は、明が後金の満州族に攻め滅ぼされる過程で朝鮮にも攻め込まれ、最終的に満州人に服属させられます。
その後明人による抵抗も数十年で鎮圧され満州人の王朝である清が建国されると、朝鮮は正式に清の属国となるわけですが、この過程で朝鮮は「中華である漢民族の明が滅び清が建国されたが、満州人は北狄(蛮族)なのだから真の中華の継承者は自分達だ」とする小中華思想が芽生えます。
その後暫くはこのような背景から清からの文化流入なども拒絶していたのですが、18世紀頃になると漢民族の文化を取り込んだ清の文化を積極的に取り入れるようになり、小中華思想を持ちながら宗主国である清の文化を絶対視するという環境が出来上がります。
この事は19世紀に朝鮮を訪れたフランス人宣教師のシャルル・ダレの著書「朝鮮事情」に以下のような表現で記録されています。
「朝鮮事情」
シャルル・ダレ著 1874年
朝鮮の学者たち自身も、自国の文献に何ら信用を置いておらず、また決して研究対象にする事なく、中国の歴史書だけを読むことにしている。ときどき朝鮮語で書かれた簡略な歴史本に出くわすこともあるが、それは婦女子の気晴らし用の真偽取り混ぜた奇譚集に過ぎない。学者たちといえば、それを開いて見ることさえ恥辱だと思っている。
このように朝鮮では、清の支配層である満州人を小中華思想に則り「蛮族である」と蔑みながら、同時に清の文化を高尚なものとして絶対視し、また積極的に満州人との同一化を進めるという二重性を持ち合わせていました。
そしてこれは日本による日清戦争勝利まで続く事になります。
ここまで説明すれば大体は察しがつくでしょうが、最初のほうで書いた「韓国による日本の模倣」も根本は同じなのです、基本的に韓国人は民族主義や優生思想によって日本を「自分達よりも民族的に劣等な存在」として設定していますが、同時に「成功例のお手本」としても見ているのです。
そして同一化も積極的に行っており、高野新笠と桓武天皇の関係に曲解に曲解を重ねた天皇百済人説を絶対視し、韓国では教育などを通じて「現代日本人は島国の劣等な遺伝子と我々の優秀な遺伝子の混血である」といった解釈がなされるのが一般的です。
このため韓国では、少し前に発表された縄文人のヒトゲノム解析による日本人のルーツの解明などに対して、「日本人のルーツが韓国人にある事を否定している」と過剰反応しています。
(実際には日本人は弥生人と縄文人のミックスである事は否定しておらず、さらに弥生人のルーツが中国南西部から東南アジアにある事も言及されているのですが、そうした部分は韓国では「同一化」に都合が悪いので無視されています)
※1
日本人のルーツは「日本人」…韓半島混血説 反駁研究結果「注目 Focus news(韓国語) 2016-09-01
また去年日本の外務省が、外交白書の韓国の記述から「価値観を共有している」という部分を削除したときも、彼らはその事を不満に感じて猛抗議を行っており、どちらの事例でも共通しているのは、韓国人が「日本人との同一化を否定された」と感じたことが一連の言動の根底にある事を表しています。
日本の外交青書、「韓国と価値共有」表現を削除(1) (2) 中央日報 2015年04月08日
また他にも、韓国では経済の規模や性質が全く異なっているにも関わらず、現在の韓国の経済低迷を「日本の失われた20年と同じになる」と頻繁に表現したり、技術開発の分野で引き合いに出す必然性が無いにも関わらずなぜか日本を引き合いに出すなど、とにかく「日本と同じである」という事を強調する表現が頻繁に見られます。
韓経:【コラム】デジタル韓国、アナログ日本 中央日報 2016年08月30日
【コラム】「失われた日本」よりも深刻な韓国の青年失業(1) (2) 中央日報 2016年09月09日
40キロの軍装を担いで時速10キロで疾走、着るロボット開発へ 東亜日報 November. 29, 2016
韓国軍、「アイアンマン」軍装備を4年以内に開発 中央日報 2016年11月29日
(この2つの記事では、米軍のパワードスーツの事例を出して同じものを作るとしているにも関わらず、なぜか介護分野でのパワードスーツ開発を進める日本が引き合いに出されています)
これらの事例から解るように、19世紀まで朝鮮が清に対して行っていた小中華思想という二重性を伴う事大主義を、21世紀の現在日本に対して行っており、だからこそ日本との同一化を望むためこのような現象が頻繁に発生していると解釈できるわけです。
2:変質した事大主義
上記のように、基本的に現在の韓国は過去李氏朝鮮が清国に対して行っていたのと同じ性質の事大主義を日本に対して行っています。
ただし、現在の日本に対する韓国の事大主義においては、過去の事例の事大主義との相違点も存在しており、李氏朝鮮は小中華思想を持ちながらも表面的には清国に絶対服従の態度を示していたのに対し、日本に対してはむしろ「反発」してくる場合のほうが多いのです。
これがあるので現在の韓国の事大主義は「わかり難い」のですが、これにも明確な理由があります。
この件も以前書いていますが、韓国は徹底した序列社会であり常に「どちらが上か下か」が人間関係において最重要となる社会です。
そしてこの序列社会においては、「韓国では被害者が一番偉い」で言及したように、被害者となり相手の劣等性を指摘することが出来れば、その時点で「最上位の序列になれる」という考え方が存在しています。
大体これで察しがつくとは思いますが、日本は韓国に対して過去何度も「謝罪」を行っています。
彼らの価値観では自ら謝罪することは自身で劣等性を認めた事になるので、その時点で「韓国人のほうが日本人よりも序列が上」という事になり、彼らの価値観では「何をしても良い相手」となります。
これは韓国人同士の社会でも全く同じで、韓国は儒教社会であり「年長者は絶対的に敬う」と公言しているにも関わらず、先日崔順実問題に関連して韓国の大手財閥のトップが公聴会に呼ばれた際には、年長者のはずの財閥オーナー達が「序列の最下層」であるかのように扱われていました。
国政介入:財閥トップに恥をかかせる聴聞会、答弁の6割はサムスン 朝鮮日報 2016/12/07
[オピニオン]聴聞会会場での無礼な「挙手投票」 東亜日報 December. 08, 2016
これも要するに、財閥オーナー達が「崔順実の言いなりになって財団に資金を出した」という事が劣等性と定義されたため、「下位の序列の存在」と定義されたので意図して公衆の面前で恥をかかされるような態度を取られたわけです。
この場合ならば、質問をした「共に民主党」の議員が自身を「被害者」と設定したための行動というわけです。
現在の日本と過去の清の違いも原則的には同じです。
清は何をしようと朝鮮に対して謝罪などしませんでしたし、それどころか何があっても自身に落ち度がある事を認めませんでした。
だからこそ朝鮮は、満州人を劣等な存在として定義しながらもそれを表に出さず服従の態度をとっていたわけですが、日本の場合には謝罪=劣等性を自ら認める態度を取ってしまったので、事大相手でありながら序列が逆転したわけです。
つまり、現状韓国にとって日本は間違いなく事大の対象ではありますが、韓国的価値観に基く序列が逆転してしまっているので、先ほど挙げた財閥オーナーの事例と同じように、目上の存在であっても「何をしても良い相手」となってしまっているというわけです。
この点が過去の清に対する態度とは根本的に異なっており、また朝鮮では伝統的に事大相手を敬いながらも裏で「恨(ハン)」を溜め続けていくという傾向があるので、日本に対しては事大しながら同時に恨を晴らす行為も平行して行われるという状況になっているわけです。
韓国における反日には、このような背景もあるわけです。
少々余談になりますが、この「恨(ハン)」の蓄積は当然満州人に対しても行われており、日清・日露戦争後に日本によって満州国が建国されると、朝鮮人は度々満州人と対立し襲撃事件を繰り返していました。
詳しくは「高麗棒子」で調べてみてください。
※「高麗棒子」は中国において中国朝鮮族に対する明確な蔑称ですので、使用には注意が必要です、「歴史的背景の説明」以外では使用しないほうが良いでしょう。
3:韓国による事大主義の弊害
今回書いたように、韓国は明らかに日本に対して事大をしているわけですが、その独特の価値観と日本側の無理解や安易な態度によって事大主義そのものが変質してしまっており、これまでの朝鮮の伝統的な事大主義とは少々性質が異なります。
このことが実は様々な弊害を生んでおり、その典型例がいわゆる「歴史問題」と「韓国起源説」です。
この2つがなぜ典型例なのかといえば、先ほども書いたように朝鮮では伝統的に事大相手との「同一化」を進める傾向にあり、日本に対しても同じ事をしてはいるのですが、序列が逆転している事になっているためにむしろ「日本が韓国との同一化をすること」を求めてきているのです。
歴史観などにしても、本来の事大ならば内面がどうであれ表面的には事大相手の歴史観を絶対視するのですが、現在の日韓関係では韓国人の中で「自分達のほうが序列が上」という事になっているので、むしろ日本が「韓国の歴史観に合わせること」を要求してきています。
また文化面にしても、本来の事大主義ならば事大相手の文化を絶対視し積極的に取り入れるわけですが、現在の韓国では日本の文化を積極的に取り入れると同時に、「元々その起源は自分達なのだ」という韓国起源説化を積極的に進めています。
要するに、「自国の本来の文化」を軽視し省みないという態度は変わりませんが、同時に同一化によって取り入れた日本の文化を「元々自分達の文化だ」と上書きする行為が頻繁に行われるという現象が発生しているわけです。
またこれ以外にも、元々朝鮮では事大相手の清に軍事も外交も完全に丸投げしてきた背景があるのですが、その習慣は今でも形を変えて続いており、そのため韓国では「いざとなったら日本は韓国を助ける」と考えている人達が多いのです。
現在韓国が積極的に20代に対して日本企業への就職を斡旋したり、頻繁に企業や経団連との会合を開いたり、日本政府に対して「通貨スワップ再開は当然だ」という態度を取ったりするのもこのためです。
韓国人の多くは基本的に今回書いたような「事大の変質」が発生しているため、日本に事大しているという認識は無いでしょうが、実質的には明らかに事大しているのでこうした態度になるわけです。
しかし、現在韓国は独立国であり主権は韓国人にあるのですから、当然のことですが前近代的なこうした事大主義に基く韓国の態度を安易に容認してはいけませんし、独立国同士でそんな事をしていたら弊害ばかりが増えて行きますし、実際そうなっています。
だからこそ、現在の韓国の「事大主義に基く態度」を日本はきっぱりと拒否していくか、要求には相応の「リスクがある事」を示していかないといけないのです。
日本と韓国は前近代的な宗主国と属国という関係ではなく、双方が独立した主権を持つ独立国なのですから。
そしてまた、韓国の要求を何でも受け入れてしまう、現在日韓友好論者が行っているような態度は、韓国による事大主義を悪化させるだけです。
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以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。
(※1)
日本人のルーツは「日本人」…韓半島混血説 反駁研究結果「注目」
Focus news(韓国語) 2016-09-01
http://www.focus.kr/view.php?key=2016090100110213872
(ソウル=フォーカスニュース) 今日の日本人のルーツが古代から受け継がれてきたという研究結果が出た。
日本人の構成は縄文人と韓半島から渡って来た弥生人の混血であり、人口比で弥生人が多数だったというのが大まかな研究結果だ。
今回の研究はこういった事実を否定して、日本人固有の種族由来説に執着しているという指摘だ。
日本のNHKは1日(現地時間)、日本国立遺伝学研究所の研究結果で、現代日本人の遺伝子の中に、日本の古代原住民・縄文人の遺伝情報が約12%含まれていることが分かったと報道した。
研究チームは「現代の本土日本人は古代縄文人の影響を受けたものとみられる」と明らかにした。
研究チームは、日本の福島県で出土した縄文時代遺跡の中で、約3000年前の縄文人の歯から抽出したDNA細胞を現代日本人の遺伝形質と比較して調査を行った。
このような研究結果は日本人の起源は縄文人そのものから始まって、環境変化に応じて今日に至ったという「変形説」を裏付ける。
研究チームは縄文人が他の民族より優越したという点も提起した。「縄文人は現在の東アジアや東南アジアに居住していた古代部族よりも早く日本各地に広がって環境に適応した」と説明した。
日本人起源説には三つが提起されてきた。縄文人自らが環境に適応したという「変形説」、韓半島大陸の弥生人が日本に渡ってきて縄文人を征服して定着したという「人種置換説」、弥生人と縄文人の混血という「混血説」などだ。
学界ではこれまで混血説が有力視されてきた。彼らは古代日本の先進学問・技術・文化の基礎を作り、政治・文化の発展に大きく貢献したと言われてきた。
しかし、研究チームの結果は日本人のルーツを本来の日本列島の原住民である縄文人にあると強調しているものであって、日本人の正統性に力を加えるものと思われる。
一方、今回の研究結果は日本の遺伝学会誌の最新号に掲載される予定だ。