日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【日韓問題】憤怒調節障害と韓国


さて、本日は週刊ポストの記事をめぐる騒動で一躍有名になった韓国の憤怒調節障害について解説していきます。


関連動画

youtube
https://youtu.be/87TFlzZC3Q4


youtube
https://youtu.be/PvEa1FjkkEw


youtube
https://youtu.be/act1XK9Ak7w


youtube
https://youtu.be/Rfk2R4lLOuw

注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています

・うp主のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・キャラ崩壊あり

・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします

本日の投稿動画


YouTube
https://youtu.be/Oi83D6OdVrI


以下は動画のテキスト版になります。


レイム マリサ
ゆっくりしていってね


レイム
さて、今回は日韓問題なので私が解説していくわね。


マリサ
なあレイム、今回のってあれか、例の週刊ポストの記事の件で何人かの作家や漫画家が抗議していたり絶縁宣言していたりするあれか?


レイム
そうよ。
なんというか、あの件って明らかに批判している側の人達が実態を無視しているうえに、どうも肯定している側の人達にも変な誤解をしている人達がいてね、うp主がちゃんと実態を解説しておいたほうがいいと考えたのよ。


マリサ
まあ、これまでの例から見て、批判している側が現実を無視してイメージだけで語っているのはわかるが、肯定している側にも誤解があるのか。


レイム
そうよ、全員じゃないけどね。
あと、こういう問題は「なんとなく」ではなくちゃんと知っておかないとトラブルの原因になるしね。


火病」とは別


マリサ
火病ってあれだよな?前に解説していたやつ。


レイム
そうね、興味のある方は動画説明欄に関連動画のリンクを貼っておくから見てほしいわ。


マリサ
たしか火病って、「怒りを我慢し続けて」ストレスから鬱病のような状態になることで、韓国内でも一般的に病気と認知されているんだよな。


レイム
そう、これは文化依存症候群と呼ばれている病気のグループに分類されていて、ある地域、民族、文化環境において発生しやすい精神障害の事で、アメリカなら拒食症が、日本なら対人恐怖症が挙げられるわ。


マリサ
ああ、そういう事か、「火の病」という火病の漢字のイメージからヒステリー状態のことを指すと勘違いしている人がいて、それがこの前の憤怒調節障害と関連つけられているって事か。


レイム
そうなのよ。
この動画シリーズやブログでも、週刊ポストの件以降なぜか「火病」を解説した動画や記事へのアクセスが増えていて、変だと思って調べてみたら「そういう事」だったわけ。


マリサ
なるほどな。


レイム
でね、この件を調べて行ってわかったのだけど、どうもそれだけじゃなくて、例えばこの記事のような批判をしている人達も

週刊ポスト、韓国特集で謝罪
共同通信 2019/9/2
https://this.kiji.is/541213713408722017

批判相次ぎ「配慮に欠けた」

 小学館が2日発売の週刊誌「週刊ポスト」で「韓国なんて要らない」などと題する特集を組み、同誌に連載を持つ作家らから「差別的だ」と批判が噴出した。同誌編集部は同日「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」などと謝罪するコメントを発表した。

 特集は「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」とうたい、日韓の国交断絶を想定した上で「GSOMIA破棄なら半島危機へ」などと予測。韓国の学会のリポートを基に、韓国人の10人に1人は治療が必要なほど「憤怒調節」ができないとする記事を「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」の見出しで掲載している。


レイム
なんだか知らないけど、ポストの「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」という記事を、「火病というネット右翼のデマ」とわけのわからない勘違いをしている人が山のようにいるみたいでね、それが「差別的だ」とこの記事が批判された原因にもなっているという、複雑怪奇な状態になっていたのよ。


マリサ
まるで勘違いのミルフィーユ状態だな。


レイム
でね、肝心の憤怒調節障害についてなのだけど、これはちょっと特殊な病気で、本来は「間欠性爆発性障害」と呼ばれることが多い、怒りがコントロールできなくなり他者に対して過剰に攻撃的になってしまう病気の事よ。


マリサ
何が特殊なんだ?


レイム
基本的には精神病の一種とされているのだけど、精神そのものよりも脳の機能障害に分類される病気なうえに遺伝性もあって、生活環境によっても引き起こされるし、遺伝によって血族間に引き継がれる場合もある病気なのよ。


マリサ
なるほど、単純な精神の病とは違うってわけか。


レイム
でね、うp主は当初「遺伝性のある脳機能障害」という事に注目して、「統計上韓国で近年この症状の人が増えているという事は、この病気が遺伝性であることと矛盾するため、韓国の事例は別の病気が原因ではないか」と考えていたのね。


マリサ
でも違ったって事か?


レイム
そうなのよ。
確かに遺伝性もあるけど、それと同時に他の精神病と同じく環境によってもこの脳機能障害は引き起こされることから、「近年増加」しても矛盾はしないって事を見落としていたわけ。


韓国での事例


マリサ
で、この「怒りが抑えられない脳機能障害」の人が韓国で増えているって事は確実なのか?


レイム
それは確実よ。
韓国では今から10年くらい前から、「憤怒調節障害」とか「間欠性爆発性障害」という単語は使われていなかったけど、こんなことが社会問題になっていたわ。

怒りを抑えられない韓国社会…なぜ?(上)(1)
2009年11月24日16時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/140/123140.html
スマートフォン版)
https://s.japanese.joins.com/article/140/123140.html

瞬間的にこみ上げてくる怒りを抑えられず人を殺したり殴ったりする犯罪が急増している。 以前からの恨みも、計画も、金銭的な目的もない「偶発的犯罪」だ。 専門家らは「こうした犯罪を起こす犯人には共通点がある」と分析している。 最近の経済状況と社会的な雰囲気が偶発的犯罪を量産している、という指摘もある。

◇犯罪者は暴力的孤独者=中央日報の取材チームは京畿(キョンギ)大犯罪心理学科のイ・スジョン教授とともに、社会的イッシューになった最近の偶発的殺人事件5件を分析した。 その結果、犯人には3つの共通点があった。 ▽家族がいないか、いても対話がない▽無職または定職がない▽普段から暴力的で賭博・ゲーム中毒--だ。

イ教授は「こうした共通点は偶然の一致ではない」と話す。 孤独な人は、普段から他人に配慮したり、自分の感情を抑えたりする経験が少ない。 決定的な瞬間に感情を抑える必要性を感じることができない、という説明だ。

イ教授は「一般人が怒りがこみ上げてきても相手を殴ったり殺したりしない理由は、自分の犯罪によって支払うことになる代価を恐れるため」とし「責任を負うべき家族や失う職場がない社会的孤独者は犯罪に対する費用が相対的に少ないためブレーキがかからない」と説明した。

殺人犯5人全員が普段から常習的に大小の暴力を振るうなど衝動調節障害症状を見せてきた点も注目すべき部分だ。 韓南(ハンナム)大警察行政学科のイ・チャンム教授は「小さな刺激に耐えられず自分や人に害を及ぼす衝動調節障害は、それ自体が犯罪の可能性を内包している病気」とし「普段から暴力や賭博・ゲーム中毒症状を見せてきたという点で、犯罪を起こす可能性は非常に大きかった」と説明した。


怒りを抑えられない韓国社会…なぜ?(上)(2)
2009年11月24日16時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/141/123141.html
スマートフォン版)
https://s.japanese.joins.com/article/141/123141.html

◇競争的な社会環境が犯罪量産=最高検察庁によると、この5年間で偶発的な殺人・強盗・放火・性的暴行事件の比率は24%(03年)から36%(昨年)まで増えた。 99年までこうした偶発的事件の比率は21.5%にすぎなかった。

特に殺人事件はこうした偶発的犯罪の割合が高い。 今年上半期、全国で起きた殺人事件(664件)の半分以上(364件、54.8%)が偶発的殺人だった。 賭博で5万ウォンを得た友人が勝ち逃げしようとしたという理由で殺害(1月・ソウル竜山)したり、自分のことを「ブタ」と呼んだという理由で屋台の主人を殺害(6月、慶北・軍威)した事件だ。

専門家は「競争的な社会雰囲気が怒りの調節に障害を起こす社会をつくる」と説明する。 東国(トングク)大学警察行政学科のクァク・デギョン教授は▽家族中心主義の解体▽行き過ぎた競争--を問題に挙げた。 「きちんとした職業を持たない人たちは自分の期待と現実の乖離感を感じて苦しむが、これをなだめる家族がいないため、とんでもないところに怒りを表出したりする」ということだ。

イ・スジョン教授は「孤独者や疎外階層の一部は自らを社会の被害者と考え、他人が自分を無視するという妄想を抱くことがある」とし「妄想が激しくなれば‘自分がその人たちを懲らしめてやる’という考え方をして犯罪を起こす」と分析した。

自然な感情表現を容認する文化が一部の副作用を招くという分析もある。 セブランス病院精神科のキム・オス教授は「この数十年間で韓国社会の雰囲気が‘抑制・自制’よりも‘表出・行動化’を奨励する方向に変わった。 幼い頃から感情を抑える訓練を受けていない人が増えているようだ」と語った。

実際、今でも50・60歳代の女性の場合、自分の感情を押さえ込むために生じる‘火病ファビョン)’で病院へ行くケースが多い半面、若者層は憤怒を調節できず病院に来るケースが多いという。


怒りを抑えられない韓国社会…なぜ?(下)(1)
2009年11月25日16時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/196/123196.html
スマートフォン版)
https://s.japanese.joins.com/article/196/123196.html

暴力に苦しむ弱者が「暴力的」になる

京畿道城南市キョンギド・ソンナムシ)に住む10歳のドフン君(仮名)は1週間に2、3回、父から殴られたという。 宿題をしなかった、遅く家に帰ったなど、最初は些細な理由だった。 父は殴りながら自分の怒りを抑えられず、暴力がだんだんひどくなることもあったという。

ドフン君は近所の人の通報で最近、児童保護施設に入った。 腕や背中はあざだらけだった。 当時ドクン君と面談したカウンセラーは「普段は普通の父親だが、一度怒り出すと男性カウンセラーも恐れるほど暴力的になった」とし「憤怒を調節できず常習的に暴力を振るう代表的な事例」と述べた。

怒りを抑えられない人が増える社会。 最大の被害者は弱者だ。 親なしには生きていけない子ども、顧客にむやみに対応できないサービス業従事者がそうだ。 こうした弱者は、攻撃的に表出する怒りに対応策なく苦しむことになる。 自分も知らないうちに暴力的に変わったりする。

ホームショッピング消費者対応室の職員ユンさん(40)は、一日2-3回は激しく怒りを表出する消費者に会うという。 ユンさんは「言葉尻をとらえて30分以上も怒鳴ったり暴言を吐くようなケースは数え切れないほどある」とし「お互い顔を合わせていないため、簡単に暴言を吐くようだ」と話した。


怒りを抑えられない韓国社会…なぜ?(下)(2)
2009年11月25日16時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/197/123197.html
スマートフォン版)
https://s.japanese.joins.com/article/197/123197.html

もっと大きな問題は、攻撃的な怒りに露出され続けた人はその性向に近づいていくという点だ。 ユンさんは「顧客に苦しめられた日には、家に帰ってから自分も知らずに子どもに怒鳴っていたりする」と語った。

13歳のウンギョンさん(仮名、京畿道水原市)もこうしたケースだ。 児童保護施設のカウンセラーがウンギョンさんの事情を聞いて家庭を訪問した際、ウンギョンさんは自分に怒鳴ってくる母に対抗して同じように大声をあげ、物を投げつけていた。

家庭内暴力を振るう人たちは怒りを調節できず、攻撃的にこれを表出するという点で、より大きな犯罪を起こす可能性がある。 このため、こうした家庭に対して地域社会が積極的に介入すべきだという意見もある。

精神疾患者の治療専門機関であるソウル市ウンピョン病院のミン・ソンギル院長は「先進国の場合、常習的に家庭暴力を振るう人は刑事処罰が避けられず、裁判所は強制治療をすべきかどうか決定する」とし「しかし韓国では全く管理をしていない状況だ」と指摘した。

憤怒調節治療に劣らず子どもを対象にした予防教育が重要だという声もある。 ソウル大医学部のソ・ユホン教授は「道徳・倫理教育を強調した大家族制度では家庭で自然に感情調節の訓練を受けたが、最近の子どもはこうした教育をほとんど受けられないようだ」とし「特に暴力性を抑制する前頭葉(脳の前部)が発達する時期である3-6歳時に‘人性教育’を強化する必要がある」と強調した。


レイム
記事では、近年韓国で怒りを抑えられない人が増えているとして、原因を「競争的な社会雰囲気が怒りの調節に障害を起こす社会をつくる」「この数十年間で韓国社会の雰囲気が‘抑制・自制’よりも‘表出・行動化’を奨励する方向に変わった。 幼い頃から感情を抑える訓練を受けていない人が増えているようだ」としているのね。


レイム
そしてそのうえで、「今でも50・60歳代の女性の場合、自分の感情を押さえ込むために生じる‘火病ファビョン)’で病院へ行くケースが多い半面、若者層は憤怒を調節できず病院に来るケースが多い」と、年配世代よりも若い世代でこの傾向が強いと書かれているわ。


マリサ
つまり、韓国の年配世代は「怒りを我慢して」火病になる人が多いが、若い世代は怒りをコントロールできなくなる憤怒調節障害になる人が多いって事か。
違いはなんだ?


レイム
これも後で詳しくやるけど、韓国は徹底した序列社会でしょ?
年配世代はこの序列社会に沿って生きているけど、若い世代はこの伝統的な序列社会にあまり縛られなくなった結果じゃないかとうp主は予想しているわ。


マリサ
なるほどな。


レイム
でね、週刊ポストが引用した韓国中央日報の2015年4月の記事では

韓国の成人の半分が憤怒調節障害、どのように怒りを堪えるか
2015年04月05日12時01分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/552/198552.html
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https://s.japanese.joins.com/article/552/198552.html

成人の半分以上が憤怒調節障害を体験していると調査された。

大韓精神健康医学会がこのほど実施した調査の結果、韓国の成人の半分以上が憤怒調節に困難を感じており、10人に1人は治療が必要なほどの高危険群であることがわかった。

憤怒調節障害は精神的苦痛や衝撃後に、不当さ、侮蔑感、挫折感、無力感などが持続的に頻繁に現れる不適応反応の一形態だ。激憤または鬱憤という人間が持つ独特の感情のひとつだ。不当な待遇を受けたという思いに基づいた憎しみと憤怒の感情状態が長く続く障害をいう。

これは実際の犯罪につながったりもする。最近ある男性は自分の交際相手から別れ話を切り出され自動車で突進した。ささいなトラブルが殺人につながったのだ。また、スープの味付けが塩辛いという言葉から始まった言い争いの末に食堂の主人が客に凶器を振り回すかと思えば、隣人間の駐車をめぐるトラブルで30代の姉妹が殺されるなど、昨年“腹立ちまぎれ”により偶発的に起きた暴力犯罪は15万件。全体の40%に達すると調査された。

それなら憤怒を静める方法にはどのようなものがあるだろうか?

憤怒を誘発するホルモンは15秒以内にピークに達し、その後徐々に分解される。30秒だけこらえても憤怒は和らぐ。腹が立った瞬間、すぐ60秒間深呼吸をすることが役立つ。

また、憤怒が沸き上がる瞬間すぐに席を立とう。静かなところを歩き3つに集中してみる。 「なぜ腹が立つのか? 何のために怒るのか? 他の効果的な方法はないか?」という考えに集中し憤怒に対応する方法を考えてみる。

このように憤怒を静めれば、血圧が低くなり免疫力が強化される。安定と平和を与えるセロトニンが上がり、快感と楽しみを与えるドーパミンが生成され感情調節に役立つ。


レイム
大韓精神健康医学会の調査で「成人の半分以上が憤怒調節障害を体験している」として、「10人に1人は治療が必要なほどの高危険群である」と書かれていて、まず怒りを抑える事より怒りを鎮めることを優先しようと書かれているわ。


マリサ
10人に1人ってすごい数字だな。
そしてこれを反証意見も出さずに一方的に「差別的だ」と断じるのもかなりアレな態度だな。


レイム
そうなのよ、根拠のある批判記事を批判するなら、同じくまず相応の「なぜ差別なのか」の根拠を提示するべきだし、何より韓国に対する記事に限らず、他者への批判をすることそのものをあげつらって「縁切りだ」とか「差別だ」といって脅して、批判そのものを封じるのはただの言論弾圧よ。


レイム
まあちょっと話がそれてしまったけど、ほかにも2018年の朝鮮日報の記事に興味深い内容があるわ

ナッツ姫の妹に「憤怒調節障害」の可能性=韓国に患者6000人
朝鮮日報 2018/04/18
https://web.archive.org/web/20180419203720/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/18/2018041801041.html

 怒りを抑えられずに突然、怒声や罵声(ばせい)を浴びせる「間欠性爆発性障害(別名:憤怒調節障害)」の患者が韓国で約6000人に達することが分かった。広告代理店社員にコップの水をかけたとして非難を浴びている「ナッツ姫の妹」大韓航空の趙顕ミン(チョ・ヒョンミン)専務(34)もこの間欠性爆発性障害の可能性があると専門家は言う。

 健康保険審査評価院が17日に発表した医療ビッグデータの分析結果によると、習慣および衝動の障害の1つである間欠性爆発性障害で診療を受けた人は2017年に5986人いたことが分かった。15年は5390人、16年は5920人で、毎年増加傾向にある。性別では、男性が全体の83%(4939人)で女性よりも多かった。年齢別では20代が29%、30代が20%、10代が19%など、若年層で多かった。40代は12%、50代は8%だった。専門家は「年を取れば取るほどストレスなどの外部刺激に鈍くなるためだ」と話している。

 間欠性爆発性障害とは、ある行動をしたいという刺激を調節できずに衝動的な行動に出る一種の精神疾患だ。脳の交感神経がうまく調節されずに理性をもって状況を判断できなくなるもので、症状がひどくなると事故を起こしたり、犯罪をしたりすることもある。障害の原因としてはストレス、アルコール依存症前頭葉の問題、脳血管疾患などが挙げられる。健康保険審査評価院では「障害が疑われる場合は精神科医の診察を受けた方がいい。単に性格や習慣の問題だと考えて治療を先送りすると症状が悪化し、いっそう大きな問題につながる恐れがある」と話している。

チェ・ウォンウ記者


レイム
記事によると、自らの怒りのコントロールに問題があるとして、医師の診断を受ける韓国人が年々増加していて、その割合はやはり若い世代で多いそうなのよ。


マリサ
あれ?さっきの中央日報の記事では韓国人の10人に一人と書いていたのに、こっちでは6000人弱になっているが、どういうことだ?


レイム
これはあくまで自ら問題を認識して治療のための通院をしだした人の数なのね。
さっきの中央日報の記事は、大韓精神健康医学会が実施した統計上の調査だから、数字が異なっていて当たり前よ。
どちらかが間違っているという事ではないわ。


マリサ
なるほどな。


レイム
それと近年若い世代で怒りをコントロールできない人が増えている原因として

【時論】憤怒調節障害を病んでいる大韓民国(1)
2015年03月26日10時47分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/143/198143.html
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https://s.japanese.joins.com/article/143/198143.html

このところ韓国は憤怒余剰社会に近い。特定の問題が浮上すると、多くの人がその問題の本質を見るよりも不満を吐露するのに忙しい。いや不満を超え憤怒を表出するという表現がもっと合うかも知れない。

特に強者が弱者に不適切な方式で権威を示す「甲の横暴」に出会うことになればこうした葛藤と憤怒は極に達することになる。ある者はこれを世論という名前で美化したりもする。感情の過剰表出は極めて当然だと正当化させながらだ。

モバイル環境の大衆化という技術的進化によりだれでも文章を書いて自身の意見を表出できる機会を得ることになった。真偽に関係なくだれでも文章を書き、特定の人を非難することもできるようになった時代が開かれたのだ。合わせて葛藤が手がつけられないほど急速に拡散する構造が定着した。多くのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、ウェブサイト掲示板、記事へのコメントなどで世論が形成され過剰な感情が拡散している。このようにサイバー世界で人気を呼びあちこちに広まっていく情報の大部分は人を非難する内容だ。

果たしてこうした憤怒表出を社会的にどのように受け入れなければならないだろうか? このためにその意味をよく推し量ってみることが必要だ。憤怒というものは憤慨しとても怒るという意味だ。ここには攻撃性が含まれている。また攻撃の対象も必要だ。その効果は明らかだ。感情を表出する人々はカタルシスを感じるほかない。

だが受ける対象はどうか? 深刻なストレスと侮蔑感まで感じることになる。その上こうした過程で状況の本質は意味を失う。なぜ憤怒の対象になったのか、何のために自分が厳しい非難に耐えなければならないのかわからないアイロニーな状況が繰り広げられるのだ。非正常な権力により加害者と被害者が逆転する状況が発生するのだ。

したがってこうした感情の過剰は表出したからといって解決されるものではない。かえって憤怒はもっと大きな憤怒に帰結され、これは社会発展を阻害する副作用を生むことになる。最近憤怒の対象になった趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長、百貨店駐車場母娘などの事例を見てみよう。誤りは犯したというが彼らが報道機関と世論から過度な非難を受けたという点は否定しがたい。

特に趙顕娥副社長事件の場合、社会的波紋はとても大きかった。だが、状況が展開するにつれ個人の私生活が残らず公開され、ネットユーザーの非難が加わりフィルターを通すことなく拡散され、芸能番組までパロディにする魔女狩り式の世論形成が広がった。基本的人権も保護されない状況で今後の生活に耐え難いほどの個人的な侮辱と叱責を余すことなく受けたということだ。


【時論】憤怒調節障害を病んでいる大韓民国(2)
2015年03月26日10時48分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/144/198144.html
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https://s.japanese.joins.com/article/144/198144.html

果たしてこうした世論形成式の憤怒表出が何を変えたのか? また、これが成熟した社会への発展に役立ったのだろうか? 短期的に啓蒙の効果があるかもしれないが、究極的にはまた別の被害者だけを量産した格好になった。こうした問題が発生する理由は社会のシステムだ。憤怒を表出するばかりでまとめられなくなっている。憤怒を鎮め抑制できるシステムづくりが急がれる。もちろんここには社会構成員が冷静さを取り戻すことが先行しなければならない。

メディアも同様だ。理性を失った世論をもとの位置に戻す自浄の役割を自浄する役割がまさにメディアのすることだ。より冷淡に事態を注視し合理的な対策を作り出す動因を引き出さなければならない。

昨今の時代が持つ葛藤構造を解決するためには葛藤の出発点よりは歪曲された拡散を防ぐのに傍点を置かなければならない。だれでもどこでも簡単に意見を表出できるシステムが備えられている状態で葛藤がどのように始まるかを詳細に分析することもできず、これを防止する対策もないためだ。したがって拡散の通路であるメディアの役割がさらに重要になる。

世論は「社会大衆の共通した意見」という思いを抱いている。世論は社会が間違った方向に動いている時に緩衝し方向を転換させる役割をする。このように世論が正しい方向を定めるためには憤怒調節をしなければならない。状況を冷静で客観的に眺めなければならない。

ある瞬間から私たちはあまりにも当たり前に憤怒を表出することになった。特にモバイルやSNSを通じ状況も内容も正しく知らないまま知らず知らずに人民裁判式の憤怒表出に参加することになる。こうした弊害を防ごうとするなら社会的葛藤を公論化する方式を変えなければならない。感情をあおるより、人とシステムが交わって温もりを見せる側にシフトしなければならないだろう。それでこそ過熱された憤怒過剰の社会も安定を取り戻せる。

健全な葛藤は社会を正しい方向に導く同人になる。だが、葛藤を超え憤怒につながればこれは社会の毒になる。罪を憎んで人を憎まずという言葉がある。寛容で憤怒を抱く寛大さはむしろまた別のカタルシスを感じさせてくれるだろう。

チョ・ソンファン公正機会研究所所長


レイム
近年SNSなどを通じて誰もが自分の考えを公言出来るようになった結果、「怒りの伝染」のような状態が発生して、「かえって憤怒はもっと大きな憤怒に帰結され、これは社会発展を阻害する副作用を生むことになる。」と説明されているわね。


※動画説明欄に関連動画へのリンクがあります


レイム
ちなみに、この件は別に怒りに限定されていなくて、過去動画でも解説した「恨(ハン)」と呼ばれる、彼らが「正しさ」を否定された時に感じるフラストレーションの総称に関しても伝染していて、それがまた怒りの伝染に拍車をかけているのは確実ね。


マリサ
なるほどな。
韓国独特の価値観そのものが、この「怒りに対するコントロール不能状態」に拍車をかけているうえに、ネットもその拍車に一役買ってしまっているわけか。


レイム
つまりこれは、「ネット右翼による偏見や差別の助長」ではなく、現在の韓国において特に若い世代で問題となっている、れっきとした社会問題なのよ。


レイム
そしてこの問題が、一連の日韓問題に対しても大きくかかわっていて、歴史問題などに大きな影を落としているのよ。


「正義」の暴走


レイム
ここからが特に重要となるのだけど、韓国人が怒りをコントロールできなくなってきている背景には、韓国社会における独特の「正しさ」の概念が関わっているのね。


※動画説明欄に関連動画へのリンクがあります


マリサ
たしか、根拠を必要とせず、「自分は最初から存在する正解(正しさ)を常に選択している」という概念で、この「正しさ」の正体は「その時の感情」なんだっけか?


レイム
そう、そして彼らはこの「正しさ」を「道徳」や「正義」と結び付けていて、結果的に「正義・道徳」イコール「自身のその時の感情」という構図になっているのね。
この記事なんかがわかりやすいわね。

正しい発言をするほどこじれる…朴大統領の「道徳外交」パラドックス(1)
2015年05月08日07時51分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/054/200054.html
スマートフォン版)
http://s.japanese.joins.com/article/054/200054.html

朴槿恵(パク・クネ)大統領と尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の韓日関係に関する発言です。次を読んで質問に答えてください。

<1>正しい歴史認識が前提にならなければ未来志向的に進むのは難しい。

<2>歴史を否定するほど惨めになり、窮地に追い込まれる。

<3>歴史は国民の魂であり、魂が傷つけば根本が揺れる。

<4>歴史とは、好きに取捨選択して必要なことだけを記憶するものではない。

<5>関係回復のためには日本がまず歴史認識に関し、誠意ある措置を取らなければいけない。

問題1=上記のうち尹長官の発言を選んでください。

問題2=上記のうち最も最近の発言はどれですか。

正解は<5>と<4>だ。<1>は朴大統領が2013年4月の編集・報道局長昼食懇談会で、<2>と<4>はそれぞれ昨年と今年の三一節(独立運動記念日)記念演説で、<3>は昨年7月の舛添要一東京都知事との会談で述べた言葉だ。<5>は尹長官が2013年12月の国会外交統一委員会に出席して述べた。

外交部の職員さえも正解するのは容易でない。「歴史問題の解決が先」という朴大統領の対日関係原則は、就任後2年余り変わっていないからだ。大統領の考えがそのままであるため、政策を具現する主務長官の立場も変わらない。

朴大統領のこの原則は決して間違っているわけではない。日本の歴史歪曲は度を越え、これに対する国民世論も激昂しているからだ。問題は、朴大統領が日本に正しい言葉を述べるほど韓日関係をはじめとする外交状況がこじれる逆説的な状況になっている点だ。大統領の原則主義が韓国の外交にもたらした「朴槿恵パラドックス」だ。


正しい発言をするほどこじれる・朴大統領の「道徳外交」パラドックス(2)
2015年05月08日07時51分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/055/200055.html
スマートフォン版)
http://s.japanese.joins.com/article/055/200055.html

李明博(イ・ミョンバク)政権で青瓦台(チョンワデ、大統領府)対外戦略企画官を務めた成均館大学の金泰孝(キム・テヒョ)教授は「政府は今まで道徳と外交を混同する傾向を見せてきた」とし「『対日外交原則はこうだ』と評価するだけでなく主導する必要がある」と述べた。国益に基づき昨日の敵が今日の同志となる現在の国際環境で、あまりにも倫理的な原則に拘束されて融通性がないということだ。

特に朴大統領の原則外交は「横道にそれてもソウルにさえ行けばよい」という形の外交を追求する相手(安倍晋三首相)に会って最悪の状況を迎えている。安倍首相は歴史挑発を続けながらも、持続的に韓日首脳会談を望むというメッセージを送っている。過ちがある側が誠意ある謝罪なく解決しようというのを原則に立脚して断るのが、むしろ強情に見える状況になったのだ。

専門家は「自分だけが正しい」という認識で対話の機会さえも得られなくなっているのは間違ったアプローチだと指摘した。

梨花女子大の朴仁フィ(パク・インフィ)教授(国際関係学)は「国家関係は対話と交渉の結果であるべきで、いつも正解は自分たちが持っているように無条件ついてこいというのは正しくない」と述べた。延世大の文正仁(ムン・ジョンイン)教授(政治外交学)は「歴史問題の先決という原則も重要だが、ひとまず会うのが外交的な道理」とし「首脳会談に前提条件を持ち出すことが国際的な慣例に外れると理解する」と話した。また「安倍首相と日本の国民を分離する知恵と、会って直接問う政治的な勇気が必要だ」と強調した。

朴槿恵パラドックス」は南北関係にも適用されている。匿名を求めた外交安保専門家は「朴槿恵政権の韓半島朝鮮半島)信頼プロセスは南北間の小さな部分から信頼を築いていくことが核心だが、政府はここでも北の誠意ある行動が先だという態度をとっている。北の立場では動きをとる動因があまりない」と述べた。



レイム
2015年の記事なのだけど、当時の朴槿恵政権について韓国メディアが「(韓国人的に)正しい歴史認識に基づく外交」を行った」件を、「朴大統領のこの原則は決して間違っているわけではない。日本の歴史歪曲は度を越え、これに対する国民世論も激昂しているからだ。問題は、朴大統領が日本に正しい言葉を述べるほど韓日関係をはじめとする外交状況がこじれる逆説的な状況になっている点だ。」と書かれているのよ。


マリサ
これって韓国人の歴史観を「正しい答え」として、その歴史観を他者に受け入れさせる外交の事を「道徳外交」と呼んでいるって事か?


レイム
そうよ、特に朴政権は当時「日本が慰安婦問題で真摯な謝罪をしていない」と主張していて、これは「軍や国の命令で、軍人や官憲が行った直接的な奴隷狩り」に対する法的責任を日本政府が認めて、公式に謝罪しろって意味ね。


マリサ
でも「軍や国の命令で、軍人や官憲が行った直接的な奴隷狩り」なんて存在しないことは客観的に証明されているだろ?


レイム
客観的にはそうだけど、彼らはその時の感情と「正しさ=正義・道徳」を区別しないから、実態がどうであろうと自身の感情を優先するのよ。

日本の自衛隊戦闘艦仁川港に入港
ハンギョレ新聞(韓国語) 2007-09-12
http://www.hani.co.kr/arti/area/area_general/235899.html

1996年釜山港以来初めて... 15日一般公開
日本の海上自衛隊所属の戦闘艦2隻など艦艇3隻が訓練の車12日、仁川港に入港した。 海上自衛隊の艦隊が日の丸をつけて、韓国に来たのは、1996年、釜山港に入港後、11年ぶりだ。

海軍仁川海域防御司令部によると、この日入港したトラップは、練習する鹿島する(4050t級)、護衛艦社ギリする(3500t級)、シマゆきする(3050t級)など3隻で実習将校180人を含めて750人乗船した。 社指し艦など2隻はミサイル、艦砲などの戦闘に必要なすべての機器を備えている。

海上自衛隊将兵たちは4泊5日の日程で、仁川海域防御司令部との友好増進のための様々なイベントを行う。

13日板門店見学、韓日海軍将兵の間の親善サッカーの試合に続き、14日には国立顕忠院参拝、青瓦台と第2艦隊司令部見学し、この日の午後7時、仁川の学生教育文化会館での海上自衛隊の軍楽隊コンサートも持つ。 また、15日には、一般を対象にトラップ公開行事も計画されている。

去る4月20日、日本東京港を出港し、マレーシア、米国、ニュージーランドなど10カ国12開港を訪問し、最後に、仁川港を訪問した、これらの艦隊は16日午前、仁川港を出航して、仁川沖鬱島近くの海上韓国海軍乙支文徳感、済州さ、永住するとともに戦術機動訓練を持って日本東京港に戻る。

仁川海域防御司令部の関係者は、「韓日両国の軍事外交次元でのトレーニングと友好交流のために仁川港を最初の訪問した」とし「12月には、韓国海軍の訓練艦隊が実習訓練の車東京港を訪問する予定だ」と語った。

キム・ヨンファン記者


海上自衛隊艦艇仁川港停泊
朝鮮日報(韓国語) 2007.09.1
http://m.chosun.com/svc/article.html?sname=photo&contid=2007091500275

4泊5日の日程で韓国海軍仁川海域防御司令部と親善行事を持つ鹿島するなど、日本の海上自衛隊所属艦艇3隻が15日午前、仁川港からトラップ公開行事を持っている。

レイム
これは例えば現在の文在寅政権が慰安婦合意を破棄してしまったのも同じ理屈だし、ほんの10年前まで釜山港自衛隊艦が旭日旗を掲げて入港しても何も言わなかったのに、今は「侵略の象徴だ、韓国人の気持ちを考えろ」といって猛反発しているのも、理屈は同じよ。
それが彼らの正義であり道徳だから。


マリサ
その理屈は以前から説明されているから理解できるが、それと憤怒調節障害にどんな関係があるんだ?


レイム
人って「正義を否定された時」に非常に強い怒りを感じるのよ。
そしてその正義は主観によっていくらでも正当化できるから、往々にして暴走するの。


レイム
例えば悪名高い中国の紅衛兵カンボジアクメール・ルージュの人達は、自分の身内や友人を密告して人民裁判にかけ、拷問や処刑を繰り返したけど、これって悪意から行ったのではなく、純然たる「正義感」がそうさせたのよ。


マリサ
ああ、そういう事か。
「自分は正義で相手は悪」と考えるから、悪に対しては何をしても許されると思いこんでしまうって事か。


レイム
そう、そしてこれは何も特殊なことじゃなくて、こうしたことは多かれ少なかれ現代の日本でも起きているわよ。
例えば、今回の週刊ポストの記事を批判して謝罪させた人たちの多くは「あいちトリエンナーレ」での慰安婦像等の展示中止を「表現の自由の侵害」と批判していた人たちとかぶるわ。


マリサ
客観的に見たらこれ明らかな矛盾だよな。
表現の自由言論の自由は特定の政治思想にのみ認められているわけではないし。


レイム
そう、客観的にみたらそうなのだけど、週刊ポストを批判する人たちはこの件に一切の矛盾を感じていないわ。
なぜなら「自分は正義を行っている」と考えているから。


マリサ
つまり正義を大義名分にして、初歩的な矛盾や倫理観の欠如にすら気付かなくなっているって事か?


レイム
そう、正義って時には必要だけど、こういう風に簡単に倫理の枷を外す道具になってしまったりするのよ。
この傾向は在特会やN国党の丸山議員でも見られる特徴ね。


レイム
そして韓国の場合、この正義と自身の感情に区別をつけていないから、自身の正しさを否定されると非常に激しい怒りと理不尽さを感じて、それが他者への激しい攻撃性になるわけ。
さっきの紅衛兵の事例や週刊ポストの事例と、本質的な部分は同じよ。


マリサ
それが韓国で憤怒調節障害が増えている原因ってわけか?
でもなんで若い世代でのみ増えているんだ?


レイム
それなんだけど、これはあくまでうp主の仮説として聞いてほしいのだけど、元々韓国って軍事独裁政権だったでしょ?
その頃は軍隊式の上下関係が社会に徹底されていたから、どんなに自分は正しいと考えても、それは序列によって抑え込まれていたのね。


マリサ
そして抑え込まれた「恨(ハン)」が火病という一種の鬱病を誘発していたって事か。


レイム
そう、でも民主化して考え方が多様化した結果、この軍隊式の序列構造の社会も変化して、誰もが自分の正しさを主張できるようになり、しかもネットとSNSの登場がそれに拍車をかけたわけ。


レイム
結果、一方的に序列によって抑え込まれるという、ある種「諦められる環境」がなくなったことで、誰もが正しさを主張し、そして「正しさが全面的に受け入れられない」という環境が出来上がり、そのフラストレーションが憤怒調節障害を引き起こしやすい環境を作っているんじゃないかって事。


マリサ
なるほどな、これは韓国的価値観という環境が憤怒調節障害を引き起こしているともいえるわけか。

今回のまとめ

火病と憤怒調節障害は、関係があるが概念的には別物
・韓国では年々若い世代を中心に憤怒調節障害になる人が増えている
・正しさと道徳や正義を区別しない価値観、現在の韓国の社会環境などが障害の発生に拍車をかけている。


レイム
結局ね、問題の根本は韓国独特の価値観に基づく「正しさ」の概念なのよね。
これに関しては、つい数か月前に判明した件もあるから、改めてまた動画にするけどね。


マリサ
とりあえずあれだ、この状態が続いた場合、今後も韓国で憤怒調節障害の人が増えていくってことか?


レイム
まあ、怒りが完全にコントロールできなくて、だれかれ構わず暴力的になるような、そういう極端な人が急減するって事はないだろうけど、理性による感情の抑制が効きにくい人なら、現在の韓国政府内にもいっぱいいるわよ。


マリサ
ああ、そういやGSOMIA破棄とか日本に対する輸出優遇措置解除の件とか、ソウル市と釜山市による戦犯企業ボイコット運動とか、とても理性的とはいえない態度が続いているしな。


レイム
そう、ある意味、元々韓国では感情を理性でコントロールするのが苦手な人が多くて、それが憤怒調節障害の増加とも関係しているかもね。


マリサ
なるほどな。


レイム
そんなわけで今回の本編はここで終わるわ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


大口
今回は長くなりすぎたのでおまけはありません。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~




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