今回も前置きやらなにやら無しで。
都知事選後のメディア報道を見ていると、田母神氏が61万票を集めていた事に対して右傾化だとか愛国主義だとか、そういう言葉が飛び交っているわけですが、果たしてその「分析」は事実でしょうか?
自分は違うと考えています。
この61万票は勿論田母神氏の主張に賛同した人、他の候補を支持できなかった人、そういう人も当然いるでしょうが、一番はタイトルにもあるように「メディアに対する意思表示」ではないのでしょうか。
つまりメディアに対する反感です。
実際問題、このブログに書かれている事で言及すれば、韓国が政府の方針として子供に行っている自民族中心主義教育や日本文化の窃盗イベント、日韓基本条約で韓国側が日本側の個人保証の提案を拒否し更に個人への保障の支払いをしなかった事実、在日韓国・朝鮮人による強制連行という嘘、これ等の事やこのブログで言及していないことも含め、まともに報じている報道機関がどれだけあるでしょうか?
自分は一つも知りません。
もっと根本的な問題として、そもそもこれらは「ネットで中途半端な知識を得た結果」の偏った意見でしょうか?
特に大手メディアの韓国に対する報道は、殆ど韓国政府にとって都合のいい情報のみですし、そこに連なる所謂「知識人」の皆様の言動も右に倣えです。
それでいて「権力の監視者」とか「世論の代表」という態度を取っているのだから、その相当に偏ったバイアスに対して当然反感が生まれます。
そして田母神氏に関しても、選挙前メディアはほぼネガティブな情報のみしか伝えていませんでした。
当然選挙後もネガティブな情報のみです。
更に今まで存在したメディアや中韓に対する批判や反感も、彼らは全て「貧乏人の不満の捌け口」という意味合いの報じ方しかしておらず、何が問題にされているのかをまともに取り上げようともしてきませんでした。
だからこそ、そういったメディアや知識人に対して「NO」という意思表示を示す受け皿として、田母神氏への票が61万票だったのではないか、自分はそう考えているわけです。
結局のところ、彼らメディアのやってきたことは、相手の主張を自身に都合よく歪め、歪められた意見を叩いて分析や論破したかのように印象操作をする、「ストローマン」と呼ばれる詭弁でしかありません。
そして現在も、予想以上に多かった田母神氏の得票の理由を、右傾化とか無分別な愛国主義とレッテルを貼って「ストローマン」を行っているわけです。
彼らが世論にそう印象操作をしたくてそうしているのか、それとも自分を安心させたくてそうしているのか、恐らくどちらもでしょうが、いずれにせよ彼らのやっている「分析記事」に意味のあるものはないでしょう。
彼らが現実を直視しない限り、田母神氏のような「受け皿」も「受け皿に流れる人」も今後増え続けるでしょう。
「北風と太陽」の寓話のように、メディアは「右傾化だ!」「愛国主義だ!」と、事実を無視した冷たい北風を、反感を持った一般人に吹きかけ続けているわけですし。
今回短いですが以上となります。
実はもう1つブログをやっておりまして、そちらはマスコミ問題が中心でこちらの韓国問題とはテーマを使い分けているのですが、今回の内容はどちらでやろうかかなり迷いました。
結局、韓国問題と絡めた方が書きやすいという結論になりこちらに書いたわけですが、いかがだったでしょうか。