日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

NHKの「広島タイムライン」の問題について


さて、本日は今年8月にあった広島タイムラインの内容に関する「歴史隠蔽」の問題について扱っていきます。

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

今年8月、NHKが「1945年にtwitterがあったら」という想定での企画を始めたが、その中で「戦後の朝鮮人による暴動」に関係する内容に関して、「差別」とする意見が登場し、最近は圧力団体まで登場し歴史の隠蔽をしようとしている。


最も問題なのは、実際に戦後韓国からの密航や暴動、各種犯罪行為が多発しており、それも当然「歴史の一部」にも関わらず、「差別」の名の下に歴史の隠蔽をしようとしている事にある。


また、「現在の在日への差別に繋がる」としているが、そもそも「犯罪行為が当時あった」のは紛れもない事実であり、また批判があるのはその歴史的事実を「無かったこと」にして、そのうえで「日本の過去」を批判するダブルスタンダードに原因があるという根本的な問題もある。



※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。


1:広島タイムラインを巡る動き


まずはこちらの記事から

「レッテル貼り、変わらず」ひろしまタイムラインを議論
朝日新聞 2020年10月5日
https://digital.asahi.com/articles/ASNB476QKNB4PITB006.html

 75年前の日記をもとにしたNHK広島放送局ツイッター企画「1945ひろしまタイムライン」で、「朝鮮人」の記述などが批判を浴びた問題を通じ、広島での民族差別の現状について考える催しが4日、広島市内であった。オンラインも含めて約120人が参加した。

 差別的なツイートの削除を求める署名集めをしているカナダ在住の乗松聡子さんや、マイノリティーへの差別撤廃などをめざして活動しているNPO法人「共生フォーラムひろしま」の李周鎬(リチュホ)理事長ら4人が登壇。ヘイトスピーチ規制に詳しい法学者の前田朗東京造形大学教授もオンラインで発言した。

 乗松さんは、カナダで少数派として生きる中で「琉球や朝鮮に対する植民地主義に気づいていなかった自分や、日本に残る差別に気づくようになった」と振り返り、削除を求める賛同人が277人に上ったことを報告した。NPO法人としてNHKに抗議した李さんは、「朝鮮の植民地化に向け、劣等民族だというレッテル貼りが行われ、(日本の)敗戦後も全然変わっていない」と指摘。「敗戦後も朝鮮人朝鮮人として生きることが許されない社会で暮らしてきた。NHKだけの問題ではない」と、日本社会に深く根ざした差別意識について批判した。

「日本人のフリして生きてきた」

 4日に広島で開かれたシンポジウム「NHKひろしまタイムラインと広島の民族差別の現在」。参加者たちの主な発言は次の通り。
乗松聡子さん=「アジア太平洋ジャーナル・ジャパンフォーカス」エディター

 25年間カナダに住み、日系カナダ人2世の子が2人いる。日系人には、太平洋戦争開戦後の強制収容などのつらい闘いの歴史がある。カナダで主流派ではない人生を送り、日本にいたときの自分を思い出すと、琉球や朝鮮に対する植民地主義に気づいていなかった自分に気づかされた。日本に残る差別に気づくようになった。外国にいるからこそ植民地主義を痛感する。

 中沢啓治さんの「はだしのゲン」にも、朝鮮人と思われる人が乱暴を振るい、弟分が「しゃくにさわる」という場面がある。だがゲンは、日本には無理やり連れて来られた人がいると教え諭す。今回の問題は、中沢さんが生きていたら許さないと思う。

 NHKはツイートを移設して注釈をつけたが今も続く差別について触れておらず、全くよしとしない。

権鉉基(コンヒョンギ)さん=広島無償化裁判を支援する会事務局長

  朝鮮人被爆者の問題を含め、広島からどんどん朝鮮人の語りが消え、無色透明化されている。広島で平和が語られる中で、朝鮮人が今も生きているという視点が非常に少ない。

 「ひろしまタイムライン」が浮き彫りにしたのは、朝鮮人に対する認識の薄れと、植民地支配についての記憶。ヒロシマを発信している人たちのどれだけが在日朝鮮人のことを知っているか。語らなければならないのに語ってこなかった。かつての広島には、峠三吉栗原貞子など、被害を与えてしまった人たちと連帯して発言し、広島にいる朝鮮人に思いを馳せて考える人が確実にいた。

 2000年以降、広島の空気が変わった。歴史修正主義や右傾化。(当時の文部省による1998年の)是正指導で同和教育平和教育が後退し、加害の発言が減っていった。もう一つは拉致問題。発覚以降の朝鮮人に対して加害者としてのまなざしが向けられるようになった。そんな空気の中で朝鮮学校への補助金カットが起きた。広島県や市は「県民(や市民)の理解が得られない」と言う。

 語っていく場をどう作っていくか考えないといけない。かつて「怒りのヒロシマ」は、被害を受けた怒りで世界平和を訴えてきた。朝鮮人も一緒に怒る広島でなければ。平和という名にあぐらをかかず、日本が起こした戦争なのだと広島の人もしっかり考えないと。

尹李英愛(ユンリヨンエ)さん=フリーライター、翻訳・通訳者

 在日を見たことがない日本人が増えた。自分を守るために名前を変えたりする在日がたくさんいる。結果、存在に気づかない。見た目では分からないから日本人だと思っている。植民地主義は連綿と続いている。

 徴用工問題以降1週間のうち2、3回ヘイトを目にするようになった。レストランやバーで「韓国人の知能は幼稚園レベル」と聞いたり。恐ろしいと感じた。

 一連のツイートについて。広島では加害の視点が欠けている。日本に住んでいる日本人以外の方々への差別感情が醸成されている。ツイートの移設で醜悪な差別コメントはなくなったが、注釈は「朝鮮人がそこにいた」というだけ。いかに日本人が残虐の限りを尽くしてきたかがない。

 ツイートは消すしかない。被害だけでなく加害の伝承が必要だ。削除し、平和といえない広島の状況を平和に近づけてほしい。

李周鎬(リチュホ)さん=NPO法人「共生フォーラムひろしま」理事長

 問題は、日本人に対する差別意識の助長だけでなく、在日朝鮮人に対して同化を強いることになったこと。フォーラムの名でNHKに2回抗議文を送ったが、木で鼻をくくったような回答しか来なかった。

 植民地主義清算されていない。「植民地のやつが急にいばりちらして」というのが一般的だったという意味で、ツイッターのモデルの少年にとって「朝鮮人怖い」というのは当時事実だった。それが敗戦後75年たっても通用する社会だということが問題。投稿に注釈をつけるべきだったというが、1、2行で収まる話ではない。朝鮮の植民地化に向けて劣等民族だというレッテル貼りが行われ、それが敗戦後も全然変わっていない。朝鮮人朝鮮人として生きることを許されない社会で暮らしてきた。NHKだけの問題じゃない。

 朝鮮人として生きることを許さない差別と偏見にあふれた社会に生きている在日は隠して生きている。私も日本人のフリをして生きてきた。そのことは日本人に言えないから日本人も気付かない。在日に同化を強いることが当たり前と思われ、何の批判もあびない。NHKがあれだけつっぱねる担保は何か。おかしいことをおかしいと思わない、在日への差別をおかしいと思わない日本の世論だ。

前田朗さん=東京造形大学教授

 ヘイトスピーチを許さないというスローガンで、2016年にヘイトスピーチ解消法ができた。京都朝鮮学校事件や、新大久保、川崎でのヘイトデモがひどくなったので解消法ができた。だから、在日コリアンヘイトスピーチの被害者として想定している。

 解消法は大きな前進だったが限界がある。許さないと言いながら実は許している。表現の自由と絡むから。処罰を入れようとするとリベラル派の憲法学者がちょっと待て、ヘイトスピーチと言えども表現の自由という権利と関わると。

 ヘイトスピーチを禁止する法律が世界にどれくらいあるか。現在国連加盟国は193カ国ですが、150カ国、4分の3の国々である。EU加盟国はすべてヘイトスピーチ禁止だ。

 ヘイトスピーチ表現の自由への理解が誤っている。日本国憲法12条には、憲法が保障する権利には責任が伴うとある。マイノリティの表現の自由をいかに保障するか、表現の自由と表現の責任をどうとるかを議論しなければ。21条表現の自由とともに12条の責任を考えないといけない。(宮崎園子)

記事では、広島タイムラインで書かかれた内容を問題視し、その表現を差別問題と定義して「(日本の)加害者としての歴史を無視している」「朝鮮人が日本にいる原因が忘れ去られた」「朝鮮人差別を行っている」としています。


またこの件は韓国でも最近大きく報じられ、


日本の市民団体「NHKの韓国人差別助長ツイート削除」を要求 中央日報日本語版2020.10.06
スマートフォン
https://s.japanese.joins.com/JArticle/270887

日本で市民団体が抗議「NHKは朝鮮人差別助長するツイッター内容を完全に削除せよ」 ハンギョレ新聞 2020-10-06


この2つの記事を読むと、問題とされたのは、「朝鮮人の奴らは『この戦争すぐ終わるヨ』「日本は負けるヨ」と平気で言い放つ。思わずかっとなり、怒りに任せて言い返そうとしたが、多勢に無勢。しかも相手が朝鮮人では返す言葉が見つからない」という部分と、「朝鮮人だ!大阪駅戦勝国となった朝鮮人群衆が、列車に乗り込んでくる!」、「『俺たちは戦勝国民だ!敗戦国は出て行け!』圧倒的な威力と迫力。怒鳴りながら超満員の列車の窓という窓を叩き割っていく」という部分です。


また次の記事を読むと


虚実を混ぜる危険性、人々を魅了した「ひろしまタイムライン」はなぜ批判されたのか 藤代裕之 ジャーナリスト/yahoo 2020/8/22


朝鮮人だ!大阪駅戦勝国となった朝鮮人群衆が、列車に乗り込んでくる!」といった部分は元となった日記には書かれておらず、その部分はフィクションであるとしてフィクションを使う事の危険性について書かれています。


そしてこの件の問題は最初の朝日の記事とこの最後の記事に原因の全てがあります。


どういうことかというと、「日記には書かれていなかったからフィクション」としながら、これを「歴史の捏造」としておらず、どちらの記事でもこの部分がはぐらかされており、更に朝日の方の記事では「ヒロシマを発信している人たちのどれだけが在日朝鮮人のことを知っているか」や「ツイッターのモデルの少年にとって「朝鮮人怖い」というのは当時事実だった。それが敗戦後75年たっても通用する社会だということが問題」と問題がはぐらかされている事です。

2:実際の歴史


では実際に何が起きたのか、なぜ上記引用記事では表現を問題にしながらそれを「捏造」と批判しないのか、それは「日記にはなくとも実際にそういう事が起きた」からです。


例えば、これは以前動画でも紹介しましたが

「現代コリア」2000年5月号

(一部抜粋)
 1945年9月10日に結成された在日朝鮮人連盟(以下「朝連」と略す)中央準備会は、すぐ「帰国同胞援助」活動に入り、朝連が韓国などに帰国する在日朝鮮人に「帰国証明」を発行、列車・バスの無賃乗車、時には客車の中に「朝鮮人専用」と書き、日本人を乗車させないこともあった。駅長を脅かし、発車した列車を呼び戻したりもした。
(中略)
 引きつづき、GHQ(連合国総司令部)は同年9月30日「朝鮮人連盟発行の鉄道旅行乗車券禁止に関する覚書」で、朝連が「地外法権的地位にないこと」を明らかにした。この覚書を見れば分かるように、朝連は、これまで「治外法権」を持っていたのである。
 当時、各地の朝連は、保安隊、自衛隊、警備隊、自治隊などを作り、独自の警察権力類似行為を行っていたりもしていた。
 また、「朝連」の名によって、集団強盗、略奪、殴打暴行、破壊、占拠監禁、人民裁判などが行われた。


在日韓国・朝鮮人が「戦勝国民」を名乗り犯罪行為を繰り返し、GHQの取り締まりを受けたのは紛れもない事実です。


つまり、広島タイムラインは個人の日記をベースとして「当時実際に起きた歴史的事実」を書いただけであり、だからこの部分が批判記事内で「曖昧になっている」のです。


これを捏造といえばそれこそ嘘をついている事になりますし、事実関係に具体的に触れることができないので、漠然と「差別」問題にすり替えているのです。


また記録は当然これだけではなく、例えば書籍でも以下のように


(※1)
韓国・朝鮮と日本人―韓国・朝鮮人の嫌いな日本人 日本人の嫌いな韓国・朝鮮人 (日本語) 単行本 – 1989/10/1 若槻 泰雄 (著)


こちらの1989年発行の書籍では、上記よりもさらに具体的に当時の様々なことが書かれており、例えば朝鮮総連の前進となった「在日朝鮮人連盟」に関して、機関紙「新朝鮮」には朝鮮戦争での米軍弾薬輸送車への妨害工作や、「軍需工場基地に果敢な工作 西日本全域で祖防闘争激発 竹槍で6里のデモ (1952.3.30) 」「神奈川で税務署、軍倉庫を焼打ち!! (1952.4.15) 」「婦人たちも米原駅公安室に押しかけて公安官のネクタイを締め上げながら、 「お前達が強制追放列車を送り、 武器輸送を護衛するけだもの野郎だ……」と吊るし上げた。(1952.5.20) 」といったことが書かれているそうです。


そしてこの在日朝鮮人連盟はGHQから「暴力主義的団体」と認定され解散させられ、その後にできたのが朝鮮総連です。


またこの本には他にも、彼らが大手を振って組織的に犯罪行為を繰り返し「日本人から嫌われていった背景」や「犯罪率が日本人の10倍に達していた」ことなどが書かれており、「いわれのない差別」によって嫌われていたわけではないことがわかります。


また東京都立大学名誉教授の鄭大均氏の著書でも


(※2)
韓国のイメージ―戦後日本人の隣国観 (中公新書) (日本語) 新書 – 2010/9/1 鄭 大均 (著)


戦後の在日韓国・朝鮮人達は「戦勝国民」を名乗り治外法権があるかのようにふるまったため、日本国内に非常な混乱を巻き起こしたと書かれています。


更に国会会議録でも


(※3)
第002回国会 治安及び地方制度委員会 第11号  昭和二十三年四月二十七日(火曜日) 午前十時四十八分開會 国会会議録検索


1948年の記録として、浜松事件のような組織犯罪を起こしていた事や、彼らの犯罪事件が当時多発しており社会問題となっていた事が記録されています。


またこちらの議事録では


(※4)
第19回国会 衆議院 法務委員会 第62号 昭和29年5月26日


麻薬密売犯の7割以上が在日韓国・朝鮮人である事、戦後の混乱に乗じて治外法権地帯を勝手に作っている事、またこの問題を扱う上でも政府が「彼らの人権を尊重していた事」が書かれています。


では最初の朝日の記事にあるように、「日本には無理やり連れて来られた人がいると教え諭す。」という背景があるかといえば


(※5)
第22回国会 衆議院 法務委員会 第23号 昭和30年6月18日


実際には戦後日本に大量の密航者がやってきており、更にそうした人々を韓国に送還しようとしても、韓国政府が棄民政策を敷いて受け入れ拒否をしており、密航者が溢れかえっているとしています。


また、では「強制連行されてきた」という人々はどうなのかという問題も、一時期ネットで話題となった朝日新聞1959年7月13日の「徴用者は自らの意思で残った245人以外は全員帰国したという記事の元ソースが公開されており


「在日朝鮮人の渡来および引揚げに関する経緯、とくに戦時中の徴用労務者について」という外務省資料 高市早苗 2010年04月02日


「強制連行されてきた被害者」という前提自体が成り立っていません。


更には1965年の日韓国交正常化に際した朴正煕大統領の演説記録でも


データベース「世界と日本」(代表:田中明彦)日本政治・国際関係データベース 政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所


「親愛なる在日僑胞の皆さん!」から始まる内容で「これまで分別なく故国をすてて日本に密入国しようとして抑留され,祖国のあるべき国民になれなかった同胞に対しても,この機会に新しい韓国民として前非を問わないことをあわせて明らかにしておこうと思います。」とスピーチしています。


つまり、韓国政府は在日韓国・朝鮮人密航者への帰国を呼びかけていたにも関わらず、彼らの大部分は帰国しなかったという事です。


更に在日自身の証言でも


洪正秀弁護士のやさしい法律相談 Q&A イオ97年9月号掲載


「実は私も朝鮮学校に通っていた時代には「尹(ユン)」という氏を使用していました。戦後、父が密航で日本にやってきて、他人の外国人登録を買ったためでした。」と「弁護士が」証言している記録があります。


またこちらの事例では


来日していた男性との結婚を決められて(17歳) 川崎在日コリアン生活文化資料館


「1948年ころだったと思いますが、夫の弟(当時12歳)が釜山から日本に密航しました。」と書かれています。


他にもこの記録のように

生野の街と在日朝鮮人 生野区聖和社会館前館長 金徳煥 


済州島にいる人たちを、親戚関係・ムラ社会を通じて、どんどん招ぶわけです。「日本に来て働かんか。金儲けになるで。」というわけで、たくさんの人たちが日本にやって来ます。ただし、パスポートはありません。いわゆるドンドコ船と言いましたが、1週間、2週間、飲まず食わずで、漁船の底に潜んで日本に来るのです。日本に来て、親類の人の所へ着けば、それでもうなんとか匿われるわけですから、どんどん密航という形で、大阪へ、生野へやって来るわけです。」という記録もありあります。


またこの「証言」では「もちろん当時の入管警察は、形の上で摘発はするのですが、適当で、ほっとくわけです。何故かというと、働き手が必要なのです。それが日本の経済発展にとって必要なものなんです。それでどんどん人が来ます。」と書かれていますが、実際には先ほどの国会会議録の記録にあるように、韓国政府が棄民政策をしていたので「返せなかった」だけです。


つまり、現在の在日・韓国朝鮮人の多くが「戦後の密航者」なのです。


また戦前に関しても、以前も紹介したこちらの事例のように


朝鮮人移住対策ノ件 昭和9年10月30日 閣議決定


朝鮮人が大挙してやってきて治安悪化につながっているため、「内地渡航制限」を行ったという事が書かれています。
更にこの後、渡航証の偽造が頻繁に行われ、毎月密航者が数百人摘発されるような状況であったので、「合法的に居住した」人々がどれだけいたのかすら不明です。


ここまでの記録でわかるでしょうが、彼らの歴史的背景には、戦後「戦勝国民」を名乗り組織犯罪を繰り返していた歴史や、戦前も戦後も「密航が後を絶たなかった」という歴史があり、それが「在日韓国・朝鮮人忌避」に繋がったという背景があるわけです。


3:歴史を直視できないのは誰か


今回書いたように、広島タイムラインに関係した一連の問題では、「過去何があったのか」という歴史的背景を「差別問題にすり替え封殺する」という行為が行われているのです。


そして重要なのは、広島タイムラインの内容で「差別が起きる」としている人々が、ある一つの問題を無視している事が最大の問題という事です。


それは、この件で批判があるのならば、それは「在日韓国・朝鮮人が歴史と向き合わないから」であるという事です。


実際問題、彼らは日本人に「加害者としての歴史を直視しろ」と要求していますが、今回書いたように彼らは「自身の加害者としての歴史」に一切向き合おうとしません。
話題にされると今回の事例のように「差別問題」にすり替えて封殺しようとします。


「歴史と向き合え」と訴えている側が、自分達の歴史と向き合う事を拒否しているのです。
これは過去記事でも何度か紹介した典型的な「ネロナムブル」の事例です。


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ネロナムブルを認識できるが自認できない韓国人


当たり前の事ですが、こんな露骨なダブルスタンダードをして「自身に都合の悪い歴史の否定」をしていれば、当然批判されるわけですが、彼らはその批判を「差別問題にすり替えている」というわけです。


更には、彼らは未だ


【特集】“8.15”と在日朝鮮人~1945-2020 月間イオ  2020年8月20日
盧武鉉大統領への文書…民団中央が提出 民団新聞 2006.4.26


「自分達は強制連行されて来た被害者だ」と主張しており、一切歴史を直視する意思がありません。


それは彼らの支援者も同じで、最初の「1:」で引用した記事を見ればそれは一目瞭然です。
これが現在起きている事の実態です、歴史を直視する意思のない人々が、その問題を「差別問題」にすり替えているだけなのです。


本来、最も「歴史を直視しなければいけない人々」が歴史を直視しないからこそ起きている、問題であり、今回の件は「日本における在日韓国・朝鮮人問題」の縮図といえるでしょう。



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※1
韓国・朝鮮と日本人―韓国・朝鮮人の嫌いな日本人 日本人の嫌いな韓国・朝鮮人 (日本語) 単行本 – 1989/10/1 若槻 泰雄 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4562020733

戦前から強かった日本人の在日朝鮮人への悪感情は、第二次大戦直後の経験によって更に強まった。それは、日本人が敗戦の苦悩と屈辱に打ちしおれていたとき、在日朝鮮人による犯罪、不法行為が続発したことであった。もともと戦前から在日朝鮮人の犯罪率は日本人の平均の10倍前後に達し、朝鮮人の住む貧民窟が犯罪の巣であるかのように見なされていた。(中略)
続発した不法行為
総人口わずか1%以下の在日朝鮮人公務執行妨害は21%(1949年)、騒擾のごときは83%(1948年)、そして密造酒は全密造酒の30%近く(1953,54年)、ことに覚醒剤の販売量では全量の60~70%を占めるという有様であった。(1953,54年)

公安調査庁坪井豊吉氏は、終戦後間もない頃の在日朝鮮人の犯罪状況について『法務研究』に次のように書いてある。
『本期における大きな傾向としては、個人的感情にもとづく報復的詐欺、脅迫、暴行などの一般犯罪のほか、いわゆる親日派民族反逆者への監禁、暴行、あるいは・・・・・帰国問題に起因する不穏行動、各地の保安隊、警備隊(朝連の自衛組織)などの警察類似行為、主食の集団要求や買出し、彼ら同士の派閥抗争などがみられた・・・・・またそれらの中の主な事件は、各地における集団強窃盗、官公署への横暴な態度と不当な要求、建築物の不法占拠、汽車、電車、バスなどの不法乗車、生産管理、人民裁判などであった・・・・・。彼らの不法行為は、敗戦による日本側当局の無気力と消極的な処置に乗じてやたらと増長され、戦後の混乱をいっそう助長するところとなった・・・・・敗戦の混乱におびえるに日本の一般社会人心は極度に不安な環境におちいり、一時は全く無警察状態が各方面に現出された。彼らの不法行為が、一般日本人はもちろん、在留外国人の間にまでも、彼らの性格が事大主義で、遵法精神が薄く、感情的で、極端な凶暴性をもっているとの深い印象を植え付けたことだけは、まぎれもない事実のようである。
この時代は、特にその初期は右翼と称される民団、建青などによっても数々の不法行為が敢行されていた・・・・・』
騒擾(そうじょう=不平分子が集まり騒いで社会の秩序を乱すこと 『騒擾罪』 )
民団(在日朝鮮居留民団→大韓民国居留民団)、建青(朝鮮建設促進青年同盟)


(※2)
韓国のイメージ―戦後日本人の隣国観 (中公新書) (日本語) 新書 – 2010/9/1 鄭 大均 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121912691

連合国総司令部(GHQ)の担当官として終戦直後の日本に駐留し、後にハーバード大学教授となったエドワード・ワグナー(朝鮮史)は、『日本における朝鮮少数民族』(原著1951年)という論文で次のように記している。

『戦後の日本においては、朝鮮人少数民族は、いつも刺戟的な勢力であった。数においては大いに減ったものの、朝鮮人は、依然として実に口喧しい、感情的・徒党的集団である。かれらは絶対に敗戦者の日本人には加担しようとせず、かえって戦勝国民の仲間入りをしようとした。朝鮮人は、一般に、日本の法律はかれらに適用され得ないものとし、アメリカ占領軍の指令も同じようにほとんど意に介しなかった。そのため、国内に非常な混乱をおこした。』


(※3)
第002回国会 治安及び地方制度委員会 第11号 
昭和二十三年四月二十七日(火曜日) 午前十時四十八分開會
国会会議録検索
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/002/1336/00204271336011a.html

(一部抜粋)
治安の見地から日本に在留いたしておりまする朝鮮人の犯罪問題につきましては、特に多大の關心を抱きまして、今日までいろいろ研究を續けて參つたのでございますが、たまたま本日の四日から七日に亙りまして、靜岡縣濱松市において、同市在住のテキ屋、及び興行師の親方であるまする小野某なる縣會議員を主盟といたしまする小野組一家の者と、朝鮮人とがそれぞれ約二百名ばかりずつ、何れも徒黨を組みまして、同市内數ヶ所において、それぞれピストル、獵銃、竹槍その他の武器を以て爭鬪いたしまして、これを少しく大袈裟に申しまするならば、市街戰を演出いたしまして、死傷者十數名を出しました。
(中略)
朝鮮人の不法行爲におきましては、昭和二十二年に一萬五千六百十何件ございます。集團強盗及び窃盗が三千五百五十三人、件數にいたしまして千八百八十四件、それから集團恐喝及び詐欺は、件數にして三百四十八件、人數にして五百九十三人、その他實に件數にして全部併せまして五千六百八十二件、人數が一萬五千六百十人、こういうことになつております。この他に表に現われないこういう不法行爲、密入國の關係もありますが、こういうものは非常に多いのだろうと思つております。然るに最近になりまして段々それがひどくなりまして、毎日のように新聞紙上に現われる集團強盗の大部分は朝鮮人である。


(※4)
第19回国会 衆議院 法務委員会 第62号 昭和29年5月26日
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=101905206X06219540526

053 養老絢雄
○養老参考人 ヒロポンの密売者、密造者には韓国人が非常に多い数を占めておるのであります。それはもうおつしやる通りであります。それから特飲街の従業婦に対して、そうした覚醒剤が売られていたという具体的な例も幾つか持つております。また特飲街の中にポン窟をつくりまして、韓国人の方方がそれを密造、密売いたしておつたという例ももちろんございます。そうした点は御指摘の通りでございまして、われわれといたしましても覚醒剤の取締りについては、十分そうした点も考慮しつつ取締りはいたしておる所存でございます。

054 堤ツルヨ
○堤(ツ)委員 私はもう少し警視庁の方々に気をつけていただきたいのは、まあ政治ももちろん悪いですから、第三国人の方々をけなす前に、政治の貧困みずからを反省しなければなりませんが、ヒロポン密造の問題で日本民族は荒らされる、やみ米を運ぶ人たちの中心は、第三国人のあの人たちです。賭博、いろいろな犯罪行為というものを考えてみますときに、ああした特飲街、売春地帯を中心として非常に韓国人の方々、第三国の方々の御活躍が目にあまり、ひどい某基地の都市に参りますと、もう地元のボスなどは第三国の方方に頭が上らない。すつかり赤線地帯を第三国の人たちに押えられてしまつて、そうしてその町全体が、第三国人が独裁するところの賭博と、ヒロポン密造と、売春と、人身売買と、ポン引きとのまつたく手のつけられないところの治外法権地帯になつているというのが、この東京の近くにも一ぱいあるのであります。もちろん国境を越え、民族を越えてお互いにこの地球の上に生きるのでありますから、私たち所属する政党の立場から申しましても、第三国人の方々が私たちと仲よく手を携えて――日本人の社会に住んでおられることを決して一方的に非難するわけではございませんけれども、しかしお住みになる権利が与えられておる以上は、やはりあの人たちも社会秩序を守り、社会のバチルスになることは、やはり十分責任をもつてこれを避けてもらわなければならないと思うのでありますが、日本国政府の無責任な放任状態によつてこの人たちが売春をあおり、ヒロポン密造の先がけとなつて犯罪を犯しつつあるこの状態に対して、今日のような警視庁、法務省、国警のだらしなさでよいかどうか、私はこれを機会に率直に御答弁を願つて、善良なる市民を守るために心構えを新たにしていただきたいと思うのであります。ちよつとはずれましたけれどもいかがでございましようか。

055 長戸寛美
○長戸説明員 覚醒剤の密造に関するパーセンテージでございますが、東京ではたしか朝鮮人が七二%くらいと存じております。おつしやいますように、覚醒剤の密造犯というものはその根元でありますからして、その意味において、われわれとして徹底的に撲滅しなければならぬというふうに考えております。従つてその中心をなすそういうふうな悪質外国人に対しましても、容赦なくやるという態度をもつて行きたい。またおつしやいますように、売春窟の支配者というものに対しても同様な態度で臨みたいというふうに考えております。


(※5)
第22回国会 衆議院 法務委員会 第23号 昭和30年6月18日
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=102205206X02319550618¤t=1

六十万と推計をせられる朝鮮人のうち、日本から母国に帰りたいという者は一人もいないといっても大した言い過ぎではない。一方向うからは、入れれば、それこそ手段方法を選ばず、命がけでも密航をして、方法さえつけば怒濤のごとくどんどん入ってくる。そしてこちらから強制送還をしようといたしましても、韓国の政府がこれを容易に受け付けないというところに、人道問題だけでは解決しない大きな国と国との外交問題と申しますか、もう入国管理局だけでは手に負えない大きな外交問題となってここに横たわっておるのは、私が申し上げるまでもなく、御理解をいただいておると思うのであります。ですから、要するに、こちらは国際的ないわゆる紳士としての態度をもって韓国に接しましても、韓国の方は、紳士的でないとは申しませんが、御承知の通り李承晩ライン、その他漁船の拿捕の問題、こちらから、密航した者を密航したという確証をあげて韓国に申し入れましても、その送還を容易に受け付けない、こちらは向うから出てきた者を受け入れっぱなし、不法入国であろうが何であろうが、返すことができないで、大村収容所にはますます人員がふえていく、それをみな国費で、国民の血税で養ってやらなければならない、その取扱いについても、きわめて懇切丁寧にしなければ、人権じゅうりんというような問題まで起きてくる。これを大まかに考えますと、一体日本のためにやらなければならないのか、日本国民の血税の犠牲において、韓国人をまず第一義として大事にしてあげなければならないかというようなところまで、考え方によっては行く問題であると私は思うのであります。


(※6)
朝鮮人移住対策ノ件
昭和9年10月30日 閣議決定
https://rnavi.ndl.go.jp/politics/entry/bib00103.php

朝鮮南部地方ハ人口稠密ニシテ生活窮迫セル者多数存シ之カ為南鮮地方民ノ内地ニ渡航スル者最近極メテ多数ニ上リ啻サヘ甚シキ内地人ノ失業及就職難ヲ一層深刻ナラシムルノミナラス従来ヨリ内地ニ在住セル朝鮮人ノ失業ヲモ益々甚シカラシメツツアリ又之ニ伴ヒ朝鮮人関係ノ各種犯罪、借家紛議其ノ他各般ノ問題ヲ惹起シ内鮮人間ニ事端ヲ繁カラシメ内鮮融和ヲ阻害スルノミナラス治安上ニモ憂慮スヘキ事態を生シツツアリ
之ニ対シテハ朝鮮及内地ヲ通シ適切ナル対策ヲ講スルノ要アリ即チ朝鮮人ヲ鮮内ニ安住セシムルト共ニ人口稠密ナル地方ノ人民ヲ満洲ニ移住セシメ且内地渡航ヲ一層減少スルコト緊要ナリ
而シテ是等方策ハ内地朝鮮全般ノ利益ノ為一体トシテ之ヲ実施スルコト必要ニシテ財政ノ許ス範囲ニ於テ左記要目ニ掲クル事項ヲ実施スヘキモノトス

朝鮮人移住対策要目
一、朝鮮内ニ於テ朝鮮人ヲ安住セシムル措置ヲ講スルコト
(一)農村振興及自力更生ノ趣旨ヲ一層強化徹底スルコト
(二)春窮期ニ於ケル窮民ノ救済ノ為社還米制度ノ普及、土木事業、其ノ他有効ナル方途ヲ行フコト
(三)北鮮開拓、鉄道敷設計画等ノ実施ヲ成ルヘク促進スルコト
二、朝鮮人満洲及北鮮ニ移住セシムル措置ヲ講スルコト
(一)農業移民ノ保護助成ニ付適当ナル施設ヲ講シ殊ニ人口稠密ナル南鮮地方ノ農民ヲ満洲及北鮮ニ移住セシムルコト満洲移住ニ付テハ満洲国トノ関係及内地人移民トノ関係ヲ考慮シ関係諸機関ト連絡ノ上実施スルコト
(二)満洲殊ニ其ノ東部地方及北鮮ニ於ケル各種土木事業ニ従事スル労働者ニ付テハ能フ限リ南鮮ニ於ケル農民中ヨリ之ヲ供給スルコト之カ為労働者ヲ移動スル場合ニハ朝鮮総督府ニ於テ之カ統制及助成ニ付適当ナル方途ヲ講スルコト
三、朝鮮人ノ内地渡航ヲ一層減少スルコト
(一)朝鮮内ニ於ケル内地渡航熱ヲ抑制スルコト
(二)朝鮮内ニ於ケル地元諭止ヲ一層強化スルコト
(三)密航ノ取締ヲ一層厳重ニスルコト
(四)内地ノ雇傭者ニ諭止シ其ノ朝鮮ヨリ新ニ労働者ヲ雇入レントスルヲ差控ヘ内地在住朝鮮人又ハ内地人ヲ雇傭セシムル様勧告スルコト
四、内地ニ於ケル朝鮮人ノ指導向上及其ノ内地融和ヲ図ルコト
(一)朝鮮人保護団体ノ統一強化ヲ図ルト共ニ指導奨励監督ノ方法ヲ講スルコト
(二)朝鮮人密集地帯ノ保安衛生其ノ他生活状態ノ改善向上ヲ図ルコト
(三)朝鮮人ヲ指導教化シテ内地ニ同化セシムルコト