日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【マスコミ問題】混乱を助長するマスコミ part2/2


さて、本日は前回に引き続き新型コロナ騒動に関連したマスコミ報道の問題についてとなります。

今回のブロマガ記事


本日の投稿動画


YouTube
https://youtu.be/j9KTegGXqQM


関連記事
「言論の自由」の濫用
「リスクがない」事の弊害
「思いこみ」で記事を書くマスコミ
マスコミによる印象操作

関連動画

YouTube
https://youtu.be/W_45HUkfmL4


以下は動画のテキスト版になります。

注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

・「マスコミ問題」ですので、イデオロギーや属性等は一切関係ありません

・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブロマガにあります

・毎週土曜日更新


レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回は前回に引き続き新型コロナ問題に関連して、誤情報などで混乱を助長するマスコミの問題についてやっていくぜ。


レイム
そういえば今回は朝日新聞がメインなのよね。


マリサ
レイムあせっちゃいけないぜ。
まずは前座なんだぜ。


レイム
前座?
朝日以外にもまだ何かあるって事?


マリサ
今回の新型コロナ問題な、まあいつもの事ではあるがマスコミ業界は全体としてやらかしまくりなんだぜ。


レイム
つまり、朝日以外の問題も扱うって事ね。


マリサ
まあ、メインは朝日さんだけどな。


問題だらけ


レイム
それで、まず何を紹介するの?


マリサ
まずはさっきも言ったように朝日さん以外の内容からだな、これを見てくれ。

WHO発表「聞き取り調査の中で子供から大人への感染事例報告はなし…」一斉休校することに意味はあるのか?
FNN 2020年3月2日
https://www.fnn.jp/articles/-/26129

新型コロナ 感染が拡大する中、その正体がだんだんと明らかになってきている
厚労省の発表とWHOの最新の報告書について解説
“全国一斉休校措置”に効果はあるのだろうか?

新型コロナ 感染経路の特徴など明らかに

2日、安倍首相は参院予算委員会の中で「緊急事態宣言の実施も含め、新型インフルエンザ等対策特別措置法と同等の措置を講ずることが可能となるよう、立法措置を早急に進める」と述べた。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、危機感を示した形だ。

さらに1日、加藤厚労相は記者会見を開き、政府の専門家会議がこれまで国内で発生した事例を分析した結果を発表した。

厚労省発表:感染経路の特徴>
・国内で感染が明らかになった人のうち、8割が他者に感染させていないという
・集団感染が起こる場所の共通点として、換気が悪い、人が密集して過ごすような空間、不特定多数の人が接触する恐れが高い場所を上げた。


また、加藤厚労相は、1人の感染者が複数に感染させた事例が報告された場所について、具体的に名前を挙げている。

・スポーツジム
・屋形船
・ビュッフェスタイルの会食
雀荘
・スキーのゲストハウス
・密閉された仮設テント

さらに、家族に感染が疑われる場合において、家庭内で注意する8つのポイントを公開した。

<家庭内で注意するポイント~家族に感染が疑われる場合>
・部屋を分ける…部屋数が少ないなど部屋を分けられない場合は、2m以上の距離を保ったり、寝る時に枕の位置を互い違いになるようにするなどの工夫を
・感染が疑われる人の世話は、限られた人で行う…免疫力の落ちている人や持病を持っている人は、なるべく世話はしない
・家庭内でもマスクを着用する
・こまめに手洗いをする
・定期的に換気をする
・トイレやドアの取っ手など、共有部分は消毒する
・リネンや衣服を洗濯する
・マスクや鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出す時は密閉して捨てる
子ども→大人の感染は「データなし」 休校の効果は?

他にも、WHOは中国保健当局らと合同調査を行い、2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについて、詳しい分析を明らかにしている。

<WHO・各国の専門家・中国保健当局らの合同調査の結果>
・感染者の約80%が軽症
・13.8%が重症
・6.1%が重篤
・全体の致死率は3.8%だが…80歳以上の高齢者の致死率は21.9%に上る

・一方、19歳以下の感染者は全体の2.4%にとどまり、そのうち重症が2.5%、重篤が0.2%という結果に
・集団感染の78~85%が家庭内感染だが…WHO調査チームの聞き取り調査によると、子供から大人への感染事例は報告がないという


果たして、安倍首相の決断「全国一斉休校」に効果はあるのだろうか?


尾木直樹(教育評論家):
これだけ分母の大きなデータで、信頼性は非常に高いんじゃないかと思います。新型コロナウイルスの正体がだんだんとはっきりしてきて、これからの政策の見直しとか、我々の心構えを変えなければいけないと思いますね。

安藤優子
そうですね。一斉に学校を休んでも、親が家庭内にウイルスを持ち帰るリスクを絶たない限りは、あまり効果がないことを、このデータは示しているのではないでしょうか?

松本哲哉氏(国際医療福祉大学 主任教授):
いま日本の中でお子さんが感染している例も少ないことを考えると、学校が広がりやすい場になっているかというと、たしかにそこまで言えません。逆に高齢者の致死率が20%を超えているということは、そちらをどう守るかということを優先して考えなければいけないと思います。

安藤優子
高齢者の致死率が20%を超えるというのは、ショッキングなデータですよね。

伊藤洋一エコノミスト):
高齢者になると基礎疾患がありますし、高齢者って手すりにつかまって階段のぼったりしますしね。僕は高齢者がどうやってウイルスにかからないようにするか研究する方が先だと思います。そちらの方が社会的な安定を保てるし、親御さんも経済活動に参加できるしと、僕は思うんです。

安藤優子
そうですよね。やっと正体が見えてきたんだから、正体に合わせて措置も柔軟に変えていただきたいなと思いますね。お年寄りをどうやって守るのか、とても重要な部分だと思います。

(「直撃LIVE グッディ!」3月2日放送分より)


マリサ
まずは2020年3月2日放送の、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」の放送内容からなんだが、当時よくあった報道として、政府の行った学校の休校要請は、「WHO調査チームの聞き取り調査によると、子供から大人への感染事例は報告がない」ので意味がないとして「正体に合わせて措置も柔軟に変えていただきたいなと思いますね」と言っていたぜ。


レイム
まあ、確かにこれ子供は「無症状感染」が多いというだけだったけど、それは後になってわかった事でこの時点でこれは仕方がないんじゃないの?


マリサ
それが違うんだぜ。
まずな、この時点では「子供の感染がどれくらいなのかわかっていなかった」つまり「不明」というだけであって、「子供は感染しない」とか「子供から大人へは感染しない」というわけではないんだぜ。


レイム
ああそうか、「わからない」という話が「無い」とか「可能性が低い」という話にすり替わっているわけね。


マリサ
このフジの放送に限った事ではないが、そもそも政府は「わからない」からこそ防疫が難しい子供の集団感染という「リスク」を抑えるために一斉休校を要請したのであって、「データがないから一斉休校は過剰だ」なんて主張は論点のすり替えもいいところなんだぜ。


レイム
それもそうね、正体がわからないからこそ「可能性のあるものはしらみつぶしにしていくしかない」ものね。


マリサ
それでな、前回の事例とかも含めマスコミが無茶苦茶な報道をしまくって風説が流れまくっていたので、さすがに何とかしないといけないって事になってな、神奈川県医師会が

~ 神 奈 川 県 民 の 皆 様 へ ~
(神奈川県医師会からのお願い) 神奈川県医師会長 菊岡正和
https://kanagawa-med.or.jp/images/about_coronavirus.pdf

◆侮らないで◆
連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げています。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つめてください。 もし、自分の知り合いの人がコロナ感染症で亡くなられたらきっと哀しいはずです。そして、亡くなった人にうつしたあなたが、入院せずに軽度ですんでも本当に喜べるでしょうか。不用意に動き回るということは、その可能性を増やしてしまうことなのです。今は我慢する時なのだということを、ぜひ理解してください。出来るだけ冷静に、そして自分を大切に、そして周囲の人を大切に考えてください。


◆ごまかされないで◆
この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわからないのです。過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危うさがあります。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です。正しい考えが、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、国籍を持たず、国境を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです。 第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間はありません。出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間があれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている医療従事者と一緒に奮闘すべきだろうと思います。

◆PCR検査の本当◆
医療関係者は、もうすでに感染のストレスの中で連日戦っています。その中で、PCR検査を何が何でも数多くするべきだという人がいます。しかしながら、新型コロナウイルスPCR検査の感度は高くて70%程度です。つまり、30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となります。検査をすり抜けた感染者が必ずいることを、決して忘れないでください。 さっさとドライブスルー方式の検査をすればよいという人がいます。その手技の途中で、手袋や保護服を一つひとつ交換しているのでしょうか。もし複数の患者さんへ対応すると、二次感染の可能性も考えなければなりません。正確で次の検査の人に二次感染の危険性が及ばないようにするには、一人の患者さんの検査が終わったら、すべてのマスク・ゴーグル・保護服などを、検査した本人も慎重に外側を触れないように脱いで、破棄処分しなければなりません。マスク・保護服など必須装備が絶対的に不足する中、どうすればよいのでしょうか。次の患者さんに感染させないようにするために、消毒や交換のため、30分以上1時間近く必要となります。テレビなどのメディアに登場する人は、本当のPCR検査の実情を知っているのでしょうか。そして、専門家という人は実際にやったことがあるのでしょうか。

◆胸部レントゲン検査やCT検査の困難◆
胸部レントゲン検査や CT 検査を、もっと積極的にしないのは怠慢だという人がいます。もし、疑われるとした患者さんを撮影したとすると、次の別の患者さんを検査する予定となっても、その人が二次感染しないように、部屋全体を換気するとともに装置をアルコール消毒しなければなりません。その作業は30分以上、1時間近く必要となります。アルコールが不足する中、どうすればいいのでしょうか。メディアなどで主張する専門家やコメンテーターは、そのようなことを考えたことがあるでしょうか。

医療機関の現状◆
今後感染のスピードが上がると、重症例も当然増えてきます。もし何百人もの感染者が同時に出れば、その人たちを病院で治療しなければいけません。医療機関のベッドは、またたく間に埋まってしまいます。それでも心筋梗塞脳梗塞やがんなどの患者さんに対しては、いつものように対応しなければなりません。今までと同じように医療は維持しなければならないのです。 軽症の人は、自宅や宿泊施設に移って静養や療養してもらい、少しでも新型コロナ感染症の人のために、病院のベッドを空けるなどの素早い行動が必要です。そして、新型コロナ感染者の治療が終わり、社会復帰しても良いというときこそ、素早くPCR検査をやって確認し、ベッドを開けなければなりません。そのためにも、少しでも時間が必要なのです。医療機関に時間をください。コロナ感染者の増加を、少しでも緩やかなカーブにしなければ、医療は崩壊します。

医療機関への偏見や差別◆
皆さんは、咳をしたり、熱が出ていたりする人が近くにいたら、きっと嫌な顔をして、文句を言うか、離れていくことでしょう。今この時も医療関係者は、コロナ感染の恐怖の中で戦っています。戦っている医療機関の医師や看護師や事務職員にも、子供や孫、そして親はいます。その愛する人たちに、うつすかもしれないという恐怖の内で、医療職という使命の中で戦っています。そして自分の子供が、バイキンと言われ、いじめにあうかもしれないという、悲しみとも戦っています。 市中の診療所ならば、医師自身が罹ったら、当然一定期間休診にするばかりでなく、診療所のすべてのスタッフやその家族の心配もしなければなりません。そして、自分の家族そのものに危害が及ぶことになります。実際に病院の中で重症の患者さんの治療を毎日繰り返し繰り返し治療にあたり、家に帰っても人工呼吸器の音が耳から離れず、懸命にしている立ち向かっている医師や看護師の人たちのことを想像してください。そんな恐怖といら立ちと、そしてストレスの毎日の中で生活しています。 わかってください。知ってください。理解してください。感染が拡大すれば、誰もが感染者になります。そのとき、偏見や差別を受けたらどんな思いをするのか、一人ひとりが賢明に考えて、不確かな情報に惑わされて。人を決して傷つけないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をするようにしてほしいのです。まして、地域の医療機関の活動が差別意識で妨げられるようなことは、決してあってはならないことでしょう。

◆一緒に戦いましょう◆
もう少し、もう少し我慢して下さい。四週間、何か月いや一年以上になるかもしれません。病と闘って生きていたいと、つらい治療と闘っている患者さんもいます。生きていることだけでも幸せなのだと、ぜひ、ぜひ思ってください。安易に外出して、密集、密閉、密接のところには絶対行かないでください。あなたの行動が、新しい患者さんを作ってしまうかもしれません。 お願いします。私たち医療従事者も、ストレスや恐怖に我慢して戦っています。お願いします。皆さんはぜひ、我慢と闘って、我慢してください。戦いは、長くてつらいかもしれませんが、みんなで手を取り合っていきましょう。


マリサ
テレビや新聞が面白おかしく報じる流言飛語は、専門家でもないものが適当なことを言っているだけであること、未知のウイルスに本当の意味での専門家などいない事、メディアの報じるデマが医療関係者にとってかなりの負担になっている事を注意喚起したんだぜ。


レイム
つまり、マスコミ報道のせいで医療関係者が大迷惑を被っているってことね。


マリサ
まあ、この神奈川県医師会の注意喚起はおそらくテレビ朝日の「モーニングショー」が一番の指摘先だろうけどな。
あの番組は視聴者を認知バイアスの状態に誘導してるようなものだし。


レイム
たしかあの番組はかなりいろんなところからクレームを入れられていたわよね。


マリサ
動画をいくつか見たが、コメンテーターそのものが自身が認知バイアスに陥ることを一切警戒している様子がなく、その場の思い付きをもっともらしく喋ってるような有様だったからな。
後モーニングショー繋がりでこんなのもあるぜ。

倉田哲郎
@KurataTetsuro
https://twitter.com/KurataTetsuro/status/1250691241559224321

愚痴です。
今朝、どこのメディアとは言わないけれど、「知事が発表した休業支援の市町村への協力依頼のことでインタビューしたい。突然の話で困惑してる、というコメントがほしい。」との問合せ。
「もともと箕面市は希望してたので大歓迎ってコメントになるけど、いいですか」と伝えたら辞退された。


マリサ
関連動画を動画説明欄に貼っておくから、知らない人は見てほしいんだが、2020年1月にテレビ朝日のモーニングショーに酷い風評被害をばらまかれた箕面市で今度は市長のところに、「知事が発表した休業支援の市町村への協力依頼のことでインタビューしたい。突然の話で困惑してる、というコメントがほしい。」という取材依頼が来たらしいんだぜ。


マリサ
そして市長が「もともと箕面市は希望してたので大歓迎ってコメントになるけど、いいですか」と答えたら取材を辞退してきたそうだぜ。


レイム
うわぁ…。
要するに「結論ありきの言葉が欲しかった」ってことよね。
これやったの朝日じゃない?


マリサ
レイムは甘いな。
朝日さんはそんなセコい事はしないんだぜ。


レイム
なんでよ、朝日もいろいろやってるじゃない。


マリサ
尺の関係で詳ししくはやらないから、詳細を知りたい人は同時掲載のブロマガに該当記事を貼っておくから読んでほしんだが、朝日さんはつい最近、取材相手を恫喝して自分達に都合の良いコメントを強要して警察に通報されているんだぜ。

屋久島 強要罪の疑いで新聞記者の告発状提出
MBC 2020/04/20
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2020042000041676&ap=mbc2

屋久島町の出張旅費を巡る問題で、新聞記者2人らが取材対象の男性に自らの主張内容を認めるコメントをするよう強要した疑いがあるとして、20日、屋久島町の住民が警察に告発状を提出しました。

告発状を提出したのは、屋久島町の住民6人です。屋久島町の出張旅費を巡っては、旅行代理店の領収書が意図的に実費よりも高く発行されたのではないかとの疑惑が出ていました。

そんな中、告発状などによりますと、南日本新聞朝日新聞の記者2人は今月、屋久島町の出張旅費を巡る取材のため、町内の旅行代理店の所長を務める男性を、その旅行代理店を経営する会社の代表取締役ら男性の上司にあたる2人とともに呼び出したとしています。
そして、その際に大声で怒鳴りつけるなどして、町役場に便宜を図る目的で、男性が実費より高い額を領収書に意図的に記入したなどとの主張を認めるコメントをするよう強要した疑いがあるとしています。

男性のその際のコメントは、南日本新聞朝日新聞に掲載されましたが、男性はMBCの取材に対し、「そういうふうに言わされた」として、内容は事実とは異なると説明しています。

告発状を提出した住民らは20日に会見を開き、記者らとのやり取りを録音した音声を公開しました。告発人らは今後、南日本新聞朝日新聞に公開質問状を出し、見解を求めていく方針です。

今回の告発状提出を受け、MBCの取材に対し、南日本新聞は「落ち着いた言葉づかいで取材している。今後、相手方に指摘されたことを精査したい」としています。一方の朝日新聞は「公開質問状を受けて対応を検討する。取材の大半は落ち着いたやりとりで、記事に問題はないと考えている」としています。


レイム
それ余計だめじゃない。


マリサ
な、朝日さんは「そんなセコいこと」をせず、朝日新聞奥義「朝日取材術零式」でほしい答えを手に入れるんだぜ。


レイム
それただの強要罪だから。


朝日新聞


マリサ
さあ、皆さんお待ちかね。
今回のメインである朝日さんの登場だぜ。


レイム
もう答えを知る前から酷いことになる予感しかしないわね。


マリサ
朝日さんは大御所だからな、やることの規模が桁違いなんだぜ。
まずはこれだぜ

SNSで拡散「#東京脱出」はメディアが仕掛けた? 佐々木俊尚氏「自粛できる人がわざわざ言うべきでない」
abemaTV 2020.04.08
https://times.abema.tv/posts/7049355

 きのうTwitter上でトレンド入りした「東京脱出」というワード。朝日新聞デジタルが配信した『「東京脱出」SNS拡散中 新たなクラスター生むおそれ』という記事がその要因だが、「Yahoo!リアルタイム検索」を使って調べてみたところ、この記事が公開される前には「東京脱出」はほとんどツイートされておらず、むしろ公開後の午前7時以降に徐々に増えていることがわかった。

 今週、長野の拠点に移動する予定をキャンセルしたというジャーナリストの佐々木俊尚氏は「トイレットペーパー問題のときには、“買い占めが起きている”というデマが拡散したことによって買い占めに走る人が出てきた。今回も“しないでください”と言われることで“しなきゃいけない”と思い始める人もいるので、報道のあり方は考えないといけない」と指摘。一方で「東京では仕事がない、生活ができないと困り、地方に帰省する人もいると思う。不幸にしてそういう人が地元で感染を広げてしまうケースもあるが、そういう人を見つけて咎めることも良くない。自粛ができる人はわざわざ“東京脱出”というようなことを言わないということが大切だ」と話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


マリサ
フリージャーナリストの佐々木俊尚氏によると、2020年4月7日に朝日新聞が報じた『「東京脱出」SNS拡散中 新たなクラスター生むおそれ』という記事、yafooのリアルタイム検索を使って調べてみたところ、朝日の記事が掲載される前にはそんなタグはTwitterにほぼなく、朝日が「記事でそう仕向けた」可能性が極めて高いそうだぜ。


「東京脱出」SNS拡散中 新たなクラスター生むおそれ
朝日新聞 2020年4月7日
https://digital.asahi.com/articles/ASN46632XN46ULBJ00M.html
 新型コロナウイルスの感染の広がりを受け、7日にも緊急事態宣言が出されるとの情報が流れ、ツイッターでは「東京脱出」というハッシュタグ(検索ワード)が拡散されている。だが、ウイルスを地方に運び、そこで広げてしまえば、新たなクラスター(感染者集団)を生んでしまうおそれも否定できない。専門家は注意を呼びかけている。

 感染者が多く報告されている首都圏から地元へ帰省し、家族らに感染が広がる――。そう考えられる事例が、複数報告されている。

 静岡市では3月末、家族4人の感染が確認された。東京都に住む10代の女子学生が同18日から帰省。女子学生は24日に東京へ戻った後、4月1日に感染が確認された。母親の40代看護師が勤務する市立静岡病院では、濃厚接触者とされた患者や同僚らがPCR検査の対象となった。

 佐賀県では3月末に東京都から帰省した30代の女性が、祖母宅に滞在中に発症。今月4日に感染が確認され、70代の母と80代の祖母も同5日にそれぞれ感染がわかった。秋田県でも東京都から帰省した専門学校生の10代女性と母親で看護助手の50代女性、50代の父親の感染が判明している。

 医師が十分にいなかったり、ベッド数が少なかったり。地方は医療体制が脆弱(ぜいじゃく)なところが少なくない。

 政府の専門家会議のメンバーの押谷仁・東北大学教授(ウイルス学)は4日、厚生労働省クラスター対策班の専門家らによるツイッター投稿で「少数の感染者が出ただけで医療体制は維持できなくなります」と警鐘を鳴らした。

 感染者が日に日に増える東京や大阪を出ていく。そんな人の動きがすでにあるとし、「ウイルスを拡散するような行動はできるだけ避けていただく必要がある」と指摘した。

外出自粛、中高年も例外ではない

 普段どおりに外出を続け、人と接する機会が増えれば、それだけ感染が広がるリスクは高まる。新型コロナウイルスは症状がないまま無自覚に広げてしまうおそれがあり、一人一人の意識を高めることが求められている。

 その点で、活動範囲の広い若者への外出自粛を求める声が多いが、中高年も例外ではない。

 厚労省が2日、発表した全国のクラスターの分布地図。クラスターは同じ場所で5人以上が感染したケースで、3月31日時点で14都道府県26集団が確認されている。同17日時点の13集団から倍増した。

 調べてみると、卓球教室、合唱団など中高年の集まりがクラスターになっているとみられる例もある。

 新潟市では2月20日、東京から帰省中だった60代男性が参加した卓球教室で、40~60代の計5人が感染。岐阜県可児市では参加者が重複する二つの合唱団で中高年の感染者が増えた。このうち、1人が亡くなった。
通夜葬儀での集団感染も報告

 通夜や葬儀で集団感染が起きたケースも報告されている。分布地図には含まれていないが、松山市で3月22、23日にあった通夜・葬儀。感染者だった東京都在住の60代の男性が参加し、参列した人たちの感染も次々に判明した。このクラスターでは40~80代の計9人が感染し、うち80代男性が1人亡くなった。通夜・葬儀は民間の葬儀場であり、参列者の一部は通夜後に会食もしたという。

 葬儀は延期や中止にしづらいだけに、葬儀会社も感染予防に手を尽くす。

 葬儀会社大手の公益社は、2月下旬から通夜・葬儀での参列者の間隔を空けることや、ビュッフェ形式の会食の提供自粛を始めた。通夜・葬儀を少人数にし、感染拡大が落ち着いた後に関係者を集めて故人をしのぶ「しのぶ会・お別れ会」などを開く提案もしているという。

 高齢者は持病のある人も多く、感染すると重症化のリスクが高いとされる。広報担当者は「参列者は年配の方が多いので、リスクが少なくなるよう配慮したい」と話す。

 国際医療福祉大の和田耕治教授(公衆衛生学)は「中高年は余暇の時間もあり、コーラスやダンスなど習い事に興じる人も多い。特に今の50~60代は行動的で、人と関わる機会も増えている」と分析。「必要がなければ外出しない、具合が悪ければ休むことなどを心がけてほしい」と話す。(野口憲太、市野塊)


レイム
つまり、朝日新聞が意図的に混乱を引き起こした可能性が高いって事ね。


マリサ
そうだぜ。
更にネットメディアの「ねとらぼ」も独自調査をしていて、

ハッシュタグ「東京脱出」は本当にTwitter上で拡散されていたのか? 朝日新聞の記事による影響を調査してみた
ねとらぼ調査隊 2020/04/08
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/16717/

朝日新聞の記事以前にはほぼ投稿なし
InstagramGoogle検索では?
まとめ
Instagramでの「#東京脱出」の検索結果
「#東京脱出」のツイート数の推移(2020/1/7~4/7)
Googleトレンドでの「東京脱出」の推移
画像ギャラリー

 朝日新聞が4月7日に公開した記事の中で「ツイッターでは『東京脱出』というハッシュタグ(検索ワード)が拡散されている」と書いたことに対し、「そんなハッシュタグは今まで見なかった」「朝日新聞が記事化することで拡散させたのでは」という疑問の声が上がっています。

 ねとらぼ調査隊では、ハッシュタグ「#東京脱出」の過去のツイート数や拡散のされ方について、SNS分析ツール「Social Insight」を使って分析してみました。

朝日新聞の記事以前にはほぼ投稿なし

 ハッシュタグ「#東京脱出」の直近3カ月(2020年1月7日~4月7日)のツイート数を調べてみると、4月6日までのツイート数は1日あたりほぼ0~3件で、新型コロナウイルスとは無関係の内容も含んでいました。

 ただし、3月28日には94件、翌29日には11件と一時的に小さくツイート数が伸びています。これは、時事通信時事ドットコムニュース)が「夜行バスに若者次々 「東京出られなくなる」―週末控え、予定早め帰省・新型コロナ」という記事を公開し、その反応をまとめた外部サイトのツイートに「#東京脱出」が付けられていたことによるものでした。

一方、朝日新聞の記事『#東京脱出、専門家「やめて」 帰省で家族に感染、新たなクラスターも 新型コロナ』が公開された4月7日午前5時以降を見てみると、1日で1万5000件を上回るツイートがありました。

 Twitterでの拡散に限って見れば、朝日新聞の記事公開以前に「#東京脱出」が拡散されていたとは言いがたく、この記事をもって多くの人が初めて目にすることとなったと言えそうです。
InstagramGoogle検索では?

 Twitterで「#東京脱出」が広く使われ始めたのは4月7日以降ということが分かりましたが、Instagramではどうでしょうか。こちらも同じく直近3カ月分を調べてみたところ、1月7日~4月6日までは延べ51件、4月7日は1日で75件という結果でした。Twitterに比べるとかなり絶対数が少なくなっています。

 ただし、Instagramでは以前から「#東京脱出」で旅行や引っ越しに関する投稿が行われており、現時点での検索結果ページを見ると、述べ1500件を超える(多くは新型コロナウイルスに関係のない)投稿が確認できます。

また、Google検索の検索ボリュームを確認できる「Googleトレンド」を使って、キーワード「東京脱出」の長期間のトレンドを追ってみると、2011年3月に急激に検索数が上昇していることが分かります。これは東日本大震災が発生したタイミングと一致していることから、震災直後には一時的に「東京脱出」というキーワードが注目されていたと見ることができるでしょう。

まとめ

 SNS分析ツールを使った調査の結果、朝日新聞の記事公開以前には、記事で触れられているような「ツイッターでは『東京脱出』というハッシュタグ(検索ワード)が拡散されている」という現象は確認できませんでした。

 調査対象をInstagramに広げてもその傾向は変わりませんでしたが、Googleトレンドでは、2011年3月の東日本大震災発生後から、一時的に検索ボリュームが大きく増大していることが認められました。

https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/16717/2

Instagramでの「#東京脱出」の検索結果

1500件を超える投稿があるが、その多くは2019年以前のもので、新型コロナウイルスに無関係の内容

Googleトレンドでの「東京脱出」の推移

2011年3月に大きく検索ボリュームが増えており、東日本大震災の影響であることが分かる


マリサ
まず佐々木氏の調査と同じように、朝日の記事以前にTwitterに「東京脱出」のハッシュタグはほぼないうえに、調査範囲をインスタグラムやgoogleトレンドにまで広げても、4月7日以前は「新型コロナと関係ない内容」しか見つからなかったそうだぜ。


レイム
これ、感染拡大地域から人が流入して困っている地域もあるのに、朝日はそれを意図的に煽った可能性が高いって事よね。
相当に悪質じゃない?


マリサ
レイム、前から言ってるだろ?
朝日さんが真実の報道をするんじゃないんだぜ、朝日さんが報じた内容が真実になるんだぜ。


レイム
何をわけのわからないことを言ってるのよ。


マリサ
気を取り直して次へ行くぜ。
次はこれだぜ。

朝日新聞の「WHOは『布マスクどんな状況でも勧めない』」記事は誤解生むのでは? 案内は医療従事者向け
篠原修司 | ITジャーナリスト 2020/4/3
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20200403-00171169

 朝日新聞が4月2日に公開した「布マスクは有効? WHOは「どんな状況でも勧めない」」との記事が物議をかもしています。

 具体的にはタイトルでは「どんな状況でも勧めない」とあるのに対し、記事末では専門家が「他人にうつさないという目的を考えれば、『つけない』という選択肢はない」と話しておわっているためです。

 おそらく記事を書いた人と見出しをつけた人が別々のためこのようなタイトルになっているのだと思われますが、そもそもの話として見出しになっているWHOの案内は一般人に向けたものではありません。
WHOの案内は専門家や医療従事者向け

 WHOが「布マスクはどんな状況でも勧めない」と案内しているのは、以下のページです。

Cloth (e.g. cotton or gauze) masks are not recommended under any circumstances.

クロス(例えば綿やガーゼ)マスクはどんな状況でもお勧めしません。

出典:Advice on the use of masks in the community, during home care and in healthcare settings in the context of the novel coronavirus (COVID-19) outbreak

 ただ、概要に書いてあるようにこの案内は「公衆衛生および感染予防および管理(IPC)の専門家、医療管理者、医療従事者、および地域の医療従事者を対象」としています。

 つまり私たちのような一般人向けのものではありません。これをもって「布マスクはどんな状況でも勧めない」と一般論のように取り上げるのは不適切ではないでしょうか。
布マスクの感染率が高い論文は医療用マスクとの比較

 この「布マスクは効果がない」論を補強するものとして、ネット上では医療用マスクと布マスクの効果を比較した医学論文がよく取り上げられています。

 この論文はベトナムの病院において、医療従事者を勤務中はつねに医療用マスクをつけるグループ・同布マスクのグループ・マスクのつけ外し自由の3つのグループにわけ、呼吸器疾患・インフルエンザ・ウイルス性呼吸器感染症にどれだけ感染したかを調べたものです。

 その結果、つねに布マスクをつけていたグループの感染率が有意に高いことがわかったとまとめられています。

 また、マスクのつけ外し自由のグループ内で医療用マスクのみをつける人、布マスクのみをつける人にわけて比較したところ、やはり布マスクのみをつけるグループの感染率が高かったとのことです。

 この結果をもって「布マスクは効果がない」とされているのですが、この論文は医療従事者における医療用マスクと布マスクの効果を調べたものであって、布マスクとマスクをまったくつけない人を調べたものではありません。

 ちなみにマスクのつけ外し自由のグループでは、そもそもマスクの着用率が非常に高かったとのことです。
WHOタイ「具合が悪い場合は、布か紙のマスクを着用してください」

 このほか「布マスクはどんな状況でも勧めない」の反論として、WHOタイが2020年3月26日に発表したレポートもよく引き合いに出されています。

 WHOタイのレポートでは「公衆への勧告と助言」として「具合が悪い場合は、布か紙のマスクを着用してください」と案内されています。

If unwell, wear a cloth or paper mask. Do not use N95 respirators as supplies are limited and they are critically needed for healthcare workers.

具合が悪い場合は、布か紙のマスクを着用してください。N95レスピレーターは、供給が限られており、医療従事者にとって非常に必要であるため、使用しないでください。

出典:Coronavirus disease 2019 (COVID-19)WHO Thailand Situation Report -26 March2020
他人にうつさないために、布マスクをつけましょう

 さまざまな情報が流れており混乱しそうですが、簡単にまとめるとこうです。

WHOが布マスクを勧めないのは医療従事者
医療用マスクと比較して布マスクの感染リスクは高い
布マスクはきちんと洗浄・乾燥しないと汚染される
最近のWHOレポートでは具合が悪い人に布・紙マスクを勧めている
布マスクは手についたウイルスが口や鼻に触れるのを防げる
布マスクは他人にうつさない効果を期待できる

 というわけで布マスクの効果は医療用マスクと比較すると低くなりますが、他人にうつさないためにも布マスクをつけましょう!
4月3日12時16分追記

 布マスクの効果について本文に書いていないとの指摘があったため、朝日新聞の記事から紹介しておきます(簡略化された内容は上段で紹介した記事にも掲載されています)。

 大西さんによると、マスクには三つの役割があります。

 1.ウイルスがフィルター部を通過しない。

 2.手についたウイルスが口や鼻に接触するのを防ぐ。

 3.顔に密着させ、マスクの間からウイルスが侵入するのを防ぐ。

 「布マスクは、2.については効果がありますが、1.については全く効果がありません」と大西さん。コロナウイルスの直径は0.1マイクロメートル。布マスクを容易に通過してしまいます。

(中略)

「つけない」という選択肢はない

 では、布マスクにはまったく効果がないのでしょうか。大西さんは「他人にうつさないという目的を考えれば、『つけない』という選択肢はない」と言います。

 たとえばせきやくしゃみをした瞬間、ウイルスの何割かはマスクの外に出ますが、大きな飛沫をせきとめてくれる可能性があります。つまり、自分の感染予防ではなく、他人への感染予防につながるアイテムだ、という意味です。また、保湿効果によりマスクに覆われた部分をウイルスの増殖しにくい環境にする、のどの保湿によりウイルスの侵入を防ぐ、などの効果が期待できるそうです。

出典:布マスク、うちの子つけても安心? 政府は勧めるけれど:朝日新聞デジタル

 このほか朝日新聞は布マスクの作り方も案内しています。

 なお、この記事の本意は「布マスクをつけましょう(布マスク効果なしの記事に誘導されて感染者が布マスクなしで出歩くのは勘弁して欲しい)」であり、安倍政権による布マスク2枚配布の政策を擁護するものではありません。

 布マスク配布発表時の筆者の反応は以下です。

 ようは「マスクじゃなくてお金配れ」と批判しています。こちらからは以上です。


マリサ
朝日新聞が2020年4月2日に投稿した「布マスクは有効? WHOは「どんな状況でも勧めない」」という記事に関してなんだが、ITジャーナリストの篠原修司さんという方が調べてみたところ、実はWHOはそもそも「布マスクを勧めない」なんてことは言っていなかったそうなんだぜ。


レイム
どういう事?


マリサ
WHOは、感染リスクの高い医療関係者がつけることを「推奨しない」というだけで、朝日の言うように「布マスクに予防効果がない」というわけではなく、一般人が日常的に着用するなら布マスクでも何の問題もないみたいなんだぜ。


レイム
つまり、朝日は本来布マスクでも防疫には使えるのに、政権批判がしたいがためにあたかも布マスクに意味がないかのようなデマを、WHOの名前を使って吹聴していたと。
これも相当問題じゃない。


マリサ
更に朝日さんは、この指摘記事が出た翌日にも

(社説)コロナ医療体制 人・物の確保を早急に
朝日新聞 2020年4月4日
https://www.asahi.com/articles/DA3S14429283.html
新型コロナウイルス対策として、厚生労働省が新たな指針を公表した。軽症者や無症状の感染者について、医師の判断に基づき、自治体が用意した宿泊施設や自宅で療養させる際の注意点などをまとめたものだ。

 入院させずに健康観察をする方針自体は、すでに1カ月前に示されていた。しかし実際に運用するとなると課題が多く、なかなか進展しなかった。

 東京などの大都市部で収容可能なベッドが満杯に近づき、ようやく具体的な手順が示された。医療崩壊を招かないよう、切り替えを急がねばならない。

 ただ、課題は解消されたわけではない。例えば、宿泊施設には健康管理にあたる保健師や看護師を配置することになる。その要員をどう確保するか。ウイルス検査や感染者の追跡で手いっぱいの保健所の負担を、これ以上増やすわけにはいかない。地域の診療所や医師会などが積極的に支援すべきだ。

 施設の従業員らが食事などの生活支援をすることも想定されている。感染防御に欠かせない知識やノウハウについて、研修の機会を確保するなどの対応が不可欠だ。国や自治体は相応の報酬を払い、万一の場合の補償の枠組みも示したうえで、協力を仰ぐ必要がある。

 指針には自宅療養の際の留意点も盛り込まれた。だが、感染者のケアを家族に任せることの限界や危うさを指摘する声が、各方面からあがっている。無理のない話だ。状況や希望に応じて、施設に入れるようにする仕組みを整えてほしい。

 何より、今回の指針の目標である重症者用のベッド確保は喫緊の課題だ。深刻な院内感染が頻発していて、一般病院の協力を得るのはさらに難しくなることも予想される。ここでも思い切った財政支援や損害補償を打ち出すことが必要だ。

 今回のコロナ禍は、重症者を治療する集中治療室(ICU)や人工呼吸器などの備えが十分でない実態を浮き上がらせた。人口比当たりの日本のICUの数は欧州に比べて少なく、患者が急増した場合、早期の体制崩壊が予想されるという。

 政府は人工呼吸器や人工肺装置(ECMO)の増産支援に乗り出したが、供給が軌道に乗る時期は見通せない。機器を扱える専門職の確保・養成も同時に進めなければならない。

 安倍首相は、感染を防ぐ効果がほとんど期待できない布製マスクを、全世帯に2枚ずつ配布すると表明した。経費は数百億円という。救える命を救い、被害を最小限に抑えるために、いま、どこに、ヒトとモノを投入すべきか。優先順位を間違えずに施策を進めねばならない。


マリサ
「安倍首相は、感染を防ぐ効果がほとんど期待できない布製マスクを、全世帯に2枚ずつ配布すると表明した。」なんてフェイクニュースを報じているぜ。
しかもそれで批判が高まるとこのことを「無かったこと」にして知らん顔だぜ。


マリサ
更にな


レイム
まだ何かあるの????


マリサ
布マスクの事で首相から突っ込みを入れられると、

“布マスク批判”を指摘の朝日記者に首相が反撃 「御社も3300円で販売」
毎日新聞 2020年4月17日
https://mainichi.jp/articles/20200417/k00/00m/040/325000c

 安倍晋三首相が17日の記者会見で、朝日新聞の記者から「布マスクの全住所配布で批判を浴びている」と指摘された際、「御社のネット(通販)でも布マスクを(2枚)3300円で販売しておられたと承知している」と“反撃”する一幕があった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府が17日に配布を始めた布マスクは「アベノマスク」と皮肉られ、「サイズが小さい」などの不評が多い。

 首相は布マスク配布について「マスクが手に入らずに困っている方々がたくさんいるという認識のもと、配布することにした。洗えば何回も使え、マスク需要の抑制にもつながっていく」と説明。さらに「シンガポールでも全国民に布マスクの配布を行い、パリ市でもそういう決定がなされたと聞いている」と配布の妥当性を強調した。

 さらに朝日新聞の質問に対して「御社のネットでも布マスクを3300円で販売しておられたと承知している。つまり、そのような需要も十分にある中で2枚の配布をさせていただいた」と皮肉った。朝日新聞社が運営する通販サイト「朝日新聞SHOP」は17日現在で「物流に支障が出る恐れがある」として受注停止となっている。【秋山信一】


マリサ
毎日新聞等複数のメディアが「安倍首相が朝日の布マスク2枚3300円を批判した」と、あたかも首相が朝日の通販サイトが販売している布マスクの「値段を批判した」かのように論点をすり替えているんだぜ。


レイム
これ、相手の主張を持論に都合よく歪め、その歪められた主張に「反論して見せる」ことで、相手を論破したかのようにみせかける、『ストローマン』って呼ばれる典型的な詭弁論法よね。


マリサ
そうだぜ。
元々朝日が「布マスクに効果がないとWHOも言っている」とフェイクニュースを報じていたことが問題の原因なのに、朝日はそのことを釈明もせずにだんまり、そして「お仲間」が論点のすり替えをしているわけだ。


レイム
呆れてものも言えないわね…。

今回のまとめ

・マスコミのフェイクニュースの多さに神奈川県医師会が警告
朝日新聞フェイクニュースで少なからず社会が混乱
・同業が論点のすり替えで朝日をフォロー


マリサ
それでな、なんでこんなことになるかといえば、結局は「業界に自浄作用がない」事が原因なんだぜ。


レイム
どういう事?


マリサ
今回の事例を見ていると一つ共通点があってな、故意かそうでないかは別として、とにかく内容が「雑」なんだぜ。


レイム
ああ、確かに。
ちょっと調べれば「何かおかしい」と気付くようなことばかりだしね。


マリサ
なんでそんなことになるかといえば、まず正確な情報を伝えようという考えの中には「反論された時に困るから」というのもあるよな。


レイム
たしかにね。
適当な情報を適当に投稿していたら「相応の評価」しか受けないし、何よりいつ炎上するかわからないしね。


マリサ
そう、そしてそれはネットじゃなくても、個人や小規模メディアなどで情報配信をしている人も同じだぜ。
「強固な内輪」がいるところはまた別だがな。


レイム
ああ、そういう事ね。
大手マスコミほど、業界内の庇いあい体質が強いから、批判されるリスクに対する危機意識が薄く、それが適当な記事を生み出す土壌になっていると。


マリサ
そういう事だぜ。
「自分は痛い批判を受けない」とわかりきっているから、前回や今回紹介したような「雑で適当な記事」を安易に世に出して、無責任に世間を混乱させるわけだ。


レイム
なるほどね。


マリサ
そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


マリサ
そうそう、次回なんだがまたマスコミ問題をやるぜ。


レイム
次は私の日韓問題でしょ?
マリサは2週連続でやったんだし次は普通に日韓問題でいいじゃない。


大口
それがね、フランスに本部のある「国境なき記者団」が「流石に今回は自重してお茶を濁すだろう」と思っていたら、おもいっきり「やらかして」くれたんだよ。


レイム
あ、もしかして「あれ」のこと?


マリサ
そう、「あれ」だぜ。


レイム
「あれ」のことなら、韓国にも関係あるのだし私の方でいいじゃない。


マリサ
本題は「あれ」と国境なき記者団だからマスコミ問題だぜ。
大体レイムは去年から今年初めにかけて、何度も日韓問題をマスコミ問題より優先させていたんだから、今回くらいいいじゃないか。


大口
実際問題、今回の「あれ」は結構重要だしね。


マリサ
「あれ」について誤解している人も多いようだしな。
そんなわけで今回はここで終わるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~




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