日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

日韓友好という絵空事が終わる日


さて、今回の内容は以下の記事からとなります。


ヘイトスピーチ:韓国での実態など調査求める 自民党PT
毎日新聞 2014年11月04日 20時34分
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000m010081000c.html
自民党の「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム」(平沢勝栄座長)は4日、韓国での対日ヘイトスピーチの実態や韓国政府による規制の検討状況を調査するよう関係省庁に求めた。韓国政府に対日ヘイトスピーチ対策を促す狙いとみられ、平沢氏は会合後、「(韓国側が)自分のことを棚に上げて日本にだけ(批判を)言うのは理屈に合わない」と記者団に語った。


これに関して、恐らく韓国の民族主義、非常に強い韓国人の排他性についての調査となるのでしょうが、この動きは実は日本に限ったことではなく、去年辺りから国際的に「韓国は何か異質だ」との疑念が世界各国で出始めており、この調査は意図したものか偶然か解りませんが、その流れに沿っています。


ただし、この日本政府の動きに少し不安もあるのですがそれはまた後程として、本題に入る前に少し今までのおさらいとなりますが、現状の韓国がどんな状態なのかを書いて行きます。


韓国という国は、非常に排他性が強く、更に異文化・異民族・異人種に対する蔑視感情が激しいです、それは韓国の独特な教育や社会的背景に起因している事、そしてそこから発生する「蔑視ありきの自民族中心主義」や「民族主義」を日本人が目の当たりにし、これに漠然とした嫌悪感を感じたのが今の嫌韓の始まりであると今まで書いてきました。


そしてこの韓国の独特の価値観に起因する嫌韓感情は何も日本だけでなく、近年世界各国で発生しており、例えば先日のタイの嫌韓騒動も仁川アジア大会のみが原因では無く、それまでに韓国人がタイに対して行ってきた非常に侮辱的で蔑視的な態度が、大会での様々な問題で一気に噴出しただけに過ぎません。


この流れは現在中国や台湾、東南アジア各国でも広がっているのですが、この問題に気付いたのはなにもアジア地域だけでは無く、たとえば以前も紹介した以下のワシントンポストによる世界各国の排他性調査のように、欧米でも徐々に問題の認知が進んできています。







ワシントンポストの記事では、韓国の意外な結果に対する結論として「最近の移民の増加や日本との関係悪化が原因ではないか」と分析していますが、「実はもっと根深い問題ではないか」と、問題の核心に近付く記事も増えてきています。
以下の過去に紹介した記事のように


「韓国は経済力で人種差別」米紙が批判
朝鮮日報 2014/09/21 07:10
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/20/2014092001344.html(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20140921051245/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/20/2014092001344.html(ウェブアーカイブ
「韓国が人種を差別する基準は経済力だ。相対的に貧しいアジアの国々の人々がターゲットになる傾向がある」

 米ウォール・ストリート・ジャーナルは12日、「韓国は経済力で人種差別する国なのか」と題した記事を掲載。「韓国は外国人が人口の3%しかおらず、皮膚の色が違うと目立つ場所だ。人種に対する韓国人の不理解が奇妙な形で表れることもある」と伝えた。

 同紙は最近、ソウル市の梨泰院の飲食店で起きた「エボラ警告文」事件を例に挙げた。外国人客が多いこの店は「申し訳ありませんが、エボラウイルス(流行)のため、アフリカのお客様はお断りします」という告知を入り口に掲げたところ、外国人の強い抗議を受けた。

 同紙は昨年6月、プロ野球ハンファ・イーグルス金泰均キム・テギュン)選手(元千葉ロッテ)がロッテ・ジャイアンツの黒人投手、シェーン・ユーマンについて、「黒い顔のせいで、彼がマウンドで笑うと白い歯とボールが重なり、ボールが打ちにくい」と発言し、国家人権委員会から警告を受けたケースも紹介した。

 同紙は「今日の韓国社会の人種差別意識は1950年代以降に形成されたものだ」と指摘した。韓国戦争(朝鮮戦争)以降、経済成長に集中し、外国に対するイメージも徹底して「経済力」が基準になったとの説明だ。同紙は「最近の韓国政府の外国人在留許可もウズベキスタンベトナム、中国、フィリピンに対しては徐々に厳しくなっており、多文化の多様性を生かすのではなく、韓国社会に吸収することに焦点が合わせられている」と分析した。

 インターネットに掲載されたこの記事には、読者から「韓国は教育熱が高いというが、その結果が行動に反映されないようだ」「韓国人は開発途上国で特に無礼な振る舞いをする」といった書き込みがあった。


Battle of the dueling war crimes
globalpost August(英語) 16, 2013 06:09
http://www.globalpost.com/dispatch/news/politics/130815/battle-the-dueling-war-crimes
(前略)
韓国人は、今さらベトナム戦争のライハダンの話はしたがらない。韓国は民間人虐殺を認め、謝罪すべきかと説いても、韓国の学者や政治家は口を開こうとしない。
韓国の女子学生に言わせると、「格下」のベトナム戦争などは過去の話で、今さら考慮に値しない。問題の根本にあるのは韓国人の「人種差別」で、ベトナムなど歯牙にもかけない韓国人が多いという。
格下の日本には「本当に気に障る」らしい。占領統治の歴史と戦後のライバル関係もあり、「格下」日本の悪行を暴くといえばたちまち国民は団結する。
「格下」のベトナムに自ら行った蛮行は気にしないが、同じく「格下」の日本にされたことは絶対許せないというわけだ。  



こういった記事は、まだまだ問題の本質が韓国の教育や文化的背景にあるというところまで行き着いていませんが、徐々にではありますが本質に近付きつつあります。
これが現在の国際的な韓国に対する評価です。


この背景には、実は韓国が国際社会で「目立ち始めた」事が関係しています。
ご存知のように、韓国はヒュンダイサムスンなどが国際市場で大きな存在感を示すようになり、また韓国政府主導で行ってきたK-POPなどのイメージ戦略により、韓国人が「韓国人の常識」を各国で行い続けた結果、むしろイメージの向上どころか悪目立ちしてしまったからです。


具体的には、例えばこんな事の積み重ねです。


<レコチャ広場>自慢が過ぎる韓流ドラマは、韓国人の自意識肥大化の反映―中国
レコードチャイナ 2011年9月12日 12時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=54268&type=1
韓国ドラマのなかに中国をバカにするセリフが含まれていたことが話題になっている。2011年9月11日、捜狐ブログのエントリー「中国のお茶葉は全部ニセモノと韓国ドラマ=これは故意なのか無意識なのか」もこの問題を取り上げた。

先日、韓国ドラマ「神様、お願い」(中国語タイトルは「愛在何方」「天賜我愛」)のセリフ「中国のお茶葉って全部ニセモノって聞いたよ」が、中国をバカにしているのではと話題になった。同作には「韓国料理はバラエティに富んでいるけど、中国料理って種類はあっても炒め物か揚げ物ばっかりだよね」というセリフもあり、以前にも炎上していた。

韓流ドラマにはたびたび韓国文化を自慢するシーンが盛り込まれている。それはよく知られていることだが、もし他国の文化をけなすようであれば、その国の視聴者にとっても許せることではない。

ある専門家は韓流ドラマの奥底には肥大化した自意識があると指摘している。自国の文化に強いプライドを持つのは決して悪いことではなく、中国人もまた民族の伝統文化保護に努力するべきだ、と。

なるほどそうかもしれないが、他国を、しかも国際的に認められた美食である中華料理をバカにするとあっては話は別だ。あるネットユーザーは、中国人はあまりある中華料理の美点を例に出して反論できるが、韓国人にはキムチしかないではないかと書き込んでいる。



以前から書いているように、韓国人は自画自賛が大好きですが、彼らが自画自賛するためには他者の劣等さが必要です。
他者がいかに劣等であるかが韓国人の優秀さの証明であるため、韓国人は自画自賛するときに必ず他者を貶します。


そしてそれは大抵の場合悪意からではなく、韓国ではそれが当たり前の事、そういう価値観の社会だから自然とこうなるわけです。
しかし、その価値観は韓国人以外から見ると非常に不快で嫌悪感を感じます。
そして嫌韓感情となっていくわけです。


またこういった背景と当時に、韓国社会では人種や民族に優劣をつける価値観が定着しており、こんな調査結果もあります。


小学生の外国人認識、日本人に「非友好的」…仁川
聯合ニュース 2006/12/12 20:47
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=652006121202000(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20070103000902/http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=652006121202000(ウェブアーカイブ
【仁川12日聯合】韓国移住労働者人権センターが12日に明らかにしたところによると、仁川地域の3つの小学校の児童340人を対象に人種・外国人に関するアンケート調査を実施した結果、児童らは米国出身の白人と黒人、中国人、東南アジア人、アフリカ出身の黒人の順で友好的な態度を示した。日本人に対しては最も非友好的だった。

 「結婚できる」との回答が最も多かったのは米国白人の7.0%で、米国黒人が3.2%、中国人が3.2%、日本人が2.6%と続いた。「友達になれる」では、米国白人が60.4%、中国人が50.7%、米国黒人が49.7%と続き、日本人は29.1%で最下位だった。「追放すべき」という強い反感は日本人が34.1%で最も高く、中国人とアフリカ人がそれぞれ8.7%で後に続いた。

 移住労働者人権センターの関係者は、中国やフィリピンなどアジア国家出身の両親を持つ子どもが徐々に増加する中で、このような結果が出たことは懸念すべき状況だと話している。


2014年11月9日訂正
ご指摘があった通り、この部分には問題があったので内容を差し替えます。
アンケート結果そのものも勿論問題ですが、アメリカの黒人と白人を分けて調査している事、それそのものも私達の価値観から見ると非常に異様です。
しかし、韓国ではこれが当たり前です、人権問題を考えている組織ですらこの有様なのですから、他がどうなのかは言うまでも無いでしょう。


韓国人のこの傾向は、明らかに子供の頃からの教育の影響があると解るアンケート結果です。
こうして韓国ではこれが当たり前の価値観となっているので、多くの韓国人はこうした人種差別の何がいけないのかがまず理解できません、むしろ自身のこの認識が差別であるとの事すら理解できません。
結果、ここ数年韓国人による黒人への蔑視発言が度々アメリカなどで問題になっており、それが韓国への不信感や嫌韓感情に繋がっているわけです。

━━差し替えここまで━━


韓国人はこういった背景に基いて世界各国で活動します。
結果韓国の認知度が上がると同時に、韓国人のこういった異質な姿が目立ち始め、韓国を知る人ほど韓国人に嫌悪感を感じるようになってきた、そして各国のメディアがこの韓国人の異質さを記事にし始めたのです。
この流れは今後韓国の認知度の拡大と共に世界的にどんどん広がっていくでしょう。


さて、ここまでが今回の問題を書く上での背景となります。
これを踏まえたうえで以下の記事を読んで下さい。


(社説)ヘイト対策 市民は動く。政治は?
朝日新聞 2014年11月7日02時05分
http://www.asahi.com/articles/ASGC63HNZGC6USPT005.html
 「ヘイトスピーチは世界にいらない」。3連休の中日、東京・新宿の街にコールが響いた。

 特定の人種や民族への憎悪をあおるヘイトスピーチに反対し、差別の撤廃を求める「東京大行進」。昨年に続き2回目の開催で、約2800人(主催者)が参加した。先導する車から流れ出る音楽にあわせて参加者が身体を揺らし、ラッパーがマイクを握る。「こんなでっけえビルが建っても、スマートフォンだiPhoneだ持っていても、差別がある世の中は貧困ってことなんだよ。マインド豊かにいこうぜ!」

 スーツ、和服、かわいくアレンジされたチマ・チョゴリ。飛び入りで加わる人。笑顔で隊列にピースサインを送る外国人。沿道に手を振り、沿道から手が振り返される。国籍や性別といった枠を超え「一緒に生きよう」のメッセージが広がった。

 昨年、「殺せ」「レイプしろ」などと過激化するヘイトスピーチに対し、政治もメディアも有効な手立てを見いだせずにいた時、市民社会から自発的に、ヘイトスピーチ団体と直接相対し、抗議する動きが生まれ、育った。参加者は感慨深げに語った。「国会でヘイトスピーチが議論されるなんて、1年前には考えられなかった。抗議の声をあげてきた成果だ」

 民主党は、人種等を理由とする不当な差別的行為を禁止する法案の骨格をまとめた。各党に呼びかけ、今国会に提出する方針だ。罰則は設けず、国や地方自治体がヘイトスピーチなどの差別をなくすための施策を講じる根拠法として位置づける。

 自民党も「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム」が検討を進めている。だが、その議論は前提がずれているのではないか。先日の会合では、韓国の対日ヘイトスピーチの実態や、規制の検討状況を調査するよう、関係省庁に求めたという。

 「日本でヘイトがいろいろ行われているのは、韓国の中での(日本に対する)ヘイトが厳しいからだという声もある」「(韓国が)自分のことを棚にあげて日本にだけ言うのは、誰が考えても理屈に合わない」とは、座長の平沢勝栄氏の弁だ。政権与党から漏れてやまないこの種の発言が結果的に、ヘイトスピーチをする側に一定の正当性を与え、国際社会の疑念を招いてしまうことに思いが至らないのだろうか。

 いま政治に求められるのは、「ヘイトスピーチは許さない」と一息で言い切ること。その姿勢を国内外に示すことである。



私がこの記事を読んで最初に感じたことは、「朝日は想定しうる中で最も悪手を選択した」「彼らの望む日韓友好は完全に終った」です。
この期に及んで朝日は、日本を含め世界的に韓国の異質さを認知し注目し始めたにも拘らず、韓国の問題そのものの存在を否定したのです。


実はこのブロマガを始めて以来、いくつか今後想定しうる状況のシミュレートをしてきたのですが、その中でこの朝日の選択は韓国を擁護する側が取りうる選択肢の中で、最も愚かで救いようの無いパターンです。
もう少し具体的に書くと、私ならこの状況になって朝日の立場ならば韓国の問題そのものは認めます。
そして認めたうえで韓国をどう擁護するのかを考えます。


それが朝日にとっても韓国にとっても最も妥当な道だからであり、認めたからと自説や韓国を守る手段が消えるわけでは無いからです。
そしてこのパターンが、私が想定したシミュレーションの中で最も手ごわく厄介なものです。
このやり方と、今までメディアがやってきた印象操作やレッテル貼り、詭弁を組み合わせると、メディアの強力な情報拡散能力と相まって問題そのものがボカされ相対化され、こちら側は問題提起がし難くなります。


しかし朝日はその選択をしませんでした。
これは現実に存在している問題を否定し、現実よりも持論を優先した結果です。
現実に存在している問題そのものを認めないという行為は、結果的に問題の議論のテーブルそのものにつかないという事を意味します。


つまり、今後世界的な流れとして韓国の問題がいくつも挙がった時、朝日や朝日と同じような論調のところは、同じ議論のテーブルにすらつけないのです。
しかし、彼らがテーブルにつかないからと言って議論や話題が進まないわけではありません、単に彼らが置いていかれ孤立するだけです。
同じ議論のテーブルの場で反論すると言う最も効果的な方法が使えないのです。


逆に言えば、問題そのものを認めてしまい、そのうえで同じテーブルにつけばいくらでも擁護のしようがあるわけです。
世界的に嫌韓の発生原因として韓国の極端な民族主義や排他性が語られるなかで、「嫌韓は個人の劣等感を韓国にぶつけているだけだ」とか「思想的に偏った差別主義者が騒いでいるだけだ」とか「韓国の躍進に嫉妬しているだけだ」と、同じテーブルにもつかず外から主張していたらどうなるか、それは誰が見ても明らかです、まともな思考を持つ人ならまず相手にしなくなるでしょう。


当然、最初に挙げた自民党の「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム」が韓国のどんな問題を指摘したとしても、彼らは何一つ問題に触れることができません。
今の持論を無駄に固持したまま首を突っ込めば、どうやっても「韓国人の民族主義を嫌うのは差別であり排外主義だ」というおかしな結論にしかならないからです。


そうなると、彼らはより一層抽象的なレッテル貼りや罵倒、印象操作に固執する事となるわけで、当たり前の事ですがそれでは当然そんなものを支持する人は少数派です。
結果的に、韓国を批判する側だけが具体的に問題点を指摘し、それがネットなどを通じて多くの人に拡散し共有され、彼らはそれに対して問題そのものを認めないがために明確な反論も出来ず、日韓友好という彼らの理想とする考えは社会的に終るわけです。


最後に、政府のこの動きに一つ不安があるのでそれを書いて終わりとします。
最初に書いたように、この問題を韓国社会の問題の根幹にまで触れて問題提起するのなら良いのですが、記事にあるように、「(韓国側が)自分のことを棚に上げて日本にだけ(批判を)言うのは理屈に合わない」という相対化に固執すると非常に残念な結果になります。
また「対日」に固執するのも良く無いでしょう。


「相手がやっているから」では、韓国や朝日などのメディアがやっていることと大差ないからです。
これでは最終的にただの罵りあいになり、現在国際社会が韓国の問題として認知し出したものとはかけ離れた議論になります。
当然それでは多くの支持は得られません。


重要なのは「なぜ嫌韓が発生したのか」その本質的部分に触れ社会に問題提起していくことです。
そこでやっと上辺だけの日韓友好という絵空事からはなれ、日本は日韓問題をしっかりと考えられるスタートラインに立つわけです。
私がこのプロジェクトチームに期待するのはそこです。
そうなってくれれば良いのですが…