日韓問題(初心者向け)

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【従軍慰安婦問題】共産党の機関紙「赤旗」も突っ込み所だらけな件


さて、またまた従軍慰安婦問題についてです。
本日書く予定は無かったのですが、赤旗で突っ込みどころだらけの記事を見つけてしまいまして、「明日書く内容は既に決まっている上に、時事ネタなので先送りもできないしどうしようか」と考えた末、臨時で本日書く事にしました。


ほんとについさっき思いついた内容なので、資料もあまりまとまっていませんが、まあ暇つぶしにでも読んでみてください。
まずは問題の記事を引用

河野談話の真実性揺るがぬ
小池氏、「朝日」検証報道で主張
フジテレビ番組 「慰安婦」問題で討論
しんぶん赤旗 2014年8月12日(火)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-12/2014081202_01_1.html
日本共産党小池晃副委員長は10日放送のフジテレビ番組「新報道2001」に出演し、「朝日」が掲載した旧日本軍「慰安婦」問題の検証記事などをめぐって自民党萩生田光一総裁特別補佐、日本維新の会橋下徹代表(大阪市長)らと討論しました。小池氏は「朝日」報道をもって、「慰安婦」問題への旧日本軍の関与を認め、謝罪した1993年の「河野洋平官房長官談話」の真実性はいささかも揺らぐことはないと強調しました。

 「朝日」5、6両日付は、1980年代から取り上げてきた同紙の「慰安婦」問題の報道記事の検証記事を掲載。このなかで「慰安婦」を強制連行したとする吉田清治氏の証言を虚偽だと判断し、同氏を取り上げた記事を取り消しました。
(中略)
小池 いまの議論は、国際的にはまったく通用しません。(「慰安婦」問題で問われている)強制性というのは、無理やり連れて来たかどうかという手段だけの問題ではない。甘言や人身売買などで、本人の意思に反して連れてくれば、それは強制です。

 橋下さんは世界中やっていると言うけれど、軍の中枢も関与して女性を連れて来る、人数も、料金も含めて全部指示を出して、こんなことをやった国はナチス・ドイツと日本だけです。監禁し、毎日何十人もの兵士の相手をさせられる。そういうことに対して国際的に怒りが広がっているわけです。
(中略)
金慶珠東海大学准教授は、吉田証言だけが「慰安婦」問題の根拠になったのではなく、91年8月の元「慰安婦」金学順氏の証言に大きな意味があったと述べました。

 一方、萩生田氏は「そもそも『慰安婦』の問題は人権の問題だという話のすりかえはおかしい」と主張。小池氏は、軍の指示のもとに行われた性奴隷制度の問題だと強調しました。

 橋下氏は「軍関与も大きな誤解だ」と述べ、性病検査や民間業者の取り締まりなど関与を矮小(わいしょう)化しました。
(後略)


この記事、突っ込みどころが多数あり、以前から書いているように韓国政府の主張である「軍が女子挺身隊の名目で女性を拉致した」を完全に無視していたりと色々あるのですが、細かい部分まで突っ込みを入れているときりがないので突っ込む内容を2つに絞ります。


まず1つ目


>軍の中枢も関与して女性を連れて来る、人数も、料金も含めて全部指示を出して、こんなことをやった国はナチス・ドイツと日本だけです。監禁し、毎日何十人もの兵士の相手をさせられる。そういうことに対して国際的に怒りが広がっているわけです。


これなのですが、ひとまずこちらを見てください

[ハンギョレ21 2011.11.28第887号] 大韓民国政府が抱え主だった
ハンギョレ21  2011年11月26日12:05
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1567377.html
[表紙の話] 性売買を取り締まるフリをして女性を外貨稼ぎ手段と考えた韓国政府…韓国戦争時に慰安所を設置し、独裁政権は駐韓米軍・日本人対象の性売買を助長した(3825字)
(中略)
戦争を経て国家は自ら法を破った。政府の1956年資料を見れば、陸軍本部はソウルと江陵(カンヌン)など4ヶ所で慰安所を運営していた。 資料で確認された‘慰安婦’ 数は79人だった。1952年この女性たちを訪ねた男性は延べ人数が20万4560人だった。 陸軍本部は "(兵士たちが)異性に対する憧憬から引き起こされる生理作用による性格変化などでうつ病およびその他の支障を招くことを予防するために" と趣旨を説明した。 チェ・ミョンシン将軍も回顧録<死線を越えて又越えて>で「当時我が国の陸軍は志気高揚のために60人余りを1個中隊とする慰安婦隊を三,四ヶ運用した」と書いた。
政府は国軍だけでなく、国連連合軍のための‘慰安所’も運営した。<釜山日報> 1950年9月の記事によれば、馬山市(マサンシ)が "数日内で市内に連合軍の労苦に報いる連合軍‘慰安所’ 5ヶ所を新・旧馬山に設置することになり、これの許可証をすでに発行した" 。当時政府保健婦防疫局で出した‘清掃および接客営業衛生事務取り扱い要領’資料にも連合軍慰安所慰安婦に対する指示事項が含まれている。 政府が性売買を斡旋した‘抱え主’の役割を引き受けたと証言する文書は悲しいことに多数溢れていた。
(後略)



韓国軍が軍の管理で慰安所を運営していた事が書かれています。
日本軍の場合は軍が業者に委託運営していたものですが、韓国軍は軍が直接運営していた事が解ります。


また次にこちらの画像を見てください。





国連軍を相手にする慰安婦の登録を「ソウル市役所」が実施するとの報道の新聞記事


つまり、自治体が慰安婦の募集を直接行い管理していたという事が解ります。
更にまだあります。


【戦争と性犯罪】韓国内「慰安婦」の実態 朴正煕大統領が指揮した「基地村」
zakzak 2014.08.11
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140811/frn1408111140001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140811/frn1408111140001-n2.htm
「(家出をした18歳のとき、政府の職業紹介所で)米軍クラブで仕事しろと言われた。軍人と寝なければならないという話はしたが、その年齢では『寝る』というのが何を意味するのか分かると思うかい?(中略)毎日泣き続けたよ」

韓国の左派系ハンギョレ新聞は今年7月、元米軍慰安婦という63歳の女性の言葉をこう伝えた。

朝鮮戦争休戦(1953年)後、在韓米軍基地近くの売春街(基地村)で米兵を相手に売春をしていた韓国人女性ら122人が6月、「韓国政府の厳しい管理下に置かれ、人権を侵害された」として韓国政府に1人当たり1000万ウォン(約100万円)の国家賠償訴訟を起こしたのだ。

ところが、日本の慰安婦問題を世界中に喧伝してきた韓国のメディアや世論は、ほぼ黙殺した。

『軍隊と性暴力-朝鮮半島の20世紀』(現代史料出版)という本では、日韓の研究者が、朝鮮半島での日米韓各軍の売春利用を批判的に調査している。米軍政下の47年、韓国では国家が認めた売春制度である公娼制度を廃止し、売春を禁止した。ただし運用はあいまいだった。

韓国政府は二重基準の政策を行った。売春を一般向けには取り締まったが、特定区域を設置して、民間業者の売春を放置した。
特に、米軍兵士の慰安、また外貨獲得のために外国人向けの売春目的の「妓生(キーセン)観光」を奨励した。

80年代以降の経済成長と民主化による女性の人権保護運動で、売春業は以前よりは目立たなくなったが、今でも残る。
そして、冒頭のように経済的、家庭的に恵まれない女性が働くという。

韓国の売春業では、国の関与もあった。

韓国軍は54年まで「特殊慰安隊」の名目で自ら慰安所を運営した。売春婦は「補給品」と書類上書かれた。ソウル地区では当時、89人の女性がおり1日平均6人の相手をした記録が残る。戦功を上げた兵に報償として優先利用させたという。

70年代には、米軍の取り締まり要請を受け、日本を慰安婦問題で攻撃する朴槿恵(パク・クネ)大統領の父親である、当時の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が自ら指揮して「基地村浄化運動」を行った。売春の存在を大統領が肯定していた。
(後略)



また、ニューヨークタイムス2009年1月8日の記事によると、こうして国家管理の下で集められた女性は、性病になるとモンキーハウスと呼ばれる施設に監禁され、完治するまで出してもらえなかった事や、薬物依存でボロボロになっても放置されている女性がいたことなどが書かれており、韓国政府も米軍も兵士の性病問題にしか感心がなかったと書かれています。


更に、 『大韓民国の物語』李榮薫著・永島広紀訳 文藝春秋によると、「慰安婦は前線に送られる際には、ドラム缶にひとりづつ押し込めてトラックで移送し前線を移動して回り、米兵も利用した」と書かれており、完全に物扱いだったようです。
小池さんはどこから「ドイツと日本だけだ」なんて話を受信したんでしょうかね。


次に突っ込み2つめはこちら


金慶珠東海大学准教授は、吉田証言だけが「慰安婦」問題の根拠になったのではなく、91年8月の元「慰安婦」金学順氏の証言に大きな意味があったと述べました。


についてなのですが、こちらをご覧ください。


金学順(キム・ハクスン)さんの証言  
従軍慰安婦だと最初に名乗り出た慰安婦第一号)
1991.8.10 ソウル発朝日新聞(例の朝日が最近言い訳した植村氏の記事)
「女性の話によると、中国東北部で生まれ、十七才の時騙されて慰安婦にされた。200人から300人の部隊がいる中国南部の慰安所に連れて行かれた」

1991.12.25 朝日新聞
「私は満州吉林省で生まれました。父が、独立軍の仕事を助ける民間人だったので満州にいたのです。私か゛生後100日位の時、父が死にその後、母と私は平壌に行きました。貧しくて学校は普通学校(小学校)四年で止めました。その後は子守りをしたりして暮らしていました(中略)そこへ行けば金儲けが出来る、こんな話を地区の仕事をしている人に言われました。仕事の中身は言いませんでした。近くの友人と二人、誘いに乗りました。十七才の春でした」

1991.8.14ハンギョレ新聞
「生活が苦しくなった母親によって十四才の時平壌にあるキ-センの検番に売られて行った。三年間の検番生活を終えた金さんが初めての就職だと思って、検番の義父に連れられて行った所が、北中国の日本軍三百名余りがいる部隊の前だった」

東京地方裁判所訴状(植村氏の義理の母が所属する団体も参加した裁判)
「十四才からキ-セン学校に三年間通ったが、1939年、十七才の春「そこへ行けば金儲けが出来る」と説得され(中略)養父に連れられて中国へ渡った。」


91年8月の証言とは、問題の朝日の植村氏が女子挺身隊を慰安婦と混同したり、軍に拉致されたと書いたりした例の記事のことですよね?
しかもその後もご覧のように次々と証言が変わっており、東京地裁の訴状では内容が全く変わってしまっています。
少なくとも、91年8月の証言とされるものが慰安婦問題に大きな意味を持たせたのなら、全てが虚構という事になるのですが…


それにしても、こういった人達はなぜこうもすぐバレるような嘘を簡単につけるのでしょうか。
ここに提示した資料は、少し調べれば誰でも手に入るようなものばかりです、にもかかわらず、堂々とこんな事を公言できるのは何なんでしょうかね。
こういう事の積み重ねが信用を失っていく原因のわけなのですが、彼らはそれを右傾化と呼んでいるんですよね。


も少し自己の行いを省みてほしい物です。


最後に、こんな「おいしい」記事は来週出してほしかったです。