日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

20日の「たかじんのそこまで言って委員会」を見てなぜ嫌韓と親韓の人で全く話がかみ合わないか考えてみた


さて、今回は7月20日に放送された「たかじんのそこまで言って委員会」について、ゲスト出演していた田原氏の主張を中心に、「なぜここまで話がかみ合わないのか」を個人的な見解を含め書いて行きます。


まずは田原氏の主張やそれに対する他の人達の反論をこちらのニュースから


田原総一朗氏がTV番組で「韓国人は実は反日ではない」と主張するも宮崎哲弥氏ら出演者からは猛反論
ライブドアニュース 2014年07月21日07時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/9062938/
20日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(よみうりテレビ)で、ゲスト出演した田原総一朗氏が「韓国人は実は反日ではない」と発言し、出演者から反論される一幕があった。
(中略)
しかし、加藤氏は過去の事例をあげ、「全て約束を破っていっているのは韓国側ですよ」と反論。

評論家の宮崎哲弥氏も「安倍さんは韓国や中国に対し対話のドアを開けているが、やってこないのは向こうの方」だと主張した。

すると田原氏は「(韓国の大統領)朴槿恵(パク・クネ)ってのは、実は本音は親日なんですよ。だけどね、親日って言ったら大統領維持できないんだよ」と韓国側の本音を代弁した。

続けて「世論ですよ。一番悪いのはマスコミだけどね。マスコミが日本の悪口言うと売れるんだよ。(韓国)国民はそんなに日本の悪口言いたくない」と持論を述べた。

また田原氏は、内閣府特命担当大臣山本一太議員と以前韓国に行った際、韓国の議員から「実は日本を手本にしている」「親日と言うと人気が落ちるから言えない。ごめんね」と言われたことを明かした。

すると出演者からは猛反発が沸き起こった。

宮崎氏は「その方が深刻。つまりこれは民意において徹底的に反日なんだよ」と、激しい口調で反論。さらに作家の金美齢氏も「公には絶対言えないってね、建前と本音の落差が韓国はひどいんですよ。それが問題なのよ」と指摘した。

しかし、田原氏は「日本の方がキャリアが長い先進国なんだから大人になってリードすべき」と主張した。

すると、加藤氏は「違う。そういうことを言い続けて失敗してきたんです」と、田原氏の意見を真っ向から否定した。

田原氏は「失敗なんかしてない」と対抗し、韓国において「マスコミと司法」が反日を煽っていると説明した。加藤氏は「司法までおかしくなってあり得ない判決をどんどん出している」と、この点については同意を示した。

しかし、この話を聞いていた作家の竹田恒泰氏は「司法がいきなり独走したんじゃなくて、韓国の司法ってのは世論に流される傾向があるんですよね」と、発言すると宮崎氏は「結局世論なんじゃん」と、田原氏の言う「韓国は実は親日」説に最後まで強い口調で反論していた。


この田原氏の「韓国人は本当は反日ではない」についてなのですが、ここで書かれてきた事を見てきた方々ならある程度察しが付くとは思いますが、ある意味この意見は「間違ってはいない」んですよね。


なぜなのか、以前から書いていますが要するに韓国人は今韓国が行っている事の大部分を反日と定義していないからです。
では何なのかといえば、「(韓国人の価値観における)道徳的に正しい事をしているだけ」なのです。


これがどういう事なのかを詳しく知りたい方はこちらを見てもらうとして、田原氏の考える「反日ではない」とは恐らく定義が異なりはしますが、少なくとも韓国人に「あなたは反日ですか?」と聞けば、大半の人は「自分は反日ではない」と答えるということです。


では韓国人の定義する反日とは何なのかという事になるのですが、これも以前少し書きましたが、要するに「明確な敵意や悪意をもって日本を攻撃する事」が彼らの中での反日の定義なのです。
これを見て、「いや、大半の韓国人は日本人に対して敵意や悪意むき出しだろ?」と思う人もいるかもしれませんが、実際は日本人に対して敵意や悪意を向けている韓国人と言うのは、全くいないわけではないですが殆どいません。


でも私達の側から見ると、大半の韓国人が敵意や悪意むき出して反日をしているように見えます。
これはなぜなのでしょうか。


韓国発のニュースや韓国人の言動を見ていると段々解ってくるのですが、彼らは「悪いのは日本政府で殆どの日本人は政府に洗脳されているだけだ」と感じています。
従軍慰安婦問題や日本海呼称問題、旭日旗問題、竹島問題、韓国起源説、全てそうです、だから彼らは彼らの価値観における正義の名の下に、日本人全体では無く「日本政府と一部の排外主義者や右翼」を攻撃しているだけのつもりなのです。


更に、韓国人は「政治と民間は別」といいつつ民間交流に政治問題を持ち込みます。
これは日本人への敵意や悪意ではなく、勿論反日をしているわけでもなく、「洗脳されている日本人に正しい歴史を教えてあげている」という理屈なわけです。
まあ悪意や敵意ではない分、だからこそ余計に厄介なのですが。


この2つの行動が、日本人から見て「反日行為」と定義される行いというわけです。


ここで田原氏の「韓国人は実は反日ではない」に戻るのですが、要するに彼は韓国人に「あなたは反日ですか?」とか「なぜ反日を続けるのですか?」とでも聞いたのでしょう。
この手の事を聞かれれば、殆どの韓国人は「自分は反日ではない」と答えるのが当たり前でしょう、そして田原氏はそれを日本人の考える反日と同じ物と額面通り受け取った結果がこの「実は反日ではない」という結論なのでしょう。


ただし韓国人にはもう一つ困った習慣があります。
それがこちら


「あなたのせい」という意識まん延
東亜日報 2005/11/26
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005112677788
身の不自由な人についての意識調査で、調査対象の89.1%は「私は身の不自由な人を差別していない」と回答した。
その半面、「(自分を除いた)他の社会構成員たちは身の不自由な人を差別している」と回答した人々が74.6%にのぼった。
調査に参加した身の不自由な人の71%は「社会が差別している」と回答した。

この結果は、多くの身の不自由な人たちが差別を体験しているという意味だ。
この統計から考えると、個人的に身の不自由な人を差別していない、と回答した人々の中にも、自分の知らない間に差別していたというがい然性はあるだろう。
順法レベルについての質問でも、似たような結果が出ている。
調査対象の64.3%が「自身は法律を守っている」と回答したのに比べて、他の人も法律をよく守っている、という回答は28%にすぎなかった。

自身が法律を守らない理由の中には「他の人が守らないから」という回答が25.1%で最も多かった。
法律に違反する理由を、他人のせいにするわけだ。
梨花(イファ)女子大学の金聖二(キム・ソンイ、社会学)教授は「倫理意識はあるが、実際の行動に移すことができない人が多くいる社会では、社会の構成員たちが自分の誤りを他人の誤りにすり替えて表現する傾向がある」と話した。


彼らは自らの行いすら他人のせいにしてしまう習慣があるのです。
結果、明らかに反日をしていても、「いや、他の人は反日かもしれないが自分は反日ではない」と答えてしまうわけです。


・韓国人の定義する反日と日本人の定義する反日は違う
・韓国には自らの行いすら他者のせいにしてしまう習慣がある


この2つを理解していないと、20日たかじんのそこまで言って委員会のように、受け取る側の認識次第でここまで話がかみ合わなくなってしまうというわけです。
ある意味で、どちらも状況分析としては「正しい」わけですから、どこまで行っても平行線です。


そもそも、(日本人の定義する)韓国の反日というのは、韓国人の子供の頃からの情操教育に組み込まれた非常に根深い物です。
そしてあまりにも深く韓国人の人格形成に関わっているので、本人達は日常生活において反日反日と自覚することすらありません。
それくらい極自然に反日なのです。
以下のニュースのようなことが、韓国では日常的に行われていることからも、それが解ります。


■独島題材の学用品が人気
聯合ニュース 2014/7/16
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/new_ArticlePhoto/YIBW_new_showArticlePhotoView.aspx?contents_id=PYH20140716106300882



文具メーカーのモーニンググローリーは子どもたちに独島を知ってもらうため、同島を
題材にした学用品の売れ行きが好調だと明らかにした。

独島の写真などを入れた「独島消しゴム」は1年2カ月で約120万個が販売されたという。
昨年10月は「独島鉛筆」「独島ノート」なども発売した=16日、ソウル


これは別に韓国において特殊な事例ではありません、たまたまメディアに取り上げられてはいますが、こういったことは韓国では一般的です。
日常的にこういったものに触れ続ければ、当然それは何か特別な物や特殊な物ではなくなります。
こうして、本人の自覚が全く無い反日韓国人が出来上がるわけです。
また、以下のようなニュースもあります。


食神ロードすし、日本、大阪で'独島は私たちの土地'叫んで(韓国語)
Chosunbiz 2014/7/12
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/07/12/2014071201277.html
リアル空腹バラエティー、Y-STAR「食神ロード」が日本の大阪を訪れ美味しい店を紹介した。

大阪は'食い倒れ'という言葉があるほど多くの食べ物を誇る。チョン・ジュナの妻が暮らす場所で特別に製作スタッフが日本まで行った。今回、チョン・ジュナが紹介した美味しい店は大きなタコが入っているタコヤキ家だ。

道頓堀のタコヤキ店はチョン・ジュナのなじみの店で、食神ロード撮影製作スタッフは‘食神ロード’の撮影を見物する韓国観光客らにタコヤキを配った。また、彼は日本人にもタコヤキを渡して韓国語で「独島(ドクト、日本名:竹島)は私たちの領土」と話した。

その後、訪れた寿司店でチョン・ジュナはウナギ一匹のすしを一口で食べる怪力を披露した。これに対しキム・ナヨンは「ペリカンのようだ」と言ってスタッフらを笑わせた。

チョン・ジュナはこちらでも「独島は我が領土(トクトヌン ウリタン)」の歌を歌った。

「食神ロードすし」を見たネチズンらは「寿司おいしそう。」「日本の魚って大丈夫なのか?」「チョン・ジュナの奥さん、大阪にいるのか」等の反応を見せた。


驚く人もいるかもしれませんが、これも韓国人にとっては反日ではありません。
あくまで彼らは「正しい事をしているだけ」なのです。
日常的に、それこそ物心つく前の子供にも極自然にこういった情報が入り続けた結果、特に意識することなく、自然とこうなるわけです。
そしてこういった反日韓国人は、自覚が無いからこそ表面的には日本人とも上手く付き合えます。


ですから本音と建前が違うとか、支持率のためとか、メディアが煽っているとか、そういう事は本質から逸れた議論です。
前提として、「韓国では日常が(日本人の定義する)反日なのだ」という事を知っておかないといけません。
この前提が無いからかみ合わない議論が繰り返されるわけです。


最後に
今回は韓国の反日について言及しましたが、以前から書いている通り韓国の問題というのは反日すらも「表面的な結果」でしかありません。
問題の根幹は蔑視ありきの自民族中心主義や純血主義、民族主義なのです。


蔑視ありきの自民族中心主義や純血主義、民族主義が現在の韓国には教育によって完全に根付き価値観として定着しており、その発露の一つが反日だというだけのことなのです。
韓国人の「道徳的な正しさを日本人に教える」という行為も、結局はこの価値観に根ざした物です。


そしてこの価値観は日本人の価値観とは全く相容れません、その結果が今日本で起きている現象なわけです。
韓国人の反日について知ることも当然重要ですが、最も知るべきことはその背景にある彼らの価値観という事です。