日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

韓国人は非常に扇動されやすい




(イシマタラ)

今回韓国人の扇動されやすさについて書くのですが、少しネタ多めです。
その点だけご了承ください。


タイトルにもあるように、韓国人は非常に扇動されやすく、また騙されやすいです。
「国ですら嘘ばかり付いているのだから嘘には警戒するのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実際には教育や環境のせいなのか、自分で調べたり考えたりするという習慣そのものがないらしく、相当荒唐無稽な話でも場合によっては簡単に信じてしまいます。


これを「純朴」と表現する人もいますが、実体は非常に扇動され易く、また騙されやすいからと疑う事を知らないのかといえばそうでもなく、一度信じてしまうとそれに反する情報は全て嘘であると思考停止してしまい全く話を聞かなくなる傾向にあります。
「純朴」という定義とは明らかに様子が違うわけです。


もう10年以上前のことですが、enjoykorea日韓翻訳掲示板(通称エンコリ)がまだNAVER日韓翻訳掲示板と呼ばれていた頃、日本人への罵倒ばかり繰り返し全く話を聞かない韓国人に対し、ある日本人が「日本では“イケメン”という言葉が日本人男性に対する最大の侮辱語だ」と教えたところ、多くの韓国人がそれを疑いもせずに信じてしまい、当時韓国人達が「イケメン」という単語を罵倒語の変わりに使いまくるという、非常にシュールな光景が見られました。


また、同じくエンコリでマツボックリという単語が正常に翻訳されず、マトボッククリという謎の単語になってしまったことがあるのですが、韓国人が「マトボッククリとは何か」と日本人に聞いてきたところ、ある人物が「今日本のセレブの間で流行っている嗜好品の一種だ」と教え、彼らはそれを簡単に信じてしまいました。


ここまでなら単なる笑い話やブラックユーモアで済まされるのですが、現実はもっと深刻です。
たとえば1990年代中盤頃まで、韓国では閔妃という李朝末期の王女は「朝鮮を崩壊させた悪女」という評価が一般的でした。


実際の閔妃も、20年に渡り義父の大院君と権力争いの暗殺合戦を繰り返し、私的な理由で国費を使い込み国を傾けロシアを引き入れた文字通りの悪女で。当時までのこの韓国での評価は正しかったのですが、1990年代後半、閔妃の生涯を美化したミュージカルが上演されると、瞬く間に「日本人に殺された国母」という反日の象徴的扱いになってしまいました。


他にも、2004年に日韓請求権問題の議事録が公開され、実は日本政府による請求権の個人保証の提案を韓国政府が拒否し、一括請求を要求したこと。またそのとき手に入れた資金を個人への保証に一切使わなかったことが発覚したのですが、発覚当初は今までの韓国政府の説明と違うと韓国内が騒然となり、矛先が韓国政府へと向かっていました。しかし、政府やメディアから以下のような内容が出てくると

http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=012005111812600(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20060211023426/http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=012005111812600(ウェブアーカイブ
(前略)
青瓦台(大統領府)の丁宇声(チョン・ウソン)外交補佐官によると、盧大統領は席上、韓国民が持っている考えを日本の国民に伝えたいとした上で、「日本に 対し、われわれはこれ以上謝罪を要求しない。また、個人に対する補償は別個だが、国対国の賠償を要求するものではない」と明言した。
(後略)


韓国「日本、心からの謝罪が必要」・対日政策原則
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050317AT1E1700Y17032005.html(リンク切れ)
 韓国は1965年の日韓条約で対日賠償請求権を放棄したが、新原則は従軍慰安婦問題などが当時は想定されていなかったとして「人類の普遍的規範を守る次元で解決するよう促す」と日本の自発的な補償を求めた。


「韓国政府が個別保証を拒否した」という経緯が知られたばかりにも関わらず、以下のようになってしまった


【韓日会談文書公開の世論調査】「被害者の追加補償、日本が負担すべき」43%
http://japanese.joins.com/html/2005/0118/20050118161106200.html (リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20050121142640/http://japanese.joins.com/html/2005/0118/20050118161106200.html(ウェブアーカイブ

1965年6月に結ばれた韓日条約の交渉内容と請求権資金の執行について、韓国民の半分以上が否定的な見方を示した。また、日本による植民支配時代(1910〜45年)の当時、徴用・徴兵された被害者には追加補償が行なわれるべきだとの見方が圧倒的に多かった。

中央(チュンアン)日報が 17日、全国の20歳以上の男女691人を対象に調べてまとめた。韓日当局が、個人の請求権は放棄する代わり、政府の請求権だけ行使することで一致し、報 償金の一部だけを個人に支給し、残りの大部分を経済開発に使ったことについては、否定的見解が55%にのぼった。「非常に誤っている」が14%、「誤って いるほうだ」が41%。

経済開発が急がれていたた め、当時の政府としては、そうした交渉と資金の執行が不可避だっただろう、との回答は「非常に良くやった」(6%)と「良くやったほうだ」(37%)を合 わせて、43%にとどまった。公開された文書によると、日本から受け取った請求権資金のうち9.7%だけが個人に支給されている。

「今にでも被害者に追加補償 を行なうべき」との主張については、国民多数の89%が賛成した。「非常に賛成」26%、「賛成するほう」63%だった。被害者への追加補償に反対する意 見は、「反対するほう」(10%)と「非常に反対」(1%)を合わせて、11%にすぎなかった。

補償に向けた財源作りの方法 としては「再交渉を通じてでも日本政府が負担すべき」との意見が43%で最も多かった。続いて「当時の政府の代わりに、現政権が財源を確保すべき」との意 見が26%、「請求権資金に基づいて大きく成功した企業が作るべき」との見解が24%だった。

不足する財源を寄付・税金であてるべき、との回答は4%にとどまった。電話による今回の調査の標本誤差は95%信頼レベルで±3.7%。


※このアンケート自体は上の記事と多少時系列が前後しますが、韓国政府による議事録公開後、そういった政府声明やメディアによる配信が多数あった結果ということです。


このように、韓国人は政府やメディアによる扇動に非常に影響されやすく、こういった情報を疑ったり自分で調べたりということを殆どしません。
日本でもそういった傾向や全体主義的な部分がないわけではないですが、韓国の場合はそれが徹底しています。


それが非常に良く現れているのがネットの登場です。
ネットの登場により、日本では様々な事柄の嘘が発覚し、それが広く世間に伝わりメディア不信や嫌韓反中となったわけですが、韓国ではむしろネットの登場により政府のプロパガンダが強化され、反日民族主義や自民族中心主義的な思想がより強くなりました。
韓国起源説なども、実際のところネットでの政府によるプロパガンダが強化された事の影響が非常に強いです。


これを良く表す事例が2011年の「イシマタラ事件」でしょう。
3年前の事なので知っている人も多いでしょうが、まずこちらの記事を


キ・ソンヨンセレモニー - キム·ヨナ悪悪魔仮面...韓日戦の後遺症
http://www.kwnews.co.kr/kwnews/sports/view.asp?Media=kwnews&aid=211012600170&s=701&b=1

江原日報(韓国語)

アジア杯4強戦、韓国と日本の試合後、奇誠庸キ・ソンヨン)の旭日旗発言とキム・ヨナ悪魔仮面など後日の暴風が荒い。

去る25日(以下韓国時間)2011カタール・アジア杯準決勝、日本との試合で前半23分ペナルティキック先制ゴールをさく烈させたキ・ソンヨンのセレモニーが論議を起こした。カメラの前に近付いて猿まねをしたのだ。

これについてサッカーファンの非難が続くとすぐにキ・ソンヨンツイッターに「選手である以前に大韓民国国民だ」という文を残した。また「最後まで放棄しなかった選手たちは私の胸の中で英雄です。観覧席にある旭日旗を見る私の胸は涙が出た」等の文も上げた。

一方、日本の度を越した応援文化も非難の対象になっている。日本応援団側の応援道具に旭日旗と「キム・ヨナ悪魔仮面」が登場してサッカーファンたちの非難が殺到した。

特にキム・ヨナ悪魔仮面はキム・ヨナの顔写真に赤い角を付けて目の部分を切り取って出したように見えるが、これは日本伝統遊びの「イシマタラ」を真似たもので「イシマタラ」という嫌いな人や悪党の姿を仮面で作ってかぶり、お互いに悪口を言えば正しい人になれると信じられているという。

ネチズンらは「一つのサッカー試合でも多くのことが起きる。やはり韓日戦なのか」「キ・ソンヨン、セレモニーや日本応援道具のどちらも残念だ」等の反応を見せている。

多くの問題を残した日本との試合で惜しくも敗れた韓国サッカー代表チームはウズベキスタンと3-4位戦を行って最後の自尊心回復に出る。


説明するまでも無いとは思うのですが、日本に「イシマタラ」なる風習はありません。
これは明らかに韓国メディアによる捏造なのですが、目的は記事にもあるようにサッカーの国際試合でのキ・ソンヨンによるパフォーマンスを正当化するためです。
詳しくはこちらを参照:『旭日問題』にみる韓国人独特の考え方


そもそもこの仮面は2010年の日韓サッカー戦において、韓国側が韓国代表チームの愛称であるレッドデビルにちなみ、そこから着想を得て韓国人の手で作られ会場で販売されていたものなのですが、少し調べればその事はすぐに解るにも関わらず、多くの韓国人がこの記事を見て憤慨、詳細も調べないまま日本批判が高まりました。


そして、日本でこのニュースが伝えられすぐにこの仮面の正体も判明し、その後韓国内からも記事が捏造で日本にイシマタラなどという風習は無いと訴える人々が少数出てきたのですが、その声は完全に無視されました。
勿論問題をでっち上げたメディアからの謝罪も訂正もありません。



このように、韓国人は一度扇動されると最早修正不能になり、異論を一切受け付けず暴走してしまいます。
ある意味で「政府にとって非常に都合のいい民衆」なわけですが、この影響で韓国人に韓国起源説歴史認識のおかしさを説明しても、「きっと嘘をついているはずだ」となってしまったり、以前から書いているように「きっと日本人の歴史認識もおかしいはずだ」と相対化して打ち消したつもりになってしまい、全く効く耳を持ちません。
なので以前紹介したソメイヨシノ韓国起源説にしても、どんなに韓国側の主張のおかしさを韓国人に説明しても無意味です。


むしろ説明が詳細で詳しいほど日本人への猜疑心や不信感が強まるだけです。


また、上で取り上げた日韓請求権関連協定にしても、韓国での議事録公開前から日本人が何度も政府資料のソースを元に「韓国側が個人保証を放棄したのだ」と説明していましたが、韓国人は全て「捏造だ」と思考停止し説明そのものを受け付けない状態でした。
そもそも韓国政府が議事録を公開したのも、日本で請求間関連協定の裁判を起こしても、全て「条約で解決済み」という理由で敗訴してしまい、日本に賠償を求めていた団体が「それがなぜなのかわからない」からだったわけです。


日本側の説明は頭から捏造と決め付け拒否していたからこそだったという事です。



最後に、この傾向は自民族中心主義教育を受けた若い世代ほど強いので、今後韓国の行いはより先鋭化していくでしょう。
ソメイヨシノ韓国起源説にしても、政府が公共放送を通じて「扇動」したわけですから、韓国人はより過激に世界に向けて起源主張をしていく可能性が非常に高いです。
だからこそ、日本人は「韓国人は扇動されやすい人々なのだ」ということを十分理解しておく必要があります。