日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

韓国では問題が起きるととりあえず何でも日本人のせいにする習慣がある



今回は韓国人の悪習である「悪い事は全部日本のせいにする」を、南大門焼失事件の事例で紹介して行きます。





2008年2月、韓国のソウルにある南大門が住み着いていたホームレスの放火により焼失、大騒ぎとなったわけだが、その事を書く前にまず南大門焼失以前のこの記事を見てほしい。

【噴水台】国宝の家
http://japanese.joins.com/article/888/56888.html?sectcode=100&servcode=100
2004年10月19日20時54分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

韓国の国宝第1号は、南大門(ナムデムン)だ。 国の宝物として、その価値が格別であり、国家が保護・管理を行なう1等の文化財だが、韓国が決めた国宝ではない。 日本による植民支配時代(1910~45年)だった1934年、朝鮮総督府が、朝鮮(チョソン、1390~1910)の主要文化財への保存令を下す際、指 定したものだ。 宝物・第1号の東大門(トンデムン)も同様である。 建築的な美が、それほど優れているとは思えない朝鮮王朝の一つの建築物を、5000年にわたる韓民族文化の最高の象徴に決めた日本帝国主義の本音がうかが える。

70年の歳月が流れる間、よその国が決めた国宝第1号を、皆が誇らしく思い、覚えていたわけではない。 特別な意志を持っている人々が、国宝第1号を変えよう、との意見を数回にかけて表明した。 植民地時代が残した一種の文化的烙印を、独立した後も額に押されたままの格好、だというそれらの主張は妥当だった。 だが、大韓民国の文化的自尊心を取り戻そうという進言は受け入れられなかった。
(後略)




要するに、南大門は国宝第一号に相応しく無いと、それほど特別な物では無いにも関わらず、日本のせいで第一号になってしまったと書いているのだ。
そして、中央日報という韓国の三大紙のうちのひとつが紙面でこんなことを書きながら、韓国内ではそれに対する大した反発も批判も当時出てこなかった。
「日本が悪い」とすれば韓国人の中ではそれで解決なのだ。


その4年後、南大門が放火により焼失すると大騒ぎとなったわけだが、犯人が判明する以前には韓国のメディアでは「犯人はきっと日本人だ」という憶測記事が飛び交っていた。
韓国の国宝第一号である南大門を韓国人が傷つけるわけがない、だから日本人がやったはずだという理屈が当時まかり通っていたわけだ。


そして焼失の翌々日である2008年2月12日、韓国の連合ニュースが「日本人が焼失した南大門をバックに笑顔で記念撮影をしていた、なんて失礼なやつらだ」という趣旨の記事と画像を掲載する。


Photo News 恥ずかしい現場
(ソウル=連合ニュース) 盛宴再起者 = 12日昼国宝 1号崇礼門火事丸焼け現場の前で日本観光客たちが記念撮影をしている.
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/article/ArticlePhoto/YIBW_showArticlePhotoPopup.aspx?contents_id=PYH20080212037800013
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/article/ArticlePhoto/YIBW_showArticlePhotoPopup.aspx?contents_id=PYH20080212038000013
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/article/ArticlePhoto/YIBW_showArticlePhotoPopup.aspx?contents_id=PYH20080212038900013

※全てリンク切れです


以下は実際に掲載された3枚の画像のうちの一つ





※画像に関してなのですが、あえて掲載されていた当時の無加工のものをそのまま貼っています。
理由は変に目線を入れるなどの加工をすると、画像そのものの加工疑惑が出てきてしまうことと、ざっとネット上を見た感じこの画像は日韓ともに今でもあちこちに存在していることからです。


韓国人達は「なんと失礼な日本人なのか」と激怒していたのだが、後にこの画像は不自然な点がいくつも発見され(なぜこの画像を連合ニュースの記者がもっていたのかなど)、最終的に実は写真撮影をしていたのがこの記事を掲載した連合ニュースの記者本人だった事が発覚、記者による自作自演である事が判明した。


挙句、実は韓国の若い警察官達が自作自演ではなく本当に焼失した南大門をバックに記念撮影をしていたことも発覚、にも拘らずこちらは殆ど批判もされず、当然連合ニュースの自作自演も殆ど批判される事がなかった。

問題発覚直後のenjoy korea日韓翻訳掲示板の該当スレッド

韓国メディアの印象操作。
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=teconomy&nid=3389820(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20080306054222/http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=teconomy&nid=3389820(ウェブアーカイブ


韓国の警察官の記念撮影を伝える韓国の記事

[公知]「崇礼門 義警 写真」流出に関するお知らせ

アンニョンハセヨ。ベータニュースです。現在インターネット上で流布している崇礼門義警写真について、会員の皆様のご協力をお願いしようと思います。

ベータニュースは今月12日、焼失した崇礼門を取材しました。この過程で、崇礼門の前で笑って記念撮影する義警(訳注:義務警察の略。兵役期間中に軍務の代わりに警察業務に就くもの。日本の機動隊のような任務が多い)の写真を撮影しました。

取材後に、この写真が(1)直接撮影した写真であること、(2)演出写真ではないこと、(3)肖像権侵害などに当たらない公的写真であること、などの一般的な掲載条件に該当するするものとして、同時に撮影した他の写真と一緒に記事に掲載しました。

しかし自主的な審議の結果、(1)責任を負うべき地位にある公人ではない、(2)過度の非難が発生する可能性がある、(3)社会的に必ず知らせる必要がある事案ではない、と判断して、直ちに該当の写真を削除しました。

にもかかわらず、写真が掲載されていた10分ほどの間に、当該写真が多くのブログやサイトへと広がり始めました。

特に、あるマスコミが前日に撮影した日本人観光客たちが崩れた崇礼門の前で笑って記念撮影している写真と一緒に流布することで、歪曲された罵倒につながっている状況です。

このためベータニュースは3日間にわたり、各サイトに当該写真の削除を要請しています。
削除要請の根拠は著作権ですが、実際の理由は、義警の過ちが世論裁判へ発展してゆくことを望まないためです。

ただしこれは、義警の行動を正当化するものではありません。厳密に言って指弾を受けるに値するものだと考えます。しかし、瞬時に拡大再生産されるインターネットの性質上、青少年の無思慮な行動のために度が外れた非難が殺到するのではないかと憂慮しています。

もしこの写真を見つけた場合は、いずれも無断で転載された写真である点を根拠に、削除要請してくださるようお願い致します。この公知を利用してくださっても結構です。あるい写真が掲載されたサイトのURLをベータニュースへ知らせてくださっても結構です。

再度申し上げます。ベータニュースは公式に、当該写真の掲載を拒否いたします。該当の写真を掲載することは明白な著作権侵害であることをお知らせいたします。

今回の事件を契機に、より成熟したインターネット文化が定着することを祈ります。カムサハムニダ

ベータニュース(韓国語)(2008-02-15 11:26)
http://www.betanews.co.kr/article/408033(リンク切れ)


このように、韓国人はとりあえず日本が悪ければなんでもよく、その後捏造が発覚してもその事は特に問題にすらしない。
そのため、こういった「日本のせい」論は韓国で何度も繰り返されている。
そして、南大門再建後の2013年にもまたもや「日本のせい」が発生する。


南大門再建後、5ヶ月目にして塗料が剥げ落ち木製の壁や柱などにひび割れが発生、手抜き工事ではないかと噂がされだした頃、「実は日本の漆などをつかっていて、そのせいでこうなった」と韓国政府や再建に関わった業者などが言い出したのだ。


崇礼門、丹青がわずか5ヶ月で剥落… 日本産のにかわが原因か
ソウル新聞(韓国語)(2013-10-09 03:17)
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20131009008012
火災で焼失して今年5月に復元された崇礼門の丹青の一部が完工直後に剥落し、文化財庁が原因調査に乗り出した。丹青は伝統建築の壁・柱・天井などに様々な色で描かれた文様や絵で、通常は10年程度で剥落の補修が必要となる。一部からは、丹青の早期剥落現象は日本産の膠(にかわ)を使ったせいだという主張が出てきている。
(中略)
崇礼門の丹青を担当した洪チャンウォン丹青匠(58歳・重要無形文化財第48号)は、「顔料は国産と日本産を一緒に使った」としたうえで、「美しい明るい黄色を出すため、伝統方式どおりに胡粉を塗った後に赤い色を上塗りしたが、顔料をとても厚く塗ったためこの部分が剥がれたようだ」と説明した。

丹青剥落のもう一つの原因として、日本産のにかわが指摘されている。接着力を高めて防湿、防腐、防虫の役割をするにかわは、復元当時の鋭敏な問題として反対世論が強かったが、計画どおりに日本産を使った。一部からは、崇礼門の復元工事の際に丹青現場で饐えたにかわの臭いがしたという主張も出てきている。


韓国南大門復元工事失敗「日本製の接着剤使用が原因」と報道
http://www.news-postseven.com/archives/20131025_223426.html
韓国で、新たな反日の煙がくすぶり始めている。
火種は「国宝第一号」に指定されている南大門(正称・崇礼門)の丹青(タンチョン)と呼ばれる伝統的な彩色部分。
今年4月に復元工事が終わったばかりなのだが、すでに20か所以上にわたって剥離が見つかったという。
その理由について、韓国文化遺産政策研究所のファン・ピョンウ所長が「日本製の接着剤・顔料を使用したことが原因のひとつ」と述べたと報じられたのだ。
(中略)
だが、いざ問題が起こると再び矛先は日本へ。
ネット上には顔料を納入したという日本の企業名が書き込まれ、批判の的になっている。
京都にあるその顔料会社に聞くと、「政治的なこともあるのでコメントできない」と沈黙。
とんだとばっちりを受け、明らかに困惑している様子だ。

発言の真意を確かめるべく、当の発言をしたファン・ピョンウ氏に取材を依頼したが「前にも日本の新聞社にあることないこと書かれてえらい目に遭ったんだ。
話すことなんて何もない!」と電話を切られてしまった。


しかしその後、実は問題の原因が他にあった事が次々と判明する。


韓国産の伝統顔料は脈が途絶えていて韓国内になかった。それで日本産を購入しなければならなかった
中央日報
http://japanese.joins.com/article/399/177399.html?servcode=400&sectcode=400
(前略)
その過程で納品企業「中川」の社長は「崇礼門の意義は大きいから、天然染料を使うのが良いだろう。染料作業が難しいから技術者を送る」と何度も提案したが返事はなかった。

瓦工事が終わって工事進展率94%である時点でホン丹青長をはじめとして20人余りの職人が年1500人投入された。

顔料は12種、1330キロが使われた。作業は6カ月ほど行われた。丹青長は現場で天候と必要な量を考慮して顔料とにかわを配合し、塗る場所を指定した。監督は監理社のクムソン総合建築がした。監理社は工程の人材計画も立てて過程を記録した。
これを文化財庁の職員5人が分野別に監督した。
しかし「丹青作業-監理-文化財庁監督」の連結網で問題が発生した。パク課長は「研究過程では配合が正確に計算されるが、
現場では色々な人が塗る過程で手違いが出てくる」と話した。これを補完することもできなかった。
伝統顔料とにかわを生産して活用する脈が途絶えて40年以上、蓄積された経験がなく、
したがって善し悪しを見分ける能力がなかったからだ。それでも作業は続いた。

A社長は「現場に問題は多かったが、それでも外部の意見をいちいち受け入れていたら仕事が進まないので疎通はなかった」として「文字でにかわ使用に対する注意を伝えたが、効果がなかった」と話した。

結局、復元5カ月にもならない時点で問題があらわれたのだ。
中央日報が確保した10月15日付中川社の手紙では「にかわは専門家の老練なテクニックと判断力が必要です。…(中川社の社長は)にかわと染料を適切に使うことができないのが問題だと考えています」と指摘していた。


要するに、この手の膠や顔料を扱ったことのない素人が、専門家の忠告やアドバイスを無視していたことが原因と発覚したのだ。


更に問題は続く


国宝1号の崇礼門(スンレムン、南大門)は韓国の顔だ。崇礼門火災で国民の喪失感は大きかった
2013年11月07日09時06分 [中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/008/178008.html?servcode=400&sectcode=400
http://japanese.joins.com/article/009/178009.html?servcode=400&sectcode=400
崇礼門の伝統方式による復元は単純な文化財復元の次元を超え国民の剥奪感を補償する象徴的意味まであった。
ところが拙速・ずさん工事で再び失望を与えている。

丹青の亀裂・剥落現象でふくらんだ崇礼門のずさん工事疑惑が全方向に広がっている。
ずさんだったり値段が安い一部資材を購入し、政府労賃単価より低い賃金で工事したことが明らかになった。
原則のない伝統工法を用い、木材のひび割れが深刻という点も確認された。

本紙が単独入手した「崇礼門工事決算内訳資料」のうち、「主要材料購入費」によると、
丹青の顔料購入費1億800万ウォンは全復旧予算242億ウォンの0.4%にすぎなかった。
丹青問題の核心に挙げられるにかわの購入費は390万ウォンで0.01%にすぎなかった。

また、丹青の顔料は白い貝の粉を化学染料で染めた水干粉彩10種類を使った。天然顔料で復元するという文化財庁の発表と違いがあった。
顔料を納品したカイルアート のキム・ヒョンスン社長は、「文化財庁と協議した当初は顔料購入費が5億~6億ウォンで策定される予定だった。
ところがある日ホン・チャンウォン丹青匠を通じ水干粉彩を納品するよう連絡がきた」と話した。

伝統顔料業者の九霞山房(クハサンバン)のホン・スヒ代表は、「水干粉彩の価格は最高級天然石彩の10%水準だ。国宝第1号の補修になぜ最も良い顔料を使わなかったかわからない」と指摘した。
これに対し文化財庁は、「原材料は公共標準単価を基準として購入したもの」と釈明した。
(中略)
木造専門家のC氏は、「よく乾かしていない木材を使って起きたものだ。今後さらにひびが拡大し見た目が悪くなるだろう」と指摘した。
木材工事の責任を負ったシン・ウンス大木匠は5日に本紙とのインタビューで「都辺首(現場木工責任者)を早期に任命できず、まともな木材の供給を得られなかった。私が木の水分を検査することもできず、たとえ乾いていなかったとしてもどうして乾くのを待つことができるだろうか」と話した。
これに対し文化財庁は、「政府標準仕様書に出てきた24%の含水率を基準に工事したもの」と説明した。
(後略)


要するに、手抜き工事と材料費の誤魔化しが恒常的に行われていたのだ。
しかも建設を監督した伝統建築家が実は殆ど伝統技術を知らず上辺だけ「伝統風に装って作業していただけ」なことも発覚、その後責任の擦り付け合いに発展した。


結局、この騒動は全て韓国人のいい加減さが招いた自業自得だったのだが、名指しで漆のせいだと批判された日本の会社は韓国政府からも韓国のメディアからも一切謝罪をされていないし、勿論韓国で日本の会社に何の問題もなかった事の釈明すらされていない。


そして、そもそもそのことに関心を持つ韓国人事態が殆どいない。
韓国人にとっては日本が悪ければそれでよく、後々日本に問題が無いと判明したとしても、彼らにとってそれは些細な事なのだ。



以上となります。
今回は南大門を巡る一連の出来事にスポットを当てましたが、韓国ではこの「日本のせいだ」は年中行われています。
そして、その殆どが実際には日本に全く落ち度がないかそもそも無関係です。

韓国人と関わる場合、問題が起きた時に一方的に日本人のせいにされるのは本当に良くある事なので、日本人は韓国人とかかわる時、「彼らはそういう人たちなのだ」ということをしっかりと知っておかないといけません。