よくテレビや新聞などのメディアでは、日本人と韓国人がいかに似ているかが取り上げられますが、実際のところそれは「韓国人が日本人の生活様式を表面上真似ている」というだけで、現実には両者の物の考え方や価値観には大きな違いがあります。
そこで、今回はその「違い」の中から2つを選んで紹介することとなります。
まず一つ目は韓国のメディアで良く使われる「論難」という単語だ。
日本ではあまり使われない単語だが、日本語での意味は「相手の誤り・欠点などを論じて非難すること。」という意味となっている。
しかし、韓国で使われる場合大筋では意味が同じようなのだが、どうも何かが違う。
良く使われるのが外部からの批判や自身に都合の悪い情報が含まれる批判に「論難が起きている」と使われるのだが、状況を説明し「こんな事を言っている」と相手をあげつらって、そこで終わる。
批判そのものに対する反論や弁解などは何も無い、日本人から見ると非常に不可解な記事となる。
当初「状況説明そのものが彼らにとっての反論なのではないか？」とも考えたが、どうやらそれも違うようだ。
当然の事だが「批判を潔く受け入れる」というのとも違う。
では彼らにとって「論難という単語を使う状況」とは何なのか。
どうやら彼らにとって論難とは、ニュアンス的に「降って沸いた災難」という意味のようなのだ。
要するに天災にあったとか事故にあったとか、そういった自身に何ら落ち度が無いにも関わらず、唐突に起きてしまった不幸ということだ。
具体的にどんな状況で使われるかといえば、なんでも起源主張する「韓国起源説への日本などからの批判を紹介した記事」とか「韓国軍が実は北朝鮮に勝てないとする報告の記事」とか「外国からのK-POPなど政府主導の文化事業への批判記事」とか、そういうものに使われる。
要するにこれらは韓国人にとって「自分に落ち度が無い災難」と同等のものという事だ。
こう考えると、反論や弁解が無いのも頷ける。
「（降って沸いた）論の災難」なのだから、反論や弁解など必要ないのだ。
道を歩いていて地震がおきて、それで怪我をしたからとそのことに対して「反論」や「弁解」をする人は状況にもよるがそうはいないだろう、感覚的にはそれと同じということだ。
そしてこれは「言い訳できない、責任転嫁できない」という状況で良く使われる。
以前も書いたように韓国人は自己を絶対正義の側に置いており、自身に落ち度があればそれは「理由があるから仕方が無かったのだ」と考えるわけだが、全ての状況にそれが当てはめれるわけではない。
そういった「逃げ道が無い状況」に陥った時、韓国人は「これは災難と同じなのだ」と考えるというわけだ。
批判に対して「自身の落ち度」をまず考えてしまう日本人とは大きな違いだ。
もう一つは、まずこちらの元時事通信の記者で韓国での勤務経験の長かった室谷克実さんという方の記事を見てほしい。
記事の内容は韓国人の嘘がどのようにつかれるか、その特徴と背景が書かれているのだが、それは置いておくとして「外華内貧」という記事内の単語に注目して読んでほしい。
韓国人は世界一の嘘つき民族だ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130906-00010000-willk-pol
http://web.archive.org/web/20130908130409/http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130906-00010000-willk-pol（webアーカイブ版）
韓国人を端的に示す四字熟語 《外華内貧》とは、朝鮮半島で創作された数少ない四字熟語の一つだ。
意味は漢字を見れば、一目瞭然だろう。
「ボロは着てても心の錦、どんな花よりきれいだぜ」──水前寺清子が歌っていた「いっぽんどっこの唄」の心とは全くの逆。
つまり、中身はボロでも構わないから、外側だけはピカピカに飾り立てたいというマインドだ。
私は、この四字熟語ほど韓国人とは何たる者かを端的に示す言葉はないと考えている。
「韓国人は息を吐くように嘘を吐く」と言われる。私は、一九八〇年から五年間のソウル特派員としての取材活動、さらにその後の韓国人との付き合いを通じて、彼らは本当によく嘘を吐くと思っている。
（後略）
この「外華内貧」という四字熟語、記事でも書かれているがこれほど日本人と韓国人の違いを表す単語はないだろう。
韓国人はとにかく表面的な結果だけを気にする、そしてその結果中身がどんな事になろうと殆ど気にすることもない。
そして中身について批判されればそれは上でも書いた「論難」となってしまう。
具体的な事例を書いてみる。
2010年から韓国ではF1グランプリが開催されていたが、2013年を最後にFIAの公式カレンダーから韓国GPは消えてしまった。
理由はいくつもあるのだが、あまりにも観客動員数が少なかったこと、手抜き工事などによりコースの状態が非常に悪かったこと、韓国人スタッフの仕事がいい加減で度々トラブルを起こしていたことなどが挙げられるのだが、これがまさに「外華内貧」の結果なのだ。
韓国人は「F1GPが韓国で開催された」という表面的な結果だけが重要であり、レースの内容や施設の状況などはどうでもいいのだ、そのため韓国人はレースの誘致や引止めには多大な労力を使ったが、施設の環境改善には殆ど関心を示さず状況の改善は殆ど行われなかった。
結果韓国GPはたった4年で公式カレンダーから消えてしまった。
ちなみにこれと同じ状況はソチ冬季五輪の次の平昌でもおきつつある。
このように、韓国人は肩書きや結果には非常に執着するが肝心の中身はまるで伴っていない場合が多い。
経済にしても、サムスンのスマートフォンに完全に頼り切りそれで満足していたために、現在「その次」がなく、今頃になって「今後どうしたら良いのか」と慌てふためいている。
現在韓国の個人負債が膨大に膨れ上がっているのも、政府が「表面上の内需」を上げようとクレジットカードを無計画に乱発した結果だ。
また、韓国はノーベル賞を取るために様々な予算を計上し人材育成を行っているが、これも「ノーベル賞を取れるような研究をする」ではなく、「ノーベル賞をとる」という事そのものが目標になってしまっている。
そして、韓国ではこういったことに対する批判は殆ど起こらない。
日本でも「中身が伴っていなかったため」問題が起きたような事例はいくつもあるが、その場合当然の事だが多方面から様々な批判が起きてきた。
この世間の反応の違いも日本人と韓国人の大きな違いだ。
以上となります。
日本人と韓国人、他の国の人からは似ていると言われることもありますが、実体はこのように考え方や価値観に相当な違いがあります。
外見や表面上の文化に似ている部分があるからと、「同じ」と考えて接すると大抵の場合何らかのトラブルになります、これだけ「違う」のだから当たり前の事なのですが。
他にも違いは沢山あるのですが、今回はこの辺で。
twitterやってます、何かご意見・感想・批判要望等ありましたらどうぞ
@ooguchib
