日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【日韓問題】慰安婦団体の内紛 中間報告1/3


さて、本日はまだまだ疑惑が出続ける慰安婦団体の内紛問題についてとなります。
本日もテキスト版を先行して投稿します。
動画はエンコードが終わり次第。

本日の投稿動画


YouTube
https://youtu.be/VMRnV946-P4

関連動画

YouTube
https://youtu.be/zRvEHjHeqT8

【日韓問題】慰安婦団体の内紛 part2/2

YouTube
https://youtu.be/tuYpPbnT9gc



youtube
https://youtu.be/095qK7m6P0Y


youtube
https://youtu.be/B0VM7Lf4FtM



以下は動画のテキスト版になります。

注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています

・うp主のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブロマガにあります

・毎週土曜日更新


レイム マリサ
ゆっくりしていってね


レイム
さて、今回は日韓問題なので私が解説していくわね。


マリサ
やっと例の慰安婦団体内紛の話か。


レイム
それで今回の件なのだけど、タイトルにもあるように3パートに分かれた動画になる予定よ。


マリサ
おい、私の出番がまた減るんだぜ。


レイム
情報量が多いんだからしょうがないじゃない。
ただ、ある程度情報の整理ができているから次回2本同時投稿になるかもしれないわ。


マリサ
まあ期待しないで待ってるぜ。


重要な情報


マリサ
それで、今回は何からやるんだ?


レイム
まず慰安婦問題に関してあまりよくわからないという人は、動画説明欄にある過去動画リンクから「慰安婦問題がいつまでも続く原因」と「慰安婦団体の内紛 part1 part2」を見てほしいわ。


マリサ
まあ、そこから説明すると話が終わらないしな。


レイム
で、次に今回慰安婦問題で韓国側における中心的存在の「正義記憶連帯(旧挺対協)」の問題についてに限定しているので、韓国最大の仏教団体である曹渓宗が運営する「ナヌムの家」に関する不祥事については扱わないから、その点だけ注意ね。


マリサ
曹渓宗ってあれだぜ、過去動画の「韓国は仏教も反日」で紹介した、火炎瓶を使ったエクストリームスポーツをやっているところだぜ。


レイム
あと基本情報として、韓国における慰安婦関連活動は正義記憶連帯が取り仕切っていること、元代表の尹美香は、国会議員になるために「代表を辞任した」って事を知っておけばいいは。


レイム
それらを踏まえたうえで、まずは皆さんにこの件で注意してもらわないといけない情報があるのね。


マリサ
なんだ?


レイム
まずこちらの朝鮮日報の記事を見てもらうと

【社説】「利用されるだけ利用された」との主張に対し慰安婦団体は問題を全て明らかにせよ
朝鮮日報 2020/05/09
https://web.archive.org/web/20200509030729/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/09/2020050980029.html

 日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが慰安婦問題解決を求める水曜集会について「憎悪と傷ばかり教え込んだ。寄付も被害者のために使われたことがなく、どこに使われたのか知らない」「今後は参加しない」と述べた。李さんは集会を主導してきた正義記憶連帯(旧挺対協)について「30年にわたりだまされるだけだまされ、利用されるだけ利用された」と批判した。また今回の総選挙で共に市民党の比例代表として当選した尹美香(ユン・ミヒャン)前正義記憶連帯理事長についても「私欲のため的外れなところに行った」と指摘した。すると尹当選人は「(30年前に)李さんと最初に電話で話したときは『わたしではなくわたしの友人が…』だった」と述べ、李さんが元慰安婦ではなかったとも受け取れる反応を示した。過去を思いおこすような素振りをしながら、李さんを狙い撃ちしたのだ。正義記憶連帯も共に市民党も「1億ウォン(現在のレートで約870万円)ずつ支払ったし、李さんも金を受け取った」「李さんの記憶はわい曲されている」「心身が衰弱した状態」と反論した。李さんを「認知症」と批判したのだ。

 李さんは米議会で被害の事実を証言し、慰安婦決議案採択に決定的な役割を果たした人物だ。文在寅ムン・ジェイン)大統領は李さんを韓米国賓晩さんに招待し、与党勢力の関係者らは列を作って李さんのストーリーが描かれた映画を鑑賞して記念写真まで撮った。尹当選人もこれまで30年にわたり慰安婦市民団体という看板で活動を続け、そのおかげで総選挙では与党比例代表の上位の順番が与えられた。慰安婦問題の前面で協力してきた2人が互いに対し「国会議員になるためわたしを利用した」「高齢で錯乱している」と攻撃する事態になったのだ。内部で何が起こったのだろうか。

https://web.archive.org/web/20200509030934/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/09/2020050980029_2.html

 慰安婦問題はわれわれのつらい歴史であり韓日間で最も敏感な争点だ。被害者が日本で相応の謝罪と賠償を受けることを願わない国民はいない。しかし市民団体はこの全国民的願いを口実に、ある瞬間から「問題解決」よりも「問題維持」と私欲を満たすことの方により力を入れるようになった。女性たちの恨(はん)は何も解決されていないが、団体の関係者らは次々と政界と公職に進出した。折衝が避けられない国際社会の現実に背を向けたまま、政治目的の反日扇動に便乗し、却って問題解決を一層難しくしたとの批判も受けている。そのため李さんの暴露に対しては市民団体とその周辺から「ついに来るべきときが来た」との反応も出ているのだ。

 慰安婦問題では国民から寄付を集め、日本からも慰労金を受け取り、最終的に国会議員にまでなった人物たちは今、これまであれほど持ち上げてきた女性を本物ではないかのように、あるいは認知症の老人のように取り扱っている。もし李さんが慰安婦でなかったのなら、これまで彼らはこれを知りながら利用してきたことになる。もしそのことが事実なら絶対に容認できない。

 尹当選人だけでなく、与党と政権は疑惑を解明する責任がある。それが慰安婦問題解決に向け声援を送ってきた国民への礼儀だ。この政権は前政権が結んだ慰安婦合意を「積弊1号」と烙印を押して破棄し「被害者の意見が最も重要だ」と幾度となく強調してきた。その政権で被害者の女性が「だまされて利用された」と怒りをあらわにしている。国の恥であり国民としても恥ずかしいことだ。


レイム
この記事に、正義記憶連帯元代表の尹美香が「「(30年前に)李さんと最初に電話で話したときは『わたしではなくわたしの友人が…』だった」と述べ、李さんが元慰安婦ではなかったとも受け取れる反応を示した」と書かれているでしょ。


マリサ
ああ、「正義記憶連帯が『李容洙は偽慰安婦と認めた』」って話の元ネタはこれなのか。


レイム
そう、巷ではこの話が独り歩きしているのだけど、これ朝鮮日報の曲解でね、実際は「自分の事として主張できないほど控えめな人だった」というニュアンスで発言したのを、そう曲解しただけっぽいのよ。


マリサ
え?そうなのか?


レイム
少なくとも尹美香はそういう意図だったっぽいわ。
ただし、李容洙の偽慰安婦議論は以前からあって、この話はその流れから出てきたって事の方が重要ね。


マリサ
ああ、そういや過去動画の「慰安婦団体の内紛part2」で李容洙証言の矛盾点を取り上げてたな、それが関係しているのか?


レイム
そう、あの動画の中で証言が大きく分けて2種類存在していて、更にそのなかで異なる内容が無数に存在していると説明したわよね。
で、これずっと前から問題視されていて、実際問題韓国内でも一部から指摘されているのよ。

邊熙宰「ユン・ミヒャンは嘘つき慰安婦イ・ヨンスの正体を明らかにしろ」
メディアトゥデイ(韓国語) 2020.05.16
http://www.mediawatch.kr/news/article.html?no=254795

長いあいだ慰安婦の歴史歪曲を告発してきたメディアウォッチのピョン・ヒジェ代表顧問が慰安婦像の前でイ・ヨンスお婆さんの虚偽証言とユン・ミヒャン国会議員当選者の慰安婦商売を同時に批判する記者会見を開いた。

ピョン顧問は15日(金)午後2時、ソウル鍾路慰安婦像前(栗谷路2道、旧在韓日本大使館)で開催された記者会見で「慰安婦出身というイ・ヨンスさんが今は『ユン・ミヒャン狙撃手』に突変した」として「事実、イさんは過去30年余りのあいだユン・ミヒャン当選人と挺対協(現正義記憶連帯)でパートナーシップを成して、慰安婦問題を国際化させるのに多大な貢献をした人物」と指摘した。

続いて「しかし本人の判断で、イ・ヨンスさんは最初の慰安婦出身では無かった」としながら「イさんの過去30年間余りの証言を集めて調べた時、彼女が『可哀想な慰安婦お婆さん』のイメージと全く合致しない人生を過ごしてきたのは確実だ」とピョン顧問は皮肉った。

イさんはこれまで最低20回は慰安婦として自分の人生に対して証言した。問題は証言をするたびに自分の年齢、慰安婦になった理由、慰安婦として活動した期間や年度などがドンドン変わった。証言が互いに矛盾したり筋道が合わない場合も多くて、イさんの慰安婦の経歴と証言はウソではないかという問題提起が粘り強くあった。

ピョン顧問は「イさんは1993年度の最初の証言当時、赤いワンピースと革靴に惑わされて日本人男性に付いていったと話した」として「(イ・ヨンスさんの)初めての証言は日本軍による強制連行を否定したものだ」と説明した。そして「しかし、イさんは最近2018年度の証言では日本軍が背中などに刀を突き立てて連れて行ったと話した」とした。

また「過去にイさんが慰安所で電気拷問を受けて、70人余りの軍人たちに毎日性暴行を受けたと証言した」として「しかし、イさんは最近中央日報とのインタビューでは自分はそのまま慰安婦であり性奴隷では無かったと、過去の証言を全て否定してしまった」とピョン顧問は指摘した。

ピョン顧問は「このようなイさんの正体を既に30年余り前から最もよく知っていたのは正にユン・ミヒャン当選人」としながら「実際にユン当選人は最近イさんが挺対協の財政問題を暴露するとフェイスブックに上げた文を通じて、イさんの初めての電話が「私ではなくて私の友だちが…」だったとしながら、イさんが本当は慰安婦では無いかも知れないというような反応を見せた」と話した。

ピョン顧問は「イさんの正体が『ニセモノ慰安婦』と明らかになった時、この問題はイさん1人の詐欺問題では終わらない」として「イさんは最近数年間、文在寅大統領のメンターとして君臨してきて、文大統領の紹介でトランプ米大統領青瓦台で抱擁までする贅沢を受けてきた」と批判した。

最後にピョン顧問は「ユン・ミヒャンの詐欺と横領関連の犯罪を処罰するのと一緒に常習的なウソつきイ・ヨンスの正体、そして日本軍によって強制的に連れて行かれたという13歳の性奴隷、少女像の偽りと詐欺を我々の手で自ら明らかにしなければならない」として「(それが)大韓民国の国格を最小限で守り抜くことだ」と強調して記者会見を終えた。

この日の記者会見には反日銅像真実究明共同対策委員会(共対委)のキム・ビョンホン国史教科書研究所所長と『反日種族主義』の著者チョン・アンギ博士も出席した。キム・ビョンホン所長は『ニセモノ慰安婦イ・ヨンス』と『偽りの慰安婦像』問題と関連特別演説をした。


レイム
記事では「問題は証言をするたびに自分の年齢、慰安婦になった理由、慰安婦として活動した期間や年度などがドンドン変わった。証言が互いに矛盾したり筋道が合わない場合も多くて、イさんの慰安婦の経歴と証言はウソではないかという問題提起が粘り強くあった。」と書かれているでしょ?


マリサ
まあ、確かにあそこまで露骨だと韓国内でもさすがに問題になるって事か。


レイム
ただし、韓国において李容洙という人物が被害者序列の上位者であることには変わりがないから、「王様は裸だ」と言える人間は限られているけどね。


マリサ
なるほどな。


レイム
で、面白いのは正義記憶連帯側の発言なのよ。
次にこれを見て

韓国人慰安婦被害者の水曜集会批判に主催者側が反論「92歳なので記憶を歪曲」
朝鮮日報 2020/05/08
https://web.archive.org/web/20200508064332/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/08/2020050880004.html

旧日本軍の韓国人慰安婦被害者、李容洙(イ・ヨンス)さん(92)が7日、「(ソウルの日本大使館前で慰安婦問題の解決を求め定例で行われる)水曜集会は(学生たちに)憎悪と傷ばかり教えている」と批判すると、集会を主催する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(旧:韓国挺身隊問題対策協議会、以下「正義記憶連帯」)側は李さんの年齢に言及し反発した。

 李さんの発言を聞いた正義記憶連帯のハン・ギョンヒ事務総長は「李さんは92歳で、心身がひどく弱っている状態だ。李さんの記憶には歪曲(わいきょく)された部分がある。また、寂しいという感情が論理を覆う部分があるので、考慮して見なければならない」と語った。

 その上で、「李さんに寄付金や生活用品を支給してきたし、李さんの(慰安婦被害を伝えるための)国際活動費もすべて私達が出してきた。毎回ホームページで財務諸表を公開し、寄付金がどのように使われたのかを伝え、何度も監査を受けている」と説明した。

 李さんが同日、「(正義記憶連帯に)30年間だまされるだけだまされ、利用されるだけ利用されてきた。集会の時、お金のない学生たちが十匙一飯(少しずつ出し合って)寄付するが、寄付金は慰安婦被害者のために使われていない」と語ったことに対して反論したものだ。

 事務総長は同日、「李さんの記者会見を主導した側は、正義記憶連帯側に悪い感情を持って李さんをあおった」と強調した。そして、「今回の記者会見を主導した側は補償を先立たせる考えなので、被害者の人権保障を最優先にする我々と対立していた」と話した。

ピョ・テジュン記者


レイム
告発が行われた当初、正義記憶連帯はその件に対して「李さんは92歳で、心身がひどく弱っている状態だ。李さんの記憶には歪曲(わいきょく)された部分がある。また、寂しいという感情が論理を覆う部分があるので、考慮して見なければならない」と、高齢で記憶が曖昧だと主張しているのね。
そしてさらに

共に市民党代表「慰安婦被害者・李容洙さん、記憶が歪曲されたようだ…検証必要」
中央日報/中央日報日本語版2020.05.08 11:13
https://japanese.joins.com/JArticle/265739
スマートフォン
https://s.japanese.joins.com/JArticle/265739

共に市民党のウ・ヒジョン代表は8日、旧日本軍による慰安婦被害者である李容洙(イ・ヨンス)さんが正義記憶連帯を批判したことに対して「当党が把握したことによると、李さんの周辺にいらっしゃっる方によって少し記憶が歪曲されたようだ」と話した。

ウ代表はこの日、MBC(文化放送)ラジオ番組『キム・ジョンベの視線集中』に出演して指摘された団体に関連しても領収証などすべての書類があるため、党では団体の立場を見守った後、公式的な活動をする予定」と説明した。

これに先立ち、李さんは7日、大邱(テグ)で行った記者会見で「水曜集会をなくすべきだ。まったく役に立たず、参加した学生たちが出した寄付金はどこに使われるか分からない」と明らかにした。

今回の総選挙で共に市民党所属の比例代表で当選した正義記憶連帯(旧挺対協)の尹美香(ユン・ミヒャン)前理事長に向かっても「慰安婦問題は挺対協代表だった尹氏が来て解決しなければならない。尹氏が国会議員になってはならない。この問題を解決しなければならない」と指摘した。

ウ代表はこれについて国民の義援金がどこに使われたのかを証明する書類を正義記憶連帯が全部保管しており、李さんの主張に検証が必要だという立場を明らかにした。

ウ代表は「もし李さんがおっしゃった部分に該当団体がきちんと釈明しなければ、当然党がまた(調査に)入らなければならない」と明らかにした。

彼は李さんの尹氏に対する指摘についても「韓日関係を含んで慰安婦問題が国会で解決される部分は確かにあると考える」とし、「そのため(国会議員になったことを)肯定的に考える」と明らかにした。


レイム
見てのように、韓国与党の人間も同様に「当党が把握したことによると、李さんの周辺にいらっしゃる方によって少し記憶が歪曲されたようだ」と言っているわけ。


マリサ
ん?ちょっと待てよ?
もしかして正義記憶連帯側もこの人の記憶に問題があることを認識しているって事か?


レイム
そういう事。
そもそも、「話すたびに内容が変わる」ってことを、年中この人と行動を共にしていた人たちが知らないわけがないでしょ?
そのうえこの人たち、証言の矛盾を指摘されるたびに「高齢だから多少の食い違いは仕方がない、でも証言は本物だ」と言い訳していたけど、自分達が攻撃されてつい「本音がぽろっと出た」可能性があるって事なのよ。


マリサ
ああ、そういやそうだな。
あれだけ話が矛盾しまくっているのに、関係者がそれを把握していないなんてありえないしな。
今までは証言の矛盾を「見なかったこと」にしていたけど、内心では「この人の言ってることおかしくね?」と認識していて、それがつい出てしまった可能性があるって事か。


レイム
つまりね、この件では正義記憶連帯側が「李容洙の記憶には問題がある」と言い出したことが最も重要なのよ。


マリサ
なるほどな。


様々な疑惑


レイム
でね、この件で李容洙側は「寄付金が慰安婦のために使われていない、どこに使っているかわからない」と言っていたのだけど、正義記憶連帯側はこの記事みたいに

慰安婦支援団体「寄付金、おばあさんに41%使った」 支出内訳公開は拒否(1)
中央日報/中央日報日本語版2020.05.12 07:16
https://japanese.joins.com/JArticle/265815
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https://s.japanese.joins.com/JArticle/265815

日本軍「慰安婦」被害者のための寄付金の使用先をめぐり論争になっている慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(以下、正義記憶連帯)が11日、記者会見を行って、「正義記憶連帯は慰安婦被害者の生活安定だけを目的とする人道的支援団体ではない」と明らかにした。

あわせて「基金運用に問題はなかった」とし、今月7日の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)の批判に正面から反論した。

正義記憶連帯はこの日の記者会見で、被害者支援事業費項目は後援金をおばあさんに単に現金として伝達する事業ではなく、おばあさんの人権と名誉回復のための活動に使われていると説明した。ここには健康治療支援、人権・名誉回復活動支援、定期訪問・外出同行などの情緒安定支援、非定期的な生活物品支援、憩い場の運営などが含まれるという。ハン・ギョンヒ事務局長は「予算として表現することはできない、おばあさんたちと親密感を形成して家族のような関係を結び、慰労になろうとしている」と話した。

正義記憶連帯は2017年から3年間、目的指定寄付金を除く一般寄付収入およそ22億1900万ウォン(約1億9522万円)のうち41%のおよそ9億1100万ウォンを「被害者支援事業費」として執行したと主張した。残りの59%に該当する金額は水曜デモや記念事業・ナビ基金・奨学事業などに使われたと話した。

見かけ上はその主張が正しそうだ。だが、2017年を除くと、年度別被害者支援金の比率は10%に至らない。また、帳簿上、恩恵人員が99人・999人など反復記載されるなど疑わしい部分が多い。

まず、正義記憶連帯が国税庁ホームページ「ホームタックス」に公示した内訳を詳しく確認してみると、目的指定寄付金を除く年度別一般寄付収入のうち、被害者支援金が▼2017年12億6700万ウォンのうち8億6300万ウォン(68%)▼2018年5億3800万ウォンのうち2300万ウォン(4.3%)▼2019年4億1300万ウォンのうち2400万ウォン(5.8%)--と出てくる。3年間の寄付金のうち41%を被害者支援費として使ったと明らかにしたが、2017年を除けば年度別被害支援金として使った金は10%未満だ。2017年に支援金比率が高かったのは、韓日慰安婦合意によって設立された和解・癒やし財団支援金を拒否したおばあさん8人に100万市民募金を進めて各1億ウォンを伝達したためだ。正義記憶連帯は2016年にも全体の約3.5%だけを被害者支援事業に使った。

https://japanese.joins.com/JArticle/265816
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◆専門家「正義記憶連帯の会計資料は不透明」

正義記憶連帯の寄付金支出明細書に「被害者支援事業」項目の恩恵対象人員として「99人」「999人」「9999人」のような数字が繰り返し登場するという点も疑問だ。ホームタックスに入力された2017年の寄付金使用先を確認すると、国際連帯事業費と募金事業費、広報事業費、一般管理費の恩恵人員が合計999人だ。2018年度にも5つの項目がすべて999人と表記されていた。また、4つの項目は恩恵人員を99人と記入していた。

正義記憶連帯側は記者会見で「データがきちんと説明されなかった部分はお詫び申し上げる。少ない人材で仕事を進めながら内部的な困難があった」とし「その部分は直していく」と謝った。だが、使用先の細部内訳の公開要求には「世の中のある非政府組織(NGO)は活動内訳を一つ一つ公開し、詳しい内容を公開しなければならないのか分からない。企業にはなぜ要求しないのか、非常に苛酷だと考える」として回答を避けた。

高麗(コリョ)大学経営大学教授で元韓国会計学会長の李晩雨(イ・マンウ)氏は「正義記憶連帯は被害者支援が固有の目的に符合する事業であるはずだが、会計資料が不透明で区別できない」とし「監督官庁があったとすれば、必ず確認を求めた事案」と指摘した。

正義記憶連帯が寄付金およそ3300万ウォンを2018年飲食店などに使ったと寄付金明細支出処理したことが確認された。

11日に正義記憶連帯が国税庁ホームページに公開した「寄付金品の募集および支出明細書」によると、この団体は2018年ディオブリューイング株式会社に3339万8305ウォンを寄付金として支出したと記入している。これはその年の寄付金支出額(3億1067万4155ウォン)のうちの約10%に該当する。ディオブリューイングはソウル清進洞(チョンジンドン)と紫陽洞(チャヤンドン)の2カ所で「オクトバーフェスト」というビールが中心の飲酒店を運営している会社だ。支出目的は「募金事業」、恩恵人員は999人と記入してある。

ハン・ギョンヒ事務局長は「同年11月18日、ソウル清進洞(チョンジンドン)のオクトバーフェストで28周年記念行事を開いた」とし「当時、ディオブリューイングで支出した費用だけでなく宅配費、クィックサービスなどがすべて含まれた」と話した。同年、慰安婦被害女性のための被害者支援事業費として使われたのは2300万ウォンだった。

ディオブリューイング関係者は「当日発生した売上は972万ウォン」としながら「正義記憶連帯は当日の売上全額を当社に(後援ではなく)事業費として支出し、当社がこのうち食材料費と当日働いた職員の人件費、その他経費など実費を除いた541万ウォンを後援したことで会計処理した」と話した。

◆金福童(キム・ボクドン)奨学金論争に「何が問題なのか」

この日の記者会見で、正義記憶連帯は「金福童奨学金」論争に関連しても「何が問題なのか、むしろ聞きたい」という立場を明らかにした。金福童奨学金は金さんの葬儀を執り行った後に残った費用に後援金を加えて昨年2月に新設された。支援対象を「市民団体活動家の大学生の子女」に制限した。これについて、奨学金を支給した市民団体活動家の子女のうち、正義記憶連帯関係者はいないかという質問が出てくると「1人もいない」と答えた。あわせて「平和統一への努力、女性運動に献身した活動家の子女に200万ウォンの奨学金を届けたことの何が問題か分からない。むしろ称賛を受けるべきことなのではないか」と反問した。


レイム
「うち41%のおよそ9億1100万ウォンを「被害者支援事業費」として執行したと主張した。残りの59%に該当する金額は水曜デモや記念事業・ナビ基金・奨学事業などに使われた」と言っていたけど、内訳を公表しないし寄付金支出明細書に「99人」とか「999人」とか不自然が数字がいくつも出ていて、寄付金の横領疑惑が出てきたのね。


マリサ
その「41パーセントを慰安婦のために使った」ってのは本当なのか?


レイム
それがちゃんと調べてみたら

慰安婦団体 被害者支援に寄付金の3%しか使用せず
聯合ニュース 2020.05.27
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200527002000882

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が2018年、6億3560万ウォン(約5500万円)の寄付金を集めたが、被害者の支援事業には約3%に当たる2240万ウォンしか使わなかったことが27日、分かった。最大野党「未来統合党」の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)国会議員が行政安全部から提出を受けた正義連の寄付金募集・使用明細を明らかにした。

 正義連を巡っては、不透明な会計処理などさまざまな疑惑が浮上している。

 秋氏によると、正義連の被害者支援事業には情緒を安定させる事業や遺族への奨学金支援などが含まれている。

 18年に最も多くの寄付金が投じられた事業は対外協力(国際・南北、国内連帯事業)で、2億660万ウォンが使用された。広報物制作・ホームページ管理など企画・広報事業にも被害者支援事業の2倍を超える5500万ウォンが使われた。

 17年には被害者支援事業に9億5550万ウォン、広報活動などに7330万ウォンが使用された。

 19年の寄付金は使用期限(20年12月31日)前のため、報告書が提出されていない。


レイム
慰安婦支援団体」と名乗って寄付金を集めていたのに、実際には慰安婦の支援に収入の3パーセントしか使っていなくて、残りは「対外協力事業」という名で全く別の事に使われていたそうなの。


マリサ
うわぁ…。
でもさ、確かに使用目的は違うけどこれだと「横領」ではないんじゃないか?


レイム
それがそうでもないのよ。

ユン・ミヒャンの個人口座4口座に10件の募金…使った内訳をなぜ公開できないのか
ハンギョレ新聞 2020-05-20
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/36686.html

慰安婦被害のハルモニ外国訪問、葬儀弔意金の募金・国外救援など 
資金が必要な時は個人口座で募金 
ベトナム井戸」約150万円集めた後、約105万円渡す…45万円ほどの差 
公開の声が高まる…市民団体「個人募金の明瞭な解明を」

共に市民党のユン・ミヒャン比例代表当選者が、正義記憶連帯(正義連)代表として活動した当時、いくつかの個人口座を通じて寄付金を集めた事実が次々と明らかになっている。当初、ユン氏は故キム・ボクトンさんの葬儀弔意金などを個人口座で集めたことについて「募金過程と執行に全く問題はない」と明らかにした。しかし、個人口座で募集した「ベトナム井戸掘削」後援金は募金額と執行額が一致しないとの疑惑まで提起され、ユン氏が取引の内訳を透明に公開しなければならないとの声が高まっている。

 19日、ハンギョレの取材を総合すると、ユン氏が正義連とその前身である挺身隊問題対策協議会(挺対協)を率いていた時期に後援金募集に使ったことが確認された口座は、現在まで4口座だ。ユン氏を始めとする関係者が多くのコミュニティやユン氏のフェイスブックなどを通じてこの口座で後援金を募集した事例は、計10件だ。ユン氏は日本軍「慰安婦」被害者のハルモニ(おばあさん)の外国訪問の経費や葬儀弔意金の募金、国外救援支援などの目的があるたびに募金の書き込みを載せた。

 2014年、ユン氏はキル・ウォノクさんの欧州訪問の経費を集めるとして、末尾が「402」の本人名義の口座を公開した。彼女は「米国の少女像除幕式の時、ツイッターのフォロワーの方々の暖かい心のおかげで、キム・ボクトンさんはビジネスクラスに座ってゆったりと行ってくることができたんです。欧州に行くキル・ウォノクさんも、ゆったりと行ってくることができたらいいですね」との書き込みを載せた。同年、フリージャーナリストである「メディア・モング」のツイッターにも「キル・ウォノクさんの欧州滞在経費」を集めるとして、ユン氏の口座番号を公開する書き込みが投稿された。末尾が「784」の口座だ。キル・ウォノクさんの欧州訪問経費をユン氏の2つの口座に分けて受け取ったのだ。2015年6月と9月にも、ユン氏は「784」口座でキル・ウォノクさんと故キム・ボクトンさんの外国訪問経費の募金を集めた。

 国外活動のために募金した一部の後援金の場合、オンライン上に公開された執行内訳と募金内訳がそれぞれ異なっており、波紋が広がっている。ユン氏は2014年4月、ブログを通じて「ベトナム参戦50年である今年、日本軍『慰安婦』被害者のハルモニが、ベトナムの子供たちに与える平和の贈り物として、韓国軍による民間人虐殺被害が大きかったビンディン省地域の学校に井戸を掘ってあげたいと言った」として後援金を募集した。末席が「978」である本人名義の口座を通じてだ。ユン氏は8カ月後の同年12月、自身のフェイスブックに「井戸掘削」費用として1200万ウォン(約105万円)をベトナム側に渡したと明らかにした。当時の募金額は約1700万ウォン(約150万円)と伝えられた。500万ウォン(約45万円)ほどの差額が発生したのだ。ただし、当時、ユン氏が整理した寄付内訳には、4回にわたりユン氏自身が380万ウォン(約33万円)を寄付した内訳もある。

 ユン氏が口座取引の内訳を透明に公開しなければ、この点は検察の捜査で明らかにされるしかない。公益法人監査を専門にするチェ・ホユン会計士(三和会計法人)は、「口座に残った金額を確認しなければならないが、本人に確認すること以外には方法がない」と述べた。市民団体のある実務者は「私たちの団体は寄付金の募集に関しては、初めから個人口座を使うことができないようにしている。団体ごとに条件は違うが、法人口座があるのに個人口座で募金した点は、明瞭に解明しなければならないだろう」と話した。ハンギョレは同日、ユン氏に口座取引の内訳などを公開してほしいと要請したが、返事を受けることはできなかった。

チョン・グァンジュン、ペ・ジヒョン記者


レイム
この記事を見ると、どうもそもそも募金をなぜか法人口座じゃなくて複数の個人口座で集めていた上に、「オンライン上に公開された執行内訳と募金内訳がそれぞれ異なっていた」そうなのよ。
しかも正義記憶延滞側はこの状態で資金の使用目的の内約公開を拒否したそうなの。


マリサ
おいおい…。
募金を組織じゃなくて個人口座で集めるだけでも大問題なのに、そのうえ収支があわないのに内訳公開拒否って…。


レイム
もうこの時点でかなり怪しいのよ。
更にね、以前動画でマリモンドって挺対協(現正義記憶連帯)と関係のある組織が「慰安婦グッズ」を作成して、それを芸能人に宣伝させて販売していたって事例紹介したでしょ?

韓経:慰安婦支援団体の挺対協、寄付金6億5000万ウォン受けて1億ウォンと記入
中央日報/中央日報日本語版2020.05.20 09:21
https://japanese.joins.com/JArticle/266122
スマートフォン
https://s.japanese.joins.com/JArticle/266122

韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が慰安婦被害者後援企業「マリモンド」から受けた寄付金5億ウォン(約4390万円)以上が公示から漏れていたことが19日、確認された。マリモンドは慰安婦追悼製品を販売し、毎年営業利益の50%ほどを慰安婦関連団体に寄付している社会的企業慰安婦被害後援企業から受けた寄付金もまともに会計処理せず、批判が予想される。

◆寄付金の83%が「公示漏れ」

マリモンドは2014年から昨年まで6年間、挺対協に合計6億5400万ウォンを寄付した。慰安婦被害者生活支援、挺対協創立記念などの名目で寄付金を渡した。しかし挺対協が国税庁に公示したマリモンドの寄付金は1億885万ウォンだけだ。マリモンドから受けた金額の83%の5億4515万ウォンが公示から漏れていたのだ。

国税庁ホームページの出捐者(寄付者)現況明細書を見ると、挺対協は2018年にのみ寄付者名簿にマリモンドを記載した。国税庁によると、寄付金が公益法人総財産価額の1%を超過または2000万ウォン以上の場合、該当寄付者を公示しなければならない。挺対協の資産は2014年以降ずっと22億-24億ウォン台だった。マリモンドの関係者は「マリモンドはその間、挺対協に出した寄付金6億5400万ウォンの領収書をすべて受けた」とし「公示漏れは挺対協側に確認しなければいけない」と話した。

2012年に設立されたマリモンドは慰安婦被害者追悼製品を販売する企業。ネックレスやフォンケース、Tシャツなどに慰安婦被害者関連のイメージを入れて販売する。営業利益の50%ほどを毎年、慰安婦被害者を支援するのに使う。

設立者のユン・ホンジョ・マリモンド元代表は2017-18年に正義記憶財団と正義記憶連帯(正義連)の理事として在職した。共に市民党から比例代表で国会議員に当選した尹美香(ユン・ミヒャン)正義連理事長は2008年から17年まで挺対協の常任代表を務めた。2018年に挺対協と正義記憶財団が正義連に統合された後には正義連の理事長となった。マリモンドは正義連にもこれまで11億ウォンの寄付金を出したが、公示漏れはないことが分かった。

◆検察、正義連疑惑を直接捜査

その間、挺対協と正義連をめぐる会計不正の声は絶えなかった。正義連は2018年、飲み屋1カ所で約3300万ウォンを支出したと公示し、論議を呼んだ。人数は99人、999人などと記載した。さらに慰安婦被害者のヒーリングセンターを相場より高く購入したという疑惑までが浮上した。これをめぐり正義連と尹美香氏に対する市民団体の告発も相次いだ。

検察は尹氏と正義連を直接捜査する方針だ。捜査は大きく2つの流れで進行される。ソウル西部地検刑事4部は尹氏と正義連の役員が後援支援金を流用(詐欺・横領)した疑いなどを捜査する。西部地検は今回の事件を警察に送らず直接捜査することにした。検察は正義連の法人口座だけでなく、尹氏の個人口座も調べると予想される。

ソウル中央地剣もこの日、「憩いの場高価購入疑惑」関連の告発の件を刑事9部に割り振って捜査に入った。尹氏が水曜集会に参加した青少年に性的奴隷や売春などの言葉を教え、児童を精神的に虐待したという疑惑も中央地検が捜査する。法曹界では効率的な捜査のため中央地検の事件を西部地検の事件と併合することも議論されている。


レイム
その件でも、マリモンドは挺対協(現正義記憶連帯)に売上金の半分近くを「寄付」していたそうなのだけど、本来その寄付は公示しないといけないのに、8割以上が公示されていなかったそうなのね。


レイム
しかもこの公示漏れの期間「設立者のユン・ホンジョ・マリモンド元代表は2017-18年に正義記憶財団と正義記憶連帯(正義連)の理事として在職した」そうだから、怪しいにもほどがあるのよ。


マリサ
結局のところ、この組織は「寄付金の使用目的が不明」って事が一番の問題って事だな。


レイム
そういう事。


「平和と癒やしが出会う家」問題


レイム
それ以外にもこの組織はお金に関する疑惑があってね、そのなかでも大きいのが慰安婦保養施設という名目で、現代重工の寄付によって建設された「平和と癒やしが出会う家」というのがあるのよ。


レイム
次にこれを見てほしいわ。

【独自】挺対協、元慰安婦の憩いの場をペンションのように使っていた
朝鮮日報 2020/05/16
https://web.archive.org/web/20200516014035/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/16/2020051680017.html

寄付金で買った「平和と癒やしの家」

7年間で慰安婦被害者たちは暮らしたことがなく、尹美香氏の父親が一人暮らししながら管理

近隣住民「若者たちが焼肉・酒宴」…研修会などペンション営業した疑惑も

 慰安婦被害者支援市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)=現・「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)=が2012年に指定寄付金で購入した慰安婦被害者たちのための憩いの場「平和と癒やしが出会う家」をペンションのように使用してきたことが15日に確認された。

 挺対協は、現代重工業が2012年に社会福祉共同募金会を通じて指定寄付した10億ウォン(現在のレートで約8700万円、以下同じ)のうち7億5000万ウォン(約6500万円)で京畿道安城市金光面上中里の土地242坪と建物を慰安婦被害者たちのための憩いの場として購入した。しかし、この憩いの場は過去7年間、慰安婦被害者が暮らしたことがなく、挺対協代表だった尹美香(ユン・ミヒャン)氏の父親が一人で暮らし、管理してきた、と憩いの場近くの住民たちは話している。

 安城市庁関係者や近隣住民によると、「平和と癒やしが出会う家」は2013年に開館してからずっと尹氏の父親が一人で暮らしていたという。ある里長は「おばあさん(慰安婦被害者)たちは年に1・2回来て休んでいったが、この1年以上は一度も来たことがない」と語った。市庁関係者は「尹○○さんという方が最初からその施設にほぼ常駐していた」と言った。近所の飲食店主(58)は「管理人の尹さんは憩いの場ができた直後から施設内にコンテナボックスを設置してそこで暮らしていたが、先月建物が売れて退去した」と話した。ある住民は「管理人の尹さんは月に1回程度『水原の娘の家に行く』と言って出かけていた」と語った。水原は尹美香氏の住所地だ。

https://web.archive.org/web/20200516014213/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/16/2020051680017_2.html

 ある住民は「『平和と癒やしが出会う家』と言いながら、若い人たちが仲間を連れてきて酒を飲んだり、肉を食べたりして遊んでいったことがよくあった」と話す。挺対協はこの憩いの場をペンションのように運営していた疑いがある。尹氏は2016年5月27日、自身のフェイスブックに、この憩いの場での飲み会をした写真を掲載して、「今夜ばかりは会議はさておき、このまま仲良く話に花を咲かせよう」と書き込んだ。また、市民団体「水原女性会」が2017年9月にこの憩いの場で1泊2日の研修会を行い、進歩・革新政党の民衆党も昨年8月、ここで京畿主権連帯の発足式を行った。

 あるポータル・サイトのブログには「安城のペンションに行ってきました」というタイトルの記事に、「慰安婦のおばあさんたちのために建てられた場所ですが、催しによく使われていて、普段はペンションとして使われるようです」と書かれ、この憩いの場の写真が掲載されている。この記事には、ペンションの場所を問い合わせる読者コメントが書き込まれており、ブログ主は尹氏の携帯電話番号とペンションの住所をリプライした。

 本紙は、尹氏の説明を聞こうと数回電話をして、テキストメッセージも送ったが、回答はなかった。正義連側は「事実関係を確認した上で16日までに見解をまとめて明らかにする」としている。

パク・サンヒョン記者


レイム
正義記憶連帯は挺対協時代の2012年、現代重工からの寄付で10億ウォン(8700万円)を受け取り、その資金で「慰安婦被害者たちの憩いの場」をつくったそうなのね。
でも実際には慰安婦がその施設を訪れた事がほとんどないうえに、管理人が尹美香の父親だったそうなのよ。


レイム
しかも近所の人たちの話によると「若い人たちが仲間を連れてきて酒を飲んだり、肉を食べたりして遊んでいったことがよくあった」という証言がある上に、「慰安婦のおばあさんたちのために建てられた場所ですが、催しによく使われていて、普段はペンションとして使われるようです」なんてネットの書き込みまで発見されていて、どうもペンションとして貸し出して収入を得ていたんじゃないかって疑惑が出てきたのよ。


マリサ
ちょっと待て、この施設って「募金」で建設されたんだよな?
韓国の法律の事は知らんが、さすがにこれはアウトじゃないか?


レイム
疑惑が事実で法律がちゃんと適用されるなら確実にアウトね。
そしてこの施設には他にも疑惑があって

相場の3倍で購入、元慰安婦向け休養施設の異常な取引
朝鮮日報 2020/05/18
https://web.archive.org/web/20200518082740/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/18/2020051880049.html

 慰安婦問題に取り組んできた正義記憶連帯(旧韓国挺身隊問題対策協議会=挺対協)はこのほど、尹美香(ユン・ミヒャン)元代表の主導で京畿道安城市慰安婦被害者休養施設「平和と癒やしが出会う家」を転売したが、周辺相場の3倍で物件を購入した上で、購入・改築費用の半分にも満たない額で転売されていたことが明らかになった。その結果、4億3000万ウォン(約3740万円)の損失が発生。損失は正義記憶連帯ではなく、資金を提供した社会福祉共同募金会が背負うことになった。挺対協が割高な購入代金を支払った相手は尹元代表が共に民主党の李圭閔(イ・ギュミン)次期国会議員から紹介された地元建築業者だった。

 挺対協は2013年、現代重工業から募金会経由で指定寄付を受けた10億ウォンのうち7億5000万ウォンを使い、京畿道安城市上中里の用地242坪と住宅を購入した。取得単価は1坪当たり310万ウォンだった。挺対協は購入費用のほか、内装費用に1億ウォンを充て、残る1億5000万ウォンを募金会に返還した。正義記憶連帯は16日、購入価格について、「当時形成された相場に沿って購入したものだ」と説明した。

 しかし、国土交通部や現地の不動産仲介業者によれば、11年以降、周辺の高級田園住宅の取引は問題の物件を除き3件あった。その取得単価は1坪当たり78万ウォン(16年)、100万ウォン(11年)、149万ウォン(16年)だった。挺対協による取得価格は3件の平均価格(109万ウォン)の3倍だ。そうして購入した物件を正義記憶連帯は先月、4億2000万ウォンで売却する契約を結んだ。購入・改築価格の49%で売却した格好だ。物件の保有期間に用地の1坪当たり公示地価は18万3480ウォン(13年)から31万6140ウォン(19年)へと逆に72%上昇した。

 尹元代表は17日、ハンギョレ新聞のインタビューに対し、「相場に関する認識は(人によって)異なることもある」「売却による差益は考えなかった」と述べた。これには「モラルハザード」を指摘する声が上がっている。施設の売却代金は募金会に返納する必要があるからだ。募金会は17日、物件を高値で購入したとの指摘について、「敷地ではなく、住宅価格が高かった」との趣旨の説明を行った。建築費が1坪当たり600万ウォンかかったのだという。それを延べ床面積(59坪)に当てはめると、建物の価格は3億5000万ウォンとなり、残る4億ウォンが敷地代金だった計算になる。

https://web.archive.org/web/20200518083028/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/18/2020051880049_2.html

 不動産・建設業界によると、4億ウォンという用地価格はあり得ないとの受け止めだ。挺対協に物件を売却したK氏は07年に問題の土地を3525万ウォンで購入した。挺対協は同じ土地を5年後に11倍の高値で購入した計算になってしまう。明知大のクォン・デジュン教授は「不動産学の教授生活37年で聞いたこともない地価上昇率だ」と話した。

 正義記憶連帯が説明した建築費も納得できない。住宅を売却したK氏は本紙の取材に対し、「直接住むことを考え、あらゆる資材にAクラスの物を使い、家の中に滝を作ったり岩を置いたり、カネをかけて庭を造成したので価格が上昇した」と話した。

 しかし、この説明はK氏による過去の説明と矛盾する。施設は建物の骨組みに鉄鋼を使う「スチールハウス工法」で建てられた。K氏は12年にメディアの取材に対し、スチールハウスの建築費用を1坪当たり350万-400万ウォンと説明していた。専門家の受け止めも同様だ。大韓建築士協会関係者は「スチールハウスの建築費を1坪当たり400万ウォンとする計算は、既にAクラスの資材が込みだ。その住宅を7億5000万ウォンで購入したというのはどうみても『行き過ぎ』だ」と述べた。

 正義記憶連帯は4月23日、施設を4億2000万ウォンで売却した。連帯側は「16年以降、施設の売却が本格的に推進され、現在返納手続きが進んでいる」と説明した。売却に4年もかかったというのだ。しかし、現地仲介業者は「物件が売りに出されたのは昨年ごろだ」と話した。取引を仲介した業者も「3カ月前に売却の申し出があった」と述べた。この仲介業者は「当初所有者は4億5000万ウォンで売りたいと言っていたが、幹線道路からかなり路地を入っていかなければならない物件だったため、10人以上が下見後に購入を断念した。結局老夫婦が『死ぬ前にいい家に住んでみよう』と購入した」と語った。

ウォン・ウシク記者



レイム
どうもこの施設の土地、現地の相場の3倍近い値段で正義記憶連帯が買い取っていたうえに、一連の騒動後に購入価格の半分以下で建物ごと売られたそうなのよ。


マリサ
おいちょっと待て、なんかこれも怪しいにおいが漂ってくるんだが?


レイム
しかもそれだけじゃないのよ。

尹美香夫妻、李圭閔議員、建築業者…市民団体・地元メディアの複雑な人脈
朝鮮日報 2020/05/18
https://web.archive.org/web/20200518124812/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/18/2020051880089.html

 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協、正義記憶連帯の前身)は2012年、寄付金の入金を受け、慰安婦被害者の休養施設として、「平和と癒やしが出会う家」の建設地をソウル市麻浦区から安城市金光面上中里の田園住宅(農村の戸建て住宅)に突然変更した。当時挺対協の代表を務めていた尹美香(ユン・ミヒャン)次期国会議員(共に民主党)が17日に説明を行ったものの、疑惑は膨らんでいる。問題の田園住宅を紹介した人物が尹氏夫妻と親しかった同党の李圭閔(イ・ギュミン)次期国会議員(京畿道安城選挙区)だったことが判明するなど、釈然としない点が多数存在するからだ。

(1)「NL系」運動団体出身の与党次期国会議員が仲介

 当時「安城新聞」代表だった李圭閔氏は地元建設業者のK氏が建てた田園住宅を挺対協に紹介した。K氏は安城新聞の運営委員長で、李圭閔氏とは特別な関係にあった。K氏は本紙の電話取材に対し、「李圭閔氏から『挺対協の尹美香代表から良いことに使うために購入したい』という連絡があったので売った」と説明した。政界からは「K氏が以前から李圭閔氏の『後見人』の役割をしてきた」との声も漏れる。

 仲介者の役割をしてきた李圭閔氏は尹美香氏夫妻とさまざまな縁で結ばれている。尹氏の夫、キム・サムソク氏は同じ民族解放(NL)系列の運動勢力出身だ。李氏は1991年に利敵団体「反米救国戦線」を組織したとして、1年6月の実刑判決を受けた後、特別復権した。K氏も94年に「兄妹スパイ団事件」でスパイ、国家保安法違反の罪で懲役4年を言い渡され、2017年に大法院での再審でスパイ罪は無罪となった。K氏は現在、水原市民新聞の代表であり、李氏が15年まで安城新聞代表として活動していたことと共通点がある。2人は10年に設立された京畿地域メディア協会の設立メンバーでもある。

 李氏は尹氏とも近い仲だった。尹氏は16年の総選挙に出馬した李氏について、「この男性の信頼性をよく知っている」と応援し、今年の総選挙でも李氏を公に指示していた。正義記憶連帯は17日、「安城は最終候補地3カ所の1つにすぎなかった」と説明した。

(2)なぜ高齢被害者が行けない場所に変更されたのか

 現代重工業は12年8月、社会福祉共同募金会を通じ、慰安婦休養施設の建設に10億ウォン(約8700万円)を指定寄付すると発表した。休養施設は当初、ソウル市麻浦区城山洞に建てることが決まっており、現代重工業は12年12月に実際に寄付を実行した。ところが、挺対協はその後、現代重工業側に突然「京畿道安城市金光面上中里に場所が変更された」と通告した。同社関係者は「挺対協が特に声明もなく、事業計画を一方的に変更したものだ。慰安婦被害者女性の休養施設という基本趣旨に反してはいないと判断し、寄付の撤回はしなかった」と説明した。

https://web.archive.org/web/20200518125018/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/18/2020051880089_2.html

一連の経緯を巡っては、「慰安婦被害者が休むことができない場所」に休養施設をつくったとの批判が出ている。12年3月、明声教会の寄付で麻浦区延南洞に慰安婦被害者の宿泊施設が設けられたが、そことも遠く離れていた。麻浦区から現地までの距離は104キロメートルあり、車で2時間かかる。論争がエスカレートすると、正義記憶連帯は「敷地300坪以上、建物40坪以上」という用地選定基準に沿ったとした上で、「(安城の)候補地は自然に親しめる空間で、バス停から徒歩5分の距離にあり、アクセスが容易だ」と説明した。しかし、現地に向かうには安城市内から50分間隔で運転されるバスに乗る必要があり、バス停から462メートルは坂を登らなければならない。正義記憶連帯が根拠として挙げた「用地選定基準」も理解が得られていない。これまで安城の施設に滞在した慰安婦被害者女性は1人もいない。

(3)一時差し押さえも、相場以上で契約

 挺対協は地場建設業者のK氏と13年9月12日に売買契約を結んだ。その直後の10月8日、国民健康保険公団は住宅のうち建物部分を差し押さえたが、3日後に解除した。そのせいか、実際に挺対協に所有権の移転登記が行われたのは10月16日のことだった。国民健康保険公団による差し押さえは、保険料の滞納などK氏の財政状況に問題が生じていたことを示す状況証拠だ。専門家は「家を急いで売却しなければならない事情が所有者にあったことを示しているが、売り手の要求通りに価格が決まったことは理解できない」とした上で、「価格が水増しされた契約書が作成され、実際の取引価格との差額を何者かが受け取った可能性がある」と指摘した。正義記憶連帯は「差し押さえの事実は契約当時に確認した登記簿謄本にも記載されていなかった」と主張した。

キム・ヒョンウォン記者


レイム
記事によると、どうも購入用地が突然変更になっているうえに、土地を紹介した人物は尹美香と親交があり、同じく2020年に与党から国会議員に立候補して当選した人物、しかも土地を売った地元建設業者はこの国会議員の後見人の可能性があるそうよ。


レイム
しかもこの土地、交通の便が悪く高齢者が住むにしては総合病院などからも遠く、そのうえこの土地の元所有者の建設業者は保険料の滞納などで資産の差し押さえをされていて、急いで土地を売らないといけない事情があったそうなのよ。


マリサ
おいおい、要するに正義記憶連帯の理事が、親交のあった人物の後見人が資金難で困っていたから、募金で土地を相場の3倍で買ってやったとしか思えないんだが?
これ横領だろ?


レイム
あくまで「疑惑」でしかないけどね、現時点では。

今回のまとめ

・李容洙の証言に疑問があることは韓国で公然の秘密
・正義記憶連帯には募金を巡る様々な疑惑がある
・保養施設の土地売買を巡り、募金の横領疑惑がある


レイム
まあ今この関係で正義記憶連帯は警察の捜査をうけているけど、その捜査がちゃんと行われるのかも疑問なのだけどね。


マリサ
なんでだ?


レイム
そのあたりは次で詳しくやるけど、簡単にいうとこの問題には韓国の現与党である「共に民主党」が深くかかわっている可能性があるのよ。


マリサ
尹美香が議員に当選したからか?


レイム
それ以前から、複数の議員が尹美香とかかわりが深かったうえに、正義記憶連帯とのつながりが深い人間が政府要人の中にいたりするのよ。


マリサ
それってもしかして…。


レイム
そのまさかよ。
「ちゃんと捜査が行われた」場合、韓国の大統領府まで巻き込むとんでもないスキャンダルにまで発展する可能性があるの。
だから、「ちゃんと捜査されない可能性がある」ってこと。


マリサ
ああそうか、今の韓国与党って、裁判官や検察の人事に介入して自分達に都合の良い組織に作り替えた上に、メディアにも圧力をかけたり人事に介入したりしているんだったな。


レイム
そういう事。
だからこのまま曖昧に終わる可能性がかなりあるのよ。


マリサ
なるほどな。


レイム
そんなわけで今回の本編はここで終わるわ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


マリサ
ところで、このまま3週連続で慰安婦問題やられると、私の方の時事問題が1か月遅れになるんだが?


レイム
そのあたりはうp主が来週2本同時投稿すればいいのよ。


大口
努力します。


マリサ
おい、ほんとに大丈夫なのか?


大口
頑張ります。


レイム
これはだめかもしれないわね。


マリサ
おい、それじゃ困るんだが?


大口
ホヤデス、ヨロシクオネガイシマス


レイム
そんなわけで今回はここで終わるわ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~




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