さて、本日は最近話題となっている韓国の防弾少年と呼ばれるグループによる原爆Tシャツ問題に関連して、メディアなどでは取り上げられない部分の考察をしていきます。
初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。
ブロマガ『日韓問題（初心者向け）』を始めた理由
注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています
・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです
・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう
・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
最近、韓国の防弾少年というグループによる「原爆Tシャツ問題」が話題となっており、この件に関連して所属事務所が釈明と謝罪を行っているが、実際のところ釈明と実態に矛盾が多数存在している。
この背景には、元々韓国社会であの表現が一切問題とは思われていなかった事、類似の事例が過去多数ある事、韓国には独特の侮辱文化と「被害者が偉い」という考え方がある事、他者の劣等性から自己の優越性を証明する価値観が存在する事などが関係している。
更に韓国には、「自分と同じ考えは善であり、異なれば悪である」という考え方があるため、他者への否定的表現は日本人よりもかなりハードルが低く、教育によって民族主義が先鋭化していることもあり、この問題は「起きるべきして起きた事」といえる。
※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブやウェブ魚拓（別サイト）へのリンクです。
１：原爆Tシャツ問題の原因
まずはこちらの記事から
防弾少年団側「原爆Ｔシャツ・ナチス帽子、傷つける意図一切なかった」（全文）
2018年11月14日06時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/083/247083.html
韓国の人気男性アイドルグループ防弾少年団の所属事務所Ｂｉｇ Ｈｉｔエンターテインメントが、メンバーのジミン（２３）の原爆Ｔシャツ問題について公式に謝罪した。
Ｂｉｇ Ｈｉｔエンターテインメントは１３日、フェイスブックを通じてコメントを出して「（Ｂｉｇ Ｈｉｔは）原爆投下により被害に遭われた方を傷つける意図は一切なく、今後もないことを明らかにする」と伝えた。
また「当社が事前に十分な監修ができず、当社のアーティストが着用するに至ったことにより、原爆被害者の方を意図せずとも傷つけ得ることになった点（中略）について心よりお詫び申し上げる」と明らかにした。
また、過去にあるメンバーが韓国で発行されている雑誌のグラビア撮影で、ナチスの徽章が入った帽子をかぶっていたことに対して「Ｂｉｇ ＨｉｔはＢＴＳをはじめ、当社所属の全アーティストの活動において、ナチスを含む全ての全体主義、極端な政治的傾向を帯びた全ての団体および組織を支持せず、これに反対する」と明らかにした。
続いて「このような団体との関わりを通して過去の歴史によって被害に遭われた方を傷つける意図は一切なく、今後もないことを明らかにする」と付け加えた。
あわせて「事前に十分な監修ができず、当社のアーティストが着用するに至ったことにより、過去、ナチスによって被害に遭われた方を意図せずとも傷つけ得ることになった（中略）点について心よりお詫び申し上げる」と説明した。
最後に、Ｂｉｇ Ｈｉｔは「日本と韓国の原爆被害者協会の関係者に接触し、現在、提起されている問題に対する説明および傷つき得た方にお詫びをしている」と明らかにした。また、米国ユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センター（Ｓｉｍｏｎ Ｗｉｅｓｅｎｔｈａｌ Ｃｅｎｔｅｒ、ＳＷＣ）にも状況を説明して今回の問題によって傷ついた人々に対する謝罪を込めた書簡を発送したと付け加えた。
（後略）
上記記事では、一連の防弾少年による原爆Tシャツとナチス帽子の件で、ユダヤ系人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターが「ユダヤ人と日本人に謝罪すべきだ」と抗議し、所属事務所側が謝罪した事が書かれています。
しかし問題は、そもそもこれは「ユダヤ系人権団体から抗議された」から所属事務所が釈明を行っただけで、日本単体との問題であったなら彼らは一切謝罪も釈明もしなかった事が明白です。
なぜかと言えば、この問題が日本で大きく取り上げられ始めたのが10月の初め頃ですので、彼らはその後1ヶ月近くもこの問題を放置していながら、サイモン・ウィーゼンタール・センターから抗議されると翌日には反応していたからです。
つまり、彼らは「原爆表現」を悪い事だとは一切考えていなかったという事です。
実際、以下のように
偏狭な日本のテレビ局、防弾少年団の出演が相次ぎ白紙に 朝鮮日報 2018/11/11 （1/2ページ） （2/2ページ）
ＢＴＳに徴用判決の報復をする日本、「指導国家」の資格はない 東亜日報 November. 12, 2018
「防弾少年団が反日グループ？」 日本メディアの難癖で、Ｍステ出演が突然見送りに 中央日報 2018年11月09日
（※１）
【プラスニュース】嫉妬日本？BTS、防弾少年団難癖つけ TV朝鮮/NAVER（韓国語） 2018-10-28
ユダヤ系団体が抗議する前までは「この件は日本が悪い」で韓国メディアの表現は一貫していました。
それがユダヤ系団体の抗議で一変したという事は、彼らは原爆の件は一切問題にしていなかったという事です。
また所属事務所からの釈明では、問題は一過性のものであること、また外部から渡された小道具で問題が起きた事、原爆表現は韓国独立運動の一環等と釈明がされていますが、これも明らかに矛盾しています。
例えば以下の事例を見ると、過去に彼らは東日本大震災を揶揄するような表現
【炎上】原爆シャツとナチスで炎上の韓国BTSがまた炎上 / 東日本大震災を揶揄か「3月11日に人が溺れる動画掲載」 バズプラスニュース 2018.11.10
アウシュビッツのユダヤ人を表現するようなコスチューム
【炎上】韓国アイドルBTSがナチス強制収容所「アウシュビッツのユダヤ人被害者」のハロウィンコスプレをして大炎上 バズプラスニュース 2018.11.12
更には独立運動とは関係ない、原爆表現単体のブルゾンを、メンバーがオーダーメイドで作成
【炎上】韓国人アイドルBTSの原爆ブルゾンの真相判明「名称はBOMB COACH JACKET」「リーダーのリクエスト」「原爆Tシャツも意図的」 バズプラスニュース 2018.11.12
などなど、彼らの釈明とは明らかに異なる実例が次々と発覚しているうえに、実際のところ本人達は一切謝罪していないですし、芸能事務所も「外部の責任」に転嫁しているだけです。
またこの件の後もVANKと呼ばれる団体（※）が、
韓国市民団体ＶＡＮＫ団長、「日本は防弾少年団通じ戦争被害者イメージをロンダリング」
2018年11月14日12時37分
[ⓒ 中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/109/247109.html
（一部抜粋）
「日本の右翼勢力と日本メディアがＳＷＣの声明内容を悪意的に広報に利用し、ナチスと同じ日本の第二次世界大戦の戦争加害国ではなくユダヤ人団体のような被害者としてイメージをロンダリングしている。実際の戦争被害者であるユダヤ人人権団体と戦争加害者である日本は全く性格が異なるにもかかわらず、ＳＷＣの防弾少年団非難声明内容が全世界に知られるほど、第二次世界大戦で加害者であり戦犯国だった日本のイメージよりむしろ被害者としてのイメージが全世界に広報されるという事実」
（※）VANK
韓国政府から資金援助を受けている会員十数万人の民族系団体で、その構成員は多くが小学生から高校生までの子供となっている。
上記のように、「加害者が被害者のように装ってイメージのロンダリングをしている」と抗議しています。
彼らは原爆表現を問題だとは今でも考えていないのです。
この辺りの表現の意味を詳しく知りたい人は以下の過去動画か記事を参照してください。
動画
youtube版
https://youtu.be/Zsx4Y2rkW7E
過去記事
韓国では被害者が一番偉い
また、この件は同じく過去記事の韓国における侮辱文化と深く関わっており
動画
youtube版
https://youtu.be/aWPliylpXf0
過去記事
韓国の侮辱文化
この侮辱文化により、彼らは『他者を侮辱できるのは自分が優れているからだ』という考え方を持っている事が多く、実際問題「反日」に限らず韓国社会は原爆Tシャツと類似した「侮辱表現」を過去に多数行っています。
スマトラ島沖地震（2004年）
日本による被災地への援助に対して
新潟県中越地震（2007年）
被災者：一部慰安婦の親が娘売って･･･
継続する妄言
老婆：くちばし（口）はまだ生きているのう･･･
バージニア工科大学銃乱射事件（2007年）
一度に33人も殺したか、アメリカ銃器技術の優秀性がまた…
（※この事件の犯人は韓国人です）
モスクワ地下鉄爆破テロ (2010年)
コガリムアビア航空9268便墜落（2015年）
IS鳥「我々がやった」
死神「手柄泥棒め」
要するにこの問題は、偶発的で一過性のものでも、「配慮が足りなかった」わけでも、勿論「愛国心から」でもなく、韓国で過去何度も発生している類似の事件の延長線上、韓国独特の価値観に起因した出来事なのです。
ちょっと考えればわかることですが、「愛国心から」で何十万もの人々が死亡した原爆を表現する事を「なぜ躊躇しないのか」と、考えてもらえばわかるでしょう。
私達とは根本的な部分で考え方が違うのです。
２：日本人の陥りやすい『錯誤』
また今回の件で問題なのは、「自分達がこう考えるのだから韓国人も同じように考えるはずだ」と思い込み、原因を勝手に想像してしまうことです。
今回の事例ならば、日本と韓国との間では歴史問題があるので仕方がないのだ等と。
しかし、実際には日本人と韓国人は価値観や常識にかなりの違いがあり、日本人が常識に思ってることが韓国人には当てはまらないという事例は多く、今回の事例もそのことが深く関わっています。
例えば以下の記事を読むと「違い」が非常に良く解ります。
韓経：【コラム】後期朝鮮時代に回帰するのか＝韓国
2018年11月09日10時46分
[ⓒ韓国経済新聞／中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/953/246953.html
（前略）
韓国人の「道徳志向性」は朝鮮時代の儒教、特に性理学に基づく。修己治人の王道政治を目指した性理学が党派争い、偽計と差別、士農工商、官尊民卑を固着化させた源泉になったのは逆説的だ。朝鮮が両乱（壬辰倭乱、丙子胡乱）後、国家機能を喪失しながらも３５０年余り存続した背景だ。
韓国に詳しい深川由紀子早稲田大教授も「過去よりも儒教・道徳的性向が深まった」と指摘した。企業のリスク甘受、成果に対する尊敬・尊重の代わりに、企業の誤った部分だけを浮き彫りにする傾向が強まったということだ。英国言論人マイケル・ブリーン氏の「韓国人は驚くほど同質的」という観察を加えると、今日の多くの奇異な現象に関する説明が可能になる。
まず政治から道徳性向的だ。同じか違うかを善悪の基準とし、同じ側には限りなく寛大であり、反対側には必死にとびかかる。中宗１２年（１５１７年）「自分と考えが同じなら善人とし、考えが違えば悪人という」という実録記録を改めて思い出す。勲旧、戚臣に比べて持つものが少ない士林派は道徳的優越感に基づいて世の中を裁断した。現在の５８６（６０年代生まれで５０代、８０年代に大学に通った世代）運動圏を「士林派の再臨」とみる歴史学者もいる。
西洋の近代化が進んだ１７世紀、朝鮮では喪服を何年着るかをめぐり２０年間の激しい論争があった。調整と妥協の代わりに妨害や報復ばかりが残っている今日の「マイナス政治」も変わらない。当時も今も民生を放り出すのは同じだ。歴史著述家チョ・ユンミンは「学者官僚が多かった１７世紀後半、朝鮮の政治空間には謀略と中傷、暴力の権力肖像が鮮明にあった」と評価した。（『２つの顔の朝鮮史』）
正義を実現するという司法府は証拠と法理の上に「民意」を置く印象が強まっている。検察は塵が出るまではたき、被疑の事実を漏らして先に世論裁判にかける姿だ。裁判所は波紋と被告の「反省」の程度によって量刑を決める。殿様裁判とどれほど差があるのか分からない。
商業蔑視も本質は変わらない。朝鮮社会は商人のように利益を追求する人を「汚れた奴」と見下した。巨商さえも晩年には商売をやめて両班（ヤンバン）になろうとした理由だ。小倉教授が「儒教では道徳と権力と富が理想的に三位一体であるべきと考えるが、現実では絶望的なほど不可能に近い」と指摘した点は否認しがたい。各自が私益を追求することが公益的な結果をもたらすというアダム・スミスの偉大な発見が性理学的な世界観では容認されなかった。
今の韓国社会では市場経済と経済的自由に言及すれば極右にされるほどだ。企業が世界市場で成功して成長するのに比例して、企業を叩いて利益（金銭、名声、影響力など）を得る人が増えている。「小さく成功すれば暴力団が訪ねてきて、大きく成功すれば政治家が訪ねてくる」という言葉のように、国政監査は財界人を呼んで叱り飛ばす『企業監査』に変質して久しい。
朝鮮末期にも変革の機会はあった。しかし丙子胡乱を経験しても慕華（中華を慕う）思想に浸って万東廟、大報壇を建てる退行を繰り返した。世界史の最も躍動的な時期に北伐が北学に変わるまで１００年余り虚しく過ごした代価が亡国だ。今はその時代よりどれほど進歩しただろうか。
オ・ヒョンギュ／論説委員
この記事では要するに、韓国では「道徳性」が非常に重視されるが、それが先鋭化した結果「自分と考えが同じなら善人とし、考えが違えば悪人」という考え方になっているとしています。
この事が重要で、要するに韓国では俯瞰的な視点では「同じ行為」であったとしても、その相手が自分の仲間なら「良い行い」に、仲間では無いなら「悪い行い」という評価になるわけです。
例えば、Aさんの友人のBさんと、Aさんとは無関係なCさんが自動車を運転していて、BさんとCさんが同じ状況で信号無視をした結果事故が起きたとします。
日本人の場合ならば、例えばAさんがBさんを擁護するとしても、それは「信号無視は悪い事」という前提で行われるわけですが、韓国的価値観では「Bさんは悪くないがCさんは悪い」と、同じ行いでも相手によって善悪の規準そのものが変わるのです。
※ウリとナム
ウリ（自分達）ナム（それ以外）自他の境界が非常に曖昧な概念であり、彼らはウリである場合自身と全く同じ正しさと感情を共有しており、「ナム」はそれ以外、或いは正しさを理解しない劣等な相手と認識される。また、このウリの範囲はその時の都合で自身を中心に拡大縮小する。
記事
韓国人独特の「ウリ」と「ナム」という概念
動画
youtube版
https://youtu.be/Zk4XP6QbfEo
なので、例えば今回の原爆Tシャツの事例ならば、もしこれが韓国人の歴史観と無関係の場合、韓国人は「なんて酷いやつらなんだ」と怒りますが、今回の事例ならば防弾少年は「同胞の韓国人」「韓国人の歴史観と関係している」ので、多くの韓国人にとって「何が問題なのか解らない」となるわけです。
これが今回の件にも大きくかかわっているのです。
そしてもう一つの問題として、このブロマガでは過去に何度も扱ってきた『蔑視ありきの自民族中心主義』も重要な要素です。
youtube版
https://www.youtube.com/watch?v=StPglNFdHxE
過去記事
韓国人が日本人から嫌われる根本的原因
以前から書いている事ですが、韓国社会は他者を蔑視的に扱う事が一般化しており、この傾向は若い世代ほど先鋭化の傾向にあります。
A fascinating map of the world’s most and least racially tolerant countries
Washington post May 15, 2013
「韓国は経済力で人種差別」米紙が批判 朝鮮日報 2014/09/21
韓国中学生の協調性、世界で最下位圏 聨合ニュース 2011/03/27
韓国小学生「他人への配慮に欠ける」…日英仏と比較 中央日報 2008年06月03日
（※２）
韓国人の優越的態度、外国人に好感を持たれない 朝鮮Biz（韓国語） 2014.05.26
この特徴は要するに、教育と環境によって「他者の劣等性から自己の優越性や正当性を導き出す」という考え方が子供の頃に根付くため、韓国人の多くは殆どの場合自覚無く異民族や異人種を蔑視し、それが近年の韓国における民族主義の先鋭化につながっているというわけです。
そして若い世代ほどこの傾向が強いため、「原爆Tシャツ」のような表現が受け入れられやすく、また行う側もその行為に疑問を感じない、だから最初のほうで挙げたように問題が次々と発覚していくわけです。
数十万人が死亡した原爆を、「愛国心から」利用する行為に対して、「これを読んでいるあなたが同じ立場なら出来るか」と考えてもらえばわかるでしょう。
日本人的な価値観を持っていればまずできませんし、まずその発想に至らないでしょう。
しかし、他者への共感や配慮といった傾向が非常に弱く、また他者を蔑視する事が自己の優越性に直結している彼ら独特の価値観では、それが「全く問題にならない」わけです。
むしろ「日本人の劣等性」から自身の優越性を証明できると考えるため、積極的に行うわけです。
ここに日本人と韓国人の大きな違いがあります。
３：注意すべき事
このように、日本人と韓国人は根本的な部分で価値観や常識に違いがあり、今回の件でも私達と彼らの間ではこの件の見え方そのものが全く異なっています、だからこの問題が起きたともいえますが、ここで注意すべき事があります。
例えば、この件で防弾少年のファンを批判している人がいますが、それは明らかにお門違いであるという事です。
何故かといえば、まずそもそも「自分の知っている常識が相手にとっても常識とは限らない」ということです。
抗議している人達は良かれと思ってやっているのかもしれませんが、そもそも相手が自分と同じ問題意識を共有しているとは限りませんし、また同じ問題をみたとしても同じ認識を持つとは限りません。
その状態で「なんであんなやつらを応援しているのだ」と怒っても、その言葉は当たり前の事ですが相手にちゃんと伝わるわけでは無いですし、むしろ「北風と太陽」の寓話のように相手にとって不快にしかならない場合の方が多いです。
自分の好きなグループを侮辱されたと感じて相手に嫌悪感を持つだけでしょう。
またこれは防弾少年ファンの側にも言えることです。
この件で抗議をしている人達に対して不満があるのは解りますが、まず考えて欲しいのは同じく「自分の知っている常識が相手にとっても常識とは限らない」という事です。
そして何より、日本には今回紹介した事例のような、韓国の侮辱文化や蔑視ありきの自民族中心主義、先鋭化した民族主義を不快に感じる人もいるという事です。
あなたたちがそれを不快に感じないからと、他の人も同じとは限らないわけです。
今回の事例ならば、防弾少年は明らかにこの韓国独特の蔑視ありきの自民族中心主義、独特のウリとナムの概念、先鋭化した民族主義、侮辱文化に根ざして「数々の表現」を行っています。
それは今回の記事の事例を見れば一目瞭然でしょう。
そうでなく今回所属事務所が釈明した通りの事ならば、芸能事務所ではなく防弾少年そのものが10月の時点で謝罪をしているでしょう。
していないのは今回紹介したように、この件に対する見え方が「私達とは違う」からです。
そして私が今回の件で感じるのは、批判する側にしろ擁護する側にしろ、「なぜこの問題が起きたのか」をもう少し俯瞰的に見る事はできなかったのかという事です。
根底にあるのは、防弾少年の「悪ふざけ」でも「反日」でも「スタッフのミス」でもなく、韓国社会の価値観にあるのですから、ただ非常識だと抗議しても彼らには一切伝わりませんし、かといって「彼らは悪くない」と擁護すれば、問題は更に悪化するだけなのですから。
勿論、「こちらが不快である」と彼らに伝える事は重要ですが、それは「こちらの常識は相手に通じない」という前提で行わないといけません。
お知らせ。
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以下は当ブロマガのお勧め記事です、もしよかったらこちらもどうぞ。
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メアリー・スーとネトウヨ論
日韓問題とイデオロギー論争
韓国では異論が徹底的に排除される
動画版マイリスト
番外編マイリスト
（※１）
【プラスニュース】嫉妬日本？BTS、防弾少年団難癖つけ（※２）
TV朝鮮/NAVER（韓国語） 2018-10-28
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=104&oid=448&aid=0000255646
（一部抜粋）
[記者]
日本の某メディアが防弾少年団が反日活動をするとして、「根深いコンプレックス」だという分析を載せて非難しました。
最近、防弾少年団が国連演説のために（※今年の9月に）米国を訪れた時、メンバーのジミンは「光復節記念Tシャツ」を着ていたのです。（※実際の着用時期は、去年のツアー中だと言われています。）
光復を喜んでいる私たちの先祖たちの姿と日本に原子爆弾が投下された状況、そして独立の大切さについてのメッセージが込められていました。
日本メディアは非常識な原爆Tシャツを着ているとして、反日活動を行っているとしました。
また、チームリーダーが5年前に光復節を迎えSNSに「歴史を忘れた民族に未来はない。独立闘士の方々に感謝する」と掲載したことを紹介し、「日本でも高い人気を集める防弾少年団が反日姿勢を隠さない。」としました。
[アンカー]
世界的人気を集める防弾を応援します。
（後略）
韓国人の優越的態度、外国人に好感を持たれない
朝鮮Biz（韓国語） 2014.05.26
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/05/26/2014052601000.html
高度成長を土台にした韓国の優越的な態度が、国内外の居住外国人に非好感に指摘された。 外国人に韓国人たちは懸命に働くが、自尊心が強く、余裕がないイメージが強かった。
韓国貿易協会国際貿易員は「コリアイメージを根拠とした海外マーケティング戦略：3新興市場編」を26日に発刊、国内外在住外国人を対象に調査した韓国のイメージを分析した。
昨年国際貿易研究院が総数1160人の国内外の在住外国人を対象にアンケート調査をした結果、外国人は韓国の代表的なイメージで「急速な経済発展」を挙げた。
（中略）
一方外国人は、韓国の「優越的な態度」を最も非好感に指摘した。 経済成長を土台にした韓国の優越的態度は、高所得（29.9％）と低所得新興国外国人（25.2％）に、すべての欠点に選ばれた。 この他にも韓国の人々は懸命に働くが、「プライドの高い姿」と「余裕がない生活」などは、非好感で指摘された。
（後略）
