日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【日韓問題】韓国のパリパリ精神


本日は韓国人の歴史観などにも関係しているパリパリ精神についてとなります。

元記事
ノーベル賞と韓国のパリパリ精神

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています

・うp主のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・キャラ崩壊あり

・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします






youtube
https://youtu.be/CavYLKelEkA


以下は動画のテキスト版


レイム マリサ
ゆっくりしていってね


レイム
さて、本日は日韓問題なので私が解説していくわね。


マリサ
なあレイム。


レイム
なに?


マリサ
パリパリ精神ってなんだ?
あれか、餃子の皮がパリパリで中身ジューシーってやつかっ!


レイム
違うけど?


マリサ
何だ違うのか、じゃあ帰るぜ。


レイム
ダメに決まってるでしょ。


マリサ
なんでだよ。
餃子の皮はパリパリが正義なんだぜ、パリパリじゃない皮の餃子なんて食べる気が起きないぜ。


レイム
なんで餃子の話になってるのよ、「パリパリ」って韓国で「早く早く」とか「急げ急げ」って意味のある種のスラングよ。


マリサ
なんだそっちなのか、それならそうと早く言って欲しかったんだぜ。


レイム
勝手に勘違いして暴走したのはどこの誰よ。
そんなわけでややこしくなる前に本編へ行くわね。


パリパリ精神


レイム
まずね、この「パリパリ」なんだけど、ハングル表記をそのまま読むと「パルリパルリ」なのね。
で、実際の発音はパの後に殆ど発音しない「ル」を入れるので、「パッリパッリ」と言っているように聞こえるわ。


マリサ
じゃあなんで「パリパリ」なんだ?


レイム
これがややこしくてね。
韓国メディアがこの概念を日本語などで伝える場合、ほとんどが「パリパリ」って表記していて、朝鮮日報のみが「パルリパルリ」って表記しているのよ。
ただし朝鮮日報でもたまに「パリパリ」の表記があるわ。


マリサ
ほんとにややこしいな。


レイム
そう、ややこしいのよ。
でね、この動画では韓国の殆どのメディアが「パリパリ」って表記しているから、それに倣う事にするわ。


マリサ
まあ、とりあえず厳密には違うが便宜上「パリパリ」って表記って事でいいのか?


レイム
そういう事ね。
それで、このパリパリ精神なのだけど、端的に説明すると韓国人ってその多くが日本人規準で見ると異様にせっかちでね、とにかくやたら結論を急いだり、直ぐに結果が出ないと簡単に諦めたりしてしまうのよ。


マリサ
なんとなくわかったが、それと日韓問題に何の関係があるんだ?


レイム
これは後で詳しくやるけど、とにかく結論を急いで後先省みないって考え方が、韓国人の歴史観などに深い影響を与えているのよ。


マリサ
なんか良く解らんな。


レイム
まあ、今はわからなくてもいいわ。
それでこのパリパリ文化を良く表した事例が最近もあるのね。
それがこれ。

政権によって変わる韓国の観光政策(1)
2018年07月12日13時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/134/243134.html

11日、李洛淵(イ・ナクヨン)首相の主宰で韓国の第2次国家観光戦略会議が開かれた。法務部・行政安全部・文化体育観光部など11部署の長官・次官が参加し、会議では全国243カ所の広域・基礎自治団体長と映像でつないだ。テレビ会議は「地域観光を育成し、地域発展の動力を探す」というテーマを同時に共有するための全国レベルのイベントだった。

この日の会議は文在寅ムン・ジェイン)政府になって開かれた2回目の観光部署合同会議だ。昨年12月18日の第1回会議で、政府は「休止符がある人生、人がいる観光」というスローガンを掲げ、李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)政府と観光政策の基調の違いを強調した。過去2つの政権が観光産業の量的・経済的成果に集中したとすると、文政権は人が中心の質的政策に焦点を合わせていると強調したのだ。

第1回会議で政策方向が明らかになったので7カ月後の第2回会議では具体的な方案が出されて当然だ。訪韓外国人の数に一喜一憂しないと明らかにしたことから、訪韓外国人の78%がソウルを訪問する現実(文化体育観光部調べ、2017年)から脱する政策が提示されるべきだ。日本のようにイントラバウンド、すなわち国内観光が先に活性化してこそインバウンド、すなわち訪韓外国人数も増えるためだ〔漢陽(ハンヤン)大学観光学科イ・フン教授〕。しかし、事業を一つ一つ詳しく見ていくと、7カ月前の宣言から変わった点を見つけ出すのが困難だった。

◆宙に浮いた「オリンピックアリバウ道」

政府はこの日、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開催地を冬・スポーツ観光の拠点として育成すると明らかにした。オリンピックの遺産を利用して観光商品を開発し、冬のない東南アジア観光客を対象に広報を強化するともした。

しかし、この計画は昨年12月発表のコピー版に近い。パラリンピックが終わってから4カ月が過ぎたが、具体的な事業は何も進んでいない。五輪開催施設の今後の活用については依然として決まったものはなく、昨年五輪を控えて作った数多くの五輪遺産が消えつつある。その好事例が「オリンピックアリバウ道」だ。

昨年10月に開通した平昌五輪の唯一の公式トレイル(ウォーキング旅コース)だ。道の名前に「オリンピック」を使うために、国際オリンピック委員会(IOC)からの公式認証も受けた。トレイルを整備するだけで予算33億ウォン(約3億円)が投じられた。しかし、現在では文化体育観光部・韓国観光公社・江原道(カンウォンド)の誰として関心がない。予算もなく運営主体もない。

オリンピックアリバウ道コースを作った(社)江陵(カンヌン)バウ道のイ・ギホ事務局長は「関係当局の誰も関心がなく、民間団体がボランティア概念で道を案内している」とし「人々から継続して問い合わせがあるが、何もできないのでただ申し訳ない」と話した。

第2回会議は第1回会議で発表した観光振興基本計画の推進状況を点検する場でもある。

これについて文化体育観光部の琴基衡(クム・ギヒョン)観光局長は「一部コンテンツのうち成果が小さいものがあるかもしれないが全般的な状況は肯定的」と評価した。

政権によって変わる韓国の観光政策(2)
2018年07月12日14時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/135/243135.html

◆行く先々にレールバイク・吊橋

11日、政府は韓国だけの高級観光コンテンツを「コリアユニーク(Korea Unique)」と命名し、全国で関連コンテンツを発掘すると明らかにした。伝統酒・韓服・韓屋・テコンドー・サムルノリからソウルのミシュランターレストラン、美術館、博物館も該当すると列挙した。反面、政府は昨年12月の第1回会議で下記のような事業計画を発表したことがある。

「『2018ブックイヤー』を機に、全国の読書祭り・独立書店などを『読書する大韓民国』として構成し、本関連の名所を訪ねる『ブックトラベル』を開発する(観光振興基本計画、15ページ)」

今年1月の政府発表だけ信じて「ブックトラベル」事業を調べてみたことがある。「ブックイヤー」事業を主管する出版界では「ブックトラベル」は観光業務だとし、文化体育観光部の観光部署は「ブックイヤー」事業は出版業務だとした。結局、ブックイヤー事業は観光と関係がなく進められた。25年ぶりに帰ってきた「ブックイヤー」である今年は『土地』の作家・朴景利(パク・ギョンリ)10周忌であり、茶山・丁若鏞(チョン・ヤゴン)の『牧民心書』が出版されて200周年になる年だ。

政府の期待とは違い、地域の観光コンテンツは画一化している。現在、全国には観光目的のジップラインが42カ所運営されている。レールバイクは25カ所にあり、吊橋は50カ所にもなる。一つ二つ人気を呼ぶと先を争ってまねをした結果だ。観光当局はこれらレジャー施設の現況も十分に把握できずにいる。観光振興法対象施設なのか、遊園施設法対象施設なのかも分からない。上の統計は今月初め、中央日報韓国観光公社に依頼して集計した。

◆放置して消えた「海岸ヌリ道」、再び

第2回会議で思いがけない発表があった。海洋レジャー観光活性化計画が地域観光活性化計画と共に発表された。文化体育観光部と海洋水産部はこの日、業務協約も締結した。

海洋レジャー観光推進計画を見てみると海洋観光に関連したすべての計画が網羅されている。マリーナ・クルーズ・漁村体験・水上レジャー・離島観光などすべて提示された。

李明博政府は持続可能な観光資源を開発するとして川を、朴槿恵政府は「韓国のユングフラウ」を作るとして山岳観光活性化をそれぞれ叫んだ。川と山がどちらも失敗したので、これからは海の番というわけか。文化体育観光部では海洋水産部の意志が強いとし、海洋水産部のハン・ギジュン海洋産業政策官は「かなり以前から海洋水産部は海洋観光事業を推進してきた」と説明した。果たしてそうだろうか。

推進計画7ページに「海岸ヌリ道」が登場する。離島・海水浴場・海岸ヌリ道を連結した観光コンテンツを開発するという計画でだ。海岸ヌリ道は海洋水産部が2010年に作ったトレイルだ。李明博政府当時、グリーン成長のスローガンに合わせて政府部署が競争的にトレイルを作っていた時期に海洋水産部が作った唯一のトレイルだ。しかし、政権が変わり海洋水産部の担当者が変わりながら道は消えた。自ら作って自ら捨てた道をもう一度作るということだ。海洋水産部は来年までに再び予算を投じて海岸ヌリ道の活用策について研究すると明らかにした。


レイム
要するにその時々の政権が、前の政権で目に見える結果が出せなかったからと、政権が変わるたびに次々と観光政策を変えてしまい観光事業にまるで一貫性がなく、しかも完全に迷走して過去に政府が計画し放棄された推進計画が、今年に入ってまた登場するなんて事態になっているそうなのね。


マリサ
要するに、計画を打ち出してすぐに結果が出ないと様子見すらせずにいきなり放棄してしまって、長期的な観光政策が出来ないって事か?


レイム
そういう事。
計画をろくに立てないでいきなりプロジェクトを開始して、すぐに目に見えた結果が出ないと途中で放棄して次を始めちゃうのよ。
この事例はまさに「パリパリ精神」の典型例なの。
彼らはとにかく急いで「結果のみ」を欲しがる傾向にあるのね。


レイム
そしてこれは「休暇」などでも顕著に現れてね。

【コラム】海外リゾート地でも「パリパリ」、フィリピンでの韓国人判別法
2015年11月13日11時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/361/208361.html

「韓国の人~ですよね?」。先週、遅れてとった休暇の初日にフィリピンのボラカイの現地人は私の国籍をすぐに当てた。韓国人がかなり多く来るのだなと初めは笑い過ごしていた。ところがフィリピンの人々、ほかの観光客には「ニーハオ」「コンニチワ」と挨拶しながら私を見るだけで「アンニョン~ボート乗る?」と、よく分かっているそぶりだった。「フィリピンでもJTBCのニュースルームが放映されるのか?」。勘違いが天を突くころに周辺を見回して答えが分かった。熱い日差しのもとで男は長袖シャツ、女はフルメーク。さらに片手にはスマートフォン、もう片方には重いデジタルカメラ。数多くの東洋人の中で「韓国スタイル」は目立っていた。私が見てもぴったり当てることができた。

服と装備だけが違っていたのではない。インターネット超強大国から来た観光客らしく、どこでもWi-Fiを探した。私からしてボラカイの美しい浜辺に出会った時よりも、即席で送った写真に「劣爆(劣等感爆発の略語)」という友人からのカカオトークメッセージを見て旅行に来たと実感した。ホテルや飲食店はもちろん船に乗って海の真ん中に出て行っても韓国の人々はインスタグラムを送ろうと尽力する。地元の飲食店の間に不釣り合いに建っているスターバックスマクドナルドは、それでいつもエアコンと無線インターネットを探してきた韓国人で混みあっている。「韓国人」のようなそぶりを見せている最も決定的な場面は、せっかちだということだった。現地人の話がよく理解できなければ、その面前で韓国語でかんしゃくを起こしたりする。「少しだけ待って」と言えば腕時計を示しながら「いつ(When)?いつ?」と叫ぶのが常だ。

韓国の「パリパリ(はやくはやく)」という習性は、フィリピンから帰ってくる時にピークを迎える。「お金をちょうだい~並んであげるから」。カティクラン空港周辺で韓国人だけを選んでひそかに提案する現地の“お使いさん”。彼らに旅行客1人あたり8000ウォン程度さえ出せば出国手続きを代わってくれる。荷物の検査、荷物手続からチケット発行までフルコースだ。韓国人の性急さが作ったこの笑えないサービスに、いつのまにか現地空港と航空会社までが結託した。お使いさんを雇わなければ空港に早く入れないようにしておいて、航空会社はお使いさん専用窓口を運営している。

海外のリゾート地で楽しく思い出づくりをしたらそれまでじゃないかというだろうか。残念だが旅行で得たその幸福も長続きせずに「パリパリ」消えてしまう。米国ギャラップが今年初め、休暇に出かけた143カ国の1000人ずつを対象に前日の経験について尋ねた。「昨日はゆっくり休みましたか。尊重されましたか。たくさん笑いましたか。楽しいことが多かったですか」。こうした質問に対する回答に基づいて作った「肯定的経験指数」で韓国人は118位だった。フィリピンは5位だった。幸福は決してペソ(フィリピンの貨幣)の順ではなかった。休養に向かった旅の途中に疲労感だけをうずめてきた。


レイム
こちらの事例では、韓国人がフィリピン旅行へ行くと、異様にせっかちなので現地の人達はすぐに韓国人を判別できるうえに、休暇を終えて空港で出国手続きをする際には、出国手続きを待っていられない韓国人のために、韓国人専門の「出国手続き代行屋」までいるそうなの。


マリサ
何でそんなに落ち着きが無いんだよ、記事見る限り完全にカモられているじゃないか。
ちょっとは「待つ」って事が出来ないのか?


レイム
彼らにはそれが出来ないからこんな事になっているのよ。
しかも韓国人の場合、どんな事でもすぐに結果が出ないといきなり怒り出す人までいるのよ。


マリサ
忍耐力無さすぎだろ。


レイム
さっき餃子の話と勝手に勘違いした挙句、餃子の話じゃないと知るといきなり帰ろうとしたのは誰だっけ?


マリサ
さあな、誰のことだ?



とにかくノーベル賞が欲しい


レイム
それでね、このパリパリ精神が最も顕著に現れているのが韓国のノーベル賞問題なのね。


マリサ
ノーベル賞問題?なんだそりゃ。


レイム
彼らはね、とにかくやたらとノーベル賞を欲しがるのよ。


マリサ
ノーベル賞を欲しがるって別に特殊な事じゃないんじゃないか?

※「恨(ハン)」とは
自身の望みがかなわない場合に韓国人が感じる様々な感情の総称
詳しくは過去動画「【日韓問題】韓国の「恨(ハン)」とは何?」を参照。




レイム
問題は「なぜ欲しがるか」でね、彼らは日本人がノーベル賞を受賞すると「なんで自分達じゃないんだ」と、非常に強く「恨(ハン)」を感じるのね。
で、こういう反応をするの。

ノーベル賞:なぜ韓国の科学界は日本に大差を付けられているのか
朝鮮日報 2015/10/07
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日本「ノーベル賞ラッシュ」の秘密
2002年に続き物理学賞受賞
100億円以上かけて作った廃鉱実験室がノーベル賞の宝庫に
他の研究者がしない実験にこだわる「職人気質の科学者」を全面支援

スポーツの試合で言えば「21-0」という大差だ。6日、東京大学宇宙線研究所の梶田隆章教授(56)がノーベル物理学賞の受賞者に決まったと発表された。これで、科学分野でノーベル賞を受賞した日本人は21人になった。しかも、医学生理学賞を前日受賞した北里大学大村智特別栄誉教授に続く、二日連続のノーベル賞受賞だ。国内総生産GDP)に占める研究・開発(R&D)投資の割合が世界1位の韓国からはまだ一人もノーベル賞受賞者が出ていない。なぜ韓国の科学界はこれほどの大きな差を付けられて日本に後れを取っているのだろうか。

■150年の歴史と職人気質の合わせ技

 第二次世界大戦以降、米国は科学分野でノーベル賞受賞者を246人輩出しており、圧倒的な差で1位に立っている。日本は今回を含め21人の受賞者を出し、2位の英国(62人)、3位のドイツ(48人)に続く4位だ。

 日本の科学力の源泉は、基礎科学の歴史にあると言えるだろう。日本は1868年の明治維新を機に多くの若者を海外に送り、新しい文明を探求させた。ニールス・ボーア(1885-1962年)やヴェルナー・ハイゼンベルク(1901-76年)など、1900年代初頭にノーベル賞を受賞した著名な物理学者たちの研究室には特に日本人の「弟子」が多かった。今年のノーベル医学生理学賞を受賞した大村氏が特別栄誉教授を務める北里大学は、細菌学者の北里柴三郎(1853-1931年)の名を冠した大学だ。北里柴三郎は「近代細菌学の開祖」とされるドイツのハインリヒ・ヘルマン・ロベルト・コッホ(1843-1910年)に師事した。西江大学のイ・ドクファン教授は「日本は量子論や細菌学を欧米などと共に始めた」と話す。

日本は西欧をまねるのではなく、独自の追撃戦略を練った。日本の得意分野は、物理分野の中でも「紙と鉛筆」さえあればいいと言われる理論物理や素粒子物理だ。1949年に日本人として初めてノーベル賞を受賞(物理学賞)した湯川秀樹(1907-81年)も素粒子物理理論を研究した。

 日本特有の職人気質(かたぎ)も一役買っている。昨年、青色発光ダイオード(LED)の発明でノーベル物理学賞を共同受賞した米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授は、創業者が研究を全面的に支援してくれるという理由で年間売上300億ウォン(約30億円)に過ぎない地元企業・日亜化学工業に入社した。そして、誰もがあきらめて見限った研究に20年以上も専念した。2002年に学士の学歴でノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏も実験が存分にできるという理由で京都の企業・島津製作所に入社した。地方大学や地方企業で、日本の「マッド・サイエンティスト(常軌を逸した科学者)」たちは、誰もしない「常軌を逸した研究」を続けた末にノーベル賞を取ったのだ。

■「職人気質の科学者」を全面支援

 科学界の関係者らは、今後も日本のノーベル賞ラッシュが続くと見ている。巨大な科学施設などに対し、政府や社会の全面的な支援が続いているからだ。日本の科学分野のノーベル賞受賞者21人のうち、16人が2000年以降に受賞していることからもそれが分かる。日本政府は1983年に完成したニュートリノ(中性微子)観測装置「カミオカンデ」を廃鉱に建設する際は数百億ウォン(100億ウォン=約10億円)、1995年にニュートリノ検出装置「スーパーカミオカンデ」を建設する際は約1000億ウォン(約100億円)を投入した。日本政府はそのたびに「実験が成功してニュートリノの実体が明らかになればノーベル賞が取れる」と国民に約束した。

この実験は2つとも成功した。カミオカンデの実験を主導した東京大学小柴昌俊名誉教授は2002年にノーベル物理学賞を受賞した。今回受賞した梶田氏は小柴氏に師事し、共にスーパーカミオカンデで実験した。初期の理論研究、持ち前の職人気質で推進した実験、そして政府の全面的な支援という三拍子が適切な時期に行われ、うまくいったのだ。

 一方、韓国の基礎科学はというと、1966年に韓国科学技術研究院(KIST)が設立されたのをきっかけに始まったと言える。それも当時は自動車・機械などいち早く成果を挙げられる産業化基盤研究に力を注いだ。韓国科学技術企画評価院のチャ・ドゥウォン研究員は「ノーベル賞をもらえるほど画期的な研究が必要だという意識が生まれたのは2000年代以降のこと」と語った。

 今も基礎科学研究院(IBS)に建設中の重イオン加速器については議論が分かれている。重イオン加速器ノーベル物理学賞受賞者を十数人輩出し、「ノーベル賞製造機」と呼ばれている。世界最大の基礎科学研究集団である独マックス・プランク研究所のマルティン・ストラットマン理事長は「韓国の科学技術は焦点が研究テーマにだけ当てられている。科学をやるのは人間だということを忘れてはならない」として、成果をすぐに出すことよりも、優れた科学者に時間と自主性を保障すれば、より多くのものが得られると助言した。

李永完(イ・ヨンワン)科学専門記者 , パク・コンヒョン記者


レイム
記事にもあるように、とにかく日本を見て「なぜ自分達が取れないのか」と嘆き、ノーベル賞の数を比較し、日本を見ながら「どうやったら受賞できるのか」を考えたりしているのよ。


マリサ
これなんかおかしくね?
重要なのは「どうやってノーベル賞を取るか」じゃなくて「どんな研究をするか」だろ。
だいたい重イオン加速器を「ノーベル賞製造機」とか何を考えてるんだよ、本末転倒過ぎだろ。


レイム
「どういう研究をするか」という視点で見たらそうね。
でもね、「すぐにわかり易い成果を求める」パリパリ精神のある韓国では、結果とは研究成果の事じゃなくてノーベル賞を受賞する事なの。


マリサ
それじゃノーベル賞を受賞できない研究は価値が無いみたいじゃないか、おかしすぎだろ。


レイム
でも彼らの社会ではそういう「わかり易い権威」に価値があるのよ。
結果「ノーベル賞を取るため」にこんな事をしているわ。

ノーベル賞レベルの研究」 …ソウル大が100億ウォンの顕微鏡導入へ
2013年12月09日10時51分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/198/179198.html

ソウル大が100億ウォン(約10億円)台の最先端顕微鏡を導入する。大学内の基礎科学研究共同機器院(機器院)は2日、「調達庁を通じて競争入札を進行中」と明らかにした。
(中略)
ソウル大はノーベル賞レベルの研究のために装備の導入を決め、昨年4月に理工系教授を対象に装備需要調査をし、この顕微鏡を選定した。


レイム
記事にもあるように、ノーベル賞受賞目的で韓国最高学府であるソウル大額が非常に高価な顕微鏡を購入したり。
この記事で批判されているように、

【取材日記】ノーベル賞シーズンになると憂鬱なソウル大
2014年10月15日07時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/329/191329.html

(前略)
しかし韓国の科学政策は違う道を進むようだ。人文学部のC教授は「韓国の政策は、ノーベル賞受賞者を出すといって可能性がある学者に巨額を集める」とし「さらにノーベル賞を受賞できそうな学者を韓国に迎えようという雰囲気もある」と述べた。ノーベル賞という花を咲かせることができる基本の土壌を作るより、苗木を移して植えるということだ。ノーベル賞はその国の科学が世界的なレベルに発展したという証拠にすぎず、目標にはならない。一つの分野に没頭する研究者が増え、その研究者の熱意を後押しするシステムを構築するのがもっと重要だ。「科学に飽きた」という学生の心がまた科学に向かう時、私たちはノーベル賞を話すことができる。


レイム
ノーベル賞を取れそう学者」に研究費を集めたり、外国から高い報酬を払って学者を迎え入れたりしているのよ。


マリサ
それなんか意味あるのか?


レイム
学術研究としてはほぼ無いわね。
しかもね、この有様なものだから、韓国の科学政策は最初の観光事業と同じで政権や日本が「どんなノーベル賞を取ったか」で次々と変わっていくうえに、すぐに成果が出せないと簡単に飽きてしまうので一貫性も節操も無いわよ。


マリサ
これ、まじめに研究している人がかわいそうすぎだろ。
まあいればだが。


レイム
一応いるわよ。
そう言う人は大抵が外国へ向かうわ。


レイム
しかも理系はまだいいのよ、単に予算が来なかったり注目されなかったりする程度で済むから。
歴史学とかそっち系はもっと悲惨よ、韓国人世論が気に入る歴史観に沿わない結果を出すと、暴力と恫喝による脅迫をうけて場合によっては社会的に破滅させられるのだからね。


マリサ
こわっ!


日韓問題にも関係


レイム
そしてやっとここからが日韓問題になるわ。


マリサ
前フリだけでもうおなかいっぱいだぜ。


レイム
まだ前菜よ、ここからがメインなのに何を言ってるのよ。


マリサ
相変わらず日韓問題はヘビーだぜ。


レイム
それでね、ちょっとたとえ話をするわね。
例えばだけど、18世紀に駿河湾で見た事のない魚がうち上がって大騒ぎになったって記録が新たに出てきたとするわね。


マリサ
まあ駿河湾ってすぐ目の前が深海だし、そこから珍しい深海魚でも流れ着いたんじゃないか?


レイム
日本人の考え方だとそうなるわね。
過去の事例や客観的に観測可能な事実から、「ありえそうなこと」を導き出すわけね。


レイム
でも韓国社会の場合は違うのよ。
パリパリ精神と独特の正しさの概念によって、「自分達が見たいもの」が事実と定義されるから、たとえばだけどこんな事になるわ。


レイム
駿河湾で18世紀に見た事もない魚がうちあげられた、当時の日本人が見た事がないという事は、これはきっとシーラカンスの事だ。


マリサ
いくらなんでもぶっ飛びすぎだろ。


レイム
まあまあ、まだ続きがあるから。
発見されたのがシーラカンスという事は、シーラカンスを世界で最初に発見したのは日本人という事になる、更にここからシーラカンスの起源は日本という説も推定される。


マリサ
何を言っているのかさっぱり解らんが、とりあえず前提の導き方がおかしいのだけは解った。


レイム
要するにね、韓国的価値観では正しさに根拠が必要ないと過去動画で解説したでしょ?
その影響で、願望がそのまま結論に直結される思考をする場合が多いのね。

※過去動画「【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 前編 後編」を参照






レイム
そしてこの願望がパリパリ精神によって色んなステップを飛び越えていきなり事実化して、そしてそれを前提にして次々と別の枝葉に飛躍していくわけね。


マリサ
これじゃそもそも事実が一つもないんだが、流石にこれは極論過ぎないか?
いくらなんでもここまで無茶苦茶とは思えないんだが。


レイム
マリサ、甘いわね。
過去動画で紹介した慰安婦問題を思い出してみて。
あれって今なんで日本と韓国がもめているかといえば、韓国が慰安婦の定義を「軍や国の命令で軍人や官憲が直接的に行った奴隷狩り」と定義して、その法的責任を日本に求めているからでしょ?


マリサ
ああ、確かそうだったな。


レイム
ああいうの、このロジックに基く思考がされているからなのよ。
前提を願望で作り出し、その願望を元に次々と「歴史的事実」を創作してしまい、更にその創作が別の創作の歴史的事実の出発点になる、だからこんなことになっているわけ。


マリサ
あれが実例なのか。


レイム
あとは韓国起源説なんかもそうね。
いずれ紹介する折り紙の韓国起源説なんて、現代韓国でコッカルという帽子が紙で製作されているという話と、道銑国師って人物のエピソードとして、紙が鳥に変わって飛んで着地した場所に玉竜寺を建てたって逸話を飛躍させ、更に日本に渡来した僧侶曇徴(どんちょう)のエピソードを飛躍させ、「日本の折り紙の起源」を主張しているわ。
「絵の具や紙墨をよく作り」とあるから紙も伝えたはずだ、だからこのとき折り紙も伝わったはずだって具合にね。

日本書紀』巻第二十二 推古紀
十八年春三月、高麗王貢上僧曇徴・法定。曇徴知五經。且能作彩色及紙墨、并造碾磑。蓋造碾磑、始于是時歟。

訳:推古天皇十八年(西暦610年)春三月に、高麗王は僧の曇徴と法定(ほうじょう、ほうてい)を貢いだ。曇徴は五経に通じていた。絵の具や紙墨をよく作り、さらには碾磑[1]も作った。思うに、碾磑を作ることは、この時より始まったのだろうか。


マリサ
これじゃ何でもありじゃないか…

今回のまとめ
・韓国ではパリパリ精神と呼ばれる考え方があり、ひたすらせっかちな人が多い。
・パリパリ精神により、韓国ではノーベル賞が目的化している。
・事実関係の検証は軽視され、とにかく見栄えのいい結論に飛びつきやすい。


レイム
そう、まさに「何でもあり」なのよ。
彼らは正しさに根拠を必要としないうえに、パリパリ精神によって「拙速を尊ぶ」傾向にあるの。
結果、地道な検証作業は軽視され、こういう願望が直結したような結論が次々と出てくるわけね。



マリサ
しかも過去動画で解説した慰安婦問題や旭日旗問題、竹島問題なんか見ていると解るが、こちらが根拠を提示してもまるで意味が無いわけだろ?
こんなの話し合い自体が無理じゃないか。


レイム
そう、無理なのよ。
しかも彼らがこのパリパリ精神によって「すぐに結論の出る見栄えが良い形」にばかり拘る限り、同じ事は今後も続いていくし、話し合いをしてもずっと平行線よ。


マリサ
なんだかなぁ。


レイム
そんなわけで今回の本編はここで終わるわ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


大口
ところで、今回の話をすると「拙速は巧遅に勝る」って話が孫子にあるって突っ込みを入れてくる人が出そうだから、この件に触れておくね。

拙速:つたなくても速いこと
巧遅:たくみでも遅いこ


大口
まず結論を最初に書くと、これいわゆるチェリーピッキングの手法だからね。


レイム
というと?


大口
孫子で書かれている事から、文脈の都合のいい部分のみを抜き出しているって事。
要するにこれは単に「出来が悪くても迅速であるほうがよい」じゃないんだよ。


マリサ
実際はどんな話なんだ?


大口
孫子ではね、まず戦は損害が出るからしないほうが良い、理想は戦をせずに勝つことだとして、そういう意味での戦略を重視しているのね。
そのうえで、戦を完全に回避する事など不可能なのだから、いざ戦になるのなら事が始まる前に「勝てる準備をしておけ」と念を押しているの。


大口
そのうえで、戦は長引けばどうやっても損失がでるから、『戦略面の準備』を念入りに行った上で、戦を長引かせるくらいなら「戦術がよくなくても迅速であるほうがよい」としているわけ。


大口
要するに、単に「拙速は巧遅に勝る」じゃなくて、事前段階も含めた戦略で「念入りな準備=巧遅」が出来ていれば、損害を大きくしない目的での「戦術の拙速はいいよ」って話なわけ。


大口
世の中にはこれを勘違いしてね、戦略段階も含めて「全体が拙速でもいい」と思い込んでいる人が結構いるんだよね。
あくまで念入りな準備をしたうえで、長引くと損害が出る場合の「非常手段」の話であって、「そうならないようにする」のが孫子なのにね。


マリサ
なるほどな。
要するにうp主の前回の衛星解説みたいな拙速はダメな例って事だな。


大口
な、ななななななな、何の事を言っているのかな?


レイム
マリサの餃子の件もね。


マリサ
レイムが何を言ってるかさっぱり解らんぜ。


レイム
まあいいわ、そんなわけで今回はここで終わるわね。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~




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