日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【マスコミ問題】2006年のオーマイニュース騒動 前編


本日は2006年に発生した一連のオーマイニュース騒動についての動画になります。


元記事
2006年、鳥越俊太郎氏とOhmyNews Japanが巻き起こした騒動とその顛末





youtube
https://youtu.be/T5ivvwcWF_8


以下は動画のテキスト版になります。

始めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

注意
・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

・「マスコミ問題」ですので、イデオロギーや属性等は一切関係ありません

・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・キャラ崩壊あり

・動画の拙い部分は生暖かく見守ってください、そのうちなんとかします


レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が解説していくぜ。
ちなみに色々詰め込んだ結果前編・後編の二部構成になって、後編がうp主の都合で来週になるそうだぜ。


レイム
またなの?せめて同時投稿にすればいいのに。
ところで、オーマイニュースって、元々韓国発祥のいわゆる「一般人が記者を行い記事を書く」という仕組みのニュースサイトよね。


マリサ
そうだぜ。
日本にはソフトバンクと韓国オーマイニュース合弁会社オーマイニュース・インターナショナル株式会社をつくって2006年に創刊されたわけだな。


レイム
でもここ、北朝鮮との関わりが設立当初から噂されていて、かなり胡散臭いところでもあったのよね。


マリサ
まあ、そのあたりは本編で解説するとして、今回の事例で最も重要なのはこの騒動が「日本のマスコミはネットと相容れない、共存もできない」ということを証明した事なんだぜ。
そのあたりの言及は来週になるがな。


レイム
へぇ~、軽く見ていたけど結構重要な出来事だったのね。


マリサ
まあ詳しくは本編でな。
そんなわけで本編へ行くぜ。


最初からクライマックス


マリサ
まずな、このオーマイニュースの日本版設立は2006年5月に行われたんだが、その直後からネット上では胡散臭がられていたんだよな。


レイム
ああ、それは知ってるわ。
元々ここは盧武鉉大統領当選に大きな役割を果たしたところなんだけど、記事が異様に扇動臭くて、しかも当初から韓国内の親北派が深く関わっているといわれていたのよね。


マリサ
元々韓国では「根拠が重視されない」社会的風潮があって、しかも「扇動に弱い」国民性があったから、一般参加の「市民記者」と呼ばれる人々の中に、北朝鮮工作員が紛れ込んでいるんじゃないかと噂されていたんだよな。


レイム
そうね、しかもオーマイニュースの日本版が開始される2006年8月初頭に、韓国オーマイニュースなど、政権に有利な報道をするメディアを盧武鉉政権が税金で資金援助していた事が発覚して、

韓国政府、経営難の新聞12社に公的資金投入検討
朝鮮日報 2006/08/09
https://web.archive.org/web/20070113203821/http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/09/20060809000057.html

 韓国政府が特定の新聞社に融資する形で支出してきた「新聞発展基金」の運用計画を変更し、そのまま支給する形にしようとしていることが分かった。融資形式で基金を支出してきた新聞社の経営状態が悪く、担保能力がないことが判明したためだ。

 8日、ハンナラ党の鄭鍾福(チョン・ジョンボク)議員が入手した「新聞発展基金運用計画変更案」によると、文化観光部は企画予算処(省庁の1つ)に対し、「(支援対象の)日刊新聞社の経営悪化で、融資事業を進めていくための担保能力があまりにも低くなった。融資事業の規模を150億ウォン(約18億円)から40億ウォン(約4億8000万円)に縮小し、直接支援額を79億7000万ウォン(約9億6000万円)増額する必要がある」と求めたことが分かった。

 この資料によると、増額する79億7000万ウォンのうち43億ウォン(約5億2000万円)は新聞社に支給され、政府が回収することはできない。

 鄭議員は「直接事業費は融資事業費のように回収できる資金ではないため、国民の税金で存続しているメディアを無条件で助けようとするための変更としか言えない」と述べた。

 新聞発展基金は先月4日、総合日刊紙のハンギョレ、京郷新聞、インターネット新聞のオーマイニュースなど12の新聞社を「2006年優先支援対象事業者」に選定し、支援計画を発表した。これに対し「国民の税金を民間企業の支援に使うのは問題だ」との指摘があったが、支援対象の新聞社は「63億ウォン(約7億6000万円)は融資分で、直接支給額は2億ウォン(約2400万円)に過ぎない」と主張していた。

権大烈(クォン・デヨル)記者


レイム
「そもそもここは本当に一般のメディアなのか?」という疑問が提起されていたのよね。
しかもこの当時既にオーマイニュース赤字経営が続いていたしね。


マリサ
それで日本版のオーマイニュース準備ブログが大荒れだったんだが、荒れた原因は他にもいくつかあって、実は編集長になる事が決定していた鳥越俊太郎氏が、7月にITmediaの取材を受けて

ブログでも2chでもない「市民新聞」とは――オーマイニュース鳥越編集長に聞く
ITmedia 2006年07月10日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/10/news052.html

韓国の市民参加型ネット新聞「OhmyNews」が日本に上陸する。一般人の「市民記者」とプロ記者の記事を、1日計200本ほど掲載するメディアで、韓国の市民記者数は4万人。2002年の大統領選では、盧武鉉ノ・ムヒョン)候補の当選に大きな影響力を持ったと言われており、既存のジャーナリズムに匹敵する力を持つとされている。

 3月に設立した日本法人「オーマイニュース・インターナショナル」はOhmyNews初の海外支社。韓国Ohmynewsソフトバンクの合弁で、8月下旬に創刊する日本版の公開準備を進めている(関連記事参照)。

 都内にオフィスに約20人のスタッフが勤務。うち約10人が、新聞や雑誌記者経験者など編集にスタッフだ。市民記者は年内に1万人、最終的には4~5万人程度集める目標。収入はバナー広告から得る計画だ。

 編集長は、ジャーナリストでテレビキャスターとしても知られる鳥越俊太郎さん。鳥越さんに、オーマイニュースの役割や目指す姿を聞いた。

――編集長に就任した理由は?

 韓国Ohmynewsの呉連鎬(オー・ヨンホ)社長から4月に「編集長をやってくれないか」と依頼を受けた。ぼくは昨年12月にがんの手術をしたばかりで、体力的に自信がなく即答できなかった。家族や主治医、テレビ局関係者に相談すると、体に良くないと全員が反対。

 でも、オーさんが言う「市民みんなが記者」という世界に興味がわいた。それが韓国では成功している。日本でも、本格的に成功しているとは言えないかもしれないが、「JANJAN」やライブドアパブリックジャーナリストなどがある。

 市民記者による双方向のメディアは、これまで40年、ジャーナリストとして仕事してきて経験したことのない世界。好奇心が湧き、やろうと決めた。

 「責任ある参加」がキーワード。日本人は、特に政治への参加意識が希薄になっていた。それは税金の源泉徴収システムのせい。税金を払っている意識があまりなく、税金の行方について見届けようという気持ちが出てこない。

 だからこれまでの政治は劇場型だった。小泉劇場がその典型で、政治が自分の生活に関わっているという意識が薄い。しかし21世紀には、劇場型から運動会型変わりつつある。劇場は見ているだけだが、運動会は参加しないと楽しくない。

 そういう変化の中でオーマイニュースが生まれてきた。劇場型に慣れた今の日本人に、市民記者として発言してもらうのは難しいかもしれない。だがこの流れの中で、新聞という“広場”に自ら記事を書く人が増えるのでは、希望的観測だが、そう思っている

 マスメディアのように一方通行ではなく、今までマスメディアに相手にされなかったような市民の声を載せていきたい。子ども学生も、農業をやっている人も町工場の職人も、キャリアも新聞記者も。みんな市民。国民全員が市民だ。

――2ちゃんねる2ch)やブログなど、発言の場はたくさんあるが。

 2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る。日本の社会を良くしたい。日本を変えるための1つの場にしたいという気持ちがある。

 オーマイニュースも、基本的にはブログとそう変わらない。ただブログは基本的には日記。内容は他愛もないことが多く、社会が変わるような発言は少ない。内容が事実である担保もなく、中身の確認はできない。

――市民記者の記事は、事実の確認をしてから掲載するのか。

 もちろん。ただ、記事が100件きたら100件全部裏を取るというわけではない。特定の人物を名指しして批判したり、違法行為を摘発するような記事は、関係者に裏を取る。

――2ch管理人は「情報の真偽は読む人が判断すればいい」と言っているが。

 2chはエンターテインメント、娯楽だからそれでいい。これが報道、ニュースと言われた上で嘘だったら大変なこと。2chを見るときは、あそこには本当もあるかもしれないけど嘘もある。そういうもんだ、と思って見ているから成り立つ。

――市民記者に「記事を書きたい」と思ってもらうにはどうするか。

 「あなたにとって今日の喜怒哀楽ニュースは何かありますか?」と問いかけたい。誰だってその日見たこと、聞いたことで喜怒哀楽のニュースがある。目の前で交通事故があったとか、今日嫌なものを見てしまったとか。市民記者の日常のニュースから、社会全体で考えた方がいいことが見つかれば、専門記者が追加取材する。

 編集部の専門記者が今、米軍再編問題などいろいろ取材している。そういうものに誘発されて、書いてもらえることもあるだろう。

 情報が事実に立脚して伝われば、大きな影響力を持ち、社会を変える力になる。市民が社会を良くしたい、変えたいと思った時に使う場という位置づけができれば、後は自動的に走り出す。ただ最初に走り出す前は、押してやるとかモーターをかけるとか必要になる。記事を書いてもらうための仕掛けは作らないといけない。

――影響力を高めるための策は。

 情報のインパクトだろう。オーマイニュース以外にはどこにも出ていないニュースがあれば、マスメディアが追いかける。韓国でも、そういう風にしてこだまのように情報が駆け抜けている。

 インパクトがある情報を集める方法は、やってみないと分からない。韓国では成功例があり、荒唐無稽な話ではない。ただ、日本の社会と韓国社会の違いがあるから、日本は日本独自の仕掛けや表現のシステムなどが必要だろう。


マリサ
2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る。日本の社会を良くしたい。」とか言い出したものだから、それまでのマスコミ不信の流れもあって「何様のつもりなんだ」と炎上していたんだぜ。


レイム
ああ、ようするに今も続く「ネトウヨ認定」みたいなものね。


マリサ
他にもな、8月に入ると鳥越氏は

にっぽんを思う
毎日新聞 2006年8月1日

(一部抜粋)
「戦争を知らない若い世代が、経済発展した韓国に違和感を覚え、過去にあった差別意識を再生産した。ネットという匿名の場に、ネガティブな感情が噴出している」


マリサ
「戦争を知らない若い世代が、経済発展した韓国に違和感を覚え、過去にあった差別意識を再生産した。ネットという匿名の場に、ネガティブな感情が噴出している」 と、どこかの某共同通信記者の作ったテンプレのごとき記事を毎日新聞に寄稿したものだから、2002年から続いていた韓国への不信感の事もあって、これも批判されたんだぜ。


※動画「【マスコミ問題】共同通信記者「嫌韓」について語る」を参照


レイム
なんかもう、「炎上してください」とでも言わんばかりにこれからユーザーになる可能性のある人達を煽りまくっていたのね。


マリサ
そうだぜ。
それでもな、持論を展開する上での具体的根拠がちゃんと提示されていればそこまでにはならなかったんだが、この手の人達のいつもの論調で、何の根拠も提示せず、都合の悪い情報は全部無視でレッテル貼りだからな、そんな話が受け入れられるわけがなかったんだぜ。


ロケット燃料を投入


レイム
この感じだと、オーマイニュースって準備ブログが一番盛り上がって、その後は衰退していったって感じだったの?


マリサ
当初はそう思われていたんだがな、鳥越氏とオーマイの運営が次々とロケット燃料を投入して、8月28日の創刊後に炎上が大火災に発展したんだぜ。


レイム
これ以上何をしたのよ。


マリサ
まずな、さっきのITmediaの記事で鳥越氏が「2ちゃんはゴミ溜め」と言ったとする件、9月に入ると鳥越氏たちが「一部の」といっただけで全体を指したわけじゃないとクレームを入れ始めたんだ。

新メディア誕生!
OhmyNews 2006-09-02
https://web.archive.org/web/20070221010215/http://www.ohmynews.co.jp/HotIssue.aspx?news_id=000000000617

(一部抜粋)
自身の2ちゃんねるに対する発言について聞かれた鳥越編集長は
 「ごみ溜めと言われれば不愉快に思うでしょう。僕は、実はインタビューのとき、たしか『一部の』と言ったつもりなんだけどね、(記事では)2ちゃんねる全体が全部ごみ溜めみたいになって」と経緯を語り、真意を説明した。

 「現実に僕は2ちゃんねる全体を見たことはないので、全体について言うことはできないわけですよ。僕は一部の書き込みを見ていて、現実にこれはひどいと思った。人間は誰でも恨み、憎しみなどネガティブな感情も持っている。それが匿名でなんでも書けるとなったとたんにパーッと飛び出していく。女子アナのスレッドを見たんですが、ひどいもんだ。ほんとに。ここまで書くかと。これはもう、ごみ溜め以外のなにものでもない。人間の感情のごみを溜めるところだと。僕らは心の中にごみを持っているんです。それを捨てなきゃいけないんだけど、普段は工夫して捨てているんだけど、ネットがあることでそこで捨てちゃう。それが、僕が見て思ったんだけど一部なんですね、全体じゃないんです」


マリサ
「ごみ溜めと言われれば不愉快に思うでしょう。僕は、実はインタビューのとき、たしか『一部の』と言ったつもりなんだけどね」とな。


レイム
それが事実ならITmediaの側に落ち度があるんじゃないの?


マリサ
それがな、ITmediaによると

どの情報を信じますか?
ITmedia 2006年09月04日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/04/news071.html

8月27日~9月2日

1位 楽天証券Wikipediaからの情報削除で謝罪

2位 Windows Vistaはどれだけ「遅い」か?

3位 美少女ゲームは「ゲーム」なのか

4位 写真で見る東芝製「Zune

5位 Zune東芝製――MSが認める

6位 フロンガス規制が効果を発揮――オゾン層が回復中

7位 Intel、11月にデスクトップ向け4コアCPU投入

8位 世界プラズマテレビ市場、松下電器産業がリード

9位 「圧倒的に魅力的」 Blu-ray“決起集会”で国内75タイトル一斉発表

10位 デイリーポータルZ進化論

 先週のアクセストップは、Wikipediaの「楽天証券」の項目で、同社の社員が自社に不利益な情報を削除した、という件に関する記事だった。

 Wikipediaは誰でも編集できる百科事典だが、直接の利害関係者が、自分に有利なように内容をねじ曲げることは、ルールで禁止している。中立的な事実を、自分の利益のために不自然に削除しようとすると、今回のように「炎上」するし、明らかに偏った内容の記述は、別の編集者に削除されることもある。

 その点、個人のブログなら、自分に有利なことを書いても、第三者に削除されることはまずない。マスコミに取り上げられるような有名人なら、自分に不利な報道があった場合、ブログで反論して「火消し」することもできる。

 しかしその報道が事実で、実は「火消し」のほうが誤っているということもありえる。誰が言っていることが本当か探り当てるのは、ユーザーの判断にかかっている。

 正確に報じたはずの記事について、当事者から「火消し」されたという経験が、記者にも2回ほどある。1回めは、今日初公判があった、ライブドア前社長・堀江貴文被告に関連する記事。2回目は、オーマイニュース日本版編集長の鳥越俊太郎氏に関する記事だ。

 昨年1月、記者はライブドアSNSソーシャルネットワーキングサービス)「フレンドパーク」(現在は「フレパ」)の担当者のインタビュー記事を掲載した。その中で「ユーザー増の切り札は、完全招待制の廃止。1カ月後程度には、既存ユーザーからの招待がなくても、ライブドアIDを持っていれば簡単に参加できるようにする計画だ」と書いたのだが、これに対して堀江前社長が自身のブログに「自由参加型にはしない。報道はガセだ」といった内容のエントリーを記した。

 記者がインタビューした担当者は確かに「招待制は廃止する」と言っていた。記事にこう書いても、当社や記者個人には何のメリットもないので、聞いていないなら書くはずがない。取材に同席し、掲載後に内容をチェックしたはずの同社の広報担当者からも、修正依頼はもらっていない。

 結局同サービスは、昨年11月(インタビューの10カ月後)に自由参加型に移行した。

 似たようなことが、9月2日に行われた、市民参加型ネット新聞「オーマイニュース」とブロガーのシンポジウムでも起きた。記者はシンポに出席していなかったのだが、鳥越俊太郎編集長が、記者が書いたオーマイニュースに関するインタビュー記事の内容について「そういう風には言っていない」と語ったようだ。

 当該の記事は、7月10日に掲載した「ブログでも2chでもない「市民新聞」とは――オーマイニュース鳥越編集長に聞く」。この中で記者は、鳥越編集長の発言として「2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る」と書き、これがきっかけともなり、オーマイニュースの準備ブログが炎上した。

 鳥越編集長はこの記述に関して「インタビューのとき、たしか『一部の』と言ったつもりなんだけどね、(記事では)2ちゃんねる全体が全部ごみ溜めみたいになって」と語ったようだ(オーマイニュースの該当記事)。

 だがインタビューの際、鳥越編集長は「一部の」とは言っていない。該当部分のテープ起こしをそのまま掲載する。

 2chはネガティブ情報の方がどちらかというと多い。2ch見ていると罵詈雑言が多い。それはそれで、人間の負の部分のはけ口だから、ごみためとしてそういう部分があっても仕方ない。ぼくらはごみためでは困るので、日本の社会を良くしたい、変えたい。変えるための1つの場にしたいという気持ちがあると思う。

――「一部の」に該当すると思われる表現は、「『どちらかというと』多い」だと思うが、これは記事にも反映している。「罵詈雑言が多い」という表現はやや極端で、無用な炎上につながりかねないと感じたため、記事では削った。それ以外の発言はそのまま掲載している。

 この記事も、同席した広報担当者に掲載後にURLを送信し、掲載確認をもらっているが、内容に関する修正依頼などはなかった。

 誰でも情報発信できるネット時代。発信手段は今後も増え、報道の当事者による発信も増えていくだろう。2ちゃんねる管理人のひろゆき氏は「情報の真偽は読む人が判断すればいい」と語っている。

 あふれる情報の中でどれを信じるべきか――受け手の情報リテラシーが、ますます重要になりそうだ。


マリサ
このインタビューは録音したものを文字起こしした記事なんだそうだが、「一部の」なんてフレーズはどこにもなかったそうなんだぜ。


レイム
要するに、炎上したから後付けの言い訳で火消しをしようとしたと…


マリサ
さらにな、

新メディア誕生!
OhmyNews 2006-09-02
https://web.archive.org/web/20070221010215/http://www.ohmynews.co.jp/HotIssue.aspx?news_id=000000000617

(一部抜粋)
 「現実に僕は2ちゃんねる全体を見たことはないので、全体について言うことはできないわけですよ。僕は一部の書き込みを見ていて、現実にこれはひどいと思った。人間は誰でも恨み、憎しみなどネガティブな感情も持っている。それが匿名でなんでも書けるとなったとたんにパーッと飛び出していく。女子アナのスレッドを見たんですが、ひどいもんだ。ほんとに。ここまで書くかと。これはもう、ごみ溜め以外のなにものでもない。人間の感情のごみを溜めるところだと。僕らは心の中にごみを持っているんです。それを捨てなきゃいけないんだけど、普段は工夫して捨てているんだけど、ネットがあることでそこで捨てちゃう。それが、僕が見て思ったんだけど一部なんですね、全体じゃないんです」


マリサ
鳥越氏は2ちゃん全体は見た事がなくて、いわゆるアナウンサー板の女子アナスレの記事を読んで酷いと思ったと言っていたんだが、ここな、調べてみると超過疎板なうえにセクハラ書き込みばかりでな、「なんでニュース系とかじゃなくてそんなところ見てるんだよ」と、更なる突込みが入ったんだ。


レイム
うわぁ…
それって鳥越氏が「そういう趣味」と思われても仕方が無いわよね。


マリサ
しかも問題はそこで終わらなかったんだぜ。
元々オーマイは「特定の思想に偏っている」と批判されていたんだが、運営側は「そんな事は無い、中立だ」と主張していて、そんななかで所謂「市民記者」によってこんな記事が掲載されたんだ。

インターネット上ではびこる浅はかなナショナリズム
OhmyNews 2006-08-28
http://web.archive.org/web/20070418112346/http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/46

昨年、インターネットの申し子とも言うべきひとつの書籍が発行された。

 ご存知の方も多いとは思うが「嫌韓流」である。

 この本は、第二巻まであわせて、数十万部という売れ行きを記録し、若者を中心とする購入者の考え方に大きな影響を及ぼした。

 筆者もインターネットはよく利用するが、この本の発行は信じられないものであった。

 実際に買って読んでみたが、的確なソースが見当たらない。

 たしかに信憑性のありそうな事象を取り扱ってはいるものの、明らかに韓国のみを一方的に批判する内容であった。

 日本が戦時中行なってきた蛮行や残虐な行為がその原因であることに触れずに、だ。

 最近インターネット上で一部支持されつつある主張のひとつに、太平洋戦争において日本に罪はない、という主張がある。

 これは、日本はアメリカなどの圧力により開戦を余儀なくされたという、日本の侵略責任をすべて放り投げるようななんとも横暴な論理である。

 この一見筋の通ってないような無茶苦茶な論理が、インターネットを利用する若者の間では当たり前の説となっているようだ。

 主にこの主張と思われるのが、悪名高い「2ちゃんねる」である。

 一昨年の電車男や、昨年ののまネコ問題などで、一般人に浸透しかけてはきているものの、未だにその匿名性や不透明性からによるアングラ的要素は存在している。

 この「2ちゃんねる」の、韓国を扱うハングル板(掲示板の単位)や、東アジアに関するニュースを扱う東アジアニュース+板というところでは、香山リカ氏のプチナショナリズムに収まりきらないような、過激なナショナリズムが展開されており、筆者も覗いてみたところ目を覆うような内容の発言ばかりであった。

 こういう板で、韓国や中国を擁護したり、今の日本を批判したりするような書き込みは「ホロン部」と呼ばれ、徹底的な集団的言論攻撃を受けている。
このような集団による一方的な攻撃の存在により、これらの掲示板にはある片方の考え方しか存在しなくなっているのである。

 彼らは日本の再軍備や、アジア諸国との断交なども声高に叫ぶ。

 しかし、果たしてこういった主張をする意味があるのだろうか?

 日本は古くよりアジアの影響を受けてきた歴史があるし、アジアとのつながりなくしては生きていけない国である。

 どう考えても不可能かつ日本を陥れるような発言を次々と繰り返しているのだ。

 これらの掲示板を閲覧したり、書き込んだりしている人は大体10代後半から20代だといわれている。
筆者は、同年代に生きる同じ日本人として、彼らの言論、そしてこの国の未来が心配である。


マリサ
要するに、前年に大ヒットしたマンガ嫌韓流を批判する内容の記事だったんだが、「やっぱそっち方面の記事が優先的に掲載されるんじゃないか」と批判されたんだ。


マリサ
しかもな、記事掲載暫くして記事を書いた本人が2ちゃんねるに現れて、「そういう記事だと掲載され易いって事を証明するための釣りだった」と宣言したものだから、そこで更なる大炎上が巻き起こったわけだ。


レイム
これ、完全に2ちゃんねらーの玩具と化してない?
要するにこれが「とどめ」になったわけね。


マリサ
レイム甘いぜ、「ロケット燃料投下」はまだまだ続いたんだぜ。


レイム
まだあるの????


マリサ
細かいネタはやってるときりが無いので省略するが、8月30日になるとな、なんと鳥越氏の書いた記事についたコメントが何の予告もなく全削除されたんだぜ。


レイム
は?


マリサ
んで、当然2ちゃんねるは完全お祭り状態になってな、こんな感じのスレッドがあちこちに乱立したわけだ。

【韓国】 鳥越俊太郎氏が読者の真摯なコメントをすべて削除 【狗】
https://news20.5ch.net/test/read.cgi/news/1156938129/

1 :依頼:2006/08/30(水) 20:42:09 id:NXRNR2AK0 ?PLT(16849) ポイント特典「異論、反論ドンドン書いて下さい!
 そんな活気のあるメディアにしようではありませんか!!」
http://www.ohmynews.co.jp/InterView.aspx?news_id=000000000083


もう書き込めない。みんなの真摯な意見も全部削除w



マリサ
しかもな、こうなったのには理由があってな。
鳥越氏は自身の記事でこう書いていたんだ。

異なる意見戦う場に~創刊にあたって
OhmyNews 2006-08-28
https://web.archive.org/web/20060901185032/http://www.ohmynews.co.jp:80/InterView.aspx?news_id=000000000083

編集長 鳥越俊太郎

いよいよやって来ましたねぇ、創刊の日が。

 私がオ・ヨンホ代表と最初に会ったのが今年の4月7日。で、その後二度お会いして編集長の役を引き受けると決めたのが4月21日ですから、うーむ、まだ4ヶ月と1週間しか経っていないわけですが、来ちゃいましたねぇ、この日が。

 昨年10月に直腸がんの手術をしてからもまだ11ヶ月弱。体調も整わないままに大役を引き受けてしまってオーマイニュースのスタッフの皆さんにはご迷惑をかけています。でも、市民記者とスタッフライターとの融合による新しい新聞の試みがこうやって出来上がって行くのを見るのはやはりワクワクドキドキするものですね。

 私が予想外だなあと思ったのは市民記者の登録のスピードです。500人とか700人の大台を超えるのが早かったですね。私はもっと控えめに見ていたので皆さんのオーマイニュースに対する思いを改めて思い知った訳です。

 この新聞はもう皆さんがご存知の通り、双方向の情報発信が出来るメディアです。これまでのマスコミは、マス・コミュニケーションという言葉とは裏腹に情報の大量伝達ではあっても、大量に意思を疎通(コミュニケーション)させあうメディアではありませんでした。情報を受け取る側はあくまで受け身でしか情報に接するしかないのが実情でした。インターネットの普及はこうしたメディアの状況を革命的に変えました。市民誰もが記者になれる基礎は出来たのです。

 オーマイニュースの第一の合い言葉は「市民みんなが記者」です。とはいえ、これまで記事を書いた経験もなく果たして記者活動が出来るのだろうか? 先ずは皆がそう思いますよねぇ。何を書いたらいいのかしら?

 確かに新聞記者は少しづつ経験を積んでプロの記者になって行きます。私も記者一年目は何をどう書いていいものやら頭を悩ましていました。書いた原稿をデスクに赤字を入れられる位ならまだいい方で、何度も破り捨てられてクズ籠行きもありました。でも、どうでしょうか、書くという行為は普通の市民なら何らかの形でやっている行為ですよね。

 確かに同じ専門家といっても医者が手術をするように市民が手術をするというのはこりゃ、ちょっとありえませんがね。書くのなら別に事実関係がしっかりしていて文意が分かればいいんじゃないでしょうか?

 だから、市民みんなが記者というのは成立すると私は思います。皆さんが日々日常生活の中で経験したこと、感じたことをニュースとして寄稿して頂ければいいんだと思います。そのために書く時のきっかけとして私は次のようなキーワードを既に提案しました。

 「喜怒哀楽驚恐」

 この6文字のうち何か一つあなたの心の琴線に響くものはありませんでしょうか? 「琴線」はどちらかと言うと感動の場合に使いますが、この六文字で一番エネルギーが強いのはやはり「怒り」ですかね。

 そう、例えば病院で治療を受けたとき、点滴の針がうまく入らず、何度もぶすぶすと腕に針を刺された。患者はこういう時は黙っているものですけど、本当は「どうなってんだよ!!」と怒りの気持ちが膨れ上がっているんですよね。一人の人が例えばこういう経験談をキチンと書いて頂けると、恐らく市民記者の中で同じような経験をしている人、または医療側で点滴問題で頭を悩ませているナースや研修医の方からも「自分の場合」という原稿が編集部に寄せられるでしょう。そうすれば、これをきっかけに日本の医療の現場で今、点滴の状況はどうなっているのか?編集部の記者があらためて取材して問題を整理してくれます。

 このテーマで市民記者からの原稿が量的に質的に深まり、高まればこれで日本の医療最前線の実態を私たちは共有することが出来る訳です。またそこから新たな提案があれば医療の改善に繋がって行くかもしれません。

 オーマイニュースの第二の合い言葉は「責任ある参加」です。

 日本の文化は一言で言うと「均質な文化」です。国民全員が同じ言語、伝統、習慣、風習を持ち、しかも同じような新聞やテレビを見ている。日本村のような状態ですね。だからここでは実名、顔出しで本音を言う文化よりも匿名文化が発達しました。「本音」と「建前」を使い分ける文化ですね。

 これは日本のテレビとアメリカのテレビを比べてみればよく分かりますが、日本ではNHKや民放の報道番組でも事件の証言者が殆ど首なしだったり、モザイクがかかっていたりします。本当は誰が話しているのか分からないのです。これはアメリカのテレビではありえません。日本の番組を参考までにアメリカのABCテレビの友人に送ったことがあるんですが、それは日本の女子高生の援助交際の話だったので全編これモザイクだらけでした。その結果全く使えないということで参考にもなりませんでしたね。

 匿名や首なし映像もどこかで事実の確認と言う担保がなされてればまだいいのですが、それさえない場合はそれは公的なメディアの場で使うには問題ある訳ですね。

 インターネットの世界は匿名文化が花盛りです。私はそれはそれで、そういうものだというみんなの認識でやっているのならいいんですけど、ニュースや情報という事実関係を大事にする場面では匿名は問題を孕んでいます。私たちオーマイニュースはやはり少々ガマンをしても匿名文化を実名文化にかえるべく努力をする時代になったという認識でやって行きたいと思っています。

 言論には言論で、議論には議論で。

 小泉首相靖国参拝に異見を述べただけで加藤紘一議員の自宅が放火されたとみられています。そんな時代に私たちは今、生きています。少なくともオーマイニュースの場では異なる意見がキチンと姿を見せながら戦うところを見たいものです。

 異論、反論ドンドン書いて下さい!
 そんな活気のあるメディアにしようではありませんか!!


マリサ
「言論には言論で、議論には議論で」「少なくともオーマイニュースの場では異なる意見がキチンと姿を見せながら戦うところを見たいものです」「 異論、反論ドンドン書いて下さい!」とな。


レイム
うわぁ…
こんな事書いてある記事のコメント全削除とか、もうギャグの域じゃないの。


マリサ
しかもな、運営側は反応が想定外だったのか動揺しまくってな。

【編集部注】すべての記事の「この記事にひと言」欄は、いっさい規制しておりません。
書き込めないのは、アクセス集中よりつながりにくくなっているのが原因と思われます。
現在、回線増強作業を行っておりますので、ご迷惑をおかけしますがしばらくお待ちください。


マリサ
いろんな言い訳の末にアクセス集中のためにコメント欄が使えなくなったとしていたんだが、そもそも鳥越氏と他いくつかの記事以外のコメント欄は普通に機能しててな、しかもページ自体が全く重くなかったから、鳥越氏への批判コメントを封殺する目的なのが見え見えだったんだぜ。


レイム
ねえ、これ鎮火させたいの?それとも炎上させたいの?
炎上させるためにわざとやってるとしかおもえないんだけど。


マリサ
まあ、本人達は鎮火させるつもりだったんだろうぜ。
傍目には延焼地帯にヒドラジンを撒いているようにしか見えないがな。

ヒドラジン
強い引火性のある無機化合物
ロケットや航空機の燃料として利用されるが、人体に対して強い腐食性を持ち毒物及び劇物取締法により毒物に指定されている。


マリサ
まあ、オーマイ崩壊の原因の8割は明らかに鳥越氏に責任があるんだがな、この後10月になると本家韓国のオーマイニュース北朝鮮に資金援助をしていた事が発覚してな、詳細は後編になるがこれも炎上の原因になったんだぜ。


オーマイニュース北朝鮮に75万ドル提供
朝鮮日報 2006/10/02
https://web.archive.org/web/20061017212604/http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/02/20061002000033.html

 昨年平壌で行われた「オーマイニュース」主催のマラソン大会で、オーマイニュース北朝鮮に75万ドル(約8775万円)を渡していたことが最近明らかになった。

 オーマイニュースは昨年11月23~26日、南側から144人、北側から50人が参加する中、平壌でマラソン大会を開いている。当時、政府はこの大会に8053万ウォン(約1006万円)の南北協力基金を支援した。これまで公開されていたのは、ここまでだった。

 しかし、統一部が1日、ハンナラ党の李海鳳(イ・ヘボン)議員の提出した「オーマイニュース平壌ラソン基金の使用結果検討報告書」(輸出入銀行作成)によると、オーマイニュースは事業費とは別に7億8745万ウォン(当時の為替レートで75万ドル)を北側に提供していたことが分かった。

 報告書には、この75万ドルというのが現金だったのかどうかについては記載されていないものの、オーマイニュースがこの大会を通じて企業協賛金1億7000万ウォン(約2125万円)を受け取っていたことは記載されている。

 オーマイニュースが北側に渡した資金に対し、統一部の関係者は「平壌ラソンの成功のために北側に支援したものと聞いている。事業者側が話をしていないため、われわれも詳しいことはよく分からない」と話している。

 同大会の開催に向け北側と交渉した「南北が共に生きる運動」のイ・ドンヒョン代表(当時オーマイニュース副社長)は「ノーコメント」ととしている。

 なお、イ代表と共に北側との交渉に当たったオーマイニュースのパン某取締役とは、いまだに連絡が取れていない。

キム・ミンチョル記者


レイム
これ、北朝鮮の核開発資金になっていてもおかしくないのよね。

前編のまとめ
・韓国のオーマイニュースが日本に進出したがここは北朝鮮との関係を疑われていた。
・創刊準備段階から鳥越氏が次々と燃料を投下し炎上し続ける。
・創刊後2ちゃんねらーの遊び場化。
・運営によるコメント削除騒動で更に炎上。


マリサ
更にその後に鳥越氏とオーマイ社長のコラボによる「とどめ」が発生したんだがな。


レイム
え?これまだ炎上続くの?


マリサ
北朝鮮の件まではな、その後はエクストリーム鎮火活動によってオーマイ全体が廃墟になって、過疎地化した瓦礫に燃料が投下され続けたんだぜ。


マリサ
そんなわけで次回!
爆風消火開始~そしてみんな瓦礫になった~
乞うご期待!


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


レイム
最後のアレは何よ。


マリサ
知らないぜ、私はうp主に言われた通りに原稿を読んだだけだぜ。


大口
何が起きたのか、断然興味がわくでしょ?


レイム
なんか解るような解らないような…


大口
ところで、前回のこれはナンデスカ?


マリサ
モルゲッソヨに呪われているんだぜ。


レイム
あきらめたら?


大口
やめてくださいしんでしまいます


マリサ
というか、旬が過ぎた死語に付きまとわれるとか、最早ネタにもならんな。
そんなわけで今回はここでおわるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~


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