日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【マスコミ問題】マンガ嫌韓流とマスコミ

今回はマンガ嫌韓流を巡る騒動についてとなります。

元となった記事
2005年、マンガ嫌韓流をなかったことにしようとしたメディア達




youtube
https://youtu.be/YhGFaxVwc8k


以下は動画のテキスト版です。

レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が解説していくぜ。


レイム
あれ?これってどちらかというと日韓問題じゃないの?


マリサ
まあ、韓国でも大騒ぎはされたんだが、日本国内での出来事の方が重要度ははるかに上なんだぜ。
何より日本のマスコミ業界(特に朝日)はこれに関連して色々「やらかした」からな。


レイム
へぇ、そうなんだ。


マリサ
そうなんだぜ。
それじゃ本編へいくぜ。



嫌韓流の衝撃


マリサ
まずな、このマンガ嫌韓流なんだが、元々この作者は2ちゃんねるのメタル板住人だったそうでな、その頃に日本の「韓国報道」に疑問を持ち、色々と調べていくうちに2002年頃にハングル板に行き着いたって経緯があるそうだな。


レイム
あ、元々ハングル板の住人ってわけじゃなかったのね。
たしかうp主もそうよね。


マリサ
まあ、うp主の場合には元々がマスコミ板住人で「全くの無関係」ではなかったわけだから、ハングル板に来た経緯は似ているけど背景は違うかな。


レイム
というか、この頃に韓国に疑問をもって色々と自分で調べて、最終的に2ちゃんねるのハングル板に行き着いた人って多かったのよね。


マリサ
そうだな、ネット上でさえ「本来の韓国の情報」を集められる場所は当時ほぼここしかなかったから、ほんといろんな人が集まってきていたんだよな。
大半は「2002年のサッカーワールドカップでの日本のメディアの報道姿勢」に疑問を持ってだったことも特徴的だぜ。

そんななかで嫌韓流の作者の山野車輪は、この問題提起をネットの外でも行うべく、自身のマンガを出版社に持ち込んだり、自身のHPで公開したりしていたんだぜ。


レイム
今でもそのページ残っているわよね。


ここは、キワモノマンガ家 山野車輪のウェブサイトです。
http://propellant.fc2web.com/index.html


マリサ
そうそう、だから車輪って実は嫌韓流出版前からハングル板では結構有名だったんだぜ。
ただ、あえて言うとそのマンガの内容は既にハングル板では既出のものばかりだったので、「新しさ」は全く無かったけどな。


レイム
じゃあなんであそこまで話題になったわけ?


マリサ
そこが重要で、その事を知るためのヒントも作者のページにあるんだぜ。

2003年7/17~7/21のぐだぐだ日記を編集・一部追加してうPしました。-車輪-
http://propellant.fc2web.com/contents/intro.html

(一部抜粋)
出版社は右よりの主張が出来ないのか?
 この辺の事情を3ヶ所目に回った出版社の編集さんに教えて貰った。どうやら、朝鮮に関する内容について間違った記述をした場合、大阪にある民団か総連かその辺は知らないけど、在日の講習に編集と作家が毎週一回、それを一年間通い続けなければならないというルールがあるそうだ。この編集さんの話ぶりだと拒否出来ないっぽい。冗談じゃない。在日に都合の良い、嘘で塗り固められた講習を受けるのはまっぴらだろう。だから本気で描く場合、作家側が完全に理論武装しておかないと上記の様なことになるらしい。その編集さんの好意で、某右よりの雑誌の編集さんを呼んで貰おうとしたけど編集部にいなかったらしく、深い話は出来なかった。残念。
 それにしても在日という存在は恐ろしい権力を持っているのだな‥‥日本人を虫けらのように思っているのではなかろうか?日本のあまりにも自虐的すぎる歴史観は在日の犯罪を覆い隠している。


マリサ
要するにな、在日韓国・朝鮮人の意に反する内容を出版すると、編集と作者が朝鮮総連だか民団だかに呼び出されて、長期間の「講習」を受けないといけないという仕組みがあったそうなんだ。
んでこれな、当時から「講習という名の糾弾会だよな」と言われていたぜ。


レイム
糾弾会ってあれよね、1人から少数の人を数十人から時には百人近くで取り囲んで、人格否定や罵倒を繰り返して、最終的に自殺に追い込んだり、人格を別のものに変えてしまったりするある種の拷問よね。


マリサ
そうだぜ。
そしてこの車輪の日記によって、日本の「言論の自由」なるものの正体がはっきりしたわけだな。
言論の自由なんてものはそもそも日本に存在しないと。


レイム
あれ?
でもマンガ嫌韓流は出版できたし、作者の人は今でも普通に活動しているのよね。


2018年2月19日21時08分追記

この件に関しては、日記で書かれている内容などから私は目的が「広く周知される事」を防ぐ目的であって、「出版されない事」ではないと判断しました。
そもそも、独裁国家でもない限り出版そのものを封じる事など不可能だからです。

そのうえで、大手出版社に圧力をかけ「出版を躊躇う」状態にしておくことのメリットとして、たとえ小規模出版社が出版し問問題提起されても発行部数が少なく殆どの人の目には触れない上に、詳細さえ知られなければ韓国や在日・韓国朝鮮人への否定的な意見は「差別主義者の右翼」とレッテル貼りと印象操作が可能です。

つまり、小規模な中小出版社などが少数の本を発行しようと、元々は彼らにとって問題が無いうえに、利益よりもリスクが高く「割に合わない」というイメージが保たれていたわけです。

それが、マンガ嫌韓流の出版と大ヒットで、「小規模出版社の本」が宣伝もなしに大ヒットし、このカテゴリーは既存の出版物のセオリーと関係なく売れ、しかも相当な需要がある事が判明、レッテル貼りと事実上の脅迫によって「多数目に触れない事」を成立させ、出版社に「割に合わない」と思われていた固定観念が崩壊、元々「出版全てを監視」できておらず、「そういうイメージ」を植えつけていたシステムそのものが「成り立たなくなった」というわけです。




マリサ
そこがマンガ嫌韓流の重要なところなんだぜ。
車輪は当時成人向けのマンガなどを出版してた晋遊舎という無名の出版社からマンガ嫌韓流を出版したんだが、ここは無名の零細だったので「言論弾圧の手」が及んでいなかったんだぜ。


マリサ
しかもだ、本来無名で成人向けの本ばっか出版していたところの本が発売1ヶ月で30万部という大ヒットを飛ばしたものだから、出版界の言論弾圧の仕組みそのものが崩壊してしまったんだぜ。


レイム
あー、そういうことね。
それまで大手出版社を押さえ込んでおくことで成立していた言論弾圧のシステムそのものが、セオリー完全無視の大ヒットによって仕組みそのものが成立しなくなってしまったわけね。


マリサ
そういうことだぜ。
マンガ嫌韓流の価値は内容よりも「仕組みをぶっ壊した」事にあるわけだ。
以後、韓国や北朝鮮への批判本は出版界で当たり前になったからな、この事での車輪と晋遊舎の功績はでかいぜ。


ヒットの原因


マリサ
2005年7月26日に出版されたマンガ嫌韓流は、文字通り出版業界の黒船となったわけだけど、実はこのマンガがヒットした背景には日本のメディア報道、特に朝日新聞が大きくかかわっているんだぜ。


レイム
どういうこと?
朝日なんてそれこそ言論弾圧の中心的存在みたいなものでしょ?


マリサ
まあそうなんだが、発端は朝日新聞に掲載されていたアマゾンの書籍ランキングなんだぜ。



マリサ
当時アマゾンの予約ランキングで嫌韓流は結構話題で和書総合1位になっていたんだが、朝日に掲載されていた和書総合ランキングにはなぜか反映されていなかったんだ。


マリサ
それどころか、7月11日~7月17日総合ランキングから、その前には無かった「※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。」という注釈が付くようになったんだ。

Amazon.co.jp(和書総合、7月11日~7月17日) 7月23日更新
https://web.archive.org/web/20050727000103/http://book.asahi.com/ranking/TKY200507230145.html

 経済のニュースを一般向けに解説した「細野経済シリーズ」がミリオンセラーとなった著者の最新刊、『細野真宏の世界一わかりやすい株の本』が第1位に。トップ10のうち8冊は経済関連書籍。残りの2冊は上半期のベストセラー、復刻版『ちびくろ・さんぼ』と韓国ドラマ関連書籍。

※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。

1位 細野真宏の世界一わかりやすい株の本
2位 世界一読みたかった お金の聖書(バイブル) 幸せで豊かになる力が、絶対身につく本
3位 ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
4位 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
5位 私の財産告白
6位 ちびくろ・さんぼ
7位 小倉昌男 経営学
8位 人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン
9位 人生計画の立て方
10位 韓国ドラマ・ガイド 宮廷女官 チャングムの誓い 後編 教養・文化シリーズ―韓国ドラマ・ガイド


レイム
これ「総合ランキング」よね?
和書の定義にマンガが含まれていなかったとかじゃないの?


マリサ
そんな事は無い上に、そもそも嫌韓流ってカテゴリーはマンガじゃなくて「ムック本」だったからな、マンガは含まれていなくても本来ランキングには乗るはずなんだぜ。


マリサ
しかもだ、10位の「韓国ドラマ・ガイド 宮廷女官 チャングムの誓い 後編 教養・文化シリーズ―韓国ドラマ・ガイド」ってムック本だぜ。


レイム
これはひどい


マリサ
しかもその次の週になると「スイス政府編『民間防衛』が英国同時多発テロ地震などの影響で3位に。」とあるんだが、この民間防衛が何故売れたかというと、嫌韓流と一緒に買う人が多かったからなんだぜ。

Amazon.co.jp(和書総合、7月18日~7月24日)
https://web.archive.org/web/20050801180530/http://book.asahi.com/ranking/TKY200507300200.html

 ビジネス書ベストセラーの常連、神田昌典の1年ぶりの新刊『人生の旋律』が第1位。スイス政府編『民間防衛』が英国同時多発テロ地震などの影響で3位に。9位の『フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?』は若者に人気のライトノベル。TVアニメ化の影響で幅広く読者を増やし、トップ10にランクインした。

※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。


レイム
なんかこう、隠そうとすればするほどドツボにはまっていくのが物凄くわかり易いわね…


マリサ
更にその翌週にも「テロや地震の影響で『民間防衛』など防災対策の書籍にも関心が高まっている。」とかやっていたものだから、最早必死すぎてネット上で嘲笑の対象になっていたんだぜ。

Amazon.co.jp(和書総合、7月25日~7月31日)
https://web.archive.org/web/20050807234858/http://book.asahi.com/ranking/TKY200508060133.html

写真を豊富に使って、性教育本をわかりやすく解説した『ラヴァーズ・ガイド』が、警視庁から修正警告を受けたというニュースの影響で逆に人気が集中した。『細野真宏の世界一わかりやすい株の本』『なぜか日本人が知らなかった新しい株の本』など、初心者でも手に取れそうな株関連書籍が人気を集めている。また、テロや地震の影響で『民間防衛』など防災対策の書籍にも関心が高まっている。

※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。


レイム
もうあれね、朝日はそろそろ「ごめんなさい」するべきね。


マリサ
これだけだと思うか?


レイム
まだ何かやらかしたの?


マリサ
更にその次の週になるとな、新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論が6位にランキングしたんだが、これアマゾンのジャンルわけで「コミック」なんだぜ。

Amazon.co.jp(和書総合、8月1日~8月7日)
https://web.archive.org/web/20051210122106/http://book.asahi.com/ranking/TKY200508130115.html

1位の『富を手にする「ただひとつ」の法則』は、独自の成功哲学を構築したウォレス D. ワトルズの代表作として、1世紀にわたり読みつがれてきた幻の書。2位の『震災時帰宅支援マップ 首都圏版』は、東京直下型の震災時に、自宅まで歩いて帰るために利用できる地図。8位の『民間防衛 新装版』といい、世相を反映して、テロ攻撃や災害から身を守るための本が売れている。3、4位には株の入門書がランクイン。

※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。


マリサ
しかも「※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。」という注釈はそのままだったものだから、余計に必死さが笑いを誘ったんだぜ。


レイム
ねえ、もしかして朝日はわざとやってる?
こんなのもうギャグでしょ。


マリサ
これだけだと思うか?


レイム
え?


マリサ
更にその翌々週になるとな、何の説明もなしに除外していた嫌韓流とマンガ中国入門をランキングに入れ始めたんだ。
「※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。」って注釈そのままでな。

Amazon.co.jp(和書総合、8月15日~8月21日)
https://web.archive.org/web/20050923094303/http://book.asahi.com/ranking/TKY200508260242.html

 歴史書が多数ランクイン。『新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論』は小林よしのり靖国問題を斬る“靖国論”。『成功の女神に好かれる人嫌われる人—努力しなくても成功する人努力しても成功しない人』は実業家として成功した著者が、自らの経験から「成功の女神」に好かれるコツを説いている。白洲正子の夫で、GHQと激しく対峙しながら、日本の早期独立と経済復興に貢献した白洲次郎の評伝『白洲次郎 占領を背負った男』もランクイン。※Amazon.co.jpからのおことわり:これまで漫画のタイトルにつき除外しておりました『マンガ嫌韓流』と『マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究』を今回よりランキングに含めております。

※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。


レイム
ちょっと待ってよ「Amazon.co.jpからのおことわり」ってなに?
なんでアマゾンのせいになっているわけ?もしかして除外していたのが本当にアマゾンだったの?


マリサ
その可能性は限りなくゼロに近いぜ。
なぜかというとな、同じ時期の産経のアマゾンランキング和書総合にはちゃんと嫌韓流もマンガ中国入門も入っていたからな。


レイム
ああそうか、同じアマゾン『和書総合』のランキングなら、朝日にも産経にも同じデータがアマゾンから送られているはずだしね。


マリサ
そういうことだぜ。
それでだ、こんなグダグダな事をやらかしたら、「悪乗り大好き2ちゃんねらー」が黙っているわけないよな。


レイム
あ、もしかして…


マリサ
そのもしかしてだぜ。
この朝日のグダりっぷりを見た当時の2ちゃんねらー達が、面白がってマンガ嫌韓流を買いまくったんだぜ。
1000円で何ヶ月も弄れる「玩具」だからな。


マリサ
もちろん、2002年からの韓国関連のマスコミ報道への不満からってのもあったんだが、一番の原因はこれだぜ。


レイム
その結果が1ヶ月で30万部の大ヒットで、ついでに出版業界のタブーや悪習すら崩壊させたって事?
バ、バカバカしすぎる…


マリサ
つまりだ、現状があるのは朝日の「お陰」でもあるってことだな。
朝日はこの事誇ってもいいぜ。
みんなも「言論の自由」を守ってくれた朝日さんに感謝しないとだめだぜ。


全部グダグダ


マリサ
それでだ、こうしてマンガ嫌韓流はベストセラーとなったわけなんだが、その後もいろんなところでグダりっぷりが発揮されたんだぜ。


マリサ
例えばだ、嫌韓流には剣道の韓国起源説が紹介されていたんだがな、この起源主張の詳細はいずれ別の動画でやるとして、これに反論する人達が現れたんだ。


レイム
反論って、でも起源主張をしていたのは事実でしょ?
何を反論するの?


マリサ
当時な、韓国の側に立つ人達は「そんな事を言っているのは一部のおかしな人達だけで大韓剣道会は起源主張をしていない」とか、「剣道の起源なんて主張していない、差別主義者がデタラメを言っているだけ」とか反論していたんだ。


レイム
あれ?そうだっけ?


マリサ
まず最初の件なんだが、元々していたうえにその1年後に「大韓剣道会の公式ページ」でこんな起源主張がされているぜ。

KOREA KUMDO ASSOCIATION(韓国語)
http://www.kumdo.org/deahan_kumdo/d-kumdo1-4.php

(一部抜粋)
これらの刃物の機能と技器が後代に日本に伝播されて、今日剣道の母胎となったのだから、これは誰も否定しない歴史的事実だ。 たとえ近代数百年間、私たちをきちんと守らないまま武を敬遠して刃物についておろそかにしながら自愧に浸漬したが、中国での「武備志」に紹介された唯一の剣法である<朝鮮勢法>と現存する世界最古の剣法である<本國劍法>は、世界剣道界に大きな光となっているのだ。


レイム
やっぱ起源主張しているじゃない。
「これらの刃物の機能と技器が後代に日本に伝播されて、今日剣道の母胎となったのだから」とか書いてあるし。


マリサ
あと後半は単なる論点のすり替えだぜ。
韓国でこの手の起源主張をしている団体は、どれも「近代に朝鮮由来の剣術をスポーツ化して一般化したのが日本で、それが剣道だ」とか言っているから、「”剣道の起源”なんて主張していない」とやっているわけだ。


レイム
それ、蕨手刀から始まる日本刀の歴史を無視しているうえに、結果的に剣道の起源の起源を主張しているってだけじゃない。
そもそも武備志で言及されている「朝鮮勢法」って両刃の直剣の「剣舞」でしょうに。


マリサ
そうだぜ。
マンガ嫌韓流で話題にされた事で、こうやって韓国の側に立つ人達の「胡散臭さ」も目立つようになったんだぜ。


マリサ
あと他にも大阪市立大学朴一教授って人が「『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ―まじめな反論 不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を!対話と協力で平和を!!」って本を出版したんだが、「出版当日」にこの本のデタラメっぷりが次々と列挙されて、むしろマンガ嫌韓流の内容の補強になったって事例もあるぜ。


マリサ
どれだけこの本が酷かったかは、この本のアマゾンの書評のとこを見れば解るぜ。
何せ、嫌韓流で出典が明記されている内容を「出典すらない」とか批判している有様だったからな。


レイム
もうね、なんか「ヤブヘビ」って言葉以外に出てこないわね。
こんな事になるなら何もしないほうがマシでしょうに。


マリサ
他にもな、あれだけマンガ嫌韓流でグダった朝日なんて、翌年の正月の記事でこんな事を書いてな、「恥の上塗り」をしているんだぜ。

武士道をどう生かす 2006謹賀新年
朝日新聞 2006年1月1日
https://web.archive.org/web/20060103074801/http://www.asahi.com/paper/editorial20060101.html

 明けましておめでとうございます。

 今日はこの言葉が日本中を行き交っていることだろう。

 正月がめでたいのは、気分新たに幸せが来そうな気がするから。英語で「ハッピー・ニューイヤー」、中国語では「新年快楽」や「新年愉快」。この気持ちは世界に共通のようだ。

 あなたの願いは何だろう。入試、就職、恋愛、仕事、健康、平和……。みなさまの幸せを心からお祈りしたい。

 ところが困ったことに、幸運は平等にはやってこない。スポーツに勝者と敗者があるように、我が身の幸せはしばしば他人の不運と重なり合う。

 昨年は郵政民営化で勝者と敗者が明暗を分けた。織田信長を好む小泉首相は気迫で総選挙の勝負に出ると、造反派のもとに「刺客」を送る非情さも見せた。

 内外のいらだち

  「戦国武将に比べれば、いまの権力闘争などなまっちょろい」

 甘えやもたれ合いの時代が去ったからこそ、これが余計受けたのか。いまは能力や成果を争う「競争」の時代だ。

 しかし、それはちょっと嫌な言葉も生んだ。「勝ち組」と「負け組」である。

 IT事業や投資ブームの波に乗ったリッチな人々。一方で倒産、失業、リストラ。正社員は減り、フリーターやニートが増える。所得の差は広がり、自殺者は空前の水準。競争と二分化によって生まれる社会のいらだちは、これからの大きな課題に違いない。

 そんな折、この国の近所づきあいがすっかりこじれたのは偶然ではないかもしれない。日中も日韓も首脳間の信頼がこれほど壊れてしまうとは……。

 大きな火種は小泉首相靖国神社への参拝だ。悪いのはそっちだ、いや、そっちの方がおかしい。子供のようなけんかは歴史の歯車を逆転させ、せっかく緒についた「東アジア共同体」の機運にも水を差してしまった。

 昨春、北京や上海で暴力騒ぎになった反日デモのように、中国や韓国には荒々しいナショナリズムが横たわる。中国の強権的な支配や軍事力膨張の不気味さなども厄介で、こちらがきちんともの申すべき点は少なくない。

 他者への哀れみは

  だが、それだけに身をただすべきこの日本は、どうだろう。

 「牙を剥(む)く中華帝国

 「反日国際ネットワークを粉砕せよ」 まるで戦争前夜のような見出しが一部の大手雑誌に毎号のように躍る。呼応するかのように有力政治家も寄稿する。

 空前の韓流ブームは救いだが、一方で『嫌韓』の言葉を冠した漫画が何十万部も売れている。インターネットにはさらに激しい言葉があふれる。冷静さを欠いた言論は、まるで国内のいらだちを外に吐き出しているかのようだ。

 「外国の干渉を許すな」と、首相の参拝を支持する人々の声もとかく勇ましい。郵政問題を武将の流儀で押し切ったように、ここでも強気で押してこそ国家のリーダーだ、といわんばかりに。

 そういえば少し前、映画『ラストサムライ』のヒットもあって、ちょっとした「武士道」ブームが起きた。忠義のため命を捨てる潔さがたたえられがちだが、その本質は決して好戦的ではない。

 1世紀ほど前、新渡戸稲造は英語で出版した名著『武士道』のなかで、「いつでも失わぬ他者への哀れみの心」こそサムライに似つかわしいと書いた。弱者や敗者への「仁」であり、「武士の情け」「惻隠(そくいん)の情」のことである。

 最近では数学者の藤原正彦氏がベストセラー『国家の品格』でそうした側面を強調し、武士道精神の復活こそ日本の将来のカギを握ると唱えている。

 ならば「武士道精神に照らし合わせれば、これはもっとも恥ずかしい、卑怯(ひきょう)なこと」(藤原氏)だった日中戦争に、いまだけじめがつかないのでは話にならない。あの時代、アジアでいち早く近代化に成功した「勝ち組」が「負け組」に襲いかかったのがこの戦争だった。

 靖国神社はその軍部指導者までたたえて祀(まつ)っている。そこに、中国などの神経を逆なでして首相が参拝し続けるのは、武士道の振る舞いではあるまい。参拝をはやしたてる人々もまたしかりだ。

 品格を競いたい

  いま「60年たっても反省できない日本」が欧米でも語られがちだ。誤解や誇張も大いにあるが、我々が深刻に考えるべきはモラルだけでなく、そんなイメージを作らせてしまう戦略性の乏しさだ。なぜ、わざわざ中韓を刺激して「反日同盟」に追いやるのか。成熟国の日本にアジアのリーダー役を期待すればこそ、嘆く人が外国にも少なくない。

 中国の急成長によって、ひょっとすると次は日本が負け組になるのかも知れない。そんな心理の逆転が日本人に余裕を失わせているのだろうか。だが、それでは日本の姿を小さくするだけだ。

 武士道で語られる「仁」とは、もともと孔子の教えだ。惻隠の情とは孟子の言葉である。だからこそ、子供のけんかをやめて、大国らしい仁や品格を競い合うぐらいの関係に持ち込むことは、アジア戦略を描くときに欠かせない視点である。秋に新たな首相が選ばれる今年こそ、大きな転換の年としたい。

 ことは外交にとどまらない。

 国民の二極分化が進む日本では、まだまだつらい改革が待っている。競争や自助努力が求められる厳しい時代だからこそ、一方で必要なのは弱者や敗者、立場の違う相手を思いやる精神ではないか。隣国との付き合い方は、日本社会の将来を考えることとも重なり合う。

 自分の幸せを、少しでも他者の幸せに重ねたい。「新年愉快」ならぬ「年中不愉快」が続いては困るのだ。


レイム
無かった事にしたりヒットした事を認めたり、もう一貫性も何もないわね。


マリサ
だろ?
しかも内容批判が一切無いのも特徴で、むしろ朝日が「内容批判できません」と認めたようなものだったんだぜ。

今回のまとめ
マンガ嫌韓流は内容よりも「出版した事」に意味があった。
・ヒットの背景には朝日新聞の『功績』があった。
・みんなグダグダ


レイム
これってさ、もしかして韓国の側に立つ人達が自滅しまくっていたって事じゃないの?


マリサ
そうだぜ。
今まで言論弾圧のシステムによって何とかやってこれていただけの人達が、そのシステムのバックアップがなくなったら一気にグダったってだけの事なんだぜ。


レイム
マンガ嫌韓流ってほんと社会的な影響が強かったのね。


マリサ
そういう事になるな。
そんなわけで今回の本編はこれで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


レイム
なんかね、嫌韓流に関連して韓国が蜂の巣をつついたような状態になったことや、そこで色々とグダグダなことがおきていたのは知っていたけど、日本国内でも凄い事になっていたのね。


大口
まあ、元々彼らは「反論が来る事自体を想定していなかった」からね、それに慣れきった人が「ハングル板の空気」をそのまま実社会に持ち込んだ山野車輪に対抗することができなかったってだけなのさ。


マリサ
ある意味で自然淘汰の始まりだったってだけだよな。
ところでうp主、結局ブログの方で例の像について触れていたじゃないか、「深淵」だから触れないんじゃなかったのか?


大口
あれね、そもそも表現自体をかなり抑えているうえに、ビジュアル的なものが重要なのに一切画像とかは使用していないでしょ?


レイム
そういえばそうね、なんで?


大口
やったら規約違反で消される可能性があるから。


レイム マリサ
あ…


大口
正直言って、どこまでやっていいのかのボーダーがわからないんだよ、だから実際のところ深淵そのものにはあの記事でも触れていないし。
そもそも、あの内容すら動画でやったらyoutubeでもニコニコでも一発アウトの可能性あるしね。


マリサ
あー、なるほどな。
じゃあ動画でやるのは無理ってことだな。


大口
そうだね、ブログのあの記事くらいが限界かな。


マリサ
そんなわけで今回はここで終わるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~



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