日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【マスコミ問題】TBS初音ミク事件


今回は先月31日が「初音ミク10周年」だったという事で、タイトルにもあるTBS初音ミク事件を扱っていきます。




youtube
https://youtu.be/riYmhoU464o


以下は動画のテキスト版です

レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が解説していくぜ。


レイム
ところで、今回は2007年の事件を扱うらしいけど、時系列で進めるなら今回は2003年の出来事じゃないの?


マリサ
それなんだが、動画の最後にうp主が詳しく説明するが、なんか今頃になってうp主が「初音ミク10周年」だったことを知って、急遽この話題を選んだそうだ。


レイム
ふーん


マリサ
ま、明らかに便乗なんだが詳しくは最後にうp主が説明するそうだ。
そんなわけで本編へいくぜ


初音ミクについて


マリサ
まず、まあ知らない人はあまりいないとは思うが、一応初音ミクについてざっと説明するぜ。
ヤマハが開発した音声合成技術を使用し、人の声をサンプリングして作られた製品の総称を「ボーカロイド」、また他の呼び方としてボーカルシンセサイザーなんてのもあるぜ。
初音ミクもこのボーカロイドのひとつってことだな。


レイム
要するに人の声で「演奏する」ことが出来る「楽器」ってこと?


マリサ
まあ広義ではそうなるな。
んで、製品としては2004年頃からあったんだが、初音ミクの特徴的なところは単なる「ソフト」ではなく、そこにキャラクター付けをして「キャラクター・ボーカル・シリーズ」として2007年8月31日に発売されたという経緯があるわけだ。


マリサ
発売元のクリプトン・フューチャー・メディア公式ページによると、このようなキャラクターとなっているぜ。


   Crypton Future Media
https://ec.crypton.co.jp/pages/prod/vocaloid/cv01

ポップでキュートなバーチャル・アイドル歌手。

バーチャル・シンガー『初音ミク』は、声優「藤田 咲」さんが演じるポップでキュートなキャラクター・ボイスを元に作り上げられた、ボーカル・アンドロイド=VOCALOIDボーカロイド)です。

CV:藤田 咲

プロフィール
初音ミク』の歌声は、80年代から最新まで多彩なアイドル・ポップスを中心に、さまざまなポップ・ソング~バラード・ソングを歌い上げ、またキュートな声によるアニメソングなども得意としています。彼女の声質はとてもチャーミングで、伸びやかに天まで昇るような高音域、清楚で可憐な中高音域がとても魅力的。まるで可愛らしいアイドル歌手を、自宅スタジオでプロデュースしているかのような感覚を味わえるでしょう。


キャラクター プロフィール 得意なジャンル 得意なテンポ  得意な音域
初音 ミク    年齢:16歳  アイドルポップス/70~150BPM  A3~E5
        身長:158cm  ダンス系ポップス
        体重:42kg                 


レイム
この感じだと、「楽器」から「キャラクター」になったって感じね。


マリサ
そうそう。
そしてそのキャラクター付けが成功し、また2007年9月20日にika氏がニコニコ動画に投稿した曲、【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】が大ヒット、ここからその後に続くボーカロイドブームが始まったんだぜ。


【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】



TBSによる初音ミクユーザーバッシング


マリサ
こうして順調に人気が出て、様々な曲が投稿されるようになった2007年10月14日、
TBSの番組「アッコにおまかせ!」において初音ミクが取り上げられる事となったんだが、ここで問題が発生したわけだ。


レイム
どんな問題?


マリサ
番組内のコーナー「おまかせ!ルーキーワード」で紹介されたんだが、最初は普通に初音ミクとは何かについて紹介しており、開発元のクリプトンのインタビューなどもあったのだが、暫くして何か空気がおかしくなりだして、ナレーションも若干バカにしたような感じになってきたんだぜ。


レイム
バカにするってどんな感じで?


マリサ
初音ミクのユーザーの紹介に移って紹介された2人が曲を演奏しだした頃から、曲のモチーフとなった対象が「小学校5年生くらい」と答えると、ナレーションが「はーん、小学校5年生くらい」と露骨にバカにした論調になり、「三次元には興味が無いんで」というコメントを紹介したりし始めたんだぜ。


レイム
これは確かにおかしいけど、テレビの前で実質ロリコンである事を発言したら馬鹿にされても仕方がないし、そんなの答えるほうもおかしいのでは?


マリサ
まあそうなんだがな。
さらにだ、その後は室内にある初音ミクとは全く関係のない何かゲームかアニメのポスターの話題に移り、そこからいわゆる「二次元嫁」の話に移りだしたんだぜ。


レイム
これ何の紹介のコーナーだっけ?


マリサ
見ての通り完全にオタク叩きの様相を呈しているよな。それでだ、この人物がライブで女装している事をネタにし始め、ナレーションだけではなく、スタジオからの笑い声も入るようになり、職業がコンビニのアルバイトだと答えると「う~ん、ご立派ですねぇ~」と露骨に見下すナレーションが入って、最後にはレギュラーの和田アキ子峰竜太、またゲスト達が、インタビューを受けた2人の趣味を嘲笑して終わったんだぜ。



レイム
まあ、たしかにかなりやり方が陰険だし気分の悪くなる「構成の内容だけど、こんなのインタビューを受けたほうも受けたほうじゃない?


マリサ
まあそうなんだがな、その辺りは後ほど説明するとして、この事態を受けて発売元であるクリプトンの公式ページに様々な問い合わせが殺到、社長の伊藤博之氏が番組側に問題があったとしながらも、ユーザーに不愉快な思いをさせてしまったとお詫びする自事態になったんだ。

10月14日のテレビ放映に関しましてご報告とお詫び
SONICWIRE 2007年10月15日
http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/10/1014_1.html

いつも本ブログ、弊社のDTM関連製品をご愛顧いただき本当にありがとうございます。遅ればせながら、本ブログでご挨拶させていただきます。クリプトン・フューチャー・メディア株式会社代表の伊藤と申します。

さて10/14日放送のTBS様「アッコにおまかせ」内のコーナー"教えて!ルーキーワード"にて、「初音ミク」という"言葉"をピックアップいただきましたので、弊社社員が事前に弊社側で用意した原稿を元にコメントさせていただきました。

また、mixiコミュニティを運営されているtask様には、局側で出演依頼の上ご協力いただいておりましたので、コミュニティ内における「初音ミク」の拡がりについてのお話しを放送いただけるものと思っておりました。

しかし、フタを空けると、こちら側で伝えたかったコメントの代わりに、取材時に制作サイドに誘導されて発したコメントが使われる始末。

また「初音ミク」の本領を発揮する歌声が殆ど紹介されないという、本当に残念な内容。。。放送内容から明らかな様に、番組制作された方は「初音ミク」及びVOCALOID製品が何であるか?CGMに及ぼすインパクト(更に言うと、プロシューマ層が織り成すピアプロダクションやらR/W可能なメディアに対する新たな広告モデルの萌芽など言い出したらキリがありませんが)について、当初から"興味がなかった"し"愛着もなかった"のだと思います。

むろん、今回の放送について、番組制作サイドに問題はあったと思います。
(後略)


マリサ
またこのときのお詫び記事によると、TBS側は事前にクリプトン側で用意したコメントを全て無視し、TBS側で誘導した内容だけを映像で使っていたようなんだぜ。


レイム
それってつまり、開発もとのインタビューも会社側で意図した内容じゃなかったってこと?


マリサ
そういう事になるな。
恐らく「解り難いから」とか何度も注文をつけてあの回答へ誘導したんだろうぜ。
テレビ局や新聞社が良くやる手口だぜ。
出演した「オタク」の2人もその手口でやられたんだろうな。


問題の本質は何か


レイム
要するにこの事件は、TBSが初音ミク特集にかこつけて面白おかしく「オタク叩き」をやった結果、クリプトンや初音ミクがその犠牲になったって事件でいいのかな。


マリサ
世間ではそう言われているし、そもそも当時から初音ミクを使用して楽曲を作っている人はもっと紹介し易い「普通の人」も沢山いたわけだから、TBSが「叩きやすい社会的に弱い立場の相手を狙った」のは明白で、これは要するに「陰険なイジメの構図」だからな。


マリサ
ちなみに余談になるが、初音ミクは当初はいわゆる既存の曲のカバーを歌わせる動画が多かったんだが、次第にオリジナル曲が増えていったんだぜ。
現存する最も古いオリジナル曲は、2007年9月9日にニコニコ動画に目玉P氏が投稿した「初音ミクにオリジナル曲を歌わせてみたその1 (迷惑なあなた)」だな。
ちなみにyoutubeにも本人が同年11月に投稿しているぜ。


初音ミクにオリジナル曲を歌わせてみたその1 (迷惑なあなた
初音ミク版 迷惑なあなた Full 版


マリサ
この事例から見ても、TBSが「意図して叩きやすい、わかりやすいオタクを狙った」のは明白だな。
でも問題の本質はそこじゃないんだ。


※このほかに同時期googleなどの検索エンジン初音ミクを検索しても、一切画像が出てこない「初音ミク削除騒動」がありましたが、この件は詳細情報が無くほぼ憶測になってしまうためこの動画では扱いません。


レイム
他に何かあるの?


マリサ
クリプトンの社長のコメントにもあるように、番組の趣旨は明らかに「オタク叩き」だったにも関わらず、取材相手を「初音ミクの特集をする」と『騙して』いた事なんだぜ。


レイム
あー、そうか。
そもそもあんな有様になるとわかっていて、それで取材を許可するわけないものね。


マリサ
この件の問題の本質は取材相手を騙した事と、結論ありきで取材をし、自分達の望む結果に取材相手を言葉巧みに誘導したってことなんだぜ。
要するにやってる事が詐欺師そのものなのさ。


レイム
なるほどね。
詐欺師って言葉巧みに被害者を騙して利益を得るわけだから、TBSのやった事はまさにその通りね。


レイム
でもこれ、TBSの”バラエティー番組”のスタッフが問題あるってだけで、厳密には「マスコミ問題」じゃないのでは?


マリサ
そこが重要で、この問題この件に限らずテレビ局や新聞社がどこも頻繁にやらかす行為なんだぜ。
要するにだ、テレビ局や新聞社は、頻繁に取材相手を騙したり都合のいい方向へ誘導して言質を取ったり、そんな事をやってるってことだ。


レイム
は?
それってテレビ局や新聞社が詐欺師そのものみいたじゃない、ちゃんと証拠はあるの?


マリサ
例えばだ、NHKのシブ5時が2015年12月に行った事例では、プロゲーマーの展望などを取材するとしてプロゲーマーに接触し、実際には「ただのゲーム批判企画になっていた」事例とか

NHK、プロゲーマー集団を「偏向報道」? 放送後に「謝罪」、「名誉挽回」の再取材も約束
J-CAST 2015/12/18
http://www.j-cast.com/2015/12/18253678.html?p=all

「日本初のプロゲーマー集団」として注目を集めるチームの代表者が、NHKから謝罪を受けたと明らかにした。

代表者は先日、NHKの番組内で意に沿わない取り上げ方をされたとツイッター上で訴え、波紋を広げていた。

「米軍がリクルート」「将来を描けるのか」とコメント

2015年12月16日に全国放送されたNHK「シブ5時」は、世界が注目する新たなスポーツとして、「eスポーツ」と呼ばれる競技を特集した。eスポーツは、複数のプレーヤーで対戦するコンピュータゲームやビデオゲームを一つのスポーツ競技として捉え、その腕を競い合うもの。海外では高額賞金のかかった大会やプロリーグも存在する。

番組前半では、日本初の「フルタイム・給与制」のゲーミングチームである「DetonatioN FocusMe」(DFM)に密着し、「ゲームをプレーすること」を仕事にする所属選手たちの生活や活躍ぶりを紹介した。

ところが放送後、ネット上では「プロゲーマー取材企画がただのゲーム批判になっていた」「『軍事利用』『将来性なし』など偏向報道に」といった指摘が相次ぎ、物議を醸すこととなった。

番組後半では、米軍がeスポーツを得意とする若者をリクルートしているという話や、コメンテーターによる「将来を描けるのかが心配」との発言があったためだ。

ネット上の指摘について、DFMを運営する「DetonatioN」代表の梅崎伸幸さんは番組終了後に、ツイッターで「本当にこのような放映のされ方なのであれば協力した側としては遺憾です」と反応。NHKに真意を確認していると報告し、その後、NHK側から謝罪があったことを明らかにした。

梅崎さんは17日、J-CASTニュースの取材に応じ、もともとはNHKから「プロゲーマーとして活躍する若者達の親御さん世代に、彼らが新しい分野でパイオニアとして日々活躍している姿を見てもらい、理解や認識を改めてもらうことが主旨」との説明を受けていたと語った。
NHK「意識誘導するような形になってしまった」

その上で「前半は素晴らしい内容で取り上げてもらっていた」としつつ、ネットで話題になった「米軍」と「将来性」の部分で「ゲーマーのネガティブキャンペーンとなってしまった」と指摘した。

17日にはNHK側とあらためて話し合いを行い、番組プロデューサーから直接謝罪を受けたという。

米軍関連の話は「プロゲーマー=軍、戦争」を連想させ、ネット上では「軍人養成」との誤認にもつながっていた。これについては「番組の構成上、あとにアメリカ(軍)の事例を出してしまい、故意でないにしろ意識誘導するような形になってしまった」との説明があったという。

また、コメンテーターの「将来を描けるのか」との発言については「時間の関係上、手短なコメントとなり誤解させる発言になってしまった」との回答で、「コメンテーターとしてはプロゲーマーが引退したあとの受け皿を作っていくことが今後必要だと伝えたかった」とも説明を受けたそうだ。

NHK側としても、もともとの主旨と異なる形で受け取られたことは本意ではないとして、梅崎さんには「名誉挽回する為にも、もう一度プロゲーマーに密着したドキュメンタリーテイストの番組製作を近々させて欲しい」と話したという。

今回の件についてNHK広報部は「取材にかかわることでありますので、こちらからコメントすることはございません。取材先とは常に誠実に対応させていただいております」とJ-CASTニュースにコメントした。

eスポーツの世界は急成長を続けている。世界では1億円プレーヤーも存在し、日本でも生活に必要な額を上回るお金を稼ぐ選手も多くなってきた。スターやアイドル的扱いを受ける選手も少なくない。

梅崎さんは

「当チームとしては、プロゲーマーが世界で認められ憧れの存在になっているように、日本でも彼らをたくさんの人に認められる文化を築いていけるように全力で取り組んでいきたいと思います」

と展望を語った。


マリサ
同じく2015年の事例として、「ぶっこみジャパニーズ 大好評につき第5弾!世界中のニセジャパン年末一斉大掃除SP」(TBS系)において、スコットランドのラーメン屋が「TBSに言われるがまま」にメニューに無い創作ラーメンを作ったら、「偽ラーメンを出す酷い店」と紹介された事例とか

“驚愕のニセラーメン”はホント? TBS番組に協力の海外店が困惑。
Narinari.com 2015/12/30
http://www.narinari.com/Nd/20151235435.html

12月29日放送のバラエティ番組「ぶっこみジャパニーズ 大好評につき第5弾!世界中のニセジャパン年末一斉大掃除SP」(TBS系)に登場したスコットランドのラーメン店が、その内容について“演出”であることを強調し、店のFacebookで釈明している。

「ぶっこみジャパニーズ」は、海外に広まっている間違った日本文化をただすことを目的に、日本の専門家やプロを送り込むバラエティ番組。今回は英国の若者の間でとんこつラーメンが大ブームとなっている中で、「日本食の名を騙りとんでもないラーメンを出す驚愕のニセラーメン」を見つけてしまったと、スコットランドにあるラーメン店「Maki&Ramen Sushi Bar」を取り上げた。

番組では同店について「ニッポンのニセラーメンを提供している」「海外版食べログの評価では『ショック!こんな店二度と行かない』『とにかく不味い』『スープに味がしない!これで1杯1700円は詐欺!』」と紹介し、「このままではニッポンが誇るラーメンが汚されてしまう。そんなニセラーメンに鉄槌を下す」ために、“ラーメン界の女番長”こと「麺家うえだ」(埼玉)の上田みさえさんを派遣し、“素人がラーメン店へ転職するため同店に修行に来た”という設定で潜入、調査を行う――との流れが組まれた。

そして同店で試食として提供されたのが人気No.1メニューだという「とんこつブレックファストラーメン」。具材にハッシュポテト、酸っぱい豆、麺に絡まるなぞの白い液体(※後にヨーグルトと判明)、豚の血で作ったソーセージなどスコットランド定番の朝食メニューをレイアウトしたラーメンで、ナレーションは「謎のトッピングを6種類も並べやがった」。

また、1杯の価格は2,100円とかなり高額だが、使用している麺は韓国のインスタントラーメン「辛ラーメン」の乾麺で、とても価格に見合わない代物。ちなみに調理シーンでは“リンス”と称し、茹でた乾麺を冷水で洗ってぬるぬるをとり、水切りすることなく丼に入れる様子なども紹介された。

番組は口悪く煽るナレーションと共に終始「Maki&Ramen Sushi Bar」をバカにしたような構成。視聴者は「海外にはひどいラーメン屋が云々…」との印象を抱かざるを得ない内容だった。

そんな放送を受け、同店は番組内容についてFacebookで言及している。

それによると、まず、番組の内容はあくまでもエンターテインメントであり、ドキュメンタリーではないこと。そう同意の上で協力した代わりに、日本の焦がし醤油ラーメンのレシピを教えてもらったのだという(※番組内では味噌ラーメン)。そしてインスタント麺は使用していないこと、さらには「とんこつブレックファストラーメン」は番組のために用意したメニューで、店で販売しているメニューではないことなどを明かしてる。

ちなみに、これらの筋書きに同店は一切関与しておらず、ディレクターの指示に従って行ったものとのこと。同店としては、日本のテレビ番組が視聴者を楽しませる娯楽番組を作りたいと考えていることは理解しており、だからこそエンターテインメントとしての“演出”に協力したようだが、結果として“演出”は多くの視聴者が「海外ラーメンの現実」と受け取ってしまった可能性があることに困惑しているようだ。


マリサ
2016年8月には、フジテレビの「やっちまったtv」という番組がさっきのTBSと同様の行為を台湾のカキ氷店に対してやっているぜ。

フジ「やっちまった」、取材先に謝罪=番組内で台湾を嘲笑、内容捏造も
フォーカス台湾 2016/08/16
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201608160003.aspx

台北 16日 中央社)フジテレビのバラエティー番組「やっちまったtv」で放送された台湾に関する特集が、嘲笑的な内容だったとしてインターネット上で批判にさらされている。番組の取材を受けた店の店主によって、一部捏造も明らかになった。制作側は11日までに店主に謝罪文を送付。店主は、台湾全体のイメージと日台間の友好関係が傷つけられたと不満を露わにしている。

同番組は「やっちまった」をキーワードに世界の失敗者たちを紹介。今月7日の放送では、企画の一つとして台湾にある日本の「パチモン」を特集。間違いがある日本語看板や奇怪な食べ物などを紹介し、笑いものにするような演出が加えられていた。

番組に登場した彰化県のかき氷店「王者之[虫可]海洋冰芸館」は11日、同店のフェイスブックページに、日本の番組プロデューサーと撮影に協力した翻訳会社から送られてきたお詫び状を掲載。プロデューサーは「台湾のみなさんや台湾の文化を否定する意図はございません」としながらも、結果的に感情を害したことについて謝罪した。

同店は海の幸の「カキ」をトッピングしたかき氷が名物。番組内では店頭に日本語で「カキ氷」と書いた張り紙がしてある様子が写し出されていたが、店主の荘倍豪さんによれば、張り紙は日本側が店の同意を得て掲示したもので、後になってから日本語で「かき氷」と「カキ」は同じ発音だということを知ったという。視聴者に誤解を与える演出に怒りを感じ、呆然としたと荘さんは心境を語った。

同店のフェイスブック上では、謝罪を受け入れるかどうかについて記者から質問されたことに触れ、「この行為はすでに台湾全体のイメージと日本との友好関係を傷付つけた」と言及。その上で、店が全国民の意志を代表することはできず、「尋ねるべきなのは国民全体と影響を受けた人だ」との姿勢を示している。


マリサ
どれも事情を知らない取材相手を騙し、嘲笑の対象にしたかなり陰険な事例だぜ。
アッコにおまかせの初音ミクの事例と同じだろ?ここ2年以内だけでこの有様だし、掘り下げればもっといっぱいあるぜ。


レイム
確かに、でもこれNHK以外はやっぱバラエティー番組じゃん、バラエティー番組がおかしいだけで「マスコミ問題」にはなってないわよ。


マリサ
ここまではあくまで「同様の事例の多さ」の証明だからな、次を見てくれ。
ちょっと長いけど重要部分を引用するぜ。

ザムザム -イスラム文化情報発信サイトー 
2016年1月3日
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1633747953555979&id=1409618459302264

先ほどの弁護士ムスリマさんの記事について、ご本人より修正コメントが寄せられています。合わせてお読み頂けますと幸いです。以下転載。
------------------------------------------
■ 2016年1月4日の毎日新聞の記事について

取材を受けた後、草稿の段階で原稿を見せてもらい、正確でない点や気になる点については変更をお願いしました。しかし、今日記事として掲載されたものを確認しましたら、変更していただけなかったところが多々あることがわかり、困惑しております。

皆様には些細なことに思われるかと思いますが、私には大切なことですので、ここで指摘させていただきます。

■ 大学生の時の就活でヒジャーブについて言われたことは、私が弁護士を目指したことと全く関係がありません。

幸い弁護士としての就活では素晴らしい事務所から内定をいただくことが出来ましたが、弁護士業界だからと言って、雇用者側がヒジャーブについて全く考慮しなかったという印象は受けていませんし、雇用者側としてそれは当然のことだと考えています。

そもそも、大学生の時の就活で苦労したのも、ヒジャーブだけが原因だった訳ではなく、私の未熟さが主たる原因だったことは明らかです。ですから、就活を通してヒジャーブで差別されているなどと考えたこともありませんでしたし、不満を感じたこともありませんでした。

また、ヒジャーブについてのコメントをいただいたエピソードについて「忘れられない」と書かれていますが、取材の中でも何時間もお話をした後にようやく思い出したような出来事で、完全に忘れていた昔の話です。私にとっては、ヒジャーブについて差別されたというようなエピソードではなく、私のことを評価し教えてくれた親切な面接官の方がいた、というポジティブなエピソードであり、当然ながら、この会社に対しても面接官の方に対しても良い感情しか抱いておりません。

これらの点について、記者の方にきちんと説明し変更をお願いしたのですが、受け入れてもらえず、非常に残念に思っております。

■ 両親については、私がムスリムになったことで、私の将来や身の危険について非常に心配を掛けてしまいました。もちろん両親の心配は痛いほど良くわかりますし、心配してくれることをありがたく思っています。また、それにもかかわらず、私の選択を尊重してくれ、嫌な顔もしないで一緒に出掛けたり、私のためだけに別メニューの食事を用意してくれたり、会社で働かせたりしてくれました。両親には感謝してもし切れません。

それなのに、両親が私がムスリムになったことに反対しているだけのような表現がされていて、非常に残念です。この点については特に、もっと配慮してもらえるようにお願いしたのですが、受け入れてもらえませんでした。両親がこの記事に気付かないように、読んで傷つくことがないように祈るばかりです。

■ 司法試験でのヒジャーブの中の確認については、初めてのケースであったにもかかわらず、ヒジャーブ着用自体を問題にされることはなく、女性の監督官の方に別室で確認していただくなど配慮していただいて、司法試験委員会の方々には感謝しております。

ヒジャーブがスカート等と同じく服の一部であるという認識はその通りですが、ヒジャーブの中を確認されたことにつき、若干の面倒くささの他には、不満を持っているということはありません。

また、記事では出て来ていませんが、受験回数を重ねるごとに確認はされなくなって来て、最後の司法試験の受験でも、二回試験でも、確認されることはありませんでした。理解を深めていただけたのかと思い、嬉しく思っておりました。

それにもかかわらず「スカートの中を覗かれたようで悲しかった」というような表現がされていて、私の意図と異なり残念に思っております。

記者の方にこの点も時間をかけて説明したのですが、「怒り」か「悲しみ」のどちらかを入れないといけないというように言われ、悲しみという表現がされております。

■ 記者の方には、取材をする前から書きたいストーリーがあり、それに合うように私の話した中からエピソード等を拾われたのだと思います。今回に限らず、ジャーナリズムとはそういう知的活動なのだと思いますし、担当者の方には熱心に誠実に取り組んでいただいたと思っておりますので、仕方ないと思う部分もあります。

しかし、今回の件で、自分の名の下に、自分とは異なる人物像が出来上がり、独り歩きすることの恐さを痛感しました。今回の記事で、今までお世話になった方々に誤解を与えてしまいましたら、心よりお詫び申し上げます。

2016年1月4日

公布70年の今/3 信じる私、拒まないで イスラム教の服装、習慣 就活、職場で壁に
毎日新聞 2016年1月4日
http://mainichi.jp/articles/20160104/ddm/041/040/037000c
http://web.archive.org/web/20160104030524/http://mainichi.jp/articles/20160104/ddm/041/040/037000c

 司法試験合格者が学ぶ最高裁司法研修所(埼玉県和光市)の空き教室で昨年、司法修習生イスラム教の礼拝を許された。イスラム教徒(ムスリム)の女性が頭を布で包む「ヘジャブ」の着用も認められた。初めてとされる対応だった。

 この修習生は林純子さん(36)=東京都。修習を終え、今年、都内で弁護士になる。法律家を志した原点に、かつて言われた忘れられない言葉がある。

 2002年秋、大学生だった林さんは就職活動をしていた。ある文具会社で面接終了後、採用担当者に話しかけられた。「君の評価は高い。でも、それを着けたままだと、弊社の規則に引っかかる可能性があります」

 ヘジャブをまとっていた。「個人的な義務でしているだけです」と外すつもりはないと伝えた。会社から連絡はなかった。

 留学先の米国で自らムスリムを選んだ。聖典コーランを読み、現代にも通じる内容に思えた。01年春に帰国した時、両親は何も言わなかったが、その年の米同時多発テロで顔色を変えた。「イスラム教をやめなさい」「就職もないし結婚もできない」。懇々と説得された。

 でも迷わなかった。03年5月まで続けた就職活動で、全ての履歴書にヘジャブ姿の写真を貼り、イスラム諸国と取引が多いエネルギー、海運業界を中心に約40社へ送った。面接に進めたのは数社だけ。内定はなかった。

 通信会社で働く女性(33)=東京都=も学生時代にコーランを読み「互いに支え合う内容を実践すれば、世の中が平和になるのでは」と魅せられた。09年にムスリムとなった。

 知り合った日本人ムスリムから、友人関係がうまくいかなくなったと聞いた。孤立を恐れ、ヘジャブは休日にこっそり着け、平日はニット帽で出社した。1日5回の礼拝は自宅でまとめて行った。

 2年ほど前、職場の懇親会で、イスラム教が禁ずるアルコールや豚肉を口にしていないことを、上司に指摘された。仕方なく告白し職場での礼拝とヘジャブ着用を要望した。「私人と公人は分けろ。宗教は私人だ」。許されなかった。

 過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質殺害事件があった昨年1月。ヘジャブ姿で電車に乗っていると、高齢女性から暴言を浴びた。「クズ」。事件が影響していると思い怖くなった。「日本人は、表向きは差別しないと言っているけど、特定の宗教を信じることにどこかアレルギーがある。信じている人を拒む権利なんてないはず」と話す。

 司法試験に合格する前、林さんはひとまず、実家で両親が営む会社の社員になった。その傍ら、人道支援に携わる非政府組織を手伝うなどした。難民認定を求めるアフガニスタンムスリムと出会い、助けられない無力な自分を痛感した。

 一方、こうした活動の中で交流した弁護士の姿を見て、法律や裁判で社会を変えていける可能性も知った。人生の方向性が見えた。

 司法試験当日、不正がないかヘジャブの中を確認された。「服の一部なのに。スカートの中を確認しますか」。悲しくなった。合格後、司法研修所に配慮を申し出た。

 信仰の形が目に見えることでの摩擦。「法律家として、日々の活動で周囲の理解を少しずつ得ていきたい」。そう決意している。

信教の自由保障、政教分離も明確

 文化庁によると2013年末現在、日本の信者数は神道系が約9130万人、仏教系が約8690万人、キリスト教系が約290万人、その他が約910万人。神道系と仏教系の両方という人が多い現状が読み取れる。

 イスラム教はキリスト教、仏教と並ぶ世界3大宗教の一つで、世界人口の5人に1人がムスリムともされる。早稲田大の店田広文教授(アジア社会論)によると、国内の日本人ムスリムは現在2万〜3万人。外国人ムスリムとの結婚を機に信者となった人が多く、自ら改宗した日本人ムスリムは数千人という。

 大日本帝国憲法下では秩序を妨げないなどの限定付きで信教の自由が認められ、神道は特別なものとして国教的な地位を与えられていた。一方で戦時中は国策として、占領地の人々を安心させるためムスリムを保護するような政策も取られた。

 終戦後の1945年、軍国主義との結びつきを危険視した連合国軍総司令部(GHQ)が神道指令を出し、国家と神道は分けられた。これを背景に日本国憲法は、全面的に信教の自由を保障し、政治と宗教を明確に分離する規定を持つ。
20条

 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、または政治上の権力を行使してはならない。


マリサ
この事例では、毎日新聞が弁護士になるために勉強中のイスラム教徒である林さんの取材をした際に、助言をしてくれた面接官があたかも偏見まみれの人物であるかのようにされていたり、両親は理解を示していたのに、両親が何の理解もしてくれなかったかのようになって
いたり、大して気にならない行為があたかもムスリムへの偏見まみれの行為であるかのように改変されていたりと、全く別の内容にされていたんだぜ。


レイム
これは…ちょっと流石に酷いわね。
たしかに同様の事例だし、何より本人の訂正依頼を拒否するとか、かなり悪質ね。


マリサ
そう、だから言ったろ、テレビや新聞はこんなのばっかだって。


マリサ
でだ、初音ミクの事例とこの林さんの事例には共通点があるんだが、何か解るか?


レイム
共通点?騙されたってこと?


マリサ
それもそうなんだが、双方とも「何の落ち度も無い」ってことなんだぜ。
初音ミクの件にしたって、クリプトンにも初音ミク含むボーカロイドにも何の落ち度も無いだろ?
誰がソフトを使うかなんて選べない以上、それを口実にオタクを笑いものにするためのダシに使うなんて非常識なだけだぜ。
それにどっちの事例でも一歩間違えば、取材を受けたせいで社会的に「終わる」可能性だって充分にあったんだぜ。


レイム
ああ、そうか。
何の落ち度も無いのに、「テレビや新聞を信用した」ってだけで、社会的な信用を完全に失ってしまう可能性があったわけね。
ある意味、「マスコミを信用したのが落ち度」とも言えるわね。


マスコミへの対処法


レイム
でも、こういうのどう対処したらいいの?


マリサ
まず、原則テレビや新聞の取材は受けない、相手にしないことだぜ。
向こうはある意味で発言の誘導方法や相手の功名心を誘う手法を心得た「プロの詐欺師」だし、資金も人材も豊富だからな、一般人が下手に関わっても対抗なんてできないぜ。


レイム
でもどうしても断り難い場合もあるわよね。


マリサ
その場合は、取材の趣旨が含まれる上司の判のある番組企画書を要求するのが手っ取り早いぜ。


レイム
なんで?


マリサ
TBSの初音ミク事件の事例では、TBSはこののように謝罪や訂正を拒否しているんだぜ。

創業社長が明かす、仮想歌手「初音ミク」にかける想い - (page 2)
CNET Japan 2007年10月23日
https://japan.cnet.com/article/20359336/2/

(一部抜粋)
 改めてTBSに「初音ミク」の放送についてコメントを求めたところ、「謝罪のコメントを出す予定はない。具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」とした。

 TBSは10月14日、「アッコにおまかせ」の放送の中で「初音ミク」を紹介。商品の内容よりも利用者の言動に注目し、番組終了間際には職業差別とも取れるTBS側のコメントがあったとして、ネット上で批判が相次いでいた。


レイム
酷い開き直りね。


マリサ
なんでこんな事が出来ると思う?


レイム
さあ?


マリサ
要するにな、取材依頼って大抵の場合口約束だろ?
だから、事後に言った言わないになっても水掛け論にしかならないので、取材をした側に圧倒的に有利になるんだぜ。
だからみんな泣き寝入りになるし、TBSはこんな風に開き直れるわけだ。


マリサ
でも、書面で記録が残ればそんな言い逃れは出来ないだろ?
だから、取材意図が明記してある企画書を要求してこっち側が引かなければ、大抵の場合向こうが諦めるし、取材をしても迂闊な事は出来なくなるぜ。


レイム
なるほどね。


マリサ
まあ、一番良いのは事前に弁護士に相談することだが、そうすると結構なお金がかかってしまうからな、これが最低限の自衛手段になるぜ。


レイム
要するにマスコミは信用するな、関わるなら自衛手段を確保しろって事ね。


今回のまとめ
・TBSのアッコにおまかせ!が取材相手を騙し、誘導尋問まがいの行為で結論ありきの番組をつくり、初音ミクや関係者がその犠牲になった。
・テレビや新聞はは相手を騙し食い物にするテクニックに秀でている。
・一般人は下手にマスコミに関わろうとせず、関わる場合には事前の自衛手段が必須。


マリサ
そういうことだぜ。


マリサ
そんなわけで今回の本編はここまでだぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


レイム
そういえば、うp主が今回の初音ミク10周年への「便乗行為」に関して言いたい事があるんだっけ?


マリサ
そうらしいな、一応「言い訳」は聞いてやろうぜ。


大口
ちょ…2人とも辛辣すぎない?


大口
いや、便乗と言われたら確かにそうなるかもしれないけどさ、この事例は事前に過去の事例の説明などがいらない事例だから時系列に拘る必要が無いし、丁度話題性があるからタイミングが良いかなと考えただけなんだよ!


レイム
あからさまに便乗ね。


マリサ
便乗だな。


大口
ほんとやめてー


マリサ
まあ、そんなわけで尺も押してるし今回はここで終わりにしておくぜ。


大口
え?私の釈明時間は?


レイム マリサ
またらいしゅ~


大口
え?ちょ…えええええええええ


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