日韓問題(初心者向け)

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今年のソメイヨシノの韓国起源説


さて、本日は毎年繰り返されている韓国によるソメイヨシノの起源主張についてとなります。


今年の韓国によるソメイヨシノの起源主張は、例年に比べるとトーンが明らかに低くなっているが、そこには現在の韓国の政治・経済の混乱や、今年1月に行われた日本の森林総合研究所による公式の「ソメイヨシノ=王桜説の否定」など、複数の要素が関係している。


特に森林総合研究所の公式発表は非常に効果が大きかったが、これで問題が解決したかといえばそんな事は全く無く、韓国内では現在でもソメイヨシノ韓国起源説が広く信じられており、将来的に状況が悪化する可能性はまだ充分存在している。


これと似たようなケースとして、韓国による侍や剣術、日本刀、剣道などに対する起源主張があるが、この事例の場合には問題発覚後に日本の全剣連などが中途半端な対応をし、「トラブルを避ける」ような言動を続けた結果、2000年代後半頃からまた状況が悪化し始めた背景があり、ソメイヨシノの事例では轍を踏まないようにしないといけない。


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。



1:日本による効果的な対応


まずは以下の森林総合研究所によるプレスリリースと、この内容を報じる読売新聞の記事から

染井吉野’など、サクラ種間雑種の親種の組み合わせによる正しい学名を確立
森林総合研究所 
http://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2017/20170118/index.html

ポイント

4つの種間雑種の学名を、エドヒガン等の親種の組み合わせで整理しました。
Cerasus × yedoensis という学名は、エドヒガンとオオシマザクラの種間雑種名として用いるべきことを示しました。
韓国済州島のエイシュウザクラは、‘染井吉野’と異なり、エドヒガンとオオヤマザクラの種間雑種(C. × nudiflora)であることを明らかにしました。

概要

国立研究開発法人森林総合研究所(以下「森林総研」という)は、岡山理科大学と共同で、サクラの種間雑種について、形態や遺伝情報に基づく最新の知見を踏まえて分類体系を再検討し、正しい学名を整理しました。

栽培品種の‘染井吉野’は、エドヒガンとオオシマザクラの雑種に由来するひとつのクローンであることが明らかにされています。その学名は、エドヒガンとオオシマザクラの雑種であることを示すCerasus × yedoensisと栽培品種名の‘Somei-yoshino’とで、Cerasus × yedoensis ‘Somei-yoshino’と表記されます(以下では、CerasusをC. と略記します)。しかし、親種の組み合わせが異なるサクラに対しても、形態が似ていることからC. yedoensisの学名が用いられることがあり、サクラの分類に誤解や混乱が見られました。

形態や分子遺伝情報に基づいた最新の成果を踏まえて分類学上有効な学名を検討した結果、C. × yedoensisの学名はエドヒガンとオオシマザクラの種間雑種に限って適用すべきことを明らかにしました。一方、エドヒガンとヤマザクラの種間雑種にはC. × sacra(モチヅキザクラ)、エドヒガンとカスミザクラの種間雑種にはC. × kashioensis(カシオザクラ)の学名が適用されることを明らかにしました。済州島産のエイシュウザクラは、C.yedoensisの変種として扱われることがあり、‘染井吉野’の起源説も唱えられていますが、C. × yedoensisとは親種の組み合わせが異なるエドヒガンとオオヤマザクラの種間雑種C. × nudifloraとして区別され、‘染井吉野’とは系統が異なることがわかりました。

本研究成果は、2016年12月22日にTaxon誌でオンライン公開されました。
(中略)
韓国済州島のエイシュウザクラは、これまでC. yedoensis の変種として扱われ、‘染井吉野’の起源とする説が唱えられてきました。しかしエイシュウザクラは、エドヒガンとオオヤマザクラの種間雑種のC. × nudiflora であり、‘染井吉野’が含まれるエドヒガンとオオシマザクラの種間雑種とは親種の組み合わせが異なることを明らかにしました。
(後略)


関連記事
ソメイヨシノ」はどこからやって来たのか 
読売新聞 2017年03月19日 
1/4ページ) (2/4ページ) (3/4ページ) (4/4ページ


かつて韓国の公共放送(日本のNHKに相当)であるKBSの取材を安易に受けたばかりに、発言内容を捏造されソメイヨシノ韓国起源説の国際的なプロパガンダに利用され続けた森林総合研究所が、公式にソメイヨシノと王桜(エイシュウザクラ)が別物であると発表しました。


これなのですが、日本による韓国起源説への対応としてはこれまでに殆ど例が無いほど真っ当なもので、贅沢を言えば「2年遅い」と言いたくなりますが、韓国起源説の問題に触れただけで「差別主義者」扱いする人々がいる現状を考えれば、この対応で充分です。


この対応が「真っ当」な理由は、韓国と「対等の論争」をせず、明確に学術的な観点に絞ってソメイヨシノと王桜(エイシュウザクラ)が別物である点を証明し、更にそれを国際社会に発表している事です。


下手に「韓国が起源の捏造を~」等をメインテーマとしてやってしまうと、韓国との泥仕合になり第三者からは「どっちもどっち」と見られる可能性が高く、それはまさに韓国側の思う壺となってしまう事から、対立点を主題とせずかつ起源主張も否定できるこのやり方は韓国起源説に対する非常に効果的な対応と呼べるのです。


また、このプレスリリースを読売新聞がこの時期に記事にしたのもポイントが高く、記事内容も韓国との問題を主題とせず、あくまで「ソメイヨシノはどこから来たのか」という知的好奇心を題材としている事で、「第三者に理解され易い」内容となっています。


一見すると「当たり前のことをしているだけ」に見えますが、長年韓国起源説の問題に触れてきた身からするとほんとうに画期的なのです。


また以前から書いていることとして、韓国起源説関連において韓国人が最も恐れているのが「日本人に問題を知られる事」なのですが、それはまさに今回のような対応をされることを恐れているからです。


これには韓国が行う国際社会へ向けての起源主張の手法に関係があるのですが、韓国はまず「日本は朝鮮人が移民して作り上げた国である、だから日本の文化は大半が朝鮮文化のコピーである」というところからはじめます。


そのうえで、「元々朝鮮文化であったにも関わらず、日本による植民地支配で全て日本に奪われ日本起源とされてしまった」「日本は朝鮮(韓国)に多大な文化的コンプレックスを持っており、朝鮮文化の起源を奪う事でコンプレックスの解消をしようとしたのだ」と宣伝をします。


これは私が知る限り多かれ少なかれ大半の韓国起源説で行われているロジックです。


そしてこれを様々な国で宣伝する事で、日本は加害者であるというイメージを作り上げ「外国人の味方」を増やし「外国人に日本批判をしてもらう」これが彼らが行う手法で、たとえば以下のアメリカン大学の事例などが典型的でしょう。


(※1)
[自由度]ソメイヨシノの兄弟たち 嶺南日報(韓国語) 2016-09-07


記事では米国アメリカン大学の学長ルイス・グッドマン氏が、「済州島王桜が日本に渡って日本の園芸師達によって増殖されて、今から100年前に更に米国に渡って米国首都ワシントンD.C.のタイダルベイスンの湖畔に王桜通りが造成された」と言及したとされています。


そしてこの手法では大前提として、「日本が何か言ってくる前に既成事実による地盤を作っておかなければ成り立たない」のです。
しかしこの地盤が出来る前に「何をしているか」を日本人に知られ、最初に紹介したプレスリリースのようなことをされると、彼らの思惑の大前提そのものが崩壊してしまうわけです。


また、この事実を知られると嫌韓が増えてしまい、「日本は加害者である」という韓国人が日本人に対して行っている態度の大前提も崩壊するため、そうした面からも韓国人や韓国人達から「良心的日本人(例1 例2)」と呼ばれている、私が便宜上「日韓友好論者」と呼ぶ人達にとって非常に都合が悪いわけです。


日韓友好論者がソメイヨシノ韓国起源説のように明らかに官民挙げて、また右派左派関係なく行われている韓国起源説に対し、「一部の例を全体に当てはめて韓国人を差別している」等とレッテル貼りをし、問題を矮小化しようとするのもこれが原因です。
「韓国が官民挙げて何をしているか」を知られたくないのです。


だからこそ、最初に引用した森林総合研究所のプレスリリースや、それを受けての読売の記事は非常に価値があるのです。


そして何より、韓国では日本のメディアが韓国人の意に反する報道をすると即座に抗議してくる傾向にあり、最近も以下のような事例があります。


日本の産経新聞、WBC開催された高尺ドーム球場を「ごみの山」と非難 中央日報 2017年03月21日
読売新聞、憲法裁判所判決に「国民の声におもねったとすれば行き過ぎだろう」 ハンギョレ新聞 2017.03.12


また、以前も紹介した私が「韓国の知日派の指標」としている朝鮮日報の鮮于鉦論説委員の記事のように、朴大統領が韓国で罷免された後でも産経の加藤氏を非常識な相手として非難している記事などもあります。


【萬物相】だれも責任も取らない「空白の7時間」 朝鮮日報 2017/03/12 (1/2ページ) (2/2ページ


このように、韓国では日本のメディアが自分達の意に沿わない記事を書けば即座に反応し(国内向けのポーズとして)批判記事を書くのが通常なのですが、今回の読売のソメイヨシノの事例では現時点で批判記事がどこからも出てきていません。


理由は先ほども書いたように、「地盤作りがされる前に意思表示をされてしまった」からです。
韓国起源説のような事例の場合、韓国人は外国人を矢面に立たせて日本を批判させるのが常ですが、それが出来ないので「黙るしかない」わけです。


特に現状の場合、韓国は日本だけではなく中国やアメリカからも「冷たい態度」をされている事、経済的にもかなり苦しい状況にあり尚更「自分達が韓国起源説で矢面に立ちたくない」背景もあります。


2:起源主張そのものはなくならない


上記のように、日本が効果的な対応をしたため一見すると問題が解決したように見えます。
実際、「私達の常識」でならこれで問題は解決したといえるでしょう。
学術的根拠を持たない韓国は「手詰まり」に見えますから。


しかし実際には、単に韓国の政治的・経済的混乱や日本の森林総合研究所の対応などで小康状態になっているだけで、韓国内では今も「ソメイヨシノと王桜は同じもので元々は韓国のものである」といった考えは全くブレていません。


実際、例えば以下の記事のように


(※2)
【取材後談話】ポトマック川沿いのソメイヨシノ済州島  
週刊朝鮮/NAVER(韓国語) 2017-02-05
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=103&oid=053&aid=0000022832

(一部抜粋)
韓国の学者の間でもその問題についての意見はそれぞれ違う。 チョン教授は、「ただでさえ日本側の攻撃に悩まさ死ぬほどである」と訴えをしました。 一言間違ったあとは膨大な抗議が殺到するということです。 それほど日本人にソメイヨシノの起源は、敏感な問題です。 国内も「ソメイヨシノグローバル化に乗り出した」という声が遅れて出てきています。 両国で発見されたソメイヨシノは遺伝的に同じです。 韓国にはソメイヨシノの自生地があり、日本はいまだに自生地を発見しませんでした。 それにもかかわらず、「さくら外交」に出てきた日本がソメイヨシノの起源が韓国だということを容​​易に認めていないようです。


朝鮮日報系の雑誌である週刊朝鮮において、「日本からソメイヨシノ韓国起源説で不当な抗議を受けている」といった論調が出てきています。


また、以下のように一昨年辺りから活動が活発になってきた韓国のカトリック系組織も、今年も相変わらず「済州島ソメイヨシノの自生地であることが明らかだ」「桜は韓国人より日本人がより愛する花という認識が桁取れているが、少なくとも桜が日本の花という誤った常識を正す必要がある。」といった主張がされています。


(※3)
春の香りを務める時間 カトリック官報(韓国語) 2017年03月15日


他にも、地方紙大手のソウル新聞では「ソメイヨシノは韓国で自生する韓国固有種であることが確認され」という主張がされていますし、済州島では今年も「ソメイヨシノの自生地」と主張するイベントが行われています。


(※4)
「4月の雪」飛び散ってしまえば軍港高度濃く線」桜エンディング」 ソウル新聞(韓国語) 2017-03-21
済州王桜祝祭 10日間開かれ  漢拏日報(韓国語) 2017. 03.14.


韓国では今でも「1906年にフランス人Taquet神父によって済州漢拏山北面観音寺付近森の中で初めて採集され、ベルリン大学Koehne博士によってソメイヨシノの自生地が済州島漢拏山ということが分かった。」という主張が一般的なのです。


(※5)
花祭りの現場...済州王桜祭り 環境日報(韓国語)  2017.03.15


個人的には、韓国内で韓国人同士がそう主張しているだけならば、それは「勝手にすれば良い」わけですが、明らかに韓国側は国際社会に向けて「日本のソメイヨシノは韓国起源である」といった主張を認めさせる事を諦めていない事がはっきりしています。


今年そうした動きが少ないのは、先ほども書いたように日本との関係が悪化している状態である事、自分達が矢面に立ちたくないという思惑、アメリカや中国との関係も悪化し、経済の状態も悪いことなどからです。


そしてもう一つの原因として、元々ソメイヨシノ韓国起源説は韓国の保守系による「李承晩の偶像化」と関係していた事も挙げられます。


サクラがある日本大使館、ムクゲがない韓国大使館 朝鮮日報 2014/08/14


李承晩は韓国の初代大統領であったのですが、同時に独裁者であり大量虐殺者でもあった事から、それが原因で国を追放された人物です。


この事を韓国の親北左派系に利用され、韓国建国の正当性そのものを揺るがされてきた保守系は、李承晩の復権と偶像化をソメイヨシノ韓国起源説と融合する事でスムーズに行おうとしていました。


韓国の親北左派系もソメイヨシノが韓国起源であるという主張そのものには同意していますし、起源主張は韓国の民族主義と密接な関係にあるので、この2つを融合されると李承晩の否定そのものが難しかったわけです。


しかし、一連の朴大統領弾劾によって韓国内で保守系の地位が著しく低下した事で、李承晩の偶像化とセットで行われていたソメイヨシノ韓国起源説も「勢いを失った」のです。


ただこれはあくまで一時的なものであり、保守系が支持を回復させれば同じことがまた起きますし、何より親北左派系も別方面から新たなロジックの起源主張をする可能性は充分にあるのです。
韓国人の民族主義を煽るのに、ソメイヨシノ韓国起源説は非常に便利ですから。


3:過去の事例から学ぶ


今回書いたように、ソメイヨシノ韓国起源説は韓国の政治的・経済的状況、また森林総合研究所の行った実質的な対抗措置によって、一時的に「小康状態」にあり、今年はこれまでと比較するとかなり「静か」です。


しかし、先ほども書いたようにこれはあくまで一時的なものであり、この問題が解決したわけではありません。


なぜそう言い切れるのかといえば、侍や日本刀、剣道などに対する韓国起源説が今回の事例と「似た」経緯を辿っているからです。


参考記事
剣道に関連した韓国起源説の誤解とその真相


詳しくは上記リンク先を読んでもらうとして、2000年代初頭に韓国最大の剣道団体である大韓剣道会が、剣道や侍、日本刀などの起源を主張し、剣道の韓国語読みである「コムド」を剣道のオリジナルとし、大韓剣道会主導でオリンピック種目化すると公式に宣言しました。


そしてその後日本がこの件に対しこれといった対抗策を取らないと解ると、今度は2003年に日本の全剣連と繋がりの深い雑誌「剣道日本」の5月号において、以下のような主張をして既成事実化に動きます。


雑誌「剣道日本2003年5月号」 韓国剣道便り(文 イ・キョンヨプ)

(クリックで拡大します)


こうした動きが続き、日本国内外から全剣連に苦情が相次いだ結果、2004年に全剣連は公式コメントとして「当たり障りの無い程度」の「韓国のコムドは剣道の起源ではない」という発表を行います。


そこまではよかったのですが、その後大韓剣道会が言い訳を繰り返すとそれを鵜呑みにしてしまい、また韓国人や日韓友好論者たちが「大韓剣道会は起源主張をしていない、組織の一部のおかしな人達が言っているだけだ」と言い出すと、それも鵜呑みにしてしまいます。


また更に、数年に一度行われる剣道の世界大会で、毎回のように韓国代表が「剣道の起源は自分達である」といったアピール活動をしても、たいした抗議をせずに事実上黙認するような態度を取ります。


さらには、大韓剣道会と対立関係にある韓国の海東剣道が欧州などで組織的に起源主張をし始めても、それに対して全剣連も日本政府も何の対抗策もとらないといった事を続けた結果、以下の記事で書いたような状況にまで韓国側の態度は「政府主導で」エスカレートします。


参考記事
「Japan Expoに寄生しないで独自のコリアエキスポやればいいのに」→過去にやった事があります


また大韓剣道会のほうも、一時期曖昧にしていた侍や日本刀、剣道の起源主張を公式ページで復活させ、「コムドのオリンピック種目化」もまた主張し始め現在に至ります。


剣道の歴史(韓国語) 大韓剣道会


この事からわかるのは、一度彼らに抗議すればそれで終わりではない事、日韓友好論者によるその場の思いつきの誤魔化しを真に受けてはいけない事、韓国側の起源主張に何の対抗策もとらないと、「行為が無制限にエスカレートし続ける」事です。


特にソメイヨシノの起源主張の場合、盧武鉉政権(2003~2008年)の頃から続く国策事業としての要素が強く、政権が変わったからとそれで起源主張がなくなるようなものではありません。


今回紹介したように、現在は韓国内の問題や日本側からの対抗措置が上手く機能したので「積極的な対外活動をしていない」だけであり、状況が変わればまた同じ事が繰り返されるのです。


そして先ほど剣道の韓国起源説の問題で紹介したように、一度抗議や対抗措置を行ったあとの「その次の対応」を間違うと、状況が更に悪化し彼らの活動はエスカレートしていくのです。
つまり、重要なのはむしろ「これからの対応」という事になります。




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以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。









(※1)
[自由度]ソメイヨシノの兄弟たち
嶺南日報(韓国語) 2016-09-07
http://www.yeongnam.com/mnews/newsview.do?mode=newsView&newskey=20160907.010310820390001 (リンク切れ)
https://web.archive.org/web/20160907214041/http://www.yeongnam.com/mnews/newsview.do?mode=newsView&newskey=20160907.010310820390001 (インターネットアーカイブ

2日、大邱(テグ)中区毎日ビル8階で社団法人青い平和が主催し、大邱カトリック大学社会的経済大学院が主管した「カトリック生態フォーラム」が注目を集めた。

「エミール・タケ神父の王桜の兄弟たち」という主題で進められたこの日のフォーラムは、この1年間にエミール・タケ神父の功績を追ってきたチョン・ホンギュ神父が企画した席だ。

この日、主題発表をしたチョン・ウンジュ博士(江原大学山林科学部教授)は、桜の専門家として王桜の世界化について話した。

チョン博士は、植物を世界化して産業化するにはその木が由来した国と地域の人々の暮らしや文化を世界に知らせすることだとし、王桜の世界化のためには科学的技術とともに文化芸術的感覚、そして外交的な努力が必要だと強調した。

さらに、米国のアメリカン大学(AU社会学科のルイス・グッドマン学長は、済州島王桜が日本に渡って日本の園芸師達によって増殖されて、今から100年前に更に米国に渡って米国首都ワシントンD.C.のタイダルベイスンの湖畔に王桜通りが造成された事実を言及し、王桜が持っている韓国・米国・日本間の歴史、政治外交的・文化的価値について言及した。

アメリカン大学は我が国の王桜と非常に縁の深いところだ。2011年4月、アメリカン大学の校庭には「韓国庭園」が造成されたが、王桜の自生地の済州市奉蓋洞にある天然記念物王桜から増殖した王桜などを植えた。

太平洋戦争の真っ最中だった1943年4月8日、李承晩博士が、桜の原産地は韓国であることを主張してアメリカン大学に4本の桜の木を植えたが、その木こそが済州産王桜だ。

また、パク・ソンジュ嶺南大学教授(生命科学科)は、これまでDNAフィンガープリンティング技法を活用してエミール・タケ神父がカトリック大邱大教区庁に植えた王桜をはじめ、羅州老安聖堂と馬山聖旨女子高の王桜が、王桜の自生地である済州奉蓋洞王桜と遺伝的に一致するということを突き止めた。チョン神父と済州島などを何度も行き来しながら現地を確認してサンプルを採取して得た結果だ。

パク教授はまたタケ神父が済州島で植物標本を採取して欧州に送って登録した事実など、植物学者としてのタケ神父の活動状況を掘り出している。

この日のフォーラムに出席した人士たちと王桜の権威者であるキム・チャンス博士など、いわゆる「王桜の兄弟たち」が作っていくストーリーへの期待は日増しに高まっている。


(※2)
【取材後談話】ポトマック川沿いのソメイヨシノ済州島
週刊朝鮮/NAVER(韓国語) 2017-02-05
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=103&oid=053&aid=0000022832

日本の民間気象会社は、毎年1月末に桜開花時期を発表します。 今年は3月23日、福岡から始め北に上がりながら4月末までに桜の地図が完成されるとします。 日本の菊はありませんが、日本人の桜愛は変わってます。 気象庁は、数年前に桜の開花予想時期を誤って発表したため、対国民謝罪をする騒ぎまで起きました。 数百種の桜の中でも最高挙げられるのは、王桜です。 ソメイヨシノを置いて韓国と日本は100年以上の起源の戦争を繰り広げています。

この戦争で非常に重要な人物がいます。 旧韓末フランス人宣教師エミールタケ神父です。 タケ神父は1908年済州島で初めてソメイヨシノ自生地を発見します。 原産地を決定するための鍵は、自生地です。 タケ神父は、ソメイヨシノの起源が韓国であることを明らかにしただけでなく、済州島に温州ミカンを伝播して蜜柑産業の種をまい主人公です。 1898年1月貧しい朝鮮に到着した竹の花嫁は、1952年大邱大教区の司祭墓地に埋葬されるまで一度もこの地を離れたことがありません。 週間朝鮮2442号にソメイヨシノと蜜柑の父であるエミール・タケ神父の話を紹介しました。

記事が出た後、ソメイヨシノの専門家であるチョン・ウンジュ江原大教授からの「記事に問題がある」との連絡を受けました。 日本は桜を政治外交的に活用してきました。 1912年、米国の親善の意味で桜の何千本を送信します。 ワシントンポートマック川沿いに植えられたソメイヨシノです。 そのソメイヨシノの故郷を置いて韓日間済州島産という主張と日本で取り入れたという主張が結論のない戦いを繰り広げています。 記事でチョン教授の言葉を借りて、韓日桜の議論の顛末を説明しながら、「ポトマック川沿いのソメイヨシノ済州島産」と伝えた部分が問題でした。 「ソメイヨシノは正しいが、済州島産である」という言葉は、しなかったことでした。

韓国の学者の間でもその問題についての意見はそれぞれ違う。 チョン教授は、「ただでさえ日本側の攻撃に悩まさ死ぬほどである」と訴えをしました。 一言間違ったあとは膨大な抗議が殺到するということです。 それほど日本人にソメイヨシノの起源は、敏感な問題です。 国内も「ソメイヨシノグローバル化に乗り出した」という声が遅れて出てきています。 両国で発見されたソメイヨシノは遺伝的に同じです。 韓国にはソメイヨシノの自生地があり、日本はいまだに自生地を発見しませんでした。 それにもかかわらず、「さくら外交」に出てきた日本がソメイヨシノの起源が韓国だということを容​​易に認めていないようです。


(※3)
春の香りを務める時間
カトリック官報(韓国語) 2017年03月15日
http://www.cukjournal.com/news/articleView.html?idxno=2146

(一部抜粋)
桜をすぐに知る
春の始まりを知らせる3月の終わりごろ、道を歩いているとの距離は、風に合わせて桜の花が飛び散るたりもする。 駅谷駅で降り、学校まで歩いて帰りも桜ができブックである。 ボクサゴルの名前が無色ではない。

ぴったりその頃に隣国日本では全国的に桜祭りが始まる。 人々は酒とおいしい食べ物をこしらえて花を鑑賞し宴会を持って本格的に花見を楽しむ。 昼夜を問わず、木の下でござを敷いて遊戯を楽しむ規模が大きいためか、人々は通常、桜を日本の国花と知っている。 しかし、日本は菊を決めていないことを知っているか

日本の象徴とすることができる桜の原産地はまさに韓国済州島である。 済州島漢拏山で自生したもので発見されたソメイヨシノは起源について様々な説があったが、1933年4月、京都帝国大学日本の小泉健一博士が漢拏山の南樹林でソメイヨシノを見つけながら厳然とした自生地として認められた。 済州島ソメイヨシノの自生地であることが明らかだが、その自生地と起源について相反する意見が続い提起されてきたのは漢拏山に分布するソメイヨシノの調査が種ハプジョクからなるバーなし、主に外国人によって断片的に調査されているからである。 桜は韓国人より日本人がより愛する花という認識が桁取れているが、少なくとも桜が日本の花という誤った常識を正す必要がある。

しかし、韓国も日本に劣らず桜の愛情を持つ民族であることがある時がある。 春の歌で有名なジャンボムジュンの「桜エンディング」が発売されてから5年が過ぎたのに桜が咲く頃にはまだ音楽チャートの順位圏に上がる姿を示すことを見れば分かるだろうと。 ソメイヨシノの開花時期は3月末から4月チョカ地である。 「あなたに笑顔を」花言葉のように、桜が満開の4月初め頃、これを見ていると自然に笑顔が帯びてジギルものだ。 その瞬間を楽しむことからだけでなく、桜のフレ花についてもう少し具体的な関心を持って楽しんで欲しいと願っている。


(※4)
(※4)
「4月の雪」飛び散ってしまえば軍港高度濃く線」桜エンディング」
ソウル新聞(韓国語) 2017-03-21
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20170321015001

慶南昌原市鎮海区(旧鎮海市)は、軍港と桜の町である。 日帝が軍事的目的で1910年から軍港施設や道路などを建設するなど、軍港都市を計画して造成した。 解放された後、海軍士官学校をはじめ、海軍関連部隊と施設が相次いで入って大韓民国海軍基地になった。 都市のあちこちに日本植民地時代の時と1950〜60年代た古い建築物が保存されている。

日帝が濃く軍港都市を造成し、都市美観を良くしようと桜を植えたのが鎮海桜の由来に伝えられている。 解放後、桜が日帝残滓という認識が広がってほとんど裸出した。 その後、ソメイヨシノは韓国で自生する韓国固有種であることが確認され、1960年代から鎮海地域に戻ってソメイヨシノを植え始め、36万本に及ぶ桜が都心と周辺の尾根まで豊かな今の鎮海の桜都市が造成されたある。 毎年3月末〜4月初め、白い桜に覆われ、都市と湖のように穏やかな海が調和した海岸での風景は有頂天である。
(後略)

済州王桜祝祭 10日間開かれ
漢拏日報(韓国語) 2017. 03.14.
http://www.ihalla.com/read.php3?aid=1489480071560542073

第26回済州王桜祭りが、「王桜自生地、済州で繰り広げる春の饗宴」というテーマで来る31日から4月9日までの10日間、済州市涯月邑長田里と済州市典農路、済州大学の入口で開かれる。

31日、済州王桜祭りの開幕行事が開かれる涯月邑長田里王桜の名所で、天才バイオリニストのユジン・パク公演、歌自慢、伝統遊び、地域特産品展示販売など、多様なプログラムが4月2日まで開催される。

4月1~2日には済州市典農路で、「愛桜いっぱいの典農路の春」という副題で、王桜の花道全体を祭りに活用した済州ソサラ文化通り祭りが開かれる。

4月8~9日、済州大学の入口では、「浪漫桜いっぱいの済州の春」という副題で、浪漫音楽鑑賞、愛のハート、トルハルバン、石膏マイムフォトゾーンを運営し、王桜の自生地の価値向上のために王桜の専門家らが参加する「王桜シンポジウム」が開かれる予定だ。

特に、済州市は典農路と長田里の王桜通りに景観照明を設置し夜間にも王桜鑑賞ができるように決め、済州の桜の屋外展示場を設置して、今回の祭りには王桜をテーマにした学習場としての役割をさせる予定だ。

済州市の関係者は、「今年は、済州王桜祭りは王桜の名所を活かし多様化できるよう開催する」とし、「今回の祭りは、地域経済活性化は勿論、使い捨て用品を使用しないなど、成熟した市民意識を向上させることができる環境祭りとして運営されるでしょう」と話した。


(※5)
花祭りの現場...済州王桜祭り
環境日報(韓国語)  2017.03.15
http://www.hkbs.co.kr/?m=bbs&bid=local6&uid=419528

ギムドクボム課長、「観光資源化に観光客の誘致拡大一翼を期待」が明らかに

来る3月31日〜4月9日までに涯月ジャンジョンリ、全農で、除隊入口メンバー

(一部抜粋)
ソメイヨシノ1906年4月15日、フランス人Taquet神父によって済州漢拏山北面観音寺付近森の中で初めて採集され、ベルリン大学Koehne博士によってソメイヨシノの自生地が済州島漢拏山ということが分かった。
(中略)
「済州王桜祭り」は、1992年から開催し始めて、今年26回目を迎える。
「済州王桜祭り」は、済州島観光協会が初めて三道1洞全農での開催始め、1996年に開催さである1997年からは済州主催韓国芸総済州島支会主観的な場所を済州市総合競技場に移り、2000年までに開催した。

続いて、2001年からは観光や文化芸術、旅行会社、観光の専門家などが参加する王桜祭り組織委員会を構成して開催してき、2008年からの王桜祭り組織委員会は、済州市観光祭り委員会で組織を整備して、済州王桜祭り」を主管するようになった。

2009年第18回済州王桜祭りは、第27回菜の花祭りと一緒に連携して、政府総合庁舎市民福祉タウンに場所を移して開催した。 続いて、2012年からは場所を再済州総合競技場に移して開催している。
続いて2016年から涯月ジョンジョンリ、済州市全農で、済州大学の入り口で分散開催されている。

14日済州市によると、第26回済州王桜祭りが「王桜自生地、済州島で繰り広げる新春の饗宴」というテーマで、31日から4月9日までの10日間、王桜の名所で分散開催、ソメイヨシノと一緒に済州春の序幕を知らせる。

イベント開幕の31日は涯月ジャンジョンリ王桜の名所で、春の序幕を知らせる開幕行事に加え、「幸せの桜いっぱいのエウォルの春の日」という副題で、地域住民と観光客が一点に調和した天才バイオリニストユジンバク公演、のど自慢、伝統遊び、地域特産品の展示販売など地域住民と一緒に幸せなお祭りで、4月2日までの3日間開かれる。


済州市全農では、4月1日から2日まで「愛桜いっぱいの全農での春の日」という副題で、王桜並木全体を祭り場として活用した書消え文化の街祭りがワンボト花鑑賞に加え、楽しく、長い間記憶される記憶をプレゼントする愛のプログラムで構成されている。

済州大学校の入り口では、4月8日から9日まで「ロマンチック桜いっぱいの済州の春の日」というサブタイトルで両側に並んで王桜鑑賞に加え、ロマンチックな音楽、愛のハート、トルハルバン、石膏パントマイムフォトゾーンを運営して、平日には、ソメイヨシノ自生地の価値向上のためにソメイヨシノの専門家が参加する「ソメイヨシノシンポジウム」を開催する。

舞台行事のほか、祭り場には、観覧客に多様な見どころと楽しみを準備している。 全農にとジャンジョンリソメイヨシノの距離に景観照明を設置し、夜間でもソメイヨシノ鑑賞をすることができるように準備しており、済州の桜野外展示場などソメイヨシノをテーマにした学習の場の役割もすることになる。
今回の祭りは、地域経済の活性化はもちろん、使い捨て用品なら送るなど成熟した市民意識を高めるせることができる環境フェスティバルで運営される。

ギムドクボム済州市観光振興課長は「今年で26回目迎える済州王桜祭りは、済州市にある王桜の名所を活用する会場を多様化して開催される」とし、「ソメイヨシノ開花時期の違いなど、済州の地理的特殊性を最大限に活用して、開催時期に応じた王桜の名所を選定してイベントの期間を10日に開催する」と述べた。
キム課長は「春の観光資源として積極的に活用、観光資源化に観光客の誘致拡大に一役を担うことになるだろう」と期待した。