日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【朝日】慰安婦問題がこじれる原因


さて、本日は未だにこじれ続けている慰安婦問題に関連し、先日朝日新聞系列のWEBRONZAに掲載された記事を中心に突っ込みを入れていきます。


先日WEBRONZAに「慰安婦問題がこじれているのは安倍総理慰安婦の方々に会って話をしないからだ」という趣旨の記事が掲載されたが、記事中では会ってどう解決するのか、会って何を話すのか、そもそも「”慰安婦の方々”はどんな要求をしているのか」が全く言及されていないという中途半端な記事だった。


最も肝心な部分が一切言及されていないのは、「慰安婦側の要求」が「軍命令で行われた軍人による朝鮮人女性の拉致と虐殺に対する政府の法的責任を認め謝罪すること」だからであり、朝日は客観的に証明できないこの部分を長年曖昧にし続けている。


これは要するに、朝日などの日韓友好論者達は国内向けには「軍命令による組織的強制連行」が存在しない事を認め定義を曖昧にしてごまかし、国外ではこれがあったのかなかったのかそのものを曖昧なままにしているからであり、韓国社会の独特な価値観と相まって問題認識に日韓両国で齟齬が発生し、余計に状況が悪化し続ける事態になっている。



※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。


1:肝心の部分を伝えない朝日新聞


まずはこちらの記事から


[4] 新しい市民運動のめばえ
WEBRONZA/ 朝日新聞 2016年04月12日
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016033000002.html

注)この立憲デモクラシー講座の原稿は、1月8日に早稲田大学で行われたものをベースに、著者が加筆修正したものです。

日韓慰安婦の「合意」は人権侵害
 先ほど日韓の慰安婦の「合意」のお話をしましたけど、あれだけ慰安婦問題で、こじらせた。他人事みたいに言っていますけど、こじらせたのは安倍さんたちじゃないですか。90年代の後半になって、「つくる会」だとか、産経新聞社だとかと一緒になって、「若手議員の会」だといって当時やりだして、日本会議をつくって、やってきているのは安倍さんたちなわけですよね。その安倍さんが今回だって、「妥結した」「合意した」と言って、解決する。不可逆的な最終的な解決をした。慰安婦の方たちに会って、話も聞かないで、何でそんなことができるのか、私にはさっぱりわからないわけですね。だって人権侵害の問題ですよ、これ。

被害当事者なきお詫び
 2007年、安倍さんが前回首相だったときに、アメリカで121号決議というのがあって、マイク・ホンダという日系議員が中心となって、慰安婦問題に関して日本を非難する決議が下院で採択されるという動きが、2007年にあったんですね。その頃に安倍さんはアメリカに行って、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領と会っているので、そのときに記者からの質問に答えて、「慰安婦問題についてわびる気はないか?」と言われて、安倍さんはアメリカでは「おわびします」と言っているんですよ。あのときも。2007年も「おわびします」と。

 驚くのは、それを受けてブッシュさんが「おわびは受け止めました」って答えるんですね。はっ? ですよね。あなた、元慰安婦ですか? って。いや、あり得ないじゃないですか。だってほかの人が人権侵害を受けていて、それに対してのおわびが本人がいないところでされて、「受け止めました」って答えがあるかっていう話なんですね。どっちもすごく頭が弱いなと思うんですけど、ただそういうレベルの話なんですよ。

 今回の日韓基本「合意」だって、結局、被害者の方たちが怒っていますよね。当たり前じゃないですか。だってまるで金で、「10億円出すから少女像を撤去しろ」とかいう話になっていて。要は「また金で買えるんだ。お前ら」と言っているわけでしょう。そういうふうに受け止めますよね。だって本人たちの話を聞かないで、その人たちに向かって、向き合って謝罪をしないで、人権侵害の大きな問題が解決するわけないじゃないですか。

アメリカに従った日韓「合意」
 ところが、ここも寡頭支配なわけです。韓国政府だって、パク大統領ですよ。グローバルな寡頭支配に一体ですよ。元パク大統領の娘さんですからね。だから世襲議員だ、財閥の支配だっていうのは、もう全部どこでもそうなわけです。それは、金正恩(キムジョンウン)さんの北朝鮮だってそうだし。中国の習近平さんだってそうですよ。体制を問わずそういう状況がいまできてきている。その中で当事者不在、国民不在、民衆不在で勝手に決めていく。

 何でそこまでやるかって、それはアメリカが「やれ」って言っているからです。アメリカにとって、日韓関係が進まないというのは困るわけです。安保ムラにとって次の課題はそこだったわけです。アメリカと日本は軍事同盟があると。そして韓国とアメリカも軍事同盟があると。ただ日韓の関係がうまくいかないから協力ができていないと。それが彼らの問題意識なわけです。慰安婦問題が最大の問題だと。これで解決したと言うことによって、軍事同盟が事実上の三国同盟みたいな形でどんどん準同盟的な関係がつくれるということを期待しているわけですね。だからアメリカは熱心になって、これをやれと言っていたということになってくるわけです。だからこれ見て、「ああ、よかった、よかった」って思ってちゃまずいわけですね。そういう事態じゃないわけです。ということで、集団的自衛権、TPPにしても安倍談話にしても、そうやって全部つながっているんだということを指摘させていただきたいと思います。
(後略)


まず記事を読んで気付くと思いますが、記事中に「慰安婦の方々」がどんな要求をしておりどんな解決を望んでいるのか、肝心のその部分への言及が一切ありません。


具体的な内容を告げずに相手への批判や要求ばかり増やしていくのは、典型的な「当り屋」の手口なわけですが、今回の場合はそれだけではなく明らかに別の意図も含まれています。


なぜなのかというと、まず去年末の慰安婦決議を不服として抗議行動をしているのは、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)と呼ばれる組織所属の人々であり、ここは以前から紹介していますが韓国内の典型的な親北朝鮮団体です。


参考記事
【従軍慰安婦問題】最近の朝日新聞が必死すぎるので突っ込みを入れてみる


当然のことですが、その主張には政治的意図が介在しており単なる人権問題ではないですし、当然の事ですが単に会って話をすればどうにかなるという問題でもありません。


しかも上記記事では一切言及されていませんが、挺対協所属以外で韓国政府から慰安婦認定を受けている人々は、実は日韓合意に肯定的でありこの記事ではそういった意味でも印象操作が行われています。
記事中で言及される「被害者の方々」とは「挺対協所属の方々」なのです。


またそもそもこの記事では、挺対協を含む韓国側の日本に対する要求も一切言及されていませんが、実際には韓国側ははっきりと具体的な要求をしており、これは韓国政府と挺対協共に大筋では共通しています。


それが解る事例は、去年2月に国連女子差別撤廃委員会で日本政府が公式声明として発表した「日本政府が発見した資料の中には軍や官憲による慰安婦の強制連行を確認できるものはなかったと」との内容に対して、韓国側が「慰安婦動員の強制性は、国際社会が既に判定を下した歴史的事実だ」と反論したことから明らかです。


国連委で日本が慰安婦問題説明 韓国「被害者癒やす行動を」 聯合ニュース 2016/02/17
韓国外務省「強制性は歴史的事実」 慰安婦問題 zakzak 2016.02.17


問題がこじれている原因の対立点は明らかです。
日本側は「軍や政府の命令によって軍人や官憲が慰安婦の強制連行を行った事実は存在しない」としており、韓国側は「上記の事実は存在した、日本はその事を認めろ」としているわけです。


またこれに加え、挺対協は「軍人や官憲による強制連行(人によっては虐殺)の法的責任を日本政府が認めること」を要求しており、単に挺対協所属の慰安婦に会って話をすれば解決するような問題ではないわけです。


元慰安婦支援団体 韓日合意を「外交的談合」と非難 聯合ニュース 2015/12/28
韓国・朴大統領が「考えるたびに恐ろしい気持ちになる」…慰安婦問題で日本に譲歩した理由とは 週プレNEWS/InfoseekNEWS 2016年1月12日


ちなみに朝日などの日韓友好論者※の主張は、「政府や軍命令で行われた軍人や官憲の直接的な強制連行や拉致はなかったが、業者に委託する形で間接的な強制が行われていた」というものなのですが、これは仮定に仮定を積み重ねる行為であって根拠として成り立っていないうえに、当然の事ですが韓国側は「直接的な強制の存在と法的責任を認める事」を要求しているのですから、日韓友好論者の言分通りにしたからと解決にはなりません。


※日韓友好論者とは
韓国では韓国側の「正しさ」を無条件に受け入れている日本人の事を「良心的日本人」と呼んでいますが、そもそも彼らは良心的でもなければ親韓でもなく単に日韓の対立を煽っているだけの存在でしかない事から、このブロマガでは「日韓友好論者」という造語を使用しています。

また日韓友好論者の中には、自己の政治的思想や親北朝鮮の傾向から意図的に問題を起こし煽っている人々と、多文化主義をこじらせ無自覚に対立を煽る人々の2種類が存在しています。


2:韓国側の要求は根拠が存在しない


次に、現在の慰安婦問題を巡る日韓の対立点である「軍命令による組織的強制連行の有無」に関してなのですが、そもそも韓国側の主張は根本的に破綻しています。


具体的にどう破綻しているのかは以前から記事を書いていますので、過去記事を元に書いて行きますが、まずこの対立点が日韓の政府双方で明確になった2014年の出来事が最も解りやすいので、そこから紹介します。


2014年当時、日本政府は「河野談話の見直し」を行うとし、以下のような見解を発表しました。


  1. 談話作成時に韓国側と文言調整していた
  2. 慰安婦とされた女性への聞き取り調査では、事後の裏付け調査を行わなかった
  3. 談話発表の直前に、日韓両政府が文言調整の事実を対外的に非公表とすることで一致していた


要するに、河野談話では事実関係の有無よりも政治的決着が優先され、客観的な調査は一切行われておらず、そのうえで日本政府は明確に「軍命令による組織的強制は存在しない」としたわけです。


これに対して韓国側は、上記の日本政府の公式見解前には「河野談話を損なう検証結果を発表する場合、韓国政府は同問題の歴史的真実と責任に関する国内外の権威ある立場や資料を積極的に提示する」としていたにも関わらず、公式見解が発表されると「16人の元慰安婦女性の証言こそ、慰安婦問題の強制性を立証するいなかる文書よりも強力で明確な証拠だ」と言い出しました。


参考記事
【河野談話】韓国政府が自爆しました


当然のことですが韓国側の主張は何の証明にもなっておらず、根本的に日本政府の河野談話見直しに対する反論にすらなっていません。


また更に、では韓国側の主張するように証言が証拠だとして、それがちゃんと証拠として成り立つのかといえばまるで成り立っていません。
それは2007年の米下院での慰安婦決議でも「韓国側代表の1人」として証言を行い、挺対協の代表的な「語り部」であり、また韓国政府から公式に慰安婦認定を受けている李容洙という人物の証言を時系列で並べてみると解ります。


(※1)李容洙証言

1:友人に誘われて夜中に2人で家出し、ワンピースと靴をくれた国民服のようなものを着た日本人によって慰安所に連れていかれた 1993年

2:十四歳で銃剣をつき付けられて連れてこられた 2002年

3:14才のとき日本の兵隊に家から連れ出された 2007年

4:隣人に呼ばれて外出したところ、ほかの女性4人と一緒に日本軍に連れて行かれた 2015年


読めば一目瞭然ですが「慰安婦になった経緯」が何種類もあります。
こうした矛盾に対して、韓国側や日韓友好論者は「高齢で記憶が曖昧になっているだけだ」としています。


しかし本来ならば、人間は年を取ると脳の海馬の衰えから現在の記憶の更新が鈍くなり「物覚えが悪くなる」傾向にはありますが、逆に過去の記憶は鮮明に思い出せるようになるという傾向もあります。


高齢者が昔の話を何度もしてしまうのはそのためであり、加齢で若い頃の記憶が曖昧になってしまうという現象は一般的ではありません。


また、そもそも「記憶が曖昧」で証言に毎回食い違いが出てきてしまうのならば、そもそも韓国政府や支援者たちは「何を事実と認定したのか」という問題が出てきます。
要するに「記憶が曖昧」という事を認めるのならば、「証言は証拠として成り立たない」という事です。


ただしこれはあくまで「私達の常識」としては成り立たない・破綻しているというだけです。


以前から書いているように、韓国では一般的に根拠や客観性というものは重要視されず、また他者の劣等性を担保として自己の優越性や正しさを証明する独特の価値観、「蔑視ありきの自民族中心主義」が存在しています。


この価値観において、「自己の主張の正しさ」は他者の劣等性の指摘によって証明される傾向にあり、また他者の劣等性の指摘によって相手を加害者と設定し、自己が被害者となる事ができれば無条件に「絶対的に正しい存在」になれるという特徴もあります。


また「他者の劣等性」を指摘できれば自己の正しさを証明できる価値観においては、相手の劣等性(今回の場合ならば日本側がどれだけ酷い加害者か)を指摘できれば、それだけ正しさに価値が出てきますから、必然的に「元慰安婦の証言」も過激化する傾向にあり、また過激であればあるほど韓国内での支持も集まるわけです。


だから証言がどれだけ矛盾していようと、「日本の劣等性」が証明できれば韓国的価値観では問題が無く、彼らの中では韓国側の主張は破綻しておらず、むしろ私が書いているような事は「理屈ばかりでお話にならない、自分達の過ちを美化しているだけ」となります。


また更に、前回の記事「韓国はブレーキが効かない」で書きましたが、この「正しさ」が韓国社会で国民情緒、或いは民族情緒と呼ばれる「国民、或いは民族全体で共有すべき感情」に組み込まれた場合、これを否定する事は国民や民族全体の「劣等性」を認めてしまうのと同じ事ですので、どんなに矛盾を指摘されても決して軌道修正される事はありません。


慰安婦問題は、特に強固にこの国民情緒とか民族情緒と呼ばれるものに正しさが組み込まれているので、何があろうと決して軌道修正がされず最初の方で書いたように「日本は軍命令による組織的強制の事実を認めろ」という、到底日本側には受け入れられないような要求が続き、結果的に問題がこじれ続けるわけです。


3:「こじれ」を煽る朝日新聞


今回書いたように、慰安婦問題における日韓の対立点は明確であり、そして日韓の価値観の違いによって真っ当な方法での解決などどうやっても不可能な状態にあります。
去年末の慰安婦合意というのは、この本来解決不能な価値観の違いに根ざした問題を、アメリカの仲介で妥協に妥協を重ねて強引に解決に導いた結果です。


そしてこの問題がそれでもこじれ続ける原因を説明するのならば、今回書いたようにその背景に何があるのかを説明しなければ本来はお話になりません。


最初に紹介した朝日系列のWEBRONZAの記事では、こうした本来説明しなければいけない極々基本的な部分すら説明せず、それどころか対立点がどこにあるのかすらも説明せず、「慰安婦に会わない安倍が悪い」とか、「政府が被害者を無視して勝手に決めた」などと書いているわけです。


対立の背景も対立点も説明しないまま、ただ対立がある事だけを主張しだれそれが悪いとするのは、一般的に解決を促す行為では無く「対立を煽る行為」であり、朝日や今回の記事の中心となっている大学教授は、ネットで言うところの「荒らし行為」を行う荒らしと本質的に大差がありません。


しかもこの記事の主張は、明らかに挺対協の言分のみを紹介しそれを一般化しようとしているのですから、やっている事は北朝鮮の代弁であり安保問題に言及するのも「北朝鮮にとって都合が悪い」からです。


一見すると朝日は「韓国のため」「人権のため」を装っていますが、何の事はない、北朝鮮のために日韓の対立を煽っているだけであり、以前から書いていることですが、朝日などのメディアは今でも朝鮮総連を通じて北朝鮮と密接な関係にあるからこそのこの記事なのです。


参考記事
日本のメディアと韓国側の利害は必ずしも一致しない


日韓の間で慰安婦問題がこじれる原因は、基本的には日韓の間にある決定的な価値観の違いですが、それと同時に北朝鮮の意向を受けて対立の詳細を伝えず煽り続ける、朝日のような日本のメディアの存在も深く関係しているという事です。




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以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。










(※1)
「写真記録 やぶられた沈黙」 1993年

「1944年夏のある日、酒屋をやっていた友達(キムプンスン)のお母さんが「今のような苦しい生活をしている必要はないじゃないか。私の言うところに行けばご飯がたくさん食べられ、豊かな生活ができる」と言いました。ですが私は「嫌だ」と言って飛び出て来ました。
それから何日かたったある日の明け方、キムプンスンが私の家の窓をたたきながら「そうっと出ておいで」と小声で言いました。私は足音をしのばせてそろそろとプンスンが言う通りに出て行きました。母にも何も言わないで、そのままプンスンの後について行きました。~(中略)~行ってみると川のほとりで見かけた日本人の男の人が立っていました。その男の人は四十歳ちょっと前ぐらいに見えました。国民服に戦闘帽をかぶっていました。その人は私に包みを渡しながら、中にワンピースと革靴が入っていると言いました。~(中略)~それをもらって、幼心にどんなに嬉しかったかわかりません。もう他のことは考えもしないで即座について行くことにしました。大邱から私たちを連れて来た男が慰安所の経営者でした。」


元「慰安婦」へ補償を
しんぶん赤旗 2002年6月26日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-06-26/13_0201.html

(一部抜粋)
 韓国の李容洙さん(74)は、十四歳で銃剣をつき付けられて連れてこられたこと、拒むと殴られ、電気による拷問を受けて死にかけたことなどを話し、「私は歴史の生き証人として今、生きている。この法案が審議され、成立することを望む」と語りました。

 日本共産党からは吉川春子、八田ひろ子参院議員が同席しました。


Japan PM war slavery denial uncovers old pain
CNN March 3, 2007
http://edition.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/03/03/japan.sexslaves.ap/(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20070311105000/http://edition.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/03/03/japan.sexslaves.ap/インターネットアーカイブ

(一部抜粋)
Lee Yong-soo, 78, a South Korean who was interviewed during a recent trip to Tokyo, said she was 14 when Japanese soldiers took her from her home in 1944 to work as a sex slave in Taiwan.


李容洙(78歳韓国)は東京でのインタビューで、彼女は1944年、14才のとき日本の兵隊に家から連れ出され、台湾で性奴隷として働かされた、と述べました。


【コラム】「日本のせい」ではなく、日本を畏怖させる外交を
朝鮮日報 2015/12/30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123001044.html(リンク切れ)
http://web.archive.org/web/20151230040439/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/30/2015123001044.htmlインターネットアーカイブ

(一部抜粋)
大邱は李容洙さんの生まれ故郷だ。15歳だった1943年10月、「隣人に呼ばれて外出したところ、ほかの女性4人と一緒に日本軍に連れて行かれた」という。汽車・トラック・船などに乗り換えた末に行き着いたのが台湾だった。