日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

ソメイヨシノ韓国起源説問題まとめ(後編)


さて、本日は前回ソメイヨシノ韓国起源説問題まとめ(前編)の続き、後編となります。


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはウェブアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。


1:韓国側の起源主張の内容を知る


まず重要な事として、前回も少し書きましたが彼らは私達とはまるで異なる価値観の人々であり、したがって私達の常識の範囲内の反論は通用しません。
具体的には、根拠を提示して間違いを指摘しても彼らは彼ら独特の主観的・絶対的正しさに基き「かくあるべき姿」を優先し、根拠を重要視しない傾向にあるので意味が無いのです。


参照
韓国では「仮定の話」が「事実」として成り立つ


ただ、韓国人に対して反論する事そのものには上記のように全く意味が無い場合が多いのですが、実際には「反論」そのものには別の角度から意味があります。


それは「問題を知らない第三者に対し、具体的に何が問題なのかを知ってもらうため」です。


要するに、彼らの主張をただ提示するだけでは無く彼らの主張とその矛盾点と反論を同時に第三者に知ってもらう事、そして更に贅沢を書けば彼らとの論争の記録を実際に見てもらうと、その説得力が格段に増すからです。


実際これは日韓翻訳掲示板があった当時最も効果があった手法の一つであり、その後私も何度かこの手法を利用しネット上のいくつかの場所で韓国起源説問題の周知に成功しています。


ではまず、現在の彼らのソメイヨシノ韓国起源説の主張がどうなってるのかを見てもらいます。


原産地王桜 世界化 済州社会が先立つ
漢拏日報 2016. 04.03.
http://www.ihalla.com/read.php3?aid=1459668112533408044

山林科学院後援、国内外の済州王桜後継木植栽相次いでワシントンのアメリカン大韓国庭園・大邱教区庁・成均館大など

立山林科学院は漢拏山観音寺地区に自生する王桜を済州王桜の基準となる母樹に選定して、この木で増殖した木々を大量に養苗中だ。今後、この木が国内外に大量普及される予定だ。

・独立記念館護国忠節の都市 天安市も象徴樹として推進
・原産地済州各機関・教育界・主要観光地同参必要

済州地元の王桜で増殖した後継木を拡散させるために済州島と各機関、教育界が積極的に乗り出さなければならという指摘が提起されている。国立山林科学院を中心に済州王桜の世界化を促進させるために、国内外の地元王桜の後継木の供給プロジェクトが本格化し、済州社会がこれに積極的に参加してリードしなければならないという指摘が説得力を得ている。 

立山林科学院暖帯亜熱帯山林研究所は、昨年4月に漢拏山国立公園観音寺地区に自生する王桜を済州王桜の基準となる「母樹」に選定した。漢拏山観音寺地域はフランス出身の宣教師であったタケ神父が1908年4月15日に王桜を初めて発見し採集した場所としても意味を持つ。研究所側が「基準母樹」を利用して、国内はもちろん世界に済州産王桜を普及させるための養苗施設の拡大と普及基地造成事業を推進している。

まず、現在の0.5haに過ぎない養苗施設を今年から3年間で3ha規模に拡大、優秀個体を選抜して、大量生産基盤を構築する計画である。また、南元邑漢南試験林一帯の25ha面積に大規模な王桜団地を造成する事業に着手した。済州地元の王桜後継木普及事業も活発に展開されている。 

2011年4月、国立山林科学院と米国の首都ワシントンにあるアメリカン大学の努力として、この大学の校庭に韓国庭園が造成された。韓国の庭は済州王桜の自生地である奉蓋洞王桜天然記念物で増殖した王桜をはじめ、トルハルバンの石像と横木、そして童子石も立てられて済州の自慢と誇りも一緒に植えた。

ワシントンの韓国庭園は漢拏山で自生地が発見されてから1世紀ぶりに済州の地元王桜が世界に進出した重要な意味を持つ。ニューヨーク・マンハッタンの玄関口であるジョージ・ワシントン・ブリッジからわずか5分の距離に位置するニュージャージー州ニューオーバーペック公園には世界最大規模の韓国型ガーデン造成事業が推進中である。特に関心を引くのは今後10年以内に12kmの遊歩道に済州王桜を植えるプロジェクトだ。

国内でも済州在来王桜の後継木植栽が相次いでいる。4日大邱カトリック大学では1908年済州王桜を世に初めて知らせたフランス人司祭タケ神父を照明する「タケの王桜統合生態論」カンファレンスが開かれる。特にこの日の会議付帯行事として、国立山林科学院はカトリック大邱大教区庁内で済州地元の王桜後継木植栽イベントを行う。

独立記念館、柳寛順烈士の生家など護国忠誠の地元である天安市は昨年、国立山林科学院から王桜後継木の分譲を受け、天安市の象徴樹として育成する案を推進している。成均館大学では来る6日、国立山林科学院との王桜の学・官研究成果を記念して校庭に王桜の後継木を植える。 

しかし、済州が王桜の原産地であるのにもかかわらず後継木の植栽はなく、いざ都心では導入品種一色なので原産地の位相と面目を失わせている。これにより、来る7日の植木日を控えて、済州島と各機関、主要観光地、教育界を中心に済州地元の王桜後継木植栽の必要性が高く提起されている。

立山林科学院暖帯亜熱帯山林研究所の関係者は「我が国固有種である済州王桜に対する理解を助けて、象徴樹として育てていくための後継木分譲と植栽が相次いでいる」とし、「特に原産地である済州の主要空間に王桜後継木を植える場合、多くの島民と観光客が済州を王桜の原産地として新たに理解するきっかけになるだろう」と述べた。



この記事なのですが、一見するとこれまでのソメイヨシノ韓国起源説記事と変わりないように見えますが、実は今年3月までは殆ど見られなかった単語があります。
それは以下の部分です。


>済州が王桜の原産地であるのにもかかわらず後継木の植栽はなく、いざ都心では導入品種一色なので原産地の位相と面目を失わせている


この文の「導入品種」という部分が重要です。
前回書いたように、韓国が主張するソメイヨシノ韓国起源説には大きく分けて自生説と品種改良説があり、双方が矛盾したままこの2つの亜種も含め好き勝手に主張されていたのですが、この「導入品種」という単語は、調べてみるとこの2つの説の矛盾の辻褄を合わせるために出てきた単語なのです。


どういう事かと言うと、この導入品種とは詳しく調べてみるとソメイヨシノのことであり、つまりこの新たに出てきた説では、「王桜はソメイヨシノのオリジナルではあるが、韓国の都市部で植樹されている桜は王桜を園芸品種化したソメイヨシノである」という理屈のようなのです。


つまり、前回書いた自生説のうち「王桜の苗を日本に持ち込み接木や挿し木で増やしたのが園芸品種のソメイヨシノである」という自生説亜種と、「ソメイヨシノは王桜が日本に持ち込まれ、オオシマザクラなどと交配し出来上がった園芸品種である」という品種改良説、その両方を一見矛盾無く説明できる表現方法なのです。


そしてこの新たな表現が出てきたのは、上記記事にもあるように王桜のグローバル化(=国際的な桜といえば日本というイメージを、桜といえば韓国というイメージに上書きするという目的)が韓国内で本格化したことと、日本側からの批判や反論への辻褄併せという意図、そしてもう一つは以下の2つの記事が解りやすいです。


(※1)
桜の季節...済州王桜 世界化推進する 東亜日報(韓国語) 2016-04-06
100年以上の王桜論難せず、…「もう花を楽しもう」 聯合ニュース(韓国語) 2016/03/28


この2つの記事で注目すべきは、「王桜はエドヒガンとヤマザクラ、或いはオオヤマザクラとの交配雑種である」としているところです。


そして前回の記事で書いたように、ソメイヨシノは北関東のエドヒガン系の桜とオオシマザクラヤマザクラの自然交雑種の交配種であり、遺伝子比率はエドヒガン47%、オオシマザクラ37%、ヤマザクラ11%、その他5%であることが判明しています。


要するに王桜にもソメイヨシノにも、エドヒガン系とヤマザクラの遺伝子が含まれているという事なので、恐らく韓国側はこれを根拠に「同じ遺伝子構成をもっているのだから、王桜はソメイヨシノの起源あるいはオリジナルである」との印象を世界的に定着させ、イメージの上書きをしようとしているのではないかと予想しています。


また特に、この報道をしたのが聯合ニュース東亜日報であるということも重要です。
東亜日報聯合ニュース、どちらも現在韓国政府と非常に近しい関係にあるメディアであり、恐らくこの記事は韓国政府の意向を強く受けたものである可能性が高いうえに、韓国政府や自治体が現在進めている桜(王桜=ソメイヨシノ)の観光資源化・グローバル化ともタイミングが合致するからです。


ですので、今後韓国側では旧来の自生説と品種改良説ではなく、この新たな説が主流になっていく可能性が高いわけです。


2:韓国側の主張の矛盾と反論


ただし、結局のところ上記説も矛盾だらけです。
まずそもそも、エドヒガンもヤマザクラもオオヤマザクラも日本に大昔から自生している種であり、当然のことですが日本にもこれ等の桜の自然交雑は存在しています。


ですので、彼らがソメイヨシノは王桜を日本に持ち込んで園芸品種化したものだと主張したいのならば、ソメイヨシノに含まれるエドヒガンとヤマザクラの遺伝子が済州島エドヒガンやヤマザクラの遺伝子と共通であると証明しないといけないのです。


これは当たり前の事です。
植物にも遺伝子の多様性があるのですから、同じ種であっても個体や地域ごとに遺伝的特徴には差があります、そして現在判明している事として、ソメイヨシノは北関東に自生しているエドヒガン系の桜と、日本の里山でよく見られるオオシマザクラヤマザクラの自然交雑種を掛け合わせたものであるとの学術論文が発表されています。


韓国側が自説を成り立たせたいのならば、これが間違いであり済州島原産の桜の遺伝子由来であると学術的に証明しないといけないのです。
彼等がやっているのは、種としての遺伝的特徴に類似があるとしているだけであり、それだけをもってソメイヨシノの原産地は済州島であり、起源は王桜であるとする説は全く以って学術的ではないからです。


またもう一つ、彼らはよく「王桜には自生地があるがソメイヨシノには自生地が無い」という主張をし、それを起源説の根拠としていますが、これはストローマンと呼ばれる典型的な詭弁の論法であり、韓国側はこの詭弁をよく使います。


ストローマンとは、相手の主張を自分達が反論しやすいように都合よく歪め、その歪められた主張に反論する事で、あたかも相手を論破したかのように見せる詭弁なのですが、そもそもソメイヨシノに自生地などあるわけがないのです。


現在日本では、ソメイヨシノが自然交配なのか人工交配なのかが論争となっていますが、それは江戸の染井村は植木職人が多く住んでいた地域であったため、各地から集められた桜が偶然に染井村内で交雑し、結果ソメイヨシノができたという可能性があるからです。


ただしこれに関しては、2015年に上野公園にソメイヨシノのクローンの原木となった可能性の高い木が発見されたため、人工交配で誕生した可能性が高くなっています。


ソメイヨシノ’の起源を解明―‘ソメイヨシノ’が人為的に育種され、原木候補を示唆する証拠を発見した―


つまりソメイヨシノに関しては、日本においてその出自が人工的なものであったか或いは自然の偶然によるものであったかが論争であり、その論争の派生として「クローンの原木を探している」というだけなのですが、2014年に韓国の公共放送であるKBSがこの論争を曲解し「日本ではまだ自生地が見付かっていない」と報じて既成事実化させたのです。


このような手法も、韓国では頻繁に見られます。
根拠を重要視せず、「かくあるべき姿」による独特のロジックがこのような論法を生み出すのです。


(※2)
「花の戦争…桜の花原産地は‘韓国’」  KBS NEWS(韓国語) 2014.04.03


このような経緯があるので、現状は日本側の反論も上記2つをベースとしたものに絞っていくのが得策でしょう。


いずれまた彼らは「新たな説」を出してくるでしょうが、それはそれで良いのです。
なぜならそうしたら、「過去の主張と矛盾するではないか」と指摘すれば良いからです。


ただし、現状を観察する限りでは旧来の自生説や人工交配説も度々見られますので、「これが反論の全て」というわけではないですが、その辺りは知識の応用次第でしょう。


3:ソメイヨシノ韓国起源説の何が問題なのか


これなのですが、まず私の基本スタンスとして韓国内で韓国人同士で起源を主張するだけならば、「好きにすれば良い」と考えています。
その結果何が起きてもそれは彼らの判断で起きた事であり、日本人がそこまで干渉すべきではないと考えているからです。


では何が問題なのかといえば、韓国が世界各国へ向けて官民挙げての活動をしていることと、その過程で「元々は韓国のものだったが日本統治時代の文化抹殺政策で奪われてしまったのだ」と宣伝している事です。


つまり起源主張そのものよりも、その活動内容が大問題なのです。
特に韓国側が力を入れているワシントンDCの桜並木に関しては、日本とアメリカの友好の歴史の象徴なわけですが、彼らの主張が通ってしまえばたちまち「日本による文化強奪の象徴」というネガティブなものに変わってしまいます。


(※3)
「韓 独立運動家ワシントン桜『韓国桜』指定要求」 NYT 1942年報道 NEWSIS(韓国語) 2014-04-17
【気になる事典】 真珠湾空襲で桜伐採しようとすると… 中都日報(韓国語) 2016-03-18


しかも韓国が今年実際にワシントンDCの桜祭りを乗っ取る寸前まで行っているのです。
事前にANAがスポンサーに入る事で危機は回避されましたが、一歩間違えばどうなっていたかは解りません。


「桜祭り」ごと爆買い?水面下で触手伸ばす中・韓 テレビ朝日 2016/03/29


そしてもし乗っ取られていたら、彼らのプロパガンダによって「日本=桜」というイメージに少なからずネガティブな印象を追加されていた可能性が十分にあるのです。


またワシントンの事例に限らず、日本はここ半世紀以上にわたって世界各国に友好親善の証として桜の植樹運動をおこなっており、様々な国に桜の植えられた公園や並木通りがあるのですが、韓国が「王桜のグローバル化運動」を本格的に始めたということは、それら桜が全て「彼らのターゲットになった」ということでもあります。


これに関して、「いくらなんでも非現実的すぎる、杞憂だ」と考える人もいるでしょうが、実際のところ韓国は過去に別件で似たような事をした前科があるのです。
しかも政府主導で。

参照
フランスのJapan Expoから韓国がいなくならない原因
「Japan Expoに寄生しないで独自のコリアエキスポやればいいのに」→過去にやった事があります


だからこそ、韓国側に今回紹介したような「王桜のグローバル化」という動きがある以上、それは過去の事例から考えても警戒しないといけないのです。


そして何より、恐らくですが韓国側の望みである「イメージの上書き」そのものは失敗するでしょうが、「日本が文化抹殺政策を通じて韓国の桜を奪い取った」という主張そのものは、ある程度の国際的な周知を成功させる可能性があるのです。


なぜかといえば、まず殆どの人は「被害者の言葉を信じやすい」という傾向にあることと、「詳細を詳しく調べる人など少数派である」という傾向があるからです。
つまり、「ただなんとなく」でこのデマを信じてしまう可能性があり、「桜といえば日本」というイメージは消えなくとも、その桜といえば日本というイメージに濡れ衣でネガティブな印象が付いてしまう可能性はあるわけです。


特に韓国の場合、このブロマガでは蔑視ありきの自民族中心主義と呼んでいる、他者の劣等性を担保に自己の優越性や正しさを証明するという独特の価値観や被害者が最も偉いという独特の価値観があるため、彼らにとって「いかに自分が正しいか」を証明する手段は往々にして「いかに相手が劣っているか=いかに相手が加害者であるか」が中心となります。


だからこそこのイメージが広がる可能性があり、起源主張そのものよりもその周知方法が問題となるわけです。


参照
韓国人が日本人から嫌われる根本的原因
韓国では被害者が一番偉い


4:日本人はこの問題でどうするべきか


この問題なのですが、恐らく多くの人は「ではまず世界中にこの問題を周知すべきではないか」と考えるでしょう。
たしかにそれも重要です。


ただ、実際にはそれと同時にもっと重要なことがあります。
それは日本国内でまずこの問題を周知することです。


なぜなのかといえば、たとえば先ほど挙げたワシントンDCの桜祭りが乗っ取られかけた事例なのですが、もし多くの日本人がこの問題を知り、またここに書いてあるような問題の本質を理解していたら、この事件は起きたでしょうか。


恐らく危機的状況が寸前で回避されるというような危なっかしい状況にすらなっていなかったでしょう。
要するに、問題の深刻さのわりに知名度が低すぎるからこんな事が起きるのです。


また政治家や関係省庁を動かすにしても、結局のところそれには日本人の多くの声が必要になります。
なぜなら政治とは世論次第で変わるという側面もあるからです。


特に韓国起源説の場合、一般的な日本人の考え方だと「バカバカしい」問題に見えるため、背景がしっかりと見えてこないと深刻さに実感が持てず政治の腰が重いという問題があり、世論が動くレベルにならなければこの手の問題で政治が動く事はまず無いうえに、韓国側は官民挙げてやっているのですから、いずれ日本側も政治の力が必要になります。


民間がやれることには限度があるからです。


また「学者もちゃんと反論すべき」という意見もあるでしょうが、そもそも先ほども書いたように韓国側には価値観や常識の違いから「私達の常識的な手法」は全く通用しません。


つまり学術的な知識だけでなく、彼ら独特の価値観や思考、そこから生まれるロジックや主張の背景を知り、かつ効果的にそれに対応できる知識と世間に周知する手段のノウハウが無ければ、ただ反論しても傍から見ると「どっちもどっち」にしか見えない可能性が高いのです。


今後どうするにせよ、日本人の多くが「何が起きているのか」「なぜ起きているのか」を知らなければお話にならないという事です。
あまり詳細に知る必要は無いでしょうが、ポイントをしっかりおさえる事が重要です。


また世界に向けて問題提起するにしても、日本人の極々僅かの人達が声を挙げているのと、多くの人達が声を挙げているのとでは、国際的な問題意識の持たれ方や注目度にも自ずと差が出てきます。


だからこそ最も重要なのは「日本でこの問題を周知すること」なのです。
何より「桜は日本が韓国から奪ったものなのだ」と後ろ指さされるような事にならないためにも、やれる事は全てやっておくべきです。



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以下は当ブロマガのお勧め記事マイリストです、もしよかったらこちらもどうぞ。

















(※1)
桜の季節...済州王桜 世界化推進する
東亜日報(韓国語) 2016-04-06
http://news.donga.com/3/all/20160405/77420008/1

養苗施設2016年から3年間大幅に拡大...優秀個体選抜して、大量生産の基盤構築できるだけ広く普及 原産地論争終止符

桜の季節だ。 済州はもちろん、慶尚南道昌原市鎮海など全国各地で桜が満開に咲いた。風が吹いたり、雨でも降れば、はらはらと落ちながらまた別の壮観である「花雨」が作られる。

日本人が好きだという理由で桜の花が排斥されることもあったが、まばゆい白い花が一品である「王桜(学名Prunus yedoensis)」は厳然として済州地域が自生地だ。このような王桜を資源化、世界化する動きが最近起こり始めた。

4日、大邱カトリック大学で「タケの王桜統合生態論」に関する学術会議が開かれた。フランス出身の宣教師であるエミール・タケ神父(1873~1952)は1908年4月、漢拏山の北側地域である海抜600mの観音寺周辺で王桜標本を初めて採集した人物だ。

同日、会議の行事で国立山林科学院暖帯亜熱帯山林研究所はタケ神父の墓地があるカトリック大邱大教区庁に王桜二本を植えた。

忠清南道天安市は国立山林科学院から王桜の分譲を受け、象徴木として育成する案を推進しており、成均館大学はこれまで進めた王桜研究の成果を称えるために6日、王桜を植える。

原産地論争終止符を打つべき
済州地域が王桜の自生地として確認されたが、日本側からは依然として不便な視線で眺めている。これまでの調査で日本国内の王桜の自生地が発見されなかったし、タケ神父が採集した標本が日本の最も有名な桜のソメイヨシノ(染井吉野)のようなものだとして確認されたりもしたが、日本学者などは済州から伝来された可能性を認めることに吝嗇(ケチ)だ。

王桜の原産地に対する議論が飛び交っていた1962年、パク・マンギュ、ブ・ジョンヒュ博士などが済州地域で王桜の自生地を相次いで発見した。1964年済州市奉蓋洞、西帰浦市南元邑新礼里一帯の自生王桜がそれぞれ天然記念物156、159号に指定とされるに至っている。

2001年4月に山林庁林業研究院チョ・ギョンジン博士のチームは遺伝子(DNA)分析を通じて、日本にある王桜の原産地が漢拏山であることを明らかにしており、2014年11月、成均館大学キム・スンチョル教授研究のチームは王桜の起源を明らかにした内容を国際学術誌である「米国植物学会誌」に掲載した。

この研究チームは王桜が済州島自生、エドヒガンとヤマザクラ、オオヤマザクラ複合体の交雑で発生した種という事実を初めて明らかにした。

王桜の世界化推進

済州道、国立山林科学院、韓国分類学会などはタケ神父が王桜標本を初めて採集した漢拏山観音寺周辺で昨年「母樹」命名式を行った。 王桜の資源化を本格的に推進するためだ。

暖帯亜熱帯山林研究所はこの母樹を利用して国内はもちろん世界に済州産王桜を普及するための養苗施設の拡大造成事業を推進する。現在、5000m2に過ぎなかった養苗施設を今年から3年間、三万m2規模に拡大し、優秀な個体を選抜するなど、大量生産基盤を構築する。南元邑漢南試験林一帯25万m2面積に大規模な王桜団地を造成する事業も着手した。

同研究所のキム・チャンス所長は「様々な研究と調査を通じて済州が王桜の自生地という事実には異見がないのに、起源をめぐる論争と政治的解釈をするのは実益がない」とし、「長期的な観点で見れば、済州産王桜を最大限広く普及してこそ論議を終わらせることができる」と話した。

王桜の専門家らは8日、済州市の済州テクノパークで「王桜世界化、どのようにすべきか」というテーマでシンポジウムを開き、世界化のための価値を発掘、自生地保存・管理および普及の基盤構築などを議論する。


100年以上の王桜論難せず、…「もう花を楽しもう」
聯合ニュース(韓国語) 2016/03/28
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/03/28/0200000000AKR20160328031700056.HTML
韓中日の原産地論争の中 DNA分析結果は「漢拏山」
「議論より実利、王桜資源化・世界化急ぐ」

(済州=連合ニュース) ビョンジチョル記者=韓国で最も早く春を迎える済州の王桜祭りが四日後に迫ってきた。

済州が世界唯一の王桜自生地という事実が早めに知られてはいたが、韓国と日本を中心に原産地論争と桜まつりをめぐる政治外交的な論争によって他の地域では一部が切られる痛みを経験した。

最近では100年以上続いた桜に対する論争や議論を後にして、「済州産王桜をありのままに楽しんで資源化しよう」という意見に重点が置かれている。

◇王桜、原産地は「済州」
「我が大地に立つこと(王桜)を今になって我々の手で見つけたというのは恥ずかしいことです。一日も早く天然記念物に保護しなければなりません。」

50年前の1962年4月、済州漢拏山の南側海抜500~600m地点である「水岳橋」混合林の中で自生した王桜の木、3本を発見した植物調査団の団長パク・マンギュ国立科学館長は喜びを抑えてこのように述べた。

韓国と日本の学界のまちまちな原産地論争で重要な転機となる歴史的事件だった。

彼は各国の植物学者たちに標本を送って、王桜が韓国の済州で自生するという生きた証拠を見せなければならないと言って、同行のブ・ジョンヒュ氏ら他の植物学者たちと調査活動にさらに拍車をかけた末、5本の自生王桜を見つけた。
当時、文教部は1964年1月31日、済州市奉蓋洞と西帰浦市南元邑新礼里一帯にある全部で8本の王桜を天然記念物156・159号に指定した。

桜をめぐった原産地論争は、韓国と日本を中心に繰り広げられたが、昨年3月には中国まで加勢して3国間の論議が起こった。
事件の発端は今から100年余り前にさかのぼる。
1908年4月、宣教活動をしたフランス人タケ神父によって自生王桜が済州で初めて発見されたのだ。 彼は漢拏山の標高600m地点である観音寺付近で王桜を発見、標本を採集して、ドイツの植物学者ケネー博士に送り、日本の桜の中で最も有名な品種である王桜(染井吉野)と同じだという感情を受けた。

さらに、1932年4月、日本京都大学の小泉博士も、漢拏山の南側の地点で自生した王桜を発見し、事実上、済州が王桜の自生地であることを認めた。
しかし、記録があるだけで自生王桜の実体が済州で発見されなかったために、日本の他の植物学者たちはこの事実を信じようとしなかった。

韓国植物学者たちは王桜の野生種が日本にはなく、特に済州で発見された記録が出てくる点などを挙げて王桜の原産地は済州であり、日本に渡って広がっているのだろうという仮説を立て、日本の学者たちは日本にも王桜の木の自生種があったが、広く栽培される過程でなくなったものと反論してきた。

議論が熱く繰り広げられていた1962年パク・マンギュ、ブ・ジョンヒュ博士などが、王桜の自生地を発見し、名実ともに済州が王桜の原産地であることを宣言するのに至る。

以後、2001年4月山林庁林業研究ジョ・ギョンジン博士チームはDNA分析を通じ、日本の王桜の起源は済州漢拏山であることを明らかにした。

漢拏山自生王桜と国内の植栽された王桜、日本の王桜を対象にDNA分析を行った結果、「済州の王桜が日本に渡り、国内に植栽された王桜は日本から再び移ってきたものであること」を確認しした。

2014年11月成均館生命科学キム・スンチョル教授の研究チームは、国立生物資源館などと一緒に済州島王桜の起源を明らかにし、これを国際学術誌である「米国植物学会誌「(American Journal of Botany)に載せた。

研究チームは、王桜が済州島自生の「エドヒガンとヤマザクラ、オオヤマザクラ※注」複合体の交配で発生した種であることをDNA分析により初めて明らかにした。

注※韓国ではエドヒガン系が早生桜、ヤマザクラが桜、オオヤマザクラが山桜と呼ばれているようです。

「桜、政治的論難せず、もう楽しもう」

桜をめぐる議論はこれだけではなかった。
日本植民地支配を経験した韓国国民の情緒と続く日本の歴史歪曲のために浮上した外交的摩擦が複合的に絡み合った桜祭り議論が二番目だ。

日本の国花であるかのように思われる桜をテーマに韓国のあちこちで地域の祭りを行うことが適切でないという意見と、代表的春の花の桜を政治・外交的解釈せずにそのまま楽しもうという意見が衝突しながら起きた。

前者は桜が太平洋戦争の際、爆弾を積んだ戦闘機を操縦し、連合軍艦隊に身をなげうった「神風」隊員の胸に刺されるほど、日本軍国主義の象徴性を含んでいると主張した。

桜が日王親政形態の統一国家が形成された近代、明治維新以降「瞬間的になる美しさで主君のために命を捧げる」侍の精神、散華、切腹などの意味で象徴操作が行なわれたということだ。
10年前このような主張によって国会でも桜まつり再検討の主張が提起する一方、インターネットポータルサイト世論調査が実施されて熱い討論が行われたこともある。

しかし、これといった結論もなく批判は静まっており、ソウル汝矣島と慶尚南道鎮海、釜山、洛東川辺、江陵鏡浦台、済州での桜祭りは命脈を受け継いでいる。
済州では、済州産王桜をありのままに楽しんで資源化しなければならないという意見にさらに重点が置かれている。

カン某(38・女)さんは、「桜の原産地が済州であるだけに、済州で桜祭りをするのは非常に当然のことだ。また、済州島の王桜が、めぐりめぐって韓国全域にまで広がったものなので、他の地域での桜祭りも別に問題にならなさそうだ」と話した。
彼女は「過去の痛い歴史を忘れてはならないが、政治・外交的問題があるとしても桜まつりを問題視するのは正しくない」と強調した。

立山林科学院暖帯亜熱帯森林研究所長キム・チャンス博士は「王桜起源をめぐる論争と政治的論議は実益が全くないだけでなく、国民の立場でも結論が出ない疲れた問題であるだけだ。重要なのは、王桜の自生地が済州において非常に美しい資源であること」とし、済州産王桜を最大限広く普及するなど、資源化して世界化する案を悩むべき時だと強調した。

済州道、国立山林科学院、韓国植物分類学会は、昨年の共同で並ぶ王桜の自生地である漢拏山観音寺(済州道郷土遺産第3号)で「王桜基準母樹命名式」を開き、王桜資源化事業に拍車をかけて推進している。


(※2)
「花の戦争…桜の花原産地は‘韓国’」 
KBS NEWS(韓国語) 2014.04.03
http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_NEWS_CODE=2838738&

<アンカーコメント> ちょうど今、桜の花で、全国各地壮観を織り成しているでしょう?
この桜の花は、ほとんど王桜で我が国をはじめ、日本で最も多く見られる種類です。
ところが、日本がこの桜の花の原産地も歪曲しているといいます。
(中略)

<質問>それでは、桜の花の原産地はどこですか?
<回答>去る1908年に、済州島を訪問したフランス人神父タケが漢拏山中腹から王桜の自生地を発見します。

文献を見てみましょうか?
朝鮮総督府でも我が国全域を直接現地調査し、桜の花の原産地が済州島だと明らかになりましたが、日本の船乗りたちが桜を済州島から持ってきて神に献上したという文献もあります。

特に原産地を判断するのに最も重要なのが自生地であるかどうかで、済州島には、自生桜が確認されただけで200本を越えました。

立山林科学院キム・チャンス博士の話を聞いてみましょう
<インタビュー>キム・チャンス(国立山林科学院、暖帯亜熱帯山林研究所):"変異がずっと正規分布をする必要があります王桜の葉の形がこのようにできたとすると、これを基準として…"

科学的な研究結果も桜の花が韓国産であることを裏付けています。
山林庁が、日本と韓国の桜のDNAを分析した結果はもちろん、米国農務省が、最近の日本と韓国の桜試料82個を採取して塩基配列などを分析した結果でも、済州王桜と日本のソメイヨシノが遺伝的に同一であることが確認されました。


<質問>ところが、日本は桜の花の原産地が自国だと主張していないですか?
<回答>先に文献で桜の花の原産地が済州だと認めた日本が、光復以後、突然態度が急変しました。日本の桜と済州島の王桜は完全に別の種というものです。

先に見た、韓国と米国の遺伝子研究結果にもかかわらず、日本は自生種であるエドヒガンとオオシマザクラの雑種交配で、済州王桜である「ソメイヨシノ」が生まれたと主張しています。

日本の専門家の話を聞いてみましょうか?
<インタビュー>カツキトシオ(博士/日本森林科学園):"桜の花は、元々、日本に自生していた私たちが見る桜の花はソメイヨシノを含む栽培品種というものです"

しかし、肝心の日本は自分たちの桜の花の自生地は、まだ探しているという立場です。
自生地をまだ知らないというものです。

<質問>日本はこの桜の花も外交的に利用していますね?
<回答>はい、ご覧の画面が大規模な桜祭りが開かれるアメリカワシントンDCポトマック川沿いです。去る1912年、日本の東京市長が桜3000本をプレゼントしたのがきっかけになりました。第二次世界大戦当時、日本が真珠湾を襲撃し、桜を切ろうという動きがあったが、李承晩元大統領が桜の原産地が韓国だという事実を知らせて維持された。

日本はこの桜の花が日本産だと主張しているが、この花さえも、済州王桜と同じ種であることが確認されました。このように、私たちが無関心な間、日本軍国主義の象徴でもある桜の花は、アメリカとヨーロッパに木が伝えられたり、各種キャラクター商品化を通じて日本を知らせる外交的手段で着実に活用されているのが実情です。

国境を越えて誤った認識が根付いている状況なので、今でも正すための努力が必ずされなければならないと考えられます。

(※3)
「韓 独立運動家ワシントン桜『韓国桜』指定要求」 NYT 1942年報道
NEWSIS(韓国語) 2014-04-17
http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20140417_0012861991&cID=10201&pID=10200

【ニューヨーク=ニューシース】ノチャンヒョン特派員=韓国の独立運動家たちが解放前の1942年、米政府に、ワシントンDCに植えられた「日本桜」を「韓国桜」に名前を変更することを要請したことが明らかになった。

1942年4月5日、ニューヨークタイムズは、「ワシントン桜、『韓国桜』と呼べ(Calls Cherry Trees at Capital Korean)」という題の記事で、「韓国の独立運動団体である韓米委員会(Korean American Council)が、連邦首都ワシントンに植えられた桜は、日本が盗んだもので、韓国産という名前を付けなければならない」と要請した事実を報道した。

タイムズの記事は、ワシントン発APの記事を転載したもので副題を「独立団体、新名称指定要請」とつけた。 タイムズは「数十年前に日本が贈った桜の木に『日本産』とついたものに対する抗議が提起された。韓国独立に向けて努力する韓米委員会は、連邦政府に電文を送り、これらの木は、貪欲で野蛮な日本が韓国から盗んだ木々 」と強調した事実を紹介した。

韓米委員会は、「日本人たちによって殺害された明成皇后の墓がある京畿道南楊州洪陵は、桜の自生地でもある。ここには、毎年4月には、数千輪の花をぱっと咲かせ、日本のアジア侵略を悲しんでいる」と象徴的に比喩した。 さらに、「ワシントンの桜は、必ず韓国の桜と呼ばなければならないということを宣言する」と強調した。

ワシントンの桜は、1912年に日本の東京市が日米間の友好関係を図るため、寄贈した3020本をポトマック川沿いに植えられたもので、1935年から始まった桜祭りを通じて広く知られた。

日本はこの桜を東京近郊で採集した日本の桜だと主張したが、遺伝子検査によって原産地が済州産の王桜であることが確認され、一部の専門家は、済州島で直接採集したものと証言している。<ニューシース2014年4月16日送稿の記事を参照>

これに関連し、ハワイで独立運動をしていた李承晩博士などが韓国桜と呼ぶべきだと主張したが、米メディアの記事を通じて、連邦政府に公式的な要請をしたのは初めて確認された事実である。

当時のアメリカでは、日本の真珠湾空襲で反日の雰囲気が広がり、ワシントン桜を切ってしまおうという意見が出て、実際に4本を切ってしまう「イベント」も行った。しかし、米州韓人たちは、これらの桜が日本産ではなく、韓国で盗んだ韓国の桜という事実を知らせて引き止めたという裏話だ。

グローバルウェブマガジン ニュースローのコラムニスト、ムン・キソン氏は、「当時、韓国人らの努力で『日本桜』という公式の名前が『東洋桜』に変わるきっかけになった」とし、「急進的な愛国者達の間では『韓国桜』、あるいは『勝利の木(Victory Tree)』とも呼ばれた」と紹介した。


【気になる事典】 真珠湾空襲で桜伐採しようとすると…

中都日報(韓国語) 2016-03-18
https://www.joongdo.co.kr/jsp/article/article_view.jsp?pq=201603180022

雨の中で満開の清州無心川桜
清州地域の代表桜群落地である清州市無心川周辺の桜とレンギョウが咲いて壮観を織りなしている様子/写真=連合DB

今年の桜の開花時期は、平年より四日早い来る日曜日、20日に済州道西帰浦市を皮切りとして、中部地方は4月1日から10日の間に花が咲き始めます。

大田は4月1日、清州は4月3日頃だと予想されています。
桜はバラ科の花で、早生桜と本桜、島桜、花桜など、200種以上の様々な木があります。
その中で我が国の郷土樹種には、早生桜と王桜があります。

早生桜は華厳寺渓谷に多く自生しており、双渓寺地蔵庵の早生桜は天然記念物として保護されています。

桜の女王として名高い王桜は、日本人が一番好きな品種であり、日本に最も多く広がっている桜でもあります。

背が高くて雄壮に成長するだけでなく、花梗一つに花が複数垂れて他の桜に比べてより華麗な姿で目を引きます。

それで、桜といえばサクラ、日本の花というイメージが強いが、王桜は韓国済州島が原産地です。 6世紀に日本に渡ったものと推定されます。

日本古代史には桜と関連した記録がないが、私たちの三国遺事には765年に桜と関連した記録があります。これが桜と関連して残っている世界初の記録だといいます。

米国ワシントンDCのポトマック河畔で開かれる桜祭りの主人公もやはり、日本産ではなく、済州産の王桜です。

3千800本ほどの王桜があって愛されているが、この王桜の木々は1912年、日本の尾崎東京市長が友好の意で寄贈したものです。

1941年日本が真珠湾を空襲した時、米国市民がこの木々を切ってしまおうとしたが、当時、李承晩(イ・スンマン)と徐載弼(ソ・ジェピル)博士らが「桜の原産地は済州島」とし、現地政治家たちを説得して生き残ったとします。

李承晩(イ・スンマン)博士は、当時「Japanese Cherry Blossom」と呼ばれた桜の名前を「Korean Cherry Tree」に変更しようと奔走したが、中間である「Oriental Cherry Blossom」に変えることで満足しなければならなかったといいます。
(後略)