さて、本日はネット上におけるマスコミ不信の出発点としての、2002年日韓共催サッカーワールドカップについて扱っていきます。
本日の投稿動画
www.nicovideo.jp
元記事
【マスコミ問題】マスコミ不信はいつ始まったの?前・中・後編
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1277600
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1281542
【再現】2002年日韓ワールドカップ Public Viewing in 国立競技場
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1855360関連動画
対韓ネット世論の転換点、2002年日韓共催サッカーワールドカップ Part1/2
ニコニコ動画版
https://www.nicovideo.jp/watch/sm46379568
https://youtu.be/IZhtSG6176w
対韓ネット世論の転換点、2002年日韓共催サッカーワールドカップ Part2/2
ニコニコ動画版
https://www.nicovideo.jp/watch/sm46407965
https://youtu.be/VubfjhXc_M8【2002年日韓W杯】国立競技場Public Viewingで何が起きたか
ニコニコ動画版
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36245030
YouTube版
https://youtu.be/VaoC4XeJs08
お品書き
・マスコミの露骨な報じ方
・国立競技場Public Viewing
・当時のメディア報道
注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています・動画のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです
・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません
・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください
・リクエストは原則受け付けていません
・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります
・毎週日曜日更新
※以下は動画のテキスト版です
マリサ
なあレイム、近年のマスコミへの不信がいつ始まったか知っているか?
レイム
知ってるわよ。
ネットにあふれる『マスコミへの不信感』の出発点となったのが、2002年の日韓共催ワールドカップだったのよね。
マリサ
韓国チームの相次ぐ疑惑の判定や問題行動。
それを日本のテレビや大手が無視したり美化して報じ続けたことで、多くの視聴者が「この報道は何かがおかしい」と気付き始めてな、それが起点になったんだぜ。
レイム
テレビや新聞がみんな露骨に韓国擁護をしていたのが原因だったのよね。
マリサ
実はマスコミの内部や芸能界からも、真っ当な『違和感』を口にした人々はいたんだぜ。
ただ、メディア側はそれを全力で「排除」し、「韓国の快進撃へのやっかみだ」と論点をすり替えたんだぜ。
レイム
なるほど。
マリサ
今回と次週は、前後編で「何があったのか」について説明していくぜ。
マスコミの露骨な報じ方
レイム
当時はまだSNSもない時代だったけど、たしかテレビの「お祭り騒ぎ」に、最初に生放送でNOを突きつけたタレントがいたわよね。
マリサ
タレントの故・飯島愛氏だぜ。
2002年6月22日、TBS系列の『サンデー・ジャポン』の生放送で、彼女はスタジオの空気を完全に凍りつかせる大爆弾を投下したんだぜ。
飯島愛ブチ切れ「もうキムチ食べない!」
ZAKZAK 2002/06/24
https://web.archive.org/web/20021203062048/https://www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_06/g2002062411.html(一部抜粋)
どこのテレビもトッティの退場プレーを良く分かる背後からの映像を短くカットしてる。ずるいよ。
(競技場横断幕に)『アズーリの墓場へようこそ』とかいうのはいいわけ? 相手に礼儀がないのはおかしい。
もう私はキムチは食べない。日本も(審判を)買収すればよかったんだ。
TVが意図的に隠した決定的映像
マリサ
彼女は純粋なサッカーファンだったからこそ、メディアの悪質な『映像編集』という欺瞞を直感的に見抜いていたんだぜ。
周囲の出演者に「ホントのこと言って!」と同意を求めたが、大手の顔色をうかがう共演者たちは一斉に目を泳がせ、一部の人間が消極的に問題行動を認めるのが精一杯だったんだぜ。
レイム
当時のテレビ局の権力や影響力は絶大だったはずなのに、生放送でそこまで言い切るなんて、本当にものすごい勇気だわ。
でも、視聴者の声を代弁してくれた彼女は、その後どうなったの?
マリサ
この正論を吐いた後、彼女のテレビ出演は激減していくことになるぜ。
ここにその発言の文字起こしを乗せとくから、興味のある人は一時停止して読んでみてほしいぜ。
2002年6月22日放送TBS系列「サンデー・ジャポン」より
ねぇみんな、どうしたの? おかしいと思わない?
言いなよ。 私が守ってあげるから奥寺さん、ホントのこと言って!
どこのテレビも、トッティの退場の時プレー、よくわかる背後からの映像をどんどん短くカットして放送してるんだよー(ずるいよー)
(マルディーニへの)蹴りが何でカットされてるの?! これじゃ抗議してるイタリアが悪いみたいじゃない!
どこもかしこも韓国おめでとうしか言わない! 日本人としてじゃなくアタシ個人の意見として、おかしいと思う!
レイム
これを読むと、彼女がかなりサッカーファンだったからこそ出てきた言葉とわかるわね。
マリサ
既存メディアの忖度はこれだけじゃないぜ。
次は日本経済新聞の報道だぜ。
不条理もW杯の歴史
日経新聞 2002年6月24日
(一部抜粋)
クーパー広報部長は「特定の国に有利な判定が出ているとは思わない」とし、「ドイツ—米国で、ドイツ選手がペナルティーエリア内で手にボールを当てたのにPKが与えられず、米国はかわいそうだった」と語った。W杯で審判員の判定に疑問が相次ぐ中、FIFA委員会のエルジク委員長は「今大会は判定で一つか二つの大きなミスがあった」と語り、具体的な例挙げず判定に対するものではなく、逆に「欧州は審判が欧州人でないことに不満を持っていた」という趣旨の発言をした。
世界が激怒した組織の言い訳
マリサ
世界中で大炎上している不可解なジャッジに対して、FIFAが出した公式の言い訳がこれだぜ。
「欧州は審判が非欧州人だから文句を言っているだけ」と、判定そのものの是非という客観的ルール論を、人種や国籍の対立という全く別の問題にすり替えたんだな。
日経新聞をはじめとする大手メディアは、この見え見えの言い訳を無批判に、そのままごり押しで記事にして垂れ流したんだぜ。
レイム
これじゃ、問題視されている『誤審そのものの検証』への答えに全くなっていないわね。
事実を報じるべき新聞が、権力側の都合の良い言い訳をただ横流しするなんて。
これ、かえって「報道がおかしい」って気付く人を増やす自滅行為なんじゃないかしら?
マリサ
そうなんだぜ。
余計に火に油を注いだんだぜ。
次は当時のスポーツメディアが見せた「露骨な論点すり替え」の手法だぜ。
誤審? ホームびいき? 誤審問題でバランスを欠いた日本の報道。
Number Web 2002-10-02
http://www.number.ne.jp/columns_part2/2002.07.25/soccer.html
https://web.archive.org/web/20021002155640/http://www.number.ne.jp/columns_part2/2002.07.25/soccer.html(一部抜粋)
スペイン対韓国戦でのホアキンのドリブル突破をアウトオブプレーと見なした線審と、韓国対イタリア戦でトッティに2枚目の黄色紙を翳(かざ)した主審には、当然のことながら疑問を抱く。しかし、それをスペインやイタリアのマスコミが騒ぐのならともかく、日本のマスコミまで一緒になって、審判のレベルが下がったとか、買収はあったのかと論じあう必要は全くない。筋違いと言っていい。永遠に真似出来そうもない快挙を韓国が演じたことへのやっかみ。根底に潜むメンタリティがそこに垣間見える。
批判を「やっかみ」と断定
マリサ
さすがに誤審の事実を完全に隠すのは無理だと判断し、ある程度は疑問を認めつつも、後半で「日本のマスコミやファンが騒ぐのは筋違い」「韓国の快挙に対するやっかみ(嫉妬)だ」と、問題の原因を『不可解な判定』から「批判する日本人の心の狭さ」に180度すり替えたんだぜ。
レイム
つまり、ルールの検証という論点を完全に誤魔化して、「お前たちが嫉妬しているだけだ」っていう精神論や人格攻撃に話をすり替えたわけね。
酷いレッテル貼りね。
マリサ
そういうことだぜ。
こうやってあの手この手で事実を隠蔽し、異論を唱える者を嫉妬や差別というレッテルで黙らせようとしたんだぜ。
このあからさまな情報コントロールの姿勢が、当時のネット住民の間に「マスコミは信用できない」という、決定的な不信を植え付けたわけだ。
国立競技場Public Viewing
レイム
マスコミが不自然な「韓国応援一色」のムードを作る中、当時のサッカーファンやネット住民たちは、なにかしら行動をしたの?
マリサ
あまりにも不可解なジャッジが連発し、それを日本の大手メディアが黙殺する状況に危機感を覚えた人達が動いたんだぜ。
マリサ
当時これに参加した方からページデータをいただいて、うp主がブログで再現したページと動画のリンクが動画説明欄にあるから、興味のある人は見てほしいぜ。
マリサ
2002年6月25日のドイツ対韓国戦。ネットの掲示板「2ちゃんねる」で呼びかけが行われ、国立競技場のパブリックビューイングに多くの有志が集結したんだぜ。
彼らの目的は、海外メディアに向けて『日本人は公正なジャッジを求めている』というメッセージを発信することだったぜ。
レイム
で、それもメディアは無視したのよね?
マリサ
地上波の主要メディアは揃って『黙殺』したぜ。
でもな、異例なことに技術系メディアである「日経クロステック」や、一部の週刊誌がその異様な光景を客観的に記録していたんだぜ。
史上最大のオフ会? ネットで呼びかけ国立競技場のW杯公開中継に集結
日経クロステック 2002.06.26
https://xtech.nikkei.com/it/free/NC/NEWS/20020626/4/(一部抜粋)
ドイツ・サポーターのほぼすべてが日本人,しかも,そのほとんどがインターネットで呼びかけ合って集まったというのだ。彼らの目的は,「ドイツを応援すること」と「フェア・ジャッジを訴える」こと。W杯開催以降,ヤフーや2ちゃんねるといった有名なインターネット掲示板では,相次ぐ微妙なジャッジに対する批判の声が噴出しており、その有志が国立競技場に集結したというわけだ。
ネット民が叫んだフェアジャッジ
【あれから】6.25国立ハイタッチ!【もう2年】
https://web.archive.org/web/20040804111913/http://off2.2ch.net/test/read.cgi/offevent/1087550473/l50
マリサ
大手が『韓国を応援しないのは嫉妬だ』とレッテルを貼る中で、彼らの目的が「フェアなジャッジを求めること」だと、まともに伝えた数少ない報道だぜ。
レイム
そういうところもあったのね。
マリサ
東スポや文春、ニューズウィークも「マスコミによる同調圧力への反発だ」「問題の本質はジャッジの不透明さにある」と言及しているぜ。
つまり、現場のサッカーファンたちの抗議は、単なる感情論ではなく、スポーツの根本である『公平性』を守れという極めて真っ当な主張だったんだが、これに対して韓国側と日本のメディアは、耳を疑うような逆ギレバッシングを開始するぜ。
共同通信が配信した韓国メディアの反応がこれだ。
日本がドイツ応援と批判 韓国マスコミ
共同通信/yahoo 2002年6月26日
https://web.archive.org/web/20020628043003/https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020626-00000020-kyodo-wcp(一部抜粋)
「約1000人の日本人サポーターがドイツを熱狂的に応援し(日韓)共同応援という行事の意図を台無しにした」と伝えた。同ニュースはさらに「日本で試合を生中継した番組に出演した男性タレントがドイツ代表のユニホームを着ていたため、ひんしゅくを買った」とも報道した。
日本がドイツ応援と批判 韓国マスコミ
マリサ
当時国立競技場で行われたのは、スタジアムに設置された大型スクリーンやモニターを使い、大勢の人々が一緒にスポーツの試合を観戦しようってイベントでしかないのに、「(日韓)共同応援という行事の意図を台無しにした」とか抗議したんだぜ。
レイム
ちょっと待って、どこを応援するのも自由のはずなのに、なんで韓国を応援しない事を裏切りみたいに報じているのよ。
マリサ
さらに記事後半では、当日日テレの番組にゲスト出演していた明石家さんま氏にまで矛先を向けたんだぜ。
さんま氏は若い頃からの筋金入りのドイツサッカーファンだからユニフォームを着ていただけなんだが、これが国境を越えた大バッシングに発展したんだぜ。本人が後年、当時の異常な吊るし上げをこう振り返っているぜ。
さんま W杯で韓国から大バッシング ドイツのユニホーム着用で「敵」扱い
デイリー 2022.12.04
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/12/04/0015863422.shtml(一部抜粋)
テレビでドイツのユニホームを着てドイツ対韓国を(ドイツの)応援で出てしまって(中略)韓国の人がえらいお怒りになって、新聞一面ですよ。『さんま、韓国の敵』って(中略)なんでたたかれてるのか分からない。ドイツサッカーが好きでそのユニホームを着て(テレビに)出るっていうのがいけなかったみたいで。
独ユニ着用で韓国の敵に認定
マリサ
韓国の新聞の一面に『さんま、韓国の敵』と大々的に晒し上げられ、日本のテレビ局は身内の大スターを守るどころか、翌日の番組出演を見合わせさせ、数日後には別の局の生放送でわざわざ「私はサッカーのファンだから着ただけ」と釈明をしたんだぜ。
レイム
その時の内容の文字起こしがこれね。
こうして「韓国を応援しないといけない」というごり押しが強要されていたわけね。
テキスト版
「某TV局でドイツ韓国戦を、ドイツのユニフォームを着てゲストに出演したところ、新聞に「さんまは韓国の敵」と書かれました。
いやホントに。 私は「サッカー」を愛してるわけですから、韓国のフ ァンなら韓国のユニフォームでしょうけど、私は「サッカー」のファ ンですから、ドイツのユニフォームを着たというだけのことでございます。
とりあえず、色々ありましたけど、湿気というすごい強敵がいた今大会でした。」
マリサ
じゃあ、そこまで日本に身内としての応援を強要した韓国側が、日本に対してどういうスタンスだったかというと、これが実に見事な二重基準なんだぜ。
当時の当時の韓国代表選手のインタビューを見てくれ。
パク・チソンインタビュー
サッカーダイジェスト 8/7号 (2002年)(一部抜粋)
――韓国×イタリア戦の直前に日本がトルコに負け、韓国のスタジアムではそのことで観客たちが喜んでいたと聞いて います。そういった心情をどうおもいますか?パク・チソン:「例えばこれが反対だったら、日本のお客さんもそうしていたん じゃないですか?自分のチームの成績が上がって他のチームは落ちてほしいと思う。だから自分は、そのことについてどうこう言うつもりはありません。」
日本の敗北を喜ぶ隣国の本音
マリサ
自分たちは、日本が負けた瞬間にスタジアム全体で大喜びしていたわけだ。
それを「相手が落ちてほしいと思うのは当然の心理」と正当化する一方で、日本人が韓国を応援しないと『敵』『裏切り者』と糾弾するんだぜ。
これこそが典型的な二重基準、ネロナムブルだな。
当時のネット民は、こうした事実をリアルタイムで共有していたからこそ、これらをすべて隠蔽して「日韓共同で美しく応援しましょう!」と連呼するマスコミに対して、完全に冷めきった不信感を抱くようになったんだぜ。
レイム
というか、自分達は日本が負けると大喜びで、日本が韓国を応援しないと「裏切り者」あつかいで、日本のメディアがソンナ韓国側に立てば、そりゃ不信が大きくなるわね。
当時のメディア報道
レイム
これまでの話を聞いていると、当時のマスコミは上から下まで、完全に韓国へ忖度しまくっていたように思えるわね。
マリサ
それがな、実は当時の大手マスコミ、特に活字メディアの中には、極めて少数派ではあるが、この異常事態の本質を正確に突いていた記者やコラムニストがいたんだぜ。
まずは、大会直後の2002年7月1日に掲載された、毎日新聞の夕刊記事を見てくれ。
「壊されたW杯」に怒り 鈴木洋史
毎日新聞夕刊 2002年7月1日
(一部抜粋)
かつてこれほど開催国に有利な誤審が続いた頃はなかった。(中略)だが、我が大マスコミは金科玉条的に「友好」を大合唱した。真実を大いに隠さんばかりの報道振りは「大
日本帝国万歳」と叫ぶ姿に重なり、私は鼻白むばかりか、背中に寒気を感じた。(中略)人間の本音が出やすいインターネットの掲示板には、 誤審に対する批判、他国への敬意を欠いた応援に対する嫌悪感、 大本営発表に対する不信感が渦巻いている。
マスコミの報道で背中に寒気を感じた
マリサ
記事では、マスコミが『友好』というゴリ押しをして問題を隠す姿を問題視、既存メディアが嘘をつけばつくほど、ネット上の掲示板には不信感と嫌悪感が渦巻いていくという構造を、当時すでに正確に見抜いていたんだぜ。
レイム
毎日新聞の記者自らが、身内の報道を「背中に寒気を感じた」とまで酷評していたのね。
韓国への直接的な批判は避けつつも、スポーツの公平性をねじ曲げた「友好の強制」が、どれほど異常だったかを具体的に伝えているわ。
マリア
ネット上では色々と言われていて、毎日新聞は以前からwaiwaiの件とかあって、問題のあるメディアではあったんだが、実は2000年代初頭まではこういう「両論」がかけるメディアでもあったんだぜ。
マリサ
あとは、同じ日の産経新聞のコラム『産経抄』でも、このメディアが犯した決定的な問題について、冷静な分析がされているぜ。
産経抄
産経新聞 2002年7月1日(一部抜粋)
「同じアジアの一員として応援しよう」などと。(中略)地球にはどこにも地政学があり、国民心理の機微や民族感情のあやというものがある。それを無視した歯の浮くような解説や見えすいたコメントが、“隣の芝生”を余計青く見せてしまった。皮肉なことだが、実はかえって日本人に嫌韓派をふやしてしまったのである。
友好のゴリ押しが嫌韓を増やした
マリサ
当時のマスコミが繰り返した「同じアジアだから韓国を応援しよう」という綺麗事が、現地の不可解なジャッジやマナー違反から目を背けた「見え透いたコメント」だったからこそ、視聴者は猛烈な反発を覚えたと。
つまり、マスコミが過剰に韓国を持ち上げた結果、むしろ日本人に『嫌韓派』を爆発的に増やしてしまったと、新聞自らが結論づけているんだぜ。
レイム
大手紙のコラムニストでさえ、『マスコミの見え透いた報道こそが問題を悪化させた原因だ』ってはっきり認識していたのね。
数は少なくても、現状をまともに直視できている人はいたということね。
マリサ
そうだぜ。そして、その『マスコミへの不信感』がどれほど圧倒的な数字になっていたかを示す、決定的なデータも毎日新聞が記録しているぜ。
「男と女のスポーツ・サイエンス」
毎日新聞 7/29夕刊
(一部抜粋)
「W杯は成功だったと思うか」。(中略)フジテレビのホームページでアンケートが行われ、「いいえ」が2万6414票、98%を占めた。(中略)嫌韓感情を促したのが、過剰な韓国絶賛報道を続けたマスコミへの不信感である。(中略)「W杯報道における日本のメディアは信用できたか」という質問があり、結果は「ノー」が99%である
ネット投票でメディア信用度1%
マリサ
大会中、フジテレビの公式サイトで行われたアンケートで、W杯を成功と思わないという回答が「98パーセント」。
さらに、別のネット世論調査で「メディアを信用できたか」という問いに対して、「99パーセント」がノーと答えたんだぜ。
既存のテレビや新聞がいくら「大会は大成功!日韓の絆は深まった!」と世論を煽っても、ネットに集まった生身の視聴者の信用度は、わずか『1パーセント』しか残っていなかったというわけだ。
レイム
当時、マスコミがネット外で行った独自の電話調査とかでは「W杯は大成功だった」っていう回答が過半数を占めていたようだから、マスコミの印象操作を受けていないネットの世論とかなり乖離していたことがわかるわね。
マスコミが視聴者を騙せると思い込んで過剰な絶賛報道を続けた結果、自分たちの首を絞めて、『マスコミ不信』の時代を自ら切り開いてしまったのね。
マリサ
その通りだぜ。
特に酷かったのは、映像を不自然にトリミングし、後半になるにつれて解説者に疑問の声すら上げさせなくなった『テレビ業界』だぜ。
この2002年を境に、ネット住民たちはメディア報道に疑問を持つようになり、自ら一次資料を取りに行って答え合わせをするようになったんだぜ。
レイム
これが現代まで続く「マスコミ不信」の出発点だったわけね。
今回のまとめ
・メディアによる不自然な映像カットと韓国擁護
・ネットの呼びかけによる「公正なジャッジ」を求める国立オフの開催
・大手活字メディアの内部でも一部上がっていた、報道への問題提起
メディアの不自然な擁護
フェアを求め国立オフ開催
一部大手紙でも問題提起
マリサ
実はなレイム。
この2002年の時点では、視聴者やネット住民の不信感はまだ「マスコミが韓国に忖度している」「裏で利権や賄賂があるんじゃないか」という、あくまで『日韓問題の延長線上』として語られることが多かったんだぜ。
レイム
そうだったの?
当時はまだ「特定の国に対する偏向報道」だと思われていて、メディアの構造そのものの腐敗や、業界全体の体質にまで疑いの目が向いていたわけではなかったのね。
マリサ
そうだぜ。
このW杯を切っ掛けにメディアへの監視の目が強まった結果、その後もテレビや新聞による「身内に甘く、都合の悪い不祥事は徹底的に隠蔽する」という自浄作用のなさが、次々と白日の下に晒されることになるんだぜ。
その積み重ねによって、「おかしいのは特定の国への忖度だけじゃない、マスコミという業界の体質そのものが問題なんだ」という共通認識に至るわけだぜ。
レイム
最初は個別の不満だったものが、メディア側の隠蔽体質や同調圧力を見せつけられるうちに、「報道機関としての信頼性の欠如」という実害に気づいていったのね。
まさに現代のメディア不信のドミノが倒れ始めた瞬間ね、それで、次回はどうなるの?
マリサ
そういうことだぜ。
後編では、当時のマスコミ不信を決定づけた最大の爆弾、トルコ対韓国の3位決定戦における「フジテレビのあまりにも異常な演出」と、それに怒ったファンによる大規模抗議オフ、さらに、メディアがどう自分達に向けられた不信感を致命傷にしていったのか、その経緯を解説するから次回もまた見てほしいぜ。
というわけで、今回はここまでだぜ。
大口
おつかれ~。
今回は前後編の前編なのでおまけはないよ。
マリサ
そんなわけでで
今回はここで終わるぜ。
レイム・マリサ・大口
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