さて、本日は2026年2月8日の衆院選で影響力の無かったマスコミについて扱っていきます。
本日の投稿動画
www.nicovideo.jp
元記事
マスコミが選挙に影響を与えない理由
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-578.html
関連動画
【ゆっくり解説】10代・20代のマスコミ観
ニコニコ動画版
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45632326
YouTube版
https://youtu.be/dx5wkhk86zk
【日韓&マスコミ問題】右とか左とか
ニコニコ動画版
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32473022
youtube版
https://youtu.be/mslcfRuuk_s
【ゆっくり解説】リベラルという勘違い
ニコニコ動画版
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41431703
YouTube版
https://youtu.be/UgwbD5YkduA
お品書き
・争点がずれている
・極論で論点逸らし
・疑問に答えない
※以下は動画のテキスト版です
マリサ
さて、本日はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。
レイム
ねえマリサ、今回の「マスコミが選挙に影響を与えない」ってどういう事?
マリサ
詳しくは本編で説明するが、簡単に言えば「マスコミが争点にしたいこととと有権者の多数派が争点にしたいことがずれている」って意味だぜ。
レイム
つまり、多くの有権者が選挙で何を求めているのかを、マスコミがちゃんと見ていないから、影響を与えられないってこと?
マリサ
というより、そういう世論がある事を知っているが、そのうえで自分達が望む争点をごり押そうとした結果、無視されたってのが近いな。
レイム
よく言われているのが「中道改革連合の自滅」というものだけど、それとも関係しているの?
マリサ
一応な。
マリサ
そんなわけでそろそろ本編へ行くぜ。
争点がずれている
レイム
それで、争点がずれているって具体的にどう違ったの?
マリサ
それなんだが、まずはこちらの時事の記事を見てくれ
「裏金候補」43勝2敗 「政治とカネ」影響限定的か【2026衆院選】
時事通信 2026年02月09日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026020901068&g=pol8日投開票の衆院選では、自民党派閥裏金事件に関わった「裏金関係候補」45人のうち43人が当選した。46人中28人が落選した2024年の前回衆院選と対照的だ。高市早苗首相(自民総裁)の人気にかき消され、「政治とカネ」の問題の影響は限定的なものにとどまったもようだ。
SNS・動画、43%が参考に 4割弱が自民に投票―衆院選出口調査【2026衆院選】
自民は今回、12人を公認しなかった前回から対応を変え、離党勧告処分を受けている世耕弘成氏を除く44人を公認。前回認めなかった比例との重複立候補も認めた。
この結果、下村博文氏(東京11区)、萩生田光一氏(同24区)ら旧安倍派幹部を含む32人が小選挙区で当選。4人が比例で復活当選し、比例単独候補は6人全員が議席を得た。世耕氏(和歌山2区)も当選した。落選したのは杉田水脈氏(大阪5区)、加納陽之助氏(大阪10区)の2人のみだった。
(後略)
(要約)
8日投開票の衆院選で、派閥裏金事件に関与した「裏金関係候補」45人のうち43人が当選し、前回選挙で大量落選した状況から一転した。自民党は公認方針を転換し、比例重複も容認。高市早苗首相の高い支持により、「政治とカネ」問題の選挙への影響は限定的だったとみられる。
マリサ
「8日投開票の衆院選で、派閥裏金事件に関与した「裏金関係候補」45人のうち43人が当選し、前回選挙で大量落選した状況から一転した」「自民党は公認方針を転換し、比例重複も容認。高市早苗首相の高い支持により、「政治とカネ」問題の選挙への影響は限定的だったとみられる」と書かれているぜ。
レイム
ああ、そういえばマスコミの多くが選挙の争点の一つとして裏金問題を扱っていたけど、「裏金関係候補」として報じていた候補の大部分が今回当選したのね。
マリサ
そうだぜ。
要するに、マスコミは「政治と金」を選挙の主な争点の一つにしていたが、有権者の大部分はそれを気にしていない人の方が多かったと。
そして更に興味深いのがこれで
9条に自衛隊明記、賛成81% 衆院選当選者アンケート分析
共同通信 2026/02/11
https://news.jp/i/1394242148816782287共同通信社は11日、衆院選当選者(465人)のうち、立候補者アンケートに答えた403人の回答内容を分析した。憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正に「賛成」と答えたのは「どちらかといえば」を含め81.1%に上った。「反対」は「どちらかといえば」を含め9.4%。婚姻に伴う改姓に関して3択で聞いたところ「同姓を維持しつつ、通称使用の機会を拡大」63.8%、「選択的夫婦別姓を導入」24.8%、「現行制度を維持」7.4%となった。
消費税率に関する考えを3択で尋ねると、自民党当選者の36.7%が「現状を維持」と答えた。
衆院選では憲法9条改正に前向きな自民、日本維新の会が3分の2以上の議席を占めた。今後、国会での改憲論議の行方が焦点となる。緊急事態に備える条項を憲法に設ける改正については全体の83.4%が賛成派。反対派8.9%だった。
外国勢力のスパイ活動を取り締まるスパイ防止法制定は賛成派84.1%、反対派6.0%。非核三原則の堅持に関しては賛成派が68.7%で、反対派14.6%を上回った。
(要約)
共同通信社が衆院選当選者アンケートを分析した結果、憲法9条に自衛隊を明記する改正への賛成は81%に達し、反対は1割未満だった。緊急事態条項やスパイ防止法にも8割超が賛成。自民・維新が改憲勢力の3分の2を占め、今後の国会で改憲論議が本格化する可能性が高い。
マリサ
「共同通信社が衆院選当選者アンケートを分析した結果、憲法9条に自衛隊を明記する改正への賛成は81%に達し、反対は1割未満だった」「緊急事態条項やスパイ防止法にも8割超が賛成。自民・維新が改憲勢力の3分の2を占め、今後の国会で改憲論議が本格化する可能性が高い」と書かれているぜ。
レイム
これを見る限りだと、有権者の大部分は安保関連やスパイ防止法関連を主な争点の一つとしていて、安保関連の法整備、スパイ防止法の成立に肯定的な議員が支持されたって事よね。
マリサ
そうなるぜ。
しかも、この関連って多くのマスコミはむしろ否定的に扱っていたのも興味深いよな。
更にな、朝日と東大の共同調査では
衆院選当選者、改憲賛成派が9割に 自衛隊明記8割 朝日・東大調査
朝日新聞 2026年2月12日
https://www.asahi.com/articles/ASV2C2QVHV2CUTFK00FM.html衆院選の当選者のうち、憲法改正の賛成派が全体の93%に上ることが朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査でわかった。前回2024年衆院選時の67%から大きく上昇した。具体的な改正項目としては、自民党が公約に掲げていた「自衛隊の保持の明記」を挙げる当選者が80%に達した。
改憲賛成派が当選者の9割を超えたのは、調査を始めた03年以降の衆参の国政選挙で初めて。衆院では自民が単独で3分の2を確保したほか、連立を組む日本維新の会や複数の野党が前向きなため、「改憲派一色」の様相となった。憲法改正案を国会で発議するには、衆参両院の総議員の3分の2以上の賛成が必要となる。
調査は「いまの憲法を変える必要があるか」を5択で質問した。「どちらかと言えば」を含めた賛成派が93%だったのに対し、反対派は3%で前回衆院選時の23%から激減した。「どちらとも言えない」と答えた「中立」は4%だった。
(後略)
(要約)
朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査で、衆院選当選者の93%が憲法改正に賛成と回答し、前回選挙から大幅に増加した。改正項目では自衛隊明記が80%に達した。自民が衆院で3分の2を確保し、維新なども前向きなため、国会は改憲派優勢となり、発議要件を満たす現実味が高まっている。
マリサ
「朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査で、衆院選当選者の93%が憲法改正に賛成と回答し、前回選挙から大幅に増加した」「改正項目では自衛隊明記が80%に達した。自民が衆院で3分の2を確保し、維新なども前向きなため、国会は改憲派優勢となり、発議要件を満たす現実味が高まっている」と書かれているぜ。
レイム
共同とは別の調査でも、憲法改正に賛成の議員が当選者の9割を超えているのね。
これって世論では「裏金問題よりも安保問題」という共通認識ができていたって事よね。
マリサ
そうだぜ。
多くのメディアでは安保関連を否定的に扱うか、或いは優先度をかなり低くしていたけど、高市政権では「外交・安全保障」が選挙の主要なテーマだったからな。
極論で論点逸らし
レイム
これを見る限りだと、マスコミが争点にしたかった事が完全に否定されていたって事になるけど、その理由は?
マリサ
「極論で論点逸らし」というのが問題の全てといってもいいぜ。
まあ、それだけじゃわからないだろうから、メディアが好意的に取り上げていた議員などの論調を見てもらうと
「推し活もできなくなる」社民・福島氏、スパイ防止法制定に反対 国家情報局創設にも反発
産経新聞 2026/1/7
https://www.sankei.com/article/20260107-FAAGMDU2GBBKFITTVLNFWDYNTA/社民党の福島瑞穂党首は7日の記者会見で、自民党や日本維新の会が検討を進めるスパイ防止法制や政府の情報活動の機能強化について、改めて強い反対姿勢を示した。「監視社会を作ってしまう、戦争への準備だ」と述べた。
福島氏は、スパイ防止法について「旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が一貫して作ってこようとしたものだ」と指摘した。「推し活もできないスパイ防止法、『戦争反対』も言えないスパイ防止法になってしまうのではないか」と懸念を示した。
自民と維新の連立政権合意に盛り込まれた「国家情報局」や「対外情報庁(仮称)」創設に関しては「まさに国民への監視になってしまう」と述べた。トランプ米政権による南米ベネズエラ攻撃とマドゥロ大統領の拘束における米中央情報局(CIA)の役割に絡め、「CIAのようなものを日本に作ろうというもので、謀略ではないが、いろいろなことに使われる可能性もあり、大変危険だ」と反発した。
(後略)
(要約)
社民党の福島瑞穂党首は記者会見で、自民党や日本維新の会が検討するスパイ防止法制や国家情報局創設に強く反対した。「監視社会を作り、戦争への準備になる」と批判し、「推し活もできず、『戦争反対』も言えなくなる恐れがある」と懸念。CIAのような組織を日本に作る危険性も指摘した。
マリサ
「社民党の福島瑞穂党首は記者会見で、自民党や日本維新の会が検討するスパイ防止法制や国家情報局創設に強く反対した」「「監視社会を作り、戦争への準備になる」と批判し、「推し活もできず、『戦争反対』も言えなくなる恐れがある」と懸念。CIAのような組織を日本に作る危険性も指摘した」と書かれているぜ。
レイム
まあ、言論の自由があるからスパイ防止法に反対意見を表明するのはいいにしても、まだどんな内容になるのか全く決まっていない状態で「監視社会を作り、戦争への準備になる」はどうなの?
レイム
というか、この理屈だとスパイ防止法やそれに類する法律のある国は戦争準備をしている監視者会って事になるけど、たしかフランスやドイツやイタリアにはスパイ・国家機密保護法があるわよね。
マリサ
そうなんだよな。
そもそも中身が決まっていない状態でこんなことを言い出したら、フランスもドイツもイタリアも言論の自由がない監視国家で戦争準備をしている国って事になってしまうんだぜ。
それに、直近でもフランスやオーストラリアで中国のスパイが摘発されている現状に、法整備もなくどう対処するのかって問題もあるぜ。
レイム
あと一応突っ込んでおくけど、「推し活もできず、『戦争反対』も言えなくなる恐れがある」ってどういう事?
マリサ
知らないぜ。
というか、結論がいきなり明後日の方向に飛び過ぎて説明のしようがないぜ。
そして次はこれ
意固地になって「台湾有事」発言を撤回できない高市首相の“暴走”に要注意! この先にある「総選挙」からの「徴兵制」という悲劇 古賀茂明
AERA 2025/12/02
https://dot.asahi.com/articles/-/270705(一部抜粋)
■中国の脅威を強調し「徴兵制」復活か隊員補充のために自衛隊はあの手この手で募集をかけているが、人手不足で民間との競争は以前より厳しさを増している。最初は、隊員の処遇改善や退役後の生活保障、さらに各種の特典を「思い切り」拡大して、自由意思での入隊を増やそうとするだろうが、それにも限界がある。
その場合、真面目に戦争する体制を整えようとすれば、当然徴兵制が視野に入る。高市氏が、いつそれを国民に提示するのか。
憲法改正が必要だ(意思に反して無理やり戦争に駆り出すのは苦役の禁止を定める憲法18条に反する)というのが通説で、政府の見解でもあるが、国家を守る仕事は崇高なもので、これは苦役には当たらないとか西欧の民主主義国家でも徴兵制が認められているのは苦役に当たらないからだなどという議論を出して、集団的自衛権の時と同じように「解釈改憲」による徴兵制の法律制定を目指すのではないか。
その時、自分自身、あるいは、パートナー、子供、孫、兄弟姉妹、親戚、友人などの命を国家に捧げる義務を課すという制度に国民が何と言うのか。
欧州では、ロシアの脅威を強調し、徴兵制を再導入あるいは強化する動きがドイツ、デンマーク、フランスなどで広がっている。国民の間にこれを受け入れる雰囲気が出てきたのだ。中国の脅威を強調し徴兵制に向かう日本、という事態になっても決して驚く話ではない。
(要約)
古賀茂明氏は、中国の脅威を強調する高市早苗首相の姿勢が、自衛隊の深刻な人手不足を背景に徴兵制議論へと進む危険性を指摘。処遇改善で限界が来れば、解釈改憲による徴兵制導入もあり得ると警鐘を鳴らし、欧州での徴兵制再導入の動きを引き合いに、日本でも同様の事態が起きかねないと懸念する。
マリサ
「古賀茂明氏は、中国の脅威を強調する高市早苗首相の姿勢が、自衛隊の深刻な人手不足を背景に徴兵制議論へと進む危険性を指摘」「処遇改善で限界が来れば、解釈改憲による徴兵制導入もあり得ると警鐘を鳴らし、欧州での徴兵制再導入の動きを引き合いに、日本でも同様の事態が起きかねないと懸念する」と書かれているぜ。
レイム
日本は海に囲まれているから、防衛の主軸は海と空、徴兵が必要なのは「海外への侵攻」か「本土上陸を許した絶望的状況」くらいで、現実的な主張とは思えないけど。
マリサ
そうなんだぜ。
メディアは何十年も「徴兵の危険性」を煽るけど、具体的な想定状況が不明確なまま言葉だけが独り歩きしているから、多くの人が違和感を抱いているんだぜ。
マリサ
そもそも、「徴兵した素人集団」に一体海の上や空で何をさせる気なんだ?
甲板から銃を撃たせて手りゅう弾でも投げさせるのか?海や空の機器なんて民生レベルでも熟練した技術が必要なんだが。
他にも次みたいに
《衆院選》バイプレイヤーたちも苦言、芸能界で湧き起こる《高市おろし》、「円安ホクホク」発言でさらなるピンチ
週刊女性PRIME 2026/2/5
https://www.jprime.jp/articles/-/40321(一部抜粋)
俳優、タレントのうじきつよしさんも首相が“憲法改正”について発言したことを取り上げ、《彼らは確実に戦争をします》《暮らしが破壊され、徴兵され、愛する人が殺され、やっと気づくのですか》と警鐘を鳴らしています」(前出・政治評論家)
マリサ
「俳優、タレントのうじきつよしさんも首相が“憲法改正”について発言したことを取り上げ、《彼らは確実に戦争をします》《暮らしが破壊され、徴兵され、愛する人が殺され、やっと気づくのですか》と警鐘を鳴らしています」」と書かれているな。
レイム
こういうので疑問なのだけど、この手の主張をする人達って日本が外国に攻め込むことを想定しているの?
でも今現在日本で議論されているのは、防衛用の安保議論だから、なんか根本からずれているような。
マリサ
そうなんだぜ。
攻め込む場合と守る場合じゃ、必要な法整備も兵器も戦略もまるで変わってくるのに、その辺りを区別していないから、傍から見ると意味不明で「内輪で盛り上がっているだけ」にしか見えないんだぜ。
レイム
まあ、マスコミ業界でこんな論調がまかり通っていて、そのノリのまま「憲法改正反対」「スパイ防止法反対」とか訴えていたら、そりゃ相手にされないわね。
疑問に答えない
マリサ
この辺りの矛盾や問題点は以前からネット上で散々指摘されてきた事なんだが、最近はとうとう雑誌とかでも突っ込みを入れるようになってきてな
「#ママ戦争止めてくるわ」への違和感こそが、高市自民大勝の大きな原動力となった可能性
現代ビジネス 2026.02.11
https://gendai.media/articles/-/163782(一部抜粋)
自民党が、周辺国の脅威を煽って防衛費の増額を進め、それによって外国を侵略していく計画を進めているのだなどというのは、左派の人たちの中でしか通用しない妄想でしかない。人権を無視し、法の支配などまるでない中国というジャイアン国家が、力による現状変更を当然のように狙っているのは、今や明らかになっている。防衛費の増額は好まざるところだとしても、こうした安全保障環境の悪化を受けて進めざるをえない。そう考える国民の方が多数派を形成している。こうした国民からすれば、「高市総理は日本を戦争に引き摺り込もうとしている」などという妄想をもとに、高市政権を危険視しようとすることには、当然違和感を抱くのであり、そのことを前提としたかのようなm「#ママ戦争止めてくるわ」などというフレーズに何度も何度も出くわしても、却って気持ち悪さが先に立つのだ。
(中略)
一国の総理に対して「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」とまで平然と言ってくる中国の横暴を大きなこととしては扱わず、悪いのは逆に高市総理の方だとする左派の主張に、大半の国民は同意しなかった。にも関わらず、こうした国民多数派の捉え方をあたかも「戦争への道」であるかのように扱い、中国と妥協する以外に平和への道はないのだとする独善性に、左派勢力は陥った。この結果として、左派の中では「#ママ戦争止めてくるわ」は大バズりし、Xでのトレンドの1位に躍り出たものの、違う前提を持つ大多数の国民には全く受け入れられず、逆に気持ち悪さを印象付けることになったのではないか。
(中略)
それはともかくとして、この左派勢力と国民の多数派との意識の乖離は、大半の国民が戦後の思想空間から抜け出してしまったことを象徴的に示している。日本の軍備を最初から絶対悪として扱い、反戦平和主義を唱え、「憲法9条を守れ」と主張するのは、良識的な見解としては当然だと、かつての日本では見做されてきた。この思想空間の中に、オールドメディアを含めた左派勢力は今なお留まっているが、中国の常識外れの横暴を前に、国民の大半はこの考えをおかしいと考えるようになった。
今回の選挙を通じて、日本国民の思想状況が一変していることが可視化された。現在の安全保障環境にあっては、国防力の増強は避けられず、そのためには憲法改正も必要だし、集団的自衛権に対する制約ももっとなくすべきだと、多くの国民は考えていることが明らかになった。国民は戦後思想から脱却しており、その結果として戦後政治は終わりを告げたのである。
(要約)
記事は、「#ママ戦争止めてくるわ」という左派的フレーズへの違和感が、高市早苗率いる自由民主党大勝の原動力になった可能性を指摘する。防衛費増額や改憲を「戦争への道」と断じる主張は、中国の横暴を現実と見る多数派国民には受け入れられず、左派と国民意識の乖離が選挙で可視化されたと論じている。
マリサ
「記事は、「ママ戦争止めてくるわ」という左派的フレーズへの違和感が、高市早苗率いる自由民主党大勝の原動力になった可能性を指摘する」「防衛費増額や改憲を「戦争への道」と断じる主張は、中国の横暴を現実と見る多数派国民には受け入れられず、左派と国民意識の乖離が選挙で可視化されたと論じている」と書かれているぜ。
レイム
まあ確かにね。
そもそも現在の安保問題って、中国が日本を含め周辺国に安保上の脅威を与えているから、「自衛しよう」って話なのに、それが「戦争をしようとしている」って話にすり替えられているわけだし。
マリサ
それに、そもそも安保問題議論が大きくなった背景として2016年にハーグの仲裁裁判所がフィリピンと中国が領土問題で争っていたスプラトリー諸島の問題で「中国が主権を主張する独自の境界線「九段線」に国際法上の根拠がない」として、フィリピンの主張を支持する判決を出したんだぜ。
関連記事
南シナ「九段線」主張の根拠崩壊 中国の海洋大国化はどうなる
YAHOOニュース 2016/7/20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1995911b7646ce52c8402686bb6302f13e4edde
南シナ海、中国の主権認めず 国際司法が初判断
日経新聞 2016年7月12日
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM12H6C_S6A710C1MM8000/
マリサ
ちなみに、このエリアでは以前から中国が複数の浅瀬を軍事的に占拠して実質的な基地を設置しているぜ。
そしたら中国はその判決を受け入れず、フィリピンや同じく領有を主張しているベトナムに嫌がらせをし続けていて、2024年の事例で
「中国は平和の破壊者」とフィリピン国防相 無人の浅瀬めぐり攻防
朝日新聞 2024年8月27日
https://www.asahi.com/articles/ASS8W35Z4S8WUHBI01PM.html「中国は、東南アジア地域における最大の平和の破壊者だ」
フィリピンのテオドロ国防相は27日、首都マニラで開かれた米インド太平洋軍司令部の会合で、中国を非難した。南シナ海のサビナ礁近海への進出を強める中国に対し、フィリピンでは危機感が急激に膨らんでいる。
テオドロ氏は報道陣の取材に対し、中国が国際秩序を自国の都合のいいものにつくりかえようとしている、と指摘。国際社会はより強く危機感をもつべきだと訴え、「中国を躊躇(ちゅうちょ)させるだけの世論と、軍事的抑止力をつくり出すことが必要だ」と連帯を呼びかけた。
サビナ礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内のスプラトリー(南沙)諸島にあり、中比両国が領有権を争う。フィリピン政府によると、5月に中国による埋め立ての痕跡が見つかり、6月には中国の調査船が確認された。8月に入ってからは両国の船舶が衝突してフィリピン船が損傷したり、放水を受けたりする事件が相次ぐ。
(後略)
(要約)
フィリピンのテオドロ国防相は、南シナ海サビナ礁を巡る中国の進出を「地域最大の平和の破壊」と非難し、国際秩序を都合よく変えようとしていると批判。国際社会に危機感と抑止力の強化を訴えた。サビナ礁では中国の埋め立てや調査船確認、両国船舶の衝突や放水など緊張が高まっている。
マリサ
「フィリピンのテオドロ国防相は、南シナ海サビナ礁を巡る中国の進出を「地域最大の平和の破壊」と非難し、国際秩序を都合よく変えようとしていると批判」「国際社会に危機感と抑止力の強化を訴えた。サビナ礁では中国の埋め立てや調査船確認、両国船舶の衝突や放水など緊張が高まっている」と書かれているぜ。
レイム
つまり、中国が係争地を勝手に軍事拠点化し、国際裁判の敗訴すら無視してフィリピンへの嫌がらせをエスカレートさせているという構図ね。
マリサ
この件が深刻なのは、話し合いに応じず裁判に、裁判結果が気に入らないと軍事的圧力を強め状況が悪化というプロセスを経ている事で、尖閣問題とかもある日本にも他人事ではないわけだぜ。
レイム
日本の安保関連の法整備や九条改正とかは、こういう国際情勢の背景もあるわけね。
マリサ
そうだぜ。
そしてこの件では次の事例みたいに
憲法9条改正、防衛協力に寄与 比外相「世界情勢が変化」
共同通信 2025/07/30
https://news.jp/i/1323202605746832202【マニラ共同】フィリピンのラザロ外相は29日、日本で議論されている憲法9条の改正について「今は世界が変わった」とし、フィリピン側に懸念はなく、むしろ日本との防衛協力に寄与するとの見解を示した。終戦の日に在フィリピン日本大使館が主催してきた戦没者慰霊祭を巡り、政府高官の派遣を「真剣に検討している」とも明かした。共同通信との単独会見で表明した。
フィリピンは、日本人約50万人が命を落とした太平洋戦争の激戦地。フィリピン人は2倍超の約110万人が犠牲になり、反日感情が高まった。だが、ラザロ氏は戦後80年を経た現在の日本との連携を強調し「日本の憲法改正に何ら問題はない」と断言。フィリピン側は「感情的な抵抗を感じていない」と指摘した。
(後略)
(要約)
フィリピンのラザロ外相は、日本で議論される憲法9条改正について「世界情勢が変化した」と述べ、懸念はなく日比の防衛協力に資すると評価した。戦後80年を踏まえ、日本との連携を重視し、憲法改正に感情的抵抗はないと強調した。
マリサ
「フィリピンのラザロ外相は、日本で議論される憲法9条改正について「世界情勢が変化した」と述べ、懸念はなく日比の防衛協力に資すると評価した」「戦後80年を踏まえ、日本との連携を重視し、憲法改正に感情的抵抗はないと強調した」と書かれているぜ。
レイム
九条改正や軍備強化に反対しているひとから見ると、フィリピンも戦争をやりたがっているって事になるのかしらね。
中国が無茶苦茶な事をしているから、日本も一緒に自衛しようって言っているだけにしか見えないけど。
マリサ
そういうことだぜ。
軍事的に問題を起こしているのは中国で、話し合いによる解決という段階をとっくに超えた状況になっているからこそ、今の安保問題があるのに、それを「日本を戦争できる国にしている」「戦争をしたがっている」「徴兵が始まる」とか言って、問題視している側の話を聞こうとすらしないんだぜ。
レイム
その結果が2026年2月8日の衆院選で、マスコミが空気化し、マスコミと同じ論調の政党が軒並み大敗という結果に影響を与えたわけね。
今回のまとめ
・多くのマスコミが選挙の本来の争点を無視
・安保問題で非現実的な反対論を繰り返す
・現実に起きている危機的状況を無視
マリサ
今回の問題の本質は「現実の国際情勢への対処」なのに、それを「イデオロギー(思想)の問題」にすり替えて思考停止している勢力が多いことだぜ。
自分たちの主張が受け入れられない原因を外に求め、若者のマスコミ離れを招いている自覚もないしな。
レイム
そういえば、過去動画「10代・20代のマスコミ観」の事例も同じね。
自分たちがズレている自覚がないから、安保法などを支持する層をひとまとめに「右翼」だと決めつけて敵視しているわけで。
マリサ
その通りだぜ。本来、中国の脅威への対処は思想以前の現実的な話だぜ。
今の「左右二元論」は中身が伴ってなくて、思想抜きでも成立する話ばかりなんだぜ。
これも過去動画であつかってるな。
レイム
あとこれも過去動画で扱っていたけど、本来のリベラルなら「相手の話を聞く寛容さ」があるはずなのに、今の自称リベラルはそれすらできず、対話を拒絶しているから今があるともいえるわね。
マリサ
そうした不誠実な態度の積み重ねが、今のマスコミや特定の主張への根深い不信感に繋がっているんだぜ。
レイム
マスコミが作った争点(裏金)に乗っかって、現実の脅威(中国)から目を逸らしたからというのは、中道の惨敗に関係しているでしょうね。
マリサ
そういうことだぜ。
レイム
本来のリベラルって、相手の話を聞くところから始まるはずよね。
それをしないなら、良い悪い以前に、もう議論にならないと思うわ。
マリサ
それと、関連動画が動画説明欄にあるから、気になったらそっちも参照してくれ。
マリサ
そんなわけで、今回の本編はここで終わるぜ。
レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。
大口
おつかれ~。
今回もちょっと小話を。
マリサ
今回はなんだ?
大口
今回は世界一長い学名の生物について扱うのだけど、昆虫なので苦手な人は注意ね。
レイム
まあ、おまけだし無理に見るような内容でもないしね。
マリサ
画面を隠して音だけ聞けばいいんだぜ。
大口
ま、まあそれはそれとして本題に行くと、これはハエの仲間で属名は、古代ギリシャ語由来の「兵隊ハチのようなハエ」から、種小名は「ハチのようなハエ」で、学名はこれを組み合わせたラテン語読みで、そのまま読むと「パラストラティオスフェコミイア・ストラティオスフェコミイオイデス」です。
Parastratiosphecomyia stratiosphecomyioides Brunetti, 1923
GBIF
https://www.gbif.org/ja/species/165261556
レイム
なんて?
大口
パラストラティオスフェコミイア・ストラティオスフェコミイオイデス(arastratiosphecomyia stratiosphecomyioides)です。
マリサ
パラスト…、なんだこれ?
早口言葉かよ!
大口
まあ、属名と種小名をそのまま組み合わせた結果で、たまにこういう生き物がいるんですよ。
ちなみに、Geminiに強引に和訳してもらったら「ミズアブとクモバチを合わせたような姿をした(属)、ミズアブとクモバチを合わせたような姿にそっくりな(種)」に、ChatGPTに和訳してもらったら「軍隊ハチバエに似た、アラストラティオスフェコミイア属の種」になったよ。
レイム
ややこしすぎて和訳しても意味分からないわね…。
和名はないの?
大口
ないみたい。
ようするに「ハチにそっくりなハエに似た、ハチにそっくりなハエ」って意味だね。
ちなみに、タイに生息しているミズアブ科のハエだそうで、見た目は蜂そっくりでいわゆる「ベイツ型擬態」だそうな。
ベイツ型擬態
無毒で無防備な生物(擬態種)が、有毒や危険な生物(モデル種)の姿や模様を真似ることで、捕食者から逃れる生存戦略。
マリサ
そんなわけで今回はここで終わるぜ。
レイム マリサ 大口
またらいしゅ~
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