日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

【ゆっくり解説】二極化を煽るマスコミ

さて、本日はオーバーツーリズム関する問題を題材に、二極化の発生過程について扱っていきます。


本日の投稿動画
www.nicovideo.jp

youtu.be



元記事
マスコミが作り出す二極化
http://ooguchib.blog.fc2.com/blog-entry-532.html


関連記事
【2002年日韓W杯】国立競技場Public Viewingで何が起きたか 
ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36245030
YouTube
https://youtu.be/VaoC4XeJs08

【ゆっくり解説】対馬で起きている韓国人の問題
ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43904870
YouTube
https://youtu.be/lGTeTj3nrAA

注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています

・動画のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブログにあります

・毎週日曜日更新

お品書き

朝日新聞の記事

・外国の事例

・現場で起きている問題

※以下は動画のテキスト版です





レイム マリサ
ゆっくりしていってね


マリサ
さて、今回はマスコミ問題なので私が扱っていくぜ。


レイム
今回の件って、二極化とマスコミにどんな関係があるの?


マリサ
これなんだが、2000年代初頭に嫌韓が一気に増えた原因の一つと同じで、マスコミが問題提起そのものにレッテル貼りをして封殺するって件が関係しているぜ。


レイム
詳しくは過去動画「国立競技場Public Viewingで何が起きたか」のリンクを動画説明欄に貼っておくので、そちらや動画内の関連リンクを見てほしいけど、明らかに問題のある韓国の行いを批判したら、マスコミやいわゆる「知識人」達から問答無用で差別主義者扱いされて、それがより一層嫌韓を増やしたのよね。


マリサ
そうだぜ。
そしてそれと全く同じ構図の事を、あの業界やそこに連なる人たちが2025年になっても形を変えてやっているので、また新たな二極化の火種になっているんだぜ。


レイム
なるほど。


マリサ
そんなわけでそろそろ本編へ行くぜ。



朝日新聞の記事


レイム
で、また朝日新聞なの?


マリサ
レイム、朝日さんはジャーナリズム界のレジェンドだぞ!
というか、今回は朝日さんの独壇場だからな。


レイム
もうなんか問題しか無いのが最初からわかるわね…。


マリサ
まずはこちらからだが、長い記事なので前半と後半を別々に引用するぜ

「日本が嫌なら母国に帰れ」…ネット上で“外国人観光客排斥論”が増える背景にある「江戸時代の国民性」
AERA/朝日新聞 2025/02/20
https://dot.asahi.com/articles/-/250719?page=1

(一部抜粋)
 ところが現在は、外国人観光客が「もっと日本で英語を話す人が増えれば、もっと観光が楽しくなる」と提言したことがニュースになるだけで、たちまちSNSには「日本に文句があるなら旅行を中止して国に帰れ」といった批判が殺到してしまう。なぜ、これほどまで外国人観光客に対して排斥的な言説が増えているのか。“ネット論壇”に詳しい編集者が言う。

アメリカの文化人類学者であるルース・ベネディクトが執筆した『菊と刀』は1946年に出版され、外国人による日本人論の嚆矢(こうし)として高く評価されました。以来、欧米人による日本人論は人気を呼び、実は日本人が執筆したとのうわさが流れたものさえありました。その一方で『脱亜入欧』という言葉がありますが、日本人と同じアジア人、特に中国人や韓国人の日本批判には耳を貸さない傾向もありました。ところが最近のSNSを見ると、欧米人でもアジア人でも、外国人観光客が日本に否定的な指摘を行うと、国籍を問わず一律に炎上する傾向が認められます」

(中略)
「外国人観光客に排斥的な投稿は、その大多数が“被害者意識”に根ざしたものです。大量の外国人観光客が押し寄せた側の議論しかなく、『自分も海外旅行でオーバーツーリズムに加担してしまった』という視点は皆無と言っていいでしょう。バランスの取れた議論を行うためには、加害と被害の両方を経験する必要があります。例えば昨今、外国人観光客だけサービス料金の価格を上げる『二重価格』に注目が集まっています。二重価格を設定している観光地は先進国との経済格差が相当ある発展途上国が大半で、G7を筆頭とする主要国では皆無です。何よりも自分たち日本人がパリやニューヨークを訪れた際、『お前は外国人観光客だから料金を多く支払え』と言われたらどういう気持ちになるか。今の議論では、この観点が完全に抜け落ちています」

マリサ
朝日系のAERAが、いわゆる「オーバーツーリズム」の問題について「外国人観光客に対して排斥的な言説が増えている」というテーマで記事を書いているぜ。


マリサ
そして、元々「日本人と同じアジア人、特に中国人や韓国人の日本批判には耳を貸さない傾向」があったとしたうえで、「ところが最近のSNSを見ると、欧米人でもアジア人でも、外国人観光客が日本に否定的な指摘を行うと、国籍を問わず一律に炎上する傾向が認められます」と、排他性の問題を指摘しているぜ。


マリサ
その原因として、これは「外国人観光客に排斥的な投稿は、その大多数が“被害者意識”に根ざしたもの」であり、「自分も海外旅行でオーバーツーリズムに加担してしまった」という加害者の視点が抜けている事が問題だと書いているな。


マリサ
そして「二重価格を設定している観光地は先進国との経済格差が相当ある発展途上国が大半で、G7を筆頭とする主要国では皆無です。何よりも自分たち日本人がパリやニューヨークを訪れた際、『お前は外国人観光客だから料金を多く支払え』と言われたらどういう気持ちになるか。今の議論では、この観点が完全に抜け落ちています」と、観光客側の視点が抜けている事が原因と分析しているぜ。


レイム
というか、これ実際に起きているオーバーツーリズムの問題と関係ないのでは?
現地の人は少なからず実害が出ているのだし、それが「自身が観光客になった場合」の視点を持ったからとなくなるわけではないし。


マリサ
そして後半部分では

「日本が嫌なら母国に帰れ」…ネット上で“外国人観光客排斥論”が増える背景にある「江戸時代の国民性
AERA/朝日新聞 2025/02/20
https://dot.asahi.com/articles/-/250719?page=1

(一部抜粋)
「幕末の日本人のように、海外での実体験に乏しい」

 谷頭氏も同じ問題点を挙げ、「幕末期の日本人のように、海外での実体験に乏しく、観念的な外国人を心に描いて“攘夷”を議論している」と指摘する。

 外国人観光客に対する攻撃的なネット言説に、私たちはどう対処したらいいのか、谷頭氏は「まずはありのままに受け止めることです」と言う。

「外国人観光客の増加で恩恵を得ている日本人と、そうではない日本人に分断されています。分断が排他的なネット言説に影響を与えているわけですが、変に封じ込めようとすると余計に投稿が過激化してしまう懸念があります。まずは冷静に距離を取れば、必ず観光地から現実的な解が提案されるはずです」

 西川准教授は「今こそ根源的な議論が求められている」と話す。


マリサ
この問題について「幕末期の日本人のように、海外での実体験に乏しく、観念的な外国人を心に描いて“攘夷”を議論している」と指摘したうえで、「外国人観光客の増加で恩恵を得ている日本人と、そうではない日本人に分断されています。分断が排他的なネット言説に影響を与えているわけですが、変に封じ込めようとすると余計に投稿が過激化してしまう懸念があります。まずは冷静に距離を取れば、必ず観光地から現実的な解が提案されるはずです」と書いているな。


レイム
これもなんかおかしくない?
オーバーツーリズムによる実害への批判という話が、観光客からの恩恵という話にすり替わっているし、批判的な声があるのは主にマナー違反が深刻だからなのだけど、その話がどこにもないし。


マリサ
そして次に、この記事でインタビューを受けている准教授が、朝日新聞の方で掲載している記事を読むと

オーバーツーリズムとは? 原因や影響、問題点や対策を具体例付きで解説
朝日新聞 2024.07.24
https://www.asahi.com/sdgs/article/15357805

(一部抜粋)
② マナーの注意喚起

「旅の恥はかき捨て」という言葉があるように、旅行中は日常生活とは異なる刺激にあふれ、ついマナーを忘れてしまいがちです。観光客は訪問先にも地域住民の生活があることを意識できないのかもしれません。このような場合、地域から観光客に向けてマナー喚起をすることが大事です。

ただし、「●●禁止」や「××反対」といったように観光客を否定するような書き方をせず、観光客が快くマナーを守りたいと思えるような表現や工夫が望ましいと考えられます。
(中略)
(2)鎌倉市|マナーの注意喚起やルール化

オーバーツーリズムによって生じる、「わかりやすい問題」の対策として、マナーに対する注意喚起やルール化はさまざまな地域で試みられています。

神奈川県鎌倉市では、「鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」が制定され、「狭あいな場所又は混雑した場所で、歩行しながら飲食をおこなう等他者の衣類を汚損するおそれのある行為をすること」などの行為をおこなわないような努力を来訪者に求めています(参照:鎌倉市条例第 31号|鎌倉市)。

マリサ
オーバーツーリズムの問題について取り上げていて、マナーの問題は「地域から観光客に向けてマナー喚起をすることが大事です」「観光客が快くマナーを守りたいと思えるような表現や工夫が望ましい」と書いているな。
あとは、鎌倉市の事例を挙げて、条例で観光客にマナー違反をしないよう努力してもらう事などを挙げているぜ。


レイム
これ、つまりオーバーツーリズムの問題は、現地でちゃんと注意喚起がされていない事が原因ってこと?
スラムダンクで有名になった、鎌倉高校前の踏切での問題は、注意喚起どころか警備員を置いても解決しなくて、今じゃ防犯カメラまで置かれているはずだけど。

スラムダンク 聖地の踏切 迷惑行為相次ぎ防犯カメラ設置 鎌倉
NHK 2024年12月23日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241223/k10014676101000.html

外国の事例


マリサ
まあ、色々と突っ込みどころはあるが、まずは記事で指摘していたように、本当に問題は「被害者意識」や「外国を知らないだけ」なのかを、実際の外国の事例で知ってほしいぜ。


観光客は帰れ! 欧州各地で観光業反対運動 オーバーツーリズム悪化で
ELEMINIST 2024.08.19
https://eleminist.com/article/3691

住民によるデモ行進・抗議運動が各地で勃発

観光業によって恩恵を受けている観光地は、訪れる観光客の数が多いほど喜ぶもの……。そんな固定概念は変わってきているのかもしれない。欧州の人気観光地の各地で、2024年夏、観光業に反対する声が高まってきている。
スペインで住民数千人の大規模デモ

例えば、スペインのバルセロナでは7月上旬、観光業に反対する住民数千人によるデモが行われ、7月下旬にも「ヨーロッパのハワイ」と呼ばれるマヨルカ島で大規模デモが行われた。人々は街を行進しながら「観光客は帰れ!」と叫び、観光客を見つけると水鉄砲で水をかけた。

スペインでは2023年に、海外から訪れる観光客の数が過去最高を記録。2024年第1四半期は前年同期比で2400万人も増加している。

ギリシャは「もう観光はやめよう」宣言

ギリシャの首都アテネでも、観光業に対する激しい抗議活動が勃発。人々からオーバーツーリズムに対する怒りが高まっていることを受けて、4月にはギリシャが「ノーモア・ツーリズム(もう観光はやめよう)」と宣言した。

原因は物価の高騰・住宅危機

観光業が大きな収入源のひとつであるこれらの観光地で、観光業に対する反発が起きている大きな理由は、物価の高騰だ。大勢の観光客が押し寄せることで、インフラや医療サービスを含め、さまざまな物価が上昇。住居費も上がり、地元住民たちがその影響をダイレクトに受けているのだ。

スペインのある住民は「暮らすには耐えられない場所」と表現し、ギリシャのある住民からは「観光客が私たちの家を奪っている」という声があったという。

また、道路は観光客のレンタカーで渋滞し、公共交通機関も観光客であふれかえり、酔っぱらった観光客による迷惑行為なども問題視されている。
(後略)

関連記事
ギリシャ、オランダ、スペイン、そしてヨーロッパ全土が観光客制限と政策変更でオーバーツーリズムに対応
TTW 1月の木曜日、16、2025
https://www.travelandtourworld.jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E8%A8%98%E4%BA%8B/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%80%81%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%80%81%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E5%85%A8%E5%9C%9F%E3%81%8C%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%AE%A2%E3%81%AE%E5%88%B6%E9%99%90%E3%82%84%E6%94%BF%E7%AD%96%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%A7%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%BF%9C/



マリサ
こちらで紹介しているのは、スペインとギリシャの事例なんだが、スペインではオーバーツーリズムに我慢の限界が来ていたようで、バルセロナで「住民数千人によるデモ」が発生、有名観光地であるマヨルカ島でも大規模デモが発生「人々は街を行進しながら「観光客は帰れ!」と叫び、観光客を見つけると水鉄砲で水をかけた」と書かれているぜ。
あと、別記事によるとオランダでも同様の抗議活動が起きているようだな。


マリサ
また、ギリシャでも同じようにオーバーツーリズム問題が発生、アテネで激しい抗議活動が起こり、ギリシャは「「ノーモア・ツーリズム宣言」をしたそうだぜ。
で、この原因は観光客による物価の高騰で、生活ができなくなる人が増えた事が原因らしく、二重価格はこういう問題を緩和する目的があると分かるぜ。


レイム
朝日の記事では「途上国しかやらない制度」とか書いていたけど、じゃあスペインやオランダやギリシャのようにならないようにするほかの措置は何があるのって事になるわね。

関連記事
「観光客は帰れ」バルセロナでオーバーツーリズムに抗議する大規模デモ、参加者は観光客に「水鉄砲」
BUSINESS INSIDER Jul 9, 2024
https://www.businessinsider.jp/article/289952/


マリサ
次にこちらのナショジオの記事を読むと

観光税でオーバーツーリズム対策、欧州の町の「無慈悲な現実」
ナショナルジオグラフィック 2024.08.14
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/080800427/

バルセロナアムステルダムベネチアの本音を聞いた

 ヨーロッパでオーバーツーリズムの問題が深刻化している。イタリアのベネチアでは対策として、団体客の人数が25人までに制限され、ガイドが路上で拡声器を使用することも禁じられた。ポルトガルリスボンでは、9月1日から、1泊2ユーロの観光税が2倍の4ユーロ(約640円)に引き上げられる。バルセロナアムステルダム、そしてベネチアなど、観光客の集中が問題になっているヨーロッパの都市はいずれも、混雑を緩和し、地元住民の不満をなだめるために、新たに観光税を導入したり、既存の税額を引き上げたりする措置を迫られている。(参考記事:「車が消えた英エディンバラ世界遺産 旅の新スタイル生まれるか」)

 それでもバルセロナ住民の怒りは治まらず、最近も、観光客反対のデモ参加者が観光客に水鉄砲を浴びせる事件が起きた。観光税から得られた収入は地元住民の生活の質向上に使われていると、市当局は主張しているが、数値化された成果がないと指摘する観光専門家もいる。そこで、観光客がバルセロナアムステルダムベネチアに支払った税金はどうなっているのか、そして実際に問題解決につながっているのかを調べてみた。
(中略)
オランダの首都アムステルダムは、ヨーロッパの都市のなかで最も高い観光税を導入している。ホテル、キャンプ場、サービス付きアパートメントの宿泊客には、宿泊費の12.5%が課税される。例えば基本料金が1泊200ユーロ(約3万2000円)の4つ星ホテルに泊まったとすると、25ユーロ(約4000円)の観光税が上乗せされる。
(中略)
 さらに、こうも付け加えた。「観光税が引き上げられれば、アムステルダムの外にあるホテルに宿泊して、町のなかには日帰り観光に行くという人が増えるでしょう。そうなれば、アムステルダムにとっては観光客による負担だけが残って、税収が減るということになりかねません。同様の問題が起こっているベネチアが、日帰り観光客への税金を導入した理由の一つはそこにあります」
(後略)

マリサ
イタリアやポルトガルでも同様の問題が発生していて、観光地で団体客の大幅な人数制限がされたり、観光税が2倍になったり、特に高い観光税を導入しているオランダの場合、宿泊税を引き上げても郊外に宿泊して日帰り観光する人が増えるだけなので、「日帰り観光客への税金を導入」しているそうだぜ。


レイム
これ、「二重価格」の名前を変えただけで、欧州でも実質的な「観光客価格」があるって事よね。
サービスではなく「立ち入り」そのものに料金を課しているし。



マリサ
そして次の記事を読むと

押し寄せる観光客に悲鳴 渋滞や家賃高騰で住民反発―欧州
時事通信 2025年01月04日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025010400274&g=int
(一部抜粋)
古代遺跡ポンペイ、入場者数制限へ 1日2万人、観光公害抑制―イタリア

 「観光客は帰れ!」。世界遺産サグラダ・ファミリア教会で知られるスペイン北東部のバルセロナでは昨夏、住民による「反観光」デモが相次いだ。数千人の参加者はシュプレヒコールを上げながら街中を行進し、旅行者に向けて水鉄砲を撃つなどした。

 怒りの最大の要因は住宅費高騰だ。観光客向けの短期賃貸物件が増えたことで住宅需給が逼迫(ひっぱく)し、家賃は過去10年で7割近く上昇。市は2029年までに観光客への短期貸し出しを禁じ、約1万戸の住宅を確保する計画だが、即効性のある対策を打ち出せていない。

 イタリア北部の「水の都」ベネチアは24年4月、日帰り観光客に5ユーロ(約810円)の「入場料」を課す試みを始めた。25年は適用日数を前年の29日から54日に拡大する方針。団体客を25人以下に制限する措置も導入しており、観光公害などによる世界遺産の「危機リスト」入りを回避しようと躍起になっている。

 オランダの首都アムステルダムはコロナ禍後、観光客数の上限を年2000万人に設定。観光税引き上げやクルーズ船の受け入れ制限、ホテルの新規建設禁止といった対策を講じたものの、観光客の流入は止まらない。酒や大麻で高揚した若いグループ客の迷惑行為も、住民の怒りの火に油を注ぐ。

マリサ
時事通信の記事なんだが、どうもスペインのバルセロナでは「観光客向けの短期賃貸物件が増えたことで住宅需給が逼迫(ひっぱく)し、家賃は過去10年で7割近く上昇」と書かれていて、何かしら対策しないと日本も同じ事になるのが明白なんだぜ。


マリサ
他にも、オランダのアムステルダムでは観光客の上限数を決めたうえで、「観光税引き上げやクルーズ船の受け入れ制限、ホテルの新規建設禁止」とかをやっているらしいな。


レイム
こういうのを見ると、「立て看板での注意喚起」というレベルの問題ではなくなっているのがわかるわね。
「幕末期の日本人のように、海外での実体験に乏しく、観念的な外国人を心に描いて“攘夷”を議論している」というのが、いかに的外れな批判かがよく分かるわ。


マリサ
一応朝日の記事でも、物価の件とかには触れてるが、抗議デモにまで発展し問題が深刻化している事にはまるで触れていないしな。

関連記事
‘Tourists, go home!’: Mass tourism exasperates locals in Europe and beyond
FRANCE24  29/07/2024
https://www.france24.com/en/europe/20240729-tourists-go-home-mass-tourism-exasperates-locals-in-spain-and-elsewhere-in-europe
各地で高まるオーバーツーリズムへの抗議活動、なぜ欧州で? 
CNN 2024.08.02 Fri
https://www.cnn.co.jp/travel/35222275.html


現場で起きている問題


マリサ
ここまでが欧州で起きている問題なんだが、じゃあ日本ではどんな問題が起きているかというと

人気の美瑛、シラカバ並木を伐採 北海道、観光公害問題も一因
共同通信 2025年1月14日
https://nordot.app/1251819567417672584

 北海道美瑛町の広大な丘陵地帯にぽつんと立つ「セブンスターの木」近くにあり、ともに観光客に人気のシラカバ並木が14日、町の了承を得た関係者により伐採された。周辺の畑に勝手に立ち入って写真を撮る人が相次ぐなど「オーバーツーリズム(観光公害)」の問題が一因で、町の担当者は「農業と観光のバランスをとる必要がある」と理解を求めている。

 町などによると、シラカバ並木は地元の農事組合法人の畑と町道の中間地点にあり、約30年前に植樹された。路上駐車や畑への無断立ち入りが相次ぎ、駐車場の拡大や看板の設置など対策を取ってきたが、効果は限定的だった。シラカバの陰になった作物の生育が悪くなり、枝が邪魔で畑に農機を入れづらいこともあり、法人を含む周辺住民が町に相談し、伐採に踏み切った。

 美瑛町の2023年度の観光客は約240万人で、14日もシラカバ並木目当ての観光客が訪れていた。韓国出身で、大阪府でワーキングホリデー中のキム・ボングンさん(23)は「交流サイト(SNS)で見て来たが伐採されていて残念」と話した。


美瑛町の白樺並木伐採 観光客の迷惑行為や農作物の生育妨害で
NHK 2025年01月15日
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250115/7000072628.html

マリサ
北海道の美瑛町の事例で、CMで有名になった「セブンスターの木」と呼ばれる木と横の白樺並木が観光スポットとして有名だったんだが、場所が畑に隣接していて、観光客が無断で敷地内に入り荒らしまわり、注意喚起の立て看板や駐車場を拡張し警備員を配置するなどで対応したが殆ど効果が無く、元々白樺並木が日陰になって作物の育成に悪影響と言われていた事もあり、伐採されてしまったそうなんだぜ。


レイム
これも外国人観光客の影響なの?


マリサ
次を読むと

「本当に危ない」道路埋め尽くす観光客に住民ため息…畑侵入され怒る農家も―北海道美瑛町の“オーバーツーリズム”
北海道ニュースHUB 2025年2月12日
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=48615

(一部抜粋)
駐禁も効果なし…「危ない」と住民ため息

 道路を占拠する観光客は、通行しようとする車がクラクションを鳴らしてもちょっとやそっとでは動かない。

 「いつ事故が起きてもおかしくない。本当に危ない」。美瑛町民はため息をつく。

 木の周りは農地で、立ち入りは厳禁。駐車場はない。美瑛町観光協会は安全を確保するため、去年12月から警備員2人を配置。韓国語を織り交ぜながら休む暇なく大きな声を張り上げる警備員の男性の表情は疲れ切っていた。

 1月29日から始まった中華圏の旧正月春節」には中国人が殺到する。地元の要請を受け、30日から3週間、付近の町道約300メートルを、駐車禁止区間に指定した。

 警察官が動員され、一時解消されたが、違法の駐車列は一向に解消されない。


関連記事
春節”中国人観光客ら雪景色に殺到 観光客ら急増で課題も
テレ朝 2025/02/01
https://web.archive.org/web/20250216105947/https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000401867.html

マリサ
美瑛町は元々観光スポットが多い場所で、中国人観光客が殺到していて、歩行者が道路を占拠してクラクションを鳴らしてもどいてくれず、「いつ事故が起きてもおかしくない」ような状況なうえに違法駐車も多く、並木には警備員だけではなくて警察官も配置されたけど、それでも効果が無く状況がどんどん悪化している状態みたいなんだぜ。


レイム
これってつまり、最初の朝日の記事で准教授の提案していたような措置はとっくにとっているけど、それじゃ何の効果もなくて問題が解決できないって事よね。


マリサ
そして次はこれ

韓国人客のマナーに悩む対馬神社禰宜「大半が日本文化を軽蔑」「精神も肉体も疲れ果てた」
産経新聞 2024/6/18
https://www.sankei.com/article/20240618-GEHDDCACAVD5NOLVTJVFA2F4NI/

長崎県対馬市の神社で韓国人観光客のタバコの吸い殻のポイ捨てなど迷惑行為が相次いでいる問題で、和多都美(わたづみ)神社禰宜(ねぎ)の平山雄一氏が産経新聞の取材に応じた。同神社も韓国人客に悩まされ、今年2月に立ち入りを禁止する看板を境内に掲示した。神社はX(旧ツイッター)の広報用アカウントで神社や島の自然を紹介していたが、韓国人客にマナー違反を注意した際、「チョッパリ(日本人への蔑称)」「ケセッキ(犬の子)」と言い放たれた様子などを動画で伝えている。
「一部ではない」

──Xで韓国人の子供や大人が神社の磯良恵比須(いそらえびす)に投石する様子が公開されている。磯良恵比須とは

「磯良恵比須は社家(神職家)の祖先である阿曇磯良(=海の神、祭神)のご神体石だ。彼らの行動は祖先を侮辱し、傷つける行為だ。日本の伝統文化を蔑(さげす)み、自らの感覚でのみ他国の大切な文化を捉える姿勢は、甚だ遺憾であり、憤り、怒り、さまざまな思いが込み上げてくる」

──迷惑行為が問題視される韓国人観光客は「大半」ではなく「一部」なのか

「一部ではない。少なくとも神社ではそれが逆転している。一部の良い韓国人はいるが、大半が日本文化を軽蔑し、リスペクトもなく、神社をテーマパークのアトラクションとしてのみ楽しんでいるというのが長年の経験でわかる」

「われわれは1人や2人に接してきたわけではない。何十万人もの韓国人がここを訪れ、不敬を働くわけだ。神職としては、精神も肉体も疲れ果てた」
(後略)

マリサ
過去動画「対馬で起きている韓国人の問題」で紹介した事例だが、対馬和多都美神社が韓国人観光客による迷惑行為に長年悩まされ続け、最終的に「韓国人出入り禁止」にした件で、いくつかのメディアなどから「差別」「一部の例」と批判された件だぜ。


マリサ
そのことに関して、実体としては「「一部ではない。少なくとも神社ではそれが逆転している。一部の良い韓国人はいるが、大半が日本文化を軽蔑し、リスペクトもなく、神社をテーマパークのアトラクションとしてのみ楽しんでいる」という状況だったようで、マナー違反を注意するとむしろ逆に罵倒されるような状況が何年も続いていたんだぜ。


レイム
この件の場合、過去動画で指摘したけど、問題は2000年代前半頃から発生していて、2014年にも絵馬に政治的な意図の落書きをされたりと、問題になっていたから、10年耐えた結果が出入り禁止なのよね。

対馬の神社で奉納絵馬に韓国人が反日落書き 「地震起きて死ね」「対馬まで韓国領土」「慰安婦に謝罪せよ」…
J-CAST 2014.05.23
https://www.j-cast.com/2014/05/23205613.html?p=all

マリサ
そうなんだぜ。
決して一部の例ではないし、何の対策も取っていなかったわけではないんだが、日本で一般的に通用する対策では何の効果もなかったからこそなのに、それを「差別」「一部の例」という安易な言葉で抑え込もうとしたわけだ。


今回のまとめ

朝日新聞がオーバーツーリズム対策を批判

・実際には欧州でも問題化

・一般的な対策は通用しない

レイム
これ、中国人の事例でも同じだけど、以前指摘したように彼らの社会ではそもそも法というものに信用がないうえに、地縁や血縁にしか信頼関係のない社会な事もあって、「皆が守らないのに自分だけ守れば損をする」という発想から、単に注意しただけではルール違反をやめようとしないのよね。


マリサ
そうなんだぜ。
価値観が違い過ぎて、日本人の間で一般的に通用する対策が意味をなさないんだぜ。


レイム
欧州の場合ではもはや我慢が限界にきて各地で抗議デモどころか観光客の排除とかまで行っているところまであるし、最初の朝日の記事って問題を何も見ていないわよね。


マリサ
それこそが二極化が発生する出発点なんだぜ。
色々な問題が起きて、「こんな問題が起きている」と訴えるのに、それを無視して既にやっているような対策を提示して「こうすればいい」とか言い出したり、安易に差別問題にすり替えられて対策を封じられ「『自分も海外旅行でオーバーツーリズムに加担してしまった』という視点は皆無と言っていいでしょう」とか「外国を知らないからだ」とか言われたらどう感じるかという事だぜ。


レイム
まあ、相当不快になるのは間違いないわね。
というか、まさに2002年の日韓共催サッカーワールドカップで起きた事と全く同じ構図よね。


マリサ
そうだぜ。
このびっくりするくらいの共感力の無さと無責任さで、現場で起きている問題を雑に差別問題にすり替える事が、対立を激化させ二極化を生み出す土壌になるんだぜ。


レイム
そしてマスコミは、そうして悪化した状況をさも第三者であるかのような態度で批判的に報じるから、余計に事態が悪くなると。


マリサ
そういう事だな。
そんなわけで今回はここで終わるぜ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。



大口
おつかれ~。
今回もちょっと小話を。


マリサ
今回は何だ?


大口
現在生きている中で最大の魚類というとジンベエザメが有名だけど、じゃあ硬骨魚で最大種って何か知ってる?


レイム
たしかハタ科のタマカイって魚が最大で3メートル近くになるんじゃなかったっけ?


大口
それも大きいけど、最大はもっと大きくてウシマンボウの3メートル59センチが最大なのね。


マリサ
でっか!


大口
それで、絶滅種の中にはさらに巨大な硬骨魚もいて、それがこのジュラ紀後期の1億6500万から1億5200万年前頃に生きていたリーズイクチスさんです。


2025年3月24日訂正
正:リードシクティス(Leedsichthys)
誤:リーズイクチス


レイム
この魚はどれくらいの大きさなの?


大口
推定では14から28メートルだそうだね。
人間との比較はこんな感じ。


マリサ
でっか!


大口
ちなみに、歯を調べるとジンベイザメヒゲクジラに似ていたようで、同じような濾過摂食ではなかったかと言われているね。


マリサ
よし、捕獲しに行くぜ。


レイム
マリサ、滅種を捕獲するのは無理だからね。


マリサ
頑張ればみつかるかもしれないんだぜ。


レイム
ハイハイ


マリサ
そんなわけで今回はここで終わるぜ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~



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