日韓問題(初心者向け)

日韓問題について、初心者でもわかりやすい解説と、日韓問題とマスコミ問題の動画のテキスト版を投稿しています。

他力本願な韓国

さて、本日は「自身は常に正しい」という考え方だからこそ、ほとんどの事例で他力本願になっている韓国の事例を紹介し、またそこからくる問題と対処法についても書いていきます。


関連記事
oogchib.hateblo.jp


初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。


ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け)


注意

・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

韓国の文在寅政権は現在、何とか自分達の失点を挽回すべく「成果」を残そうとし、北朝鮮との終戦宣言に拘っているが、実際に行っている事は他国に「お願い」をするばかりで、自身が何かを保証したり代償を払ったりという事は一切していない。


またこうした事例は対日本でも非常に多く、たとえば韓国では様々な理由から若者の就職難が何年も続いているが、その解決法が「日本への就職斡旋」であり、これは現状の「No Japan」の中でも一切変わっておらず、問題の解決を日本に事実上丸投げしている。


こうした韓国の他力本願な態度は、いわゆる「反日」でも同じで、やっている事は「日本が問題を解決せよ」と要求しているだけであり、しかもその要求には明確な定義が一切存在せず、問題の解決方法すら日本に丸投げをしている。


※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。



1:他人任せの終戦宣言



まずはこちらの記事から

文大統領「終戦宣言、非核化への第一歩」 PKO会合で呼びかけ
聯合ニュース 2021.12.07
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211207004700882


先日韓国で国連平和維持活動(PKO)の国際会議が開かれたのですが、その中で文大統領がPKO活動とは全く関係のない北朝鮮終戦宣言問題に関し、参加国に支持を呼びかけたというニュースです。


また次の事例では

発表は避けたが激しい「終戦宣言説得戦」…韓露外相会談
中央日報/中央日報日本語版2021.10.28 09:03
https://japanese.joins.com/JArticle/284283


韓ロ外相 北朝鮮核問題巡る対話の早期再開で協力へ
聯合ニュース 2021.10.28
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211028000200882


今年10月の事なのですが、韓国の外相がロシアを訪れ、ロシアに対して南北終戦宣言を支持するよう説得をし、それが会談の主要議題となったという事が書かれています。


また記事によると、会談後の共同発表に明言がなかったが、韓国政府単独の発表として、「韓国政府が進めている朝鮮戦争終戦宣言について、ロシア側が積極的に支持する立場を示したと明らかにした」と答えています。


また次の事例では

中国外交トップ 朝鮮戦争終戦宣言への支持表明
聯合ニュース 2021.12.03
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211203002000882


韓国の徐薫国家安保室長が今月訪中、楊潔チ共産党政治局員と会談し、「朝鮮戦争終戦宣言が朝鮮半島の平和と安定に寄与するとして、終戦宣言を支持する考えを表明した」と、在中国韓国大使館が発表しています。

文大統領と東欧4カ国首脳が会談 EV用バッテリーなどで協力強化へ
聯合ニュース 2021.11.04
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211104003900882


また今年11月に文大統領がハンガリーを訪問、ポーランドチェコスロバキアなどの首脳とも会談をし、同じく終戦宣言への支持を求めたようですが、各国の公式発表に関連した内容はありませんでした。


また今月はオーストラリアへの公式訪問を予定しているようですが、そこでも終戦宣言への支持を求めるようです。


文大統領がオーストラリア国賓訪問へ 13日に首脳会談 | 聯合ニュース


このことから解るように、韓国は様々な国に対し韓国提案の南北終戦宣言への協力を呼び掛けている事と、どこの国も韓国側の提案に対して公式的に賛同した国が存在しないという事です。


また韓国が最も「説得」に力を入れているアメリカに関しては

韓国が推進する「終戦宣言」 米国はあえて「終戦声明」表現する理由
中央日報/中央日報日本語版2021.12.06 16:05
https://japanese.joins.com/JArticle/285443


どうやら最近アメリカ側は韓国側の使う「終戦宣言」という言葉を使わなくなり、「終戦声明」という単語を使いだしているようで、韓国側の外交官による解釈として「米国がいう終戦声明は終戦に対する韓米の初期段階の立場を整理したレベルかもしれない」と回答しています。


こうしたことから解るのは、アメリカ側が韓国提案の終戦宣言を「有名無実化」しようとしているととれる反応を見せているという事です。


そしてこうした各国の反応なのですが、思惑はそれぞれあるにせよ、最大の問題は韓国側は要求をするだけで「身を切っていない」という事です。


韓国政府は「宣言の支持要求」はしていますが、自身の責任で宣言の裏打ちを行い責任を持つとか、北朝鮮とこの件で率先して対話をするとか、そうした態度を一切取っておらず、交渉はあくまでアメリカに丸投げで「宣言だけしようとしている」のです。


そのため各国とも当事者が何ら責任を負わず他国に丸投げの宣言に同意するつもりがなく、韓国側だけが「相手国が支持した」と表明するだけになっているというわけです。


2:失政の解決先は日本



そしてこうした韓国の傾向は今に限った事ではなく、また対日本でも「問題の丸投げ」が長年続いている事例があり、それが韓国での若者の就職難です。


これなのですが少し事情を説明しておくと、韓国において若者の就職難はもう10年以上続いており、そこには「就職差別」が関係しています。

「昨年の韓国大企業大卒初任給5084万ウォン、300人未満企業は2983万ウォン」
朝鮮日報 2021/10/05
https://web.archive.org/web/20211005003622/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/05/2021100580013.html


上記記事にあるように、韓国では大企業と中小企業の間での賃金格差がかなり開いており、またソウルと地方の賃金格差も大きく、序列社会である韓国では中小企業に就職すると安い給料で虐げられる側になってしまうのです。


そのため、ほとんどの韓国人が大企業を目指して就職活動を行っており、結果就職浪人が元々非常に多いという特徴があります。


更に廬武鉉政権以降、韓国企業はコスト削減のために工場を外国へ移転する事例が日本以上に顕著で、そのことも韓国内で若者の就職難に拍車をかけていました。


そのため韓国で一部の大企業に就職できなかった新卒者が「職業差別のない」日本へ向かうという現象が長年続いており

韓国貿易協会 求職者の日本での就職支援へ
聯合ニュース 2016.02.28
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20160228000300882


現代経済研究院「日本で就職する韓国人急増…優秀な人材流出の対策必要」
中央日報日本語版2017.08.11 10:26
https://japanese.joins.com/JArticle/232255

日本での就職目指す韓国の若者、カギは「ABE」にあり!?朝鮮日報 2018/03/13
https://web.archive.org/web/20180314012646/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/13/2018031303228.html


見てのように日本への就職支援体制があまりにもしっかりしすぎているせいで、韓国内で人材流出を危惧するような事態にまで発展し、それでも若者の韓国離れが止まらないという事態になっていました。


更に文政権後半になると、最低賃金の上昇や就労時間制限などの規制が厳しくなり、中小企業が人材を採用しなくなった結果、アルバイトなどまで激減するようになり、更には以下のように

韓国、新規雇用の半数以上が「高齢者雇用」…昨年は38万件増える
中央日報/中央日報日本語版2021.12.07 17:58
https://japanese.joins.com/JArticle/285493


政府が民間ではなく公共・社会保障行政業に雇用を作り出し、しかもそうした仕事は短期契約で賃金も低く若者に不人気で、高齢者の雇用ばかりが増えるという状態が続いており、より一層日本での就職を目指す韓国人が増えるという事態になっています。


参考記事
文在寅が“自爆”…20・30代若者「韓国脱出ラッシュ」で、もはや「見捨て」られた文政権は万事休す!(石井 友加里) | マネー現代 | 講談社(1/6)


つまり、韓国では失政や社会構造からくる若者の就職難の解決を「日本に丸投げ」し、自分達では何ら解決に繋がることをしていないのです。



3:韓国への対処法



このように、韓国は解決が難しい問題が発生するとよそに丸投げするという事を続けている事がわかるのですが、これは要するに「自分は正しいのだから間違ったことは一切していない」と考えているためです。


どういうことかといえば、以前から書いているように彼らには儒教朱子学に根差した「絶対的正しさ」という概念があるわけですが、

※独特の正しさの概念

彼らの正しさの概念は独特であり、根拠を必要としない。
また「この世には最初から一つの正しさが存在する」と考えられており、自分はその正しさを常に選択していると考える傾向にある。

そして正しさ同士がぶつかった場合には、(曲解でも捏造でもその件と全く関係なくともなんでもいいので)相手の劣等性を指摘する事でそれを自己の正しさの担保とする。

また相手の劣等性を指摘した時点で自身が指摘された問題は相手の問題にすり替わる。

【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 前編 - ニコニコ動画
【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 前編 - YouTube

関連記事
韓国社会では「記憶の改変」が起きているわけではない? - 日韓問題(初心者向け)


この特殊な概念により、彼らは「自分が間違うことは無い」と考える傾向にあります。
この考え方は、流れに乗っているときや物事が順調に進んでいる場合はプラスに働きますが、不測の事態や想定通りに物事が進まなかった場合はいっきに崩れてしまうという特徴があります。


今回紹介した南北終戦宣言の事例の場合は、2019年2月にベトナムハノイで開かれた米朝首脳会談が事実上決裂したことで、韓国側の思惑が破綻したことが切っ掛けです。


また次の若者の就職難の事例の場合には、元々序列社会の弊害が出ていたなかで、政府が財閥優遇政策をとったことで経済発展の利益が少数の財閥に集中、その中でコスト削減目的での工場の海外移転が起きた結果、韓国内で新卒者の就職先が激減したことがきっかけです。


更には文政権が現場の事情を一切考慮せずに最低賃金上昇や週52時間労働制を施行した結果、一部の大企業以外が新卒者の採用を減らしたりなくしたり、或いは工場などの海外移転を加速させるという事態になった結果です。


にも拘わらず「自分が間違うことは無い」と考えるため、問題の解決を安易によそに丸投げしてしまうわけです。


そしてこれは現在日韓の間で問題となっている懸案などでも同じです。

安倍首相の側近「謝り続けろというのは国際政治を知らない話」
中央日報/中央日報日本語版2015.05.29 09:03
https://japanese.joins.com/JArticle/201071


たとえばこちらの事例のように


2015年に北岡伸一国際大学学長が「相手が納得するまで(日本が)謝り続けろと言うのは、国際政治の現実を知らない議論だ」というコメントをしているのですが、要するに韓国側は「何が解決なのか」を日本側に一切提示せず、「どうすれば解決なのかを自分達で考えろ」という態度なのです。


また一連の福島原発処理水問題では

韓国側専門家たち「福島放射能影響評価は短期間に集中しており事故への備えもない」
ハンギョレ新聞 2021-12-07
http://japan.hani.co.kr/arti/international/41919.html


そもそも「韓国側で具体的にどのような被害が起きると予想されるのか」という話が一切ないまま、「韓国に被害が出る」という前提で話を進めようとしており、話が全くかみ合っていないことがわかります。


こうしたことからもわかるように、韓国側は問題の解決を自らしようとする意思そのものがなく、「日本側が対応すると論点を変えて話を振り出しに戻す」という事を繰り返しています。
つまりこうした事例の場合、単に問題を丸投げするというだけではなく、問題を継続するために日本側に問題を丸投げするという事を続けているのです。


ただし基本構造は「自分は間違っていないのだから解決は相手がするべき」という態度がベースにあります。


そしてこれはあくまで私個人の経験則からくる手法で「これが正解」というわけではないですが、過去日韓翻訳掲示板などで私が韓国人との対話をする過程で、こうした無限ループを脱するのに一定の成果を得た方法があります。


それは、まずこちら側が「問題は〇〇で、解決方法は△△でいいか」と先に提案します。
するとそれに韓国側は不満を言いだすので、そこで「では原因は何か」と追求し続け、「問題の解決を目指すのなら必要」と説明しつつ、韓国側がその答えを具体的に出すまで論点のすり替えに一切のらず延々と質問し続けるのです。


そうすると、彼らは根負けして何かしら「答え」を言ってくるか、或いは逃げてしまうので、前者の場合にはそこで「定義を固定」してしまい、後者の場合には「答えないのならば最初の定義と解決法で解決と判断する」としてしまうのです。


そして一番重要なのは、このやり取りを公開の第三者に確認できる場でやり、全てのやり取りを記録に取る(ここが最も重要)という事です。


つまり、問題の定義をころころ変えさせないよう、対話の最初にくさびを打ち込んでしまい、そこから「逸らせない」ようにしてしまうというわけです。


それでも彼らは「逸らそうと」してきますが、客観的に記録が残っているので言い逃れをしても周囲は誰もフォローできず、逃げ場がなくなるというわけです。
繰り返しますが、あくまでこれは「私のやり方」でしかないですが。



お知らせ。
転載について
・個人の利用であれば、一般的に「引用」とされる範囲での転載は自由にしてもらってかまいません、報告も必要ありません。
・・企業・団体等が「転載」する場合は私の方へ事前連絡いただき、許可を取ってから行ってください。
イデオロギー色の強い団体等に関しては、理由の如何に関わらず「転載は原則禁止」とさせていただきます。

もしよかったらクリックをお願いします。
blog.with2.net

以下は当ブロマガのお勧め記事です、もしよかったらこちらもどうぞ。

oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp
oogchib.hateblo.jp


動画版マイリスト



番外編マイリスト